美容院に行って、担当のおねえさんと
自分の外見の過ちって自分じゃわからない、って話をした。
ヘナの色がヘンかどうかを聞いたのが始まりで
ヘナをしているお客さんは結構いるけど
明らかにヘンな色になっている人もいるが、指摘できない。
と、言いつつ、私には 「おかしい」 を連呼してくれたからだ。
もうヘナ100%じゃなく、インディゴ配合にする。
「真っ赤ですよ? 真紅ですよ?」 で、大ショック!
叶美香の髪色をあざ笑えん立場に・・・。
他にも 「顔色が悪い」 と言われ、「えええ?」 と、なった。
「よく見てくださいよ、赤黒くないですか?」 と
顔をドアップでよーーーく見せたら
「ああ! 間近で見ると血色もわかるけど
普通の対面距離だと、青白く見えるんですよ」
と、言われ、すんげえ驚いた。
この見え方の違いは何なんだ? と、しばしふたりで考え
近眼なので、お手入れやメイクの時は
鏡にへばりついてやってるせいだと判明。
いやあ、目からウロコな事実だぜ。
こういうのは、人から指摘されないと絶対にわからんって。
私はお世辞は言わない。
ってか、心にない事を言っても、嘘臭さ全開で
余計にこっちの立場が危うくなるんで、いらん社交はせん。
でも、特殊なジャンルのファッションとかじゃなく
明らかにヘンな格好やメイクをしているのに
指摘できない相手っているよな。
特に女性のメイクは指摘しにくい。
代表的なパターンが
「眉、1本線!」 「アイライン太すぎ!」
「チーク (ほお紅) がおてもやん!」
見ちゃいけない、と思いつつ、どうしても目が行ってしまい
それが良いと思ってるんだろうか? 家族は何も言わんのか?
と、脳内でグルグル考えてしまい、やたら疲れたあげく
「相手をこんなに気遣わせるなんて、とんでもねえ!」
と、とんだ逆恨みをしてしまう。
男性の場合は、髪型とか、香水のつけ過ぎが多い。
妙な分け目をしてるヤツは、その感覚を聞いてみたくてしょうがない。
香水のつけ過ぎは、おしゃれどころか逆に
「おめえ、風呂に入らんヤツだろ」 と、疑うぞ。
全身がすっとんきょうなら、電波風味って結論で分類ができるんだが
他の部分はすげえマトモなのに
何故か一箇所だけ、突拍子もない事をしてるヤツが一番戸惑う。
これもある意味、“一点豪華主義” なんか?
かく言うわたくしも、昔はとんでもない格好をしていた時期もある。
パンクは行動範囲が激減したし
スーパーロン毛の時は、オ○ムシスターズか貞子か、だし
後年になっておかしさに気付いた時にゃ
友人に 「指摘してくれよ!」 と、文句を言ったさ。
(答はもちろん 「好きでやってたんでしょ」 で、ギャフン)
怖いのは、その大間違いが現在進行中じゃないかという可能性。
別に 「やってもたー」 な格好はしてないと思うが
自分の “思う” ほどアテにならんものはねえ、と
実感しまくってるので、不安特盛りである。
それに、女性が相応に年を取るのは、すんげえ難しい気がする。
どうしても、時間が過去のある部分で止まると思うんだ。
これは悪あがきとかじゃなく
自分が一番キレイな時代が脳に刻まれるんじゃないかなあ。
私の場合、意外かもしれないが、美容面の老化は気にならないんで
(健康面がすげえ切実で、シミシワは二の次)
若作りはしてないつもりだが、万が一がやばい。
痛いババアな将来だけは避けたいーーーっ。
(自画自賛している時点で、ヒトとして充分にやばいだろうが)
一応、回りのヤツに聞いてはみるが
褒めるならまだしも 「あしゅららしい」 とか言われても
それが良いのか悪いのか以前に、意味わからんっつーの!
ほんと、人は本当に大事な事は指摘してくれない。
人と接して、相手が自分の一点を凝視していたら、その部分を疑うべき。
でも、思慮深いヤツは、見て見ぬフリが上手いんだろうなあ。
そう思うと、やっぱり自分の判断する目を養うしかないよな。
・・・・・私の未来は暗い・・・・・
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