女性の機嫌を取るには、褒めまくるのが効果的だが
言われて嬉しい言葉は、かなり個人差があるだろう。
お世辞も含めての話だが、万人に通用する褒め言葉はない。
・・・・・と、思う。 (自分の感覚に弱気)
私自身、あまり褒められた事がないので
何でもとにかく言えば喜ぶ、という安直な性格だと思うだろうが
これがなかなか気難しくて、我ながら面倒くせえ。
でも、そんな砂漠で砂金を探すようなマネを強いるのは酷なので
とりあえずナイスバディぐらい言っとけば良し、としている。
このナイスバディという褒め言葉は、言われ慣れて
既に天狗になっているので、そんなに嬉しくはない。
だが、言われないと、「こいつデブ専か?」 と、思うので
そうじゃなければ、儀礼的に済ませてもらいたい。
一番嬉しくないのは 「きみといると落ち着く」 という言葉。
実際に言われた事はほとんどないが、言われた時にゃあ
「何、リラックスしてんだよ!
心臓に負担が掛かるほど、ドキドキときめいてろよ!」
と、怒って、人格を疑われたさ。
これは男性の 「きみとなら結婚してもいい」 という
アピールらしいので、言われて喜ぶ女性が多いらしいが
私の場合、結婚観自体がおかしいらしいからか
これは褒め言葉にはならない。
“可愛い” というのも、嬉しくないどころか
逆にムッとくる事が多い。
外見も性格も、決して可愛い部類じゃないと自覚しているから
そっち路線での勝負には出ていないのに
一体どこをどう見れば、そんな感想をだける?
ロコツなお世辞は、逆に怒りをまねくぞ。
もひとつピクッとくるのが 「若い」 という単語。
これを言われ始めると、もう若くはない証拠なので
ガックリくるのである。
年齢を当てる時に、わざと若く言うという手法もあるが
大抵の女性は、実年齢マイナス5歳でオッケー。
しかしな、女性は年を取るほど、マイナス5歳じゃ追っつかんのよ。
65歳の女性が60歳に見られて嬉しいか?
せめて50代と言え。 (もちろん、59歳というギャクは却下!)
そんなババアの気を引く必要はないって?
あまーーーーーーーい!
親戚の口うるさいババアとか、彼女や嫁さんの母親とか
年配のご婦人のご機嫌を取る場面ってのは、いくらでもあるんだよ!
それに私のような美容マニアだった場合
普通の同年代が喜ぶマイナス数より、更に5歳は気を遣わんと
目の前でズーーーンと落ち込まれて
うっとうしい事この上ないと思うぞ。
こういう事態に陥るぐらいなら、自分に嘘を付いたがマシじゃねえ?
悪魔に魂を売るほどじゃなし。
何でそこまで気を遣わにゃいかんのか、と、ムカつくだろうが
そのひとことがあるとないとでは、女性の機嫌がかなり違うのだ。
すげえ美人で、褒められまくっているような女性でも
褒め言葉は、やっぱり嬉しいものなんだ。
いや、皆が褒めて当たり前だからこそ
言わない相手の神経を疑う場合があるしな。
褒められる事は滅多にない私なんか
「ああ・・・、私に気を遣ってくれるなんて・・・」 と
褒めてくれた相手を、無条件で良い人扱いだぜ。
一瞬、錯乱した、と、自分を誤魔化してでも
その場の雰囲気を良くするために
女性にはなるべく褒め言葉を掛けてあげようね。
欺瞞は夢の国へのチケット。
大抵は往復になってるから大丈夫大丈夫、すぐ目が覚める。
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