投稿者: あしゅ

  • 大神

    これは、06年4月に発売されたプレイステーション2用の
    和風アクションアドベンチャーに分類されるゲームである。

    話は、アマテラスオオミカミの化身である狼を操り
    何者かに穢されたナカツクニという世界を
    修復していくのが目的だ。

    バトルは□ボタンと△ボタンを押して攻撃、防御。
    (装備する武器によってボタンの役割りが変わる)
    戦闘によって経験値を得られるシステムではないので
    固定ザコ、ボスキャラ以外は任意でオッケー。

    特徴的なのは、“筆おろし” という作業で
    これはイベントをこなすと解放できる神々から授かる技。
    画面に筆で点や線を描くことにより
    壊れた物を修復できたり、逆に物を壊したり
    移動できない場所に飛んだり、風を起こしたり
    火をつけたり、水を枯らしたり、雨を・・・
    と、色んな事ができて、これが予想以上に楽しい。

    バトル中も、敵の体に筆で横線を描いたら
    敵がザックリ真っ二つ、とかできるのだ。

    ナカツクニは荒れているので
    筆おろしで枯れ木に花を咲かせたり、穢れを塗りつぶしたりして
    少しずつ緑あふれる世界に復旧させていく。

    それによって、民衆が復活したり、動物が出現して
    その動物たちにエサをあげたりしたら “幸玉” というのを貰え
    幸玉が貯まると、基本体力を増やしたり、財布をデカくしたりでき
    これがいわゆる、このゲームの “ステータスアップ” になる。

    日本神話の世界の地を順に進んでいくのだが
    途中で釣りだの、モグラ叩きだの、穴掘りパズルだの
    幸玉やアイテムがゲットできるミニゲームが沢山あり
    決して同じ作業の繰り返しにはならない。

    このゲームは、はっきり言ってヌルゲーである。
    ストーリーは1本道でわかりやすく
    アクションが苦手でもボタン連打の戦闘が苦手でも、サクサク進める。

    アイテム数も少ない。
    穴を掘って宝箱を出したり
    木や岩を筆おろしで切ったり
    置いてあるツボやハニワを頭突きで壊してゲット。
    これがすぐ復活するので、アイテムやお金を取り放題。

    しかし、このゲームの真価は、登場する動物の可愛さにある!

    大神 (アマテラス) は、真っ白の秋田犬みたいで
    むっちゃくちゃ可愛い!!!!!!!!
    犬好きにはもうたまらん!!!!!!!

    もう、意味なくタケノ掘りとかをさせて
    うっとり眺めているよ。
    放っとくと 「キュウ~ン」 とか言い始め
    しまいにゃ丸まって寝るんだぜえーーーーー、ラブリーーーー!!!

    途中出てくる、いつも寝ている熊や
    八犬士である犬も、殴りたくなるほど可愛い!!
    (と、アマテラスに頭突きをさせている。 ほほほ)

    そして、笑いが満載なのである。

    アマテラスは、ボス戦の場所に行く際に
    ガケから落下して気絶するし
    八犬士はご主人様のフセ姫が死に掛けているのに
    召集されても、腹を減らしてエサをやるまで動かないし
    ミカン婆は、桜餅を “必殺 餅!” で作るし
    スサノオという男は、実は弱いくせに自分を強いと勘違いして
    寝ている熊を自分が倒したと信じ込んでいるし
    サクヤ姫は世界の守り神で、最重要人物なのに
    アマテラスのナビ役の虫?にセクハラを受けまくっている。

    サクサク進めて可愛くてほのぼの笑え
    これは子供にもお勧めできるゲームである。

    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・???

    ・・・えーと・・・、書いてて何かよくわからん違和感を感じて
    わざわざ攻略本と照らし合わせて、読み直してみたんだ。

    大きな間違いを発見しました。

    筆おろし” じゃなく、“筆しらべ” でしたーーーーー!

    このゲーム、プレイし始めて1週間以上経ってるんだが
    その間、何の疑問も持たずに “筆おろし” だと思い込んでいた。
    ここで書いて、やっと気付いたぜ。
    今、初めて解き明かされた驚愕の真実!!!!!

    “筆おろし” って、下ネタ用語だよな・・・。
    ああ・・・私って・・・私って・・・。

    と、激しく自己嫌悪に陥ったけど、1分も経たずに
    「これが私じゃん、らしいじゃん!」 と、立ち直って
    ネタとして、訂正せずに残す事にした。

    でも、やっぱり心のどこかで自分を責める理性的な私がいるーーー。

    ・・・・・ちょっと涙目・・・・・

  • メールの文章と人格のズレ

    昨日ブログをさぼったら、「大丈夫か?」 と、メールが来た。
    もしかして私が孤独死しとるんじゃないかと心配してくれたのに
    「ザルカウィ容疑者の葬儀に行ってた」 と返事をしたら
    呆れ果てたんか、連絡がとだえてしもうた・・・。
    ほんと、すいませんーーーーー。

    梅雨になった途端、友人どもからご機嫌伺いが入る。
    「梅雨に入ったね。」 という話題。

    梅雨だからって何なのか、よくわからんが
    季節の変わり目にはこういう電話やメールが多いのは
    礼儀的な業務連絡なのか?

    静岡在住の友人からもメールが来た。
    「いよいよ梅雨だね。 ジメジメしてやだねー。」

    こういうわかりきった事への返事はとても難しい。
    近所の人の常套句 「いいお天気ですね」 への返事並みに戸惑う。
    わかりきった事を言うヤツは
    わかりきった返事を期待してるんだろうか?

    と、迷いつつ、私が返したメールは
    「おめえんち、近所にブラジル人が多いだろ」 。

    「な、何をいきなり・・・。
     うちの近所にはいないけど、○○の方は多いらしいよ。」
    と、かなり動揺した返事が返ってきた。

    そういやこいつは、メルアド変更のお知らせメールに
    自分の名を書いてなく
    「おめえ誰だよ、メルアド変更の時は記名せえ、アホ!」
    と、罵倒の返信をしたら
    「そんなに怒らなくてもーーーーー;;」 と
    泣きを入れていたヤツだった。

    学生時代は聡明で真面目でしっかりしたヤツで
    いつも私の方が怒られてたのに
    メールの文章はフニャフニャしているのが不思議だ。

    他にも、実際には女を捨てたようなヤツが
    メールでは 「~だわ」 「~かしら」 と
    女らしい言葉を使っていて、そのギャップに驚く。

    方言バリバリで書いてくるメールも、ちょっと困る。
    なじんでいるはずなのに、文字だとわかりにくい。
    しかもそれを書いたヤツはすげえ美人で
    まさか他のヤツにもこういう文じゃねえよな、と不安。

    これが男性だと、ロクでもねえアホウが
    メールの文章は誠実で男らしい、ってのが圧倒的。

    こういうヤツらに
    「おめえ、実物とメールとイメージ違うよな。
     メール人格を使い分けてるのか?」 と突っ込んだら
    「いつもの私 (俺) だけど?」 と、マジで言う。
    どうも真剣にやっているようだ。

    文章美人ってあるんだよなあ・・・・・。

    とか嘆く私は、現実には女らしくて上品なのに
    文章ブスで損をしているなあ、と自認しているのだが
    むちゃくちゃな暴言を書いているにもかかわらず
    「あんたらしいね」 「相変わらずだね」 と言われるので
    もしかしたら自分の真の姿について
    何か大きな勘違いをしているのかも知れない。

  • 関西の地域の特性

    “関西” と言うけど、私の感覚では
    関西 = 大阪 なんだよなー。

    これはとても大間違いだとわかっているが
    関西は大阪1府だけで、あとは近畿。
    “近畿” は、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山で
    三重は東海、福井は北陸、ってイメージ。

    そんなイメージに囚われつつ
    とりあえず天気予報で表示される地域は “関西” としてるが
    四国の一部も表示されるのが、問題を更にややこしくしとるぞ。

    前日に関西の悪口を書きまくったので
    今日は愛を込めて関西の各府県の特性を語ろう。

    わかっちゃいると思うんで、いちいち前説したくないが
    逃げる時のための言い訳として念を押しとく。
    ここに書いている意見は、私だけしか力説してねえからな?
    常識どころか、賛同者はひとりもいないぞ?

    まず兵庫。
    女性の目から見ると、ここは上手くやってるよなあ。
    某広域指定暴力団のお膝元なのに
    おしゃれでセレブなイメージ付けに成功しとる。

    女性誌を読むと、“東西美容比較” とかの企画で
    東は東京と横浜だが、西は大阪と兵庫が取り上げられる。

    でも兵庫のニュースを見ると
    すんげえ田舎もあって (大根の大ちゃんの場所とか)
    この天と地 (どっちが地かは・・・) ほどの格差は
    友好的な表現で言えば 「デカい県」 ということでひとつ。

    京都。
    私が真っ先に思い浮かべるのは “油照り”。
    盆地気候で、夏は暑く冬は寒い過酷な気候だそうだが
    最初にこの言葉を聞いた時はゾッとしたぜ。
    何故 “油” !!!

    京都は上品な美男美女が多いし、古都はとても美しいが
    観光客が多すぎて、通常の生活は不便だという気がする。

    それが “人” だけならまだしも
    最近は猿が出た猿が出たと、連日大騒ぎである。
    こいつら、文化財にバリバリ傷を付けやがって
    怨念とともにブッ殺したれ! と、思うんだが
    動物愛護の団体と揉めに揉めてるようで
    住んでいる人の苦労が偲ばれる。

    イライラして、誰でもいいから殺したい反社会的な人は
    京都の猿や兵庫の猪を殺りに行けばいいと提案。

    奈良。
    ここってさ、地味なようでいて、突っ込みどころが満載なんだ。
    すげえ特徴にあふれている県だぜ。

    同じ古都の京都は優雅なイメージなのに、奈良は暗く貧乏臭い。
    ニュースでも飛鳥古墳壁画にカビがー! カビがー!、と
    文字通りジメジメした話ばかりだし
    ちょっと掘りゃ遺跡ザクザクで、工事全ストップで
    これじゃ発展しようがない。

    奈良は古墳だの遺跡だのに振り回されまくり
    まるで大昔の遺産を守るためだけに存在しているようで
    ここまでいくと、可哀想なほどだ。
    この地域で唯一幸せ一杯なのは、“神様の使い” 鹿だけだろう。

    そんで、奈良の女性は・・・・・
    すまん、はっきり言って、おしゃれっ気のないブサイクが多い。

    大阪のおばちゃんは愛嬌があるが、奈良のおばさんは
    愛想が悪く、鬼ババみたいなのが多いんだよー。
    さすが日本一カカア殿下な県 (TVで言ってた) だ。

    ところがだな、老人はすんげえダンディなんだ!
    若い男性を見ても、他の地域の男の子と変わらんのに
    年寄りは、えっと思うほど格好良いのが多い。
    何でだ? 何かの呪詛でもかかってるのか?

    大阪は、またその内に書くかな。 一番ネタが豊富だし。
    滋賀と和歌山は、そんなに行ってないので、よく知らんのだ。

    ・・・滋賀と言えば、カメムシが多そうだよな。
    腐った琵琶湖のせいで、あらゆる虫が大量発生してそう。

    はいーーーっ、すいません、偏見です。
    琵琶湖、浄化計画のおかげで、今はキレイらしい。
    ・・・琵琶湖の魚って、死体を食って生きてそうだよな。
    はいーーーっ、すいません、妄想です。

  • 関西人が嫌われる理由

    私の関西以外の友人知人は、ほとんどが関西人を嫌う。

    関西芸人が、TVでその理由を分析して
    「関西人ははっきり物を言うし、関西弁がきついからだ」
    と、言っていたが、それは違うと思う。

    関西人はそんなに性格はきつくない。
    はっきり言ってるという内容は、ごく普通の事だし
    関西弁がかえって雰囲気を柔らかくしていると思う。
    何故なら、私がビビられるからである。

    九州の女性たち、ほんと、ごめん。
    私のせいで、九州女は言葉も性格も
    「きっつい」 という誤解が広まりつつある。

    訂正は随時しているが、その時にどうしても
    自己正当化もするもんで、話がゴッチャになるんだな、ははは。

    皆ーーー、本当の九州の女性ってのは、男性をたてて控えめだけど
    芯は強い、という大和撫子の典型なんだよー。
    私は (ムカつくが) 別物って事で認識してくれーーー。

    では、話を戻して、関西人は何故嫌われるか?

    私も関西に住むまでは、関西人が好きではなかった。
    住んでみると、関西人、いいヤツの割り合いが高い。
    つまり、関西以外の場所にいる関西人が嫌われるのだ。

    まず、関西人はどこへ行っても、関西弁を使う。
    意識して関西を背負いまくって存在する。
    何においても関西が一番なのだ。

    例えば 「このお好み焼き、あきまへんなあー。
     やっぱ粉物は関西やねえ。」
    「おうどんさんのダシ、真っ黒で辛うて食べられまへんわあ。
     関東は味が濃くてかないまへんなあ。」
    (正しくない関西弁でお送りしております)
    などと、常に関西と比較して物を言う。

    そんなに関西が良いなら、さっさと関西に帰れ! と、なるだろ。

    そして、やたらと東京と張り合う。
    関西人の感覚では、関西と関東はほぼトントンらしいが
    そう思っているのは関西人だけ。
    他の地域の人々は、関西を一地方都市にしか思ってねえよ。

    この譲らない比較は一体何なんだろう?
    他の田舎のヤツは、東京をそんなに特別視していないのに
    関西だけは “首都” を敵視しているように見える。

    こういう負けず根性がうっとうしがられる要因だと思う。
    関西人は、よそに行ったら、その土地に敬意を払うべき。
    せっかくそこに住むんだから、そこを楽しむようにすべきだろう。

    実際に関西に住んでみてどうか?
    東京にいた時は、私がどこ出身など意識した事はなかった。
    東京は日本各地から人が集まるので
    いちいち出身地など聞いてたらキリがないからなのかな。

    でも、関西にいると九州を意識させられる事が多い。
    「やっぱ九州の女は・・・」 と、よく言われる。
    それでイヤな思いはした事がないから、別に構わんが
    真の九州女性に悪くてなあ・・・。

    関西人は総じて優しい人が多く
    九州よりも、人を枠にはめる事が少ないので
    とてもラクに暮らせて最高である。

    ただ、うるさい。
    老若男女、全員おせっかいなおばちゃん気質でたまらん。

    「そんな細かい事なんか放っとけ!」 と、キレたら
    「男前やなあ」 って・・・
    おめえらがせせこましいんじゃあ!!!!!
     
     
     
     < 2011年1月26日 追記 >
     
    ごめん、この時の私の文章
    ものすごく感じ悪い。
    関西のためを思って、言いたい事があるんだけど
    その言葉に、私の関西への愛が感じられない。
     
    コメント欄でフォロー出来てる、と信じていたけど
    携帯で見る人は、コメント欄を読みにくいのかも?
    そう思い付いたので、ここに言い訳を追記する。
     
     
    この記事を読んで、気を悪くした人、ごめんな
    私は本当に関西ラブなんだ。
    これは昔の記事なんで、今の記事を読んでくれたら
    きっと私の愛がわかるはず。
     
    ・・・・・・・・・・
     
    あ、待って、それは断言できないかも。
    トゲトゲしいババアに成長してるんで
    新しい記事は余計に人格を疑うかも。
     
     
    もう、どうやって取り繕えば良いのか、混乱しとるが
    ほんとすいませんでした。

  • あられ

    上の画像は、私の大大大好物の駄菓子である。

    商品名は あられ (分類は揚菓子)
    製造は 味屋製菓合資会社
    住所と電話番号は書いていいんかな?

    いつまでも準備中のHPは → ここ

    これが何故か熊本にしかない。
    しかも熊本でも、どこにでもあるシロモノではないのだ。

    味は・・・えーと、麩を焼いて塩をふったような?
    よくわからんので、材料名を書いておく。

     小麦粉 米粉 植物油 食塩
     調味料 (アミノ酸 等) 甘味料 (ステビア) 黒ごま

    最後の黒ごまは、ほとんど入っていない。
    1袋に1粒入っていたらビックリするほどレア。
    入っていなくても味に変化はない。
    (というか、実際に入ってねえだろ!
     今回は3袋食って1粒もなかったぞ)

    それに塩がまったく付いてない欠けらと
    塊で付いている欠けらと、すげえムラになっているザツな作り。

    サイズは 27cm×18cm の袋で55g。
    小袋もあり、それは3分の1ぐらいの大きさ。

    値段は・・・・・いくらだったっけ?
    小袋が30円だったから、大袋は100円しないと思う。

    何故このようなチャチい駄菓子をプッシュするのか?
    それは美味いからである。

    マジ、美味え!!!

    関西のヤツに 「ちょっと食ってみい、まあ、いいから」
    と、いいじゃんいいじゃんと、無理矢理食わせてみたら
    「美味しい!! 何でこっちに売ってないの?」 と、驚いていた。

    単なる塩味なのに、ここまで感動されるのは
    包装も菓子自体も、安っぽくって
    とても美味そうには見えないのが勝因のひとつだと思う。
    (台無しな分析・・・)

    できるなら箱買いしたいが、生意気に
    賞味期限が2~3ヶ月なので、とても食い切れない。
    これぞ “幻の銘菓” !

    熊本に行く機会があったら、ぜひ探してみてほしい。
    売ってる可能性があるのは
    そこいらのコンビニかスーパーあたり。
    (特にエブリワンというコンビニが確立高し)

  • 推理小説

    映画やドラマでは、見事に推理を披露する私だが
    (日本のドラマは予告編で犯人がわかるほどヌルい配役だぞ)
    何故か推理小説は苦手である。

    文字のみで世界を構築する想像力がないのか
    まず、登場人物を覚えられない。
    次に、話の筋が把握できない。
    とどめが、トリックを明かされても理解できない。

    おまけに、再度読み直してみても上のパターンの繰り返しで
    まったくさっぱり何が何だか、である。

    かあちゃんが推理小説が好きで、うちには沢山あったので
    私もヒマな時に読んでいた。

    結果、アガサ・クリスティはほぼ全巻読んだが
    推理どころか、話を理解できたのが
    何と!!!!! 1個もなかった!!!!!
    (この事実はあまりに凄すぎて、ひそかに私の勲章になっている)

    日本人の名前でもよお覚えんのに、外国人の名前が覚えられるわけがなく
    それに加えて、トリックもよくわからんのだ。
    アフリカのどこどこの民族に伝わる毒矢とか
    トリック解明の時にいきなり明かされても
    それがわかるヤツってどこの何者だよ。

    てか、散々文句を書いていて、ふと気付いたが
    登場人物を区別できんとか、話の筋がわからんとか
    そういう状況で面白いわけがないだろうに
    それでよくアガサシリーズを全巻読破できたもんだ。

    一体何が私をそこまで突き動かしたんだろう?
    価値ねえ事に時間を費やして、我ながらすげえアホとしか思えん。

    これって、とうちゃんのドラマ観賞と同じレベルじゃ?
    やっぱ親子はドンくさい部分も似るのか?

    晩年のかあちゃんは、日本の推理小説に熱中し
    「そんなに面白いのか?」 と、再び愚行を繰り返すとこだったが
    小説を読んでもさっぱりわからんのは身に沁みていたので
    ドラマでチェックをしてみた。

    ああ、映像で本当によかった、と、心底思ったぜ。
    内田康夫は、各地の観光名所の描写にやたらリキが入ってて
    全国観光ツアーガイドとしか思えんし
    西村京太郎は、鉄オタじゃないと説明されてもわからんほど
    緻密な (どーでもいい) 時刻表トリックを持ち出してくるし
    これ、本で読んだらどういう事になっていたやら。

    ああいうのをババアどもが読んで本当に面白いんだろうか?

    推理小説は謎解きを楽しむ物だと思っていたが
    どうもそれは勘違いだったようで
    謎解きをされて、ほおー、ってものらしい。

    というか、私の場合は、謎解きをされてもなお
    意味がわからず 「はあ?」 だが。

  • 覚え違い

    とでも言うのか、間違った発音?をしてるヤツっているよな。
    これがまた些細なんで、指摘しにくいっちゅうか
    私にだけは言われたくねえだろ、との思いやりにより
    とても気になっているんだが、聞き流す日々である。

    たとえば、自転車。
    これは “じてんしゃ” なのに “じでんしゃ” と
    言うヤツ、すんげえ多くないか?
    この前もTVで連呼してるヤツがいたぞ。

    じゃんけんを “じゃいけん”
    鞄 (かばん) を “かぱん”
    バッグを “バック”、ベッドを “べット”
    ジャンパーを “ジャンバー”、ファンを “フアン”
    フィルムは “フイルム”
    (↑ これは富士フィルムが悪いだろ。
      CMでの会社名は “富士フイルム” って聞こえるよな)

    私だって、団塊をどうしても “だんこん” と読みたい。
    (これは私ぐらいのものだろうが、正しくは “だんかい” だぞ。
     金塊は “きんかい” と、すんなり思うのに
     何で団塊だけ “だんこん” が直らないのだろう???)
    (あっ、言っとくが、下ネタじゃねえぞ?)

    アボカドは正解はわからんが、“アボガド” と読みたいし
    汚職事件は “お食事券” と聞いてしまうし (これは別の問題か?)

    ジグゾーパズル じゃないのは確かなんだが
    ジグソーパズル か、ジクソーパズル (←多分これ正解) かわからんし

    シミュレーション (正) と、シュミレーション (誤)
    マニキュア (正) と、マニュキア (誤)

    エンターテインメントはエンターテイメントでもいいらしいが
    エンターティナーってなると、イは小さいィになるのか
    何かどんどん混乱してくる。

    「レトリーバーはレトリバーじゃない。 語源を調べればすぐわかる。
     “レトリーヴ” から来てて、これは咥えて運ぶという意味なんだ。」
    と、兄が力説してたが、和製英語の読み方なんて
    「smoothはスムーズじゃなく、スムース」
    というようなヤな指摘になるので、正直どうでもいい。

    が、兄がヒレ肉を 「フィレ」 と言うまで
    牛の、魚でいうところのヒレみたいな部分の肉だと思い込んでいたし
    “鴨鍋” は、“賀茂鍋” だと思い込んでいて
    ついこの前、真相を知った。

    読み方ってのは、いっちょ間違うと将棋倒しのごとく
    末端まで勘違いして覚える危うさをはらんでいる。
    できるだけ正しい言葉を使うように心がけるべきだ。

    と、標準語と方言の区別すら付かんヤツがほざいております。

  • スクラブ

    開幕第1球から自慢だが
    私の足の裏はそこらの男性の手の平よりも柔らかい。
    もちろん、お手入れをしているからである。

    これに慢心して、今年の冬は入浴中のスクラブをしなかった。
    そしたら、かかとがちょっと黄色くなってきてしまったのだ!

    かかとが黄色くなるというのは、角質が厚くなったサイン。
    これが進行すると、白くなり、ガサガサし始め
    皮剥け、ヒビ割れ、と、悪化していく。
    (ヒビ割れにもなると、出血したり、痛みが出てきたり、で
     かなり辛いらしいので、そうなる前にケアを。)

    きちんとクリームなどでお手入れをしていても
    スクラブをしなければ、かかとはこうなってしまうんだなあ。
    あまり肌にはよくないスクラブも、かかとには必須だと
    改めて実感しまくった出来事であった。

      < 説明 >
     スクラブとは、細かい粒子の摩擦で肌の表面を削り
     古い角質を落とす仕組みの化粧品を指す。
     軽石などもこの原理。
     
     顔用と体用は、特に明記していなければ併用厳禁。
     顔の皮膚は薄いので、使用できる粒子の大きさや形が限られるから。

     形状はクリームや乳液、粉などさまざまで
     洗顔用クリームに入っている場合もある。

     要するに、物理的に汚れを落とすので
     ザラザラの物なら何でもいいのだ。
     私は食用の天然あら塩 (伯方の塩とか) を使用。
     そのままでもいいし、オイルや石鹸に混ぜてもいい。

    では、スクラブの使い方を。
    ここでは食用塩での方法を書く。
    わざわざ専用化粧品を買わずとも、これで充分。

    ほとんどのスクラブは、使用後に洗い流さなければならないので
    お風呂に入って体を洗った後に使うのがベスト。
    湯船で温もって柔らかくなったところを狙うのである。

    塩をひとつかみ手に取り、円を描くように軽くクルクルクルクルクル。
    1箇所でクルを5回。
    つまり、右かかと+左かかとで、クル10回。

    ひじやひざもしたい場合は (ついでにやれよ!)
    右ひじクル5回、左ひじクル5回、右ひざクル5回、左ひざクル5回
    これで終わり。

    「はあ? そんなんでブ厚い角質がとれるの?」 と言うヤツ

    大バカモノ!!!!!!

    おめえが何年も放置して溜めに溜めた角質を
    1回でどうにかできるなら、それはもう切除手術しかねえぞ?

    5年で溜めたものは5年でとる覚悟をせえ。
    プラス保湿クリームで、4年に短縮
    更にパックをして3年に短縮

    こういう考え方が美容の基本だ!
    一発解決は、医療の範疇なんだよ!

    もうひとつ、5回に抑える理由がある。
    皮膚は体の内側を守る鎧なので、刺激を受けると
    危険と見なし、厚くなる機能がついているのだ。

    足の裏は地面を踏みしめるから皮膚が厚くなる。
    ひじやひざは関節部分で、何と服の摩擦で厚くなってるんだよ。
    この刺激を局部的に受け続けてできるのがタコ。
    どっちも角質肥厚という症状なのであーる。

    だからスクラブは、皮膚に気付かれないように
    コソコソと角質を取らねばならない、大変な隠密行動なのだ。

    もし皮膚に気付かれたら、「あっ、薄くなってるー」 と
    せっせと角質を生産し始めるから注意せえよ。

    大体、普段ズボラなヤツほど
    自分のした事の結果がすぐ目に見えないとブーブー言うが
    おめえは借金をギャンブル大穴一発で返そうっちゅう山師かよ。

    美容はな、忍耐を持って地道なお手入れを継続させるものだ。
    だから、その毎日のお手入れを楽しくできるように
    化粧品はあんなに良い匂いでキレイな容器なんだぞ。

    ブーブーはクルクル5回しつつ言え。
    数年後には私に感謝しとるさ。
    お礼はいらん気遣いせんと、束になった札でいいから。

  • 醜聞だらけの犯罪報道

    秋田児童殺害事件の容疑者の報道がものすごい。
    過去にさかのぼって、接触があった人を探し出してきて
    色んな出来事をほじくり返している。

    最初の1~2日は、容疑者がどんな人物なのかと
    興味深く聞くのだが、もう腹一杯である。

    というか、恐くなってくる。
    もし犯罪を犯したら、こんな風に言われるんか
    あんな事やこんな事も引っ張り出されるんか
    絶対に犯罪はやめとこう、と、思う。
    もしかして、これが真の目的か?
    晒しあげっちゅう罰での犯罪予防か?

    実際に犯罪が起きたら、私もあれこれ推理をする。
    だが、犯人が見つかったら、それで終わり。

    だけどTVは次々に容疑者の “顔” という噂話を流す。
    そんなことに皆は興味があるのか? と、不思議に思い
    考えて、ひとつ思い当たった。

    容疑者はこんな事を言った、あんな事をした、と
    誰の人生にもある失敗やトチ狂った経験ばかりをクローズアップして
    “犯罪を犯すのは我々とは違う種類の人間” にして
    安心したいのではないだろうか。

    ごく普通の人間が、ごく普通に暮らしているのに
    ある日突然豹変して人に危害を与える世界など
    恐ろしくてゆっくり暮らしていけないもんな。

    目先の犯罪にしか興味がなかったのだが
    これに気付いて、事件に直接関わりのない人々の
    心のアフターケアも大事だと思うようになった。

    忘れる、飽きる、は、安心できた証拠である。
    こう思うと、連日の饗宴も、まだ温かい目で見れる。

    えれえ上から見た物言いだが、結構うんざりなんだよ。
    TVのチカラもこれで潰れてたんだぞ!
    ほんとイライラしたぜ。
    これっぽっちのささやかな毒づきぐらい許せよ。

    でも、私のくだらん理由でのイラ立ちはさておき
    ひとつ気になるのが被害者家族のメンタルケア。

    こういう報道を見て、被害者家族がどう思うのかはわからない。
    性格によって、さまざまな反応をするんだろうが
    少なくとも日が浅ければ、そっとしておいてほしいんじゃないか?

    あまりやり過ぎてくれるなよ、と、不安。
    それとも、これでも歯止めが利いている状態なんか?
    マスコミの権利ふりかざしの調子ブッこきで
    言論の自由が危なくなるのは困るぞ。

    しかし、マスコミは一体どういう技を持っているんだろうなあ。
    ほとんどの人が 「私だったらインタビューなんて応えない」
    と、思っているだろうに、よく聞きだせるよな。
    あれ、謝礼とか出るんだろうか?

    「噂話はタダでできる娯楽」 だそうだ。
    この言葉、すんげえイヤだが言い得て妙だよな。

  • 掃除とモラルの関係

    ああ・・・
    また思いつきでややこしい題材を書こうとしてる・・・。
    途中で混乱してブツ切り、の予言をしとこう。

    住居が汚いヤツは、人に迷惑をかける。

    これ、結構みんな思ってる事だと思う。
    ゴミ屋敷レベルは、既に存在するだけで大迷惑だろ?

    でも、こういう周知の事実な事じゃなく
    極論な私が主張するのは “犯罪者の家は汚い” って説。

    この “汚い” ってのは、古いという意味じゃなく
    掃除をせず、乱雑な散らかり方をしてるって意味。
    (潔癖さゆえの犯罪ってのもあるだろうが、それは稀だから除外)
    何か独特のすさみ方があるような気がする。

    ようするに、清潔ってのはモラルだと思うんだな。
    今までの付き合いの経験上、これってすげえ関係があると確信する。

    部屋が汚い = だらしがない = 色々と迷惑な事をしてくれる

    きちんと “生活” をしているヤツはマトモだと思う。
    自分自身の経験上、部屋が散らかっていた時代は心も荒れていて
    小学校あたりの標語なんか、案外、的を射ているもんだな、と実感。
    (『着衣の乱れは心の乱れ』
     『美しい部屋は美しい心を育てる』 みたいな)

    これを元に考えると、マトモじゃないヤツは
    誰もマトモには相手にしてくれず
    孤独感やら鬱憤やらが積み重なって、途中もろもろは略で
    最悪の結果、ドカーンと犯罪に走る、と。

    ある意味これも 「犯罪者は環境に作られる」 って事か。

    物は散らかっているからゴミになるわけで
    きれいに整頓されてりゃ宝物にもなる。
    住む人自身がゴミを作り出しているのだ。

    ゴミに囲まれて暮らしているヤツは
    物の美しさにも気付かないだろう。
    そいつにとっては、世界も人の命もゴミ同然じゃねえの?

    生き様や性格は顔に出るし、暮らしも雰囲気に出る。
    人は色んな表現を全身でしてるんだと思う。

    などと偉そうに力説する私だが、もし犯罪を犯したら
    きっとマスコミ取材で罵詈雑言の嵐だろう
    と予想されるほど、知人の評判悪し・・・。 不思議だ。