コメント欄で、こういう疑問が寄せられた。
ごめんけど、丸写しさせてね。
: ネットで検索したら、皮膚から吸収される添加物はなかなか解毒されにくく、
: 身体の中で一番吸収されやすいのが性器らしいです。
: ナプキンは再生紙で出来ていて色んな薬品を使っているから、
: それが婦人病の原因になっている、と、書いてある記事を見つけました。
: 真相はどうなんだろう?
たまには人の役に立とうではないか、と私も調べてみた。
“ナプキン 再生紙” で検索して出たサイトを見ただけでは
真実がわからなかったので、こういう場合はこの単語を入れるんだ。
“マルチ”
そうすると、布ナプキンのマルチ会社がいくつか見つかった。
そこが言ってる事は、普通に売ってるナプキンは
(以降、布ナプキンに対して、ケミカルナプキン、ケミナプキンと表記する)
化学薬品の塊で、燃やすとダイオキシンが発生して
それが巡り廻って、口に入る、と。
また他の販売サイトでは、それこそ上のような事が書いてあった。
ケミナプキンに付いた血は逆流する。
その時にケミナプキンのポリマーを体内に運ぶ。
他のサイト。
ケミナプキンは子宮けいガンの原因。
では違う意見も見てみよう、と社団法人 日本衛生材料工業連合会の
ナプキンの項目も見てみた。
ここは生理用品の歴史が書いてある。
1961年2月1日に、“紙” 製生理処理用品を
衛生綿類と共に医薬部外品に指定されたそうだ。
このサイトに書いてある人体への安全性は、簡単に言うと
「生理用品は医薬部外品だから、薬事法に縛られてるんだよ。
そもそも人体の健康を最優先する薬事法で
妙な材料や製造に許可を出すわけねえじゃねえか。
ダイオキシン? 出るわけねえだろ。
そんな心配をする前に、衛生面を考えるのなら
血が付いたものは、使用後は焼却するのが一番安全だとわからんか?」
と、私なりに訳してみた。 衛生連合会、ごめん。
私個人の感覚としては、政府やらNPOやらの言う事は必ずしも信用は出来ないけど
布ナプキン側のサイトは、どうも気色が悪いんだよ。
悩んでいる人や、洗脳されやすい信じやすい人が多いところに
マルチやjinkenは入り込む。
布ナプキンを激しく勧めてるサイトは、そういう感じ。
はい! 全部が全部、そうじゃありません!
あなたのサイトは見てません! 多分
で、布ナプキン愛用者の掲示板に行ってみたんだ。
実際に使ってる人の意見はどうなんだろう、って。
そしたら、ケミナプキンが合わない、布ナプキンの使い心地が良い
ただそれだけの、本当の “自由選択” で使ってるだけだったよ。
洗うのだって、普通の洗剤で洗ってる人もいるし
洗濯機を使ってる人だっていた。
ハマっちゃって買い集めて何か月で何万円使った、とか
ほんと私が化粧品好きなのと、あまり変わらない意識。
100均で買った布で手作り、とか言う人もいて
逆に、経皮毒とかいう人は嫌がられている始末。
よって私の結論としては、“好きにすれば良い” だな。
ただ、恐怖を煽るような事を言ったり押し付けるのには、ものすごく反発。
でも、どんな業界にもそういうアホウはいるので
不安なら、色んな角度から検索をして
自分の勘で選べば良いと思うんだ。
東北大震災で、有識者も学者も隠ぺいもすれば嘘も付く、とわかったんで
“ソース” というものに、以前ほど信頼性がなくなったから
自分の勘で選ぶ方が、失敗しても諦めが付きやすいだろ。
この問題も、そういう系統の話のような気がする。
なお、うちの故かあちゃんの教えてくれた “綿式生理用品”、
ナプキンの歴史の戦後あたりに載ってたよ・・・。
私は戦争を知らない子供だけど、1年ぐらい使ってたぜ。
“ナプキン” の存在を知らなかったという、奇跡!
まったく、遅くに出来た子供は、親とのジェネレーションギャップが激し過ぎ!
綿ナプキンの作り方。
1.薬局で売っているナプキン大の大きさの脱脂綿を、好きな厚さで使う。
最低、4~5cmの厚みは必要かな。
2.それを真ん中、もしくは上がちょっと薄めのところで、2つに分ける。
3.その間に、好きな厚みに畳んだトイレットペーパーを挟んで閉じる。
ペーパーで血を食い止めるので、これは厚い方が安心。
これ、“脱脂” 綿じゃないと、水分をはじきまくるんだって。
だったら底の綿は脱脂してないものが理想なんじゃないか、と思うんだが
脱脂してない綿って、凄くヌラりそうだよな。
私はこれを初潮時から、同級生たちに気付かれて大爆笑されるまで
約1年ほど使い続けていたけど、漏らした事はなかった。
これの欠点は、多少モッコリするところと、綿の繊維が付きやすいとこ。
そして、「ナプキン1袋丸ごと持ってきてるのか、と思ってた。」
と言われるほど、大きい荷物になるので、持ち歩きが大変。
でも使い捨てなので、布ナプキンが面倒な人は試してみて。
で、ひとつ思ったけど、カブレるナプキン、
綿とか布を肌との間に敷けば良いんじゃないのかねえ。
何しろ、漏れないのと利便性では、ケミカルナプキンが一番だから
直接皮膚に触れさせなきゃ良いわけだろ。
あ、経皮毒は、私も常々考えている項目で
今後、目が離せない事案だけど
ナプキンに関しては、気にしない方向でいくよ。
不都合が起こらない限り、こういう調子の良い態度で暮らすのがラクだけど
何かあってからじゃ遅いから、何をするにも覚悟は必要だよな。
評価: 白十字
(2003-02-17) コメント:サイズを書いて!!! 調べるのに、むっちゃ苦労したよ。 多分、60cm×40cm、よくわからんのだけど、20cm×15cmに折り畳んだものが10枚って、? ほんと、???。 まあ、本文に出てくるのは、こういうものだ。 |
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