今、うちの押入れにはスチーム式のデカい加湿器が2個眠っている。
過去に加湿器に散財しまくったので
加湿器には、ものすごいこだわりがあるのだが
一番重要視するのは、お手入れがラクな事。
加湿器は何かものすげえ汚れが付くんだよ。
スチーム式が、雑菌の繁殖を防ぐというので
それにしたら、内部に鍾乳洞のようにカルキが付着する。
しかも複雑構造なので、掃除にやたら手間が掛かる。
私の性格上、数分後にはイライラして
マイナスドライバーでガンガン削り落とすようになるのは
当然の流れなのだが、それをやってて内部の機器?で
手をザックリ切って、フィルター血まみれになって
愛するジャパンブランドの高機能加湿器は納戸へ。
大体、湿度調整とか、いらんこった。
私の思う存分、潤いたいだけ加湿してくれよ!
で、高機能スチーム式はお手入れが面倒、と
次はドイツ製の気化式のにした。
これ、加湿してるのかしてないのか、さっぱりわからん。
10枚のプラスチックか何かの円盤がグルグル回っているんだが
塗れタオルを振り回してるのと、どう違うんだ?
しかも、“お手入れが簡単” という触れ込みだったのに
水に電極棒?が浸かってて、そっから黒い汚れがジワジワ出る。
円盤10枚にも、それが付く。
しかも取れない。 どう擦っても取れない。
寒い風呂場で、円盤10枚を延々と洗っていて
やっとられるかあ!!!!! と、納戸に封印。
気化式は使えん! と、次は単純スチーム式。
水に電極棒?を突っ込んで、加熱して霧を出すタイプ。
これは比較的、お手入れがラクだったが
電極棒に何かが付いて、硬く太く、「まあ! ご立派」 になるので
それをドライバーで匠のように削るだけ。
この対処法が間違ってたのか、電極棒がどんどん痩せ細っていく。
長さも短くなって、常に水が満タンじゃないと霧が出なくなり
2台目を買い、細く短い方は寝室へ。
水の減りで加湿しなくなるから、自然タイマーになるだろ。
寝室には丁度良い。
これの難点は、デカい事。
縦長にしてくれりゃいいのに、鏡餅型。
単純に熱で水を蒸発させるタイプなので、底が熱くなり
直にそこらへんに置けないんだよ。
ほんと、気を遣わせるはクソ邪魔だは。
そんで加湿したい放題やってたら、ふすまがボワンボワンしてきた。
賃貸なんで、これはまずいよな、と使えなくなってしまった。
貧乏人のウサギ小屋には、デカい加湿器は邪魔!
鉄骨のマンションでは、通常加湿でも部屋を傷める!
こういう悲しい事情で、去年の冬は加湿器なしで過ごしたが
かつてないほど、乾燥で肌がボロボロになり、心もささくれ立って
ああーーーーーーー、自分の顔の周囲だけ加湿したいーーーーーっっっ!
と、世界を呪ったんだが、先日TVで加湿器特集をやっていて
オフィス用のミニ加湿器っちゅうのを知った。
そりゃもう、疾風のごとく心斎橋に向かったさ。
今になってよく考えてみりゃ、家電系を買うんなら
大阪だと日本橋に行くべきだったかも知れんが
私の脳内では、加湿器 = 美顔器 だったんで
ハンズやロフトに走っちゃったんだよな。
んで、買ったのが下の写真のやつ。
値段は・・・もう忘れてしもうたが、4000円はしなかったと思う。
超音波式という、あのコウモリのイヤな思い出が蘇る方式で
出る霧も冷たくて、きっと雑菌ワラワラだろうけど
あるとないとでは大違い! ・・・だと思う。
いや、これを使い始めてから、天気が悪くて
自然界の湿度が豊富だもんで、よくわからん。
小さいので、水もすぐなくなるが
小者には小物がお似合いだと割り切れば、そうムカつかないものさ。
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