「腹が減ると寒さが身に沁みる」
これはことわざのように言われている事だが、実は事実なのだ。
私の場合、空腹になると寒くて寒くてたまらなくなる。
空腹は我慢できるのだが、この寒さは耐えがたい。
真冬など、こたつに入ってストーブをガンガン点けてても
歯がガチガチ言うほど、震えがくるのである。
そして体が動かなくなる。
これは多分、体温が低下して
身体機能がストップするのではないだろうか。
だから、飯の準備のタイミングを見誤ると三途の川を見る。
腹は減るは、体は動かんは、餓死ラクショー! って感じなのだ。
友人知人にリサーチしたところ、こういう症状があるヤツはいなかった。
「体温低下で動かなくなるって爬虫類じゃねえの?」 と
罵られただけで、何のデータも入って来ない。
ほんと私の友人って、共感してくれるヤツがいねえ。
美容雑誌のダイエット記事を読んでいた時に、ふと思った。
もしかして、空腹で体温低下が実感できるのは
私のエネルギー摂取量が生命維持にギリギリって事じゃないのか?
人は生きている限り、エネルギーを必要とし
摂取できないのなら、体内の脂肪を燃焼して生き延びる。
私が空腹時に寒気を激しく感じるのは
燃焼できる脂肪が少ないからじゃないのか?
この説だと、私が太らない理由もつく。
しかし、知人に痩せないヤツがいて
そいつは本当に食事量が少ないのに、痩せないのだ。
逆に私は、、栄養に気を配って、補助にサプリも飲んで
太るために菓子類も目一杯食って
これで 「栄養が足りない」 なんて、もうどうしようもねえよ。
この個人差は何なんだ?
もしかして、栄養の吸収率の差か?
私は幼児時代に、治療するほどの栄養失調になったが
その時に栄養の吸収率が悪い体質が出来上がったとか?
腹の中に異生物でも飼ってるんじゃないかと疑うほど
栄養をまともに摂取できてない気がしてたが
この推理は案外当たっているかも、と思った。
もしこれが正解なら、最強のダイエットは “食わずに運動” だ。
これはちょっと絶望的な話だよなあ。
太ってるヤツは、ちょっと食うとガンガン吸収され
私なんかは食っても意味ねえ、まさにムダ飯喰らい。
今のダイエットは、いかに脂肪を燃焼させるか、が主流だが
その前の栄養吸収を阻害する、に着目した方が良くないか?
すげえ健康に悪そうだが・・・。
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