投稿者: あしゅ

  • 依存気質

    私はヘビースモーカーである。
    そりゃもう、タバコの話題は避けたいほど。

    そんな私の銘柄は、キャスターワンボックスロングタイプ。
    何をあがいとんのか、タール1mg、ニコチン0.1mgの。

    正直、タバコの味はさしてわからない。
    うちの兄もスモーカーだが、火はマッチで点けるとか
    紙パッケージより缶入りの方が風味が抜けないとか
    開封して何時間経ったら味が変わるとか、何服吸うと味が変わるとか
    どんだけ鋭利な味覚なんだよ? と、ゾッとする。
    私なぞ、キャスターにバニラが入っている事も、つい最近気付いたぞ。
    なるほど、ヌルい私が選ぶはずだ、と妙な感心をしたがな。

    しかし唯一、大っっっ嫌いな銘柄がある。
    それはキャビン。
    例えば、喫茶店内で吸ってる人がいたらわかるほど嫌いな匂いである。

    これ以外では、何の違いもわからないので
    タバコの銘柄にはこだわりはないつもりなのだが
    同じキャスターの1mgでも、ショートボックスのは不味いと感じるので
    一体何が違うんやら、ほんとさっぱりである。

    ところで、タバコを 「吸ってる」 と書いたが
    実は吸っていない事にも最近気が付いた。
    元々肺活量が少ないので、普段から呼吸がとても浅いらしいのだ。
    それで、すぐ息切れをするんだが
    そんな状態なのにタバコを吸えるんかな、と、ふと思い
    意識して深く吸って、煙を肺に入れてみたら、むせるむせる。

    どうやら私はタバコをふかしていただけらしい。
    とんだ銭捨てじゃないか、と愕然としたが
    私の場合、ニコチン中毒ではなく、タバコを吸う行為に依存しているのだ。

    だったら他の行為で代用できそうなんだが
    禁煙パイプもムダで、今のところ代用行為は見つかってはいない。

    でももし、タバコの値段が400円台になったら、きっぱりやめる。
    減らすというのは出来ない。 依存症だから。
    やめられるのかわからんが、400円台だと買えないのが現実だしな。

    自分が依存体質だというのは、タバコで重々承知しているので
    他の依存しそうな事には、極力近付かないようにしている。
    飲酒やギャンブルには、まったく興味がないのだけど
    いつ何時どういう状態になるかわからんので、警戒しているし
    もちろん麻薬関係は最注意事項に入れている。
    1回やったら人生終わりだ、という気合いの下に。

    (余談だが、カフェイン中毒ってのは聞くけど
     コーラってのも中毒にならんか?
     コーラのレシピって、数人しか知らないらしいが
     あれ、何が入っているんだろうな。)

    こういうのって、本人の資質もあるけど
    環境、周囲の人間模様が一番の要因だと思う。
    今なら事の善悪はちっとはわかってるんで、断る意志も持っているが
    ノホホンとしたアホウな若者だった頃に、周囲が麻薬をやってたら
    もしかして興味本位で手を出してたかも、という恐れはある。

    うちのかあちゃんは、そんな私の頭の悪さを見抜いてたのか
    TVで若者の麻薬汚染とかいうニュースを観る度に
    電話をしてきて、しつこくしつこく止めてくれていた。

    当時は、何でそういうニュースを私に当てはめてプレ説教するのか
    そんなに私は信用ならんのか、と憮然としていたが
    こうやってタバコの事とかで、自分を顧みて
    客観的に判断する機会を重ねてくると
    周囲が自分に忠告してくる事って、自分にとっては不本意でも
    的を射ている事が多いんだな、と、つくづく思い知る。

    自分の落ち度は、案外自分では気付かずに見逃しているもんだ。
    逆に言えば、気付いててやってるんなら、救いようがねえ。

    アホウ時代の私を悪の道に誘わなかったどころか
    いたらん事をせんように注意してくれた周囲に、本当に感謝をしている。

    タバコは私の一生の不覚であり、やめられるもんならやめたいが
    もう依存してしまってるので、そこを突っ込まれたくない。
    健康に悪いのも、周囲に迷惑なのも、ムダなのも
    全部わかっているから、見て見ぬフリをしといて、と願う。

    ここらへん、アル中やギャンブル中毒のヤツの気持ちが
    ちょっとだけわかる気がする・・・。
    普段こういうヤツらに対しては、すげえ厳しい冷徹な態度なんだが
    どのツラ下げておめえに言える? って感じだな。

    この不況の折、タバコ税が上がるのは必至なんで
    他の依存先を探さねばならん。
    この考え方が既に邪道なんだが、これが本心なんだ。

  • スレイプニールのタブ

    毎度毎度、最初に姑息にも自己弁護に走ってるけど
    この手の話題は、自分でも何を言ってるのかわからんで
    内容も間違っているかも知れんので、訂正は希望するけど
    アホ呼ばわりは、なるべく心の中だけに留めてね (はぁと)。

    このブログでのPC記事の大半は、苦労によるイラ立ち吐き出しだが
    私レベルのPC知識の人のためにもなるかも知れない
    との、崇高な自己犠牲精神に基づいて
    あえて恥をさらしてまでも、書き残している場合もある。 いや、ほんと。

    私のブラウザ?はスレイプニールである。
    掲示板で教えてもらい、ウィンドウが1個で済むから使い始めたのだ。
    使い始めてから、もう何年になるだろうか?

    こんなに歴史ある愛用なのに、アップデートをする度に
    毎回毎回、トラブルが起きるのは何故だろう?
    まあ、この私が自力でアップデートが出来る事自体が奇跡なので
    これ以上の穏便を願うのは、贅沢と言うものだろうが
    それにしても、今回のお気に入り全消去には参った。
    しかしその絶望も何とか乗り越えた私を、更なる困難が襲った。

    まず、新しくサイトを開くと、そのサイトに移動する???
    どう言えば良いか難しいが、あるサイトを見ていて
    これとこれも開いておこう、としたら
    後で見るつもりの、新しく開いたサイトに移動してしまい
    今まで見ていたサイトに移動し直し、という事態になるのである。

    これは確か昔に自力で設定出来たはず、と
    スレイプニールのオプションを開き
    これだっけ? 違う、じゃ、これかな? と、いじくりまくった。

    今後のために、メモとして書いておくけど
    ツール → スレイプニールオプション → ユーザーインターフェース
    で、「新しいウィンドウをアクティブにする」 のチェックを外す。

    ウィンドウ不本意移動はこれで収まったけど
    今度は、ひとつのサイトから開くページが1個になる、という事態に。

    もう、オプションの項目の上から順に見て行って
    チェックを入れたり外したりと、万遍なく暴れたので
    どこをどうしてこうなったのやら、皆目見当も付かない。
    しかもスレイプニールオプションには
    「既存の設定に戻す」 という項目がないのだ!

    これはもう勘だけではどうにもならない、と観念し
    ヘルプを見たけど、そりゃもう 「初心者の方へ」 から熟読したけど
    何が書いてあるのか、さっぱり理解できない。

    PCの説明って、最低レベルが設定されてねえ?
    そんでそっち曰くの “最低” は、ド素人からは最低じゃなくねえ?

    しょうがないので、用語検索から仕切り直したけど
    頭にまったく入らず、何でここまで脳が拒絶するんやら。
    自分がマジで昆虫並の知能に思えて、悲しかったよ・・・。

    教えてgooとかも探しまくって、どうやら私の困っている事は
    「タブが上書きされる」 という状況らしい、というのがわかった。
    (“タブ” って言葉の意味もそれで覚えたぜ。)

    それを解決するには、「タグのチェックを外す」 そうだが
    これをすると支障もあるとの注意書きが。
    と言うか、
    タグって何??????????

    再び振り出しに戻って、スレイプニールのオプションを
    上から順に見て行き、“
    タグ” という単語を探し、1個見つけた。
    念のために、スレイプニールヘルプサイトの
    「よくある質問」 を、これも上から延々読みまくり
    多分これだ、という答らしきものを見付け、やってみた。

    また、次回の万が一に備えたメモだが
    スレイプニールオプション → ビュー → Trident
    で 「
    タグのtarget指定に従う」 からチェックを外す。
    これで、タブの上書きは解除される。

    えーと、サイトにはtarget指定をされてる場合があって
    そういう時にはリンクの上書きがされるらしい。
    このtarget指定を解除した場合の支障は
    「別ウィンドウで about:blank と目的のページを開くようにしている
     ページで about:blank のみ表示され目的のページは
     ブロックされてしまうことにより発生します。
     ポップアップブロックマネージャで許可 URI に追加すると
     目的のページが表示されますが
      about:blank ページも表示されてしまいます。」
    よくわからんので、もう丸々コピペ。

    ここまで来るのに、2日間で合計7時間ぐらい掛かった。
    感想は、「こんなにわからないのに自分でどうにかしようとした私偉い」。
    そして、「いまだに何が何だかわかってないのに何故か解決できた私凄い」
    で、ものすげえ自画自賛に浸っているんだけど
    他の人はこんぐらい20秒ぐらいで終わらせるだろうなあ・・・。

    こんなに苦労したのに、何ひとつ身になっていなくて
    来週には、キレイさっぱり全忘れしている自信が、ものすごくある。
    これが、世間で言うところの、“徒労” ってやつか?

    てか、この2つの問題を解決するために
    オプションをいじくりまくったので
    今後何らかの障害が発生しそうで、とても不安。

    専属サポート係に、“相談” という言い方の尻拭いをしてもらうには
    動かない! やら、動きすぎる! やら、よほどの急事変が起こらない限り
    トラブルが複数溜まらないと、遠慮して頼めないのだが
    幸い (?) 今年に入って、既に問題が山積みになっている。
    米つきバッタのように頭を下げながら、確認してもらった。

    そしたら、プログラム?に、スレイプニールの昔のバージョンのが
    3つも残っていたそうだ。
    ブラウザ?ってのは、複数入れておくとトラブる場合もあるそうな。
    肝心の設定は、何かやってくれていた。
    「自分でどうにかしようとしない方が良い人もいるんですけどねえ。」
    と、溜め息を付かれながら。

    ちなみに複数の問題の内の1個に
    クッキー?が残らない? みたいな支障があって
    これはウィンドウズ?のアップデートによって
    スレイプニールが対応しきれずに起きたらしい。

    「何でわざわざスレイプニールを使うんですか?
     今はIEでも1個のウィンドウでタブを複数開けるんですよ。」
    (そういうブラウザを、“タブブラウザ” と呼ぶそうな。)
    みたいな事を言われ、IEってそうなっとんのかーーー!
    と、内心ものすごく驚愕したのは内緒だが
    一瞬激しく動揺した気がするので、気付かれて更に呆れられた気配が。

    書いてて気力が萎えたので、他の問題の逸話はまた今度にでも。

  • 心の迷い

    人間誰しも、迷いの中に生きている。
    自分が悪いんじゃないか、自分がおかしいんじゃないか
    どんなに正しい事をしているつもりでいても
    ちょっとの予想外で、途端にそう迷い始める。
    ひとつの事を最初から最後まで、迷いなく遂行できる機会など
    人生にそう何度もあるものではない。

    そういう経験を重ねると、長い人生など迷って当然だと思えてくる。
    期間限定の事ですら、あっち行ったりこっち行ったり
    心がグラグラ揺れ動くのに、80年 (平均) もの歳月の中
    自分が何のために存在しているのか、とか迷うのは
    ごく普通の過程のひとつでしかない、とわかってくる。
    迷うのが、自然。

    しかし迷っている人は、常に孤独感をも持ち合わせている。
    自分以外の人々は、ちゃんと地に足を付け
    目的と信念を持って生きていっているような気がしてならないのか
    あるいは、何も考えずにダラダラと生きているように見えるのか
    他人と自分を見比べたら、このどちらかの感覚を持つのだが
    いずれにしても、自分は他の人と違うんじゃないか
    という疑問は、疎外感に繋がる。

    ところが、大なり小なり人は皆、多種多様な事で迷うものであって
    今この瞬間も、迷宮入りするヤツが世界のどっかに必ずいて
    自分が特殊どころか、実はその他大勢の中の一員なわけだ。

    人は迷う時は、全身の窓や扉を閉めて回る。
    迷っている時は弱っている時だから
    そこに外敵が侵入してきたら、ひとたまりもなく
    ちょっとの刺激で心が激しく傷付くため、自己防衛の本能が働くんだな。

    つまり孤独だから迷うのではなく、迷うから孤独を感じるのである。
    ここを間違えて、自分をいらん方向にまで追い詰めないようにな。

    この、誰でも陥る迷いに堕ちない人がいる。
    今までに数人見た事があるが、実にちゅうちょがない。
    共通点としては、物の考え方の自己基準が絶対的なのだ。

    何かいっちょ支障が起こった時には、他人事で他者を責める側に回る。
    こういう人を見ると、義務教育時代の理不尽な “連帯責任” とやらも
    やっぱり必要な倫理教育だったんだな、と思う。

    人生には、自己嫌悪や自省というのは絶対に必要である。
    迷いという心のブレがないのは、一見ラクそうに見えるけど
    しなりのなくなった竹は、折れたら最後。
    ものすげえ一か八かの、そんなヒヤヒヤもんの大バクチを
    人生を賭けてやりたくはない。
    特に、私的には絶対に負ける気がする。

    だけど人間、必ずどこか弱い部分はあるもので
    一見ブレがない人でも、自分が見ている面だけでブレていないのであって
    それが際立つために、裏面のブレが見えにくいのであろう。
    やはり、“人は皆、平等” の法則は不動である。

    結論として、人生の迷いはとても大事なもの。
    歳を取って、経験を積んだからか、はたまたボケたせいなのか
    以前よりブレなくなったら、途端に自分の劣化速度が大幅に上がったので
    迷いの感覚とは、得たい人のための最良の策だったんだな、と
    つくづく実感させられている真っ最中だからである。

    人間、迷えなくなったら、後は転げ落ちるだけだぜ。
    迷っている自分を、誇って良い。
    確かに進んでいるという証しだから。

    さて、迷い探しの旅にでも出るとするか。

  • ポール・ペンダース

    定番のシャンプーとトリートメントはあるんだけど
    ずっと同じ物を使っていると飽きるので、ちょっと浮気もする。

    説明書きに、ハリが出てうんぬん、と軽く書いてあって
    私の多剛毛には向いてないかも、と一瞬ちゅうちょするけど
    ヘナのお陰ですげえ健康な髪になっているので、まあいいかと
    いつものザツさを発揮しつつ、購入してみたのが
    ポール・ペンダースのリンスジェントル 250ml 2625円。
    1mlあたり10.5円の中堅どころの値段。

    風呂上りの髪はしっとりめで、匂いはオム系香水っぽい。
    メンズじゃなくて、オム。 上等な匂いの部類。
    ちょっとハッカっぽい消毒液のような爽やかさ。

    ポール・ペンダースは、オランダ生まれのハーブ系シャンプーで
    ナチュラルだの安全性だのコールドプロセスだの
    他のオーガニック系メーカーと同じような
    こうるさい事を提唱しているメーカーのようだが
    ボトルのメイドインは何故かマレーシア。

    まあ、そんな事はどうでもいい。
    (最近、ちょっとオーガニックに疲れてきている。)
    このリンス、驚くべき効果があったのだ。

    このリンスを使った翌日、鏡には悪い意味でのビジュアル系が映っていた。
    ヘナを2週間おきにやってた時より凄い立ち加減である。
    世の中には、努力してこういう髪型にしようとしている人々もいるのに
    何で幸せってやつは、望む人にちょうど良く来ないのか。

    あまりの爆発力に、つい友人に写メしたら
    「サリーちゃんのパパ」 という、古すぎる感想にイラつく。
    せめて 「明日のジョー」 とか言えんのか。(目クソ鼻クソ)

    とりあえず、髪を寝かせるために大ピンで留めてメイクをする。
    塗ったくってスポンジで叩き込んで塗ったくってスポンジで叩き込んで
    という作業を、ガガガガガとキツツキのように繰り返していたら
    パチンと大ピンが外れて飛んでいったが、別に驚くべき事ではない。
    ヘナとかシャンプーの具合によって、たまにあるんだ。

    大ピン これが髪のコシに負けてはじけ飛ぶ。

    しかし今回は違った。 髪がまったく寝ない。
    寝癖直しに塗らすと、髪の臭いが気になる場合があるので、したくない。
    しょうがないので帽子をかぶる事にした。

    こういう緊急避難用に帽子をいくつか持っているのだが
    何でも似合うはずなのに、何故か帽子だけは一向に似合う気配がない。
    その日は季節を考慮して、キャップにジャンパ-というスタイルにしたら
    やたら厚化粧に見えて、更に帽子が似合わない。

    口紅をベージュグロスにしても、土台がブ厚いので浮く。
    しばらく悩んだが、逆に 「スッピンだから帽子で」 風に
    ごまかそう、と考えつき、メイクをワシワシ落とす。

    これがものすごくしっくりきた。
    後ろ暗そうな格好をしたら、おそらく日本一じゃないだろうか?
    マスクもしてみたら、絶対に職質に遭いそうなので止める。

    で、どこの逃亡犯? みたいな風情で出掛けたんだが
    よく考えると、何でわざわざメイクを落としてまで
    こんな指名手配ファッションをしているのか
    私かなりのバカじゃないのか? という自分突っ込みにどんどん落ち込む。

    心霊ビデオでも借りて、とっとと帰ろう、とレンタルビデオ屋に行ったら
    何のお約束なのか、店の前にパトカーと警察官がーーー!

    警察官が、心なしかこっちをジロジロ見ているような気がするが
    こういう時にUタ-ンをすると、絶対に呼び止められる。
    目を逸らしてもいけない。
    「え? 何か恐い事件でも?」 という善良な一市民のフリをすべし。
    (いや、フリとかじゃなくて、本当に善良な市民なんだけど
     している格好によって気持ちも変わってくるもんだよな。)

    店内でも自意識過剰か、行きかう人に見られてるような気がして
    居心地が悪くて挙動不審になりそうだったので、さっさと帰ったさ。

    このリンスは、猫ッ毛の人にお勧め。
    髪にもんのすごいハリが出る。
    ただし他のハリが出るタイプのリンスを使った事がないので
    たかがリンスいっちょで、ここまで違う事自体が初体験なんだ。

    教訓: リンスのハリ効果をナメたらいかん!

  • 祝・オバマ大統領就任

    米国初の黒人大統領が誕生した。
    その熱狂的な騒ぎが、米国の差別が根強い事を再認識させられた。

    私からしてみたら、議員になって大統領候補になるほどなのだから
    政財界の汚れに充分に浸っていて、他の議員とそう変わらない
    ぐらいに考えるのだけど、そこに黒人としての何かの措置が
    更に働いているのかも知れない。

    ここらへんは、交流をする上でも勉強しなくてはならない部分だけど
    日本人には、肌の色で差別するというのが、真には理解できないと思う。
    しかし米国自体が異種民族のるつぼなのだから
    国民の意識の統一など、かなり難しいはずで
    外国人がそれを知るなど不可能に近いような気もする。

    とりあえず、アメリカの今後の動きに注目したい。
    オバマ大統領、おめでとうございます。

    さて、オバマ大統領就任を観ていて、思った事がある。
    日本では自民党が政権をとり続けている。
    それは第2次世界大戦以降、日本という国が
    目立った危機に直面する状況にならなかったからである。

    戦後の混乱から、日本は進み続けてきた。
    途中、世界金融恐慌などはあったけど、それをも乗り越える事ができ
    産業も暮らしも順調に発展しきいき、安定したせいで
    さしたる不満もなかったのが、自民党の実績となったのだ。

    それが横ばい、ちょい下降気味の今、政権交代という言葉が出始める。
    2年ぐらいこの言葉が民意のように言われているが
    未だに政権交代が実現していないのは何故か?

    日本人は、実は変化を嫌う。
    恵まれた生活をしてきたヤツは、大抵そうである。
    国民の安定した人生は、最早 “伝統” になっている。
    進歩は良い。
    今あるものを、工夫改良して、更に良いものへと進化させるのが
    日本人の得意技だからである。

    そんな今までの生活が崩れるなど、日本国民には想像できない。
    紙幣が紙切れ同然になり、預金も保険も価値がなくなり
    店に品物がなく、米を買うのに1日がかりで並び
    大根1本が1億円、などあると思うか?
    他国が日本に攻め入り、街が空爆され、始終警報が鳴り響き
    地上戦が××市○○町で繰り広げられるなど、空想できるか?

    日本国民が抱く危機感など、住む家があって学校があって
    電気が点き、蛇口からいつでも水が出ている上での
    “生活が苦しい” という、他国に比べたら些細な事柄でしかない。

    今までの日本は本当に平和な国で、その中枢にいたのが自民党であり
    その軸を変えたら、不吉な事が起こるかも、という
    迷信のような縁起の悪さすらをも感じる。

    この、迷信、ジンクス、習慣、法則を重んじる心が
    変化を嫌う国民性の根幹になっている気がする。

    こういう国で政権交代をするのは
    余程の有事か、きまぐれのお試しか、の両極端な状況下である。

    有事がすぐそこに来ていそうな気はするけど
    上記のように想像力がないので、大多数の国民が言う政権交代は
    「1度民主党で試してみたら?」 という意味。

    それでも政権交代が実現しないのは、他党にカリスマがいないからだ。
    民主党の小沢代表など、自民党の議員とどこが違う?
    牛尾になるから鶏頭に鞍替えしただけだろ。
    小沢首相など、自民首相と何の違いも感じられない。
    それどころか、いらん一部優遇措置法をバンバン制定しそうで恐い。

    野党の中で、「おめえ、いたんか?」 と驚くほど露出が少なく
    それでいて実は個性が強い、原石的人物を探し出し
    感動話を用意し、経歴と周囲をクリーンにして
    ビジュアルも爽やかに整え、一気に売り出すべきである。

    本人は印象が良いだけのアンポンタレで、側近を知能派で固めて
    党の言う事を忠実に実行させるだけの、傀儡ならなお良し。

    これをやれたら、政権が交代できると思う。
    てか、自民党も多少はこういう事をやってきたわけで
    そんぐらいも出来ない政党に、国の舵取りなど出来るわけがない。

    民衆の心を動かせずに国を動かせるものか。

  • 馬油シャンプー続報

    06.4.3 の、“ハゲ” という無情なタイトルの記事や
    08.2.15 の、“馬油の育毛効果” という記事で
    馬油シャンプーで髪が生える! と、力説したが
    ここで、ひとつ問題が発生した。

    馬油に育毛効果があるという確信は、今も変わってはいない。
    しかし尊馬油の馬油シャンプーは、石鹸シャンプーなのである。
    石鹸シャンプーは、洗髪方法や髪質をむちゃくちゃ選ぶ。
    人によっては、合わない事もある。

    私が馬油を勧めた、頭髪に不安があるヤツのひとりが
    髪がパサパサに乾燥してきているのだ。
    尋問してみると、「抜け毛が多い」 と白状した。
    床屋さんにも、「髪が細くなっている」 と言われたそうだ。

    それは馬油シャンプーが合わないんかも、と言ったら
    「でも、髪が実際に生えたし、周囲にも増えたと言われているし」
    と、馬油シャンプーに固執して諦めない。

    いくら毛が生えても、その毛が傷んでたら未来はねえだろ。
    育毛効果があるのは馬油であって、石鹸シャンプーが合わないのなら
    シャンプーは他のにして、馬油は別使いしろ、と説得した。

    そうは言ったものの、石鹸がダメならアミノ酸系だよな。
    優しく頭を洗って、育毛は馬油を風呂上りに塗れば良いと思うが
    本人はやっぱり、“育毛シャンプー” が欲しいわけだ。
    安全な成分の育毛効果のあるシャンプーなど、思い当たらない。

    どうも育毛には、“頭皮の脂をきっちり落とす” というのが
    鉄則のようで、結構強い洗浄成分が配合されているのが多い気がする。

    これさ、ひと昔前の美容の基本だった
    “ニキビ肌は洗顔をきっちりして、肌を清潔にする”
    と同じ間違いじゃねえの?

    今では、洗いすぎは皮膚の常在菌のバランスを崩すし
    脂を落としすぎると、逆に皮脂分泌が増える、ってわかってきた。
    ニキビ肌は、ホルモンその他の要因が複雑に絡み合ってなるもので
    それをひと昔前は、「肌が汚れているから」 みたいな扱いをしてたよな。

    私は別に専門家でもなく、単なる一般市民の分際で偉そうに言うけど
    時々美容業界は間違った事を言う気がするので
    あまり鵜呑みにせず、自分の感覚を大事にした方が良いと思う。

    って事で、もう自分本位の理論で探してみる事にした。
    条件は、継続して使えないと意味がないので
    買いやすく値段が安く、出来るだけ優しい成分。
    すると、ラヴェーラというドイツのオーガニックメーカーから
    “ロストヘアー用” というシャンプーが出ているのを発見。

    成分表を見ると、えれえゴチャゴチャ入っていて動揺させられるが
    メーカーの言い分を読むと、悪い物じゃないはず。

    てか、ロストって “失う” って意味で、これはハゲ用だ!
    と勝手に解釈したけど、何か他のものを失ってる用だったら困るよな。

    他のメーカーのロストヘア用の説明を読んで
    確かにハゲ用だと確信したので、まずは自分で使ってみるべく購入した。

    ラヴェーラ オレンジミルクシャンプー 250ml 1985円

    匂いはきつくはなく、柑橘系で良い匂い。
    ただし泡立ちが悪く、洗ってて、石鹸系ほどではないけど
    ちょっと粉っぽい感じにギシギシする。
    洗い上がりは普通で、乾いた後は私の髪はいつも以上にコシが。

    私的には、これは気に食わない部類なんだけど
    髪質の違うヤツには良いかも知れない。

    念のために、馬油を溶かした水を入れたスプレーも一緒にそいつにあげた。
    シャンプー後は、馬油を直接地肌にすり込み
    髪の乾燥防止には、朝出かける前に
    この馬油溶かし水を軽く髪全体にスプレーすれば
    心身ともに落ち着くだろう、という魂胆である。

    だってそいつは馬油に執着してるんで
    ひとつ引いたらひとつ足さないと納得しない気がするんだ。
    今回は私の強行なので、全部無料奉仕である。

    日頃世話になってるし、気に入らなくてもタダなら失望も少ないだろうし
    もしラヴェーラのシャンプーがダメでも、馬油スプレーで補えるんで
    他のメーカーを探そうという気になってくれるかも知れない。
    とにかく石鹸系の馬油シャンプーは、そいつには合わないと思うんだよ。

    数日後、どうだったか感想を訊くと 「すっごく良い!」 と、大喜び。
    「抜け毛が減ったし」 それは季節的なものもあるんじゃ?
    「髪がパサつかないし」 そりゃ馬油溶かしスプレーもあるしな
    「髪が落ち着いた」 やっぱり石鹸シャンプーが合わなかったんだな。

    シャンプーの使い心地は? と訊くと、これも 「すごく良い!」 で
    はあ? あれで??? と、繰り返し突っ込んだが、本当に良いんだと。
    髪質によって、そこまで違いって出るもんかなあ。
    「これ、オーガニックメーカーのハゲ用」 と言って渡したんで
    それにプラシーボされちゃったか?

    ちょっと罪悪感が湧いたんで、ラヴェーラと一緒に買って
    こっちも私には合わなかったリンスも、ついでにあげちゃったよ。
    私的には2本続きの失敗買いで、痛い出費だったけど
    合うヤツに喜んで使ってもらえるなら、リンスもその方が幸せだ。

    このリンスはポール・ペンダースので、後日レポする。
    注: 自分用に買ったんで、ハゲ用ではない。

    石鹸シャンプーは、合わない人は合わない。
    痒みやかぶれなどの目だった症状が出なくても
    抜け毛が治まらないとか、何ヶ月使っても髪の乾燥が続くようなら
    自分には合わない、と思って、他のを探した方が良い。

    どういう髪質が石鹸シャンプーに合うのかは、わからない。
    石鹸シャンプーで良い状態になったという話では
    髪質は関係ないように思えるからだ。

    これは多分、本人の洗髪法のクセも大きく関係してくるんだろうな。
    結構、使い方が難しい部類のシャンプーのようだ。
    合う合わないは、自分の客観的な判断によって決めるべきだと思う。

    ちなみに、くだんの薄らハゲの知人は
    見た感じ、かなり髪がしっとりして良い状態になってきたようなので
    あのラヴェーラのシャンプーは本当に合ってたようだ。
     
     
     
     
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  • リップペンシル

    化粧用のペンシルタイプって、便利なようで不便じゃないか?
    芯に油分が多いんで、シャープナーで削ると
    刃のところに削りカスがベッタリ付いて、シャープナーの掃除が大変。

    裏の細かい隙間にも入り込んで、綿棒でも落とせない。
    油分は酸化するから腐りそうなんで、きっちり落としておこうと
    爪楊枝などを使って、チマチマチマチマ掃除をするんだけど
    1回削る度にこんな手間が掛かるのなら
    鉛筆型の手軽さも帳消しじゃねえか? と疑問が湧くぜ。

    それに先を尖らせるには、どうしても芯を削り落とすハメになり
    多分、顔に塗ったくるより、削って捨てる方が多いような気がする。
    普段削りカス以上の無駄遣いをしているくせに
    そういう些細な部分だけが、もったいなくてしょうがないのは何故だ?

    よって私はペンシル系は、ホルダータイプに移行している。
    が、削るタイプの方が、種類や色数が豊富なんで
    メイクボックスからの完全排除が困難なのが辛いところだ。

    リップペンシルは、ババアにとっては必須アイテムらしい。
    美容常識的には、唇の輪郭があいまいになって
    リップメイクがだらしなくなるので、リップライナーで締めろ
    という話だが、それって何歳ぐらいからよ?

    私の唇の輪郭は、まだあいまいにはなってはいない。
    ただ、輪郭部分が微妙にワントーン暗くなっちゃってるのだ。
    淡い色の口紅やグロスのみのリップメイクをすると
    ひと昔前の輪郭だけ濃色でライン取りして
    中をベージュで塗るという、古臭い仕上がりもどきになってしまう。

    だからリップラインを明るい色で潰したい。
    そういう願いで、リップライナーを探しているんだが
    明るい色は発色が悪いという特性が、探索の障害となっている。

    写真のリップペンシルは、右がロゴナの02番
    マロウという色で、1470円。
    左はコスメデコルテのマジーデコOR250 3150円。

    ロゴナのは、タール色素不使用に惹かれて買ったんだけど
    ネットで 「淡い色の口紅用にはこれ」 みたいに書いてあったのに
    実際の色はローズ赤で、淡い色の輪郭には無理。

    リップライナーには元々保湿力がないので
    唇全体に伸ばして色を薄めると、すぐに乾燥してしまう。
    リップクリームやリップ下地の上に重ねても、色が乗りにくいし
    保湿力のある口紅やグロスは油分が多く落ちやすいので
    上に重ねてガードしても、輪郭だけ残る崩れ方をする。
    よって私には濃い色のリップライナーは、困った存在である。

    マジーデコのは、パールの利いたオレンジベージュ。
    「ホルダータイプでブラシも付いてる淡い色」 という条件で選んだのだが
    手の甲では発色したのに、唇上にはまったく色が付かない。
    (そんな試し方しかせずに買うのが悪いんで自業自得だけど
     テスターは出来るだけ唇に塗りたくないんだ。)
    使っても使わなくても変わらない1品である。

    どうやら、ちょっとでも油分があると乗らないようで
    唇を粉でかなり押さえないと、発色してくれない。
    そんなパサパサの状態でのリップメイクは
    即、荒れ皮剥けになってしまうので
    輪郭部分にだけ、コンシーラーや、ファンデと粉を使ってみたけど
    やっぱり肌と唇では質感が違うせいか、浮く + 乾く。
    どうあがいても、キレイにラインが書けないという
    おめえ唇用じゃねえんか? な性能である。

    これは、この商品全部の質が悪いんじゃなく、淡い色特有の性質なのだ。
    マジーデコの他の濃い色のライナーは、普通に発色すると思う。

    口紅でもベージュは、他の色に比べて乗りが悪い。
    多分、白い色素が格段に伸びが悪い特性があるんじゃないかと推測する。
    淡いピンクの口紅でも、パールピンクは良いけど
    白ピンク色になったら、全体にムラなく塗るのが難しいだろ。

    本当にこの法則があるのか知らんが、実感として化粧品の色物って
    パールでムラの出具合を誤魔化しているとこがある気がする。

    とか、冷静に分析している場合じゃなく
    割と差し迫った状況で、唇の輪郭のくすみをどうにかしたいので
    リップライナーを発掘したいんだけど
    マジーデコ、3000円じゃん、そんなん放置腐らせ出来んよー。

    と言うか、過去に持っていたリップライナーを使い切った事は1度もない。
    古くなってヤバそう、という理由で捨てたのが多いんだが
    削っても削っても次から次へと、芯全部が折れるのもあったし
    開封直後に、芯が木枠からスポッと抜けたのもあったんだぞ。
    リップペンシルって、何たる地雷アイテムだよ。

    今回も、他のリップライナーを腐らせ捨てして、買った2本なので
    とにかくこいつらを使い切らないと、次のを買ったらダメだと決心。

    にしても、このリップライナー、どうしたもんか・・・。
    自分の買い方の甘さとメイクテクの乏しさを、つくづく思い知ったぜ。

  • 加湿器

    08.1.23に、ミニ加湿器の記事を書いたが
    確かあれは4月ぐらいまで使っていたはず。
    使用期間は4ヶ月だよな? 足し算あってるか? そもそも足し算か?

    乾燥の季節になったので
    きちんとお手入れをして、箱に入れて天袋にしまいこんでいたのを出した。
    が、動かない!!!

    そういや去年の使用期間の終わりあたりに
    既に霧が出なくなったりする事がちょくちょくあったが
    半年寝かせていたら永眠かよ。
    さすがメイドインチャイナだ・・・。
    4ヶ月で4000円、安いんか高いんか。

    だもんで、スーパーの家電売り場などをチラチラ探していたけど
    ミニ加湿器の存在が見当たらず、今年の冬のうちは砂漠化か
    と、諦めていたところに、これを発見。

    どれがメーカー名かよくわからんやつ、3980円。
    後ろに写っているのは箱。

    隣に、うちで死んだミニ加湿器と同じのが並んでて
    そっちも3980円だった。
    ミニ加湿器は3種類しかなく、もう1個のは2980円。
    全部、短命そうなメイドインチャイナだけど、選択肢がない。
    それに3980円で4ヶ月だから、2980円だと3ヶ月だよな?
    という統計学に基づき、これしか選べなかったのだ。

    もっと高価なのを買えって?
    1度に1万円落とすより、毎月千円ずつ10ヶ月落とした方が
    総合的には一緒でも、瞬間的な心理ダメージって少なくねえ?
    それに翌月は落とさないかもしれない希望も持てるだろ。

    こういう短絡的な考えで、安物買いの銭失いになるんだろうが
    加湿器の高価なのは、お手入れも大変でコリゴリなんだ。
    良いとこのお嬢さんを囲うと手間が掛かる、って法則と同じでさ。

    この加湿器にペットボトルは付いていない。
    これだけ買って帰っても、水滴1個たりとも出してくれねえんで注意。
    普通なら箱の大きさで気付くものだが
    どこぞのアホウは、いつまで正月ボケを引きずってるやら。

    スーパーに500mlのミネラルウォーターを買いに行く
    という2度手間な仕事をさせられたんで、中身は自分で飲み
    こいつには水道水を与える仕打ちをしたのは、当然の流れである。

    一瞬、このままミネラルウォーターを突っ込もうか、と魔が差しかけたが
    さすがに無機物にそんな大盤振る舞いは出来なんだ。
    水道水といっても浄水器由来だから、機械にはそれで充分だろ。

    で、仕事ぶりはというと、去年のより良い。
    水の注ぎ足しの頻度も少ないし、霧も出ているのが視認できる。
    咳もやっと治まったんで、加湿されていると思う。

    あくまで去年のと比べてだから、この判定は甘いだろうけど
    今んところは、何の文句もない。

    最大の問題は、こいつの寿命がどのぐらいか、なんだが
    安物ってやっぱりすぐ壊れるものなんかな?

    何かこいつが壊れても、次も似たようなんを買う気がする。
    そんだけ高級加湿器とやらにウンザリしてるんだけど
    加湿器ジャンルって、7~8年ぐらい前と比べて何か変わったか?
    お手入れいらず場所取らず、になってるんなら
    思い切って散財するかもだが、桁が1個増えるのは辛すぎるなあ・・・。

  • 人生相談 14 負担のかかる付き合い

     <質問>

    友人との付き合いが負担です。
    ランチにや飲みやカラオケに行くのが頻繁すぎて
    経済的に余裕がないので、家計が苦しいのです。
    でも、行かないと 「付き合いが悪い」 と思われるし
    余裕がないなど恥ずかしいし、仲間外れにされるのが恐いです。
    どうしたら波風を立てずに、負担のない付き合いが出来るでしょうか?

     <回答>

    この相談は、リアルでされたものなんだけど
    似たような状況で悩んでいる人って多いんじゃないかな
    と思ったんで、ここに乗せる事にした。

    初手からガンガン自説のみを飛ばしまくるが
    しょっちゅう会っていないと上手くいかない付き合いなど
    私には必要がないので、そういう時に立つ波風は気にしない。
    いっつも一緒に行動、気が合うのが一番、など、ガキじゃあるまいし
    大人になってそういうのを望むヤツ自体が、私とは合わない。

    お誘いは、自分の都合で受けたり断ったりするけど
    断る事もある分、他の面で誠実さを示せば良い。

    私のやり方は、相手とは真剣に向き合う事と
    見栄を張らずに正直に自分をさらけ出す事。
    どっちも当たり前の最低限の事なんだが。

    私が私がと主張せず、自分のケツは自分で拭おうとしてれば
    人は優しいもので、同情すらしてくれる。
    同情されるのは情けない事だろうけど、私はプライドが低いんだ。
    嘲笑されたって、その笑い声が聴こえなければ構わんよ。
    幸いな事に、耳も悪いしな。

    いない人の悪口を言う、ってのは、どの集団にもよくあり
    私も言われた事はあるけど、陰で言われる分には気にしない。
    だって面と向かって言われたら、バトらにゃいかんじゃん。
    陰で言われる方がよっぽどラクだぜ。

    自分の耳に入らなかったら、それはないも同然。
    他人の影の部分にまで気を回すのは徒労でしかない。
    耳に入っちゃったら、その時々に合った対応をするしかないけど
    堂々と嫌える理由が出来るのは利点じゃねえ?

    それに、人は集団の中で発する言葉と、本音は違う。
    集団の一員としての立場上、心にもない事を言わねばならない時もある。

    「Aさんがあなたの悪口を言ってて、私はそのグループだけど
     私はあなたの事が好きだからね。」
    というような事を言われた事が何度かある。

    こういう私なので、Aさんって誰? どころか
    言いに来てくれた本人に、「おめえ誰?」 と訊きたい時もあったけど
    いつも 「それは気にする必要はない」 という説明をした。

    その人にはその人の、いなくてはならない世界ってのがあって
    そこで上手くやっていくためには、不本意な言動も致し方ないからだ。
    個々に何かを問うと、人は 「人それぞれ」 って言葉を必ず使うだろ。
    それが人間の考え方の基本になってるのは確かだと思うんだ。

    そういう経験を何度か重ねたので
    普段どんなにマイペースでも、肝心な時に誠実に対応していれば
    好意を持ってくれる人はいる、と学んだ。
    それが陰ながらであろうが、嫌う人もおおかたは陰ながらなんで
    プラマイゼロで、どう転んでも普段の自分の態度次第、自業自得なのだ。

    と言うか、他人の事情を考慮せず付き合いを強いる
    いない仲間の悪口を言う、などの暴挙は
    大抵の場合は、集団内のひとりふたりが扇動している。

    集団を作りたがるのは、リーダーになりたいタイプで
    他は、信者少数と、多くの波風を立てたくない心優しい人たち。
    作る必要のない環境で出来る、居心地の悪い集団は
    こういう構成で成り立っている場合が多いように見える。

    そういうリーダー志望に付き合うと、1から10まで相手に合わせないと
    結局は反感を買って嫌われるので、同じ悪口を言われるのなら
    自分の生活を大事にしといた方が、まだ良い。

    そんな底意地の悪いヤツと付き合うと、こっちまで同類になりかねないし
    そんなヤツに真に同調するヤツもいらん。
    学校では勉強、職場では仕事、ママ友では育児が本分。
    それを差し置いての同調強要など、くだらんのひとこと。
    自分の人格を狂わすようなものには近付きたくない。

    マトモなヤツなら、内心は 「違う」 と思うだろうし
    主犯格と従者がいない時は、こっちに良くしてくれるしな。

    この意見は、私がこういうキャラだからこその感覚で
    それでやっていけているのは、周囲の人に恵まれているのであって
    単に運が良いだけなのかも知れんけど
    それでも、私もそれなりの報復は受けてきた。

    本来なら、和を乱す事なく上手くやっていく方が
    社会の一員としは、立派で正しい態度である。

    だけど付き合いで辛いのと、ひとりで辛いのとを秤に掛けたら
    自分の性格だと、前者の方が辛い。
    私の言動は、自分本位で我がままだと自覚して
    なおかつ代償を受け入れる覚悟で、この道を選んだのだ。

    和を守るか、個を守るか
    どっちの方法を取っても、必ず捨てなきゃならないものがある。

    付き合いを無理すると、自分の主義や生活に負担がくるし
    自分のペースを守ると、孤立や孤独が降りかかってくる。
    性格や境遇や環境や状況、その他もろもろを考慮して
    自分がどういう努力と我慢が出来るかを考えて、道を選べば良い。
    問題は、どう腹をくくるか、だと思うから。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    人生相談は、あまり受付ておりませんが
    ご相談はメールでお願いいたします。
    アドレスはプロフィールにあります。
    匿名で結構です。
    いらん個人情報ばかり書いてこないで
    肝心の相談内容の情報の方にこそ気を遣ってください。

    相談内容によっては、相談した事自体を怒りだす可能性もありますw

    ※ 相談内容を転記の際、状況によって
      伏字、改行、修正などをさせていただく場合があります。

    ※ 精神的に打たれ弱い方はご遠慮ください。

  • ロゴナ

    注: この記事は、08年の2月あたりに書いたものを
       何故かアップするのを忘れてた、という痴呆の上に
       せっかく書いたのを書き直すのは面倒くせえし
       封印するのも書いた当時の労力が惜しい、という事情で
       今更ながら、載せる事にした、という経緯である。

    オーガニックコスメの中でも知名度を誇る、ドイツのメーカー。
    だが、HPは文字が重なって、もしかしてHPビルダーで作ってる?
    と、不安にさせられるのが難点。

    (私もHPビルダー使いだから、かばうけど
     文字の重なりは自分のPCの表示設定で調整してね はぁと)

    ロゴナの商品は、自然だの天然に興味がない頃から
    何となく、リップライナーやクレンジングミルクを持っていた。
    しかもオーガニックだとは知らずに。

    今回、オーガニックコスメを調べてて、ロゴナの名を見つけ
    え? おめえマジで天然自然なオーガニックだったの? と驚く。
    よく化粧品メーカーが自称する “自然派” だと思ってたよ・・・。
    本当に申し訳ありませんでした。

    気を取り直して、認識を新たに買ったのは
     ワイルドローズ ハーバルトナー 100ml ¥2625
     ハマメリス モイスチャライザー 7.5mlサイズ 値段わからず
         (通常サイズは 50ml ¥3675)
     アボカドクリーム 7.5ml 値段わからず
         (通常サイズは 50ml ¥3790)
     アロエ アイジェル 15ml ¥3675

    以前使っていたクレンジングミルクは
    1度落としでは、カラーコントロール下地のキラキラが取れず
    その後に泡洗顔で流せば落ちるのかも知れんけど
    不安なので、クレンジングミルクの2度使いをしていた。

    1度目は大丈夫だが、さすがに2度目はちょっとピリピリする。
    荒れはしなかったけど、ミルクタイプのクレンジングは
    落ちが悪いという批判があるのが納得できた。

    リップライナーは、ごく普通。
    伸びもよく描きやすい。 油分が多めのタイプ。 持ちも普通。
    でも品揃えが濃い色ばかりなんで、余程ボカさないと輪郭だけ浮く。

    ハマメリスのクリームを手に取った瞬間
    濃い油の臭いがして、それがまたキツいけど酸化してるかどうかは微妙で
    これはこういうものなのか? と、アボカドクリームも開けてみた。
    結果どっちも強烈な油分臭だが、ハマメリスの方が強い。

    うわあ、これを顔に塗るんかよ、と、ちゅうちょしつつ
    ふと箱を見たら、「使用期限は箱の下部に」 とか書いてある。
    使用期限ーーーーーーーーー? と、箱の底を見ると
    06 / 07 と、印刷が。

    さあて、これはどういう意味の数字なのかな?
    ちなみに今は2008年2月末なんだが。

    他の箱も見るけど、書いてあるのとないのとがある。
    その中に、02 / 08 ってのがあって、という事は・・・・・。

    そういや買う時に、箱がホコリっぽかったんだよなー。
    と言うのもな、たまに行く店なのに気付かなかったんだが
    ロゴナが置いてあって、あーーーーーーーーーーーーーっ!!!
    と、瞬時にエキサイトしちゃったんだよー。

    あああああ、これは自業自得。
    目の色が変わった自分を抑えられなかったのが悪い。
    と、大人しくハマメリスを顔に塗ったくったさ。

    おそらく激古であろう商品の感想など、参考にもならないだろうが
    とりあえず全品使ったけど、何の異常も出ず。
    ハマメリスとアボカドクリームは、こってりしてて伸びが悪くベタベタ。
    保湿力はあると思う。
    2月末 ~ 3月 の冷気の影響が出なかったから。

    このクリームは、昼夜兼用で使えるらしいんで
    もう1品足さないと乾燥する、という時には便利である。

    ワイルドローズ ハーバルトナー はスプレータイプの化粧水なんだが
    水。 ほんと単なる水。 プラス青臭いバラ臭。
    スプレーして、手の平でパッティングをしてなじませる
    (これがまた、なじまないんだーーー)
    を丁寧に5回繰り返しても、肌はサラサラでシットリはしなかった。

    でも、アロエ アイジェルは、保湿力があって良かった。
    つけてベタベタするけど、なじませたらシットリに変わる。
    オイルフリーだし、目周りの皮膚の保護には良いと思う。

    全体的に地味な製品作りで、驚くような商品がなさそうだけど
    そこが逆に信用できるイメージなので
    今度は、エイジプロテクションシリーズを使ってみようと思う。
    値段もユーロ地帯産にしては安い方だしな。
     
     

     
     
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