投稿者: あしゅ

  • 浅漬けの素

    市販の漬け物は、独居老人には扱いきれない量である。
    誰が老人じゃあ!
    賞味期限と量を考えると、朝昼晩漬け物漬けで
    どっちも漬けられてるんかい! って感じの食生活になる。
    漬け物、塩分多いし、老人はあまり食ったらいけんよな。
    だから誰が老人じゃあ!

    何か不幸でもあったんか、初手から荒れているが
    むしろ今日の記事は喜んでいる内容なのに
    何でこういう事態に持っていくのか、自分で自分がわからない。
    思春期の対抗馬として、思秋期とか思冬期とかあるんだろうか?
    誰が人生の終わりじゃあ!

    冷静に書くと、漬け物いらねえよな。
    栽培とか保存とかが発達していない時代の
    野菜を長持ちさせる知恵として存在した保存法だもんな。
    でも食いたいよな。

    だったら自分で漬ければ良いだろう、という話になるが
    ヌカ床も昔は持ってたさ。
    ところがな、どのヌカ床もすぐ全腐りするんだよ。

    発酵してるだけで腐ってるわけじゃないんじゃないか、とも思ったが
    あんなドロドロの得体の知れない半液体に、手を入れる勇気も
    そこに入れた食物を口にする気合いもなく
    私所有のヌカ床は、何度新しく導入しても生ゴミ化した。

    言っとくが、私は “言われた事” はきっちりするぞ。
    ヌカ床さ、絶対に “わざわざ教える必要もない常識的な注意点” が
    あると思うんだよなー。
    今までの人生でも私は、結構そういうとこでつまづいていたんで
    ヌカ床の件も、何かを見落としている気がしてならねえ。
    が、ヌカ漬け自体が面倒くせえんで、もうするつもりはない。

    そこで目を付けるのは、一夜漬けとか浅漬けである。
    これなら自分のペースで漬け物が食える。
    少々のムチャをしても、数日だったら強烈な影響も出ないだろう。
    例: カビる ガスが発生する 菌が湧く 等

    と、市販の漬け物の素をあれこれ買っているんだが
    その素も自分で作れる、という可能性の話は聞きたくない。
    もうな、アホウが動くとアホウの3倍返しみたいな結果になるんだ。
    大人しく市販品に頼る方が、結果的に早道かつ安全だと学んだぜ。

    この漬け物の素、私にとっては液体は逆に扱いが面倒くさい。
    賞味期限が短いし、何か酸っぱい系が多いし。
    粉末は量の加減が難しいけど、切った野菜にふりかけて
    タッパーの蓋をして、ガシャガシャ振り回して冷蔵庫に放り込んで
    それで翌朝には漬け物っぽい味になっているんで、重宝する。

    そんな私が最近常備しているのが、コミローナ “あっさり漬の素”。
    へえ? コーセーフーズ? あの化粧品のコーセーかな。

    普通サイズのは、確か2袋入っていて顆粒状
    徳用サイズは、30gが5袋入りで粉末状。
    何で中身の形状が違うんか、よくわからんが味は一緒。
    1袋を何回かに分けて使うんで、顆粒の方が便利なんだが
    徳用の方が得なんだろうし、と、あいまいな心で徳用使用中である。

    素の量が多すぎると、しょっぱくなるけど
    適量にできた時は、美味い浅漬けに出来上がる。
    ・・・え? 袋に書いてある説明書?
    その通りに作ってたら、できあがる漬け物の量が膨大になるだろ。
    こういう漬け物、どんだけ持つんかわからんから
    せいぜい3日分ぐらいしか作らないんだよ。
    そうなると、個人の生まれ持った勘に頼るしかねえ。

    これで今までに、きゅうり、キャベツ、白菜、ニンジンを試したが
    やっぱりきゅうりが一番しっくりくる。
    でも薄い味付けなら、サラダ代わりと思って食えるんで
    もう1品、の常備食には良い調味料だと思う。

  • アンナ・トゥモール

    何と日本のメーカーだったんだよ、これ。
    名前の由来は、沖縄弁で “母なる海” だってさ。

    システムは、洗顔 → 美容液 → 化粧水 → 保湿ジェル。
    化粧水の前に美容液をつけるお手入れ手順。

    買ったのは  注:( ) 内は、通常品の容量と価格。
    クレンジングオイル 10ml ¥315 (150ml ¥2625)
    ピュアUVベース 3g 315 (40g ¥2940)
    コスメトライアル ¥2100
     ピュアソープパウダー 10g (45g ¥1890)
     ピュアエッセンス 5ml   (50ml ¥2625)
     ピュアローション 30ml  (120ml ¥2100)
     ピュアホワイトモイスチャージェルHR 5g (50g ¥2940)

    ミルクじゃなくて、オイルタイプのクレンジングなんて
    オーガニックにしちゃ珍しくねえ? と、思っていたら
    メイドインジャパンで、へえええええええええええ!

    念のため、ネットで調べたら純日本製のOEM。
    いやあ、さすが国産メーカーはひと味違う、と感心。

    しかし、このクレンジングオイル、メイクが落ちねえ・・・。
    オイルでメイク落ちが悪いのなんか、初めてだよ。

    肌になじませてると、シリコン系の毛穴カバー用下地を塗った部分なんか
    白っぽいのが肌から浮きかけるんだけど
    それをオイルが、なかなか持ち上げてくれない。
    思わずゴシゴシやっちゃったぜ、肌に優しいはずが意味ねえー。

    洗顔はパウダー状の石鹸。
    アミノ酸系のような乳臭い匂い。
    でも洗浄力が強い。 乾燥肌には辛いと思う。
    泡立ちは良いけど、泡持ちはあまり良くない。

    落ちないクレンジングオイルの後に、このパウダーで洗うと
    肌がスルスルして、まるでケミカル化粧品を使ったような洗い上がり。
    このきっぱりサッパリした洗いあがりは、さすが国産メーカー!

    この後、プレ化粧水用の美容液。
    使用感は匂いはなく、ベットリ伸びてのちサラサラ。

    オーガニックコスメの化粧水は、どれもウ・・・ウォーター! なのだが
    ここの化粧水はやってくれた。
    ちょっとトロみタイプで、塗るとすぐ肌になじみ、結構しっとり。
    慌てて成分表を確認したほど。
    天然自然でここまで出来るんじゃん。 さすが国産!!!!!!

    お手入れの〆はジェル。
    ベットリとついた直後にサラサラになって、潤いが物足りない。
    表面的にはサラサラなんだけど、内部が乾いている気はしない。

    これ、塗ってしばらくして、肌を撫ぜると
    白いケシゴムカスのようなのがポロポロ出てくる。
    これがメイク時にとても邪魔になる。

    夜も、保湿の追加に別のクリームを重ねると
    ものによってはカスが出まくる。
    いかに自分が肌を乱暴に擦っているかの踏み絵だが
    肌表面に乗ってるだけ、という使い心地である。

    アンナ・トゥモールのアイテム類の、塗った時のベットリ感は
    ふのり?のような感触である。
    多分ヒアルロン酸の特性で、これがカスの原因だろう。
    カスはジェルだけで、美容液と化粧水では発生しない。

    結局、全部のアイテムを肌に塗ったら
    ジェルのサラサラ感が影響するのか
    皮膚が突っ張った感覚で、潤いがないんじゃないかと不安になるけど
    何故か数時間後には、肌表面がベッタベタになる。
    夜寝て、朝起きた直後の肌はシットリ。

    最後に、ピュアUVベース。
    かなりベタつくけど、逆に日焼け止め特有のキシキシ感がない。
    そして大量に重ね塗りをしても、白くならない!
    日焼け止めで白くならないのって、初めてだーーー。
    さすが国産!!!!!!!!!!!!!!

    ほんとにUVカット効果があるのか心配になるぜ。
    表記は、“SPF25 PA++ 相当”。
    ・・・・・“相当” って・・・・・。

    とりあえず4月の晴天の外出では、焼けなかった。
    けど、PAの+が2個だし、これは冬場用にするべきかも。
    まったく乾燥しないし、白くならないし
    SPF30 PA+++ あったら、一生使い続けるのにー。

    オーガニックコスメの気難しい個性に戸惑ってた身としては
    ここのは、すんげえテンション上がりまくりの使用感だった。

    匂いも少ないし、値段もお手頃だし
    こんなあるから、私はいつまでたっても国産マンセーなんだよなあ。
    夏に向けて、ジェルの現品を買っちゃったよ。

    そしたらな、白ニキビがポツポツと・・・。
    以前もオイルフリーの化粧品で、このニキビに悩まされたので
    どうも私の肌は、多少はオイルを与えないとダメみたいだ。
    値段も手頃で作りも好感が持てたのに、ほんと残念!

    今は昼間だけジェルを使ってるが、それだと白ニキビはできない。
    メイクの下地に、このジェルのカスが邪魔をするので
    夜に使いたいんだが、夜だと何故か白ニキビが。

    オイルフリーの化粧品が合う人なら
    昼間は他メーカーのコッテリ系のお手入れをして、メイク。
    夜にこのジェルを、という使い方をお勧めしたい。

    何故なら、夜のお手入れを否定しているメーカーも多いし
    いらんものが肌内部に入る恐れがなく
    外側にきっちり乗って保護してるだけで、肌内部は休まる
    という安心感があるからである。

    結論は、普通肌 ~ オイリー肌の人や
    肌にいらんものを塗りたくない人向き。

    オーガニック化粧水の水っぽさが物足りない人も
    ここの美容液を加えるか、ここの化粧水に替えるのをお勧め。
    私も美容液と化粧水のどっちかは、今後常備予定である。

  • 冷房病

    TVで冷房病の特集をやっていた。
    私もここ数日、体がダルいは息切れはするは目まいはするは
    こんなひどい夏バテは、関西に来て初めてだぜ。
    関西の夏をナメてたが、地球温暖化の影響か?
    関西でこれなら、九州はどんな釜ゆで地獄だよ。

    一緒じゃねえの? って気もする、夏バテと冷房病の違いは
    私の脳内推理では、純粋に暑さでバテるのが夏バテ。
    冷房病は、気温差が5度以上の環境を繰り返す事で
    体温調整を司る自律神経が狂ってしまって、不調になる事を指すらしい。
    冷え性とか貧血気味になりやすい女性や
    体温調整が上手くできない幼児と高齢者がなりやすいそうだ。

    これを聞いてて、額に血管がビキビキ浮く。
    私の思いがけない夏バテは、地球変化のせいじゃなくて
    自分変化 (老化) のせいかよっ!

    ここでひとつ疑問を持たないか?
    冬だって温度差の激しい環境にいるじゃん。
    何で冬は “冬バテ”“暖房病” がないんだよ?

    この疑問を主治医に訊ねた事もあるが、明確な答は得られなかった。
    そこで自分の頭で考えてみる。
    この場合の “自分の頭で考える” という行為の真意は
    自主性や独創性を隠れ蓑にした、「検索めんどくせ」 である。
    バテてるんで、あまり複雑なものを目にしたくねえんだよ。
    気力がゴッとそがれるだろ。

    で、わ た し が 思 う に、人体は寒さより暑さの方に弱い!

    1日の内で、快適な気温に接している時間って
    意外に短いような気がするんで、それを前提に考えると
    寒さベースで、暖まろう暖まろうとしている冬と
    暑さベースで、涼もうとしている夏では
    体力の消耗量が激しく違うんじゃないのか?

    それと、寒いってより、暑い方が精神的負担が大きいのかも。
    自立神経って、ストレスでも乱れるじゃん。
    つまり、夏は気力体力ともに激しくダメージをくらうのだと思う。

    てか、こういう種類の原因を追求しても意味ねえよな。
    問題は解決策の方だ。

    TVでは、飲食物、服装、生活態度、運動などを挙げ連ねていたが
    こんなん、まっっったく参考にならねえ!
    だってそんなに健康的なヤツなら、ハナから夏バテしてねえって。
    とにかく今、キツいんだよ!

    これさ、何の備えもしてなくて、好き放題に使うだけ使って
    金がなくなった明日食えない、みたいな事を言うバカモノと同レベルだが
    健康もお金と一緒で、貯めなきゃいけない類のものなのかもな。

    とりあえず、生活の基本は日頃から心掛けておいて
    夏に逆らいたくなる健康の基本、“体を温める” を実行すべきである。
    夏に生産される野菜って、体を冷やすのが多いんだってさ。
    だから夏だけは旬の食い物は避けろ、とTVで言ってたぞ。

    年中ハウス栽培の恩恵にあずかってるんで
    何が夏野菜なんだかさっぱりわからんが
    きゅうりやスイカを食うなとは、酷だぜ・・・。

  • 卵焼き

    何故、食い物系の話題が続くかっちゅうと
    夏バテしてるので、栄養摂取に必死だからである。
    いつもの朝飯はお茶漬けに漬け物なのだが、卵も1品追加、ってわけ。

    世の男性は、彼女の手料理に肉じゃがとか望むが
    卵焼きこそ、真の “おふくろの味” である。
    このショボい脇役料理にこそ、各家庭の味が凝縮されている。

    と言っても、彼女の作る卵焼きの味が、彼女の家の味じゃないぞ。
    言ってる事が矛盾してるだろうが、本人の技量ってもんがあるし
    こういう単純な料理の方が、再現が難しいのだ。

    もうここでおわかりかも知れんが、私の作る卵焼きは不味い!
    ほんと、何の味だ? というほど、不味い!!!
    何でこんなに不味いのか、原因もわからんほど不味い!!!!!

    でもひとつ言わせてもらえば、今までに美味い卵焼きは
    うちのかあちゃんのと、どっかの料亭のと、2回しか食った事がない。
    あとは、“普通” か、“不味い” のどっちか。
    で、私のは不味い!

    (卵焼きとだし巻きの違いって、出汁を入れるかどうかだけだろ?
     ここで既に間違っているんなら、お話にもならん有り様になるんで
     両方をひとくくりに “卵焼き” と言って良いよな?)

    卵焼き、実は今朝食って、あまりの不味さにゲスゲス言ってるんだが
    私はかあちゃん伝来の、甘い卵焼き派である。
    またしても、これがデフォだと思い込んでいたら
    「甘いのダメ!」 という人の方が多くて、軽くショックを受けている。

    卵焼きの甘くないのって、味ねえじゃん。
    醤油をかけたら、水っぽくなるし塩辛いだろ。
    どっちに転んでも、酷だぞ。

    でも甘いとおかずにならない、という意見にも納得させられる。
    こればっかりは、幼少よりのすり込みでしかなく
    自分ではどうにもできない、トラウマにも近いものがあると思う。

    うちのかあちゃんは料理上手だったが、世界一ではない。
    しかし卵焼きだけは、私にとって最高の味だった。
    かあちゃんが死んだ後、霊って実在すんのか仏教って正しいんかわからんが
    ほんとに何の偶然か、ちょうど49日目にかあちゃんが夢に出てきた。
    その時にこれが最後のお別れだとわかった私が言ったのは
    自分でも意外だったが、「もう1回卵焼きを作って」 だった。

    目覚めた後に、私、何をトチ狂っとんのだ? と呆れただけで
    この時の言葉の重みが、当時はよくわからなかったが
    卵焼きを作って食うたびにゲロゲロなってる今では
    あの夢の私の最後の願いが、潜在意識に隠れていた願望で
    実に的を射た発言だった、と未練タラタラである。

    手に入れられないものほど欲しくなる、とは言うが
    まさか卵焼きごときが、こんな重要な地位にくるとは・・・。

    かあちゃんに卵焼きを習った事はあった。
    そろそろお迎えが来るんじゃないかと思ったんで
    「死ぬ前に卵焼きの焼き方を教えて」 と、習いに行ったのだ。

    (ここらへん、違和感がある人もいるだろうけど
     私は年老いての子だったので、親子ともに覚悟は出来てたのだ。
     何より、親にとっては子が先に死ぬ以上の不幸もないので
     親の死は、家族の中で絶対の命題であった。
     その覚悟は決して、人生がラクになるものでもなかったが。)

    同じキッチンで同じ材料道具で作ったのに、味が違う!
    かあちゃん曰く、「愛が足りないのよ」 だったが
    そんなメルヘンで誤魔化されるかい!
    絶対に何か原因があるはず、とチェックしまくったが
    結局、かあちゃんの味は学びとれず。

    あの卵焼きの味は今でもはっきり覚えているので、断言できるが
    かつて1度たりとも、似た味すら出せた事がない。
    多分この先、一生無理だろう。

    卵焼きが幻の味化してるなど、どんだけ安いんやら、と結構悲しい。
    にしても、せめて美味いと思える卵焼きを作りたいものだ。

    かあちゃんの卵焼きの作り方は、砂糖と塩のみだった。
    砂糖は普通の白砂糖、塩もごくありふれた塩化ナトリウム
    使う油は日清サラダ油、フライパンはテフロン。

    卵2個に、砂糖小さじ1強~2弱、塩少々を入れて溶き
    熱したフライパンに厚めに流し入れ、ちょっと焦がし気味に巻いていく。

    たったこれだけの作業で、何故味に違いが出るんだよ?????

  • 目玉焼き

    目玉焼きに色んな種類がある事を知ったのは、小学生の時だった。
    ホテルの朝飯で、オムレツとかスクランブルエッグとか選ぶじゃん。
    あれで目玉焼きを指定したら、更に 「焼き方は?」 と訊かれ
    脳の温暖なガキだった私は、目玉焼きは目玉焼きじゃん、とフリーズし
    兄がそれを見かねて教えてくれたのである。
    よく覚えていないが、片面焼きか両面焼きか固焼きか半熟かとか。

    この後、ウィンナーかベーコンかハムかソーセージか
    ジュースは何のフルーツにするか、コーヒーか紅茶か
    朝っぱらから飯の事で、何でこんなに尋問されにゃならんのか
    何てこったい、と疲れ果て、結局シリアルしか口にせず
    余りは、食い残しを異様に嫌う兄が、ヒイヒイ言いながら食ってくれた。

    今は、ちょっとだけ目玉焼きにもこだわりが出てきた。
    朝に食うなら、両面焼きを醤油をかけて。
    普段の料理に油を使わない私も、この両面焼きだけは油を多めに使う。
    目玉焼きと言うより、目玉揚げ? ってぐらい。

    両面焼きは、外はカリカリに焦げ、黄身は半熟が好きなのだ。
    これをするには、油が多くないとひっくり返す時に黄身が破れてしまう。

    うるせえ、テフロンのフライパン、すぐダメになるんだよ!
    小さいのを、目玉焼き専用として常備してるのに
    くっつかないのは、ほんと最初の数ヶ月のみだ。
    テフロンってそういうものなのか、私の扱いがザツなのか
    人生でこれほど買い換えをさせられてる物もないが
    鉄のフライパンは、油を嫌う私には育てられないので無理。

    夜に食うのは、片面焼きに塩コショウを振ったやつ。
    油少なめに、片面だけ焼いてフタをして半熟に蒸す王道の目玉焼き。

    何故これが夜限定かと言うと、自分でも不可解なんだが
    これを朝食うと、ものすげえ胸焼けがするんだ。
    私の胃だと、朝の目玉焼きは醤油に限る。

    この目玉焼き、単純な卵調理だとナメていたら
    人によって、かなり食い方に違いがあるようである。

    かける調味料も、私にとっては意外に思えるものをかけてて
    しかも、それじゃないと気持ち悪くて食えない、と言うんだよ。
    今までに見たのは、ケチャップ派とウスターソース派が結構いて
    ひとりだけだが、マヨネーズってのもいた。

    これらの調味料って、オムレツにはアリだけど
    目玉焼きに? と思う自分の固定観念も、ちょっと不思議だが
    かける調味料って、個人のものすごい信念かも知れない。

    そんで、自分のかけてるものが一般的だと思い込むんだよな。
    必ず相手と、「ええー? それおかしくねえ?」 と言い合う。
    中には毎回これで夫婦喧嘩をしている人もいた。
    好き好きだとは思うが、意外なものをかけて食ってるって
    横で見ているだけで気持ち悪い場合もあるもんな。

    あと、食い方。
    私は黄身を崩しつつ、白身に黄身を絡めて食うんだが
    白身だけを先に食べて、黄身は最後にひと口で、ってヤツが多い。
    言い分は、黄身を崩すと皿が汚れるから、だと。
    私の食い方を 「汚い」 と罵られたぜ。
    もう、これに関しては反論が山ほどあるけど
    何となく面倒くさいので放置してしもうたが、絡め派の名折れか?

    一番驚いたのが、白身だけ食って黄身は丸ごと残し。
    白身は好きだけど、黄身が嫌いだそうだ。
    でも卵焼きは食う、ってとこが、本当に謎だった。

    目玉焼きを焼いてる最中に、黄身を破ってしまう事ほど
    ムカつく事も、そうそうない。
    てか、卵を割り入れた瞬間に黄身が崩れたら、ガス台返しをしたくなる。

    アメリカの映画では、よくスクランブルエッグを作るシーンがあるが
    フライパンに卵を何個か割りいれて
    フォークでグジャグジャとかきまぜていて
    それだから私はアメリカが嫌いなんだよ! と、怒りに満ちる。

    何故ボウルで卵を溶く繊細さがない!
    (こういう事を、“私” に言われる自体、終ってるよな)
    そんなんだと、あの白身のとこのヘソの緒みたいなんがモロ出しだろう。
    あれ、黄身固定のロープのような役目?
    何なのかよくわからんが、気持ち悪くて嫌いなんだ。

    卵の生い立ちやら意味やら仕組みやらといった素性って
    深く考えると食えなくなるので、見て見ぬフリをしている。

  • ブラジャー

    最近、男性にブラを着ける人が増えていると、TVでやっていた。
    その個人的嗜好には何の文句もないが
    あんな苦しいものを好んで着けるその感覚が賛同できない。

    ブラってのはな、周囲の贅肉をギュウギュウかき集めて
    カップの中に入れて、乳だと言い張る仕組みなんだよ。
    そんで、形の良い胸に見せかけるために
    ワイヤーやら伸縮性のある生地やらで
    集めた肉を寄せまくって上げまくって、美乳だと言い張るんだ。

    これを続けていると、本当に周囲の贅肉が乳に統合され形も良くなり
    しないと、乳はタレてしまう、というのが下着メーカーの言い分なんだが
    私は元々美乳なので、その効果がさっぱりわからない。
    最近は重力に負けつつあるが、それもいたしかたがない、と
    ナイスバディナイスバディ自称している割には、乳に興味が薄い。
    て言うか、もう正直、乳、うぜえ。
    私は乳にありがたみを感じない世代なんだ。

    そもそも、体を締め付けられるのが大の苦手で
    パンツなんかゴムを伸ばして履くようにしてるほどなのに
    (ああ・・・、ここでちょっとグチ。
     パンツのゴム、なかなか伸びないよなー。
     スウェットのゴムも伸ばしたいんだけど、これまた伸びない。
     ゴムを抜いてヒモだけだと、腰骨に引っ掛かりにくく落ちるし
     どれもこれも何で “適度” にならねえんだよっ!)
    ブラなんか、私にとっては拘束帯も同然だぜ。

    特にあのワイヤーがな、肋骨に当たって痛いんだ。
    逆に乳肉を散らしてクッションにしたいぐらいだぜ。
    そんで、どれもこれもレースをふんだんに付けやがって
    私はレースにかぶれるんだよ!!

    と、母親に嘆いた事があって、その時の母親の答が
    「安物のレースだからよ。 イタリアのを試してみなさい。」 だと。
    ああああああああああっ?
    着けたくもねえ乳当てに何万円も掛けろってか!
    と、煮えくり返ったが、それを言うと日頃の私の女性としての
    美意識からほじくられて説教されそうだったので、沈黙で耐え忍んだ。

    スポーツブラは、頭からかぶる方式や
    背中でクロスさせる肩ヒモなどが気に食わず
    乳をかきむしりつつ、レースのブラを着けていたが
    何やら、“Tシャツブラ” っちゅうのが出ているらしい。
    だよなー、薄着になる夏場にカジュアルな服装の場合
    レースビラビラのブラが透けて見えたら、アンバランスだよな。

    よし、私は年中この味もそっけもないブラをはめるぞ、と
    買う前の調査に入った途端、“敏感肌用ブラ” というのを発見。
    何と、喜ばしい事にレースもワイヤーもなし。
    だよなーーーーーー、こんだけアレルギーが蔓延してる世界で
    レースやワイヤーの圧が苦手な女性は、結構いるはずだって。

    喜び舞い上がって早速注文したわけだが、届いた現物を見ると
    中身がビュリホーなら包装はどうでもいいんだよ!
    と、自信満々のさすがの私でも、ここまで堕ちていいものか
    と戸惑うレベルの、見まごう事なき完璧なババブラ。

    返品しようかとグラグラしたが、選んだのは自分の責任だし
    とりあえず、かぶれがひどくなった時用にとっとくか
    と思い、そう心が決まったのでちょっと着けてみた。

    これがもう、何ちゅうか、すんげえラク!!!!!!!!
    やべえ、もうこれ以外着けられないかも、と思うほどラク!

    救いようのないババデザインだと思っていたのも
    鏡で見てみると、本体が良いのでそんなに嘆かわしくもない。
    ワイヤーなしなのに、意外に乳の整い方も大丈夫。
    良い物を買ったと、とても満ち足りた気分である。

    と、こんな記事を書いておいて、いきなり矛盾する説教をたれるが
    通販でブラを買うなど、するべきじゃない。
    サイズの測り方は明記されているけど
    メーカーによって、基準って微妙に違う気がするし
    生地とか設計で、適応サイズがかなり変わってくると思うからだ。

    現に今回買ったブラは、いつもと着けてるのと同じサイズを頼んだが
    圧迫しない作りのせいで、ちょっと大きめだった。
    お陰で、いつもはガポッとはめるだけなのに
    乳を丁寧にカップに入れる作業をせねばならんくなった。

    てか、私の場合どこまでザツに着けてたんだ、という話だがな。

  • 手作りキャンドル 暴走中

    また始まったが、タバコのカラで容器を作るのが億劫になってきた。
    こんな事すら面倒がって、何で手作りをやってるのか
    自分の性格のバランスの悪さには、ほとほと嫌気がさす。

    でも、「必要が発明の母」 と褒め称えられるのなら
    この “面倒くさい” という気持ちは、工夫の父である!

    不満がないと、物事は改善はされんよ。
    私なんか、いつもいつも如何にラクをするかに血道を上げて
    熱心に試行錯誤しているのだから。
    そりゃもう、「考えてる暇があったら、さっさとやったら?」
    と、ケツを叩かれるぐらいにだ。

    というか、今回の工夫の理由は、(珍しく) 面倒なだけではない。
    固まったキャンドルを出そうと、タバコの容器をカッターで分解してたら
    お約束通り手をブッ刺して、それがまた痛かった悲劇でもない。

    いくら私がヘビースモーカーであろうと
    点火後数分で燃え尽きるキャンドルを作るのに間に合うほど
    タバコの空き箱を産出できないとこに問題がある!
    タバコ1箱でキャンドル1個なんだよ。

    別容器を考えたけど、いちいち洗うのは面倒くせえ。
    使い捨て時代の申し子だし、お手々が荒れるざます。
    弁当用アルミカップのような形状だと
    広く浅いので、燃焼時間が短すぎる。
    仏壇用ロウソクのあの形が、本当にベストなんだよなあ。

    タバコ容器でキャンドルを作っている時に
    テープ止めが甘くて、相変わらずダダ漏れさせていたのだが
    アルミホイルの上に流れ出したロウが、すぐ固まるのを見て
    これを故意に作って、容器に割り入れて別の色のロウを流し込んだら
    モザイク模様のキャンドルになるんじゃねえ?
    と、思いついて、カケラを作ってみた。

    紙のカップに薄く流し入れて、固まったらランダムに割る。
    これだと、容器に入りきれず余ったロウもムダにならなくて良いかも。

    それで作ったキャンドルがこれ。
    見栄えは悪いけど、燃えてる時は色がマーブル模様になって結構楽しい。
    カケラと、注ぎ入れるロウの香りを変えれば
    燃える時に、何となくブレンドされてる気がする。

    更に、このカケラを調子こいて作ってた時に名案が浮かぶ。
    ある程度固まって、まだ柔らかい時に
    太巻きの要領で、芯が中心になるように
    クルクル巻いていけば、長いロウソクになるんじゃねえ?

    色を2色重ねたら、断面がうずまき模様になるし
    2色をまだらに混ぜれば、マーブル模様にならねえ?

    うおーーーーーーーっ、私って天才!!!!!!!
    と、作ったのが、これ。
    発想は良いが実行力が伴わず、道に落ちてたら恐い物体風情に。

    いや、これを作るの、熱いんだよーーー。
    ただでさえ不器用なのに、熱くてモタついて
    オタオタしてると、ロウが固くなってくるし
    あの巻き寿司用のスダレみたいなんが必要かも。

    マーブル模様も上手く出来ずに、カラフルな乳牛模様になったし
    端っこがデコボコになって、自立できないニートキャンドルになるし。

    でも、この線、良くねえ?
    キャンドルは必ず容器に入れなきゃいけないわけじゃないじゃん。
    手でこねて立体に作り上げたら、何かの芸術的オブジェになるかも。

    入れてるアロマオイルのせいで、手で触るとヌラヌラして
    とても形作りにくく、手に付いた匂いも取れにくいのが難点だが
    自称キャンドルアーティストになってみるぜ。

    と、芸術に目覚めて作ってみた。
    太巻きに丸めた棒状のピンクのロウを、容器の中心に立てて
    周囲に白いロウを流し込んでみる。

    予定では、中心のロウが周囲のロウの熱で溶けて
    渦巻き模様のキャンドルになるはずだったが
    何故か中央中央にピンクロウが寄ってしまう。

    が、バラのようなデザインになって、これも結構美しいので
    ハナからこういうのを作るつもりだった、と脳内変換して事なきを得る。

  • 豚肉リベンジ

    皆様の温かい助言を胸に、やってみました。
    豚しょうが焼き・かけダレ編。

    今回はちゃんと確認したけど、豚肉は “しょうが焼き用” と
    書いてあって、脂身もあまりなく見た感じロースと思われる。
    それをテフロン加工のフライパンで、油をひかず素焼き。

    ・・・・・こいつ、自力でガンガン油を出しやがる!

    で、時々パン!とかハネて、爆発が恐いので
    1m離れて、曲芸のように焼いたんだが
    終了後にメガネをチェックしたら、やっぱり油ハネが。
    風呂上りにやったので、清潔感が台無しだ。

    被爆はさておき、しょうが、醤油、赤酒をテキトーに混ぜたものを
    焼きあがった豚肉に、かけて食す。

    味は美味え!
    これなら漬け込まなくても充分。
    しかし以前、牛ロース焼きをポン酢で食った時にも感じた事だが
    焼いた肉って、サラリ系タレをかけると、本体の脂っこさが際立つのな。
    牛も豚もタレに漬けて焼いた方が、内部の脂が抜けるようだ。

    とにかく、味はいいんだ。 味は何の不満もねえ。
    問題は、硬さ!
    年老いて弱った歯に、何の試練かというぐらい硬いのだ。

    そういえば、豚の塩コショウ焼きをしてみた時にも
    このように硬くなった経験があった。
    味もだが、豚の肉質はステーキには不向きだな、と思ったぜ。

    筋切りはちゃんとやったんで、火の通しすぎかも知れないが
    そもそも豚肉って、しっかり焼かないと寄生虫がいるんだろ?
    今はちゃんとした豚肉なら大丈夫と言う話もあるが
    そこいらのスーパーで買った豚肉など、信用できねえよ。
    きっちり火は通したい。

    が、そうすると硬くなる。
    実際、食ってる時に豚肉で皿を叩いてみたら
    カチンカチンと実に澄んだ音がして、こりゃ釘も打てるな、とウンザリ。
    肉、曲がらないもん。 たたもうとすると折れたぞ。

    絶対、私の調理法のどっかに原因の2~3個があるだろうが
    豚のしょうが焼きは、手抜きを諦めて漬け込み方式にするべきかと。

    ところで、メガネをかけてないヤツは気付きにくいだろうが
    料理時には、意外なほど油がハネている。
    最初に気付いたのは、ウィンナーを炒めた時。

    私の場合、油っこいものが苦手なので
    料理で油を使うのは、目玉焼きかステーキか焼肉ぐらいである。
    野菜炒めも油を使わず、焼き野菜に変わり果てている。
    もちろんウィンナーも油を使わず焼く。
    なのに、メガネに油ハネをする。

    この油ハネは、メガネを外して明かりに透かして気付く程度。
    でも小さい点状にビッシリとついていて
    拭くと油なので、顔や首にも当然ついているはず。

    もう、この分じゃ通常調理でも周囲2mは油が飛んでると思う。
    中華料理など、油弾を全身に浴びているんじゃないのか?
    料理職の人の顔がやたらテカテカしている理由がわかったよ。

    ニキビがしょっちゅう出る、というヤツ、
    食い物の見直しと同時に、洗顔は料理後すぐ、にしてみたらどうだろう。

  • 男性向け日焼け止め

    日焼けの害について、あーだこーだ言ってて
    じゃあ実際にどの日焼け止めが良いんだ? と、問われたら
    男性が使いやすい日焼け止めを、私には答えられない。

    だって女性ならメイクが前提だから、クレンジング必須だからである。
    顔用とボディ用の2種類の日焼け止めを常備しているし
    クレンジングも顔用とボディ用と別々に用意してある。
    日焼け止めは、数時間置きの塗り直しが大事だが
    それも女性はファンデやパウダーの紫外線カット効果に頼り
    メイク直しでしのいでいるので、UV防御環境がまったく異なるのだ。

    しかし脅すだけ脅して、化粧品売り場に行きづらい
    しかもコスメ知識もない男性に、あの膨大な商品の中で
    ゼロから各自選べなど、酷以外の何物でもない。
    どうした死ね死ね詐欺かと言われそうだぜ。

    でもな、いくら石鹸だけで落ちると銘打ってても
    化学シリコンや化学ポリマー不使用の化粧品を使って
    普通のお手入れクリームでも、石鹸で落ちない事を知ってしまったので
    日焼け止めなど、絶対に石鹸だけでは落ちないと断言できてしまうんだ。
    クレンジング必須となると、よっぽどマメな男性以外は
    えれえ敷居が高くなるだろう?

    そこで紫外線の害と、化粧品の成分が肌に残る害を比べると
    どうも日焼けをする方が、後年にひびく害だと思うので
    “落としきれないでもしょうがない” を大前提に
    それでもなるべく落ちやすいであろう日焼け止めを探してみた。

    なお、日焼け止めをクレンジングなしで落とすなど、した事がないので
    使用感や落ち具合は、全部机上での “予想” なのをご理解してくれ。

    “石鹸で落ちる” の代名詞は、ベビー用である。
    容器の裏書きにもそう明記されているものが多い。
    私も肌への優しさを求めて、2~3種類使用した事がある。

    確かに普通の日焼け止めに比べると、肌の負担はまだ軽いと思う。
    しかし、石鹸で落ちるとは到底思えない使い心地だった。
    口コミサイトを調べても、石鹸じゃ落ちないという声が多いし
    ベビー用は逆に摩擦などに強く作られているという話もある。

    ベビー用日焼け止めは、落としやすさで選ぶものではなく肌の負担の軽減
    逆に考えれば、落としきれず残った場合の負担も軽いかも
    という気持ちで選ぶべきである。

    オーガニックコスメは、多分石鹸で落ちると思う。
    ただし、匂いがキツくとてもベタつく事が予想されるので
    それを覚悟して、テスターで試して買う事をお勧めする。
    買いやすい場所は、ソニープラザ、ロフト、ハンズあたり。

    で、あれこれ悩んで、ドラッグストアで買いやすい、安価
    多分石鹸で落ちる、というのを選び出したら

    ・ジョンソン&ジョンソン 「ベビーローション UVケア」
       SPF15 PA+++ 100ml ¥1000ぐらい
     http://johnsons.jp/baby/products/lotion5.html

    ・ロート製薬 「ママはぐ 日焼け止めミルク」
       SPF21 PA++ 100g ¥998
     http://www.mamahug.com/products/sun.html

    ・彩生舎 「アクアUVクリーム 水の彩」
       SPF23 PA++ 40g ¥1470
     http://www.saiseisha.co.jp/on-line/cosmetics/aqua-uvc.html

    この3つあたりが、男性の日常では使いやすいんじゃないかと思った。
    上2つはドラッグストア、一番下のは生協の店で買えるはず。

    注意点は、落としやすい = 落ちやすい という事。
    そもそも日焼け止めは、朝1度塗ったらそれで1日持つわけではない。
    特に、落としやすいタイプは紫外線カット数値も低いので
    3時間に1度は、上から塗り重ねてほしい。

    ベタつきが気になるのなら、塗った上から天花粉!天花粉!
    こういうパウダーの詰め替え容器もあるので、持ち歩きできる。
    これもドラッグストアで売ってる。
    スポンジ内臓なので、フタを開けてそのままポンポンはたくだけ。
    スポンジの質は悪いが、携帯に最適である。

    ・チャスティ 「ポップリタッチ パウダーケース」
        4cm × 4cm ¥787
     http://www.chomotto.com/goods/4901604438892.html

    クレンジングをしてもいい、という男性なら
    それこそ使い心地や高UVカット数値で選べる。
    平均的に、UVカット数値が高いほど落としにくいものだから。

    クレンジングは、濡れてても使えると書いてあるやつが
    入浴時に使えてお手軽である。
    ポンズやダブ、ビオレなど、有名どころが¥1000円前後であるから。

    最後に、あまりよく知らない分野の物を買う時の鉄則を。

    最初から “自分に合う” という、最高の物を求めるな!!!!!

    日々熱心に研究し、悩んでいる女性たちでも
    自分に合う、良いと思える化粧品に出会える事は滅多にないのに
    ましてや何の知識もないヤツが、ポッと買って大当たりするわけがねえ。

    ダメでも、何がどうダメなのかを考えながら
    買ったものを、塗り方などをあれこれ工夫して使え。

    完璧な商品などない。
    自分の求める条件にも優先順位をつけて
    どこを妥協できるかを、折り合いをつけつつ使うのだ。

    それでは、男性諸君、くれぐれも紫外線に甘い顔をするなよ。

  • 夏バテには豚肉

    うちの部屋、何故か寒いんだよ。
    確か去年までは、6月には冷房を入れてた気がするんだけど
    多分、遮光カーテンのせいだと思うが、今年はやたら寒い。

    「霊でもいるんかな」 と、霊感持ちに冗談こいたら
    「急激に気温が下がったらいると思う」 とか、真顔で言われて
    もちろん、うちの部屋では急激な温度低下はないが
    そういう知識があったら逆に気付いて恐いじゃん! と、ビビった。

    で、外は暑くても家の中は寒かったわけだが
    ここ数日、さすがに家の中も普通に暑くなってきて
    今日なんか、大雨で湿度も高くなってるし
    温度変化に適応できずに、夏バテっぽくなってしまった。

    こういう時は、いつもの鳥類のような草食態度では乗り切れない。
    栄養、よくわからんが、動物性たんぱく質みたいなもんをを摂らねば!

    一般的には夏バテの回復には、ビタミンA豊富なウナギなんだろう。
    しかし外見で差別しているわけではないが、嫌いなんだよ。
    てか、たとえ好きでも高級食材だから、身分違いだしな。

    肉で好きなのは牛肉なんだが、こいつに栄養があるとは思えない。
    と言うのも、昔肉関係の栄養をチョロッと勉強させられた時に
    こいつの見掛け倒しさにガッカリした記憶があるからだ。
    大昔の知識だが、こいつ本当に栄養価が薄い印象だ。

    やっぱり栄養的に、肉部門のキングは豚肉である。
    えーと、ビタミンAとBが豊富で、消化吸収されやすかったはず。

    そこで、栄養プリーズ! という時には、結構豚のしょうが焼きを食う。
    豚しゃぶや、ソテー、煮込みは、味的にダメだったんだ。
    豚肉って、牛肉に味の素をかけたような味じゃねえ?
    (メロンはスイカにマヨネーズと味の素をかけた味とか
     こういう事ばっかり言ってるから、味音痴だと言われるんだろうが。)

    他に美味いのは、豚の竜田揚げ。
    豚肉をしょうが醤油に漬けて、片栗粉をまぶして揚げる。
    だが、揚げ油の処理をどうすればいい?

    普段ほとんど油を使わないので、1回揚げ物をしたら
    1週間ぐらい毎日揚げ物料理にして、油をヘタらせて捨てるしかねえぞ。
    ああっ、揚げ油をこして・・・とか、させんでくれ!

    毎日揚げ物というのも、辛くて続かないし
    それに竜田揚げは1回の調理で激しく油を汚す。
    次の関係ねえ揚げ物に匂いが移るぐらいなんだ。
    使用後の油をこしてもダメ。
    だから竜田揚げに使用した揚げ油は、そこで寿命になってしまう。
    すげえ油の無駄遣いだろ。

    よって、うちでは初手から諦めて、揚げ物はしない。
    関西に来てから、1度もしていない。
    豚の竜田揚げ、美味いけど食いたいけど、除外だ。

    その点、しょうが焼きは簡単である。
    豚肉にチューブ入りしょうがをブチ込んで
    醤油ドバー、赤酒ドバー、で30分ぐらい漬けて焼くだけ。

    赤酒とは、熊本独特の調理酒・・・だと思う。
    トロミのある甘い日本酒っぽい。
    その甘みがゲロ甘なんで、ミリン代わりのようなものだと判断していて
    酒として呑むヤツはいないと信じたいが
    お屠蘇で呑むという噂も聞いた事があるので
    益々どういう立場の酒なんかが、よくわからん。

    私も熊本に住んで初めて知った。
    熊本のスーパーには必ず売ってあって
    しかも色んなメーカーが出しているようだ。

    肉じゃがなんかの煮物の甘み付けに、砂糖いらずで便利なんだ。
    あるとないとじゃ、コクが大違いでな。
    こいつのお陰で、私は周囲に料理上手だと勘違いしてもらえるのさ。

    話を戻すが、そういう事情でバテている時の栄養補給に
    定期的に豚のしょうが焼きを食うつもりなんだが、ひとつ問題がある。
    それは、豚肉の油っぽさ。

    何であそこまで油っぽいんだろうな。
    太っている人をブタ呼ばわりするだけあって、豚はメタボなんだろうか。

    焼いてる時に油ハネがひどくて、レンジ回りが汚れまくるのはともかく
    メガネにまでビッシリ油が付くんだよー。
    顔や髪にもどんだけ付いてるやら、と思うと
    飯後に全身、洗剤で洗いたくなってくるぜ。
    でも油っこい料理を食った後は、胸焼けでゲフゲフ言って動けないし。

    ・・・今ふと思ったが、バテてるって事は、胃もヘタってるって事だろ?
    そんな時に油っこい料理を食って、ちゃんと消化されるんだろうか?
    今年の夏は豚のしょうが焼きで乗り切ろうと思っていたが
    もしかして大間違いな作戦なのか?