驚く事に、寝相も老化するんだぜ!
若い頃は、8畳の部屋の窓際に寝てるのに
廊下にまで転がっていた私だが
最近は布団からはみ出る事があまりなくなったんだ。
腕や足も振り回さないらしく
痛みで目が覚めたり、わからないアザも減った。
とても大人しく寝るようになって
ようやく寝てて疲れずに済む、と安心したものさ。
私の一日の中で、一番運動量が多いのが睡眠時だったからな。
ところが、ここで思いがけない事故が発生。
大人しく寝ていると、体が固まるのである。
この “固まる”、油の抜けたぜんまいのように
ギギギ・・・程度なら良いんだけど
よくわからないけど、動こうとすると激痛で
寝ててどうしたら良いか、ほんとわからなくなるんだよ。
肩と膝がなるので、関節が外れようとしてるみたいな?
いやああああああああああああああああああああああ!!!
今、すっげえ気色悪い事を言ったよね
起きたら関節が外れてた・・・、何? その大事故・・・。
ちょっとでも動こうとすると、ズキッと痛みが走るので
多分、痛みで目が覚めたんだろうけど
それでも眠いという人体の不思議。
まだ真っ暗な中、眠くて働かない脳みそで
えーと、痛いのは肩だから、ちょっと反対方向を向いてみようか
片手で、痛みで動かせない片腕を支えて
いていていて ああ、無理、でもこのままじゃ・・・ いていていて
と、結構な時間を掛けて、寝返りをうってみるのである。
それでもまだ痛いんだけど、反対方向に動かせば
痛みはかなり和らぐので、なるべく痛くない体勢に整えて、あとはZZZZZ。
これで眠れるって、かなり図太い気がせんでもないし
そんな私が言っても、何の説得力もないだろうけど
この “体が固まる痛み”、私の人生のベスト10に入るレベル!
まだ、暴れてぶつけた痛みの方が良かったよ。
ちなみに、1位はいわずもがな、尿管結石。
すんげえトラウマになってるもんね、あの痛みは。
女性は痛みを忘れるから、次々に子供を産める
とか、どっかのバカ男が言うとるらしいけど
終わる痛みで、その後の喜びの方が大きいから産むんだろうがよ。
私はフェミじゃねえけど、この言い草には呆れたぜ。
私の人生最大の痛みなんかさ、出てみりゃゴマ粒大の石、いや砂で
もう、ほんとガックリすぎて、腹も立たなかったぞ。
何、このものすごい生産性の悪い痛みは。
毎度、話がズレてきてるけど、今日は気付くのが早かったと思わんか?
こんな事なら、暴れていたかった・・・、と一瞬思ったけど
老婆になってのタンスに足ゴンは、骨祖しょう症にはヤバい気がする。
いや、ジッと寝ていて固まるのも
充分に骨や神経に負担が掛かるよな。
他の年寄りはどうやってるんだろう? と考えたら
寝相が悪いから、動いてもジッとしても支障が出るんだよ!
と、えらいな大発見をした気分になったけど
いやあ、寝相が悪いなんて、単なる笑い話なはずだったのに
歳を取ると、こんなに深刻な問題になるんだなあ。
ついでだが、髪も寝グセがあまり付かなかったのは
寝ている時にクセ付くヒマがないほど動いていたからだ、と判明。
「寝グセ・・・、洗髪しないと取れなくないですか?」 と
何となく美容師さんに訊いたら
「取~れ~な~い~~~っっっ!!!」
と、鬼のような形相で即答された。
その美容師さんは、もう諦めて朝シャンにしたそうだ。
ここで一発、私もまだまだ美容通! なところを披露。
寝グセ取りなるヘアケア剤が市販されてるじゃん。
あれ、リンスを水で薄めてシュッシュで同じ事だってよ。
その濃度はどれぐらいか、わからないけど
濃いとベタつくのは容易に想像出来るんで、超薄めだよな。
私的にはリンスじゃなく、髪には馬油!だから
馬油を水で薄めるのじゃいかんのか、と思うけど
どうもリンスに含まれる柔軟成分とシリコンが鍵かも。
・・・だったら衣類の柔軟剤でも・・・
と、そこまで応用するのは間違いの元だから、冒険も程々にな。
私の寝グセは、帽子を買っただよ。
卑怯者?
多毛剛毛ブサイクで帽子が全然似合わないのに、そんな罵倒を?
評価: スマートライフ研究所
コメント:ここここれは、凄い画期的で強引な発明だと思う。 すっげえ簡単に言うと、頭を水をふくんだキャップに突っ込むんだよね? これならズブ濡れにはならないし、確かに5秒で済むかも。 だけど、乾かす手間もいるよね・・・。 |
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