浅漬けの素

市販の漬け物は、独居老人には扱いきれない量である。
誰が老人じゃあ!
賞味期限と量を考えると、朝昼晩漬け物漬けで
どっちも漬けられてるんかい! って感じの食生活になる。
漬け物、塩分多いし、老人はあまり食ったらいけんよな。
だから誰が老人じゃあ!

何か不幸でもあったんか、初手から荒れているが
むしろ今日の記事は喜んでいる内容なのに
何でこういう事態に持っていくのか、自分で自分がわからない。
思春期の対抗馬として、思秋期とか思冬期とかあるんだろうか?
誰が人生の終わりじゃあ!

冷静に書くと、漬け物いらねえよな。
栽培とか保存とかが発達していない時代の
野菜を長持ちさせる知恵として存在した保存法だもんな。
でも食いたいよな。

だったら自分で漬ければ良いだろう、という話になるが
ヌカ床も昔は持ってたさ。
ところがな、どのヌカ床もすぐ全腐りするんだよ。

発酵してるだけで腐ってるわけじゃないんじゃないか、とも思ったが
あんなドロドロの得体の知れない半液体に、手を入れる勇気も
そこに入れた食物を口にする気合いもなく
私所有のヌカ床は、何度新しく導入しても生ゴミ化した。

言っとくが、私は “言われた事” はきっちりするぞ。
ヌカ床さ、絶対に “わざわざ教える必要もない常識的な注意点” が
あると思うんだよなー。
今までの人生でも私は、結構そういうとこでつまづいていたんで
ヌカ床の件も、何かを見落としている気がしてならねえ。
が、ヌカ漬け自体が面倒くせえんで、もうするつもりはない。

そこで目を付けるのは、一夜漬けとか浅漬けである。
これなら自分のペースで漬け物が食える。
少々のムチャをしても、数日だったら強烈な影響も出ないだろう。
例: カビる ガスが発生する 菌が湧く 等

と、市販の漬け物の素をあれこれ買っているんだが
その素も自分で作れる、という可能性の話は聞きたくない。
もうな、アホウが動くとアホウの3倍返しみたいな結果になるんだ。
大人しく市販品に頼る方が、結果的に早道かつ安全だと学んだぜ。

この漬け物の素、私にとっては液体は逆に扱いが面倒くさい。
賞味期限が短いし、何か酸っぱい系が多いし。
粉末は量の加減が難しいけど、切った野菜にふりかけて
タッパーの蓋をして、ガシャガシャ振り回して冷蔵庫に放り込んで
それで翌朝には漬け物っぽい味になっているんで、重宝する。

そんな私が最近常備しているのが、コミローナ “あっさり漬の素”。
へえ? コーセーフーズ? あの化粧品のコーセーかな。

普通サイズのは、確か2袋入っていて顆粒状
徳用サイズは、30gが5袋入りで粉末状。
何で中身の形状が違うんか、よくわからんが味は一緒。
1袋を何回かに分けて使うんで、顆粒の方が便利なんだが
徳用の方が得なんだろうし、と、あいまいな心で徳用使用中である。

素の量が多すぎると、しょっぱくなるけど
適量にできた時は、美味い浅漬けに出来上がる。
・・・え? 袋に書いてある説明書?
その通りに作ってたら、できあがる漬け物の量が膨大になるだろ。
こういう漬け物、どんだけ持つんかわからんから
せいぜい3日分ぐらいしか作らないんだよ。
そうなると、個人の生まれ持った勘に頼るしかねえ。

これで今までに、きゅうり、キャベツ、白菜、ニンジンを試したが
やっぱりきゅうりが一番しっくりくる。
でも薄い味付けなら、サラダ代わりと思って食えるんで
もう1品、の常備食には良い調味料だと思う。

Comments

“浅漬けの素” への2件のフィードバック

  1. ふみえのアバター
    ふみえ

    コミローナ “あっさり漬の素”みたいなのって、便利よね~^^
    私も、地元の農協で売ってる塩を振りかけて使うやつ、使ってたよ!
    簡単でおいしいよね~!

  2. あしゅらのアバター
    あしゅら

    上手く量を調節できれば、美味い。
    今漬けてるのも、失敗こいたぜ・・・。

    そういう意味で、簡単じゃねえよ!
    とほほ・・・

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