下着

「あしゅらは勝負下着は持ってないと思うなー」

このセリフをポト中に言われ、反論しようとしたが
我ながら確証が持てず、言葉に詰まった。

そんなはずはねえ、ちゃあことパンツ賭けポトをやってた時に
買いに行ったはず! と、調べてみたが、ない。

おかしい・・・あの時、私は何を買ったんだ?
てか、何でそんな事実を見抜かれるんだよ???

私は下着が嫌いなのだ。
というか、体を締め付ける物すべてが嫌いである。

そもそも、下着の必要性がまったくわからん。
いらんのじゃないのか? いらんよな? と
ノーパンで過ごした事もある。

結果、やっぱいるわ、パンツ・・・・・。
冷えるんかわからんが、異様にトイレが近くなるのだ。
ちゃんと服は着てるのに、何でだろう???

私の皮膚は、本人の性格と見事に反比例して、妙に敏感で
セーターはもちろん、布地によってもすぐかぶれる。
当然、レースもダメで、このレースなしの下着を探すのが大変である。

かあちゃんは 「安物のレースを買うからよ」 と
鼻で笑いつつ、平然と吐き捨ててくれたが
たかがパンツいっちょに何万も出したくねえよ!

こういう場合は、自己正当化に限る。
「中身が最高なのに (ようするにナイスバディと言いたい)
 何で包装で勝負せにゃならんのだ?」

この主張は、割に女性は納得してくれるのだが
男性は、どうしても受け入れたくないらしい。

元彼が干している私の下着を見て
「これはナイだろうーーーーー」 と、あまりにも嘆くので
「じゃ、下着でも何でも好みのやつを買ってこいよ。
 いくらでもコスプレしちゃるぞ」 と、言ったら
後日、どっかからかカタログを持ってきて
しかもそれが通販のニ○センで
「これがいい」 と、折り曲げてたページを見たら
下着のページではなく、避妊用具や 「愛のビデオ」 のとこで
ド紫や豹柄や金色の、おまけに余計な穴があちこちに空いてたり
布どころか、ほぼ紐だったりする下着だった日にゃ
こりゃ、あかん、男の希望を通してたら、ズベタになってしまう
と、青ざめたさ。

その時は、「修道女のような下着を脱いだら凄かった
というのも良くねえ?」 と、ロクでもねえ詭弁を振るったが
何でこんなマニアックな説得をせにゃならんのやら・・・。
しかも元彼、納得しなかったし。

まったく、中身が良いのに一体何の文句があるんだよ
贅沢なんだよ! と、心の底から思っている私だが
いらんビデオとかを観てると
おめえ、よくそんな体で人前で脱げるな、という
女性が出ていて (白人女性に多いんだ、これが)
それを男性たちはヒューヒューホーホー喜んでいるので
女体という事が既に嬉しいんであって
多少の造形の狂いなど、どうでもいい事なのかも知れない。

だがそれを認めると、私の信じ込んでいる唯一の己の価値も揺らぐし
いらん苦労 (かぶれ等) も、出費もせにゃならんので
聞こえない聞こえない、超ー聞ーこーえーなーーーい!
あーあーあーあー (耳をパコパコ塞いで歌っている)

Comments

“下着” への2件のフィードバック

  1. ふらっとのアバター
    ふらっと

    俺は、下着つけてない時より、つけてるときが好きだがw
    こう、なんというか、趣味とか気分とか分かるじゃん?w

    逆に男はノーパン無理だな、きっと。
    押入れに入れとか無いと、動き回るし。

    家にいるときの素っ裸は良いけど、ノーパンでズボンをはくのは厳しいと思われw

  2. あしゅらのアバター
    あしゅら

    家の中でも裸、って、一人暮らしでも
    実際問題、難しいよな。
    窓あるし、宅配とか来るし。

    何より、万が一、が恐い。
    火事や地震とか。

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