投稿者: あしゅ

  • 肌防御

    寒い!
    家から出るのが辛くてたまらんぐらい、寒い!
    それどころか、廊下に出るのも辛い。
    つーか、コタツから出たくねえ。
    誰だよ? 今冬は暖冬だなんて言ってたヤツはーーーっ。

    こんな厳しい寒さだが、加湿器のおかげか
    肌はまだ乾燥モードに入っていない。
    通常なら2月下旬あたりから、晴れの日が続いたらヤバいんで
    その時期になって、加湿器の実力を量る事にしよう。

    さて、顔の肌は綱渡り状態だが、私のかかとはしっとりスベスベである。
    お手入れは、入浴中にハチミツと粗塩を混ぜた手作りスクラブで
    5回クルクルとマッサージして
    風呂上りに安物の全身用ボディクリームを塗るだけ。
    冷え性なので、寝る時以外は靴下を履いている。

    たったこれだけのお手入れで、何故この美を保っているんだ?
    と、靴下を脱いだ時に、ふと疑問に思った。
    コタツの中に突っ込んでりゃ、乾燥するだろうに。
    現に裸足でコタツに入ってたら、即行乾燥する。

    これは、靴下が乾燥を防御してるんじゃないんだろうか?
    しかし薄い靴下を履く時期の方が、かかとが乾燥する。
    という事は、ブ厚い生地が防御力が高いわけだ。

    そう考えたら、顔にも何かカバーを、となるのは自然な流れだよな。
    家の中にいる時だけ、顔カバーをしたいものだ。

    そこでラップを試してみたが、顔が痒くなってくる。
    あまりにも密着させるのも悪いようだ。
    袋に穴を開けて、頭からかぶる事も考えたが
    通気性や安全性を考えると、布に限定される。

    布・・・ストッキングはどうだろう? と、やってみたが
    もう、やるまでもなく、しかもやってから後悔するほどの強盗ヅラに。
    家の中とは言え、これは人間としての尊厳が保てないので大却下!

    じゃあ、不透明なタイツは? と、かぶったら
    ストッキングもそうだが、かなり圧迫されるので
    顔のいずれかにシワが寄るのが、まずい。
    シワがいらんとこに製造されてしまう。

    てか、宅配とか来る度に、かぶっている物を取らにゃならんだろ。
    ストッキングやタイツで、速やかにそれが出来るとは思えない。
    慌てて取ろうと、ジタバタしてパニくり
    髪ボサボサのゼイゼイで玄関ドアを開けて
    一体何事がこの家の中で? とか、来客に思われそうで恐い。

    そういや、北国ではニットの目出しフルマスクがあるらしい。
    あれはどうだろう?

    ・・・・いや、毛糸はまずい。
    この前、外出先のトイレで、自分の両頬に
    ドラエモンのヒゲのようなラインが2本ずつ入っていて
    これは一体何なんだ????? と、仰天したが
    電車内でしていたマスクの跡だった。

    これが取れない取れない。
    もう、どうしようかと恥ずかしかったよーーーーーー。
     教訓: ババアのマスクは、帰宅までエンドレス装着が鉄の掟!

    これがニットのかぶりものだったら
    顔中に表編みだの、裏編みだのの模様が付いて、まるで半漁人だぜ。
    しかもなかなか取れないんだから、自由自在の外出は無理。

    これらの試行錯誤を総合すると、顔カバーには
    編み目のない、摩擦や刺激の少ない布に限定される。
    綿やシルクあたりか?

    そんなん、売ってねえよな。
    それ以前に、こんな事を考えるヤツはいねえよな。
    これは手作りしかないんだが、えれえ気合いの入ったKKKじゃねえ?

    これが美容に効くのか? という根本的な問題より何より
    布をかぶって座っている姿を想像しただけで
    自分の存在意義が不可解に思えてくるんだが
    そこらへんの気持ちの切り替えはどうしろと?

    私もこの寒い週末に、何を逃避しとったんだろうなあ・・・・・?

  • ファンデの厚塗り法

    以前にも書いたけど、ナチュラルメイク = 薄化粧 ではない。
    ナチュラルメイクとは、地味で色味や質感が主張しない
    顔の中にある色系統 (黒、白、赤、茶、ベージュ) だけを使って
    いかにも 「素肌がキレイで、ほとんど塗ってませんよ」
    と、見せかけるメイクである。

    この、“素肌” のキレイさを出すためには
    肌のアラを全部、しかも自然に隠す必要がある。
    そりゃもう、あらゆるアイテムを塗りに塗り重ねるので
    真のナチュラルメイクは、ものすごい厚塗りなのである。

    なのに厚く見えない理由は、使うアイテム数の多さにある。
    ひとつのアイテムだけだと、いくら薄く塗り重ねても
    何度も塗っていたら、結局厚く塗ったのと同じ事。

    色や質感や役割りが違うアイテムだからこそ、重ね塗りをしても
    ひとつひとつのアイテムの量が少なければ、薄く感じるのだ。

    下地分野には、乾燥防止、紫外線防止、色ムラ補正の部分用と全体用
    皮脂防止、毛穴カバー、シワカバー、シミカバー、などなど。

    このラインナップを見ると、ファンデってほんと
    最後の仕上げって感じで、期待されてないんだなと感じる。

    ファンデの本来の役割りは、この塗りたくった下地群の上に
    薄くベールをかけて工作の痕跡をボカす、というとこにある。
    写真に紗をかけるようなもの。
    だから、プロ用のスポンジがブ厚いのを見てもわかるように
    ファンデを塗る時に、力はいらない。

    私なんかガサツだから、スポンジの厚さに対抗して
    つい、ワシワシと握力腕力フルスロットルしてしまうが
    これをすると、下に塗ったものが全部ヨレてしまう。
    たとえ下地が日焼け止めクリームのみでも、きっちりヨレてくれる。
    ついでに下に塗ったものを、ほぼぬぐい取っている。
    角質までこすり落とすハメになっている場合もある。

    これでは意味がないどころか、人災なので
    ファンデは優雅に羽のようにつけるよう、心掛けている。

    (塗り方の方向は、プロが全員違う事を言ってるので
     どれが正しいかはわからない。
     血流やリンパの流れ、筋肉、と色々理由もあるようなので
     自分に合う方法を探すのが大変である。)

    だけどファンデだけで、最大にカバーを持たせる方法もある。
    今回は、ファンデの厚塗り法。

    普通は、下地の後にファンデで
    リキッドやクリームファンデなら、その後お粉をかけて終わり
    パウダーファンデなら、そこで終わる。
    しかし、これ以外にもファンデの塗り重ね法というのがある。

    まずは巷で流行っている “セレブ塗り”。
    リキッドやクリームファンデに、更にパウダーファンデを重ねる方法。

    この方法は、最初ソフィーナが提唱していた。
    ソフィーナでは、仕上げのお粉の代わりに
    パウダーファンデを使うという案。

    しかしソフィーナのように、それ専用に作られていないファンデだと
    リキッドやクリームの上にパウダーファンデを重ね塗りするのは
    ノビが悪く、厚ぼったくなってしまう。

    そこでセレブ塗りでは、リキッドやクリームファンデの後に
    お粉 → パウダーファンデ → お粉 と
    粉を2回かけるのである。 (最後の粉は好みで。)
    これでパウダーファンデが、引っ掛からずに塗れる。

    これ、意外に厚く見えないのである。
    お粉でボカしているからだと思う。
    崩れにくくもあるけど、崩れた時に直すのが大変らしい。

    大昔に流行ったのが、“セメント固め”。
    カバーマークというアザ隠しに力を入れているメーカーの方法が
    崩れにくいという利点があったので、一般に広まった。

    クリームファンデを塗る。
    お粉をトンカツの衣の小麦粉のように、真っ白になるまで
    顔全体にブ厚くのせ、1分ぐらい待つ。
    その後ブラシでほとんどの粉を払い落とし
    エビアンやアベンヌなどの、細かい霧状の水スプレーを
    顔全体に満遍なく、したたり落ちるほどにふきかけ
    ティッシュで水分を抑える。

    この、粉 → 払い落とし → 水スプレー → 拭き取り を
    数度繰り返す場合もあり、より崩れにくくなるらしい。

    確かに崩れにくいが、とても乾燥するので
    真夏やオイリー肌向きの方法だと言える。

    この方法は、今でも一部のオイリー肌の間で行なわれていて
    セレブ塗りとこれを組み合わせる、というツワモノもいるらしい。

    正直、老化の目立つ肌は、この塗り方でもやはり完璧カバーはできない。
    極端にメイク崩れをしやすい肌にも、合わない。
    ある程度、素肌のキレイさがないと
    これらの方法だけで済ませるには、無理があるのだ。

    では何故、これらの方法を書いたかと言うと
    今日だけはどうしても、シミ1つない肌に見せたい! という状況の時に
    それが短時間決戦なら、こういう方法もあるよ、と。
    コンシーラーやコントロールカラーでカバーしまくった後に
    更にファンデの厚塗り、という2段構えである。

    もし、するつもりなら、事前の予行演習は絶対にしとけ。
    そんで、いつもと違うメイクをすると、ほとんどの場合失敗こくから
    もう1度落としてやり直せる、時間の余裕も持っとくべきだな。

  • ゲルマニウムローラー

    老化の坂道を縦回転に転げ落ちている身としては
    鏡を見ては、色んな迷いが生じる日々である。

    化粧品だけじゃ、どうもおっつかないような予感がヒシヒシで
    こりゃ、切った貼った (注射を) ぶっ刺した、をするしかないのか?
    とか、思わんでもないが、そこまでする価値はない面構えなので
    顔筋運動系を頑張るしかないのだが
    深夜の魔のTVショッピングを眺めていて
    ゲルマニウムローラーっちゅうのが、心の琴線に触れた。

    TVで観ても、ネットで調べても、良い事ばかり並べ立ててるが
    どういう仕組みで良いのかが、さっぱりわからないし
    値段も2~3万円と、棒っきれに投資するには勇気が必要である。

    でも、激しく気になる!
    こうやって人は宗教にハマるんだろうなあ、というほど
    よくわからない妄執が取り付いて離れない。
    何か逃避してるんだろうとは自覚がある。

    で、とりあえず、現物をチェックしに行った。
    すげえ偶然なんか、ゲルマニウム美顔器特設コーナーが出来てて
    専門の中年の女性店員さんまでいた。
    客は私ひとり。

    こういう場合、すげえ説明の嵐に巻き込まれるんだが
    ものすごーーーーーく熱心に、そりゃもう鬼気迫って聞いていたんだが
    やっぱり意味がわからない。

    私の目的は、肌のタルミ阻止1点で
    それが老化のすべての根本だと思っている。
    厳密に言えば、タルミにもさまざまな原因があるのだが
    それらをすべて一挙に改善する、万能法はない。

    シミだのシワだの乾燥だの毛穴だのターンオーバーだのは
    他の化粧品や方法で取り組むから、今はいらねえんだよ!
    てか、シワと毛穴はタルミの結果だろ。
    とにかくタルミを阻止する機能が欲しいんだよ!

    と、店員さんを説得したくなったが
    どんだけタルんでいるんかい! と思われそうなんで、グッとこらえ
    「で、このローラーはどういう仕組みでタルミが改善されるんですか?」
    と訊いたら、マッサージ効果だそうだ。

    「ゲルマニウムはどういう効果があるんですか?」 は
    「血行促進」 だと。
    ちなみに、金やプラチナは活性酸素の発生防止。

    ここで腹は決まった。
    もう少し考えてみます系の大人の断り方をして
    1000円代の顔痩せ用ローラーを買って帰った。

    ゲルマニウムがなくても、マッサージで血流は良くなるし
    活性酸素防止効果は、化粧品で補える。
    ようするにリンパの流れを良くすりゃいいんだろ。
    ローラーの利点は、手動マッサージより手軽なだけじゃないのか?

    この意見は間違ってるかも知れんが
    買うに値する説得力がないのが敗因だと思うぞ。
    ローラー、えれえ重かったし
    円柱じゃないので、角が逆に刺激を与えそうで不安。

    今、朝晩のお手入れの時に、この安物ローラーをコロコロしている。
    顔痩せが目的ではないので、ローラーの片方だけで
    リンパの流れに沿って軽く転がしているだけ。
    手でするなら、摩擦防止のクリームがいるので
    そういう点では、すごくラクで続けられると思う。

    これにもゲルマニウムが入っていると書いてあったので
    今ではゲルマニウムの存在自体が、すげえうさんくさく感じる。
    ゲルマニウム入浴剤はすげえ温まるけど
    グッズになると途端に意味がわからなくなるのはどうしてだろうな?

    顔コロコロで、何か変化が現れたらレポする。
    今、2週間目ぐらいだが、何となく肌がベタつくぞ・・・。
    これは皮脂分泌が良くなってる、とでも言いたいのか?
    真冬なのに、ありがたいこって。
    欲しいのは水系の潤いで、脂じゃねえんだがな。


     
     
    どっちを試すか? ぐへへ
     
     

     
    ↓ 携帯用
     

  • ミニ加湿器

    今、うちの押入れにはスチーム式のデカい加湿器が2個眠っている。
    過去に加湿器に散財しまくったので
    加湿器には、ものすごいこだわりがあるのだが
    一番重要視するのは、お手入れがラクな事。
    加湿器は何かものすげえ汚れが付くんだよ。

    スチーム式が、雑菌の繁殖を防ぐというので
    それにしたら、内部に鍾乳洞のようにカルキが付着する。
    しかも複雑構造なので、掃除にやたら手間が掛かる。

    私の性格上、数分後にはイライラして
    マイナスドライバーでガンガン削り落とすようになるのは
    当然の流れなのだが、それをやってて内部の機器?で
    手をザックリ切って、フィルター血まみれになって
    愛するジャパンブランドの高機能加湿器は納戸へ。

    大体、湿度調整とか、いらんこった。
    私の思う存分、潤いたいだけ加湿してくれよ!

    で、高機能スチーム式はお手入れが面倒、と
    次はドイツ製の気化式のにした。

    これ、加湿してるのかしてないのか、さっぱりわからん。
    10枚のプラスチックか何かの円盤がグルグル回っているんだが
    塗れタオルを振り回してるのと、どう違うんだ?

    しかも、“お手入れが簡単” という触れ込みだったのに
    水に電極棒?が浸かってて、そっから黒い汚れがジワジワ出る。
    円盤10枚にも、それが付く。
    しかも取れない。 どう擦っても取れない。

    寒い風呂場で、円盤10枚を延々と洗っていて
    やっとられるかあ!!!!! と、納戸に封印。

    気化式は使えん! と、次は単純スチーム式。
    水に電極棒?を突っ込んで、加熱して霧を出すタイプ。

    これは比較的、お手入れがラクだったが
    電極棒に何かが付いて、硬く太く、「まあ! ご立派」 になるので
    それをドライバーで匠のように削るだけ。

    この対処法が間違ってたのか、電極棒がどんどん痩せ細っていく。
    長さも短くなって、常に水が満タンじゃないと霧が出なくなり
    2台目を買い、細く短い方は寝室へ。
    水の減りで加湿しなくなるから、自然タイマーになるだろ。
    寝室には丁度良い。

    これの難点は、デカい事。
    縦長にしてくれりゃいいのに、鏡餅型。
    単純に熱で水を蒸発させるタイプなので、底が熱くなり
    直にそこらへんに置けないんだよ。
    ほんと、気を遣わせるはクソ邪魔だは。

    そんで加湿したい放題やってたら、ふすまがボワンボワンしてきた。
    賃貸なんで、これはまずいよな、と使えなくなってしまった。

    貧乏人のウサギ小屋には、デカい加湿器は邪魔!
    鉄骨のマンションでは、通常加湿でも部屋を傷める!

    こういう悲しい事情で、去年の冬は加湿器なしで過ごしたが
    かつてないほど、乾燥で肌がボロボロになり、心もささくれ立って
    ああーーーーーーー、自分の顔の周囲だけ加湿したいーーーーーっっっ!
    と、世界を呪ったんだが、先日TVで加湿器特集をやっていて
    オフィス用のミニ加湿器っちゅうのを知った。

    そりゃもう、疾風のごとく心斎橋に向かったさ。
    今になってよく考えてみりゃ、家電系を買うんなら
    大阪だと日本橋に行くべきだったかも知れんが
    私の脳内では、加湿器 = 美顔器 だったんで
    ハンズやロフトに走っちゃったんだよな。

    んで、買ったのが下の写真のやつ。
    値段は・・・もう忘れてしもうたが、4000円はしなかったと思う。

    超音波式という、あのコウモリのイヤな思い出が蘇る方式で
    出る霧も冷たくて、きっと雑菌ワラワラだろうけど
    あるとないとでは大違い!        ・・・だと思う。
    いや、これを使い始めてから、天気が悪くて
    自然界の湿度が豊富だもんで、よくわからん。

    小さいので、水もすぐなくなるが
    小者には小物がお似合いだと割り切れば、そうムカつかないものさ。

  • ババアの毛穴カバー

    これは必要不可欠。

    何故ならば、毛穴にファンデが溜まって
    小さい白いポツポツになってしまう “毛穴落ち”
    と呼ばれる現象が起こるからである。

    これは時間が経って、メイク崩れをした時に起きやすいが
    最初に塗ってる最中からなる、ふとどきなファンデもある。
    ファンデだけじゃなく、日焼け止めクリームでも起きうる。

    これを出来る限り予防するには
    毛穴を埋めるタイプの下地を、目立つ毛穴に塗り込む必要がある。

    「大人の毛穴をカバー」 と銘打ってるものならベストだが
    皮脂毛穴用でも、乾燥しないものならオッケー。
    塗ると塗らないとじゃ、雲泥の差がある。

    だが中には毛穴カバーなのに毛穴落ちをする、使えんものもある。
    毛穴に詰め込んだ毛穴カバー剤が
    上に塗ったファンデをはじき、水玉模様を作ってくれるのだ。

    この毛穴落ち現象がババアに多発する理由はいくつかあって
    今のファンデや下地には、光を反射して顔色を明るく
    肌をキレイに見せる工夫がされており
    その工夫が、毛穴に落ち込んだ場合に逆効果となり
    毛穴だけが明るく強調されてしまうのだ。

    そんで悪い事に、ババアの肌はくすんでいる。
    毛穴の中の壁も、メラニンが異常生成されやすい環境なので
    毛穴自体が黒く見えている場合もある。
    そんな中で一部だけにキレイファンデが溜まったら
    水玉になろうが市松模様になろうが、不思議ではないってもんだ。

    もちろんファンデたちも、粒子のサイズや形で
    毛穴落ちに対応されてはいるだろうが
    どういう毛穴が待ち構えているかわからんもんな。
    全女性の全毛穴は網羅できんだろうよ。

    ちなみに、何故 “乾燥しないもの” かと言うと
    ババアの毛穴は、乾燥による皮脂過剰とたるみが主原因なので
    何を使うにしても、乾燥対策が不可欠だからである。

    若い頃のように、皮脂を目の仇にして取ろう取ろうとしていると
    乾燥が助長されて、皮膚は危機感でより一層皮脂を分泌し
    シワシワ & テラテラという最強タッグを組まれてしまう。

     この、「皮脂を取ろうとすると、逆に過剰分泌される」
     という都市伝説のような状態は事実起きる。
     ただ、角質層の厚いタイプの乾燥肌には起きないみたいなので
     そういう人が皮脂を取っても、トラブルは治まらない。
     角質層が薄くなっているオイリードライ肌だけに当てはまる。
     (日本女性は、美容業界の歴史を見ても
       多分この肌質の人が一番多いであろう。)

    確かに毛穴カバー製品は皮脂毛穴用が一番隠れる。
    しかし、塗った毛穴カバーも皮脂によって崩れる。
    ババアの皮脂分泌は乾燥によって始まるものだから
    カバー力が足りなくても、乾燥させないものを選ぶ方が
    結果的には長時間崩れずに済むのである。

    これを実感したのは、イ○サのポアレスカバーファンデだった。
    発売されてすぐ飛びついて、現品購入したのだ。

    塗った直後は、鏡5cmの距離で毛穴ゼロ!
    こんなに毛穴がなくなった事など、かつて一度もなく
    激しく感動させられた。

    だが、これを塗った2時間後、いつもより皮脂分泌が激しく
    ファンデ自体は崩れていないのに
    毛穴がボコボコ目立って見苦しい事になってしまう。
    普段見えない毛穴も見えてしまっていた。

    メイク直しをしても一緒で、とにかく毛穴がすぐ倍目立ちする。
    こりゃあかん、と、その後使用する事もなく腐らせたよ・・・。
    塗らない方が、まだ肌がキレイに保てる場合もある事を
    この時に初めて身を持って知ったさ。

    自分では脂浮きが激しかったので、自覚していなかったが
    今思えば、どうも乾燥していたようである。

    さて、毛穴カバー製品の塗り方。
    毛穴の下から上へ塗り込む、というのが基本使用法。

    四方八方から毛穴に埋め込むように、とも言われるが
    あまりしつこくやっていたら、必ずヨレる。
    どうも、ちょっと大目の量をぬぐい去りつつならすのが良いようだ。
    塗ったところと塗らないところの境目だけはきっちりボカして。

    特に鼻の横の頬の毛穴は、ここもここもと欲張らず
    許せない部分のみに塗るように。
    化粧崩れで一番毛穴が醜く浮き出る部分なので
    大量の雪は大規模雪崩を引き起こすという事を忘れずに。

    何をカバーしたいにせよ、メイクというのは
    顔全体で1になるよう、各アイテムの役割りを0.2ずつぐらいに
    責任分散させるつもりで、最小限の期待を持って使うべきである。
    この方が自然だし、崩れてもまだ直しやすいってもんだ。

    余談だが、毛穴用ではない普通のジェルタイプの保湿剤を
    メイク下地に塗ると、毛穴落ち防止になる、という話もある。

    ジェルタイプの保湿剤は、塗り重ねると
    消しゴムのカスのようなものがポロポロ出るのが多く
    これを 「肌の汚れが落ちているから」 と言うメーカーもあるが
    これは嘘である。
    このカスは、ジェル自体が取れているだけ。

    この事から考えても、ジェルタイプの保湿剤は
    肌に乗せて保護するラップのような性質だとわかる。
    毛穴落ち防止としての下地には、確かに効果があるかも知れない。

  • 痴漢なまはげ

    秋田の男鹿半島のなまはげの “ご乱交” がニュースになっている。
    酔って女湯になだれ込み、女性の体を触ったり
    旅館のロビーで女性客の体を触ったりしているらしい。

    これをしたなまはげは、同一のグループで
    3年間の祭参加禁止という処分になったそうだが
    それを聞いて思ったのは、同じ痴漢行為でも “する場所” によって
    罪に問われないってわけだな、って事。

    電車の中で女性に触って捕まったら
    会社もクビ、家庭も崩壊で、人生が潰れてしまうのに
    このなまはげたちは、“祭参加の期間限定禁止” 。
    すげえヌルい。

    スケベ男の脳内なんて、日本全国皆一緒だと思っていたのだが
    地方と都会じゃ、そういう行為の扱いに格段の差がある事に気付いた。

    大企業勤務のヤツに、女性社員のメイクについて聞いた時
    「わからない」 という答が返ってきて
    「薄化粧か厚化粧かぐらいの違いはわかるだろ?」
    と突っ込んだら、セクハラだと思われるのが恐いので
    女性社員の顔を見る事はできないから、化粧なんて見れないと言う。
    「でも違和感があったら、それはわかるから
     皆ごく普通の化粧だと思う。」 と言っていた。

    女性社員との世間話では、ファッションなどの外見についてはタブー
    飯屋の情報とかの無難な話題にするよう、指導がある会社もあったし
    通勤には、スーツ姿なのにリュックを担いで
    電車内では両手でつり革のポールを握るというヤツもいた。

    日本でも、セクハラ対策の教育をしている会社が増えてきているようで
    男性にとっては大変な事だな、と思った。
    セクハラは、“受けた相手がどう思うか” だから
    必要以上に気を遣わねばならないからなあ。

    これが地方、というか田舎になると、全然違ってくる。
    エロ話やお触りは、付き合いの一環で
    “そのぐらい” で騒ぎ立てる女性は、“何様?” になる。

    そもそも女性というのは、場の華なので
    男性に “構われる” のは、女性として名誉な事で
    それを嫌がる女は、「雰囲気を悪くする」 と
    逆に責められる風潮がある。

    しかし田舎のスケベオヤジの言動はグレート。
    愚鈍なので少々の事には気付かないで流す私ですら
    瞬時にムカつくほど、えげつない事をしてくれる。

    女性のお尻をペチペチ叩きながら
    「こんだけ立派なケツなら、子供もボロボロ産める」 とか
    「デカい胸だから、子供は母乳で育てられるな」 とか
    それをされて、その場では笑っていた女性も、陰では大激怒である。
    風俗 + 産む機械 のコンボで、強烈もいいとこだ。

    田舎では、セクハラどころか痴漢行為も取り締まらない。
    警察を呼んでも、「まあまあ、酒の席での事だから」 とか
    「単なる軽い気持ちだから」 と、どうでもいい注意だけで済まされる。
    被害届けなど出そうとしたら、説得される始末。

    こういう話を書く度に思い出す出来事がある。
    (で、その度に何度も書いているが)

    熊本の市議会議員が、パーティー会場で
    初当選の挨拶に来た女性議員の胸をいきなり揉み
    女性議員が 「やめてください」 と言い、周囲も止めたけど
    「おなごはこんぐらいせにゃいかん」 と、反省の色なし。

    女性議員がこれを議会で訴えた時の映像が、ニュースで流れたが
    男性議員たちのニヤニヤ顔は、今も覚えている。

    結局、この問題はうやむやになったような気がする。
    当のセクハラ議員は、次の選挙も当選したあげく
    息子も議員になっているはず。

    熊本市でさえこうだから、もっと田舎なんか無法地帯もいいとこだ。
    田舎では、女性の尊厳などないと断言できるね。

    つまり、スケベ男はどこにでもいるが
    決定的に違うのは、周囲が許すか許さないか、である。
    都会では許されない事も、田舎じゃまかり通るのが現状。

    今回の、なまはげご乱心のように
    観光に行って、“事故” に遭う可能性もあるので
    女性だけの旅行は行き先を選ぶべきだと、田舎者の私は忠告するよ。

    「そんなヤツはひと握りだ!」 と、反論したいヤツもいるだろうが
    そのひと握りがやりたい放題だろ、と鼻で笑うぜ。

  • 大人の口約束

    自分が完全に大人になりきっていないのかな、と感じる事がある。
    それは、他の人の口約束を真に受けた時である。

    私の場合は、どんだけみすぼらしいんか、施し系が多く
    「今度○○を贈りますね」 みたいな内容ばかりなのだが
    これは大人社会で、別れ際によく付け足される挨拶の
    「じゃ、今度一緒に食事でも」 と同じようなものだろう。

    こういう口約束は社交辞令らしいので、ほとんど行使されない。
    もし催促でもしたら、空気が読めないヤツ扱いになる。

    私もそこらへんは理解しているので、アテにはしていないが
    こっちが物欲しげにしてるわけでもないのに
    相手が自発的に申し出てくれた瞬間は、意外な展開に
    「ええっ? なんて良い人なんだろう!」 と、感動してしまう。

    しかしその後なしのつぶてで、こっちも忘れているんだが
    何かのおりにふと思い出した時に、ちょっと悲しくなる。

    こういう社交辞令は、その時の一瞬の喜びに価値を見い出すべきなのか?
    私はつい言ってしまった事は、どんなに重荷になろうと
    実行しようと努力するので、平気で破るヤツの気持ちがわからない。

    その時は本当に贈る気持ちで言ってて
    後で面倒になったとか、忘れてるとかなのか?
    それとも最初から、その場限りの言葉なのか?

    いずれにしても、とてもいい加減に扱われた気分になるぞ。
    こっちは相手に対して、何も望んじゃいないのに
    何でわざわざ、出来ない “してあげる” を持ちかけるんかな。

    相手に具体的な期待をさせない社交辞令もあるだろう。
    言ったら、実行すべき。 出来ない時は詫びる。
    忘れるなんて、言語道断。
    そういう人付き合いで、成り立っていけるのか?
    私相手だからナメてるんか?

    出来ない軽口は、信用問題に関わると思うのだが
    私が重く堅苦しく考えすぎているだけなのだろうか?
    でも社交辞令というのは、そこまで気持ちのないものなのか?

    こういう事を繰り返しされていると、言われても
    「どうせウソだろ」 と、ヒネて取ってしまうようになるんだよ。
    実際その通りになるんだから、予言が的中したとも言えるんだが
    人の言う事を疑う自分が、すごくイヤになる。

    その場を和ませようとしてか何か知らんが
    結果を求められるような事を言って
    その後放置は、人間としてどうなんだよ?
    わざわざ刹那な関係だと、相手に知らしめる必要などないだろうに。
    テキトーに物を言うのも、ほどほどにしとけ!

    いやな、知人に有言不実行なヤツがひとりいるんだよ。
    たとえば何かの話題をしたら
    「俺、それにツテがあるんだよー、今度送ってあげるね。」
    とか言うが、実際にした事が1度もない。

    以前、とうとう 「そう言って、実現した事がないですよね?
     絶対今度もそうなるから、いりません。」 と、断ったら
    「ええーーー? 俺そんな不誠実な男じゃないよー、絶対送るから!」
    と、すげえ自己弁護しとった。

    で、やっぱり何も送ってこないで、ほぼ1年・・・。
    何なんだろうな、あいつは。

  • 化粧品のポリマー

    注: ここで言うポリマーとは
       化粧品に配合されているもののみである。

    ポリマーには、天然と合成があって
    合成ポリマ-は、ポリオキシン○○、○○ポリマーという他に
    カルボマーK、アルリル酸、セルロース、ジメチコン、シロキサン
    PEG、PPG などと表記されているらしい。
    よくわからんが、同じ成分で別表記みたいにダブっているかも知れん。

    天然ポリマーとは、ケラチンはまだわかるが
    コラーゲンやタンパク質、アミノ酸もそうなんだと。

    だったら、ポリマー、悪者じゃないじゃん、と思うんだが
    化粧品に天然のコラーゲンを配合すると
    とてつもない値段になるので、ほとんどが合成らしい。

    合成コラーゲンが肌に悪いのか? と問われれば、よくわからん。
    病院で処方される薬だって、合成成分が入っているし
    食い物だってそうだろ。

    そんだけ体に悪い物に囲まれていながら
    平均寿命が年々伸びているなら、そう支障はないと思うが
    病気をしながらの長生きもロクでもねえしな。
    そんなん私に聞くなよ、と逆切れしたいほど深い問題だぜ。

    我々が普段使っている化粧品は、ほとんどが合成ポリマー配合である。
    そして、ほぼ全部のアイテムにポリマーは使われている。
    何故ならばポリマーの役目は、使用感をなめらかにし
    他の成分の効き目を補佐するものだし、乳化剤としても働くからである。
    つまり、乳液状、クリーム状のものには絶対に入っているわけだ。

    もしポリマーが配合されていなかったら
    ベタベタで伸びが悪い、不快な使い心地になる。
    それに耐えて、一体何年使い続けたら美肌になれるんだるか?
    と言うか、なれるという保証はあるんだろうか?

    と言うのも、これもどっかで聞いた話なのだが
    皮膚は体の防御壁のようなものなので、異物は通さない。
    化粧品は体にとって異物扱いになるので、浸透はしない。
    だから肌細胞の防御機能を壊して、有効成分を送り込むのが
    効く化粧品の技術なのだ、と。

    これが本当なら、ものすごい技術だが恐くもある。
    でも逆に考えれば、天然化粧品にそんな技術はないわけだ。
    とすると、安全な化粧品はただ皮膚の上に乗ってるだけで
    肌を改善させる事は出来ないと言える。
    保護以外の効き目はないわけだ。

    肌を保護してれば良いかと言えば
    どんな化粧品でも、肌に乗せて数時間経つと汚れになる。
    酸化もするし、ホコリや大気の汚れを吸着させるから。
    こういう化粧品って意味がなくないかあ?

    だったら肌を改善させるための技術を持った化粧品を使った方が
    同じ肌を傷めるかも知れなくても、まだ希望があるような。
    現にお手入れを頑張ってる人の肌は
    何もしてない人と違って、やっぱり何か違うキレイさがあると思う。

    素人が机上の空論であれこれ考えても、結論は出ないから
    実践してみる事にした。

    10ヶ月、必要以上にポリマーガッツリのお手入れをしてきて
    これで肌がどうなったかというと
    白ニキビができるけど、それ以外は何の変化もない。

    一見これは、とんだ役立たずっぽく思えるが
    老化でものすげえ急な坂道を転げ落ちてる真っ最中な私にとっては
    “変化なし” は、“効果がある” という事なんだよ。
    白ニキビはできるけどさ。(これ、結構問題かもだが)

    だから次は、合成ポリマーなしの化粧品を10ヶ月ほど使ってみる。
    イヤなのは、こういう天然志向のメーカーって
    妙に宗教がかって、科学 = 悪 が多いんだよ。
    よそんちのメーカーの悪口が多いのも不愉快。
    “天然” って何の免罪符なんか、値段も妙に高いしさ。

    とにかく、これで比較の材料が増えるだろう。
    よって結果報告は、順調にいけば10ヵ月後になる上に
    鈍感な私の実験なので、「よくわからん」 という
    価値まったくなしの結果になるかも知れん。
    (何か ↑ の流れになりそうな確率が高いような気がする・・・)

    とりあえず、私なりに感覚を研ぎ澄ませてみるよ。

  • すき焼きのつけダレ

    ここの管理人ぷらちッが質問をしてきた。
    「すき焼きが好物の友人の誕生会をするんだけど
     集まるメンバーのひとりが、卵嫌いなんだ。
     卵以外のすき焼きのつけダレって何かある?」

    この問いに、私は気軽にグルメなうちの兄に訊けばいいと思った。
    以前、“ろさんじん (漢字わからず) 風すき焼き” というのを
    兄が作ってくれて、それが卵なしだった記憶があったからだ。

    ところが、コトはそう簡単ではなかった。
    まず、思いがけない説教をくらったのだ。

    「すき焼きに卵を付けて食うのは
     当時の日本人が肉を食い慣れてなくて、苦手だったからなんだ。
     本来、すき焼きはつけダレなしで食えるものなんだぞ。
     おまえはそんな事も知らないのか!」

    ・・・・・すき焼きの馴れ初めなんか、どーでもいいよ
    今は “すき焼き” っつったら卵づけじゃん・・・・・
    と内心思ったが、そんな反抗は自爆に繋がるので
    例の “ろさんじん風すき焼き” を聞いてみた。

    「ろさんじんはすき焼きは好きじゃなかったから
     そんな料理はない!」
    ええっっっ? じゃ、あの肉を1枚1枚いちいち焼いてもらうという
    とてつもなく間が持たない料理は何だったの?
    「あれもすき焼きだ。 卵を使う使わないは、個人の自由だ!」

    えええええええええええーーーーーーーーーっ
    また私の勘違いかよ?

    何かよく考えたら、うちの兄は
    “すき焼きの肉は単なるダシ” という、突拍子もねえ信念の持ち主で
    私は肉をあまり食わないから、特に支障はないんだが
    それはやっぱり、一般的なすき焼きの定義じゃねえよな。
    聞く相手を完璧に間違えたかも・・・。

    あげくが、「関西人なら、うどんすきにすればよくないか?
     さかい (どこの “さかい” かわからないので、字もわからない)
     が発祥だから、ちょうど良いだろう。」
    とか、問題を根本からくつがえす意見をくれた。

    それでもしつこく、つけダレで食い下がったら
    「とにかく、すき焼きの割り下で薄めたら
     どうにかなるんじゃないのか?
     めんつゆ + 割り下 か、こぶ茶 + 割り下 とか。
     かつおダシはダメだぞ、すき焼きは昆布だから。」
    みたいな答で終ってしまった。

    しょうがないので、友人知人にも聞いてみた。
    無責任に出た答の数々が

     ・ とろろ (味がないから)
     ・ ポンズ (薄めれば良いかも)
     ・ 豆乳 (豆乳鍋もあるし)
     ・ 牛乳 (すき焼きに入れる家庭もある)
     ・ 大根おろし (広島では大根も具にするらしい)
     ・ 豆板醤 (ピリ辛に挑戦)
     ・ 味噌ダレ (名古屋風に)
     ・ 塩ダレ (あっさりと)

    こんぐらいしか、皆思いつかなかった。

    と言うか、やはり兄の言うように、卵はなしでも良いと思う。
    元々の味付けも濃いし、“牛鍋” で通せばどうだ?

    誰か卵以外の、すき焼きに合うつけダレを発見した人、ご一報を。

  • 胸毛ポスター

    どこぞの裸祭のポスターがセクハラだと騒がれている。
    「女性が見て不愉快になる」 というのが理由らしいが
    これはウソだろーーーーーーーーー。

    確かにあれは、見て気持ちの良いものではないが
    そもそも男性の裸なぞ、女性は見たくもねえんだよ。
    ましてや、お手入れもシェイプアップもしていない
    一般人オヤジのダラけた裸なぞ、ほんとブラクラ同然なので
    どういう構図だろうが、あの類のポスターはやめてもらいたい。
    相撲だってグロにしか見えんのに。

    あのポスターは、男性の方が気持ち悪がっていると思う。
    しかし同じ男性だし、自分も似たり寄ったりのボディだし、で
    「女性が」 と理由を付けて、排除しようとしてるとしか思えない。

    見たくないのは、同じオヤジども、おめえたちだろ?
    女性たちは、男性の汚さなど見慣れているので
    目に入れないように脳を調整してるから、あのぐらい平気だぜ。
    道端でオープンザコートとか、しょっちゅうあるし
    それに比べたら、悪意がない分、まだマシだろ。

    て言うか、そういう事を女性のせいにするなよ。
    “セクハラ” という言葉を乱用すると
    フェミどもが益々付け上がって、すげえ細かい事を言い出して
    結局は自分の首を絞める事になるんだぞ。
    もっと他の当たり障りのない理由を付けろよ。

    しかし、見て愉快不愉快より、もっと深刻な問題があると思う。
    もしかして本当はそれを想定しての
    “セクハラ” 言い訳の、貼り拒否なのかも知れんが
    だったら余計に世間に祭を認知させて、大失敗だったな。

    その問題は何かと言うと、ゲイ。
    昔、本屋でゲイ雑誌を立ち読みしてて知ったんだが
    ゲイの中には、“男の祭” というジャンル萌えのヤツもいるらしい。

    1冊ほぼ丸々日本中の祭の画像で埋まっていて
    それは私が見ても、普通の祭の写真にしか見えないのだが
    「神輿を担ぐ腕の筋肉が ス・テ・キ はぁと」
    「ハッピの下から覗くお尻がキュート 星マーク」
    など、度肝を抜かれるコメントが付いていて
    ゲイの世界も奥が深い・・・ と、感銘を受けたものだ。

    しかも、たまたまその雑誌だけの傾向かも知れんが
    祭萌え写真のほとんど全部が、メタボで多毛な熊系男性ばかりを
    クローズアップしていたのである。

    これは、あのポスターはモロ、ツボだと思うんだが。
    全国から、「熊系メンズ祭Ver萌え~」 のゲイたちが殺到するぞ?
    個人の性嗜好は自由だが、予期せぬサイトや雑誌に
    想像も付かない目的で、自分の写真を載せられたらイヤじゃないか?
    そっちの方を心配した方が良いぞ。

    なお、写り・体型・毛量 と、三拍子揃っちゃって
    賛否の的になったあの男性が、TVのインタビューで嘆いていた。
    「親から貰ったものなのに・・・」 と。

    世間はそんなに甘くねえよ。
    女性なんか、メスを入れなきゃ解決しない部分 (顔の作り等) で
    すげえ冷徹に評価されてるんだぜ。
    ああもうそりゃあ、女性でいる事すら否定される勢いでさ。

    おめえのは毛だろ、剃れば済む話じゃねえか。
    そんで、そのポッチャリは病気の原因にもなるから痩せろ。
    嫌がられるのがわかったら、前向きに対応せえよ。
    自分ひとりでどうこう出来る事で泣き言を言うな!

    普段、女性の容姿についてランク付けしてるくせに
    自分が言われると被害者ヅラかよ!

    注: あの男性本人が、女性の容姿に文句を言ってたわけではなく
       そういう事実は一切ありません。
       ただ、日頃厳しいチェックを入れられてる身として
       ああいうなまっちょろい主張に、私がムカついただけの事。
       「男性は良いよなー」 というヒガミです。