うちの主治医は、私がいくら更年期だと訴えても
「まだ早い」 と、聞く耳を持ってくれない。
その理由が、「女性ホルモンは出てると思いますよー?」 なのだ。
検査もしとらんと、何でそんな事がわかるんだよ? と思うんだが
主治医曰く、「検査してもムダだと思いますよー?」 と
やたら断言してくれる。
うーん、自分じゃまったくわからないんだが
女性ホルモン = 色気 と、素人らしく単純にとらえて
もしかして私って、実は色気ムンムンなのか? と
ものすごい自分擁護の方向で思考してみたが
どう自画自賛しても、それはない。
聖女で天才で無敵の私にも、色気だけはない。
この主治医の決め付けに、釈然としない日々を過ごしていたんだが
ある日TVを点けていたら、ある言葉が耳に入ってきた。
「女性ホルモンが多いと、ウエストがくびれているんですよ。」
そ れ か !!!!!
と、謎が氷解した。
自慢なんだが、私はナイスバディである。
それも、ただ痩せているだけではない。
乳はあるし、ケツはあるし、ウエストは見事にくびれている。
主治医は私のこのナイスバディを
見て (しかも金を取って!) いるわけだから
私のツラには色気はないが、脱ぐと凄いんですよ、と知っているのだ。
そう。 書いてて判明したが、私に色気はあった!
普段は己の小汚ねえツラばっかりを注視てたから、気付かなかったよー。
ここで親切に解説するが、何故、“脱ぐと” と言っているのか。
それは、ババアのナイスバディなど何の価値もない
と知っているからだ。
よって、ブラも敏感肌用ワイヤーなしの非勝負ブラで
むしろ美乳を抑える方向だし
ボディコンシャスな服も、なるべく避けて
背後から来るヤツにいらん期待をされないよう
あえて、あ え て、ナイスバディを打ち出さない系の
ファッションをしているのである。
しょっちゅう振り向かれて、あからさまにガッカリされてみろ
誰だってそんな自分の首を絞める美は主張したくなくなるぜ。
で、ほー、ナイスバディだと女性ホルモンが豊富なんかー、と
女性ホルモンについて調べようとしてみたが
何かサイトが多すぎて、検索トップページを見ただけで挫折した。
最初は女性ホルモンについての、タメになる記事を書く予定だったんだけど
急遽タイトルも “女性ホルモン” から、ナイスバディにして
自分美賛オンリーの内容にした、っちゅう経緯である。
読まされる側にとっちゃ、正に天国から地獄、だろうが。
だけどそもそも、女性ホルモンとナイスバディの関係も不確かなんで
どう構成してもこの記事は、自分賛辞にしかならんよな。
なんせ奇跡のナイスバディだもんなー。
ここでひとつ問題がある。
更年期障害じゃないとしたら、この不調は何だよ? って話。
主治医が言うには、「自律神経が不調?みたいなー?」 だそうだが
これは困った。
更年期障害だったら、薬ガーッと飲んで抑えりゃ良いんだが
自律神経って、原因がモヤモヤしてるものじゃねえ?
安定剤とかそこらへんの対処療法ぐらいしか出来ない気がするんだが。
うちの主治医は、「更年期障害も自立神経の乱れですからー。」 と
ミソもクソも一緒のような事を言っとるんで
普段からそんなに自律神経が乱れきっとるなら
もう本当に更年期障害になっても、テケトーで良っかあ
ぐらいにしか思えなくなってしまっている。
ここ数年、更年期更年期とひとりで騒いでいたが
自分の中で、そのブームも去りつつあるし
何でも更年期のせいにするのはラクだったんだ。
だが女性ホルモン満タンそうな、このナイスバディでは
それも通用しないわけで、正直 あーあ って気分である。
ところで、私は生まれつきナイスバディなんだが
最近は寄る年波に勝てず、さすがに乳やら尻やらがタルんできている。
老化で美が失われるのが恐いかっちゅうと
何の努力もせずに持ってた才能なんで、結構どうでもいいんだ。
ダルダルバディになったら、“昔の栄光” を語りまくれば良いんだし
過去なんて、ウソ大げさまぎらわしさ満載できるじゃん。
余計に威張り放題になれるぜ。
だから、美人は老化を恐がる、というのが定説になっとるが
案外そんな事もないんじゃないかな、と思う。
周囲の不美人がそう決め付けてるだけで
美人本人は、美にそれほど執着しないんじゃないか?
かなりの不美人の私は、ツラの皮のお手入れに必死こいとるが
ナイスバディの方には無頓着なんで
人は、ないものに固執するのかも知れんのお。
この記事内で、一体何回 “ナイスバディ” と言ってるか
数えてみたら、なんと11回書いてあった。
(12回かも知れない。 数えるのが苦手なんだ。)
我ながら、凄えな私・・・。
1月2月からこんな飛ばしてて、大丈夫なんだろうか・・・?
コメントを残す