これまたドイツのオーガニックブランド。
ここは製法にこだわりがあって、太陽浸出法とか言うそうな。
簡単に言うと、密封されたカメに原料を入れて
何日も野ざらしにしとけば、原料が自分で頑張るんだと。
アメン・ラー神の儀式のようだな。
・・・すまん、ロマンがなさすぎる説明になってしもうた。
真実は自分で調べてくれ・・・。
スターターキットやサンプルがないので、現品を3種類購入という勝負に。
サンドロン フェイシャルジェル 150ml ¥5880
ローズ ナイトクリーム 50ml ¥5460
サンドロン バルサム 5ml ¥1260 (30mlは¥5250)
サンドロンフェイシャルジェルは、化粧水。
ジェルと言うが、ジェルではない。
気持ちトロみがあるかな? 程度の水である。
しかし、アルコールが凄い。
つけると、アルコール臭で毎回ムセるほど。
成分表の2番目にエタノールが書いてあって
私は愚鈍肌のくせに、アルコール系にだけは弱いので
大丈夫かなと心配だったが、案の定唇のとこがピリピリする。
もう、明らかに肌に合わない、って感じたが
この値段のものを廃棄できる身分にはほど遠いので
何とか騙し騙し使い切ろうと、ちょっと苦労している。
保湿力は、単なる水の他のオーガニック化粧水よりは
使ってるという手応えがあり、瞬間だけしっとりする。
しかし、すぐ乾いてパサパサになってしまう。
このアルコールの強さは、日本メーカーなら拭き取り用になると思う。
ローズナイトクリームは、夜専用の保湿クリーム。
匂いはバラだけど、そう強烈ではない。
ベタつきは、他のオーガニックメーカーのローズクリームよりは
少ないけど、肌に乗せてもまったく伸びない。
しょうがないので、クリームを擦り合わせた両手の平を
押さえるように顔に当てて、何とかクリームを顔全体に乗せているが
ここまで伸びないクリームも初めてだぜ。
保湿力は普通かちょい劣る。
正直、何の効果も感じられない使い心地。
なのに、使いたくなる不思議な魅力がある。
この伸びの悪さが、いらん添加物を使ってない証拠かも、とかね。
サンドロンバルサムは、昼夜いつでも使えるので追加保湿用に。
バルサムとは、英語で言うところのバームで
ワセリン系塗り薬のような使い心地である。
ものすごくベタつくが、伸びはいい。
匂いは柑橘系で、ちょっと強め。
そこいらの純オイルよりも保湿力はあると思う。
伸びないローズナイトクリームに、サンドロンバルサムを混ぜたら
何とか伸びるようにはなるけど、ベタつきもひどくなる。
と言うか、クリームの意味がまったくわからんようになる。
クリーム、いらなくねえ? って気分になるのだ。
バルサムは単体で薄く塗るか、部分的に使う方が良いと思う。
よって、どうもクリームより、こっちの方が効果があるような気がする。
夜の保湿目的には、クリームよりこっちの方を選ぶべきかも。
メイク前にも塗ってみたけど、肌にツヤが出るので
そういうメイクには向いている。
タウトロッフェンのローズシリーズで
バルサムだけがサンドロンよりローズの方が値段が高い。
本当のローズの香料は、えれえ値が張るので
バルサムにはマジで良い成分を使ってるんかも知れない。
とすると、タウトロッフェンは純オイルとバルサムは期待できる。
悪口ばかり書いているけど、これが実際の使い心地である。
ただこのメーカーの製法は、何か肌に良さそうと思わせ
使い心地は悪くても、継続して何年か使い続けたら良さそう
という希望が持てる作りをしている。
この夢見が化粧品を使う上で、一番大事なのだ。
というまとめでどうかな?
タウトロッフェン ローズ オイル 100ml
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