立ち枯れそうになってきたので、とりあえず本屋さんに行く度に
エロマンガコーナーをチェックするのが義務となったババアですが
自分のエロの好みが、とても特殊な事に気付いて
このまま漫然とエロマンガを読んでいて
果たして女性ホルモンいちびり出しに役に立つのか?
と、右往左往している今日この頃でしたが
世の中のみなさまがたの思うエロと、私の思うエロが
かなりかけ離れているんじゃないか?
と、自分否定も始まった次第でございます。
句点 (。) というものの存在を知っとるのか、私。
ツイッターでしきりに、エロエロ鳴いているんだけど
どうも色狂いババアには思われず、一体どうしたら
お色気ムンムン肉食ババアだと勘違いしてもらえるのか
そもそも、そういう勘違いを何故してもらいたいのか
それは何事も形から入りたいのと
周囲から言われると、その気になりやすい性格だからで
何で今日はこう、ダーーーーと喋っているのか
もちっと美しい日本語を使えないのか
実はマジで余裕がないのではないか
とにかく落ち着け、私!
ああ・・・、疲れた・・・。
病中病後なんで (どっちだよ?)、もう寝て良い?
いや、きっと読んでる皆様方の方が疲れたに違いない。
そんな方々を、もっと疲れさせる事をこれから言う。
私が読んでるのは、えーと何だろう?
女性向けのキレイな絵の男女の恋愛のエロマンガ
レディスコミックス? ティーンズラブ? どっちかな?
ブ厚い小さめの月刊誌。
(物事を正確に伝えようとする意思がまったく感じられない説明)
どうも、若い頃にエロトピアや漫画ボンで鍛えられたせいか
少々の事じゃ何にも感じなくなってしまってるようで
女性向けエロマンガなど、えらいなメルヘンにしか思えないエロさなんだけど
もう、妙な地点に着地したくないので
絵本のつもりで、それらを読んでいた。 絵本、ごめん!
だけどそういうホノボノエロマンガの中にも
たまに、どえらい内容のマンガがある。
今日はそれらをチクろうと思ってな。 描いた人、ごめん!
まず1個目は、オフィスラブの設定。
上司の事を好きなOLが、残業を命じられたところに
あら、憧れの上司の机にハンカチが!
それを嗅ぐOL。
私の頃は、“匂いを嗅ぐ” という行為は
たとえそれが食い物であろうと、下品な事だと禁じられたものだが
時代が変わったんかのお、とか思っていたら
何とそのOL、そのハンカチを嗅ぎながら
上司の机の上で、おもむろにオナニーを始めたではないか!
これは時代の移り変わりなどではないはずっっっ!!!
そこへ件の上司登場。
ハンカチを忘れたぐらいで、深夜のオフィスに取りに戻るとは
おめえは2枚しかハンカチを持っていないんかい!
(今日洗って干しておかないと、あさってのハンカチがない。)
その戻った交通費でもう1枚ハンカチが買い足せるはず。
計画力と経済力と決断力のない上司おつ!
その上司もそのOLの事を、普段から好きだったとしても
オフィスで、しかも自分の仕事机の上で
自分のハンカチの匂いを嗅ぎながら自慰をする女に
ドン引くのが、私の思う “普通” だが
上司、普通ではなく大物だったらしい。
そんなに俺の事が好きだったのかほら本物だ欲しいだろう
と、いきり勃つ局部をモロ出し、誘い受けをおっ始める。
嬉しいわ早く入れてああ大好きな上司が私の中にいくいく、とOL。
これでこの話はハッピーエンドなわけだが
真のファンタジーとは、常識とか礼儀作法とか倫理とかに囚われていたら
紡げないものなのかな、と文豪の看板を下ろしたくなった私であった。
次は旅行に来たマンネリカップル。
彼氏はいつも仕事仕事と遊んでくれず
この旅行でたっぷり愛し合えると思っていたのに
仕事道具を持ち込んで部屋に篭もる彼氏、信じられない!
と、イライラして売り場にあるお土産品を破壊するドグラ彼女。
そこに声を掛けてきたのが、自分も彼氏に放置されてるという同年代の女性。
ふたりは意気投合して、一緒に露天風呂に入りに行くのだが
そこは何と、乱交の場だった。
いや、止めて、と言いながらもふたりの男にいじくり回され
清々しく、とっととイく女。
かなりの欲求不満なんだなじゃあもっといいものをやるよと
見知らぬ男にあっさりと挿入されてしまう。
ここで不思議だったのが、入れられた事より
“イく” 事の方に罪悪感を持つ心情。
どうしよう彼氏以外に入れられてイってしまう助けて彼氏!
いやいや、もう入れられたりいじくられたり以前に
全裸を見られた事でアウトだろう、と思うが
そこに彼氏が乱入。
おまえ俺の女に何をしているボカッさあこい助けに来たぞ
と、彼女を救い (?) 出し、部屋に連れて帰る彼氏。
実はこの仕事を終わらせたら、やっとひと段落つくんだ
と、あちこちに引っ掛かりそうなたて爪ダイヤの指輪を出してプロポーズ。
寂しい想いをさせちゃったから、さっきの過ちは許してやるよ
さあ、今から俺が存分に可愛がってやる、と性交に突入。
えーと、どう見てもレイプだったんだけど、“過ち” 呼ばわりかい。
んで、風呂にも入らずにやってるけど
彼女、さっき他の男性に舐められ突っ込まれていたぞ。
乱交をするような男たちに関わったんなら
まずは、性病検査じゃないだろうか?
彼女も、「やっぱり彼氏が最高だわ」 で済ませるんじゃない!
と、モヤモヤとしつつ本を閉じたさ。
この話、よく編集部がオッケー出したなあ。
最後は、ついこの前読んだ、バレンタイン特集。
ツイッターで、まったく同じ文言をグチったが
ブログでも言わなきゃ気が済まないので、繰り返す。
ばれんたいんとかくりすますとかばーすでーとかで
真っ裸にリボンぐらい巻いて、「私を、あ・げ・る」 とは
誰でも1度はやった事があるであろう、
彼氏に1円もかけずに恩だけ着せたい女の常套手段。
その伝統は、欲深い女たちの間で脈々と受け継がれているのだと
信じていた私が甘かった。
主人公は下着フェチの彼氏を持つ真面目な女子高生。
彼氏がバレンタインにエロい私をご所望だわ、どうしよう。
どんな下着がエロいのかわからないならわからないで
下着屋さんとかに訊けば良いものを
というか、エロさの基準なんて人それぞれだろうに
通販のニッセンでは何で穴開きパンティーが売られているのか
今時は下半身の下着の事を何と言うのか
パンツかパンティーかズロースかスキャンティーかショーツか
私の周囲では、“パンツ” という言い方しか聞いた事がないのに
思い起こしてみると、こんなに沢山呼び方があるのは
下着業界が迷走しているせいか
えーと、話は何だったっけ?
ああ、そうそう、エロい下着。
結局、彼女は “エロ” の焦点を定められず
何と、ノーパンで行くのだった!
・・・話がここで終わっていたら、私も突っ込みはしない。
きっと彼氏もガッカリして突っ込まない。
韻を踏んでるヒャッホーイ。
彼女はなあ、“ノーパンの上に透明ストッキング”
という荒業に出たんだよ!!!
皆さんは覚えていらっしゃるだろうか
バラエティ番組の罰ゲームの定番、パンストかぶりの刑を。
どんな美形でも一瞬にして、ローラーで轢かれた金太郎飴になるあの様を。
ノーパンの上にパンストとか
陰毛がどんなにフリーダムになってる事やら・・・。
それを真っ先に想像してしまった私には
それで興奮する彼氏が、えらくマヌケに思えて
女性ホルモンが出るどころか、男性ホルモンがはりきったぜ意味不明。
エロというのは、まことに人それぞれなのはわかった。
私も何のかのと不平不満を言いたれながらも
エロマンガを買い続けているのは、読んでいて面白いからで
女性ホルモンは豆腐で補充すれば良いだろ、と逆切れし出すけど
あまりに不道徳な事を表現するのは、いかがなものかと思うんだ。
だって、マネするバカがいる!
エロ雑誌で真に驚くのは、読者のお便りコーナーなんだ。
海でヤっただの山でヤっただの河原でヤっただの
本当にオフィスでヤってる反社会人すらいる。
何で控えめに自宅で出来ない?
お伽噺はお伽噺で終わらせて!
実行しないで!!!
この読者投稿欄がヤラセだったとしても
それを読んで真に受けて、皆ヤってるんだから私も
とか思うヤツも出てきそうで恐いんで、ほんと止めて!
とか言ってる私は、ものすげえ特殊性癖の持ち主だけど
とても保守的なんだよ!
エロは脳内で終わらせているのさ。えへん
評価: 笠倉出版社
(2012-03-06) コメント:“レディースコミックス” でアマゾン検索をして、これがトップにきた驚愕!!! この雑誌は、エロよりレジに持って行きにくいはずだから、親切心でアフィるわよ。 ほほほ |
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