F1 ハンガリー戦

私はF1への興味は薄い。
知識も常識程度ぐらいにしかない。
でも今回のハンガリー戦は、予選から観た。
その理由は、アロンソのハミルトンに対する嫌がらせ。

最初から、アロンソのハミルトンに対する態度は
嫌い! って雰囲気がありありで
それが才能に対するものか、人種的なものかわからなかったんだが
あそこまでロコツな妨害をされちゃ、観ずにはいられないだろう。

アロンソは前回、マッサと (だったっけ?)
「おまえがバカだ」「いいや、おまえの方がバカだ」
みたいなガキの口論をしていて、レース内容はともかく
どっちかっちゅうと、アロンソのがバカっぽい印象を受けたんだが
こんなに香ばしいヤツだとは思わなかった。

セナやミハエル (ミハイル?) ・シューマッハなども
数々の “レース上での行き違い、やりすぎ” (妨害とも言う) を
やっていたらしく、F1ではそういうのはよくある話らしいんだが
アロンソがひと味違うのは、それがセコ過ぎる、ってとこ。

ハミルトンに足を引っ掛けた、だのの噂が絶えず
それが全部、“トゥシューズに画びょう” レベルなのだ。
この噂が真実じゃないにしても、流れる内容から考えて
周囲のアロンソへの評価が推して量れるというもんだ。

で、私はアロンソは興味深く見守っていきたいが
(どうも日本嫌いのようだから、富士には来なくていいぞ。)
ハミルトンは、ひと目見た時から嫌いである。

ハミルトンには、“女性が嫌う女性” の匂いがプンプン漂う。
これは女性ならわかるだろうが
「○○ちゃんに蛾を退治してもらったの。 強くて羨ましい~~~。
 私なんて、ハエにもパニくったりして困っちゃう~。」
というように、男性の前で他の女性を褒めるフリをして
実は自分を持ち上げる、という狡猾なタイプである。

男性はこういうタイプには、コロッと騙され
「か弱いんだね、俺が守ってあげるよ」 など、たわけているが
ウソ付け! おめえ、ゴキブリも平気で叩き殺すだろう!
と、実態を知っている周囲の女性は、内心ムカつく。

しかしいくら真実であってもそれを言うと、惑わされている男性には
か弱い女性をねたんでのチクリ、と取られかねないので
グッと我慢するしかない、という、やっかいなタイプ。

私はズルい女性は嫌いではないのだが
他人を貶しめて自分を良く見せる、というやり方が嫌いなので
こういうタイプの女性には関わりたくなく
自分のザ・ヤバ・センサーに設定しているのである。

ハミルトンを見た瞬間、(男性ではあるが) このセンサーが
ビンビンきたので、多分あいつはアロンソを
“クリーンで誠実で真面目な俺様の格好の引き立て役”
という位置付けにしているだろう、と信じている。

今回、ハミルトンも師匠であるロン・デニスの指示に従わず
アロンソとダブルで怒らせたようだが
こういう場合、必ず陰にいるのが親である。

他人が才能を発掘し育てて、弟子が一流になると
ほとんどの親がしゃしゃり出てくる。
合言葉は 「俺の子供だ」 で、マネージメントなどをやりたがり
ひどい時は、恩知らずな独立までさせる。

「あなたがここまで来たのは、師のお陰じゃなくあなたの才能なのよ」
「やっぱり最後に信用できるのは、血の繋がった身内だけよ」 など
子供を洗脳させる術に長けている。

そういう親を持った場合、ほとんどが道半ばで挫折させられるが
ハミルトンは、足かせ親に負けない狡猾さを持っていると思うので
今後の方向性が楽しみである。

ところで、フィジケラが左近への走行妨害で
ペナルティをくらっていたが、左近、ビリ出発のリタイア・・・。
ほんと、あらゆるファンに申し訳ない感想だが
フィジケラもザコに構って何をしてるんだろ? って感じだぜ。

F1って、色んな思惑が渦巻いているところのようだ。
今までは何となく、たまたまチャンネルが合ってただけだが
ちょっと凝視してみようという気になった。

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