ここの管理人が、ゴルフ日焼けをしてしもうて
私と付き合いがあるのに何をやっとんのじゃ!
ここを読んでないんかい! と、逆上しかけたが
よく考えると、日焼け後のケアは書いてないかも知れん。
それにしても、幼児に日焼け止めを塗らないのを
育児放棄として逮捕される、この時代に生きていながら
日焼けを防御せんのは許せんが、男性は案外わかってないのかもなあ。
紫外線A波B波の説明と、日焼け止めの説明は
06.8.15 の “日焼け止め” の記事に書いてあるので
そこを読んでもらうとして、今回は最低限の対策を書く。
余談だが、アホウな私は最近まで紫外線は可視光線だと思っていて
どうやらそれは違うらしいが、どう違うかはよくわからん!
虹ってあるじゃん、あの7色が可視光線の色らしいけど
赤外線と紫外線は、あれより波長が長いとか短いとかで
人間の目には見えないんだと。
とにかく、紫外線にはA波B波C波と3種類あって
C波が一番細胞破壊力が凄いそうだが、オゾン層でストップくらって
地上には降り注いでこないんで安心していたが
ところがな、このC波、日常で発生している場所があるんだよ。
それは蛍光灯。
微量に出てるため、紫外線反射材でカットしているけど
そのカットの効果が1年なために、「蛍光灯は1年で取り替えよう」
と言われているという噂もある。
日焼けは紫外線によって起こるんだが
暑いと感じるのは赤外線で、こいつは無害に見えて
紫外線の作用を促進する、あなどれん黒幕のような存在である。
南の島にバカンスに行って、日焼けで現地の病院に運ばれる日本人が
結構いるのも、外国の乾燥と赤外線の頑張りによるものだと思う。
↑ ここ、大事だから!
日焼けはずばりヤケドなのだ。 皮膚細胞の熱傷、つまり外傷である。
もし日焼けをしてしまい、赤くなってヒリヒリしてきたら
とにかく冷水で冷やすこと。
氷を当てるのもいいが、凍傷が恐いので布などにくるみ
直接皮膚に接触させないように。
ミネラルウォーターでも飲みつつ皮膚も冷やす。
皮膚を冷やすのが、何で水限定かというと
いらん成分が入っているかも知れないからだ。
たとえば、カーマインローションに含まれるパウダーは
炎症を抑えるとは言っても、皮膚表面を乾燥させてしまう。
化粧水にもアルコールやエタノールが多量に入っている場合が多い。
このアルコールやエタノールは、お手入れ的に有効な成分だが
刺激にもなりえるし、皮膚を乾燥させる働きもある。
日焼けは立派なヤケドだから
体表面も体内も水分を保たないと、脱水症状になる恐れがあるのだ。
何をおいても、乾燥させないように。
だからヤケドによって壊れた細胞にいらんものを塗るより
水で冷やし、痛みがなくなったらワセリン系のクリームで保護するべき。
熱が出てきたら合併症の危険性もあるので、速やかに病院に。
水ぶくれなど、問答無用で皮膚科外来に転がり込め!
ヘタに素人判断で処置すると、ひどいヤケド痕が残るぞ。
急激な日焼けは、想像以上に苦しむものである。
こうならないためには、予防をしとくのが大切。
毎日の通勤通学で、日光に慣れていると思うなかれ。
褐色の肌になってないなら、メラニンが活性化していない。
メラニンとは、体内を紫外線の害から守る色素である。
こいつがいないと皮膚ガンとかになってしまう、盾のような存在。
これが頑張り出してして初めて、皮膚が茶色になるのだ。
(シミは、メラニンの部分的な異常活動によるもの。)
海、山、川、野原、運動場、ゴルフ場
アウトドア現場は街中と比べようがないほど、紫外線が激しいのだ。
無防備で出かけるのは、勇者に狩られるザコモンスターと同じ。
紫外線の良い標的になるだけだ。
しかし日焼け止めなど塗るのも落とすのも面倒、と言うヤツ
気持ちはよーーーくわかる。
日焼け止めなしで、最低限の防御をする方法は3つある。
(もちろんこれらは、“ヤケド” を起こさない程度のカバー法で
日焼けはきっちりするから。)
1つめは、物理的防御。
サングラス、サンバイザー、帽子、長袖服。
2つめは、オイル。
オリーブオイル、ホホバオイル、シアバターには
紫外線B波をカットしてくれる能力が少々あるので
塗ってると、火ぶくれだけは起こさない。
これらは肌のお手入れにも使うので、昼夜問わずの使用OK。
3つめは、パウダー。
これも物理的防御に入る。
天花粉、ベビーパウダー、小麦粉、何でもいいから肌にはたいとけ。
2のオイルを塗った上にはたけば、オイルのベタベタさを防ぎ
B波カット効果も上がり、一石二鳥である。
なお、保冷剤を冷凍しておくのをお勧めする。
ケーキなどについてるあれでいい。
溶けてビチャビチャになる氷より、簡単に扱える。
発熱時や、肌のほてり、目の疲れ、暑さしのぎにも便利である。
濡らしたタオルやガーゼを凍らせてもいいが
もっと手軽に使い捨てをしたいのなら
厚手のクッキングペーパーやコットンを濡らして
ラップで包んだりジップロックの袋に入れて、冷凍庫に放り込んでおくと
風呂上りに首の後ろに貼っておいたりできるので重宝する。
美容や涼みにも良いこれらの冷凍物は
思いがけない日焼けをした時用のレスキューアイテムだから
日焼け止めを塗りたくないヤツは、万が一のために常備しとけよ。
日焼けを防御しないと、皮膚ガンのリスクが高くなったり
中年以降にシワだらけになったり
シミで水玉模様のダルメシアンオヤジになったりするので
男性でも普段から最低限のガードはしとくべきだと思うんだが
どんなに言っても、しないヤツはしないからなあ・・・。
とりあえず、痛いほどの日焼けは避けてくれ。