風呂は必ず夕方には入る事にしている。
裕福な頃は、朝一に入っていたが
貧乏になってからは、夕方にした。
夏場なんか、夕方には洗い流せるから
昼間エアコンを節約できるだろ? あったまいいーーー!
夜に入らない理由は・・・・・恐いからである。
霊は水場を好むって言うじゃん。
このドド鈍な私に霊感があるとも思えんし
霊がいるかどうかはわからんが
万が一いたりしてから後悔しても遅いのだ。
だから、霊スポットとか噂される場所にも、極力近寄らない。
「君子 危うきに近寄らず」 ってやつだ。
(そんだけ恐がりなら、妙な映画ばかり観るなっつの)
昨日、メールのやり取りをしていて
風呂に入るために、この説明をした途端
“恐いモード” のスイッチが入ってしまった。
前の夜に、「実録! 心霊ビデオ」 みたいなんを観て
ビビりあがって、恐いモードに入りやすい状態だったのだ。
(普段はこういう心霊ビデオは昼間観るのだが
レンタルしてきて、運悪く昼間に観る時間がなく
返却日が迫ったんで、仕方なく夜に観るハメになったのである)
恐くて、風呂に一歩も入りたくなくなったのだが
もうお湯を溜めてしまったので、気合いで突っ走るしかない。
ビクビクオドオドと髪を洗う。
何が恐いって、入浴は洗髪の時が一番恐いよな。
後ろに誰かいたら、とかーーー。 ひいいいいいいいいっ!!
泡がしみるので、目も開けられないし。
泡を洗い流そうと、シャワーヘッドを掴んだ時に
シャワーホースが引っ掛かったのか
シャンプーボトルがゴトンと倒れ
「どわっっっっっ!!!!!!!」(色気のねえ叫び・・・)
と、驚愕した瞬間、風呂イスからズリ落ち (滑るんだよ!)
何かわけわからん体勢 (狭えんだよ!) で、床にコケた。
その格好のまま、しばらくフリーズして
呆然と脳内真っ白になってたが
裸で大股開きで泡だらけで転がってる (おまけにアチコチ痛い)
自分のとても情けないであろう姿・・・。
ここで、脳の何かがブチ切れた。
「おらあ! 来るなら来んかあ!
はちくり回したるぞ、こらあ!」
「出てきたら家賃も払えよ! このやろう!」
「あっ、それプラス、裸見代も払えよ!
ストリップ劇場の入場料マイナス500円だぞ!」
(踊ったりしてないから割り引きを加味する気配り)
(↑ 妙に謙虚なのは、ビビってたせいだろうか?)
などと、脳内で怒鳴りながら、ボディマッサージをしたり
湯船内でのストレッチなどをした。
私にとって、風呂はビューティバトルフィールドなので
手抜きをするわけにはいかないのである。
てか、冷静なった今考えると、こんだけ挑発してたら
出てこんものも出てくるんじゃないか?
警察署の前で刃物砥ぐようなマネをしてんじゃねえよ、私・・・。
やはり心のどこかで焦っていたのか
いつもより入浴時間が短かったにもかかわらず
激しく湯あたりをしてしまい
(スピリチュアルファイトをしたせいか?)
吐き気と目まいとダルさで、風呂上りに動けず、食欲も消え失せ。
この時期にこういう事をしてると、夏バテになるんだよーーー。
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