投稿者: あしゅ

  • 恋愛相談時の注意

    ほんっっっと、私は恋愛体質じゃないんで
    人生相談で恋愛のジャンルを問われても
    的外れの意見しか出せない自信がある。
    微妙にズレてる気がしてならねえんだ。

    何故こうなるのか、よくわからなかったんだけど
    何となく、原因がわかった。
    恋愛相手に求める事が違うんだ!

    普通、恋愛相手は 「優しい人」 とか
    「美人」「格好良い人」 とか、様々な望みがあるものだが
    私は、「何事もほどほどな人」 なんだ。

    1個飛び抜けての長所などいらず
    とにかく平穏で無事故で無難であればいい。
    何か優れていたら、必ず他の何かが欠けているもんだろ。
    特徴なく、平坦な性格だと危険性も少なくなる。

    アル中やギャンブル依存症などの問題があるヤツは論外としても
    活動的な人だと、旅行だのキャンプだのに付き合わにゃならんし
    趣味も、プラケースに収集物を並べられるのは邪魔くせえし
    「今日ギルド戦があるから」 とか、ネットにかぶりつかれるのも困るし
    グルメはうちの兄だけで勘弁してもらいたいし
    酒好きはこの不景気なご時世に毎日晩酌されたら大変だし
    友達を大事にするヤツは付き合いが多そうで、家庭は二の次になりそう。

    もう、何が楽しくて生きてるの? レベルで良いよ。
    私が結構トラブルが多いんで、それを中和するぐらいに何もない人の方が
    バランスが取れて、平和に暮らせるような気がする。

    てか、今更1から恋愛ってのも、とても面倒くさい。
    全部やってくれて、私は指1本動かさなくても良いなら
    恋愛も考えんでもない。

    てか、それは最早、恋愛とは呼べないわけだ。
    つまり私との付き合いはボランティア精神で挑んでもらいたい。
    この程度にしか考えてないのが、正直なところだ。

    他の事柄では、必要以上に攻撃的なのに
    恋愛に関しては、こうも事なかれ主義に走ってしまうのは
    苦手意識が強いせいなんだろうか???

    夢も希望もあったもんじゃなくて、これはバツ1の後遺症かも知れんが
    この、何様な態度の私はもう、根本的に自分勝手なヤツなのかも知れない。
    こういう性格だからこそ、結婚に向いていなかったのかも。
    あああ・・・やっぱり人格の問題だったか・・・。

    こういう私に、普通の真っ当な答が期待できるか?
    恋愛相談は、そこをよーーーく考えてからにしてほしい。

    まあ、こういう非人道的な大バカ者も世の中にはいて
    異常な考えも、参考になる場合もあるだろうから
    何事も自分の取り組み次第では、ムダにはならない
    とか、キレイ事を言って、自分を正当化させてもらうよ。
    この原因に気付いて、あらためて自分の鬼畜さにショックを受けたし。

    あーあ、何かいっちょ答が出る度に
    自分の首を絞めまくる人生なんて、うんざりだぜ。
    私の周囲は穴ボコだらけだよ。
    どこの穴で永眠しろっちゅうんだよ。
    墓穴は1個で事足りるだろ。

  • 彼氏彼女の作り方

    今頃になって何を? 良い情報は出し惜しみかよ、と怒られそうだが
    おとといの人生相談の自分の回答が、どうもしっくりこなかったところに
    コメントで褒められて、おだてられて木のとっぺんに登った豚のごとく
    過去の恋愛関係の記憶を掘り出してて、ある事実に気付いたんだよー。
    もう、獲れたてホヤホヤ。

    ほんと、何で今まで気付かなかったか不思議でならないが
    恋愛ジャンルに関しては、苦手意識で深く考えなかったんだろうな。
    でも、今後恋人が欲しいヤツの有効な手段になると思うんで
    隠遁した私の代わりに、頑張って活かしてくれ。

     <ケース1>
    友人の恋人を奪うヤツっているだろ。
    私の周囲でも、クラス内とか仲間内で
    盗った盗られたで大モメする事が度々あった。

    その時の盗り主の、そうなってしまった “事情” とやらが
    こぞって 「相談にのってもらってて、つい・・・」 だった。

     <ケース2>
    恋人がとぎれないタイプのヤツがいるが
    私の知ってるそういうヤツの多くは、現恋人と別れた理由が
    「他に好きな人ができた」 だった。

    そんでそいつは別れてすぐ、その “別の好きな人” と
    付き合い始めるんで、永遠にロスタイムがないんだ。

    ケース2は、恋人と2股の浮気の結果だと思っていたんで
    1と2を別個に分類していたんだが、これを繋げて考えると
    もしかしてケース2では、恋人と上手くいかなくなった相談を
    他の異性にしていて恋愛感情が芽生えた、というパターンが
    多いんじゃないか? という推測が浮かび上がるんだ。
    うがった見方をすれば、現恋人に嫌気が差してきたら
    目ぼしい相手に “相談” を持ちかけて、乗り換えてるのかも。

    つまり、恋人関係になれる手段として
    相談ってのは、とても効果的なんじゃないかと!

    相談ってさ、やり方によっては
    女性の場合は弱々しい自分をアピールして、男性の保護心をそそれるし
    男性は、不遇な境遇で可哀想、と女性の母性本能をくすぐる。
    どっちも 「自分が支えてあげないと」 と、なるんじゃねえ?

    で、何度も相談にのってもらってると、接触の機会も増えて
    頼られているという自尊心や、秘密の共有による一体感から
    愛情が芽生える確率が上がるんじゃないだろうか。

    ただし、これが通用しない人種もいる。
    私の場合、相談はグチや世間話とは違い
    本当にヒントが欲しい時にするものだと思っているから
    全力で答え答えられ、を望んでいるので
    そんな切羽詰まった真っ最中に、愛だ恋だなどの余裕などない。

    こんな性格が災いした出来事がある。
    「進路で悩んでいる」 というヤツがうちに来た事があった。

    こっちがあれこれ提案進言しても、煮え切らない態度で
    こいつは相談に来てるのに、何で人の話を考慮しようとしないんだ?
    私の言う事が的外れで、まったく参考にならないからか?
    と、激しく悩んで、自分の不甲斐なさを責めたりしていたけど
    ほとほと疲れ果てたんで、「もう帰って」 と言った。

    夜の9時頃来て、既に夜中の1時過ぎになってたんだよ。
    真面目にあれこれディスカッションしてるのなら
    何時間だろうが付き合うんだけど
    あーとかうーとかしか反応せず、ロクに考えてないそぶりのヤツと
    これ以上話し合ってもムダに思えたんでな。

    すると数日後に、そいつの友人から
    「おまえ、あいつをフッたんだって?」 と言われた。
    「何? それ。 私ちゃんと相談にのったよ?」 と答えたけど
    内心では、はあ? 私、あんだけ真剣に考えたのに
    そこまで文句を言われるなんて、とショックだった。
    フラれた = つまらん答しか言われなかった
    って意味だと解釈して、落ち込んださ。

    だけどこれ、上の説から考えると
    そいつの反応も、友人のわけわからんからかいも
    すべて説明がつくんだよな。
    そいつは相談を口実に、モーションをかけに来たんじゃないのか?

    通りで肝心の進路については上の空だったわけだ。
    こっちは相手のそんな思惑には気付かず
    相談内容のみを重視して、あげくがイライラして
    「真面目に考えてんの?」「自分の事だろ?」 と
    終いにゃ、かなり厳しく叱咤してしまったんだよな・・・。
    あれで、こいつはダメだ、と見切られたんかどうなんだか。

    母性が微塵もないのが敗因かも知れんけど
    相談で恋愛スイッチを入れるなんて、高度な技術は持ってねえんだよ。
    ほんと、ストレートに来てくれたら
    こっちも考えんでもなかったのに、と口惜しや。
    今頃になって気付いたって遅すぎるがな!!!

    しかし相手を見て作戦を練れよ。
    本当に好きなら、相手をよく見るはずだし
    私はそういう性格だとわかるはずだろ。
    答が出た今でも改めて、私の厚意が裏切られた気分で腹が立つぜ。

    恋愛の駆け引きって、時に相手の好意を利用する場合もあるよな。
    だから気に食わないんだ。

    と、私特有の恨み言は別にして
    相談、取っ掛かりにはものすごく良い方法だと思う。
    相手の親切を無にしない程度に、取り入れてみたらどうだ?

  • 人生相談 13 職場の人間関係

     <質問>

    職場で、嫌いじゃないけど合わない人が身近にいます。
    合わない人には気に入られなくてもいいやって思っていても、
    その人が気にいっている人との接し方を見て、
    気に入られることも仕事の一つなのかなと思ったり。
    媚は売りたくないけど、
    それが礼儀知らずと思われて、嫌われたらいやだなと思ったり。
    (異性・同性問わず)

    考えすぎかもしれないけど、職場の人との距離の取り方が難しいです。
    仕事って合う人の方が少ないものなのかもしれませんが、
    その人の一つ一つの言葉にいらついたり、いらつかせたり(?)してて、
    うまくいかないものかな~と思っています。
    他の人もこんなものなんですか?

    気に入られたら仕事がやりやすいのかなと今更思ったりしています。
    人から嫌われても業務さえできればいい、という職種でもないです。
    好かれてる人のほうが情報が集まり、仕事はやりやすいと思います。

    人の目ばかり気にしないで自分の仕事完璧にできるようになりたいんですが、
    その過程で人と接するのでやっぱり気になります。

    合わない人との付き合い方を教えていただきたいです。
    私の方が年下でキャリアも浅いです。。

    合わない=いらつくポイントが予測不可能
    ・他の人には通じてもよく誤解される(私の言葉たらず?)
    ・いいところ好きなところはある
    ・どちらかが悪いということはない
    ・思考パターンが全然違うし、お互いたぶん興味ない
    ・接しないといけない?

     <回答>

    気が合う合わないは仕事上は関係がない、と捉えているよ。
    もちろん合意してくれる人の方が、スムーズにいってやりやすいけど
    逆に馴れ合いが仕事の邪魔になる場合もある。

    同僚に好かれた方が良い業種なのに、媚びたくない場合は
    とりあえず対人的には感じ良くする事を心掛けて
    業務を頑張れば良い気がする。
    学生時代には勉強が出来るヤツは一目置かれるの法則。

    対人的に感じ良くするのに、一番手っ取り早いのは
    自己主張をせず、聞き役に徹する事。
    返事を明るくハキハキとして、シャキシャキ動いていて
    それで嫌うヤツは向こうがおかしい、で諦めろ。
    職場の人間関係は、滅私奉公の気持ちに徹する。

    仕事って、いかに割り切るかがキモだから
    全部、手に入れようと欲張らずに
    自分がどういう風になら頑張れるか、を考えた方が良いよ。
    無理しすぎると破綻するぞ。

    相手が年上だったり、キャリアが長かったりするなら
    私だったら、相手を立てて自分が一歩引く。

    普通に歳を取ってきた人は、やっぱりそんだけ経験を持っている。
    若さゆえの正義感や合理さは、“青臭かった” と
    自分の昔を振り返っても思うものだから
    人はダテに歳をとってはいない、と思う。

    だから年長者はとにかく尊重する、というのが私の信条なんだ。
    それが力関係というものだと思っているから、苦にはならない。

    要するに、仕事で主張したければ偉くなってから言え、って話。
    仕事での理不尽な出来事はアリだから、若輩者は従うべき。
    それは言われた事だけをする、というのではなく
    組織の意向を一番に考慮しつつ、新しい提案をしてみる
    という姿勢が理想的だと思う。

    私は、“公” と “私” を、くっきり区別しているんだ。
    私にとっては、家の外はすべて “公”。
    “公” は自分ひとりの世界ではないので
    不快感を与えないよう迷惑を掛けないよう、自分なりに注意をしている。

    “公” での、他人の個人的な思惑までは考慮しきれんが
    “私” では一応は自分なりには努力をする。
    (“自分なりに” って、ほんと便利な言葉だな、おい。)
    でも、友人を気が合う合わないでは選んでいない。
    てか、私は自己評価が低いので、気が合うヤツは逆に危ねえと思うぞ。

    “公” だろうが、“私” だろうが
    確かに気が合うのは、気分が良い事だけど
    私的には、ただそれだけだと思っている。
    気が合う合わないは、私にとってはあまり重要な事ではないんだ。

    何でこういう割り切りが出来るのかっちゅうと
    愛する事と理解する事は別物だからだ。
    人は他人を理解できなくても認められなくても、愛する事ができる。

    理解できないゆえに苦しむのは、相手に期待をしているからだ。
    期待通りに動いてくれない → 自分の基準に相手が当てはまらない
    だから腹が立つんだよ。
    それって自分本位の勝手な都合じゃないか?

    明らかに反社会的や犯罪や非人道的な場合じゃなければ
    理解不能でも、他人の個性と思って尊重すべき。
    自分もそうやって、周囲の人々に大目に見られているはずだから。

    距離感が取りにくいって、他人と歩調が合いづらい事がある、とか
    空気の一体感が作れない、とか、そういう不安だろ?
    それはとても真っ当な感覚の持ち主だという証拠だ。

    本当に距離感が測れないヤツは、そういう疑問を持たない。
    自分が他人にどう思われているかなど、気にもならないんだ。
    だから不安を持つヤツは大丈夫。

    だけど自分の在り方に不安を持つ事もあるよな。
    根本的にズレていたら、どう修正しようとしても
    土台がダメだから倒壊する、みたいな。

    これはもう、どうしようもない。
    人生が終わるまでの命題で、急速に今どうこうは出来ない。
    知識や経験を深めて、方向を修正していくものだと思う。

    その過程の中で、気が合わない人ってのは
    本当に重要なありがたい存在なんだ。
    叱責は自分の世界を変えてくれる。
    相手の反応で自分に疑問が湧き、考え直す機会になる。

    時々、いつになったら世間様に受け入れられる自分になるんやら
    と、ちょっと疲れるけど、共感してくれる人がそれを癒してくれる。
    ほんと世の中上手いこと回っているな、とつくづく感心する。

    あからさまな差別区別をされると、やっぱり傷付くけど
    タダで心を傷めるのはもったいなくねえか?
    イヤなヤツも自分の肥料に変換してしまえ。
    他人を変えさせるより自分の心構えを変える方が、可能でラクだぞ。

    と言っても、いつもこんな菩薩な気持ちではいられないけど
    こういう方向性で、と常々心掛けていれば
    いつしかそれが楽勝でこなせるようになる、と信じて生きればいい。

    合わせなきゃ、出来れば皆と上手くやっていかなきゃ
    と思うのは、社会的にはとても正しい事だけど
    今の自分に想像つく範囲で、自分の出来る事をするだけで良いと思う。

    無理をするってのは、自分の器以上にデカく見せようとするのと一緒。
    孔雀じゃねえんだから、羽を広げんでもよろし。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    人生相談は、あまり受付ておりませんが
    ご相談はメールでお願いいたします。
    アドレスはプロフィールにあります。
    匿名で結構です。
    いらん個人情報ばかり書いてこないで
    肝心の相談内容の情報の方にこそ気を遣ってください。

    相談内容によっては、相談した事自体を怒りだす可能性もありますw

    ※ 相談内容を転記の際、状況によって
      伏字、改行、修正などをさせていただく場合があります。

    ※ 精神的に打たれ弱い方はご遠慮ください。

  • 人生相談 12 コンパの気構え

     <質問>

    焦ってる時ほど、いい出会いはないとは思いますが、
    今度久しぶりのコンパがあり、楽しみにしています♪
    (今の状態は焦りというより、新たな出会いに向けてえらくテンションあがってる状態)
    でもあまり楽しみにして。。。って可能性もあるし。
    あとその場ですぐ出会いにつながるというより、
    次回コンパの人脈作ったりとか、気の合う知人をまずは増やしたいんですね!
    (すぐに恋愛に入りたくはないなぁ。でも恋愛もしたいなぁ。)

    初対面の人に会ってすぐ分かることや、わかる人もいると思いますが、
    現実、私はまだ修行が足りず、
    話せば楽しいかもという期待で、
    本当に楽しかったり、その逆もあったり。。という段階。

    気楽にコンパ行きたいんですが、
    久し振りでテンションあがってます↑
    気楽に、でも楽しく行けるテンションになりたいです!!

    出会いは数こなすしかないのかなぁ。。
    なんだかやっぱり焦ってますね。。
    出会いほし~とか言ってた知人も、ちゃっかり恋人できてたりして、、いいな~と思ってしまいます!!
    こういうのも気にしない方がいいんですかね。。?

     <回答>

    うわあ、難問・・・。 私、コンパの空気が読めてないからなあ。
    うっとうしいほどにはしゃいで酒を飲む場だと思ってたんで
    過去のコンパでの交遊は、“何かの間違い” だらけだったよー。

    てかさ、おめえの文を読んでいて、疑問が湧くぞ。
    おめえ、「輪を広げたい」 と思う気持ちは確かにあるけど
    自分に合った適当な相手が向こうからナチュラルに現れて
    とんとん拍子でほのぼのした恋愛をできれば
    という、棚ボタが望みなんじゃねえ?

    男女問わず、恋人がとぎれないタイプっているだろ。
    それこそが、恋愛を楽しめる人種であって
    こういうヤツらは、相手を冷静に分析できて
    自分基準でダメだと思ったら、“別れる” 作業をも厭わない。

    多くの普通の恋愛感覚のヤツなら
    相手の良いところ良いところを探して、別れない理由を作り上げる。
    更に恋愛に奥手のヤツには、恋愛どころか
    「出会いたい」 と頑張る事自体が、負荷が掛かる。

    このどのタイプだ?
    恋愛上手って恋愛好きだから、恋愛の面倒な部分も楽しみのひとつで
    棚ボタは望まない傾向にあるんで
    上記の願望を持っているのなら、普通か奥手だと思うぞ。

    もし、これが当たっているとしたら
    自分の本質に気付いているからこその焦りじゃないんか?
    このままマイペースでやってたらダメかも、って勝手に思い込んで
    慣れない事に手を出そうとしてないか?
    “多くの気楽な出会い” を本当に活かせるタイプどうかを
    まずは客観的に分析してみるべきだと思う。

    いずれにしても、どのタイプでもコンパは有効手段だ。
    ただし、自分の分析結果によって
    集まるメンバーで気合いの入れ方を変えるべき。

    コンパは基本、欲望渦巻くナンパの場だぞ。
    ヘタすると、割り勘のキャバクラになる可能性もある。
    空気を読んでいないと痛い目に遭うぞ。

    遊び下手が遊び上手の集まりに気合いを入れても
    不本意な遊びに終わるだけなんで
    ターゲットは恋愛濃度が自分と同じレベルのヤツに絞れ。
    上級者じゃないと自覚するんなら
    大洋の船上で回遊魚に網を投げるより、岸辺で釣り糸を垂らせ。

    恋愛上手じゃない限り
    選ぶ選ばないじゃなく、出会うか出会わないか
    しか、選択肢がないと思う。

    私のように、面倒くさがりの受け身体質なら
    出会ったら最後、どんどん流されていくので
    来るのが誰か、の一点だけに勝負が掛かってくる。

    出会いがその後を全部決めてしまうのは、経験済みじゃないか?
    コンパでの出会いは、人選で諸刃の剣と化すから
    相手を見極めて、バリアの張り方を調節するように心掛けろ。

    テンションを下げる答で申し訳ないが
    深入りしてからじゃ遅い気がしてならないんでな・・・。

    まあ、ウキウキしていると化粧乗りも良くなるんで
    明るく華やかな雰囲気になって吉だと思う。

    友人の恋愛は素直に羨ましがってて良いと思うぞ。
    応援してあげるのが友情だ。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

    人生相談は、あまり受付ておりませんが
    ご相談はメールでお願いいたします。
    アドレスはプロフィールにあります。
    匿名で結構です。
    いらん個人情報ばかり書いてこないで
    肝心の相談内容の情報の方にこそ気を遣ってください。

    相談内容によっては、相談した事自体を怒りだす可能性もあります。

    ※ 相談内容を転記の際、状況によって
      伏字、改行、修正などをさせていただく場合があります。

    ※ 精神的に打たれ弱い方はご遠慮ください。

  • オカルト初め

    元旦早々、とても辛い出来事があったわけで
    年末に心霊ビデオを借りておいて
    ほんとーーーーーーに良かった! と、つくづく思った。

    借りたのは、定番の呪いのビデオの30と
    巷で 「くだらなさすぎる」 と評判の裏ホラー、その他多数。

    「くだらなさすぎる」 !!!!!
    心霊ファンにとっては、これ以上の褒め言葉はない。
    何故ならば、初手から “くだらないもの” を喜んで観ている
    という自覚を持っているからだ。
    (真面目な霊能者の方、申し訳ございません。
     “心霊“ がではなく、心霊 “ビデオ” が
     くだらないものが多い、という意味です。)

    「くだらない」 の最上級の、「くだらなさすぎる」
    このレビューを読んだ心霊ファンは全員
    即座に裏ホラーをレンタルしに走ったに違いない。
    もちろん私もその評価を読み、これは絶対に外せない! と決意した。

    暮れも差し迫った31日、大掃除の合間を見計らって
    買出しとともに、レンタルビデオ店に走った。
    12月は忙しかったので、新作をほとんど観られなかったのだ。
    今日は大量に借りるぞーーー! という気合い満載だった。

    心霊ビデオはどこのレンタル店でも、棚の一番下段に追いやられている。
    しゃがめば、ローライズジーンズなら
    勝負していないパンツをうっかり見せる体勢にさせられるわけだが
    冬は大丈夫だから、心置きなくしゃがみ込み裏書きを読みまくる。

    と、ちょっと離れたところから、こっちを凝視している若者に気付くが
    こっちは池田や霊ドルものを除外するのに必死なので、構っていられない。

    おそらく日本一いらない知識であろうが、解説しよう。
    池田何とか (名も覚えていない) とは、中年男性霊能者なんだが
    こいつの出る作品は、最高最大に地味なのだ。
    喋りもボソボソしててよく聞こえない上に、霊1個も出ず。
    本人は真面目に霊を追求してるのだろうけど
    それが真実かどうかは、霊能力ゼロの素人には判断しようがないので
    心霊物は、エンターテイメント性を重視した作りをしてもらいたい。
    そんな私の希望からは外れるので、彼の出る作品は観ない事にしている。

    “霊ドル” は、私が勝手に言ってるだけで
    そういうアイドルのジャンルがあるのかはわからんが
    自称霊感持ちの可愛い子ちゃんが、霊スポットを探索する系。
    こいつらの出る心霊物は、霊どっかに忘れたかのように
    5分の4がこいつらの御姿写しで、プロモーションビデオとしか思えない。
    これ系の正しい見方は、可愛い子ちゃんが怯える姿を観て喜びつつ
    たまにあるパンチラを待つ、じゃないかと考えられるので
    まがりなりにも女性の私には縁のないシロモノだと、除外しているのだ。

    こういう都合があるので、鬼の形相で心霊ビデオを選んでいたのだが
    こっちを凝視している兄ちゃんが、一向に立ち去ってくれない。
    ずっと不動でこっちを見ているのだ。

    モコモコのコートにセーターにブーツにマフラーという
    あまりまだ関西ではされていない、浮きまくる厳寒仕様の重装備に加え
    ラスタ帽にサングラスにマスク、と
    確かに見た目もやってる事も、とことん怪しいけどご心配なく。
    私は不審者でも変質者でもありませんから!
    池田と霊ドル、ものすごく多いんで当たりたくないんです!

    と、時折、咳をしたりして、あからさまな風邪なんですよアピールをしつつ
    しつこく選び続けていたんだが、本当に風邪中なんで
    お兄さんのあまりの凝視が気になり、ヘンな汗はかき始めるし
    集中力がとぎれてきて、もういいよ! と、立ち上がってレジへ向かった。

    と見せかけて、背後の棚列のゾーンに入り
    お兄さんの行く末をチェックしたら
    そのお兄さん、私がいた場所に陣取って心霊物をあさり始めた。

    ああ、何だ、おめえも心霊物を借りたかったんか。
    それなら近くに来てくれれば、ちょっとよけたのに。
    と、仏心を出しかけ、はっっっと思い付いた。

    呪いシリーズの新作が出る度に、必ず貸し出し中が続いてたのは
    もしかしておめえの仕業かーーーっっっ!!!

    そのお兄さんが手に取る種類が、私の趣味とかぶりまくりだったからだ。
    呪いシリーズは1本しか入らず、それが中々開かず
    一体どこのどいつがこんなもん観るんだよ、と
    貸し出し中の空き箱を見てはイライラさせられているんだ。

    それが彼の所業かは定かではないが、あまりの好みのかぶりに
    こいつは絶対に、この先の私のレンタル人生の障害になる!
    と恐れたので、真後ろからムンムンと怨念を贈っておいた。
    心霊系はどれも入荷数が1本で、空きを待つのが大変なのだ。

    皆素通りするレンタル店の心霊コーナーで
    密かに熱い心理戦が繰り広げられていたのは、ふたり以外に誰も知らない。

    心霊ビデオを鑑賞中、その時の事をふと思い出し
    そういや、若い男性が熱い視線 (ある意味) を送っているのに
    それがナンパだとは、一瞬たりとも脳裏に浮かばなかった自分に
    激しく、“女終了!” のレッテルを貼りたくなった。

    いや、あの時はたとえ茶に誘われても飯に誘われても
    宗教か、「携帯契約1機で5000円が」 といった
    怪しい商売の勧誘だとしか思わなかった自信があるほど
    異様な格好をしていたしなあ。

    あっ、そうか、あのお兄さんが遠巻きに見てたのは
    近寄るのが恐かったからか!
    と気付き、更に自分の首を絞めた気分になった。

    いや、風邪真っ最中だったし
    今年はパンデミックが恐いから、外出時のマスクは必須の予定だし
    冬は諦めとこう。 (何を!!!!! 今更!!!!!)

    ちなみに、裏ホラーは評判通りに満足の作品だった。
    が、あんだけ確認したのに、借りた1本が池田だったという不覚。
    裏書きの写真にも顔を出さないとは、何ちゅう姑息な!

    てか、そもそもあの凝視が気を散らせたんだよ。
    あいつはバジリスクかよ?
    まったく、心霊好きにロクなヤツはいねえ。

  • 新年の挨拶で泣き言

    皆様、明けましておめでとうございます。

    お正月休みはいかがでしたか?
    大風邪を引いての年末だったので
    自分でも孤独死の半腐れ状態での発見を恐れていたんだけど
    風邪も快方に向かい、目出度い! と浮かれていたら
    ・・・・・悪夢の元旦を過ごしましたとさ・・・・・。

    もう、今年のブログも初回から恨み言の羅列だよ!!!
    何でこんな運命なんだよっっっ!

    ちなみに初夢は、押入れから不穏な気配を感じ、恐る恐る覗いてみたら
    頭だけパンチパーマの真っ白な山羊が天袋から出てきた
    という、吉だか凶だかさっぱりわからん夢だった。
    私的には、結構嬉しい種類の恐さの夢だったんだがな。

    正月の昼過ぎまでグデグデと惰眠をむさぼり
    起きてきて、おめでとうメールに返事をしたり飯を食ったりして
    今日は初詣でにでも行って、そっから心霊ビデオ祭だ、と
    久々に活気に溢れた気分で、その勢いで
    ブログにもおめでとう書き込みをしよう、と
    珍しくやる気を出したのが、そもそもの敗因だった。
    グータラが活動的になるとロクでもねえ事態を引き起こす
    という古代からの不動の格言を実行してしもうたわけだ。

    PCを立ち上げ、ブログを開く前に急に
    そういやブラウザのアップデートがあったんだ
    と、何かに導かれるように思い出した。
    アップデートはちゃんと手順通りにしたさ。
    何の私風味も入れてねえ。

    ところが、お気に入りがゼロに!!!!!

    つまり、何かでPCのデータ一新をした時の状態なんだ。
    3年ぐらい前の初期状態で、スッカラカン。

    ちょ、お気に入りも引き継がれるって書いてあったじゃん、と調べたら
    多分だけど、ファイルに保存したやつだけ引き継ぐ、って話っぽい。
    えええーーーーーっ、自動更新で保存してなかったんかよーーー。

    しょうがないので、去年最後のデータに復元。
    しかしブラウザが元に戻っていない。
    あれ? と、その前日に復元。 戻らない。
    そっからパニくって、復元復元復元・・・と試したが
    どの時空に飛んでも、元に戻ってくれないのだ。
    どうやら、ブラウザのファイルがブッ壊れたようだ。

    ちちちちちちちちちちょっと待て、今回の復元なし!!!
    と慌てても、何かどうにもならない雰囲気がモニターからビシビシ。

    ・・・どうするか・・・誰かに訊くか・・・?
    と、携帯を握り締めて迷うが、さすがの常識外れの私でも
    元旦早々、祝っているであろう人様にヘルプする気にはなれず
    こんな気持ちで 「おめでとう」 など、言えるはずもなく
    大人しくブラウザのファイルを消去し
    1からインストールし直し、疲れ果ててネットを閉じた。

    マイお気に入りはなー、数年掛けてコツコツ集めた
    お役立ちサイトの宝庫だったんだよーーーーーーっっっ。

    もんのすごく細かくファイル分けして
    その中に更に十数個のファイルが整理分類されてて

    ・・・それが仇となって、サイトを探し出せねえ。
    数も膨大な上に、見つけ易いようサイト名を勝手に変えてたんで
    元のサイト名を覚えていねえんだ。

    ここ数年の私のネット活動の軌跡がワヤ!

    たかがお気に入りで、他人にとってはくだらんサイトばかりかもで
    PCでは時々こういうわけわからんブッ壊れが起きるってのは
    重々承知してる事なんだが、それにしても

    元旦早々、1月1日から、正月初日から、初ネットで

    という無念が脳裏から離れず、私の1月1日は
    5時間ぐらいPCをいじくりまくり
    絶望して1時間ぐらいコタツに突っ伏し
    DSでスパイダーを2時間ぐらいやっても浮上できず
    陰気臭い事この上なしな、歴史的な正月だった。

    これじゃいかん、神頼みでもして生気を取り戻そうと
    己の心に気合いを入れて、やっとの思いで初詣でに出掛けたのに

       神社が閉まってて参拝できず

    何のお約束な転落展開かと、真っ暗な境内で呆然としたよ。
    そりゃ夜中に行ったのが悪いんかも知れんけど
    神社って普通、24時間いつでも詣でられるんじゃねえの?
    じゃなくても、現在は正月だぜ?????????
    私の他にもUターンしてた人が3組いたぜ?

    私の今年の人生の待ち受け画面は、受難画像が貼られているに違いない。

    てか、ここにきて更に禍々しい予感が頭をよぎるんだが
    本当に壊れたのはブラウザだけか?
    動揺してグチャグチャやったんで、どっか他もイカレてねえか?
    何かものすごく不吉でヤバい。
    私のPCの今年も、色々と終わった気がしてならない・・・。

    あーそうそう、今年の私の豊富は、ブログの文を短くする、だ。

    何をやる気を一切なくしているんだ、と思われるだろうが
    そういう後ろ向きな、やさぐれた気持ちで言ってるんじゃなく
    お気に入りサイトを探してて、何となくよそのブログを覗いたら
    皆、ブログえれえ短いんだよ。
    ヘタすると、3~4行とか。
    それを目撃して、自分の超長文が恥ずかしくなってな。

    ほら、あれだ。
    いくら耳毛が福だからって、ボウボウ生やすのは、とか
    もみあげを伸ばしたいのはわかるけど何もそこまで、とか
    そういう類のやりすぎ感?

    ダラダラと語りまくりたいのはわかるけど
    読んでて長すぎるからちょっとまとめて書こうね
    みたいな忠告をされたようで、顔を赤くして反省したのさ。

    って、言った端から、↑ で相変わらず長すぎる文なんだが
    今回はあまりの、あまりのあまりの衝撃に
    あの状態を説明したくてしたくて、この心境を訴えたくて訴えたくて!

    とにかく、短く簡潔に書く、を目標にするよ。

  • 年末の挨拶

    ちょっと早いけど、今年の私のブログは今日で終わりにします。

    本来なら、官公庁に合わせて動くべきだろうけど
    (いや別に何に合わせる必要もないのだが
     ちょっと “日本国民” という気分になりたいんで)
    大風邪を引き、予定がガタ崩れになってしまったので
    思いきってネット長期休暇を取ろう、と思ったわけなんだ。

    毎年毎年、こんなくだらんブログを読んでくれて、と
    へりくだっているので、今回は高飛車にいこうと思ったけど
    どう考えても、それは当たり屋と変わらん所業で
    さすがの私もそこまで悪にはなれなんだ。

    正直、1年を振り返っても感謝の気持ちしかねえ。
    そんな謙虚なヤツじゃないはずなのになあ。
    しょせんな小市民風情を露呈していて、とても嘆かわしい。

    ここを見た皆様、今年も1年本当にありがとうございました。

    来年が皆様にとって、良い年になりますよう
    私も良い歳になって、ちっとは落ち着けますよう
    祈りとともに今年の最後を迎えようと思っております。

    来年もよろしくお願いいたします。

    なお、来年のブログ再開は、5日か6日あたりにしようと思っているけど
    何か見事に引きこなしているこの風邪を、2年越しで引きずりそうで恐い。
    この調子じゃ、正月期間は引きこもりのホラー祭になるであろう。
    観光に行って撮った写真をアップして、という
    めでたい記事には決してならないところが、とことん肩透かしだよな。

    休暇期間中、ネットインの予定はわかりませんので
    メールやコメントの返事は、最悪来年までお待たせするかも知れませんが
    半病人ババアの泣き言なので、何とぞお慈悲を。

    それでは皆様、良い年末年始を。

  • メリークリスマス!

    私がこのセリフを言うって、滅多にないだろ。
    クリスマスなんて、バテレンの宗教行事ぐらいにしか思ってなく
    そういうまったく関係のない事を、何で祝わにゃならんのか
    もちろん友人知人のイベントには合わせるぐらいの
    大人の態度は示してきたんだが、自らどうのこうのはなかった私がだぞ。

    うちの家には、大抵の行事の道具があった。
    正月飾り、盆グッズ、雛人形飾り
    もちろんクリスマスツリーのオーナメントっちゅうの?
    そういう飾り物もあった。

    12月になると、村の人がモミの木を山から切ってきてくれる。
    しかし果たして九州にモミの木が生えてるんだか
    もしかして、単なる杉の木だったんかも知れん。
    とにかくそれに、母ちゃんが星だの鈴だのを飾り付けるのが
    毎年のクリスマスの恒例の用意だった。

    だが、夕飯は鍋。 酒は焼酎。
    ケーキはかろうじてあったが、貰い物のバタークリーム。
    プレゼントは、希望も何も訊かれた事もなく
    かあちゃんが愛娘に着せたい自己満足のワンピースとか
    とうちゃんがバカ娘の知能を案じての堅苦しい本とか
    しかもかあちゃん曰く、とうちゃんが頑張って働いたお金で買ったのよ
    どこぞの赤服ジジイが無償で配ってる物じゃないのよ
    とうちゃんにお礼を言いなさい、感謝しなさい、さあ頭を下げなさい、と。

    サンタの存在うんぬん以前に、このようにうちのクリスマスは、
    欲しくもない物を貰い、とうちゃんに謝意を述べる日になっておった。
    そんな家の子供にとっては、一体何の楽しい事があろうか。

    と言っても、当時の私に 「何が欲しい?」 と訊いても
    「チョコボール」 とか答えるアホガキだったので
    訊ね甲斐も贈り甲斐もなかったであろう。
    今なら体裁の付く欲しい物を即座に言えるのだが
    もちろん化粧品で、色番指定までするので
    それはそれで、贈る側は単なる使いっ走りに感じるだけだろうな。

    まったく他意はないが、欲しい物を一応書いておくと
    ゲランのラディアントシャドウカラーパレットという
    4色アイシャドウセットのブロンズドレっちゅう色が欲しい。

    これさ、たかがアイシャドウのくせに8000円するんだよー。
    貧乏人がそんなんホイホイ買えんだろ。
    高いアイカラーを塗ったくっても、どうせキレイにも何にもならん
    という心のサイドブレーキが利きまくって、売り場に行く気も起きないんで誰かが善意のみでポッとくれたらそりゃ嬉しいなあ。 ぐへへ

    でも正直、贈り物は面倒くせえ。
    貰いっ放しじゃ、大人として外道なやらずぶったくりなので
    それ相応のお返しもせにゃならんから、そういう事を考えたら
    欲しい物は自分でさっさと買う方が、よっぽど安くつくってもんだ。

    こういう感覚だから、潤いのない人生になってしまうんかも知れんが
    近所の人の自家栽培の白菜のお裾分けのお礼に
    ケーキを買って持って行く時なんか、こういう疑問が生じんか?
    ケーキ4~5個の値段 > 白菜1玉のスーパーの売値

    ああ・・・、そうだったな。
    プレゼントとお裾分けは違うよな。
    クリスマスのプレゼントは、親しい人たちの愛情のやり取りだもんな。
    近年そういう心温まるイベントがないもんで
    贈り物と聞くと、お中元お歳暮ぐらいしか思い浮かばなかったぜ。

    さて、私の寒々しいプライベートの事情が露呈したところで
    何で今年は 「メリークリスマス!」 なのか?

    2行で言えば、風邪 + 大掃除 でおおごとで
    切支丹の行事にまで噛み付いている余裕がない、って話だな。

    世間の人々は、年末進行は大丈夫なんか?
    浮かれ祝っているヒマはないんじゃねえの? という疑問はあるが
    皆様が楽しければわたくしはそれでよろしくてよ、ほほほ。

  • 寝込み

    風邪で、ああ・・・もういかん、と一日布団で寝込んだ。
    夕方になったが、腹も減ってないし、体は相変わらずきついしで
    このまま布団に溶けてしまいたい・・・、とグダグダしたけど
    それじゃシャレにならん腐乱死体の出来上がりなので
    方々に迷惑を掛けちゃならん、との義務感だけで起きた。

    こたつに座って、しばらくボーッとした後、号泣。
    一日寝込むのは虚しいものだが、何より今回は夢見が悪すぎた。

    広大な湖に小さな島が点在し、光る湖面と木々の緑
    夜の田舎道を走る乗客のまばらなバス
    薄青い空から舞い降りてくる鮮やかな青いフクロウ
    家の灯りがポツポツ広がる闇を走る列車
    山上の真っ直ぐな道から見える遠くの町

    うとうとして微かに目覚めてを繰り返す間
    これらの、まるで絵画のような美しい風景を次々に夢に見たのだ。

    多分、体が辛いので、脳がいらん事気を利かせて
    安らぎを感じる画像を流したんだろうが
    私の脳なら、もっと私の気持ちを理解してほしい。

    私は冗談抜きに、ゾンビや黒ずくめの集団と戦ってる夢の方が
    癒しと幸せを感じるんだ。
    水清ければ魚も住まんし、蛍も汚い水の場所に湧くだろう。
    私の場合、キレイな景色の中に放り込まれると、心が壊れるんだよ。
    虫は殺虫剤で死ぬけど、私は清浄な空気を噴射されると死ぬと思う。

    メソメソ泣いて、熱は上がるは、気力は萎えるはで
    余計に体に悪いわ!

    号泣している最中に、ふと思った。
    何でここまで悲しいんだ? と。

    そこで一旦泣くのをやめ、夢を分析してみた。
    しばし考えていて、ふと気付いた。
    確かに美しい世界だったが、静寂に包まれていて
    生命感がまったくなかったのだ。
    それでものすごい孤独感に襲われているんだと判明。

    と言うか、あの世に行くのに花畑うんぬん、って話があるよな。
    もしかして私は渡りかけていたのか? 逝きかけていたのか?

    えれえ軽々しく死にかけていたかも知れんが
    とりあえず何か食わねばと、うどんをモソモソ食った後に
    肌がとてつもなく乾燥している事に気付く。

    もうカッサカサのパッサパサ。 唇もバリバリに皮剥け。
    で、また号泣。

    必死で数式やら年号を覚えたのに、風邪で一日ブッ倒れたら
    すべてを忘れてしまっていた、という状況と同じく
    あんなにお手入れしていたのに、たった一日寝込んだだけで
    すべてワヤかよ? 水の泡かよ? という絶望感である。
    悲しいモードに入っている時は、箸が転がっても泣けるんだ。

    とにかく、寝込んでも何ひとつ良い事はない、と再認識した。
    私の休養は、歯を磨いて顔を洗って化粧品を塗ったくって
    こたつに寝転んでホラー映画でも観る事だと実感。

    もう二度と布団で寝込まないぞ!!!

  • 年賀状

    私は年賀状を書かない。
    理由はまさに、過ぎたるは及ばざる如し、だ。

    学生の頃は、礼儀も時間もフリーダムが利いていたので
    手書きの凝った年賀状を出していた。

    最初は少々のイラストぐらいのものだったのだが
    それが結構評判良くて、年々力が入っていったのが敗因である。

    終いにゃ、家族が部屋に飾りたいから、という要望で
    「おめでとう」 も何も書かず、葉書の全面に絵を描いたり
    (だったら年賀状じゃなくて良いだろうに)
    正月って結構ヒマだろうし、年賀状も画一的でつまらないだろうから
    と、迷路やパズル、その年の干支でウォーリーを探せみたいな事をやり
    新年早々電話で 「あの答はこれだよね?」 と、問い合わせがきたり。

    これを30枚以上、手書きでやってると
    毎日毎日、締め切り前の漫画家のように絵描きに追われ
    この年末に自分は何をやっとんのか、何でこういう事態になったのか
    いつまでこんな事を続けるのか、非常に疑問が湧いてくる。
    で、引越しを期に、年賀状は書かない宣言になっちゃったのだ。

    そのまま親戚やお世話になった人へもバックレをかましていたが
    結婚したら、そういうわけにはいかない。

    しかし幸いにもパソコンという文明の利器が出現したので
    「ワタシパソコンワカラナーイ」 と
    義務を全部夫に押し付ける事が可能になり
    相変わらず年賀状とは無縁の生活を送る事が出来た。

    ちなみにうちの親は、300枚もの年賀状のやり取りをしていて
    さぞかしおおごとだろう、と危惧していたが
    宛名書きも裏も全部発注していたので
    お金を掛ければ世の中の大抵の事はパスできるんだな
    と、自分には一生関係のない教訓を得たものだ。

    この年末のクソ忙しい時期に、年賀状書きまで参戦したら
    ほんと発狂できる予感がするので、今でも年賀状は見て見ぬフリなのだが
    何と知人から年賀状のデザインを頼まれてしもうた。

    こここここの年末のクソいそが略 と、激怒したかったけど
    自分の過去の栄光 (年賀状の高評価) を
    ついうっかり自慢した事があるし
    そいつには日頃とても迷惑を掛けているので、断るのは恩知らず。

    この中から選んで組み合わせて、と年賀状制作ソフトみたいなんを渡され
    画像リストがあるんなら、自分で簡単にできるじゃん、と思ったが
    いらん自画自賛をしたせいで、きっと芸術的な仕上がりを
    必要以上に期待されているんだろうな、と激しくプレッシャーに。
    ほんと、自慢をするとロクな結果にならんよな。
    墓穴を掘るとは、まさにこの事だと猛省。

    しかも会社の社長やお偉いさんにも出せる
    シャカイジンとしてジョウシキのあるデザイン希望
    という、私にとってはこれ以上ないぐらいの足かせ条件が。

    もう、「謹賀新年」「明けましておめでとうございます」 で良いのか
    「謹んで初春のお慶びを申し上げます」 が適切なのか
    そういう礼儀作法が身に付いていないので、ワタワタとパニクりながら
    念のため、真面目タイプ、スタイリッシュタイプ、奇をてらったタイプ
    (と私が思う) 3パターンのデザインを作った。

    結果、奇をてらったタイプに、思いもよらぬものすげえ賞賛をあびた。
    他人が私に求めるものは、“奇” なのか
    と、ちょっと複雑な気分になり、素直に喜べない自分がいる。

    そいつの会社での立場が、正月以降どうなるかはわからんが
    私側は一応褒められたので、恒例として天狗にならせてもらう。

    もうこの時期に年賀状のデザインとか言ってるアホウはいないだろうから
    来年の11月頃あたりに、私作の年賀状をアップしようと
    今は野望に燃えているが、冷静に計算すると
    11月は毎年、12月の大掃除強化月間にそなえて
    とてもブルーが入っている時期なので
    そういう芸術気分な余裕があるかどうかは定かではない。

    来年の事を言ったんで、私の中の鬼畜が笑っている。