投稿者: あしゅ

  • 化粧品は本当に必要か?

    これは基礎化粧品 (お手入れ用化粧品) 限定の疑問。

    この疑問を最初に持ったのは、ラップパックをしていた時である。
    コットンを化粧水でビッショリ濡らし
    肌に貼って数分置くのを、コットンパックと言う。

    貼っておいたコットンは、保湿成分の濃度にもよるが
    10分20分でパサパサに乾く。
    乾く時に、肌にある水分まで奪っていくので
    コットンパックは3~5分だけ、というのが
    美容界での常識である。

    「じゃ、蒸発させなきゃいいじゃん」
    と思うのは、ごく当たり前の発想だよな。

    コットンパックに消費する化粧水の量は相当なもので
    いくら金があっても足りねえよ。
    それに、肌の潤いにとって理想的な状況は
    3分に1度、霧吹きで水をかけるような環境だと。

    そこで、コットンの化粧水を蒸発させないよう
    ラップで覆う事にした。

    これが、何時間経っても乾かないのだ。
    化粧水って、まったく肌にしみ込まねえんじゃねえのか?

    風呂とかプールとかに入ると、指先がシワシワになる。
    指先の角質層が水を吸い込んで膨張するからだ。
    顔や体の肌がそうならないのは、指先に比べて
    角質層が薄いせいである。
    (ちなみに、シワシワのまま放っておくのを
     ひんぱんに繰り返すと、アカギレやヒビ割れを起こす)

    肌にとって一番大切なのは、水分と言われているが
    つまり、角質層までしか水分は浸透せず
    しかも角質層が薄い部分には
    微量の水分しか抱え込めないのではないのか?
    コットンパック、この理論でいくと意味ねえよな。

    最近では、水分を与えても効果はなく
    肌内部に元からある水分じゃないと意味がない
    という理論も出されている。

    だったら、肌のお手入れは
    洗浄とクリームによる保護のみで良いんじゃないのか?

    本音を言うと、あらゆる化粧品を試してきたが
    「しみこんだ」 「効いた」 という
    実感が得られたものは、ひとつもない。
    「肌の上に乗っかっている」 って感じがするだけだ。
    (塗った途端、肌がツルツルスベスベになるやつは
     ポリマーやシリコンで、擬似効果を出してるだけ)

    お手入れを一切やめる (石鹸も使わないで水で洗うだけ)
    というサイトもあって、そこの掲示板に
    実行している人のレポートが日々載せられている。

    それを読むと、1年ぐらいで肌が改善された人もいるが
    毛穴に脂や角栓が詰まって、どうしようもなくなる人もいる。
    賛否両論で、まだ結論は出ていない。

    だけど、これを実践してみる勇気はない。
    お手入れというのは、今日明日で結果が出るのではなく
    数年後、数十年後に出るものなのだ。
    一時的に改善されても、未来はわからない。

    これはどの方法を取っても言える事だろう。
    しかし、ここ数年とはいえ、熱心にお手入れしてきた私の肌は
    してないヤツより、明らかにキレイである。
    これを一体どう判断すればいいのか?

    化粧品の効果は、乱暴に言えばプラシーボ効果が大きい。
     1.化粧品に対する期待感 ・・・・・・・ 20%
     2.化粧品を信じる心 ・・・・・・・・・ 30%
     3.お手入れをしている時の満足感 ・・・ 40%
     4.成分の働き ・・・・・・・・・・・・ 10%

    大まかに言うと、化粧品が効く仕組みはこんなものだ。

    化粧品に含まれる成分は、薬よりはるかに弱いので
    延々と使い続けないと、効き目を感じる事はないはず。

    でも、確かに効く場合がある。
    これは、1~3で、心理状態が良い方向に働き
    自分で自分の免疫や修復力を上げたためと思われる。

    (ようするに私は単純なので、人一倍お手入れが効いて
     美肌を保てただけかも)

    アロマテラピーによる即効性は実証されているので
    これに期待するのなら、アロマの勉強が必要になってくるが
    高い化粧品を買うのも、ひとつの手。
    (香料の良さだけは、安い化粧品には望めないものだから)

    化粧品の効果に対する疑問
    肌をどこまで構っていいのか? という不安
    これらが最近の私のお手入れ課題になっている。

    カルーセル麻紀が留置所に入っていた時に
    ニベアしか使う事ができずにいたら
    「高価な化粧品を使っている普段よりツルスベなのよ」
    と、言っていた。

    「そりゃあんた、普段の生活が不規則だったからじゃねえのか?」
    と、当時は心の中で突っ込んだが
    今になって、あの言葉に妙に引っ掛かる。

    ・・・・・ニベア、いってみるか・・・・・?

  • カウンター・テロリスト

    とは、対テロリスト工作員。

    誰が書いた何てタイトルの本かキレイに忘れたが
    かなり昔に、フリーのカウンターテロリストが書いた本を
    数冊読んだ事がある。

    凄え面白かった。
    まず、経験を淡々と書いている。

    普通の、何かのプロが書いた本だと
    自分の功績を最大に自賛しまくる。

    元FBI出身者のふたりなんか
    それぞれの自著の中で、お互いを非難し合って
    「俺が正しい!」 とやってたし
    日本でも、検視官同士が自著でバトってた。

    カウンター・テロリストとは、決して目立ってはいけないらしい。
    群集にとけ込めるヤツじゃないとできないんだと。

    そういう性質のせいか、誇示も謙遜もなく
    事務的に記述してあって、とてもわかりやすかった。

    覚えてる範囲で、情報を書くと
    各国に、カウンター・テロ班というのが存在するが
    フリーのカウンターテロリスト (以下、CTと略) は
    主に超法規的な仕事を依頼される。

    仕事によっては、フリー同士、チームを組む事もあるが
    それでも基本的に単独行動になるそうだ。

    一応、武道の心得はあるが、重火器使用がほとんどで
    素早い動作を重視するためと、目立つのを避けるために
    筋肉は極力つけず、セールスマンを装う。

    一番気を遣うのが、手だそうだ。
    どんなにナヨナヨしてても、手でバレるので
    銃など握った事もない、という風情の
    細くきゃしゃな指を保たなければならない。

    著者は本の中で、国籍も人種も、髪の色さえ明かさなかったが
    動いているであろう国 (これも隠してあった) を予測して
    それで目立たないんなら、英語圏の白人だと思う。

    家族にも恋人にも、セールスマンだと偽っていて、友人もいない。
    あるのは仕事上の関係だけで、それも最小限。
    これを孤独だと感じるヤツには、CTは勤まらないんだと。

    彼が言うには、テロリストに容赦は必要ない。
    言い分など聞く必要もない。
    出会ったら、即座に確実に殺すだけだ、と。

    話し合いなどしようとしても
    テロリストたちは己の信念を妄信し、話すら通じないし
    ヘタすりゃこっちの命が危ない。

    だから彼は、殺せる状況なら一瞬でやり
    殺せない状況では、その場から速やかに自然に離れると言う。

    テロリストで本当に恐いのは、女性だそうだ。
    男性よりも、残虐でちゅうちょがなく
    相手に必要以上の苦痛を与える余裕すらある。
    だから、男性と女性といたら、迷わず女性を先に殺す。

    テロリストは人間ではない。
    どんな人混みでも、目を見れば判別できる。
    テロリストの目は、狂気の光を放っている。

    だから私には、人殺しの意識はまったくない。
    悪魔を殺しているにすぎない、と。

    テロが起こると、この人を思い出す。
    自爆テロを輸出した国の民族として、申し訳なく思う。

    ちょい前に、どっかで 「テロは弱小団体の戦闘法」 だと
    書いたが、あれは最初は、IRA (アイルランド) や
    ETA (スペイン)、赤い旅団 (イタリア) と
    同列に考えていたせいである。
    (南米のテロは麻薬絡みが多くて、ありゃ単なる犯罪だろ)

    近年のイスラム原理主義者たちのテロは
    主義主張がある事はわからんでもない、と思う
    アメリカ嫌いの私でさえ、正直うんざりである。

    敵国を全滅させる事ができないなら
    テロは怒りを煽るだけだという、いい証明だよな。

    しかし、この引き鉄を引いたのは、父ブッシュだ。
    私は、「ブッシュ = 反キリスト」 論を持つが
    ブッシュ家全員が凶悪で、誰が反キリストなんやら、よくわからん。

    ブッシュの弟までもが、大統領になる噂があるが
    最近の世界情勢を見ていると
    世界が徐々に、第三次世界大戦に向かっている気がするぞ。

    いい加減、よその国の事は放置せんかあ?
    人権とか平和とか言いながら戦争をするなど、本末転倒だろ。

    多分、異国民族はお互いにテロリストも同然なんだよ。
    自分が合わせる気がないなら、ちょっかいを出さない方がいい。
    話し合いさえできない境遇で、何ができるんだ?

  • 夏バテきたあああああ!

    夏風邪をひいてしもうた。

    寝る前に冷房を2時間タイマーにして寝るんだが
    明け方あたりに寝ぼけて、エアコンを入れたらしく
    そのまま部屋冷え冷えで、爆睡したのが敗因らしい。

    その直後、カナブン攻撃でエアコン故障。
    熱気こもる部屋の中、発熱しつつ
    エアコン掃除などをやったのが悪かったのか
    とうとう、幻の夏バテになってしまった。

    このヌルい関西で・・・。
    熊本だったら、今頃棺桶の中だったと思われる。

    まだ喉が痛いので、微熱のせいかわからんが
    体が重くダルく、食欲もない。
    一日、何も食わなくてもオッケー。

    こういう状態は、熊本ではよくあったんだが
    今回ひとつ違う症状がある。

    ものすげえ、イライラするのだ!

    普段あまりイライラする事などない、温和な私だが
    何か意味なくイライラする。

    これはもしかして、更年期か?
    それとも何か、悩みやストレスでもあるのか?
    風邪のため、冷房の設定温度を高くしているせいか?

    今までにないイライラなので、良い機会だと思い
    脳内でシミュレーションをしてみた。

    イライラしている時に、人を殺して回りたいか?

    脳内で、包丁を持って人を斬りつけていく。
    ダメだ・・・。
    このクソ暑いのに、そんなハッスルはできねえ。
    想像するだけでゼイゼイ言うぜ。

    そもそも、グロが苦手なので
    人の皮膚を斬るなど、たとえ医療行為でも無理。

    じゃ、エアコンの効いたビルの窓から、ライフル狙撃は?
    あっ、これなら人間小さく見えるし、現実味が薄いんでいけるかも。

    ・・・でも、これをしたいならTVゲームでいいんじゃね?
    生身の人間を撃って、逮捕、拘留、裁判など
    後から押し寄せる面倒事を考えると
    撃ってる時の爽快感など、クズに等しいぜ。

    ゲームならいくらやっても、家族にグチグチ怒られるとか
    自分が人間のクズだと落ち込むぐらいで済むもんな。

    結論。
    普通はイライラしても、人を殺したくはなりませーん。

    うーん、私もまだまだ正気だなあ。

    注: 今日は (“も” か?) 脳が働きません

  • 下痢!

    ものすげえストレートに、えげつないタイトルだが
    この話は、我々素人にはむっちゃ役に立つぞ!

    相変わらず通院しているのだが
    肝臓が弱っているための通院治療なのに、担当医は
    肝臓は “か” の字も出さんと、投薬のみで放置。

    その代わりに、やたら腸、腸、と気にしてくれる。
    毎回、触診するし、もしや腸も悪いんか? と、不安になる。

    聞いてみたら、「いえ、腸の動きはとてもいいですよー」
    じゃ、何で? と、突っ込みたかったが
    医者との会話って、出会い系なみのポイント制なんだもん。
    長期通院だから、費用もバカにならんのよ。

    ま、医療点数稼ぎだろう、と、見て見ぬフリ。
    腸もそんなに安定してる方じゃないから
    プロに管理してもらってるんなら、安心だしな。

    と、優良患者ぶって、また診察に行った。
    「腸の調子はどうですか?」
    ・・・ひとこと目がこれで、いつも萎えるが
    今回は調子が悪いので、オッケー。

    「暑くなると、すぐおなかを壊すんです。
     食事量や水分量は、季節でそんなに変化はないのに
     どうしてでしょうか?」

    「ああ、それはですね、胃は気温の変化に敏感なんです。
     暑くなると、胃がどうしても弱るんですね。
     そこに冷たい物を入れると、消化不良を起こすんですよ。
     もちろん、腸に原因がある場合もありますが
     夏場の下痢は、腸ではなく胃が原因なんですよ。」

    ななななな何ですと??????

    目からウロコだった。
    腸ではなく、胃だったんか!!!

    そういや、王監督が胃の摘出手術をした時に
    どっかの医者が、説明をしていた。

    「栄養は小腸で吸収され、水分は大腸で吸収されるんです。
     胃はそれらを消化して、吸収されやすい状態にする役割りで
     乱暴に言えば、なくても大丈夫なんですよ。」

    という事は、胃が仕事をしないで、そのまま飲食物を腸に送った場合
    「ふざけんなよ、おめえ
     こんな固形物、俺らじゃ処理しきれねえよ」
    と、流してしまうんだな。

    なるほどー、胃かあ。

    「夏は必ず、胃が弱っていると見なして
     消化が良くて、ぬるい物を摂取するように」
    と、担当医が言っていた。

    体が温度的にしんどい事をすると、余計に胃も弱るんで
    そういう意味で、熱い物もダメだとさ。

    うーん、マイ担当医、久々にグッジョブ!
    とりあえず、スターバックスのフラペチーノはやめとくよー。

  • エアコン修理記

    夏風邪をひいてしまい、寝込んでいるとこに
    宗教関係の勧誘がおいでになられて、叩き起こされ
    モソモソ起きだして、エアコンを点けてグッタリ。

    食欲ないけど飯でも食わにゃ、け死ぬ、と思い
    キッチンに行くと、エアコンから水が噴き出していた。

    うちは全部屋をカバーしたいので
    エアコンはキッチンに設置しているのだ。

    ああああああああああああ
    ドレンが詰まったーーーーーーーーーー!!!!!

    エアコンを切り、床を拭き、洗面器を置き
    タオルで防波堤をつくり
    ベランダに出て、排水ホースをブンブン振るも、水が出てこない。

    結構長いホースだったんで、途中からぶった切り
    針金を突っ込んでみるも、音沙汰なしである。

    :大昔にも、凍結で裏口の水道パイプが破裂した時に
    :パイプをぶち切って、中に練り消しゴムを詰め
    :(適当な材料が見つけられなかった)
    :ガムテープでグルグル巻きにして、水を止めた経歴あり。

    :1枚数万円の替え刃の電動ノコを使ったと
    :えれえ怒られたが、断水では生活できねえよ!

    こりゃ素人には手に負えん・・・と、諦めて
    ビクビクしつつ、修理依頼の電話を掛ける。

    (電気屋さんというのは、7月8月が年中で一番忙しいのだ。
     エアコンの設置依頼が山のように来るし、修理も増える。

     何故かっちゅうと、大抵の家庭は冬場は
     エアコンじゃなくストーブを使うので
     エアコンは、冬場放ったらかし。
     数ヶ月放置していた機械を、いきなり可動しまくると
     不具合が発生する確立も高くなるってわけ。
     
     某メーカーなど、どうした殿様商売なのか
     チェーン店全部に業務用エアコンを納入しているくせに
     「夏場の修理は1ヵ月後になる」 と、平気で言うんだ。
     そこのエアコンだけは一生買わないぜ)

    修理依頼の電話で 「この暑さじゃエアコンがないと死にますー」
    と、泣きを入れまくったら、夜の11時になると言う。
    今日中に来てくれるだけでもラッキーだよー。

    さて、修理屋さんが来てくれるのに
    汚いエアコンを触らせるのは失礼である。

    本当なら寝込んでいたいんだが、と、ゼイゼイ言いながら
    エアコン掃除に取り掛かった。

    風呂場でフィルターやカバーを洗う。
    これがまた、歴代所持エアコンで一番複雑な作りで
    次にエアコンを買う時は、掃除しやすいやつ! と、決心。

    やっと終わり、ひと息・・・とブログを開くも
    サーバーがメンテ中で何もできず。

    そうこうしてると、「時間が空いたので」 と
    夕方に修理屋さんがやってきた。 ありがてえ!!!

    が、やってきたのが、ロン・パールマンみたいな人で
    すんげえビビる。    ↓

    「この忙しい時期に、ほんとすみません、ほんとすみません
     自分でどうにかしようと頑張ったのですがー・・・」
    と、平謝りをしたら、ベランダのホースの切れ端や
    針金やタオルの山を見つつ 「・・・でしょうね・・・」。

    原因究明には結構時間が掛かった。
    ミニ扇風機でも使いたいが、修理屋さんが頑張ってるので
    自分だけ涼むわけにもいかず、脳内でひたすら
    「心頭滅却、心頭滅却」 と唱える。

    「ああ、やっと原因がわかりましたよ」 と、言われ
    バケツの中を覗いたら・・・・・カナブン・・・・・?

    「こいつが排水ホースに入り込んで登ってきて詰まったんですよ
     年に1~2回あるんですよね。
     おかしいと思ったんですよね、まだ新しい型なのに詰まるなんて」

    カナブンーーーーーーーーーーー!
    おめえのせいで、おめえのせいでーーーーーーーー!!!

    ものすげえ怒りが湧いたが、修理屋さんに代わりに
    すみません、すみません、と謝る。

    「それでですね、これ、保証対象外なんですよ。」
    「・・・そうですよね、カナブンの尻拭いまでやってたら
     メーカーさんも、やってられないですもんね・・・。」
    「で、“修理” って事にしときますからね。」
    「え? 大丈夫なんですか?
     ほんと助かりますー。 ありがとうございますーーー。」

    両者の利害が一致しての大円団。

    そして、ひとつ質問をした。
    「あの、これ使っても良いんでしょうか?」
    と、取り出したのが、エアコン洗浄スプレー。

    「もう使ったんですか?」 と、叫ばれ、驚いて
    「いえ、聞いてからにしようと・・・」 と、答えたら
    「ああ、まだで良かった、それで故障が多いんですよー。」

    エアコン洗浄スプレーは、簡単に言うと
    一昔前の単純な作りのエアコンにならいいけど
    今の高性能な機種に使うと、複雑な配線などを伝って
    濡れたらいけない場所にまで入り込むそうな。

    「洗うべき場所にだけ、つけられるならいいですけど
     素人は止めた方がいいですよ。」 だそうだ。

    知人に、洗浄スプレーを使って故障しちゃって
    修理代が5万掛かった人がいるので
    使う前に、プロに聞こうと思ったのである。

    エアコン掃除代は、業者によっても違うけど
    1台15000~20000円で、約2時間半掛かる。
    台数が増えたら割り引きもあると思う。

    フィルターなんかは自分で洗えるけど
    内部は2年に1度ぐらい、プロに洗ってもらおう。
    洗浄代が高いんで、トータルで節約になるかはわからんが
    ハウスダスト防止には必須だろう。

    地方によって差はあるが、電気屋さん関係は
    7月と8月は、必ず地獄のように忙しい。
    毎日帰宅が真夜中で、休みなしで働きまくらなければならない。

    故障はしょうがないけど
    エアコン買い替えなどは、なるべく時期外れにしようね。

    エアコンの場合、春あたりによく新製品が出るけど
    “今までにない機能” ってのは、ほとんどなく
    前年に新製品だったのを、安売りで買うのが一番お得らしいぞ。

  • PL花火大会

    以前、PLの花火大会に誘われた。
    「大阪にいるのなら観ないと」 だそうだ。
    別にいいけど、と思ったら
    会場で昼間っから場所取りをせにゃ、いかんらしい。

    「じゃ、頼むね。」
    「って、おまえもだぞ?」
    「あああ? 私は直前に行くよ、場所取っといてよ」
    「そんなひどい・・・」
    「ひでえのはおめえじゃあ!
     真夏の炎天下で場所取りいいいいい?
     おめえは紫外線の工作員かよ、ぜってー行かねえ」

    と、ケンカになった。 花火? 行ってねえよ。

    さて、関西人は何故もこう、よってたかって同じ事を言うのか。
    「関西なら、PLの花火を・・・略」
    「場所取りなぞ行かんぞ」
    「あ、会場じゃなく、遠くで観るんだよ。
     会場近辺まで行くと、帰りも混んで凄いんだよね。」
     
    「以前、誘われたんだよね、会場に・・・。」
    「へえー、わかってないねえ。
     行ってたら、その人、地獄を見せられてたね」
    「だよな?」 「うんうん (ニヤニヤ)」

    なら、いいや、と、どこぞの山? 丘? から観る。
    ここも回りは人ウジャウジャで、今夜は大阪中がこんな感じらしい。

    「今夜は空き巣が入れ食い状態だのお」 と、呟いたら
    ちょっとヘンな視線を感じたので、いかんいかん自粛自粛、と。

    PLの花火とは、PL教という宗教団体主催の花火大会で
    世界一打ち上げ数が多いらしい。
    大きめの花火大会が2万発とすれば、PLのは10万発。
    これを1時間で上げるんだと。

    ほおー、お布施がまさに一瞬で燃えて散るんか・・・
    と、内心複雑な気持ちになったが、不吉な事は言うまい。

    いよいよ花火が始まった。
    確かに真正面には見えるが、小さい。
    うっ、ショボッと思ったが、これも腹の底にないないする。
    今夜の私は、ものすげえ気遣いに苦心しているよな。

    パンパンポンポンあがりまくる中
    「どう?」 と、えれえあいまいな質問を突然され
    心の準備ができていなかったせいで
    「キ○ガイの銃乱射みたいなもんだね」
    と、ついうっかり、その時に脳内で思ってた事を
    素直に口に出してしまった。

    「お、鋭いねー、今あがってるのはアメリカで作られた
     スターマインという花火なんだよ、よくわかったねえ」
    「???????」

    意味がわからんから、すげえ突っ込みたかったが
    長文を話すとボロが出そうで、話を引っ張りたくなかったので
    「そこのワゴン、止まらないでくださーい」 とか
    叫びながら走り回るパトカーをボンヤリ眺めていた。

    というのも、連発しすぎて煙モウモウで
    肝心の花火が煙に隠れて、何が何やらわからんのだ。
    煙ってすげえ目隠し効果! 忍者の煙幕、あれアリだぞ!

    途中、小休止もあるが、数発連発で元の木阿弥の堂々巡りで
    しまいにゃ何をヤケクソになっとるんか
    とりあえず上げまくれーーー、みたいな様相に。

    物事には限度ってもんがあるだろうに
    何でここまで、イケイケで突っ走るやら。
    花火を見せるって、基本の目的を忘れてるんじゃねえのか?

    それとも会場ではキレイに見えてるんだろうか?
    聞いてみたら、会場でもやっぱり煙で見難いし
    それに加えて、火の粉やススが降り注いでひどいらしい。
    なるほど、これも修行の一環なんだな、と、納得。

    花火のラストは凄かったが、一瞬で終わった。
    「同じようなのを、年寄りのシ○○○ンみたいに
     (今思えば、このたとえも・・・)
     ダラダラと打ち続けんと
     10万発を1万発にしても、最後のみたいなんを
     上げる方が楽しいのにねえ。」 と、言ったら
    「退屈してたみたいだね」 と、言われ
    うっっっ、と、言葉に詰まったあげくに
    「でも、ある意味すんげえ面白かったよ。
     さすが宗教団体! って感じ?」
    と、フォローをしたが、しきれてねえーーー。

    ああもう、何かいいや。 疲れたよ・・・。
    これだから、恋愛に発展しないんだろうな、と痛感。

    「おまえは男のサプライズを、すべて踏みにじる女だな!」
    と、過去に何度か言われた事があるが、ほんとすまん。
    意外な事に男性って、夢見る乙女クラスのロマンを持つんだよなあ。

    風情とか情緒とかワビサビとか、全然わからんのだ・・・。
    一瞬ならいいが、飽きっぽいもんで辛かったぜ。

    でも、帰りに寄ったタワーレコードで
    欲しかったCDを見つけて、心から嬉しかった!

    ウキウキと早速カーオーディオに入れて聴いてたら
    「・・・キレたバンドだね・・・」 と、言われたさ。

    どうやら、こいつと “も” 気が合わんようだ。
    てか、私と気が合うような変質者は、私もイヤだしのお・・・。

    何かすべてにおいて、私の人生、無理っぽー
    とか、ノンキに思いつつ寝たら、夢にかあちゃんが出てきた。
    よく覚えとらんが、心配してたみたいである。

    まだ成仏しとらんと、フラフラしとんのか
    盆でちょっと帰って来たら、我が娘のロクでもねえ言動を目撃し
    驚いて説教かましに出てきたんか。

    かあちゃんも霊体になって初めて知った娘の実態に
    さぞや嘆いている事だろうて・・・。

    盆が終わって帰る時に、引っ張られそう。

  • 亀田興毅 疑惑の判定

    私はこの亀田一家が嫌いなので、よく知らない。
    最初に見た途端、嫌いになったので
    あとは見ないようにしていたのである。
    えれえ人気なんだな、と、不思議に思うぐらいだった。

    おとといのボクシングの世界王座決定戦で
    チャンピオンになったんだろ?

    ところが、判定勝ちになってからの、亀田叩きが物凄い。
    そのニュースもよく見てはいないんだが
    パッと見の印象だと

    おめえら本当は亀田一家が嫌いだったんかい?
    話題になって、流行り物っちゅう事で、もてはやしていたんかい?

    これは、マスコミに対して言うべきか
    ファンに対して言うべきかはわからない。
    亀田一家を持ち上げてたのが誰なのかが、わからないからだ。

    とにかく、その手の平返しが恐いぞ。

    問題の試合をニュースで見た。
    どの局も全ラウンドを映さないので、分析はできないが
    判定勝ちするぐらいなら、中盤に良いとこもあったんじゃねえの?
    最初と最後だけって、映し方がいやらしいぞ。
    これだけ見たら、そりゃ “疑惑の判定” だわな。

    多分、亀田ファンが怒っているのは
    裏切られた気持ちになったからだと思う。

    ふてぶてしい態度が頼もしさを感じさせ
    圧倒的な勝利を約束してくれたのに
    あいまいな勝ちなんか見たくなかった、って感じだろう。

    私は、何度でも言うが、亀田一家が大嫌いなので
    どう勝とうが、どう負けようが、どうでもいい。
    が、嫌いゆえにか、何の期待もなかったので
    逆に、筋を通せなかったヤツに対する、憐れみの気持ちがある。

    あーあ、あんだけふてぶてしい態度をとっといて
    やっちゃったね、どうすんだよ、って感じ。

    王者の態度を取るなら、王者の力を見せなければならない。
    デカいツラをすればするほど、必要とされる能力が大きくなる。
    あの態度で普通の勝ち方じゃ、単なるビッグマウス野郎だろう。

    これをわかってて、やってたのだろうか?
    もし、わかってたんなら、今回の試合は
    審判の判定に不服を申し立てるべきだったな。

    「こんな勝ち方でチャンピオンになりたくない!」 と。
    そこまでしたら、全員感動すると思うぞ。

    同情している今でも、亀田一家は嫌いである。
    あの無礼千万な態度は、若造の暴走で済むが
    親が横にいて、あれを許しているので
    とことん礼儀知らずの一家だと思う。
    そんなヤツらに関わりたくはない。

    デカい口を叩いて、自分を追い込まないと
    頑張れないタイプのヤツもいるが
    そういうヤツは、自覚するべきである。

    その大ボラを聞かされてる側は、結構うっとうしいって事を。
    だから、ちょっとでもコケると
    ここぞとばかりに、石を投げられるハメになるぞ。

    今からどうするかで、亀田一家の真価が問われるので
    頑張ってもらいたい、と思うのは、武士の情け。

    私は、辰吉 (だったっけ?) あたりから
    ボクシングに興味がなくなった。
    チンピラの口合戦は聞きたくねえよ。

  • 容姿の衰え

    禁断の免許証写真を撮ってから、少々落ち込んでいる。
    心霊写真に勝る祟り能力だな、これは。

    なんだか、自分の容色がゴッと落ちた気がするのだ。
    ああ、もう “元女” かも・・・と、クヨクヨしている。

    私でさえ、こういう事で悩むんだから
    芸能人など、老化にどれだけ神経をすり減らしているんだろう?

    常日頃、友人知人に 「お手入れせんと後で泣くぞ」
    「私を見習え」 と、言いまくっていた手前
    弱音を吐けるわけがない。 ・・・普通の神経なら。
    しかし、そこを軽ーーーくすっ飛ばせるのが私。

    「最近、自分の見栄えに自信がなくなってきたー」 と
    あんた、あんだけ言ってて、どのツラ下げて? な
    手の平返しなセリフで泣きついた。

    さぞや罵倒されるだろうと思っていたんだが、皆
    「そんな事ない。 まだまだいけるって」
    「全然大丈夫だよ、若いって」 と、慰めに走るのだ。

    この慈悲深さがまた悲しくて
    「はあ・・・ 『まだまだ』 とか、『若い』 とか
     言われるのって、ババアの証拠なんだよな・・・」
    と、嘆いたら、すんげえ怒られた。
    「顔がどうあれ (ひでえーーーーーううう・・・) 
     そのスタイルを保ってるんだから、まだマシと思いなさいよ!」

    「やれやれ、女って体重でしか判断せんのよなあ」
    と、言ったのが、えれえな地雷原だったらしく
    「勝手に悩んどれ!」 と、ガチャ切りされた。
    こりゃ、後の詫び入れが大変だ・・・。

    そもそも、こういう悩みを相談する場合は
    「そうよねー」 みたいな共有感を求めるのが
    女たちの暗黙の掟なのだが
    私の場合、そんな傷の舐め合いは意味を成さない。

    「おめえ、とにかくこの落ち込みを、全力で何とかせえ」
    と、望むので、周囲にとても迷惑がられている。

    実はこの衰えの原因は、何となくわかっているのだ。
    最近、ときめいていないせいだ!
    ただでさえ少ない女性ホルモンが、乾ききった心のせいで
    秒速でゴゴッゴゴッと減っているような気がするーーーーー。

    いや、ときめきはあるんだ。
    しかし、それはハシビロコウだの、蛍光ペンだの
    生き物ならまだしも、無機物までラインナップされていて
    初手からヘンなプログラムでもされてるんじゃないか? と。

    こんなこっちゃいかん、何とか人間の男を、と願うが
    自分の恋愛スイッチがどこにあるのかがわからんので
    こりゃもう、どうしようもねえだろう。

    と、悶々と悩んでいたんだが、よーく考えると
    元々恋愛体質じゃなかったのに、美肌を維持できてたんだから
    ときめきだの、あまり関係ないんじゃないかあ?

    あ、何か 「上手くいかないのは全部ブサイクなせい」 と
    整形をする女性みたいな思考に陥ってたかも。
    (この例えも、似て非だが)

    こんなんでグダグダ悩んでるヒマがあったら
    美容法に脳みそを使った方が建設的だぜ。
    と、パソコンTVのメイク講座を観た。

    ら、すんげえ衝撃を受けた!!!!!

    女性同士でも、メイク姿をじっくり見る機会はあまりないのだ。
    何か失礼だろ? 準備中を凝視するってさ。

    その番組は、素人女性がメイクをして
    プロが直すという企画なのだが
    素人女性と言っても読者モデルで、半プロである。

    その彼女らのメイク動作ってのが
    ザーーーッ、ゴシゴシ、チャッチャッ、といった感じで
    見ていられないほど、ザツに肌を扱うのである。
    で、かなりの厚塗りで、ボカシもテキトー。

    プロも見てて、「意外な性格がでますよねえ」 と、言ってるので
    私の性格ってのは、慎重で丁寧で真面目なわけだ。
    だって私、彼女らと同じ手順を5倍ぐらい時間掛けるもん。
    メイク時間、1時間掛かるぜ?

    常々 「メイク時間10分」 とか言ってる女性を
    不思議に思っていたのだが、謎はすべて解けた!

    おめえら、ザツ過ぎ!
    そんな乱暴にやってたら、肌にも悪いって。

    とは言え、自分の問題点も判明した。
    私は、肌になじませようと、何度もぼかしすぎて
    せっかく塗ったメイク料を、逆にふき取っていたわけだ。

    ああ・・・、丁寧さが裏目に出てしまってた・・・。
    石橋を叩いて壊すって、まさにこの事。
    ショックで、しばらく倒れこんで起き上がれなかったぜ・・・。

    人生、落とし穴がいっぱいだが
    いちいちそれにハマって、しかも気付かんなんて
    ほんっっっと、私、どんだけ気の毒な人なんだよーーーーー!!!

  • 最強兵器・素人!

    プロから言わせると、「素人は恐い」 らしい。
    何を知ってて、何を知らないかがわからず、とても教えにくいし
    プロが想像も付かない方向へ、突っ走ってくれるんだとさ。

    これは私もわかる。
    プロじゃあないが、私はお手入れマニアなので
    時々無頓着な人のお手入れを聞いて
    ひいいいいいいいいいいいっっっ! と
    ムンクさせられる事もある。

    すりおろしたキュウリでパックをするとか
    顔を粗塩でマッサージするとか
    ・・・亀の子ダワシってのもいたんだよ・・・。

    もう、他人事とは言え、すがりついて
    「お願い、やめて!!」 と、懇願したぜ。

    これと同じ恐怖を、私も与えてるんかな、と思うと
    本当に申し訳なく思う。 マジで。

    私も過去に、様々な分野の人を叫ばせてきたが
    ここんとこ一番多いのが、PCのトラブルである。
    (いや、ほとんどは、“PC” のトラブルじゃなく
     “私” のトラブルらしいんだがな)

    つい最近あった話。
    (多分、読んでてもよくわからんと思うが、それはしょうがない。
     だって書いてる私自身がわかってねえんだもん。)

    歴史に関しては、まず正確さを重視しなくては、と
    立派な責任感を背負い、ネットで調べ物をするので
    普段は見ない、あらゆるサイトを見なくてはならない。
    が、何かわからん現象がよく起こる。

    そこで、PCに詳しい知人に相談をした。

    「普通のサイトはHPビルダーで作ってるじゃん。
     でも中にはエクセル? ワード? 何かわからんけど
     それで打って、そのまま載せてるとこがあってさ
     そういうサイトを開くと、何か質問ウィンドウが出るんだよ。
     英語だから読めないけど、アップデートみたいなん?
     それ、どうすべきと思う?」

    知人、しばらく無言の後
    「言ってる事がまったくわからないんですが・・・」

    「えーとね、頭がAで、最後がX。 そういうソフトない?」
    「○○ (忘れた) ですか?」
    「覚えてない。 一回キャンセル押したら
     そのサイトじゃ、もう出てこなくなったし
     どこのサイトに行けば出るのかもわからんのよ」
     
    「○○だったら、アップデートして良いんじゃないですかねえ。
     今、私、忙しいんで見てあげられないんですよ。」
    「わかった。 アップデートしてみる。」
    「入っているソフトは、プログラムのとこで開いて
     アップデートができますからね。」
    「うん。 (内心、え? そうなんだ!!! と、驚愕)」

    というやり取りの後、プログラムを開いて
    Aで始まるソフトをアップデートした。
    (・・・した、と思うんだが
     いじくったら、そのソフトが消えてしもうた)

    その後、調べ物続行のため、サイトに再び行ったら
    まったく表示されなくなってしまっていた。

    ああーーー? と、ムカつきつつ
    再び知人に詳細 (← ・・・) を説明するが、通じず
    何かえれえ仕事が忙しそうなのに
    夜遅くにほんと申し訳なかったんだが、親切にも見てくれた。

    でも、登場から既にとてもイラ立っているようで
    「まず、エクセルでできてるって、あんたが言い張ってる
     サイトはどこですか?」 と、やたら恐い。

    「えーと、ここ・・・」 と、オドオド見せたら
    「これは×× (忘れた) で、エクセルじゃありません!」
    (注: 以下の○とか△とかは、正式名を覚えてないので代用ね)

    何を細かい事を・・・・・
    まったく、理系はファジーを許さねえんだよな、と
    腹の底で逆切れしつつ、大人しく説明を聞く。

    「××のページが表示されないのなら
     △△ですね。 ○○のソフトは関係ないですよ。
     あしゅらさん、一体何をやらかしたんですか?」

    「Aで始まるのが、ここらへんにあったんで、それを開いて
     UPDATE何とか?、ってのを、探して実行して
     四角枠に、点線の内枠が付いてるとこを
     クリックして行ったら、なくなった。」

    「・・・・・・・・」

    知人は私無視で、無言で何かをしばらく調べていたが
    「GO BACKをしましょう」 と、言われ
    「あ、それ、まずい、今日の作業消えたら困る。」 と、答えたら
    「あのですね、確かに△△をアップデートしてるんですが
     英語版をしてるんですよ、日本語版があるのに。」

    ええーーー? それ、私のせいかあ?

    「アンインストールできないの?」
    「できますよ、できますけどね、手間が倍になりますよね?」

    と、やってくれはしたが、えれえグチグチと言われた。

    「Aで始まってXで終わるって言ってたけど
     そもそも、このソフトはXで終わってないですよね?」
    「でも、問題はこのソフトなんだろ?」
    「そうですよ」
    「じゃ、結局は正解してるんじゃーん。
     Aで始まるってのも合ってたわけじゃん。
     そんだけでも当たってたのは凄くねえ?」 
    「凄くないですよ、Aで始まるソフトなんていくつもあります。」

    「大体さ、私の言ってる事って、微妙に当たってねえ?
     このページをエクセルって言うのも、言われてみりゃ
     知らないヤツにはそう見えるって、わかるだろ?
     プロなら、そこを想像して聞けよ」
    「エクセルがどんなソフトか知ってるんですか?」
    「下に行って左にこう直角に曲がった矢印が出るやつ」
    「・・・ああ・・・そうですか・・・」

    この後、何故か無言で睨まれたので
    私もムッときて睨み返し、しばらく沈黙が続いた。

    「何か気になっても、もう自己判断でしないでくださいね。
     人に余計な手間を掛けさせる事になるんですからね!」
    と、今回の事は、すべて私が悪いとなったようなんだが
    私、普通にやっただけだと思わんかあ?

    その知人はPCに詳しいので、何かあったら頼るヤツで
    私的には、専用サポート係だと思っているのだが
    本人は迷惑みたいである。

    しかし、PCいじりが好きだし
    特に私のPCは性能が良く、“PCが可哀想” らしいし
    何より、私の訴えを放置していたら
    倍々プッシュで面倒ごとがデカくなって
    結局、自分にその巨大なしわ寄せがくるのを痛感してるそうなので
    (こういう事を本人に、ブチブチ小出しに言うのは
     ほんっっっと、失礼だと思うんだが)
    ブーブー文句を言いつつも、尻拭いをしてくれる。

    マジで感謝はしているのだが
    何か最初から私に対して、妙な投げ出し感があって
    (見下したように、冷徹にネチネチ言うし)
    とても感じが悪いので、あまり聞きたくないのだ。

    数日後に、「パソコンTVが観られん!」 と、再び騒ぎ出し
    またまたご足労をお掛けしてしまったのだが
    「これこそ、Aで始まってXで終わるソフトですねえ」
    と、前回の事を根に持ってるんか知らんが
    何かよくわからん事を、すんげえイヤミっぽく言われたさ。

    また私が原因とでも言いたいんかよ!
    本当に、私は何も触ってないぞ?

    で、この後、勧められたウィルス駆除ソフトのURLを
    「どう思う?」 と、送る。
    結果は、掲示板に書いた通り。

     :ノートンを買ったばかりで、
     :それも何故ノートンかっちゅうと、
     :あんたが “システムワークス” の機能を
     :何が何でも欲しがったせいで、
     :なのに何でまた新ソフトを、しかも英語のを、
     :自分だけでどうにかできる自信があるんですかい、
     :重いぐらい何ですかい、
     :私にゃあんたのトラブルが重いんですが

     :簡単に訳すると、こういう内容の怒声が返送されてきた・・・

    てか、私だって世話になりっ放しではない。
    そいつが知らない事とか聞いてきたら、きちんと教えている。

    イスラエルとアラブの関係とか、コーザノストラとか
    今の若い者は、世情をよく知らんのだよな
    何か、“ババアの知恵袋” 状態になってて不愉快。

    私の説明は丁寧で親切で、ちゃんと気持ちよく伝わるのに
    そいつのPCの説明になると (教え方が悪いとは言わんが)
    会話がまったく成り立たねえのが難点である。

    うーん・・・、単に気が合わないだけなんだろうか???

    とにかく、理系ってのは、ほんと扱いが難しいよな。

    親切で、丁寧で、わかりやすく、笑顔を絶やさず
    いつでも即行、駆けつけて来てくれる
    ボランティア専属サポート係、いねえかのお・・・。

  • マルチ化粧品にハマる心理

    マルチ商法の得意分野は、健康食品と化粧品。
    その理由は、「思い込みで効果がどうにでもなる」 からである。

    いや、ほんとこうなんだよ、美容ってのは。
    まともな商売をしているメーカーでも
    使用者をいかに “心理的に” 満足させるか、を重視して
    容器や香料、広告戦略を研究しているんだから。

    マルチ化粧品の勧誘をする人は大抵、こう言う。
    仕組みを理解していない場合 → 「うちはマルチではない」
    仕組みを理解している場合 → 「マルチは違法ではない」

    マルチとは、MLM (マルチレベルマーケティング) で
    元々は、まだ流通システムが確立していない時代に
    アメリカの広大な土地に散在する消費者のために
    発達した営業法だと言われている。

    この歴史があるために、マルチ商法の合法性が通り
    今では 「MLMとマルチとは違う」、などの意見もあり
    “マルチまがい商法” という言葉までできた。

    しかし、無理な勧誘に繋がるシステムは
    立派に法に問えるのである。

    勧誘を断りたい場合は、これを伝え
    「私は今、無理な勧誘を受けていると感じます。」
    と、はっきり言うのが良い。

    では、マルチ化粧品にハマる心理。

    マルチ販売の勧誘は、洗脳が基本。 宗教みたいなものだ。
    よってたかって説得し、その気にさせる。
    そのムチャクチャな話を信じ込むヤツが、ハマるのである。

    化粧品の場合は、早く言えば無知なヤツほどハマる。
    お手入れに無頓着だという証拠。
    だから力説されると鵜呑みにして、そのまま思い込む。

    マルチ化粧品を勧誘する場合に、よく使われる理論がある。
    資○堂などの国内大手化粧品を例に出して
    1.「原価数円の物を、何千円で売っている」
    2.「利益優先で、体に悪い物がいっぱい入っている」

    まず1、ケンカを売っとんのか?
    最初に誰が言い出したか知らんが
    化粧品の原価と販売価格の差に怒る愚か者、逆に問うぞ。

    「おめえの飲んでいるミネラルウォーターの原価はいくらだ?」

    答、0円。
    水が湧いている場所全部を、企業が所有している場合や
    自治体による徴収がある以外、誰でも湧き水はタダで汲める。

    1円も掛けずに、六甲に行っておいしい水を汲む事ができるか?
    できねえよな。 交通費、容器代が掛かる。

    化粧品の場合は、先駆者は成分の研究開発費が掛かる。
    特許を取ったとしても、独占できるのは5年 (だったはず)。
    5年後には、他の企業が自由に使えるのだ。
    当然、研究開発をしていないから、もっと安くで配合できる。

    それプラス、歴史。
    その会社が顧客を得るためには、研究開発と共に
    さまざまな対応、販売員教育、広告戦略を積み重ねてきている。
    ブランドの真の価値、価格は、信用なのである。

    これらすべてに、人の手が掛かっている。
    人の手が掛かれば掛かるほど、値段も高くなるのは当たり前。

    つまり、“ほとんどの消費行為は、人件費を払う事” なのだ。
    これがわからない内は、1円も出すな、大バカ者!!

    2なんか、もう憤死させるつもりか、って感じ。

    どこよりも利益優先はおめえの会社だろ。
    契約金や入会金など、大手化粧品会社は取らんぞ。

    “体に悪いもの” と言うけど
    これを言い始めたら、化粧品は使えない。
    皮膚科の塗り薬も、石油由来のワセリンが基材なのでダメだな。

    大手化粧品メーカーは売れている分、データが豊富に集まり
    購入者を人体実験に使っているようなものである。
    歴史の浅い新参メーカーより、よっぽど安心だろう。

    てか、「安全性」 とか言って、他社を非難している会社ほど
    成分表を見ると、ロクでもねえ物が入ってるんだよな。

    化粧品の価格と品質の話になると、えれえ長くなるので割愛する。
    (目の前でのうのうと言うなら、何時間でも説教しちゃるぞ)

    ただひとつだけ断言する。

    他社を非難して自社を勧めるメーカーに、まともなとこはない!

    マルチ化粧品にはまるヤツは
    たとえ、そのメーカーの商品を使うのをやめても
    また似たようなメーカーを渡り歩く事が多い。

    マルチ化粧品会社ってのは
    どこも同じような売り文句を唱えるからなのだろう。
    よほど根強く洗脳されているんだろうな。
    “普通” の化粧品に戻れないみたいだ。

    「私は商品を購入するだけだから」
    というのは、何の言い訳にもならない。
    商品を買うだけで、マルチに加担している事になるんだぞ。
    (買った事がある私も同罪です、すいません。
     詳細は、下にリンクがありますので、そこを。)

    「製品は良いから」
    これは、その製品が自分の肌に合うだけの話で
    普通に販売されている製品で、同じように合うものは必ずある。

    はっきり言う。
    市販されている化粧品で、突出した物などない。
    どれも一長一短。

    ただし、ぼったくりは確かにある。
    が、本人がそれで満足し
    被害者が出てない場合は、おめでたいだけ。

    マルチは、販売方法のせいで被害者が必ずいるから
    関わらないようにしてください、って事。

    化粧品に限らず、妙な売り方をする製品を
    わざわざ買う必要はまったくない。

    多数のメーカーから自由に選べる状態で買ってほしい。

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