投稿者: あしゅ

  • 継母伝説・二番目の恋 67

    チェルニ男爵領は、大規模な土地区画整理が行われた。
    山すそに沿って工場を作るために、道の整備が必要なのと
    仕事場に隣接した居住区、それを取り巻く商業区、と
    ムダのない生活をしやすい街作りをしたのである。
     
    それまで住んでいた家を壊され、引越しをさせられたが
    文句を言う住人は、驚くほど少なかった。
    雇用が保証されるからである。
     
    「これは今後の東国の都市計画のモデルケースになりますわ」
    公爵家の娘はそう言って、王から領民の住居の建築費をせしめた。
     
    何もそこまでしなくても良かったが
    “街を作る行為” が、まるで神になったように気分が良いものであったので
    つい調子にのってしまったのである。
     
     
    想像以上に出資をさせられた王と父公爵は
    黒雪姫の王位継承権1位獲得の儀を前に
    さっさと宮廷へと戻るよう、せっついてき始めた。
     
    糊ゴケの栽培は順調に行き、とうもろこし畑も耕され
    とりあえずの領民の収入源は確保できた。
    工場建設も着手しようとしている。
     
    あともう少し見ていたいが、チェルニ男爵の長男も
    何とか指揮を取れるようになったし
    何よりも、約束の2年を過ぎて、その3ヵ月後からは
    王の手紙が3日おきに届くようになってしまったのだ。
     
    ううむ・・・、もうこの辺が潮時かしらね
    公爵家の娘は、蒸留酒を土産に都へ凱旋を果たしたかったが
    それは叶わなかった。
     
     
    かくして、公爵家の娘は王妃として
    あの日、失意の底に沈んだまま背を向けた城へと戻った。
     
    糊のビンを手に。
     
     
    7年前に宮廷を出たあの時の、悲壮感あふれる見送りとは打って変わって
    今回の帰還は、城下町を挙げての盛大な歓迎が待っていた。
     
    馬車の窓から手を振る公爵家の娘の表情の華やかさに
    民衆はようやく先王妃の喪が明けたような気分になった。
     
    今後は、このヤリ手の新王妃の下で
    更なる国の安定を目指していけるはずだ。
     
     
    宮廷の入り口には、城の者がズラリと並んで出迎えた。
    その中央には、王自らが両手を広げて待っている。
     
    「おお、ようやく戻ったか、我が愛する妃よ。
     このまま戻って来ぬなら、迎えに行くところだったぞ。」
    その言葉に、怒りが混ざっているのを感じ取る公爵家の娘。
     
    「して、これが黒雪姫だ。」
    王にうながされて、ひとりの少女がスッと前に出る。
     
     
    「おお、黒雪姫、大き・・・く・・・なっ・・・て?」
     
    公爵家の娘は、黒雪姫の思いがけない成長に動揺させられた。
    その少女は、公爵家の娘よりほんの少ししか小さくないのだ。
     
    7歳ってこんなに大きかったかしら?
    あたくし、この国の女性の平均よりは背が高いのだけど
    この子は、そのあたくしよりちょっと低いだけ・・・。
     
    大きくなっただろう? という王の言葉に
    え、ええ、と汗をかきながら愛想笑いをする公爵家の娘。
     
     
    「うむ、皆、ものすごく健康に気を遣って
     とにかく元気に、と育てたものだから
     こんなに大きくなってしまってな。」
     
    笑う王に、公爵家の娘は笑えなかった。
    何、このガチムチ少女・・・。
     
    黒雪姫は、先王妃の儚げな面影を一切残さず
    ゴリマッチョな姫へと育てられていた。
     
     
    ・・・気持ちは、気持ちはわかるけど・・・
    これじゃあんまりだわーーーーーーーーーーっっっ!!!
     
     
    ああ・・・、あの時、無理をしてでも城に残って
    教育に口出しをしてたら・・・
    いえ、あの時点でそれは不可能だった
    それに外見がこうでも内面は・・・
     
    前向きに考えようと努力し始めた矢先に、黒雪姫が口を開いた。
    「お帰りなさいませ、お継母さま。」
    貴婦人のお辞儀をする黒雪姫に、公爵家の娘がホッとする。
    あら、中身はちゃんとした姫ね。
     
    その安心も束の間。
    次の言葉で、公爵家の娘は落胆し
    困った笑いで目を逸らす、王以外の周囲の人々。
     
     
    「お義母さまは何がお得意ですか?
     私は斧ですわ!」
     
     
     続く 
     
     
    関連記事: 継母伝説・二番目の恋 66 13.1.8 
          継母伝説・二番目の恋 68 13.1.15 
          
          継母伝説・二番目の恋 1 12.6.4 
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  • 30代の時にドラッグストアで薬剤師さんから
    痔の軟膏を買おうとしたら、笑われた事があった。
    「え? 痔なんですか? あなたが?」
    と、20代の白衣にいちゃんに。
     
    痔なんて、日本人の3人に1人はその傾向があるらしいし
    排便の調子によっては、薬も必要になってくる。
    そんな素人でも知ってる事を
    このバカ野郎は、何をはしゃいどんのか
     
    買うのが恥ずかしいのなら、売るのも恥ずかしいと思え!
     
     
    ・・・と、新年早々の雑談記事の題材に何でこれなんか、は
    さておいて、威勢よく啖呵をきったのは良いんだが
    痔の軟膏は散々活用しておる。
     
    下痢の時に肛門が痛くなるのは、便がアルカリ性に傾くせいなので
    ううっ、お腹急降下! とトイレに居座り
    神様 助けて! と、こういう時ばかり神頼みしつつ
    腹を下す度に、ウォシュレットでよく洗うようにして
    トイレを出る前に、痔の軟膏を塗るのが良いらしいぞ。
     
     
    陰部系の軟膏の塗り方は諸説あれど
    塗る前に手をキレイにしてうんぬんは面倒くせえので
    トイレットペーパーを畳んで、そこに出して
    押さえるように塗るのが、一番ラクだと思う。
     
    手はトイレ後に洗う習慣は付いているけど
    トイレ前に洗う習慣はないんで
    これを身に付けるのは、結構な修行が必要だろうー。
     
    んで、トイレットペーパー使いだと、使う軟膏の量が多くなるんで
    私は自己責任で馬油を下地に使っておるが、何も支障はない。
    肛門周辺に毛がボウボウ生えてもこないし。
     
    参考記事: 馬油の育毛効果 08.2.15
     
    ここでメーカーのイメージダウン足引っ張りな事を言うが
    粘膜は乾燥させたらいかんので、オイルを塗るのが良いそうで
    サメ由来のスクワランも試してみたら、馬油より効く気がする。
     
    価格的に、スクワランは特別な日どういう日だに取っておいて
    普段は馬油を塗っているけど
    “合うオイル”、肛門にすごく大事だと叫びたい!!!
     
     
    日本人に痔が多いのは、和式トイレの名残りらしいけど
    洋式トイレでも長く居座ったり、気張ったりしていると
    肛門に良くないので、腸の調子 韻! を整える事を考えるようにな。
     
    私はひどい血行不良のせいで、学生の時代からイボ痔を飼っとるが
    肛門を大事にして、排便に心を砕いているので
    何十年も一進一退の状態である。
     
    血行不良による痔は、体質改善という奇跡でも起こさない限り
    手術しても再発率が高いそうな。
     
     
    イボ系の痔主は、コトが大きくならないように気を付けているけど
    軽く見られているのが、排便状態による一時的な切れ痔。
     
    これはすぐ治るので、気にもされない場合が多いけど
    切れを繰り返す内に感染でも起こしたら
    そっから “痔ろう” という、肛門内部のタダレに発展する可能性がある
    と思うのは、100% 私の予想。
     
    だって私、イボ痔主である事が辛いもん。
    そういうのを調べたくない。
     
    今んとこ、規則正しいお通じを心掛け、腸を大事にし
    肛門を清潔にしているので、ものすごく順調
     
    ・・・なはずが、生理でワヤ!!!
     
    血行不良ゆえの痔なんで、貧血状態の時は悪化するんだよ。
    生理痛に痔痛のコラボで、どうパフォーマンスすりゃ良いんだよ?
     
    あああ・・・、早よ閉経せんかな、と願うけど
    そうなったらなったで、骨が粗末なしょう症とかの恐れが出るんだろ?
    右に行っても地獄なら、左に行っても地獄じゃないかい。
     
     
    痔主の皆、苦労はよおくわかる!
    単なる病気のひとつだと思っていた私は、学生の時に友人に言ったら
    「あなたは何でそういつも恥ずかしい病気ばかりしてるのーーー?」
    と大爆笑されたんだ。
     
    ・・・私、他に何か恥ずかしい病気になったっけ?
    病気レベルで頭が悪いとか顔が悪いって意味かいな?
     
    と、民間人は痔主の苦労も知らんと、この調子なので
    “恥ずかしい病気” の皆、お互いに頑張ろうな。
     
     
    ちなみに不吉な事を言うが
    私の経験上、痔の特効薬にはまだ出会ってない。
    市販の薬も処方薬も漢方薬もサプリも
    体質に合えばサポートにはなるけど、治りはしないなあ。
     
    良いお通じを心掛け、ケツに負担をかけない事
    これが今のところの私の最善なんで
    何か情報があったら、教えてね。
    イヤな話はお口にチャックね、暗示で痛くなるから。
     
    もちろん匿名、無記名で可。
    怪しい情報は、「怪しいけど」 と言えば良いし
    それを試すのは自己責任だという事を、肝に銘じてな。
     
    とにかく言いにくい話はここでしろ、って事なんだ。
     
     
               

    評価:

    太陽医療品製作所


    ¥ 6,500

    コメント:これは脱肛のみの人向きだと思う。 イボや切れがある人には危険かも。 て言うか、これ、何で赤なの? ものすげえ衝撃的な器具に見えるぞ。 それに赤だと出血具合とか、わかりにくくねえ? じゃあ何色か、と問われると難しいよな・・・。

  • 継母伝説・二番目の恋 66

    男爵領地の建設の完成予定のジオラマが、書斎に作られた。
    男爵領は、他の領地に比べたら小さいものだが
    こうやって模型にすると、かなり大きい。
     
    あたりを見回して誰もいないのを確認した公爵家の娘は、魔が差した。
     
    「見ろ、人がゴミのようだ、ほーほほほほほ!」
     
     
    「・・・あんた、何やってんの?」
    公爵家の娘の真後ろに、ファフェイがストンと飛び降りる。
    口から心臓が飛び出そうになる、公爵家の娘。
     
    「ちょ、ちょっとやってみただけよ!
     そ、それより、おまえ、今 『あんた』 って!!!」
    慌てふためく公爵家の娘に、ファフェイが落ち着きはらって言う。
     
    「すまぬでござる。
     お妃さまのあまりの愚行に、つい、それがしも素が出たでござる。
     フヒヒー・・・、はあ・・・。」
     
    言葉からは、微妙に尊敬の念が薄れてきているのがアリアリだが
    公爵家の娘には何も言い返せなかった。
     
     
    「この事で、もうちょっとお妃さまを責めたいところでござるが
     自分を褒めて貰いたい気持ちの方が勝っているでござる。
     それがしも、本当に修行が足りぬでござる。 フフウ・・・」
     
    ファフェイの様子では、相当な収穫があったようだ。
    「冷静になったら、おまえを即刻処刑したいところだけど
     見合う働きをしたのなら、その不敬な態度を一生許してやるわ。
     さあ、お言い!」
     
     
    公爵家の娘とファフェイは、顔を付き合わせた。
    「実は!」
    「うむ!」
    「山に!」
    「うむ!」
     
    更にグググッと睨み合う。
     
    「糊ゴケが自生している場所があったのでござる!
     フヒーヒヒヒヒヒヒヒヒヒーーーッッッ」
     
    「でかした!!!」
    公爵家の娘は閉じていた扇をバッと開き、胸を張るファフェイを扇いだ。
     
     
    糊ゴケは湿った高冷地に生息するコケで、接着剤の原料である。
    西国の北に主な産地があり、東国はほとんどをそこからの輸入に頼っていた。
     
    「して、その糊ゴケはどのぐらいの規模かしら?」
    「自生範囲は広くはないでござるが
     栽培できる要素が揃っているでござる。」
     
    この結果は、男爵領に取って朗報であった。
    「ふむ、糊ゴケの栽培は気候が第一だという話。
     工場が稼動するまで、男爵領の産業を支えられるであろう。」
    「ビンのラベルの接着にも流用できるでござる。」
     
     
    公爵家の娘は、ファフェイを満足気に見つめた。
    「おまえ・・・、意外と使えるヤツであったな。」
    「フヒヒ・・・、それがしをご所望でござるか?」
     
    公爵家の娘は、ニヤリと笑った。
    「ファフェイ、おまえは今日からあたくしの忍者です!」
    「フッヒイイイイイイイイイイー!!!!!」
     
    ファフェイの姿が忽然と消えた。
    が、行き先は分かっている。
    父親に報告に行ったのであろう。
     
     
    その夜、チェルニ男爵がファフェイの事を訊きに来た。
    「ファフェイがお妃さまのお付きになった、と申しておりますが・・・。」
    公爵家の娘はファフェイの威張る姿を想像し、吹き出しそうになった。
     
    「ええ。
     まだ子供なので、家族の許可が出たら、ぜひ。」
     
    チェルニ男爵は、少し驚いた。
    あの奇妙な子供を、お妃さまがお気に召すとは。
    「いえ、お妃さまの命とあらば、是非もない事どころか
     大変に名誉ある事なので、親族一同大喜びでございましょう。」
     
     
    「そうか、して、ファフェイの他の報告も聞いているわね?」
    「はい、思いもかけない良い便りに
     お妃さまにはお礼の言葉もございません。」
     
    その答に、公爵家の娘は満足した。
     
     
     続く 
     
     
    関連記事: 継母伝説・二番目の恋 65 12.12.17 
          継母伝説・二番目の恋 67 13.1.10 
          
          継母伝説・二番目の恋 1 12.6.4 
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  • ババア’s トーク 4 謹賀新年

    (ピンポーン)
    ・・・・・・・・・・・・
    (ピンポーン ピポピポピポピンポーン)
     
     
    ウメ 「えっ・・・?」
    ヨネ 「ちゃ、何ね? 『えっ・・・?』 ちゃ。」
    ウメ 「おめえが元旦早々うちに来る、ち言うか、外に出たとか、どしたとね?
        天の岩戸でん開いたとね?」
    ヨネ 「うちゃ、なにもんね?」
    ウメ 「神さん扱いしてやっとっとだけん、よかろうも。」
     
    ヨネ 「こん、元日のひとけのない住宅街の玄関先で
        いつまで老婆2人の、つまらん漫才を続けなんとね?
        今はロシアからプーチン級の冬将軍が攻めて来とる季節じゃが
        寒さが足腰に来る年寄りが立ち話ちゃ
        日本の国防もまだまだ若いもんにゃあ任せられん、て話ね?」
    ウメ 「友人の思いがけない奇襲に驚いたら
        いきなり話が憲法第9条に飛ぶとは、重ねてビックリたい。」
    ヨネ 「そこまで飛んじゃおらんけど、挑むとなら
        どこぞの国のミサイルのような人工衛星よりも
        遥か彼方に飛ばしてやんよ。」
    ウメ 「・・・元旦早々、機嫌が悪かね・・・。」
     
     
    ヨネ 「ああ、暖かかー。
        ようやく家の中に入れてもらえたのね、お祖母さん。」
    ウメ 「マッチ売りの少女のマネはやめてくれんね。
        おめえ、“元旦にした事はその1年しなきゃいけなくなる”
        という迷信ば知らんとね?
        おめえの1年、貧乏芝居の連続になっよ?」
    ヨネ 「だから、ここにやってまいりました。」
    ウメ 「何ね? 何かあったとね?」
     
    ヨネ 「先に言うとくけど、“元旦” ちゃ1月1日の初日の出の時を言うとばい。
        おめえ、さっきっから元旦連呼しとるが、今、午前9時。」
    ウメ 「今はもう、1月1日を漠然と元旦ていう風潮たい。
        そぎゃん礼儀作法に厳しかとなら
        1月1日の午前9時に、突撃!人んちの朝ご飯! を
        リアルでしとるとが、どぎゃん無作法かわかっとるとだろね。」
    ヨネ 「わかっとって、しとる!」
    ウメ 「・・・いさぎよかね。」
     
     
    ヨネ 「おめえは天涯孤独老人だけん、わからんだろうばってん・・・」
    ウメ 「とりあえず親族はおるけんね!」
    ヨネ 「遠くの親戚より近くの他人たい。」
    ウメ 「え? 耳が遠くなって、よく聞こえんかったばってん
        アポなし突撃の可能性がほぼない遠くの親戚より
        まだ人が寝とる朝9時に、いわれのないインネンを付けに来る
        近所の友人の方がどれだけ悪質か、ていう話だったとね?」
     
    ヨネ 「おめえは多少は親戚も残っとる孤独老人じゃけん、わからんだろうけんど
        子がおると孫がおる。
        孫がひとりおると、その友達が数人おる。
        日本の正月というのは、そいつらが
        バイオハザードのゾンビのように徘徊しとる日なわけたい。」
    ウメ 「何事もなく話を再開するのが気に食わんけど
        廊下に出るのが面倒かけん、コタツに座ったままで良いね?
        『話はすべて聞かせてもらった!』」
     
    ヨネ 「いんや、まだ話し足りん!
        何で日本にハロウィンが定着せんか、わかったたい。
        “トリック&トリート” は、言うても菓子じゃろ?
        さすが食玩だけ取って、菓子本体を捨てる日本のガキどんたい。
        菓子なんぞ眼中なしだけん、現ナマをせびりに来よるとよ!
        こりゃもう、ハロウィンが引ったくりなら、お年玉は強奪たい!」
    ウメ 「でん、うちらもガキん頃は、そん恩恵に預かったろたい。
        そうやって和の風習が続いて行くと思えば・・・」
    ヨネ 「甘い! 甘すぎったい!!!!!!」
    ウメ 「・・・おめえ、元日の朝9時にエキサイトし過ぎて
        よそんちで脳溢血で死ぬ、という
        それ以上に縁起の悪か事はなか、て事ばしでかさんでよ?」
     
    ヨネ 「今んガキは、親のしつけがなっとらんとが多くて
        ポチ袋を貰ったら、その場で開けて
        『これじゃ中古ソフトも買えん』 て言うとよ!
        スペランカーなら買えとる金額をやっとるとに!」
     
    (注: スペランカーとは、横スクロールのアクションゲームだが
        1mぐらい落ちただけで死ぬ、ゲーム界最弱の主人公で
        栄えあるファミコン部門のクソゲー代表的存在である。)
    (と、2013年1発目に検索した単語が “スペランカー” とは
     今年のあしゅも、絶不調のフラグが立ってしもうたに違いない。)
     
    ウメ 「ファミコンのソフトを買うてどうするか訊きたかけど
        謎は全て解けた!頭脳は子供体は大人! それぞ、The痴呆!」
    ヨネ 「正月から縁起の悪か話ば、せんで!」
    ウメ 「始めたとは、おめえばってん
        うちらの地雷は同じところに埋まっとるようじゃね。」
     
    ヨネ 「ま、大体のあらすじは、そういうこったい。
        大抵の子は親がちゃんとしつけてて、お年玉回収業務もせんし
        貰うたら、お礼ば言うて親に預けるけん
        お年玉ゾンビは一部のバカガキじゃけんどんね。」
    ウメ 「特におめんとこの孫世代のバカ連中は、唯我独尊が激しかろうね。」
    ヨネ 「名前で親がバカかどうか一発でわかるけん、逆に便利たい。」
    ウメ 「バカ証明ネームて気付いとらんとこが、バカのバカたる所以たいね。」
    ヨネ 「おめえ、それ、今の義務教育の施設前で言うたら
        “子供に危害を加えかねない危険人物” として
        学校、親、警察の連携プレイによって包囲さるっよ。」
    ウメ 「道ば訊いただけで、こっちが職質される時代じゃしね。」
    ヨネ 「テロリストとか女の方が残虐て言うけんねえ。」
     
    ウメ 「テロリストで思い出したけんどん、茶ぁば淹れてくれんね。」
    ヨネ 「何でテロで茶を思い出すとね?」
    ウメ 「おめえとの飲食の話はピリカラで洗脳されとっとよ。」
    ヨネ 「・・・胃腸の調子が悪くなる秘孔を突かれた気分たい。」
    ウメ 「あたたたたああああっ おめえはもう患っとる・・・。」
     
    ヨネ 「・・・茶ぁ淹れろて、ここはおめえんちばってん・・・。」
    ウメ 「こん、シーツのマス目のついた顔が目に入らんとね?
        うちゃ、おめえのピンポンで起きたとばい。
        そんで、いきなり “祖母としてのグチ” を聞かされとっとだけん
        目覚めの茶ぁぐらい淹れてもろうてん、バチは当たらんだろうもん。」
    ヨネ 「その前に忠告させんね。
        肌の弾力がなくなったら、寝具は平らな布一択ばい!」
    ウメ 「それはわかっとるけんどん
        チヨさんプレゼンツのシビラじゃし・・・。」
    ヨネ 「チヨさんもさぞかし寝起きは
        全身、地下鉄の路線図のようになっとらすだろね。」
     
    ウメ 「あ、うちゃ、雑煮の餅は絶対に焼く派だけん!」
    ヨネ 「はいはい、うちが茶を淹れて、おめえがそれを飲んどる間に
        雑煮まで作れ、ていう話に発展したのが一瞬でわかったたい。
        長い付き合い、っちゅうのもイヤなもんたいね。」
    ウメ 「口を動かしてもよかけど、手を遊ばせとかんでほしかだけよ。」
    ヨネ 「おめえほど人遣いが荒いヤツも知らんわ。
        チヨさんでちゃ、案外世話焼きじゃしね。」
    ウメ 「女社会の受け攻めたい。」
    ヨネ 「・・・・・ま、それはあるかも知れん・・・。」
     
     
    ウメ 「ああ・・・、静かな、よか正月じゃねえ。
        ボケた友人のチャイム連打で起こされんけりゃね。」
    ヨネ 「おめえはそう言うばってん、正月の町の地球滅亡感て凄かよ。
        まるでこの世から自分以外のすべての人間が消えたような恐怖・・・。」
    ウメ 「と、元日早々他人の家をピンポンダッシュして回ったYさんは
        老婆とは思えない脚力で逃げ回り、身柄を確保された後は
        『皆、存在している?』『マヤは成就したのか?』 などと
        わけのわからない事を口走っており
        今年も一年、この調子で時が進んでいくのでありました。」
     
    ヨネ 「来年もまた、こうやって過ごせたらよかね。」
    ウメ 「来年もバカガキにカツアゲされて逃げ回りたか、てね?」
    ヨネ 「・・・・・・・・・・・」
    ウメ 「わかっとるたい!
        でも1月1日に来年の話をせんでくれんね。
        うちの父親が隠居してから、毎年毎年そういう事を言い始めて
        案の定、数年でポックリたい。
        あんだけ来年過ぎる事ば言われ続けて
        来年の事を聞くと笑う系鬼も
        笑い過ぎて息が出来んで、一緒に死んどる気がするばい。」
    ヨネ 「鬼殉死の最期ちゃ、さすがおめえのとうちゃんたいね。」
    ウメ 「てか、うちらも今そうなっとっとよ。」
     
     
    ヨネ 「うん、でも鳥の鳴き声とか、久しぶりに聞いた気がするたい。」
    ウメ 「・・・・・・そうじゃね。
        来年はおせちも持って来なっせね。」
    ヨネ 「そうじゃね。 お屠蘇ぐらいは用意しときなっせよ。」
    ウメ 「薬局で粉買っときゃよかろ?」
    ヨネ 「ここんちは、お屠蘇の道具もなかとね?」
    ウメ 「あると思われとるとがビックリじゃわ。」
    ヨネ 「・・・じゃね・・・。」
    ウメ 「・・・じゃろ?」
     
    ヨネ 「おっと、大事な言葉を忘れちゃいけんがね。」
    ウメ 「親しき仲にも礼儀あり、ちゅうしね。」
    ヨネ 「さんざん無礼な事ばして、言葉だけはいっちょまえじゃけんど
        言うのはタダじゃしね。」
    ウメ 「おめえん腹ん中、真っ黒じゃね。」
    ヨネ 「いいけん、とにかく早よ行事ば終わらせるよ!」 
     
    ウメ・ヨネ 「明けましておめでとうございます。
           今年もよろしくお願いいたします。」
     
     
     

    評価:

    Sybilla


    ¥ 4,410

    コメント:これは多分、平ら系布地。 ババアは寝ジワが3時間は取れないので、寝相と寝具の布質にはこだわるべし! でも大丈夫、たとえ顔に山手線ができても、マスクという強い味方がいらっしゃいます。 顔下半分だけの味方だけど・・・。

  • 今年の〆

    今年のブログ更新は、今日で終わりにいたします。
     
    ええっ? まだクリスマスも来てねえぞ?
    と、お思いになった方、私にとってクリスマスは平日だから!
    今年は振り替え休日だぞ、って、あれ “イブ” だから!
     
     
    そういう叫びはどうでも良いとして
    何かもう風邪とか引いちゃってな。
     
    おっかしいなあ。
    アサリのように口をパックリ開けて寝てたのが敗因かなあ。
    下ネタじゃねえぞ! アワビとか言わないだけマシと思いやがれ!
     
     
    病魔で、年末大掃除で殺伐GOGO大作戦も、まったく進まず
    とうとう私もゴールデンウイークに “も”
    大掃除をせにゃいかんハメになりそうである・・・。
     
    ゴールデンウイークも私にとっちゃ
    人多すぎで出掛けるのもはばかられる、ただの連休なので
    まあ良いっちゃ良いんだけど、仕事をやり残すの、すっげえ不愉快ー。
     
     
    で、年末進行に病気がトッピングされちゃって
    年寄りはちょっと無理をすると、3年祟るような体質なんで
    こりゃ、無理をしない方が良いかな、と
    早めの休養宣言をしとるわけだ。
     
    小説も、たとえ31日まで書いても年またぎになっちゃうという
    どんだけ長えんだよ! な、超・大作だし
    しかもそれで、ばっちゃんの名にかけて
    全ての謎はまだまだ解き明かされない、という
    おめえ、寿命足りるんかよ? な、引っ張り具合だし
     
    私、好きで書きまくっているのに、何をグチグチ言うとるんだろうな。
    病気って人を弱くするよね・・・
    合間合間に自画自賛を忘れてないけど。 ほーほほほほ
     
    え? 充分に元気じゃないかって?
    大バカモノ!
    空元気だ。 “そらげんき” じゃねえぞ、“からげんき”。
     
     
    で、正座をして、あ、膝が痛い、あぐらで良い?
     
     
    皆さま、今年も1年、通りすがってくれて
    本当にありがとうございました。
     
     
    皆が来てくれるお陰で、ここ数年の辛い事を乗り越えられたんだよー。
    もう自暴自棄になりたい時も、ブログがあるから、と己を戒め
    孤独で辛い時も、皆が来てくれてるから、と自分を慰め
    皆には本当に本当に感謝しているんだ。
     
    多分、まだ辛い事は続くと思うけど
    皆と交流できる幸せの代金を払っている、と思って
    出来る限り、自分を正しく保っていくよ。
     
    皆、ほんとにほんとにありがとう。
    皆にも幸せが降りますように、心から願うよー。
     
     
     
    来年は、2013年1月7日 月曜日 から
    ブログ更新を始めたいと思っています。
     
    長期休暇の休みボケで人格が
    (ヘンな方向に) 変わっていない事を祈っておいてください!
     
    て言うか、恒例の “休み明け病気” とか
    ほんと止めてほしい、と祈願してーーー。
    自分でもあの呆けは辛いんだよなあ。
     
     
    んでは、皆さま、良いお年を。
    年末年始あたりに、挨拶に来るかも知れないけど
    それは “ヘラクレスの栄光~魂の証明~”(DSソフト) の進み具合次第かな。
     
    ・・・な? ほんと、痛い目に遭って当たり前のやつだよな、私って。
     
     

    評価:

    シャディ


    ¥ 1,970

    コメント:椎茸は大分が有名だったはず。 にしても、たっけえなあ。 100gで2000円弱ー? さぞかし美味かろう、と思う私は松茸より椎茸好き。 何故か生椎茸で腹を壊す悲運な体質・・・。 プリップリの生を焼いて食いてえなあ。

  • 自由民主党へ

    2012年衆議院選挙、圧勝おめでとうございます。
     
     
    思えば数年前のあの日、朝日新聞の出口調査のおにいさんに追い回されつつ
    自民党に入れた私の票は、単なる紙と時間のムダ使いにと終わってしまった。
     
    民主党は、“失われた20年” などと、たわけているけど
    3年で日本を破壊したヤツらに言われたくないわな。
     
    何故このような事態になったのか?
     
     
    まず、長期政権の座に慢心した事
    社会の小さな変化に対応しなかった事
    必要以上に外国の流儀に合わせようとした事
    独立した国としてのプライドを持たなかった事
     
    そして一番の理由は、報道を甘く見た事。
     
    カップ麺の値段なぞ、私とて知らんわ。
    きちんと自炊してるので、滅多に食べないから!

    そういう、くだらない事で判断するアホウを放置したのが
    我々愛国者の一番の敗因だとも思う。
     
    これを機に、マスコミの是正を強く求めたい。
    キャスターやアナウンサーが、国民の代弁者のような顔をして
    いかにも “正論” を言って、四方八方を非難するニュースもいらない。
    ニュースは感情論いっさい抜きで、淡々と事実を読みあげれば良い。
     
    人々が自分で考える事をやめ、新聞、雑誌、TVの偏った報道を
    鵜呑みにするようになったのは、
    “言論の自由” を盾に、“情報操作” をし放題のマスコミのせい。
     
     
    政治的には、自分の周囲にしか興味のない国民が理想だろうけど
    そういう国民は、声が大きい方へと引っ張られる。
     
    埋蔵金だの子供手当てだの、絵空事ばかり言う
    政治の素人集団、民主党にしてやられたのも
    国の基盤を民衆に自覚させなかった与党のせい。
     
    怪しい生活保護や年金をバラまくぐらいなら
    国の経済を支えてきた老人たちを優遇するべき。
    ライフラインは国営化すべき。
    いまだに “加害者日本” を唱えるTV局は放送権を取り上げるべき。
     
     
    そんでな、脱原発、そっちに考えるのは良いけど
    日本はゴミに莫大な費用をかける事になるんだぞ。
     
    んで、地下300mに埋め立てするから大丈夫、とか言うけど
    大丈夫大丈夫言って、津波と地震でメルトダウンしただろ。
    埋めたけど地震で壊れたー、とかシャレにならんぞ。
     
    私は代替エネルギーが開発されるまで
    今ある原発は活用すべきだと思う。
    地中に埋めても信用ならんわ。
     
     
    そんで、偏西風って知ってるよな?
    中国方面から吹いてくる風だ。
     
    カザフスタンの近所のウィグル自治区で行なわれている
    中国の核の地下実験による放射能が含まれた灰が
    黄砂に乗って日本にも届く、有能な運輸風。
     
    中国は今後、原発を何十基も増やすらしいぞ。
    それはどうするんだ?
    中国の原発がボカンしたら、日本は汚染されてしまう。
     
    中国に 「原発やめない?」 と提案したら
    「代わりに何をしてくれるの?」 になる。
    んで、援助やら技術協力やら色々させられて
    それは全部、国民の税金でまかなわれるんだよ。
     
    これだけ考えても、脱原発、中途半端にしか出来ないだろ。
    そんで税金を吸い上げられて、ここ、国民に説明してるんか?
     
    よって、脱原発は日本の経済を立て直し
    独立国として堂々と世界に主張が出来るようになってからだ。
     
    脱原発問題は、1国だけじゃ出来ない。
    だって地球は丸いんだもん!
    あ、ドイツは脱原発して、よその国から電気を買ってるらしいぞ。
    それも伝えんと、脱原発、卒原発、わざとか?
     
    個人や団体の権利うんぬんは、国の安全が保証されてからの話。
    アメリカにも “愛国法” がある、という事が
    猿真似が得意な人たちも、納得の法整備の材料になる。
     
     
    あれこれと偉そうに望んでいるけど、与党・自由民主党よ
    3度目はない、と思って、気合いを入れてくれ。
     
     
    あ、もひとつお願いー。
     
    うちの選挙区の自民、当選したけど
    案の定、当確インタビューで、何かいらん事を口走りよったんで
    ほんっと、あいつだきゃあ、飼い殺しにしておいてほしい。
     
    議席確保にやむなく入れたけど
    今後の事を想像すると、頭痛いわ・・・。
    あいつ、絶対にとんでもねえ失言をしよるぜ。
     
    て言うかさ、こういう選択をしないで済む
    マトモな候補者を立ててくれんかのお。
    他の党もあらら揃いだったんで、運が良かったとしか言えんぞ。
     
     
     

    評価:

    サンクゼール


    ¥ 580

    コメント:ブログ本文とまったく関係ないけど、ここのが美味いと聞いたんで、つい。 食パンにてんこ盛りしてトースターで焼いて食うのが正式な作法だと。 生活習慣病に負けないあなたにぜひ! 私もちょっと買いに行ってくる。 ← ・・・

  • 継母伝説・二番目の恋 65

    チェルニ男爵の長男は、複雑な想いであった。
    それを察するのは、公爵家の娘にとっては何の推理でもない。
    長男夫婦を自室に連れて行く。
     
    カップを口に運びながら無言の公爵家の娘に
    チェルニ男爵の長男は、どうしたら良いのか戸惑っていた。
    そこに口を開いたのは、正妻であった。
     
    「あの・・・、今わたくしが夫より先に喋るのは
     夫を軽んじる事になるのでしょうか?」
     
    その言葉に、公爵家の娘は少し驚いたが、ニッコリと微笑んだ。
    「そうなる場合が多いけど、・・・そうね
     チェルニ男爵の跡をちゃんと継ぐためには
     あたくしの前でだけは、夫婦同列に扱わせて貰うわ。
     ふたりとも、いずれは宮廷に出なければならないのだから
     この機会に、しっかりと学んでちょうだいね。」
     
    は、はい、と、慌ててチェルニ男爵の長男夫婦はお辞儀をした。
    「で、何かしら?」
    公爵家の娘は、チェルニ男爵の長男の正妻を見つめた。
     
     
    チェルニ男爵の長男の正妻は、言いにくそうにしていたが
    意を決して、口に出した。
    「正直に申し上げて、これだけの事を
     “お礼” でなさるとは思えないのです。」
     
    この疑問を、公爵家の娘は重視した。
    「今ここで、3つの事をしっかり覚えてちょうだい。
     ひとつ目は、この領地が一生を掛けても稼げない金額のお金を
     一瞬で使える人がこの世界には何人もいる、という事。」
     
    それが現実、と言いたげであるかのように、公爵家の娘は扇を閉じた。
    「ふたつ目、たとえ誰かに何の思惑があっても
     あなた方に拒む力はない、という事。
     3つ目は、あなた方には強力な味方ができたわけだけれども
     それは同時に、多くの敵もできたという事。」
     
    この言葉に、チェルニ男爵の長男は脅えた表情になったが
    公爵家の娘は、それを許さなかった。
     
    「逆らう事が出来ない運命に、流されている最中でも
     誰が敵なのか、何をどうしようとしているのか
     絶えず観察し分析して、考えなさい。
     それを冷静に出来てこそ、領地を守る事が可能になるのですよ。」
     
     
    夫婦ふたりになった時に、チェルニ男爵の長男の正妻が言った。
    「お義父さまが、領地にとって悪い事をなさるわけがないわ。」
    その言葉は、父親を敬愛する息子には説得力を持っていた。
     
    確かに父男爵は、この事業に乗り気である。
    それが国王夫妻への忠誠心からでも
    男爵領の不幸に繋がる事ならば、そこまで熱心にはならないはず。
     
    「うむ。 確かにこれは男爵領にとって幸運な事だと思う。
     ぼくたちも頑張って、お手伝いをしよう。」
    チェルニ男爵の長男は、正妻の両手を握った。
     
    “お手伝い” じゃなく、指揮をも執らないと・・・、と
    正妻は思ったけど、この純粋さがこの人の良いところなのだし
    と、急ごうとする自分を抑えた。
     
     
    久々に気が利く女性を見つけて、公爵家の娘は上機嫌であった。
    チェルニ男爵は、長男を甘やかしてしまったようだけど
    あの正妻がついているならば、まだ期待は出来るかもね。
     
    何より、男爵領が大きく動こうとしている今
    抜かりないチェルニ男爵が、長男の再教育をしないわけがない。
    ならばあたくしは、あの正妻の方を鍛えてあげましょう。
     
    以降、公爵家の娘がこの正妻を連れているところが
    多く見られるようになった。
     
     
     続く 
     
     
    関連記事: 継母伝説・二番目の恋 64 12.12.13 
          継母伝説・二番目の恋 66 13.1.8  
          
          継母伝説・二番目の恋 1 12.6.4 
          カテゴリー 小説・黒雪姫シリーズ 
          小説・目次 

  • ヘアカラートリートメント 1

    合成ヘアカラーが、何となく健康にヤバい気がする
     
    という勘のみの理由で、ずっと ヘナ + インディゴ で
    白髪を微妙な赤茶色に染めてきたわけだが
    ここにきて、インディゴで痒くなる天罰が!
     
    昆布とか他の天然染料を探そうかな、と思い
    天然というには、えらい遠い
    KBヘアカラートリートメント 12.6.29
    を試した途端、そのラクさに私の中の何かがプッツン。
     
    以来、色んな “トリートメントなのに染まる” 商品を使っている。
    今日はそれのレポ第1弾。
     
     
    :::::::::::::::::::::::
     
    白髪カバートリートメント
    マキアレイベル ナチュラルヘアカラー ブラック 180g 2520円 日本製
     
     
     
    全成分: 水、ミリスチルアルコール、ベヘニルアルコール、
         ステアルトリモニウムブロミド、ジメチコン、水添ポリイソブテン、
         DPG、イソプロパノール、オリーブ油、ツバキ油、クチナシ青、
         クチナシ果実エキス、オタネニンジン根エキス、ツバキ種子エキス、
         ユズ果実エキス、褐藻エキス、コメ発酵液、ローヤルゼリーエキス、
         水溶性コラーゲン、ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム、
         テオブロマグランジフロルム種子脂、ミツロウ、グリチルリチン酸2K、
         スーパーオキシドジスムターゼ、オリーブ葉エキス、チャ葉エキス、
         (加水分解シルク/PG-プロピルメチルシランジオール)クロスポリマー、
         セテス-40、コカミドMEA、オレイン酸グリセリル、ラベンダー油、
         乳酸、水酸化Na、エチドロン酸、トコフェロール、BG、エタノール、
         フェノキシエタノール、(+/-)HC青2、HC黄2、HC黄4、
         4-ヒドロキシプロピルアミノ-3-ニトロフェノール、塩基性青99、
         塩基性赤76
     
    コピペするだけでゼイゼイハアハアのこの成分表!
    こっから先、私が使うの、多分こんなんばかりだから、ほんとごめん。
     
     
    これの使い方は、普通のトリートメントとしてだけど
    いらん整髪料を使ってない乾いた髪に
    塗布して15~30分して風呂に入って洗う
    という方式でも良い、って書いてある。。
     
    なるほど! その方法があったか!!! と、感動する。
    この方法だと、風呂場で塗るより汚れない。
    トリートメントとして風呂場で塗ると、ザツで不器用な私は
    風呂場でのポロリいやん床に着色ーーー、が不安でのお。
     
    それに、こっちの方が絶対に染まりが良いはず。
    ・・・と思ってたら、こいつ、染まり始めるのが
    チューブ半分ぐらい使ってから。
    太くて硬い剛毛には入りにくいタイプか?
     
    でも残量が半分過ぎた頃には、ちゃんと染まっていて
    ヘナが1か月、ちゃんと持つ。
     
     
    いやな、シャンプーブラシ 12.11.2 を使い出してから
    ヘナやらの色落ちが早くなっちゃって。
     
    シャンプーブラシ、思った以上にキッチリ仕事をしよんので
    今では手洗いの時の5分の1に、洗髪時間を減らしたよ。
    頭皮の洗い過ぎは良くないぞっ絵文字略。
     
    :::::::::::::::::::::::
     
    カラーリングトリートメント クイスクイス
    クイスクイス デビルズトリック  (ブラッククロウ)
       25g (1回分) の袋入り 262円
     
     
     
    全成分: 水、DPG、セタノール、セテアリルアルコール、水添ポリイソプテン、
         ジメチコン、セトリモニウムブロミド、ホホバ油、グリセリン、
         ヘンナ葉エキス、加水分解コムギタンパク、ツバキ油、ミツロウ、
         ステアルトリモニウムブロミド、PEG-90M、乳酸、水酸化ナトリウム、
         エチドロン酸、セテス-40、エタノール、イソプロパノール、HC青2、
         HC黄2、ヒドロキシプロピルアミノニトロフェノール、塩基性青99、
         PG、香料
     
    コピペするだけでゼイゼイハアハアその2。
     
    これ、1回きりなんで、よくわからん。
    誰がこれを1袋使うて、染まった! と気付くんか、そっから教えてほしい。
     
    て言うか、そんな文句をタレるなら
    よく考えて買え、と自分を責めたい。
     
    でもいっちょ収穫があって、“1回分” って思ったより少ないのな。
    乾いた髪に使うせいか、これの3倍は塗ったくっていたよ。 多毛だし。
     
    この1回分の量だと、濡れた髪じゃないと全部に行き渡らないし
    それもショートヘアの話。
    ロングだと2~3袋はいるんじゃないかい?
    これ、割に不経済だと思う。
     
    結論: 袋入りは富豪用!
     
     
    ただものすごく印象に残ったのが、合成のイチゴの甘い匂い。
    ・・・説明を読んだら、“カシスの匂い” とある・・・。
     
    ・・・・・・・・・・・・・・・
     
    もう良い!
    こんな私の言う事なんてポイズン!!!
     
    :::::::::::::::::::::::
     
     
    私が何故、“ブラック” を選ぶかというと
    地毛が茶色なので黒髪に憧れるのと
    色がしっかり入るのは、やはり黒だからなんだ。
     
    ちなみに、“ヘアカラー” と “白髪染め” は違うらしいぞ。
    白髪染めの方がきっちり染まるけど、その分、刺激も強いってさ。
     
     
    いまや私は、カラー代ですら節約しようと
    外出時のヘアスタイルの時の髪の分け目だけに
    これらのヘアカラートリートメントを塗っている。
     
    だって1か月に1回、全髪にヘナ + インディゴもやってるんだよ。
    ヘアカラートリートメントは、ヘナの色落ちフォローなんだ。
     
    なのに、髪が全体的にパサついてきた。
    これはなじみの美容師さんも言うので、気のせいじゃない。
    かと言って、ヘアカラートリートメントのせいとも断言できない。
    季節柄とか加齢とか、原因が割に掃いて捨てるぐらいある・・・。
     
     
    今の感じでは、染まり具合は
    KB > マキアレイベル > クイスクイス
     
    昆布、強し!
     
     
     

    評価:

    アズスタイル


    ¥ 2,709

    コメント:記事のコメント欄でお勧めされたやつ。 2種類使うのか? と調べに調べたけど書いてない。 ・・・右の白いのは単なる箱だった! 紛らわしいんだよ、ジャロ来てええええええええっ。 赤くなる、という人もいるので、お勧めは黒。

  • 継母伝説・二番目の恋 64

    いよいよ説明会が始まった。
    進行をするのは、チェルニ男爵である。
     
    集まったのは、領地の知事、各町の長、各集落の長、そして神官たちである。
    小さな領地なので、30人もいない。
     
     
    今後、領地内で蒸留酒の生産をしていく事、
    それを売るルートを公爵家が手配してくれる事、
    領地内に工場を建てる必要があり
    そのためには領民の集落の移動なども、可能性が出てくる事などを話した。
     
    「その費用は誰がお出しになるんですかい?」
    町長の質問に、チェルニ男爵が答える。
    「公爵さまです。」
     
    「うちは公爵様の領地になるんですかい?」
    「いいえ、自立できるまでの間だそうです。
     ただ、蒸留酒が高評価だったら、その事業は国営になる可能性も出てきます。」
     
    「うちの領地で、よそのヤツらが儲けなさるのか?」
    「いいえ、公爵家の姫さま、つまり今の王妃さまが静養なさったお礼ですので
     この事業で儲けるのは、このチェルニ男爵領だけです。」
     
     
    「大貴族さまというのは凄えやなあ。
     こんだけの大きな事を、“お礼” でなさるなんてさ。」
    「男爵さまが、お偉いお方々に気に入られなすったから
     わしらに運が向いてきただよ!」
     
    嬉しそうにザワめく会場を、諌めるようにチェルニ男爵が言う。
    「だからこそ、わたくしどもがあのお方たちのご期待に添えない場合
     一瞬で潰される、と思って気を引き締めてください。」
    その表現があまりにもリアルだったので、会場が静まり返った。
     
     
    「王さまやお妃さま、公爵さまは立派で慈悲深いお方たちです。
     しかし、他の貴族たちはそういうお方ばかりじゃございません。
     わたくしどもは、王さまがたに当たり前のご奉公をさせていただいただけ。
     それに対して、ご褒美など期待していませんでした。
     ましてや、このような身に余るご厚意など。
     
     ですが、こうなったら、お断りをするのも無礼。
     そして、この “王さま方の温情” を妬む輩も出てくるでしょう。
     わたくしどもは領地の民のためにも、それに負けずに
     正しく事業を運営して行かねばなりません。」
     
    「わかりました。」
    「わかりましただ。」
    真面目にうなずくメンバーたち。
     
     
    チェルニ男爵は続けた。
    「これはお妃さまの、“お礼” です。
     なので、わたくしどもには選択の余地はございません。
     お妃さまから立ち退け、と言われれば立ち退き
     工場に勤めろ、と言われれば勤めなければなりません。
     ここでも、わたくしどもの忠誠心が試されるのです。」
     
    「この痩せた地では、食うのがやっとの暮らしで
     これ以上、不幸な事なんて起きませんや。
     お好きになさってくださりゃ、ええんじゃないですかい?」
    場内が再びザワつく。
     
    「しかし、領民たちには違う意見の者もいるかも知れんぞ。」
    「そんなヤツらは、よそへ引越しゃ良いんだ。」
    「何もしねえくせに、文句ばかり言うヤツはいらねえだよ。」
     
     
    チェルニ男爵は、しばらく黙って聞いていた。
    そして手を叩いて、注目を集める。
     
    「領民の意思の統一を、皆さんにお願いしたいのです。
     各人この後、各々の集落で会議を開いてください。」
     
    「何故そんなに急ぐのですか?」
    集落長のひとりが訊く。
     
    「事はどんどん進んで行きます。
     今なら、わたくしどもの要望も取り入れてもらえますが
     始まったら、もう止まらないからです。
     それに・・・、お妃さまがこの地においでになるのは、2年間だけ。
     あのお方がいらっしゃる時に、出来るだけ形作っておきたいのです。」
     
    この言葉には神官がうなずいた。
    あの、気絶しかけながら、結婚の儀を執り行った人物である。
     
    「そうですな。
     あのお方は、心ある立派なお方。
     我々を利用しようなど、お考えなさらない。
     ここにいらっしゃって、目を光らせてくれている間に
     地盤を固めておかねば・・・。」
     
     
    「早急に人々の意見をまとめられない者は、長の資格なし。
     これから、どんどん変わっていくチェルニ男爵領を
     正しく導くために、どうすれば良いかを考えれば
     おのずと答はひとつになるはず。
     皆、のんびり茶など飲んでおるヒマはないぞ!」
     
    知事が怒鳴ると、一同が慌てて立ち上がった。
    各自、チェルニ男爵の前でひざまずき
    その手に口付けると、部屋から出て行く。
     
     
    ふうむ、このような辺境の地の貧乏な “有力者” たちだから
    してもらうのを、ボーッと眺める無能ばかりかと思っていたけど
    チェルニ男爵は普段から上手く領地を治めていたのね。
     
    公爵家の娘は、知事たちの団結力に感心させられた。
     
     
     続く 
     
     
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  • ババア’s トーク 3 選挙

    「清き1票を、清き1票をどうかお願いします!」
     
    ヨネ 「選挙たいねえ・・・。」
    ウメ 「ようやく選挙ばい。」
     
    ヨネ 「今回はまともな政権になると、よかけど。」
    ウメ 「今度、民主政権になったら、うちゃ、もう日本なんか知らんけんね。
        税金も払うのを止めて、生活保護ば申請しちゃるばい。」
    ヨネ 「ミリタリージャケットにレザーパンツとブーティを
        着用しとるババアは、誰も生活を保護してくれんと思うけんど。」
     
    ウメ 「それを言うなら、おめえも豹の絵のトレーナーで
        ケモナー・ババアになっとるが。」
    ヨネ 「お、おめえ、今、かなりの数のマニアを敵に回してしもうたど。
        うちまで巻き添えにするのは止めてくれんね。」
        
    ウメ 「てか、おめえ、そのトレーナー、どげんしたとね。」
    ヨネ 「いい加減に、“どげんした?” ていう事柄は
        嫁の仕業と察してくれんね。
        これも当然、嫁が買うてきたったい。
        『おかあさま世代ならこれですよねー。』 て。」
    ウメ 「ピリカラ、親切か嫌がらせかわからん高度なコミュをしてきよんね。」
    ヨネ 「おめえやチヨさんを知っとって、これを買うてくるとだけん
        嫌がらせんつもりかね。」
     
    ウメ 「うち、“ミセス” ジャンルのファッションには、うとかばってん
        こん前、そういう柄ばかりのショップを見かけたけんチェックしたとよ。
        そしたら、そこ、豹顔ニットが5万以上したばい。
        この手を着るババアは意外や意外、金持ちじゃよ。」
    ヨネ 「ヴェルサーチとか着とる人、騙されてなかかと思うもんね。
        何で大金はたいて、あぎゃん妙な柄の服ば着せられなんのか。」
    ウメ 「おめえんとはトレーナーだけん
        ピリカラお得意のパチモン真に受けだろうけんどん。」
    ヨネ 「それを着とるうちが一番バカ、という話じゃなかね。」
    ウメ 「おめえが家で外見に構わんけん、ピリカラにナメらるっとよ。」
    ヨネ 「もう、うちゃ、女部門も主婦部門もリタイアでよかけん放っといて。」
     
     
    「この鬼瓦権蔵 (おにがわらごんぞう) に、どうか清き1票を!」
     
    ウメ 「何ね、こん、たけしのする面白ろなかギャグキャラんような名は。」
    ヨネ 「知らんたい。 朝も早うから、よろしくよろしく、で
        ゆっくり寝られんで参るわ。」
    ウメ 「ババアになって、意外だった事て色々あるけんどん
        年寄りちゃ、朝5時に起きるもんと思うとったら
        まさかの10時まで爆睡とは、我ながら驚きたい。」
    ヨネ 「夜中に何度もトイレに目覚めるけん、眠れんで
        起きるのが遅くなるとよね。」
    ウメ 「おめえはネットで夜更かしだろたい。」
    ヨネ 「ババアは闇に紛れてネットで破壊工作たい。」
    ウメ 「公安には気ぃつけなっせよ。」
     
    ヨネ 「そう言えば、チヨさんとこのご主人が亡くならした時
        昼飯にも来んけん、さすがに見に行ったら・・・、て感じだったもんね。」
    ウメ 「死亡時刻が夜中の12時ていう、まさかの空白の時間帯で
        チヨさん、『夫の死体を12時間も放置してたなんて恥だわ』 て
        おいおい、そっちかい、な方向で嘆きよらしたもんね。」
     
    ヨネ 「・・・そん時、おめえ何て言ったか覚えとるね?」
    ウメ 「うち、何か慰めたかいね?」
    ヨネ 「おめえがマトモな慰めをするわけなかろうも。
       『冬場で寒いけん、腐らんかったのが幸いじゃね。』 て言うたとよ!」
    ウメ 「ええーーー? 覚えとらんわ。
        チヨさんは何て答えたと?」
    ヨネ 「『ほんと、そうよねえ』 て言いよらしたよ。」
    ウメ 「慰めになっとるじゃなかね。」
    ヨネ 「おめえとチヨさん、気が合うとるよ。」
    ウメ 「はあ? あぎゃん泡が割れんバブル・ババアと一緒にしてほしくなか!」
    ヨネ 「それを “同族嫌悪” て言うとよ。」
     
    「鬼瓦、鬼瓦権蔵をどうかよろしく!」
     
    ウメ 「ほんと、うるさかね。
        選挙ん時しか来んヤツに、よろしく出来んばい。
        せからしか! と叫んで
        こん、イデアコのゴミ箱ば投げつけてよかね?」
    ヨネ 「そぎゃん表沙汰な反社会的活動は、自分ちでやんなっせ。」
     
    ウメ 「・・・あら、こんイデアコは本物ね。
        ピリカラ目利きかと思うたたい。」
    ヨネ 「『ゴミを入れるものに1000円以上、よく出せますね。』
        て、イヤミを言われたたい。」
    ウメ 「ピリカラに値段を教えたとね?
        そん内、おめえんゴミ箱はパチ・キティーに入れ替えられて
        これは玄関に飾らるっかもよ。」
    ヨネ 「いかにもありそうな嫌な事を言いなんな!
        て言うか、さすがの嫁もキティーぐらいは本物を買うじゃろ。」
     
     
    ウメ 「選挙に一緒に行くね?」
    ヨネ 「たかが投票に女学生連れションモードね?」
    ウメ 「チヨさんが、投票後に執事カフェに行こうてたい。」
    ヨネ 「“お嬢さま” て呼ばれるアレね。
        ほんに、チヨさんも大概にせんと、痴呆と思わるっよ。」
     
    ウメ 「ピリカラとチヨさん、割に足並みが揃うとるよね。
        微妙に後からやってくる感が。」
    ヨネ 「ああ、それがあるけん、先端を知っとるつもりのおめえとしては
        一緒にしてほしくなかったいね。」
        
    ウメ 「・・・まあ、うちもそう網羅はしとらんよ。
        ネット右翼のおめえには負けるたいね。」
    ヨネ 「うちはネット右翼じゃなか!
        うちのマネをしとるヤツをネット右翼て言うとよ!」
    ウメ 「おめえ、意外に何様じゃね。」
    ヨネ 「生きてきた年月が違うけん、一緒にせんでほしか!」
    ウメ 「その言葉に、日本中のすべての老人の叫びが集約されとるね。」
    ヨネ 「そこらん若造も老いたらわかるたい。」
    ウメ 「そうじゃね。」
     
     
    ウメ 「んじゃ、またね。」
    ヨネ 「うん、またな。」
    ウメ 「・・・・・・・・」
    ヨネ 「何ね?」
    ウメ 「ちょっとピリカラ、注意した方がよくねえ?」
    ヨネ 「ああもう! パチモンを探せ! は、そろそろ止めてほしか。」
    ウメ 「でん、そん靴はさすがにいかんばいた。」
    ヨネ 「ん?」
     
    (FERRAGAO)
     
    ウメ 「・・・・・・・・・・」
    ヨネ 「・・・・・・・・・・」
     
     
     

    評価:

    ideaco (イデアコ)


    ¥ 3,500

    コメント:たまには真面目にレビューするねっ! ・・・店で見ただけだけど・・・。 ← 一番最低  シンプルで使い勝手が良い実用品こそが私の理想。 このゴミ箱も、中にレジ袋をかぶせて外側で隠すタイプ。 とても実用的でお勧め!