ウツウツ日記・親への手紙

背中痛で自由が利かず、ストレスを溜めていたのは私にもわかった。
それが何故、ウツかも・・・と思うほど、落ち込んだのかと言うと
夢を見たのだ。

死んで、ぱったり音沙汰なしだった (当たり前じゃ!)
故とうちゃんが二晩連続で夢に出てきて、何か怒っているのだ。
ああ・・・不肖の娘を怒っているんだな、と
夜寝る前に、布団に正座をして両親に
「ごめんなさい。 ちゃんと生きていくので許して」
と、祈って寝たら・・・・・・・・・・・・
今度はかあちゃんが夢に出てきて、何かをグチグチと!!

えええっ、私って確かに理想通りの娘じゃなかったが
そんなに悪いヤツだったんか・・・。
ストレスで弱っているところだったので
かなりのショックを受けてしまったのだ。

その落ち込みがかなり激しく、眠れない、うなされる
吐き気が続く、と、体調を崩したので
やばい、おおごとになる前に病院に行かねば、と決心する。

今朝、目を覚まし、ぼんやりと考えていた。
この時期に故両親が夢に出て怒るなんて
私は今、何かまずいんだろうか?
親なら、私が辛い時に追い討ちを掛けるわけがないもんな。
・・・・・・・・・・・・・・・・
掛けてたじゃん、あの親は!

小学校ん時に、担任から殴られて耳をおかしくして
親に 「耳が聞こえない」 と、訴えても放置され
お陰で3ヶ月ぐらい、ほとんど音が聞こえなかった。
盲腸の時も 「お腹が痛い」 と訴えるのに、放置してくれて
「どうにかしてくれんと高校受験受けない!」 と
ゴネて、手術したら化膿寸前で 「ほんとに痛かったのね」
と、ヒソヒソ言ってたのも、ちゃんと聞こえてた。

そうだった、あの親は肝心なとこでズサンだった
と、思い出し、今更ながらムカムカした。

が、冷静に考えれば、私のストレスが親の夢という
形を取ったに過ぎないのだろう。
背中が痛くて、満足に動けないせいで
自分って何て使えんヤツなんだ、と
知らず知らずに自分を否定しまくっていたようである。

なるほど、そういう事か、と、判明したが
頭でわかっても、心がわからん場合もあるので
やっぱり病院には行っておこう。

本当に親が心配して、私に何かを伝えたいのかも知れんが
そういう時には、ちゃんと伝わるようにせんと意味ねえぞ。
生前の事で文句を言いたい場合は
「私も私なら、おまえらもおまえらじゃあ!」 で、返したる。
私はまだ寿命があるらしいので
今までの事は水に流してくれんと、生きて行けんから勘弁してくれ。

それと墓な、生前に散々言ったが
参りにくい所に作ると、やっぱ参れんぞ。
「墓参りをせん」 などと、出てくれるなよ。
兄なんか、高野山に墓を移すとか言い出し
私に全委託かい! と、思ったが、とりあえず下見に行った。
一度目はな、ナビが不能になってたどり着けず
二度目は天気予報で一日快晴のはずが、高野山に着いた途端
どしゃ降りの雨になった。
レンタカー代がとてもキツかった。
私は高野山にゃ嫌われてるらしいんで、移転はなし!

生前も没後も、私に対して文句は山ほどあるだろうけど
私なりに (← ここが危ない) 真面目に生きていくので
出来る限り、暖かい気持ちで見守ってください。

親の死というものは、本当に子供に影響を与える。
死んだ直後だけじゃなく、ずっと尾を引く。
こうやって、精神的に弱っている時には余計にだ。
死んだヤツが強いのは、その存在が本人の精神状態によって
どうにでも形を変える事にある。
揺らぎのない確固たる人間関係などないから。

だけど、あえて言う。
生きてる者勝ちにせんと、やっとられんぞ!

Comments

“ウツウツ日記・親への手紙” への2件のフィードバック

  1. ひでのアバター
    ひで

    盲腸は私もなったが、化膿すると手術の傷後が大きくなるのが嫌だ。
    しかも他に手術が入っていると後回し、私は6時間も放置された。放置プレイは、するのは趣味じゃないからやらないが、やられると非常にムカつく。 しかし、あしゅさんと盲腸まで一緒とは(笑)
    このサイトを見る様になってから親と連絡するようになった。
    本当にありがとう。

  2. あしゅのアバター
    あしゅ

    親はな、理不尽なものなんだ。
    世代も違うし、立場も違う。
    そして、たまには愛がない親もいる。

    子が理解してあげる必要もあるんだと思うよ。

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