去年の食中毒以来、胃薬を処方され続けている。
胃の調子が良いから、と飲むのを勝手に止めると
しばらくしたら、また胃の調子が悪くなる。
どういう症状なのかというと、多分、胸焼け?
膨満感って言うんか?
空気が詰まったように胃が張って、食後に吐き気がするんだ。
これを放置すると、食物が喉を通らなくなる。
食欲がないのではなく、飲み込めない、という感じ。
過去に、吐き気には苦労させられたんで
一生こうなんだろうか? と、割と絶望して
主治医に 「胃薬が一生手放せないんですか?」 と泣きついた。
普通、こういう泣きを入れられても困るだろうけど
マイ主治医は、常に笑顔でとても人当たりが良いけど
決して自分の意見は、人に否と言わせない圧迫感を持つ
海千山千ジジイなので、そこは上手くあしらってくれるのである。
主治医曰く、胃酸過多になっているから
調子が良くても薬は飲め、と。
老化でその内、胃も衰えて酸も出さんようになるから
あと “数年” だけ我慢せえ、と。
・・・まあ、それならば良かった・・・。
って、このクソジジイーーーーーーーーーっっっ!
私が更年期更年期訴えても、「まだ早い」 と
笑って取り合ってくれないくせに
関係ないとこで何気にババア扱いしとるじゃねえかい。
って感じだが、ヤリ手ジジイに逆らうスキルは持ち合わせてないので
大人しくしておくよ。
で、“噛む”。
私はものすごく噛んで食うタイプであった。
噛まないと唾液が出ず、胃に負担が掛かるそうな。
なのによく噛んで食う習慣にも関わらず、胃は悪いままだったし
よく噛んで食うと満腹感が出る、というダイエットの鉄則を聞いて
確かにゆっくり食うより、急いで食った方が量が食える
こりゃ太りたい私は、噛んでる場合じゃないかな、と思ったが
これって、アホウ過ぎる考えだと自分でもわかったから
実践しようとは思わなかった。
ところが最近歳のせいか、あまり噛めなくなった。
何を短気になっとんのか、悠長に飯を食う余裕がなくなったのだ。
食っててイライラしてくる。
ただでさえ義務で食っとんのに、それに余分な時間を取られたくない。
その上に、喉や食道のどこがどう老化してるのかわからんが
ガッつくと、ムセるは、飲み込めないは、食いこぼすは
とても見苦しい事になってしまっている。
こんなこっちゃ、上品な老婦人への道は険しく
私の死因は絶対に、“喉にモチを詰まらせて” になるであろうから
意識して、粛々と飲食に勤しんでいるのだが
食事時間が苦痛でしょうがない。
何でこうなったのか、さっぱりわからんが
たまに一緒に食事をしたくないレベルの
マナーの悪いお年寄りがいるだろ。
このままじゃ私の未来形は、正にあれだと予想されるので
狼に育てられた少女が、初めてフォークを持って食事をした時のごとく
むっちゃくちゃ気を遣いながら
ひとりテーブルマナー教室を繰り広げているので
残念な味付けの飯が、より一層不味くてしょうがない。
結論として、よく噛もうがガッつこうが
胃の状態も体重の状態も、何ら変わらんので
よく言われるこの2つの関連性は、私の体質には都市伝説で決定。
というか、この2つはごく当然の事実だろう、とは思うが
私的にはこれ以前に、もっと重要事項があるような気がする。
だけど体調の足を引っ張らないように
よく噛むのは、やはり大事であろう。
余談だけど、てか、このブログ全部が余談でしかないんだけど
そんな的確な突っ込みは聞きたくないんで受け流すけど
歳を取ると、距離感とかが狂い始めるのがよくわかる。
以前からコップを取ろうと突いてしまい
キーボードをコーヒー牛乳まみれにしたりはしていたけど
それがどんどんグレードアップしてくるんだよな。
お皿を取ろうとチョップしたり、箸でお椀を引っ掛けたり
もう食事風景が、どういう大惨事の真っ最中なんだ? って感じだよ。
若けりゃ、これもドジっ子扱いで済んでいたろうにのお。
出来る限り外食は避けているさ・・・。
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