ババアのシワ隠しメイク

これこそ不可能。
無理無理無理無理ーーーーーーーーーーっっっ!
 
メイクをしていてジワジワ出てくる乾燥ジワは、保湿をしっかりして
メイクアイテムも粉系を避け、保湿力を重視して選べば出来にくいし
表情ジワは、能面ヅラを死守すりゃ割に大丈夫だけど
定着してしまっているシワは、どうにも出来ない。
 
 
でも、シワに筋状にファンデが溜まる現象は軽減できる。
シリコンタイプのシワカバーというのを薄く塗ると、かなり違う。
 
シリコンは肌の上で滑りやすく、塗る量の微妙な調整が必要で
多すぎるとヨレてしまって定着しないので、ごく薄く。
ここの加減が難しいけど、適量なら効果はあるんだ。
乾燥が原因のチリメンジワも現れにくい。
 
難点は、シリコンってのは、どうも毛穴に詰まるようで
ニキビが出来やすく、クレンジングが甘いと
ニキビがあまり出来ない私でも、すぐポツッと出来てしまう。
 
 
毛穴カバー用も、シリコンが入っているものが多いけど
こっちは毛穴改善の機能もあるせいなのか
ニキビの原因にはなりにくいようである。
 
しかし乾燥させる要素も入っているので、シワは強調されるし
毛穴も完璧には隠れないので
脂浮き防止ぐらいに考えておく方が、失望せずに済む。
 
シワ部分はパール入りコンシーラーで目立たなく出来るというが
その効果を感じた事はない。
パールが乾燥の元らしく、ちりめんシワが増える気がする。
そもそもシワ部分にあれこれ重ねるのは、結局はヨレの元である。
 
 
冬のシワにはパウダーも塗らない方がいい。
大ジワの周囲に小ジワを発生させるだけだし
パウダーも皮脂と混じればクリームファンデになる。
 
粉は、練り物アイテムを定着させる役目があるが
崩れやすい部分にそれをしても、焼け石に水なだけで
悪い事に、塗り重ねるアイテムが多いほど
崩れをキレイに直すのが困難になってしまう。
 
と言うか、ババアの化粧の失敗や崩れは、直 せ な い !
 
これ、老化初期の頃に、もんのすげえ驚愕したよ。
若い頃のメイク崩れは、落ちてる消えてるから
塗り足しでどうにかなるじゃん。
 
でもババアの肌は、肌上でメイクが移動するんだ!
乾燥で浮いたり、シワでヨレたりだから
メイクは落ちてはいないんだよ。
 
メイクしている最中にヨレたら、拭き取らない限り
ヨレがヨレを生み、それがシワを生む。
アリ地獄にはまったように、もがくほどに汚肌に・・・。
 
ピチピチ肌時代なら、ちょっと指先でならせば良かったのに
いや、そもそもピチ肌だったら化粧品のヨレもねえよな。
老化ってのは、こういう事なのか・・・と、愕然とさせられたぜ。
 
 
シワ部分を目立たなくさせるのは、結局、油光りが一番だと思う。
テカテカした人のシワって、あまり気付かないと思わん?
 
マット = 粉っぽい = 乾燥 というイメージがあり
そういう人のシワは気の毒になるけど
テラテラ油光りしていると、シワがあっても深刻そうに見えないという
心理的なもののような気がする。
 
 
だからシワの部分は、メイク前にワセリンタイプの
濃い重いクリームを塗りこんでおき
下地とファンデは薄く、コンシーラーと粉は塗らないようにする。
メイクの最後に塗るツヤ出しクリームを持っているなら
それをきっちり塗っておく。
 
ただしオイル状の物は、凹部分に流れ込んで、そこで光を反射するので
メイクには使わない方が良いと思う。
 
ここが不思議なんだけど、固形タイプだとこれが少ないんだよ。
最初から液体か、温度で液体化しやすいものは
肌上で流れるみたいなんだ。
 
オイルに流れられると、細かなキメまでクッキリするので
肌表面に全体的に留まれる形状の物を選ぶべし。
 
まあ、結局は、シワババアになるか、油ババアになるかの
究極な選択なわけなんだがな・・・。
 
 
シワ部分は、言わば雪崩の起きる原理と同じようなもんで
皮膚の内部から折り目が入っているので
動きやすく、地盤が安定していない。
 
出来るだけ地層を重ねないに越した事はないのだが
そうも言ってられないので、どれを捨ててどれを選ぶか
そこがババアの腕の見せ所である。
 
 
ちなみに私は、“ノーメイク” という全捨てをしたぞ。
ナイスバディなので、遠方系美人の道に賭ける!
 
 
 

評価:

生活の木


¥ 800

コメント:紫外線B波を防ぐシアバター。 日焼け止めの前に、日焼け止めを塗りたくない場所に、と意外に夏場に活躍する。 石鹸だけじゃ落ちにくいんで、メイク下地やメイクのツヤ出しにお勧め。 精製されてなくても私には支障はなかった。 匂いが強いぐらいかな。

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