投稿者: あしゅ

  • メールの激しい応酬

    今日はかなり落ち着かない。

    携帯は持ってるくせに、メール使用を設定してない友人が
    「アドレスを持ったー。 メールくれ。」 と、言ってきたのだ。

    こっちはCMで見た “白いカレー” とやらの誘惑に負けて
    作り始めたはいいが、色はクリームシチューなのに
    カレー臭いという、あまりの意外性にドキドキしとる真っ最中。

    とりあえず、こっちはグダグダな状況なので
    「おめえ、何で今までメール設定してなかったんだよ。
     どういうこったい!」
    と、八つ当たりのメールを送っておいた。

    さすが私のダチ。
    きっつい突っ込みはサラリと流して
    「この前ねー」 と、全然関係ない話題を送って寄こす。

    友 「Aが飲んでて電話してきて
       久しぶりにBが帰省したって代わったのよ。
       Bとなんか話題ねえって ><」
       
    私 「飲み会の席から電話される心境がやっとわかったか。

       で、もちろん情報収集に励んだんだろうな?」
      
    友 「Bに興味ないもん。」

    私 「ほおー、Bは切って捨てるわけだな、了解!」

    友 「切ってるわけじゃないよー;;。
       卒業して会ってないし・・・。
       それよりね、Aが再婚するってよ。 しかもフィリピン人らしい。
       あいまいにしか言わないから 『皆に言っていい?』 って
       聞いたら 『4月1日に言え』 って・・・。
       本当だろうか?」
       
    私 「田舎ならありえるんじゃねえの?
       てか、あいまいにしか言わないのなら
       今、バーとかに通ってくどいてる最中なんじゃねえ?
       A的には、脈あり、って事かも。」
       
    友 「じゃ、Aは経過待ちって事で。」

    私 「Bに加えてAも放置、了解!」

    友 「放置じゃないって・・・、あくまで様子見って事で。
       でね、・・・・・・・・・・・」
       

    鍋の異様な白い物体をかき回しつつ
    こいつは一体いつまでメールを続けるつもりなんだ、と思ったが
    何事もやり始めは楽しいもんだし、と、珍しく温かい気持ちになってたが
    メールで打つには、ややこしい内容などを、次々に繰り出してきやがる。

    友 「毛染め、どうしてる?」

    私 「ヘナってインドの粉があってなあ」
       (ああ・・・携帯メールじゃ面倒くせえ・・・)

    友 「へえ、やってみようかなー。
       じゃ、化粧品どうしてる?
       この前○○を勧められたんだけど」
       
    私 「おめえは・・・・・・・・・
       以前、私がそこのを1年使って
       肌がボロボロになったのを忘れたかああああっ!
       おめえも 『やめた方がよくない?』 って言ってたよなあ?」
       
    友 「ところでさ、ローズヒップ石鹸というのを買ったんだけど
       ・・・・・・・・・・・・・・・・」

    ・・・・・・・・・・・もお・・・・・・・・・・
    こいつは、突っ込み流し&話ブッタ切りかよ!

    これ、現在進行中である。

    鍋の火をとめて、寝かせているところで
    カレーは作るのに、むっちゃ時間が掛かるわけで
    つまり、もう5時間ぐらいやりとりしてるぞ?

    おめえ、いい加減に晩飯の買い物にでも行け!

    さて・・・白いカレー、食うのが恐ええええええええええ!

  • 太陽のめぐみ

    曇りの日は、ほんと何で? と、叫びたくなるぐらい
    ウツウツする。 元気が出ない。

    雨の日はいいんだ。
    海とか川とか、水が好きだから
    天からザバザバ降ってくれると、何か妙に嬉しい。

    太陽には、何らかの力があると思う。
    不思議なぐらい、心の健康に影響がある。
    ヘンな電波でもミョンミョン発しているんじゃねえのか?

    しかし、真夏の太陽はたまらん。
    ありゃ何かの兵器だぜ。
    こんなんに年中さらされているなら
    そりゃ頭のネジも何本も外れるわな、と、ラテン系を見てて納得する。

    日本の場合は、南北でもそこまで気質に違いはない。
    だが地球規模で見ると、赤道付近と南極北極付近じゃ
    同じ生命体か? というぐらいに違うのだ。

    カナダ人男性集団と遊んだ事があるが
    おめえら、不幸でもあったの? というぐらい陰気だった。
    全員、日本語をまったく話せないのはともかくも
    (てか、日本に留学に来てて、日本語1個も話せないってのも
     何のために来てるんだか、よくわからんのだが)
    人と目を合わせないのである。

    多少英語が話せるヤツが話しかけても、ほとんど返事もせず
    最初は何かと気を遣っていた日本人女性たちも
    しまいにゃ 「こいつら何なの?」 といった雰囲気で
    カナダ人そっちのけで遊んでしまい、あげくが文句を言われる始末。

    誘われたパーティーで、反応がほとんどないヤツを
    何の義理もないのに、何で接待せにゃならんの?
    白人ってエスコートは男性の役目じゃねえの?
    キャブか? うちらキャブ扱いか?
    と、大和撫子たちは怒りくるったもんだ。

    これがカナダ人のデフォじゃないだろうが
    他国では自国の責任を背負って行動してくれんとなあ。
    (佐川くん、パリで人肉食ってんじゃねえよ・・・)
    きっちり、カナダ人は暗いと認定させてもらったぜ。

    兄がしばらくフランスを拠点にヨーロッパに住んでいたんだが
    「フランス人は暗いぞー」 と、言っていた。
    「いつも曇っているせいか、自殺も多いんだ。
     ドヨーンとした空を毎日見ていると、ほんと気が滅入るぞ。
     あいつらが必死こいて長期バカンスに行くのは
     精神の均衡を守るためだ。」
    などと言う兄は、アラブ人と仲良くしていたようだ。

    「何でフランスでアラブ人?」 と、聞くと
    アラブやアフリカからの出稼ぎや移民が多いんだとさ。
    奴隷時代の名残りらしい。
    おめえ、最初からアフリカアラブに行けよ!

    アメリカでも似たような事が言われてて
    ニューヨークのヤツは、ロスのヤツを
    「頭に花畑が広がっている」 と、評しているようである。

    そんなに緯度が違うっけ? と、疑問だが
    ニューヨークはえれえ寒いみたいだし
    ロスは常夏っぽいイメージがあるので
    かなりの気候の違いはあるのだろう。

    ロス付近はメキシコやカリブからの移民も多いんで
    ラテンっぽい雰囲気なのかも知れない。

    このラテン系、ほんと能天気だよな。
    楽しいと踊る、嫌な事があると踊る
    とりあえず何もなくても踊る。
    つまり年中踊っている。 (偏見か?)

    政策とかちゃんと考えてるのか
    ペルーの選挙を見てても不安になる。

    ペルーといえば、フジモリ大統領の時な
    フジモリの実家が熊本にあったせいで
    友好を結ぼう、という話になって
    結局は、熊本はかなりの額の寄付をさせられたんだ。

    日本の地方都市といっても、世界的には相当の財力があるらしく
    ペルーはタダで大儲けしたという話。

    どうせどの候補も政策なんて似たり寄ったりなんだし
    再びフジモリ関係が大統領になれば
    少なくとも財力だけはつくんじゃねえのかなあ。

    と、グダグダな内容になって終わるのは、春だからだ。
    タイトルも正しくは
    「太陽のめぐみ」 じゃなくて 「熊本のめぐみ」 だな。

  • 浮気2

    女性には、浮気を疑うタイプと、疑わないタイプがいる。
    浮気1に書いたふたりの友人は、相手を信じていた。
    第三者から見れば、怪しい満載なんだが。

    こういう時の心理は、脳内で、浮気以外の理由をこじつける。
    相手を信じている、という気持ちからだが
    何より、浮気をしていてほしくないゆえの防御作業であろう。
    ほとんどの女性が、こういう態度を取る。

    浮気を疑いまくるタイプは
    自分が以前にされたとか、周囲に浮気者がいたとかだけでなく
    自分に自信がないタイプの女性に多い。

    この、自分に自信がない、ってのも、何かのトラウマからだろうが
    はたから見たら、まったく根拠がない。
    何をそんなに卑屈になってるんか? とすら、周囲は思う。

    相手を嗅ぎまわっても、「そんなに私を愛してくれてたなんて!」
    なんて結果は、まずないないありえない。
    鉄板でロクでもねえ事実しか出てこんさ。
    ビックリ箱と宝石箱は違うんだよっ。

    パンドラの箱の底には “希望” が残ったらしいが
    大量の不幸がドチャドチャ湧き出した後の、たった1個の希望だぜ?
    災難てんこ盛りの後は、結局、信仰心頼りかよ
    こんな割に合わん話があるかあ!

    では、浮気を許せるか?

    私は許す。 
    おおっと、意外な万馬券が出た展開だが、まあ、続きを聞け。

    サラッと許すが・・・・・・忘れない。 ほほほ、案の定。

    こいつは人の信頼を裏切るヤツだな、と、認定する。
    これを挽回するには、すげえ努力と時間がいる。
    雪印を見ろ。
    一度失った信頼を取り戻すには、どんだけの苦労があるやら。

    でも、人は間違いを犯すものだとわかっているから
    こっちは気長に指導するが、多分、相手は針のムシロ。

    これで2度3度と同じ事を繰り返したら、すっぱり別れる。
    私は瞬間的に激昂するが、すぐ忘れるので
    根本の気は長いんだが、裏切りを繰り返すヤツは
    もう無理だろ、ってなる。

    が、パンドラの箱のように、希望はある。
    それは、私が浮気にまったく気付かない鈍だという希望。

    今まで、私は一度も浮気をされた事はない。
    いや一度だけ、怪しい、と感じた事はあったが
    何か知らんが忘れて放置した。
    (忘れっぽいのも、相手にとって希望か?)

    それに、私は疑うタイプではない。
    どだ? これはパンドラよりもお得だろ。

    ただ、こんなチョロい私にもワナはある。
    ごくまれに、動物のような勘が働く事。
    何もないとこで、突発的にテレパシーのごとく
    何かを言い当てたりするらしいので、あなどれない。

    それに、私の推理モードのスイッチを入れたら、もう終わりだと思え。
    嬉々としてと追い詰める様は、検察よりも気色悪いぞお?
    逆切れなんかされたら、ヤクザの膨大な入院費請求のように
    雪ダルマ式に切れ返ししたるからな。

    てか、こういう面倒を起こしても
    なお、己の欲望に忠実に生きたいのなら
    そもそも私と付き合う必要もないと思うがな。

    というスタンスかな、私の場合は。

  • 浮気1

    友人たちの経験した浮気話。

    彼氏が浮気をしていると判明したのは
    見知らぬ女性が突然やってきて
    友人に 「あなたがいるから私たちは結婚できないのよ
     別れなさいよ!」 と迫ったからだ。

    凄いのは、その相手の女性が40代独身女性で
    彼氏は当時、20代半ばだったので
    どういう気の迷いなんか、はたまたそういう嗜好なんか
    友人から話を聞いた仲間は全員、首をひねったもんだ。

    彼氏を問いただすと 「一時の気の迷い」 みたいな事を言って
    友人に許しを請い、友人も承諾したのだが
    その女性は友人のとこに何度も文句を言いに来る。
    その内に、不思議な事に友人は気付く。

    「彼氏との会話を全部知ってるのよ。」
    他の友人が 「立ち聞きしてるとか?」 と、聞いても
    「そう思って、見回るけどいないのよね。」

    友人はアパートで、一人暮らし。
    詳しく聞くと、最近はその女性が付け回すので
    彼氏とは直接会えずに電話で話しているという。

    彼氏に聞いても 「もう会ってないのでわからない」
    と、言うだけで、友人はそれを信じている。

    「だったら、それ、盗聴器だわ。」 と言ったら
    全員が 「ありえなーーーい」 と、呆れてくれた。

    ああ、もう・・・・・よおく考えてみいよ。
    彼氏がその女性と話していないなら、盗聴以外にどんな可能性がある?

    当時は今のように、盗聴が一般的 (?) じゃなかったが
    それでも怪しい通販とかでは売られていたのだ。

    とにかく、信じられなくても、外壁に付いている電話線ボックスとか
    電話機の中や、電話機の電源が繋がっているコンセントボックスを
    チェックするようにと説得したけど
    「よくわからない」 のひとことで一蹴されてしまった。

    その後、彼氏はその女性を避けるために転勤願いを出し
    友人をひとり残し、他県に引越してしまい
    その女性は、どうも彼氏を追いかけて行ったようだ。
    彼氏の引越しと同時にパッタリ姿を消したからである。

    自分のせいで発生したヘンな女性を彼女の側に残し
    ひとりで引っ越すってひどくねえ?
    しかも、結婚は 『まだ早い』 とか言っていたんだぜ。

    何ちゅう展開だよ、と思ったが、私の指摘は
    ことごとく友人一同の不評を買うので、黙って見守ったさ。

    案の定、その女性は彼氏の転勤先に出現したらしいが
    友人は 「その女性とは、もう付き合っていない」 という
    彼氏の言葉を信じ続け、数年後に無事結婚をして
    今も別れてないので、結果的には良かったと思われる。

    別の友人の話だが、妊娠中に電話が掛かってきた。
    「役場からですが、出産はどこの病院でなさるんですか?」
    電話の相手は女性で、友人の名前を知っていたそうだ。

    その友人はとても慎重な性格なので、ヘンだと思って
    「どこの役場のどの課ですか?」 と、確認すると
    「じゃあ、いいです。」 と言って、電話は切れた。

    「何の電話だと思う?」 と聞かれたので
    「旦那さんの浮気相手じゃない?」 と、即答したら
    「絶対に違う」 と、言い張る。

    過去に浮気歴がある夫で、当時は無言電話も続いてて
    何故そこまで浮気じゃないと断言できるのか?
    まで、ガンガン突っ込みたかったが
    他の友人たちも、「違うんじゃないの?」 と、口ごもるので
    それがオトナの態度なんだな、と察して控えた。

    友人は無事出産したが、そのうちに夫が帰宅しなくなり
    生活費も入れてくれなくなったので、離婚した。

    この離婚の原因が浮気だったのかは、わからずじまいで
    友人はいまだに 「浮気ではないらしい」 と言っている。

    あの時に、友人が私の意見を考慮して
    夫に問いただしても、この結果は変わらなかったんだろうか。
    と、悶々とした。

    1ってことは、2へ続くってことだ。

  • 時間

    ルーズに見られる私だが、意外にもキッチリとしている。
    自由奔放にやっているようで、実は時間によって動く。

    昔、本気で自由に生活していたら
    昼夜逆転の生活になってしまい、人間のクズっぽくなったからだ。

    それに、この昼夜逆転の生活というのは、とても不便なのだ。
    まず、夜のマーケットは品薄である。
    本屋さんも、遅くとも夜12時までである。
    レンタルビデオ屋さんも深夜2時ぐらいまで。

    昼間はうるさくて眠れない。
    宅配も昼間くる。
    電話も昼間が多い。
    ゆっくり寝てられないのである。

    そして何より、体調が悪くなる。
    何か知らんが、疲労感が積み重なっていくのだ。

    人間の体内時計は25時間なので、意識して調整しないとダメですよ、と
    どっかのお医者さんが言ってたので、それ以来、時計とともに生きている。

    元々私は、時間には正確である。
    いや、厳密に言うと正確ではない。

    待ち合わせをすると、時間通りにはまず行かない。
    時間より早く行くのだ。

    真面目な性格なので、「1時に待ち合わせ」 となると
    何が何でも1時厳守だと思い込み
    途中、何かあって遅刻したらまずい、と
    早め早めに動き、30分以上前に着いてしまうのだ。

    もちろん、そんなに早く来るヤツはいない。
    結果、毎回待つハメになり
    「私って年中待たされてないかあ?」 と、空しくなる。

    中には遅刻してくるヤツもいる。
    何せ30分以上前に来ているのだ。
    定刻から5分待っただけで、既にイライラしているのに
    15分以上待たされようものなら、般若の形相である。

    とりあえず、30分までは待つ。
    が、それで来ないなら、さっさと帰り
    そいつとは今後待ち合わせはしない。
    時間にルーズなヤツは大嫌いなのだ。

    今は携帯があるから、まだ良いかもしれんが
    そんなヤツは絶対に連絡がつかないと思うね。

    また、そういうヤツの遅刻の言い訳も呆れるもので
    「病院に行ってた」 とか、「事故に遭った」 とか。

    しょっちゅう遅刻してくる友人 (女) がいて
    その友人には、他の友人も 「しょうがないよね」 と
    呆れたっぽく容認してたので、私は極力その友人と
    待ち合わせをしないようにしていた。

    ところが、待ち合わせをする事態になってしまい
    絶対に時間通りに来いよ、と、すげえ念押しをしたのに
    そいつは案の定、すげえ大遅刻をしてきた。
    (遅刻を予想していたので、延々待った)

    やっと来たかと思ったら、くだらん言い訳をするので
    「浮気がバレた男みたいな言い訳をすな!
     寝坊だろ、寝坊したんだろ? ああ? ほんとの事を言え!」
    と、ハチ公前で、ブチ切れて怒鳴りまくり
    「・・・TV観てた・・・ごめん」 と、白状させた。

    それで少しは改善の方向に考えるかと思っていたら
    後日、他の友人たちに陰で
    「遅刻したぐらいで、あしゅら恐ーーーい」 と、言っていたそうな。

    もちろん、それを耳にした途端
    「おめえはああああああーーーーーっ」 と、ズンズン説教しに行ったさ。

    恐がってたのは別に構わんのだ。
    怒られてるんだから、恐くて当然だろ。
    問題は、「遅刻ぐらいで」 という反省のなさだ!
    人を待たせて平気、という感覚だ!

    その友人とは、その後も仲良く付き合ってたが
    すべてにおいてルーズなヤツだったので
    割に苦労させられたけど、遠目で見てる分には面白かった。

    待つのが大嫌いなので、もう待ち合わせは極力しない。
    相手が男だったら、どっか行こう → 迎えに来い
    女だったら、「用意ができたら電話して」 だ。

    時間に厳しいゆえに、予定ってのが、すげえ重荷。

  • 生活の制限

    近所に住む友人が下着を盗まれたと怒っていた時に
    「外に干すからじゃん」 と、サラッと言った私。

    なのに今は 「男性の身勝手な性欲で何で女性が不自由なんだ?」
    などと怒っている。

    何でだ・・・・・?

    自分の心境の変化に疑問を持ったんだが
    さっき窓ガラスを拭いてて、理由が判明した。

    拭いている途中で、下の道を悪そうな若者が二人通ってて
    「ああ・・・イヤだな」 と、思ったのだ。
    ここに女性が暮らしている、というのを知られるのがイヤなのだ。

    そういや、こっちに来て、窓を拭く回数が減っている。
    夜遊びの回数もゴッと減ったし
    普通に道を歩くだけで、結構恐い。

    というのも、外出すれば
    1時間に最低一人の割り合いでヘンなヤツに出くわす。
    関西圏内では基本装備かも知れんが、何で東京より恐いんだ?

    私のこの恐怖を増幅してくれたのは、タクシーの運転手たちで
    あたりが暗くなって、徒歩で帰るのは・・・という時は
    隣の駅で降りて、タクシーに乗るんだが、すげえ脅してくれるのだ。

    「タクシー業界なんて、○○ (とても書けん) が多いから
     家の前まで乗っちゃダメだよ」 とか
    「暗くなって出歩いたら危ないよ」 とか
    タクシーに乗る意味まったくなしじゃん! と
    追求したくなる助言である。

    親切で言ってくれてると思うので、お礼を言うけど
    何で私にこういう事を言う人が多いのか?

    私は露出した服は着ないし、メイクも控えめで
    チャラチャラしていない。
    だから私に原因があるのではなく
    ここらへんは、マジで危ないのだ、となる。

    これは気をつけねば、と心掛けると、実に生活が不便になる。
    この不便さに対しての怒りだったわけだ。

    考えてみりゃ 「何で外に洗濯物を干せないのよ!」
    という友人の怒りは、すごく正当なんだよなあ。

    と、ここまで書いておいて、自分の脳だけでは手に余ってきたので
    友人知人たちにリサーチしてみた。

    「呼ばれるよりも、自分ちに呼んで来た方が、脈ありと思う」
    「自分の部屋に来た時点で、彼女認定する男もいる」
    「普通は数回呼んでから手を出す」 などなど。

    「部屋に呼んですぐ行動を起こすか?」 の問いには
    「ほとんどの男がそうじゃないだろう」 と答え
    「じゃ、すぐ行動を起こす男性は、同じ男性から見ても異質か?」
    の問いには、全員が 「ま、普通じゃないよな」 と、答えた。

    どうもその前の交流によって違ってくるらしい。

      注: 前提として、友人知人関係にある相手、としている。
         初めて会ったヤツとふたりきりで密室になる事は
         通常ならありえないからである。

    最後に、「何で男性の身勝手な性衝動のせいで女性が (以下略)
     と怒る私は、バカだと思われるか?」 と、聞いてみた。
    「思われるかもな」 の意見多数だった・・・。

    ここで、男性からの怒りを。

    「そりゃ男だから、妄想とかするけど
     理性のある人間だからこそ、妄想だけで終わるんだろ。
     行動に起こすようなケダモノと一緒にしてほしくない。」

    ほお、妄想してるんかい、と、突っ込むのは控えた。
    「白馬の王子様が・・・」 と、夢見るバカアマと変わらん類だし。
    ( ↑ “乗った” がないなら、王子、馬じゃん!)

    一部の変質者や犯罪者のせいで、「男は危険」 と
    言わなければならない男性も、ある意味、迷惑を被っているようだ。

    で、結論は
     「意味がわからんでも、するなと言われた事はするな」
    つまり、何の進歩もなし。

    女性たちは、私と何ら変わらん感覚で
    男性の気持ちがわかるヤツは皆無だったので
    多分、性に関しての相互理解は不可能だと思う。

    あ、そうそう、私についての意見もあった。
    私がやたら注意をされるのは、見た目が大人しそうに見えるから。
    そういう女性は泣き寝入りをすると思われるそうな。
    だから、見知らぬヤツに対しては警戒すべき。

    だけど、ちょっとでも付き合ったら
    こいつにウカツな事をしたら、何をされるかわからん、とわかるから
    友人知人に対しては大丈夫だろう、ってさ。

    何か、他にもここぞとばかりに、あれこれ言われたんだが
    これはまたの機会にしよう。
    気分的にとても大らかな時じゃねえと書けねえよ。

  • 見知らぬ犬との交流

    マーケットの前に、ゴールデンレトリーバーが繋がれていた。
    犬好きの私としては、せせくり回さずにはいられない。

    ここで素人の方々に注意。
    初めて見る犬に、いきなり手を差し出してはいけない。

    まずは、近くに寄って、反応を見る。
    特に不穏な反応を示さなくても、まだ手を出してはダメ。

    近付いて大丈夫だった親戚の犬に、触ろうとした途端
    手の肉を喰いちぎられた経験がある私が言うのだから間違いない。
    (小学校1年生の頃で、数針縫ったさ。
     相手は当時の私と同じぐらいの大きさの犬だった。
     その頃から動物には意味なく嫌われてたんだよなあ・・・)

    近付いて臭いを嗅がせつつ、話しかける。
    触りたい場合は、手を下から出す。 できればグーで。
    噛み付かれた時に、指を喰いちぎられないようにだ。

    さて、知識はあれども、すぐにトチ狂う私。
    ダーーーッと繋がれてるゴールデンに突進した。

    ゴールデンは一瞬ギョッとしたみたいだが
    私に一体何を感じたのか、目を合わそうとしない。

    そこで、指をビッと立て 「おすわり!」 と、言った。

    ここでもワンポイントアドバイス。
    中指を立てるファックユーの要領で
    人差し指を立てて 「おすわり」 か 「シット (SIT)」
    というのが、訓練士の共通のしつけである。

    「伏せ」 は、手の平を下に向けて上下する。
    「立て」 or 「ステイ (STAY)」 は
    手の平を上に向けて上下に動かす。
    「待て」 「ウェイト (WAIT)」 は
    手の平を犬に立てて向けてビシッと止める。

    動作と言葉を連動させる事で、より明確に命令を伝えるわけだ。
    いずれの場合も、動作はキビキビと
    言葉はキッパリと、野太い声を腹の底からしぼり出す。
    威厳が大事ってこった。

    見知らぬ女にいきなり命令をされたゴールデン。
    「何でおまえにそんな事を命令されにゃならんの?」
    というムッとした顔をしてくれた。

    そこで、もうイッパツ、「おすわり!!」 指ビッ。
    ゴールデン、渋々と座る。

    座った途端 「おおおーーー、よくできたじゃーーん」 と
    嬌声をあげて、抱きつき、体中バホバホ叩いた。

    ワンポイントアドバイスその2。
    犬が命令を聞いたら、喜んで褒めて褒めて褒めまくる。
    やってて、アホくせえ・・・ と、イヤになるが
    それは腹の底だけで思っとけ。

    人間だって、普通に評価されてても物足りんもんだろ。
    「頑張ってるのに認めてもらえん」 というヤツには
    「じゃ、あんたは他人を褒めちぎっているんか?」
    と問い返すと、大抵のヤツは気付くもんさ。
    正当な評価の表現はわかりにくいって事に。

    有無を言わさず、何かを一方的に命令する場合
    それに対するご褒美は倍返し。
    相手が犬なら10倍返しでちょうど良しと心掛けよ。

    ゴールデン、嫌々座ったのが、思いもかけない賛辞をもらい
    調子ブッこいたのか、「僕、お手もできるんだよ!」 と
    手をブンブンあげ、それがバシバシ当たって
    端から見たら、取っ組み合い状態に。

    公共の場でのこの大騒ぎは、さすがの私でも恥ずかしいので
    その場をすみやかに去り、物陰からしばし観察。
    (これも公共的にはどうかと思うが、犬を見ていたいのだ)

    通りすがる人々の様子で、犬好き、犬嫌い、大型犬は恐い
    って違いがよくわかって、とても楽しかった。

    犬好きは、かすかに微笑み、ちょっと手を伸ばしたりする。
    犬嫌いは、目もくれずまったく無視。
    大きい犬が恐い人は、犬の方を凝視しつつ、ちょっと避けて歩く。

    しばらくして、飼い主が戻ってきたが
    手には小袋1個で、おめえ、たったそんだけの買い物に
    どんだけ犬くんを待たせるんだよ! と、ムカつき
    柱の影から、怒りの念をニュンニュン発しておいた。

  • 自由の国

    高校時代、学校がイヤで、兄に
    「どっか未開の地に行って、仙人みたいに暮らしたい・・・」
    (若いのに何ちゅう枯れた要望なんだか) と、グチったら
    「バカだな、おまえ。
     本当に自由に暮らしたかったら、それこそ日本にいるべきだぞ」
    と、たしなめられた。

    その時は意味がわからず、「え? そうなの?」 と
    純粋に驚いただけだったが、今なら兄の言葉の意味が理解できる。

    ブッシュがイランに攻撃をしようとしている。
    他国の文化や思想を尊重せずに
    ちょろちょろちょっかいを出すのは、ほんとやめてほしい。

    今度はどんな災厄を撒き散らしてくれるんだよ
    シャレにならん状況になるんじゃねえのか? と
    ニュースを見る度にイライラする。

    と書く私は、アラブが好きというわけではない。
    いや、むしろ嫌いの方向である。
    原理主義じゃなくても、イスラム教は勘弁
    関わりたくないのだ。

    私が諸外国を嫌うのは
    宗教や思想を持っている国、人種というのが嫌いだからである。

    思想宗教を持っていても、異文化異人種を尊重できるのなら
    支障なく付き合っていけるのだが
    それができないからこその思想宗教だろう?

    あまりにも固い芯を持っているヤツは、排他的に転びやすいもんだ。
    そういうのが迷惑なので、できるだけ関わりたくない。
    やるのは止めんが、すげえ遠くで関係なくやっててほしい。

    日本は、国単位で考えると
    まれに見る、無主義、無宗教、無思想の国である。
    もちろん、個人単位では色々といる。

    これには弊害も多い。
    “国” に誇りや意義を持ちにくい。
    他国の意見に流されやすいので、いいように利用される。
    パシリ扱いされてていいんかな、と、不安になる。

    だが反面、そういう国だからこそ、柔軟に色んな物を受け入れ
    敗戦後に急激な発展を成しえたと思う。
    これもそろそろ限界で、方向性を考えんといかんと思うが

    国の問題って、内部だけでかなりの数が解決ができると思う。
    ヘタに諸国で助け合おう、みたいな意見があるから
    余計にグチャグチャになってるような気がする。
    まず、それぞれの国が自国内だけでどうにかせえよ、と。
    内政干渉と外交をゴッチャにするな、と。

    ここらへんややこしくて、全体的に物事を語るのはどうも無理。
    大体、できるんなら、どこの国もやっとるわな。
    (アメリカさえいなかったらな)

    ともあれ日本は他国と比べて、生きやすいような気がする。
    日本にもあれこれあるが (えれえボカした言い方だが)
    これは諸外国に比べたら微々たるもんだ。

    先進国の集まりであるヨーロッパですら、制約が厳しく
    一般人はそれを普通に受け入れているという。

    平等平等と騒いでいるのは
    ごく新しい国であるアメリカぐらいのもんである。

    こいつ、大騒ぎして周囲に多大な迷惑を掛けるくせに
    何ひとつ円満に解決できていないので
    この “平等” ってのは、本当に良い事なのか
    それとも実現が難しすぎるのか、疑問がわいてくる。

    てか、実はアメリカは、私利私欲の隠れ蓑に
    平等を唱えているって解釈で正解だろうな。

    北朝鮮、いい加減にしとかんと
    アメリカがやりたい放題やって、万が一それが成功して
    アラブの石油利権を握った暁には
    次はおめえがターゲットになるぞ。

    隣で大ゲンカされると、こっちはたまらんぜ。
    頼むから、アメリカがアラブを向いてる今のうちに
    賢く立ち回って、いびつな丸でいいから何とか収めてくれ。
    (・・・と言ってもムダなんだろうなあ・・・)

    ほんと、多々あるが (とことん腰が引けてる)
    それでも私には日本が世界一、自由な国だと思える。
    ま、これも、世界の中でクラゲのように浮遊している国
    日本で生まれ育ったから、こういう感覚なんだろうがな。

    これ、ある意味、無責任だと感じるかも知れんが
    だったら “地球政府” がアリなのか?
    よーーーく考えてみ?
    この言葉って、70年代の共産主義の形を変えただけの思想だろ。

    微妙にバージョンアップしているが
    結局は同じ繰り返しになるだけだと思うぞ。

  • 交際の手続き

    拉致問題のニュースを見ていて
    あっっっっっ! と、気付いた事がある。

    常々男性たちは 「男の部屋に入ったら
    何をされても文句は言えない」 と、忠告してくれ
    私にはその意味がよくわからなかったのだ。
    そこまで男ってケダモノかあ? みたいに。

    ここに男性と女性の温度差がある。
    女性の場合は、「付き合おう」 「うん」 と
    交際の手続き (?) を済ませた後なら
    その相手の部屋に行く=襲われてOK なんだよな。

    この “交際の手続き” ってのは
    女性にとっては、とても大事な儀式で
    いくら相手に好意を持っていても、付き合ってないと
    セックスはダメ、私、そんなに尻軽じゃないのよ、となる。

    その逆もあって、何度もセックスをしてても
    交際の手続きをしてないと、あんたは彼氏じゃないのよ
    って感覚の女性もいる。

    もう、どっちもどっちって感じだが
    交際の手続きを重視しない女性よりはマシ。
    我々一般女子から見ると、こいつらは色んな意味でヤバい。

    生息を確認したのは、2種類。
    つくしまくって搾取されるタイプと
    思い込みの強い、恋愛をひとりで進めるタイプ。

    前者は、「あんたがアホ」 で済むんだが
    後者はヘタをするとストーカーになる。
    手を握った事もないのに、ヨユーで想像妊娠しそうな恐さがある。

    話がそれたが、女性にとっては交際の手続きをしていない
    単なる友達の部屋に行って、襲われるなんてありえないのだ。
    だから、しつこく指導されても、いまいち理解ができなかった。

    というか、今も男性の部屋へうんぬんは理解できない。
    今回気付いたのは、“何故、理解できないのか” って理由だけ。

    とりあえず、「するな」 と言われる事はしないが
    どうも納得はできないのが本音。
    同意なしに襲うのは犯罪だぞ、ちっとは落ち着け、と言いたいわい。

    こういう感覚で、トラブルに巻き込まれなかったのは
    すげえ幸運だろうが、私、ここで運を使い果たしてんじゃねえのか?
    てか、何かトラブルが多々あった気もせんでもないが
    どうにも思い出せん。 はて・・・・・?

    この話が拉致問題のニュースと何の関係があるのか?
    何も関係はない。 たまたまだ。
    私にはよくある事だ。 気にすな。

  • 隣家の怪

    隣に空き地がある。
    ある日、その端っこに人が立っていて
    一段下に立っている民家を見ていた。

    その人は、業者みたいな営業マンっぽい男性だった。
    上着が作業服で、下にワイシャツとネクタイ
    スラックスに革靴だったので、そう感じたのだ。

    空き地は、オヤジ、もしくはその息子と思われるヤツが
    時々草刈りに来ている。
    多分、土地の持ち主だと思う。

    そう思う理由は、軽トラで来るのだが、自家用だし
    電動草刈り機を使っているが、段取り手際が悪く
    一日仕事で刈っているので、専門業者には見えないこと。

    でも、軽トラと電動草刈り機を所有しているので、農業従事者だと思う。
    違うなら、他に土地を1~2ヵ所所有しているのではないか。
    1箇所だけ、もしくは何ヵ所も所有しているのなら
    素人なら業者に委託するだろうし、と、勝手に推察している。

    で、その土地に立っていたのは、草刈り親子ではなく
    見知らぬヤツだった。

    そいつが見ていたのは
    その土地の高さに1階の屋根が来る立地の、2階建ての一軒家。
    空き地側は家の裏手にあたり、玄関は反対側にあるつくりで
    割にキレイな和風チックの家である。

    何をしているんだろう? と、思ったが、数日後に気付いた。
    その男性が見ていた家の、1階部分の瓦が割れているのである。

    足跡のように、何枚も割れていて
    それは2階の窓へと続いていた。

    一瞬、あいつが泥棒に入ったのか? と、思ったが
    そんな騒ぎが起きた様子はない。
    窓は普通のサッシだが、何も破損の跡もない。

    瓦の割れの修理を見積もりに来た業者なら納得なんだが
    そいつを見かけた時に、既に瓦が割れていたのなら
    怪訝に思って見ていた私が、こんな目立つ破損に気付かないわけがない。

    こういう謎が大好きな私なので
    どういうことだろう? と、しばらく瓦を見ていたが、ふと気付いた。

    瓦は、窓の下が一番深く割れているのである。
    これは、空き地から窓に行ったのではなく
    窓から瓦の上に飛び降り、屋根を渡って空き地に飛び移ったという事。

    普通の焼き瓦は、素人がヘタに乗ると、すぐ割れる。
    にしても、あれだけ歩く度に割っているなら
    よほどの肥満か、底の固い靴を履いていたんじゃないのか?

    しかし、その家の住人が、それをする理由がわからない。
    その窓は、私が知る限り、一度も開けた事がなく
    しばらくは空き家かと思っていたほどである。

    アンテナ取り付けだの、壁補修だの
    不良息子or娘 (いるとしたらだが) の夜遊び抜け道だの
    あらゆる可能性を考えてみたが
    納得できる答が見つかっていない。

    これは普通に考えて、空き巣だよなあ?
    玄関から入って、2階窓から脱出としか思えない。

    不思議なのは、私がその割れを見つけたのが、1月あたり。
    いまだに瓦はそのまま。
    うちから視認できるだけで23枚割れている。
    小さいヒビなら、もっとあるかも。

    住人は普通に生活しているようだ。
    瓦の割れに気付いてないのか?

    瓦に破損があると、そこから雨露ダダ入りで
    すげえ家が傷むんだぞ。
    ヒビの1本からでも、水分がジワジワと内部に入り込み
    カビたり、柱や壁、家全体を腐らせる。

    建築では、何より、まず一番に重視せねばならんのは
    水をいかにブロックするかという事なのだ。
    水も湿気も家には大敵!!!!!
    だから瓦とトイは、家にとってすんげえ大切な最前線バリアなのだ。

    まさに今、大雨なんで、見ててハラハラしてるぜ・・・。