デス・ノートとは、週刊少年ジャンプに連載されていた漫画。
(正式タイトルは 「DEA†H NO†E」) 全12巻。
<大まかなあらすじ>
デス・ノートは死神が所有していて、たまに人間に使わせて遊ぶ。
ノートに触った人間は、そのノートを所有している死神が見え
(死神はひとりじゃなく、死神界にウジャウジャいるが
そんな遊びをする死神はほとんどいない。)
会話もでき、ノートを自由に利用できる。
デス・ノートに名前 (フルネーム) を書かれたヤツは死ぬ。
死ぬ日時、死因、死ぬまでの行動まで指示できる。
名前だけ書かれた場合は、40秒後に心臓麻痺で死ぬ。
更に、自分の残り寿命半分と引き換えに
死神と “目” の取り引きができる。
その “目” は、見た人間全員のフルネームと
死ぬ日時がわかるという特殊な能力がある。
(名前がわからず、ノートに書けない場合も
顔さえ見る事ができれば、殺せるってわけ)
話は、偶然そのノートを拾った青年が
犯罪者を次々にデス・ノートに書いて殺していき
犯罪のない世界を作ろうとするが
天才的な探偵が立ちはだかり、阻止しようとするという内容。
私はこれを単行本で買っていたが
中盤あたりから、ウンザリし始め
買うのをやめようか、迷いつつ買っていたので
終わって、正直とても嬉しい。
見所は、ノートを持つライトと、探偵Lの攻防戦にあるが
話の流れが、結果を先に設定してから
その結果を推理する理由を考えているってのが丸わかり。
いや、推理小説なんかそういうものだろうけど
それがあまりにもロコツで無理があるんで
「それを根拠にその推理は普通しねえだろー」
って感じで、興ざめなのだ。
Lがライトを怪しいと決め付けてるのも
緊迫感が薄れてつまらなくなってる原因だと感じたのだが
しょせん私の感想なので、信じるな。
これを読んだヤツが一度は考える事
デス・ノートを持ったら使うか?
これ、私はあっさり 「NO」。
殺したいヤツなんていないし、自分の正義感に自信もない。
何より、どんな理由があっても
人の命を奪う事には、物凄い抵抗がある。
もし、ついうっかり拾っちゃったら・・・?
そういう遊びをする死神にも、とてもムカつくので
ノートを5mm四方に切り刻み
あちこちのビルの屋上からバラ撒いてやる。
それに触れた皆に見られまくって退散せえ!
でも、“罰ノート” ってのがあるなら、ちょっと欲しいかも。
殺しはできないが、人の行動を操れるやつ。
真っ先に名前を書くのは、浜村純、おめえだ!
「菓子折りを持って詫びに来て、私の説教を延々聞き
『今後はあなたの観たい映画を放映しますので
何なりとリクエストをしてください』 と、言う。」
と、書くさ。
あ、でも、私の観たい映画なんて誰も観たくねえだろうから
番組自体が潰れるよな・・・。
えーと、えーと・・・・・(この間数分) あっっっ!!!!!
全国のレンタルビデオ屋さんの、永久レンタル半額会員券がいい!
何で半額かって?
タダで借りても、ありがたみがないだろう。
有料だからこそ、一生懸命選んで借りて観るんだと思うぞ。
その証拠に、正月に録画していた映画、まだ観てねえもん。
「いつでも観れる」 って余裕が悪いんだよな。
だけど、そういうノートでも、やっぱ持ちたくないな。
他人の人生を操れるなんて、もう人間じゃないわけだろ。
人間にない能力を手にしたヤツは
それを使用している内に、心まで人間じゃなくなるぞ。
自分を全能だと思い込んだりしてさ。
それでも真っ当に生きていけるヤツならいいだろうが
浜村純を真っ先に挙げる私みたいな小市民には無理。
(しかも、これ以上ないというほどみみっちい私怨)
自分のやる事の重大さに怯えて
真っ直ぐ立つ事すらできなくなるだろうし
何より、人間として生まれたのだから、人間として存在したいぜ。
私は、TV画面の前で、浜村純に向かって
罵詈雑言を叫んでるだけで満足さ。
(観なきゃいいだけなのにのお)
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