黒いファンデには、白いファンデを混ぜれば良い。
そう思ってたんだ、単純に。
オンリーミネラルの5番が、私には微妙に白浮きするので
濃い目のボディショップの5番を混ぜて使う事にした。
1:1の割り合いで、テキトーに混ぜて
容器に入れたら、結構な量になってしもうた。
何故か物を混ぜる時って、どんどん大量になるよな。
それを塗った瞬間、すげえ黒くねえ? と焦る。
出先の鏡で見ても、やっぱり黒い。
次は、輪郭だけその混ぜファンデを塗り
中心部分はオンリー5番で仕上げてみた。
それでわかったのだが、混ぜファンデはかなり黒い。
どうやら、1:1では黒さの方が白に勝つらしい。
そういや昔、私を 「おまえは色○か!」 と散々怒ってくれた
色彩学の先生が、そういう事を教えてくれたような・・・。
何もタメになっとりませんでした、ほんとすいません。
にしてもどうするんだよ、この大量混ぜファンデ・・・
と、持っているミネラルファンデを並べて、途方に暮れて
ただボンヤリと眺めていて、ふとある事に気付いた。
オンリーとボディショのファンデの色に、赤みがあるのだ。
「えええええっ?」 と、カタログの色見本を見たら
オンリーは確かにピンク味寄りの色らしいけど
ボディショは “イエローオークル”??? かなり赤いんだが。
散々自分の顔色の赤黒さに悩んできたのに
メイクでもわざわざそれを強調するようなマネをしていたわけだ。
いや、ある意味、自分の肌色にマッチした色選びをしていたと言う事か?
この、自分の肌の色を勘違い、と言うか、把握できない上に
色を選ぶ目を持っていない、補正をできない
という最強のコンボはどうすれば良いんやら・・・。
美容業界では、赤みを消すには黄色か緑色、と言われているが
人間の持つ赤が単純な赤じゃない以上、事はそう簡単ではない。
てか、赤みに黄色、って言うのが、どうも納得できんでな。
絵の具の赤と黄色を混ぜるとオレンジになるだろ。
それが何で赤み消しになるんだ?
肌の色は、多層で1色ではないし
色補正下地の黄色は、緑も入っているような複雑な色味が多いんだけど
塗ると、白さと密度でカバーしてるんじゃ? となる。
赤みを消したくても、補色の緑を使うとグレーがかるおそれがある。
思い返してみたら、余ったフィニッシングパウダーを混ぜまくって
グレーっぽい小汚い色になった経験が、何度かあった。
その時も、ピンクや黄色などを混ぜたくったんだが
そういうのは結局、放置して使わなくなるんだよな。
どうしたリトルグレイだよ? にはなりたくねえよ。
ミネラルファンデでそういう事態にはしたくない。
何とか使いきりたいんだが、過去のパウダー混ぜの経験上
ファンデの赤みを消すのは不可能じゃないかという気がするんだ。
自分に合わない赤みのファンデは混ぜてもどうしようもない
今のところ、どう考えてもこれが結論。
それとクリームやリキッド系は、見た目より色が明るく出るけど
粉系は、見た目より塗った時の方が暗い色になる。
透明感がないものは、色が強く出過ぎるのかな?
これも混ぜ時に失敗しやすい原因のひとつだと思う。
オンリーのはそれほどでもないけれど
ボディショップのが手に負えない赤さなんだよなー。
日焼け系の色は、赤みを入れないとくすんで見えるからかな?
店員さんに逆らって買ったのに
やっぱプロの言う事は素直に聞くべきだったぜ。 痛い目見たなあ。
(でもよく考えると、店員さんは1番を勧めてたんだよ。
こっちの方がピンク色みが強いじゃん。)
ファンデを買う時は、色の明るさだけじゃなく
赤みが自分に合うかも、充分に注意した方が良いと思う。
え? 皆とっくに気付いてた?
ピンクファンデなんか、ババア色だと思われているから
大昔に廃れたと思いこんでいたよ・・・。
何でミネラルファンデはピンク味が多いんだよ?
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