年末

毎年この時期になると
過去の年末年始の同じグチを書いている気がするが
そのぐらい年末年始に良い思い出がねえ。
あと20年は、この時期はまったく同じ話をするぞ!

年末年始は1年で一番嫌いな時期である。
師が走ると書いて師走なので、私も走り回らねばならないようで
12月に入ると、掃除に大騒ぎをしている。

しかもこの時期は寒いので、3日おきぐらいで風邪を引く。
治ったかなー、と思うと、また風邪菌が来てるような感じ。
大人しくしてればいいんだが、掃除をせねば、と気になって
おちおち寝込んでもいられない。

何故こういう強迫観念があるのかというと
多分、うちの家の伝統なのだろう。

年末になると、毎日クソ寒いのに窓を開け放して掃除掃除に
おせち作りで、かあちゃんはトチ狂っていた。
家の中がピリピリした空気に包まれていた。

31日にはそこにとうちゃんが加わって
おめえら家の解体でもやるんか? という有り様だった。

そこまで必死こいて掃除しても、古い社宅じゃ
まったく変わり映えがせず、意味がないような気がしたが
「一年のけじめ」 なんだと。

この狂想曲が終わると、次は大晦日の夜という行事が待っている。
普段は晩飯を食ったら、すぐ自分の部屋に追いやられていたのが
大晦日は家族揃って、レコード大賞と紅白歌合戦を観なければ
いけない、というのが、うちの家風だった。

観たくもねえTVをボーーーッと座って観る苦痛。
時計を何度も見るせいか、いつ見ても5mmぐらいしか進んでねえ。
私の時間の配分は、1年の内の3分の1ぐらいは
この大晦日の夜が占めてたような気がする。

そんで、12時になると年越し蕎麦。 しかも手打ち。
晩飯にすき焼きとか食わされ、ジッと座らせられて
もたれてる胃に、更にむりやり蕎麦を食わされ
何が 「長生きの縁起担ぎ」 だよ?
逆に寿命が縮まるっちゅうの。

そしてその後は初詣で。
重い胃を抱えてゲスゲス言いつつ、ド田舎の街灯もない真っ暗闇の中
懐中電灯の明かりを頼りに、山の上の神社に行く。

ボロポロの石段が、急角度で300段以上あって
(数えたが、崩れてる部分が多くて正確にはわからなかった)
石段がグラグラするだけじゃなく、暗いは雪は降るは凍ってるは
詣でじゃなく、雪山ロッククライミング。
年始早々、命の危機満載。

神社に着くと、金を払わされ (賽銭)
たき火にあたって、帰り道を憂えていると
村の青年団が、ふんどし一丁で裸足で走ってくる。

若い男性は素っ裸で神社を出発して、川に飛び込み
再び神社に帰ってくるというのが村の掟なのだ。
年始早々、生きるか死ぬかの雪中トライアスロンかよ。

皆、大変だよな、と、ゼイゼイ帰路をたどり
家に着いてすぐさま布団にもぐり込むも
疲労と胃もたれでなかなか寝付けないのが
私の毎年恒例の年末年始であった。

幸い今現在は、自分の自由にできるんだが、できるはずなんだが
何をトラウマにしてるんか、この時期になると妙に気分が沈みこむ。
で、テンション低いまま、掃除に追われて落ち着かない。

「年末って掃除で辛いよねー。」 と、友人にグチったら
「うちはゴールデンウィークにやってるよ、年末は寒いじゃん。」
と、あっさりとしたマイルールを告げられた。

すっかり洗脳されてる私には、その無法が心底羨ましかった。
ああ、このマインドコントロールを解きてえ!
と思いつつ、今日もキイキイ掃除片付け・・・。

しなければしないで、すんげえ気になって落ち着かないんだよーーー!

コメント

“年末” への2件のフィードバック

  1. チョウチャンのアバター
    チョウチャン

    >しなければしないで、すんげえ気になって落ち着かないんだよーーー!

    それよく分かる!
    うちの場合「今日はここ綺麗になったでしょ!」と言わないと誰も気が付かない!
    なので窓掃除とかは旦那が休みの日に1人でしてるww

    今年は裕介がやる気満々なのでやらせてみよう^-^

  2. あしゅらのアバター
    あしゅら

    掃除ってさ、普段がよほど汚くない限り
    やっても誰も気付かんよね・・・。
    すげえ労力の割に評価がなさすぎ!

    いつも薄汚れさせたろうか、と思うけど
    そういう状況に、まず自分が耐えられん。

    掃除が大好きなヤツなら
    こういう不満は出ないんだろうな。
    掃除めんどくさーーーっ、なのに
    キレイじゃないと落ち着かんのは悲劇かも。

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