投稿者: あしゅ

  • 目ぐすりの木茶 2

    うへへへへへへへへへ
    私は今、とても浮かれている。
     
    待て待て、これからネチネチと喜びを語るから。
     
     
    初めて眼科を訪れた時から、緑内障の疑いがある、と言われ
    定期的に視野検査をしてきた。
    そしてとうとう、左目が緑内障を発症してしまい
    視野検査も年に1度から、半年に1度になった。
     
    私は一生、眼科に通い続けなければならなく
    目薬も一生、点さなければならない。
     
    それは良いんだ、しょうがねえ。
    だけど状態が悪い時が多くて、ただでさえガッカリしている時に
    担当医に溜め息をつかれると
    それが何気ないものでも、単に疲れてのものでも
    ゴッと落ち込むんだよ。
     
     
    もう、全力で被害者ヅラするけど
    私の趣味って、全部目を使うものなんだ。
    ゲームも映画もネットも、そしてこのブログも。
     
    目が見えなくなったらどころか、疲れやすくなっただけでも
    私の人生のうるおいがゴゴッと減っちゃったんだよー。
     
    命より大事なもの、それは健康だよな、本当に・・・。
     
    だから、その大事な目の状態が悪いだけで
    病院からの帰り道、涙目で帰ってるんだよ。
     
     
    今日はいつもより一層落ち込む視野検査の日。
    右目の検査結果を見た時に、あれ? と思ったんだけど
    左目を見て仰天した。
     
    視野が戻っている!!!
     
     
    視野検査の結果って、良い、ちょっとヤバい、もうダメ の
    3種類の色分けをされた図で表わされるんだけど
    私の場合、左目に “もうダメ” が広がってたんだ。
     
    この “もうダメ” ゾーンを増やさない事が
    緑内障の唯一の治療法なんだけど
    それもあまり効果がなくて
    まるで両脇から壁が迫ってくるトラップのような
    絶望感を味わっているのが、私の現状なのだ。
     
     
    それがな、“もうダメ” が消失してるんだよ!!!
    なのに何事もなく話を進める先生に
    「・・・え? これ、視野、治ってますよね?」 と訊いたら、
    「いや、これはたまたま今日は調子が良いだけでしょう。」
    と、サラッと心を折る答をされた。
     
    でも私は今日はくじけないんだー
    ぐへへへへへへーーー
     
    実は私、子宮検査に行って、その日以来出血が止まらず
    ひどい貧血が、重度の貧血になって
    右の上半身が血行不良で激痛なんだよー。
    いや、ここで既にくじけるべきとこなんだがな。
     
    もう、ババアって、ちょっと突つくと
    このように病気カミングアウトが始まって、うぜえだろうけど
    私、今、体調、割に史上最悪。 何でカタコト。
     
    そんな今、目も当然調子が悪いのに
    視野が良くなってるわけがない。
     
    て言うか、何年視野検査を続けてると思ってるんだよ
    その間、ちょっとでも良くなった事が1度でもあったか?
    これ、絶対に視野が戻ってるってー。
     
     
    それがロコツに顔に出てたんだろうけど
    先生が説教をしてくれた。
     
    緑内障は、良くはならない。
    悪くならなければ良い、と思って治療をしなさい、と。
     
    うん、わかってる!
    でも、いっつもいつも、泣きながら帰ってるんだよ。
    今日ぐらい浮かれても良いではないか。
    今後もちゃんと覚悟をして、治療をしていくからさー。
     
     
    緑内障ってのは、日本人に多い病気らしい。
    患ってる人は大勢いる。
    失明するとも限らない。
    てか、きちんと治療を続ければ大丈夫。
     
    でも、やっぱり 「何で私が・・・」 と落ち込むんだ。
    普段の生活でも、ふとした時にも目の事が不安になる。
     
    これは、無意味な不安なのはわかっている。
    眼科医は多くの緑内障患者を診ているから
    私もごくごく普通の緑内障患者のひとりで
    あっさりと対応をしてくれるんだというのも、わかっている。
     
    だけど私の目は、私には1対だけしかないんだ。
    どうしても、くだらない一喜一憂をしてしまうんだよ。
     
     
    んで、それをここでグチグチ書いてるんだけど
    ほんと、このブログに来てくれる人にお礼を言いたい。
     
    今日の視野検査は、目ぐすりの木茶を飲み始めて
    初めての検査
    なのだーーーっ!
     
    いや、先生が検査を数ヶ月に渡って忘れてくれてな
    検査代、結構かかるんで黙ってたんだけど
    とうとう思い出されてな。
     
    ちっ、またあの、高い金を払ってまでする落胆が待っているのか・・・
    と、嫌々検査を受けたんだがな
    もう、ハッピーだよ、ハッピー、Happy、法被!
     
     
    目ぐすりの木茶が緑内障を “治す” とは思えない。
    緑内障は治らない。
    今日の良い検査結果も、きっと偶然。
     
    でも私は、目ぐすりの木茶を知って以来、毎日飲んでるけど
    悪い事がないので、という表現はかなり控えめで
     
    今年の夏は日光で目が痛くならなかったし
    眼圧が下がったり、視野が良くなったり
    偶然、良い状態が続いているんで
    目に悩む人には、試してみる事をお勧めするよ。
     
    ちなみに、一番最初に飲んだ鉛筆臭い目ぐすりの木茶を
    最近また買って飲んだら、鉛筆味がなくなってた。
     
    私の味覚が鉛筆味を感知しなくなったのか
    茶の何かが変わったのか、よくわからんけど
    飲みやすくなったのは確かだ。
     
    私、きっと一生飲み続けると思う。
     
     
    関連記事 : 緑内障  10.10.19
           緑内障 2 11.6.16
           緑内障 3 11.8.11
           目ぐすりの木茶 11.7.22
     
     
    何かアマゾンはこれを売りたいらしい。
    本文とは一切関係ないけど、エプソンのプリンター。
    年賀状シーズン間近なんで、アマゾンの気持ちはわかる。
     
     
     
          

  • チャイ

    最近、チャイに凝っている。
    チャイって、紅茶に牛乳とシナモンや生姜を入れりゃ出来るかと思ったら
    そんな単純な配合ではないらしい。
     
    私のイメージ的に、チャイはモンゴルのパオ?とかいう
    テント式住居とセットになってるけど
    調べてみると、これは壮大な勘違いだったようだ。
    発祥はインドだとさ。
     
    そういや、カレーもものすごい種類のスパイスを混ぜているらしいし
    インドは何につけても、そんなんなんかな。
     
     
    で、“チャイ”、ペルシャ語で “茶” だって。
    もしかして日本語の “ちゃ” も、チャイからきてるのか?
     
    だけどインドでは、チャイは糖分を楽しむためのもので
    日本の緑茶のように、水分目的ではないそうだ。
     
     
    どおりで、ゲロ甘なチャイを出す店が多いわけだ。
    カフェとか言う喫茶店でチャイを頼むと
    最初から砂糖入りでくる事が多いよな。
     
    でも、砂糖が入っていない場合もある。
    よって、まずひと口飲んで砂糖入りかなしか
    確かめねばならぬのだが、私は激しい猫舌。
    登場したての茶ぁなんぞ、熱うて熱うて飲んどられんわ!!!
     
    そこで少し冷めるのを待って、確認するのだが
    そういうヌルい茶に砂糖は溶けん!
    どうすりゃ良いってんだよ?
     
     
    ・・・あ、書いてて今、たった今、マジで今気付いた。
    お店の人に訊けば良いんだよな
    「これ、砂糖、入っていますか?」 って・・・。
     
    でも、コーヒーや紅茶も、大体の目分量で砂糖を入れても
    飲んだら砂糖がたりなくて、砂糖を継ぎ足しても
    その頃にはヌルくて溶けなくて
    トルコ式コーヒーのように、底にジャリジャリ残るんだよな。
     
    家で毎日飲むコーヒー紅茶チャイも
    いっつも甘いか苦いかで、丁度良い時がないのは
    私のザツさのせいだがな。
     
     
    一体どんだけ猫舌なんだよ? って話だけど
    熱いものは舌に悪いし、冷たいものは胃に悪いんだぞ。
    ヌルいのが一番、体に良いんだよ。
    そんで真の味がわかるのも、ヌルい時なんだよ。
     
    熱いのも冷たいのも、個人の好き好きですりゃ良いけど
    “ヌルい” という選択肢も与えてくれよ。
     
    コンビニも自販機も、何で冷たいか熱いお飲み物しかねえんだよ。
    ヌルくなるまで、飲めないのが悲しい。
    “常温モード”“人肌モード”、ほんと頼む!!!
     
     
    さて、案の定、話が逸れまくって、しかも見苦しい全グチだが
    相も変わらず、何事もなかったように話を進める。
     
    チャイを家で飲む場合は、鍋に茶っぱと牛乳を入れて煮出して
    とかやるらしいけど、我が国技である緑茶もめんどくて飲まないのに
    よそんちのティーに、そんな事はやっとられん。
     
    そこでティーバッグか粉のを、あれこれ試してみた。
    その結果、今のところ粉では美味いのは見つからず
    ティーバッグで一番美味いのが、これ ↓ だ。
     
    (株)スタッセンジャパン 原産国スリランカ
    「チャイ スパイス ティーバッグ」 25袋 499円
     
     
     
     
    ネットショップで買っている。
    私の好みでは、これより美味いのがまだ出てきていない。
     
    だが、これには理由がある。
    いつものように邪道に走るのが私。
     
    チャイさ、牛乳なしの砂糖ちょっぴりで飲むのが一番美味くねえかあ?
     
    上の写真のは、ストレートで飲んで一番美味いチャイなんだ。
    しかもコップにお湯ドバーの、煮出しなしで。
     
    ちゃんとした飲み方で飲むなら、上のが一番ではないかも知れない。
    上のやつ、牛乳を入れるとちょっとクドいんだ。
     
     
    ああっ、またしても役に立ちにくい情報ですまん!
    化粧品にしても、何で普通のやり方で使えないのか
    ほんと、自分がうっとうしいんだが
    また、やってもた、って感じ?
     
     
     

    評価:

    スタッセンジャパン


    ¥ 525

    コメント:本当に飲んでるぞ! もう3箱目だ。 これは、あっさりタイプのチャイだ。 そんなにスパイシーではない。 ミルクを入れると重い。 ストレートで飲むのが合うと思う。 それじゃ単なる紅茶だってか? ・・・そうと言えなくもないけど、美味いんだから良いではないか!

  • 色付きリップクリームの作り方

    色つきリップクリーム 11.3.9
    ティファ カラーグロス 11.3.11 以来
    私の唇は、色付きリップクリームで荒れなし! である。
     
    だがしかし、色付きリップクリームは
    色のバリエーションが少ない。
    特に私の好きなオレンジ系がない。
     
    オレンジなんか、誰も塗らないだろうけど
    ベージュで顔色が沈むようになってきたら
    その延長に見える色は、私にはピンクじゃなくてオレンジなんだ。
    ゴールドパールのオレンジとか、キレイだと思わんかあ?
     
     
    で、色付きリップクリームの色幅の少なさをカバーしようと
    シアー (透明感のある) な発色の口紅を探す事にした。
     
    そういうのは、確かアーティスト・ブランドには必ずある。
    ボビィ・ブラウンとか、マック、ナーズ
    RMK、シュウ・ウエムラ 等。
    そういや、アナ・スイやゲランにもあったはず。
     
     
    ・・・だけど、なかなかデパートまで行く予定がない。
    てか、口紅1本だけを買いに行く気がせん。
     
    よって、とりあえず近場で済ませよう、と
    本当にそこいらのスーパーで済ませてしもうた。
     
    左、ちふれ 口紅S (417 オレンジ系)
    右、セザンヌ モイストリップ (4 レッド系)
     
      

     
    値段・・・、ごめん、キャベツやきゅうりに紛れてわからん。
    はいいいいーーーっ、調べてきますーーーっ!
     
    ちふれ、ケース 315円 本体 315円  計630円
    セザンヌ、ケース 126円 本体 378円  計 504円
     
    詰め替え式ってのが初めてだったんで、混乱したけど
    色数の少なさには、もっと動揺させられたわな。
    まあ、色付きリップが増えたと思えば良いか。
     
     
    ところが、この2本、色付きリップとはまったく違った。
    唇が荒れるのである!
     
    やっぱり、口紅は口紅。
    色付きリップに比べたら、シアーでも滑らかじゃない。
    んで、潤いも少ない。
    なのに発色が悪い。
     
    もう、悪いとこだらけで、参った参った。
    こんなんなら、デパートで幅広い選択を
    ・・・いや、500~600円で比較できたんだし
    これで良しとせねば、と言いつつ
    絶対にその内、デパブラも買いに行く私だが・・・。
     
     
    と、あれこれと考えて、思いついたのが口紅混ぜ。
    いつものあれだよ。
    使えないもの同士を、何個もあーだこーだ混ぜて
    “使えないもの1個 ただし大量” にする、というムダあがき。
    フェイスパウダーとか、混ぜて良い色になった試しがねえ。
     
    ところがどっこい、今回は大成功だったぜ!
    混ぜたのは、使わない口紅、いつ貰ったか忘れた口紅サンプル
    発色しない色付きリップクリーム数種、荒れる口紅コンシーラー。
    これで良いものが出来上がる気が一切しねえ、という顔触れ。
     
     
     <色付きリップクリームの作り方>
     
    1.レンジでチン出来る弁当用ギザギザ型に
      混ぜたいもの、あると邪魔なものを滅多切りにして入れる
     
    2.保湿のためにも、リップクリームを1の量の倍は入れる
     
    3.万が一が恐いんで、ラップをかける
     
    4.レンジで様子を見つつ、チンする。
     
    5.多少、塊が残ってても良いから、ある程度溶けたら
      それを口紅容器に一気に流し込む。 やけど注意。
     
    6.1晩ぐらい、ゆっくりさせてやれ
     
     
    で、色付きリップクリームが出来ているはず。
    口紅容器は、普通の口紅のやつは、残り口紅を全部取らず
    底に3mmぐらい平らに残しておいた方が良い。
     
    普通の口紅の底は、丸い穴が空いてるんだよ。
    そこをテープとか、固いシアバターとかで塞がないと
    口紅が全部、容器の底に流れ落ちてしまう。
     
    リップクリーム式のは、中央にネジ棒があるので
    底を一番下まで下げて、ダーッと流し込むだけで良い。
     
     
    で、出来たのがこの2つ。
    ・・・いや、微妙に量が多くて
    慌てて、リーフ&ボタニクスの容器を追加したんだ。
    左はランコムの口紅。
    シアバターを底に詰めて、無事に固まってくれた。
     
      
     
    ・・・右は、キスミー シャイングロス ピュアピーチ
    何で突然あるのか?
    すいませんーーー、衝動買いしちゃいましたーーーっ。
     
    値段は・・・、ひいいいいいいいいいいいいいい お待ちををををを
    ・・・・・・・525円だそうでーす!
     
    ・・・え? ちふれたちと同等の値段・・・?
    色付きリップ、高・・・ ← そんな今更ーーー?
     
     
    発色の具合は、こんな感じ。
    左、上から、キスミー、ちふれ、セザンヌ
    右、上から 混ぜリーフ詰め 混ぜランコム詰め
     
      
      
     
    今回、学んだのは、シアー口紅の使えなさ
    色付きリップクリームの作りやすさ。
     
    好きな色の口紅と普通の保湿リップクリームを
    1:3 ぐらいで混ぜれば良いんだよ!!!
     
    保湿リップを想像以上に多めに配合せんと、透明感が出ないぞ。
    感覚的には、保湿リップクリームに自分の好みで
    色を足していくようにした方が、良い色出しになると思うんだ。
     
     
    つまり私は珍しく、混ぜて出来たブツに満足してるわけだ。
    こら、色付きリップクリーム、シアー口紅、
    もちっと頑張らんと、混ぜ1本でいっちゃうぞ!!!
     
     
     

    評価:

    LAVERA


    ¥ 987

    コメント:ラヴェーラの保湿リップクリームは、可もなく不可もなく。 これは淡い色付きで、他にはパールとローズがあるそうな。 ババアはカバーすればするほど汚くなる。 それは唇も同じ! よってババアにこそ、色付きリップクリームが必需品なのだ! 色揃え希望!!!

  • お便りコーナー 2 20歳女子の存在価値

     < まめ より >
     
    こんにちは。
    つい吐き出したくて、お便りしてしまいました。
     
    わたしは、殴られたり罵られたりセックスを強要されることで、
    自分の価値を感じてしまいます。
    まだ見捨てられてないとか、仕事を与えられたと感じて幸せです。
    痣を眺めるのも好きです。
     
    でも体はつらいし、罵られると悲しいし、
    このままじゃ破綻するのはわかっています。
     
    今二十歳ですが、付き合う相手はほとんど皆異常性癖の30代~50代です。
    なのでパートナーを見ていると、
    「何十年生きても、自然とこういう下らない世界と
     縁が切れるわけじゃないんだな」と思って絶望したりします。
     
    ————————-
     
    ・・・・・・・・・・・・・。
    ほらな?
    ここにいるのは、ババアか変態か病人だろ?
     
    んーと、まめは変態か病人か・・・。
    どっちでも良いか、ここは人生相談のとこじゃないし。
     
    20歳女子の存在価値、ここを通るすべてのヤツが即答できるぞ。
    せーの、 若 さ !!!
    そんな賞味期限のある価値を抱えて、何をやっとんだか。
     
     
    私には、どうもおめえは変態には見えんのだよ。
    だって私にもわかるもん、その心理。
     
    人が怒る時って、ものすごく自分に集中してくれるよね。
    その時だけは、その人は私の事で頭が一杯。
     
    私も怒られるのは好きだなあ。
    でも成長しないと、呆れられて去られるんで
    努力しないと、真面目に怒ってもらえなくなる。
     
    怒ってくれる人に失礼だしね。
    貰った気持ちには誠意で応えないと。
     
     
    おめえと私の違いはな、怒ってくれる人が
    自分のためなのか、こっちの事を考えてくれているのか、だよ。
     
    おめえが自分の存在価値に固執するのは
    自分が努力していない、と知っているからだ。
    自分がつまらんヤツだと、わかっているからだ。
     
    そんで何でそう思うかも、このあしゅ様出た悪役死亡フラグ自分を様付け
    には、わかるぞおーーーっ。
     
    つまらんヤツに囲まれてるから、自分が努力する意味を見い出せないんだよ!
     
     
    まずは、環境を変えろ。
    剣道か空手か、ちゃんとした道場で武道を習ってみい。
     
    凶器と化した己の肉体を制御できるだけの
    心の鍛錬もしてくれる道場。
    同じ殴られるなら、そういうところで打たれてこい。
     
    傷が好きなら、看護師とかになるのはどうだ?
    傷だらけの人から、必要とされ感謝される日々だぞ。
    かなり過酷だけど。
     
    出来れば、真っ直ぐに道を歩んでほしいよ。
    まだ20歳なんだし。
     
     
    そういうのが面倒くさいなら、もういっちょだけ助言。
     
    あのさ、同年代の男の子って、バカに思えるだろうけど
    何十歳も年下の女の子を相手にする男は
    しかもDVするヤツは、バカの成れの果てなんだぞ。
     
    て言うか、男性は何歳になっても女性よりバカだよ。
    ちんこの我がままで犯罪まで起こす。
     
    はいはい、そんな男性ばかりじゃありませんよね。
    ・・・当然おめえら、浮気は1度もしてないよね?
    好きな芸能人が裸ですがってきても、振り切って帰るよね?
    だったら謝るよ、心の底から。
     
     
    ま、男性の、やぶさかならぬ性衝動はともかくも
    まめ、おめえの人生において、今は
    同年代とともに成長していく時期だと思うんだ。
     
    同じ殴られるのでも、同年代の男に殴られろ。
    若さばかり欲しがる中年男性に食い散らかされるのは、もったいねえよ。
    同年代なら同等に潰し合えるから、まだ学ぶものもあると思う。
     
     
    何もかも面倒くせえのなら、寝る前に布団の中で目を閉じた時に
    心を込めて丁寧にゆっくりと
    「今日も一日、どうもありがとうございました」 と思え。
     
    これを毎晩、必ずしろ。
    忘れた時には、翌日の時に謝れば良い。
    とにかく、これだけは続けろ。
    心を込めて、だぞ。
     
    そうしたら、それがおめえの祈りになっていく。
    感謝の心が芽生えれば、不思議と何かが変わっていくぞ。
    たったこれだけで、半年後のおめえはちょっと変わっているだろうよ。
     
     
    これが、最大に簡単な自分の伸ばし方だぞ。
    努力もせんと、価値を見い出そうとしてんじゃねえよ。
    しかも今しかない価値も、ムダ遣いしおって。
     
    20歳女子なら、着飾って露出してブリブリ街を歩いておれ!
    殴られ罵られてる場合じゃねえだろ、アホか、おめえはー!
     
     
    ああ・・・、雑談お便りなのに、つい説教してしもうた・・・。
    まだまだ怒られる側にいたいのにーーーっ!
     
     
    :::::::::::::::::::::::::::
     
    このコーナーは、何か言いたい人のためのものです。
     
    持論でも、自慢でも、疑問でも、自分語りでも、不平不満でも、雑談でも
    内容は何でも良いので、言いたい事がある人は私にメールをください。
     
    メールアドレスは、ブログ管理者紹介の
    あしゅ のところにあります。
     
    件名に お便りコーナー と入れてください。
    そうしたら、確認なしにブログの記事に載せます。
     
    匿名でも無記名でも別名でもいつもの名でも構いません。
    そこに書いてある名前で載せます。
    むしろ、匿名、無記名でお願い。
    先入観なしに読めるし。
     
     
    なお、身元がバレそうな部分や、不適切な表現
    そして改行、誤字脱字の補正などはしますが
    基本方針としては、出来る限り、そのままの文を載せます。
     
    文自体が載せられない内容の場合は
    その旨を親切丁寧に罵倒する返事をいたしますので、ご安心ください。
     
    コンスタントにお便りが来るようになったら
    雑談記事 → 小説 → お便りコーナーと回すか
    何曜日はお便りコーナーの日、とかやりたいなあ。
     
     
    ブログの記事に載せる、という事は
    ここを通りすがる誰かからの反応があるかも知れません。
     
    罵倒もされる場合もありますが
    それを受け止めるのも、書いたヤツの義務です。
    それは覚悟しとくべきだけど、私がフォローします。
     
    私の立場は、この場だけはお便りをくれた人をえこひいき、です。
    それがたとえ、私の意見と違っていても、です。
     
    じゃないと、わざわざお便りを書く意味がない。
    なので、私にえこひいきをされたい人、お便りをください。

  • 皆が皆そうじゃない

    私は誰が何を言おうと、バカにしたりはしない。
    そもそも、“人をバカにする” 事があまりないのだ。
    だって、その人にはその人の事情があるだろ。
     
    軽蔑する事はあるぞ。
    嫌う事もある。
    それは私の拒否反応であって
    私にも好き嫌いで付き合う相手を選ぶ権利はある、っちゅう事だ。
     
    でも、バカにはしない。
    「バカじゃねえの?」 とは言うけど
    それはバカにしているわけではなく、侮辱しているのだ。
    この2つ、似ているようでかなり違うと思う。
     
    ふざけた言動をしているので、誤解されやすいけど
    私は大真面目にふざけているのだから
    そういう事で、言い訳などしない。
     
     
    そんな菩薩のような私が、唯一バカにする言葉がある。
     
    「皆が皆、そうじゃありません」
    「全員そうじゃない」
    「あなたの狭い世界で決め付けないで」
     
    ブログを書いていると、この言葉を日々言われ続けるけど
    これを言う人だけは、バカにする。
     
     
    皆が皆、そうだったのを見た事があるか?
    世界中のあらゆる事を網羅する一般人っているのか?
     
    “皆が皆そうじゃない” というのは
    物事を考える上での、不動の大前提である。
     
    「もう、全員こう!」 とか言っても
    全員そうじゃないのは、わかりきったお約束。
    あえて言うまでもない事を、わざわざ持ち出すのは
    真のバカだと、私は断言する。
     
    でも、これも時と場合によるので
    皆が皆そうじゃない、と思っているさ。
     
     
    人は自分の稼動範囲で見聞きして、思考力を養って
    TV、本、ネットなどの意見を読んで、自分なりの意見を持つ。
     
    それを言って何が悪いんだ?
    有名人や専門家や公人が、それをするなら問題だけど
    一市民の言葉が社会に流布されて、皆が従ったとしたら
    それはもう、“人々の総意” だろ。
     
     
    “個人の意見” ってのは、無責任で当たり前なんだよ。
    データだのソースだのも、本当か検証できないだろ。
    “専門家だって保身のためにウソを付く” と、この前わかっただろうて。
     
    そもそも、おめえは人の話を鵜呑みにするんかよ?
    ああ、こういう考えの人もいるんだな、と
    自分の脳のデータを増やせば良いだけではないか。
     
     
    あまりにもバカな事を言ってるヤツは
    叱責されたり、死ねと言われたりしてるよ。
     
    私はそれなら納得できる。
    間違いを訂正したり、そんなんじゃダメだよ
    と言ってくるのは、親切心からの怒りだし
    死ねバカアホ等は、怒って感情をぶつけてきているのだから
    どっちも、とても理解できる反応である。
     
     
    だけど 「皆が皆・・・」 と言うヤツには
    バカを晒しに来てどうするんだよ、と思ってしまう。
     
    これを言う人は、論理的でいるようで
    感情のみで言ってる事に気付いていない。
     
    自分が正義、そういう傲慢な思い込みによる使命感が気色悪い。
    そういう人が、“人権” だの “平等” だの言って
    この世の中をゆがめたんだと思う。
     
    そういう言葉は、自分に向けて言ってほしい。
    皆が皆、おめえのような考えを持ってるわけじゃないんだよ
    おめえ基準も、おめえの脳内での感覚でしかないんだよ。
     
     
    ツイッターや掲示板なんかで
    「個人的な意見だけど」「ごく一部の人だろうけど」「自分の周囲では」
    こういう単語を付けているのを見る度に、悲しくなる。
     
    色んな方面に気を遣わざるを得ないよね
    “言論の自由” や “表現の自由” は
    特定の人々しか許されないもんね・・・、と。
     
     
    私は10人見て6人そうだったら、「全員こう!」 と言いたい。
    そんな私の感覚を真に受けるのは、犬でもしない。
     
    ほんっと、犬も自分で判断してるんだぞ。
    「はあ・・・、こいつがこう言い張るんなら
     もう逆らわずにおこう、めんどくせえしな。」 って。
    元飼い犬のこういう表情を、何度見た事やら。
     
     
    ・・・いや、別に 「犬にも劣る」 とは言ってないぞ。
    えらい洗脳されやすそうで大変だな、とも
    感覚外の事を受け入れられない固い脳みそで大変だろうな、とも
    決して言いたいわけじゃない。
     
    思っても言うと、また会話が続いて面倒くせえから
    ただ、私に関わらないでほしい、それだけだな。
     
     
    この記事、結構な踏み絵だよな、ふひひ
     
     
     

    評価:

    フリッチャイ(フェレンツ),ベートーヴェン,ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

    ユニバーサル ミュージック クラシック


    ¥ 2,020

    (2001-02-07)

    コメント:念のための解説。 これは音楽CD。 有名な“歓びのうた”は、1時間以上ある曲のラストなんだぞ。 でもBGMに良い。 このわたくしがクラシックで、しかもCDを買うほど好きな曲があるなど、上品さダダ漏れみたいで、いやあん。 “皆” で検索して何故かこれが出て。

  • お便りコーナー 1  A しの誕生日

    記念すべき1通目ーーー!
     
    ————————-
     
    < A より >
     
    あしゅさん、本当にお便りコーナーを作って下さったのですね。
    記事とは関係のないコメントを書いたのは、私です。
     
    空気読めない、だから本当の友達がいないんだな。
     
    私は孤独ですけど、生きる希望が持てそうです!
    ありがとうございます。
     
    ————————-
     
    このお便りは、名前を出しても良いよな。
    そもそも、携帯の機種変更 11.10.11 の
    コメント欄で、このお便りコーナーを思いついたんだし。
     
    そう、A、おめえのお陰だよ
    こっちこそ、ありがとう、だよー。
     
     
    んで、記事とは関係のない話を始めたのは
    おめえじゃないから、安心せえ。
     
    私がお肌のお手入れとか、一生懸命に書いてるのに
    コメントにいきなり政治の話を書いてくるヤツがいてな。
    ・・・奈々、確か最初はおめえだったよな?
     
    私も憂国の士なんで、楽しく応えていたら
    このブログは記事と関係ないコメントで良い
    という伝統が出来上がっていたんだよ。
     
     
    でも、それが嬉しい。
    私の野望は、ここを
    コメント欄で通りすぎる人たち同士が、勝手に会話をしていくブログ
    ってのにしたいんだ。
     
    だってラクじゃん!
    でも、どうしても横から口出ししたいんだ・・・。
    だって孤独ババアだから!
     
     
    Aは本当の友人がいないから孤独なんか?
    私は誰といても大勢でいても、孤独感があるよー。
    いや、実際に友達も少ないけどな。
     
    多分、生まれ育った地が、親の仕事で行った縁のない土地で
    よそもの扱いだったから、私には故郷がない事と
    私は “変わってる” らしいから
    人と違う、という不安からの寂しさがあるんだと思う。
     
     
    私だけしかいなくて、私を愛して気に掛けて
    1秒も離れず、私が死ぬまで側にいてくれる人がいたら
    この孤独感はなくなるのかも知れない。
     
    けど、そういう状況なんて、考えただけでもうっとうしい・・・。
    アンド、こんな図々しい願いを、神が許してくれるわけがない。
    なので、私はきっと一生、孤独だと思うんだ。
     
     
    人との距離感、私もわからんので
    とりあえず、こっちからはアクションしない事が多くてさ。
     
    友達ってのが何なのかも、よくわからんけど
    傷付くのを常に覚悟しているよ。
     
    でも、痛いのには慣れないもんだよなー。
    慣れたら慣れたで、問題ある人格になってそうだから
    もう、痛くて良いや、と開き直る努力をしてるぜ。
     
     
    あと、冗談抜きで孤独に路上死の可能性があるんで
    それだけは避けたいけど、あまり改善しなくて
    一応覚悟もしとこうと思ってる。
    だけどその境地も中々難しいんで、あがいている最中だよー。
     
    Aの弱音は私にとっても、慰めになるんで
    ちょくちょく来いよ。
    その都度、名前を変えて他人ぶって良いからさー。
     
    ————————-
     
    しの、誕生日おめでとうーーー!!!
     
    てんびん座か。
    私は母性あふれる、かに座だ。
    マークが69 シックスナイン。
    目出度い日に下ネタをすまん。
     
     
    この星座占いって、何なんだろうな。
    一説によると、白魔術って話を聞いたよ。
     
    外国には本当に “魔女” ってのがいて
    白い魔女と黒い魔女に分かれてて
    白魔女は恋のおまじないとかで、黒魔女は呪いだと。
     
    まあ、日本にも今でも忍者がいるんだから
    世界のどっかには、魔女もいるだろうよ。
     
     
    忍者は、伊賀か甲賀かのどっちかに行けば会える。
    甲賀は “こうが” じゃなく、“こうか”
    GAじゃなく、KA、KOUKA と読むらしいぞ。
    伊賀は IKAじゃなく、ちゃんとIGAだ。
     
    この豆知識が私からのプレゼントだ。
    知ってたとしても、知らないふりをするのがオトナ!
    私はつい最近知った。
     
     
    しのの友人知人親兄弟親族一同、喜べ。
    私が最大にいらないプレゼントをした今なら
    しのは何を貰っても喜ぶはず!
     
    ああ、今日も良い事をしたなあ。
     
     
    :::::::::::::::::::::::::::
     
    このコーナーは、何か言いたい人のためのものです。
     
    持論でも、自慢でも、疑問でも、自分語りでも、不平不満でも、雑談でも
    内容は何でも良いので、言いたい事がある人は私にメールをください。
     
    メールアドレスは、ブログ管理者紹介の
    あしゅ のところにあります。
    メールシステムが変わりましたので、ご一読ください。
      
    匿名でも無記名でも別名でもいつもの名でも構いません。
    むしろ、匿名、無記名でお願い。
    先入観なしに読めるし。
     
     
    なお、身元がバレそうな部分や、不適切な表現
    そして改行、誤字脱字の補正などはしますが
    基本方針としては、出来る限り、そのままの文を載せます。
     
    文自体が載せられない内容の場合は
    その旨を親切丁寧に返事いたしますので、ご安心ください。
     
     
    ブログの記事に載せる、という事は
    ここを通りすがる誰かからの反応があるかも知れません。
     
    罵倒もされる場合もありますが
    それを受け止めるのも、書いたヤツの義務です。
    それは覚悟しとくべきだけど、私がフォローします。
     
    私の立場は、この場だけはお便りをくれた人をえこひいき、です。
    それがたとえ、私の意見と違っていても、です。
     
    じゃないと、わざわざお便りを書く意味がない。
    なので、私にえこひいきをされたい人、お便りをください。

  • お便りコーナー

    いちいち表現が古いのは、素じゃなくて狙ってやってるんだよ!
    ほら、レトロ感、っちゅうやつ、あれだ、あれ。
     
    ここは
     
     ・ 相談する程の悩みでもない事
     ・ コメント欄では文字制限がある
     ・ 自分の言う事に対して、皆の反応が欲しい
     ・ ただ、何か言いたい
     
    他にも何の理由でも、とにかく “言いたい人” が言う場所にしたい。
     
    長文でも短文でも、自分語りでも文句でも良い。
    もちろん漠然とした雑談でも良い。
    重い話も軽い話でも、だから何だ? という話でも良い。
     
     
    何でこういう場所を作ろうと思ったのか、っちゅうと
    このブログには、コメント欄と人生相談の場所があるよな。
     
    このブログのコメント欄は、記事に関係なく好き勝手な話をして良い
    と、通りすがるおめえらが勝手に ルールを決めやがったんだけど
    ここをよく通る、ババア、変質者、病人 等には、それが出来ても
    普通の常識人には、それはしにくいだろ?
     
    そんで、人生相談のとこは私に罵倒されるだろ?
    相談じゃない事を言いたい場合もあるだろ?
     
     
    私はこのブログで記事を書いていて
    皆が反応してくれるのが、とても嬉しいんで
    皆にもその感覚を味わってほしいな、と思ったんだ。
     
    日頃の恩返し的な意味と
    皆の考えてる事が知りたい、という単なる好奇心。
     
     
    あっ、ネタが続かないんで助けてもらおう、とかじゃないぞ。
    皆のお便りに、私の返事も付け加えるから
    指1本動かすのもイヤな私には、ラクした事にはならないんだぞ。
     
    そう聞いて、納得するヤツがいるとは思わんけどな。 えへへ
     
     
    よって、新カテゴリー開設!!!
     
    お便りコーナー
     
     
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     
    このコーナーは、何か言いたい人のためのものです。
     
    持論でも、自慢でも、疑問でも、自分語りでも、不平不満でも、雑談でも
    内容は何でも良いので、言いたい事がある人は私にメールをください。
     
    メールアドレスは、ブログ管理者紹介の
    あしゅ のところにあります。
    メールシステムが変わりましたので、ご一読ください。
      
    匿名でも無記名でも別名でもいつもの名でも構いません。
    むしろ、匿名、無記名でお願い。
    先入観なしに読めるし。
     
     
    なお、身元がバレそうな部分や、不適切な表現
    そして改行、誤字脱字の補正などはしますが
    基本方針としては、出来る限り、そのままの文を載せます。
     
    文自体が載せられない内容の場合は
    その旨を親切丁寧に返事いたしますので、ご安心ください。
     
     
    ブログの記事に載せる、という事は
    ここを通りすがる誰かからの反応があるかも知れません。
     
    罵倒もされる場合もありますが
    それを受け止めるのも、書いたヤツの義務です。
    それは覚悟しとくべきだけど、私がフォローします。
     
    私の立場は、この場だけはお便りをくれた人をえこひいき、です。
    それがたとえ、私の意見と違っていても、です。
     
    じゃないと、わざわざお便りを書く意味がない。
    なので、私にえこひいきをされたい人、お便りをください。

  • 黒雪伝説・王の乱 25

    王子の部屋といっても、たくさんあるのよね・・・
    とりあえず、片っ端からドアを開けて覗いてみる黒雪。
     
    王子は寝室にいた。
    「あなたが来る事はわかっていましたよ。
     どの部屋かわからず、順に確認しながら来るのもね。 ふふ。」
     
    照明も点けず、月明かりだけの部屋で
    窓辺に立つ王子が、振り返りもせずに言う。
     
     
    「どうしたの?」
    ゆっくりと近付く黒雪。
     
    王子が突然振り向き、黒雪に駆け寄って抱きついてきた。
    「ふたりだけで暮らす事は出来ないのでしょうか?」
     
    驚き顔の黒雪に、王子が涙を流しながら訴える。
    「あなたとだけだったら、ふたりの距離など気にならないのに
     他の人がいるから、その人とあなたの距離が気になるんです
     常に誰よりもあなたの近くにいたいんです
     この気持ちが、私を醜くしている気がするんです!」
     
     
    黒雪の胸に顔をうずめて、ワアワア泣く王子。
    その背を優しく撫ぜ、頭を抱えてキスをした後に
    黒雪は王子の体を抱きしめた。
     
    「王子・・・。」
    耳元で優しく呼びかけた次の瞬間、黒雪は王子の体を急激に締め上げた。
     
    「ーーーっっっ!!!!!!!!!」
    王子があまりの苦しさに、声も出せずにジタバタする。
     
     
    ようやく黒雪の怪力から開放された王子が
    へたり込みつつも、叫ぶ。
    「なっ、何をするんですかっ!」
     
    黒雪が笑いながらも冷ややかな目で
    王子の真ん前に大股開きでしゃがんで言う。
     
    「このバカヘビちゃん、よおおおく考えてね?
     ふたりだけの世界で、料理は誰がするの?
     てか、食材はどうするの? 包丁は?
     家は? 板は? ノコギリは? 釘は?
     服は? 靴は? 布は? 糸は? 針は?
     どの世界でも、ひとりふたりでは生きていけないのよ。
     付き合いを減らす事は出来ても、それはそれで生じる問題もあるのよ。」
     
     
    「私が言いたいのは、そんな現実的な話じゃなくて・・・」
    「ふたりの愛は現実じゃないの?」
    「ち、ちが・・・、そういう事じゃなくて
     私はあなたに、もっと愛されたいんですっ!!!」
     
    「・・・ほお・・・?
     私の愛が足りないと・・・?」
     
    右手で持っているワイン瓶を
    ピシャンピシャンと左の手の平に叩きつけながら言う黒雪に
    王子はゾッとさせられた。
    「そ・・・、その瓶は何なんですか?」
     
    「ん? ああ、今度はあなたがトチ狂ってたら
     これで殴りつけて正気に戻そうかと。」
     
    あはは、と笑う黒雪に、王子がおののく。
    「そうやって暴力で脅すのは止めてください!
     そんなんだから、私が不安にさいなまれるんですよ!」
     
     
    「うそうそ、あなたを倒すなら素手で充分でしょうよ。
     今回はあなたの方が大変だったから
     ゆっくり飲ませてあげたかったのよ。」
     
    「ええ~~~・・・?」
    黒雪は疑う王子を抱きかかえて、ベッドへと運んだ。
     
    「グラスは?」
    「あ・・・・・・、いや、別にいらないでしょ。」
    黒雪はワインをラッパ飲みした。
     
    絶対に殴る用だ!!!!!!
     
    さっきの近寄り方も、殺気が漂ってたし
    締め上げも、冗談とは思えないほど苦しかった!
     
     
    ビビって少しずつ体を離そうとする王子に構わず
    黒雪がキスをしてきた。
    王子の疑惑も、その黒雪のワイン口移しでふっ飛ぶ。
     
    「い・・・いつの間に、こんな高度な誘惑テクニックを・・・。」
    両手で口を押さえ、真っ赤になってウロたえる王子に
    黒雪は内心ほくそ笑んだ。
     
    オロチも酒浸りにして退治するものだし
    ヘビ系統には、やっぱ酒よね。
     
     
     
    窓に揺れる葉のない木の陰が、少しずつ薄れてきた。
    月に雲が掛かってきたのである。
     
    海の方から少しずつ雪雲が降りてきて
    北国は、これから長い長い冬に入る。
     
    人々が寄り添って過ごす季節。
    王子とその妃も、お互いを温め合って暮らすのだ。
     
     
     
    雪深い北の果ての国で、ジークという名の王子と暮らすならば
    いつか本当に巨大な竜を相手に
    命がけの酒作戦を、遂行せねばならない日が来るかも知れない。
     
    だけどそんな時でも、きっとこの王子の妃は
    喜び勇んで立ち向かって行くのであろう。
     
     
     
     終わり 
     
     
     
    関連記事 : 黒雪伝説・王の乱 24 11.10.12 
           
           黒雪伝説・王の乱 1 11.8.4 
           
           カテゴリー 小説・黒雪姫シリーズ 
           
           小説・目次   

  • 石油は本当になくなるのか

    この私説は、どっかの記事のコメント欄で言ったんだけど
    コメント欄を読まない人もいるので、改めて記事にしたい。
     
    ここのブログさ、ほんっとコメント欄の方が有意義なんだよ。
    だって色んな人が自分の意見を書いてくれてるんだよ。
    これも別記事で説得するから待っとれ。
     
     
    さて、タイトルのこの疑問、アホみたいだと思われるだろうけど
    これに世界の仕組みが集約されている。
    かも知れない、という気がする、と私は思うんだ。
     
    世間のエコ政策に、オール電化も入っていて
    それがウラン由来のエネルギーで
    一体、何をしよんのかな、と思っていたんだけど
    まさか自分が生きてる間に、このような惨事になるとは・・・。
     
    これが私の正直な感想である。
    昔、原発の本を読んで、その危険性には気付いていたけど
    “運動家” になるのが嫌だったので、放置しておいた。
     
    その罪滅ぼし、ってわけでもないけど
    もうババアなんで、ボケラッタで許されるかも知れないのを良い事に
    今後は出来るだけ、言える範囲で問題提起をしていこう
    と、決心はしたけど、絶対ではない。
     
    だって権力とか闇の力が恐いもん。
    アホウな事ばかり言うに違いないんで、善良な方々の罵倒もきついし。
     
     
    そこで、世界の陰謀かも知れないシリーズ第1弾!
    第2弾に続く道が見えない第1弾!
     
    石油は本当になくなるのか?
     
    昭和の時代に、オイルショックという現象があった。
    それは、イスラエルとアラブ諸国の戦争が原因で
     
     
     ちょっと言わせて!
     私、この中東問題が専門で、いや、単に詳しいだけなんだけど
     何でそれをここで書かないのか、っちゅうと
     何年に第何次戦争が、とかいう細かいデータを覚えていないのと
     (忘れているわけではなく、はなから覚えられない)
     実は私は反ユダヤの思想を持っているからなんだ。
     
     移住しといて決してその地に馴染まない、という人種がいるから
     世界統一なんて無理だと思うんだな。
     
     いずれにしても、この中東問題は
     世界情勢に深く関わっている事なんだよ。
     だったら、それこそ論じれよ、って話だがな。
     
     
    んで、この第何次かわからんけど、その中東戦争が原因で
    石油が日本に入って来にくくなったんだな。
     
    それでトイレットペーパーなんかが作られなくなって
    「物がなくなる!」 という、噂が出回り
    人々は買いだめに走り、強欲なヤツが実際に物流を止めたりして
    物の価格が高騰した、という事件なんだ。
     
    余談だけど、この件で 「○○は石油から出来ている」 と
    言うアホウが多くなったけど
    物を作る工場の燃料や、輸送の燃料に不自由したわけで
    決して物が石油で出来てるから不足したわけじゃない。
     
    あ、ミネラルオイルは本当に石油から出来てるんだぞ。
    石油は地中から取れる究極の自然素材だ、良かったな。
    ・・・いや、ナチュラルだの自然だの
    表面的に合成を嫌う人が、よくミネラルオイルを崇めるんでな・・・。
     
     
    で、そのオイルショックからだと私は記憶しているんだけど
    「石油がなくなる」 という言葉が言われ始めた。
     
    そりゃ大変だ、と私も思ったんだけど
    それを言われ続けて40年以上?
    あのオイルショックの時から、技術は進化し、工場は乱立し
    物が巷にあふれ、車も地方じゃひとり1台の時代。
     
    世界中でものすごく石油を消費しているよね。
    戦闘機もバンバン飛ばしているし
    戦争で油田破壊で大火災とかもやってるよね。
     
    石油、何か状態が変わってないんだけど。
     
     
    省エネになってる、とかいう説も、物の多さに比べたら
    絶対に現代の方が、石油消費量が多くなってるはず。
     
    石油、なくなるはずなのに、何で節約しないんだ?
    石油、なくなるんなら、何で代替エネルギーが出来てないんだ?
    世界の技術なら、やろうと思ったら出来てるはず。
     
     
    そんで、世界中で石油を掘りまくってるだろ
    その石油があったはずの部分には、何が代わりに入ってるんだ?
    何の地形変化もないみたいだけど、まさか空洞か?
     
    と思って、ちょっと調べてみたら
    水溜りみたいなんじゃなく、地中に溶けているんで
    採掘してもガスとバランスがうんぬんで
    とりあえず何の変化もない、みたいに書いてあったけど
    信用ならねえな、石油資本の言う事なんぞ。
     
     
    地球の資源である木を伐採して、気候変動があるのなら
    石油の採り過ぎでの支障もあってしかるべきなのに
    その説は1個も出ないよな。
     
    石油、地中にいつからあったのかわからんけど
    何百万年も掛かって、自然に作られるものなんだろ。
    それを世界中でガンガン採掘して、地球ビクともせんのか?
     
    油田が枯渇する、とか言うけど
    そこの穴から採れなくなるだけで、他の穴を探してまた採ってるじゃん。
    ・・・よそんちの穴を狙うヤカラが戦争を起こしとるが・・・。
     
    石油、本当になくなるんか?
     
     
    どうも、「石油がなくなる」 は
    石油の価値を上げて、石油の価格を下げないための
    脅し文句のような気がしてならないんだ。
     
     
    常識だと思っていたものが、ある日ウソだと知らされる
    そんな経験を皆しただろう?
     
    何でもかんでも疑え、というのではなく
    自分の経験を元に、自分の頭で考えようぜ。
     
    人に押し付けたりする迷惑を掛けなければ
    間違うのも、考えを改める経験になって良いと思うんだ。
     
     
     

    評価:

    ジェントライト


    ¥ 23,400

    コメント:石油→ワセリン→サンホワイト で、これだ。 アホウの伝言ゲーム、ほんとすみません。 何だ? この値段は! 私自身より高いじゃねえかい。 NASAが開発すると、すぐこれだよ。 結構使えんものも開発しとんのにのお。 NASAジャンパー、寒かったぞ!

  • 黒雪伝説・王の乱 24

    「いやあ、すまなかった。
     最近の記憶がまるでないのだ。
     先日の夜会に出る前に、転んでしばらく気を失ってたらしいんで
     わしの乱行は、そのせいだと思う。
     皆、心配をかけてすまなかった。」
     
    パーティー会場に現れた王の言葉に
    大臣や貴族たちは喜んだが、黒雪の腹の中は違った。
     
    ばかじゃねえの? 頭打って謀反しようとしてんじゃないわよ。
    私の実父だったら、即座に返り討って死刑だわよ。
    そもそも記憶が飛んだら騒乱を起こす、って
    普段どういう考えを持ってんだか。
    この王があまりに国のタメにならないんなら、暗殺するわよ、私は!
     
     
    「だが王子の献身な看病で、わしは治った。
     今宵の宴は王子のために!
     皆、存分に楽しんでくれ。」
     
    王の号令に、楽団が曲を演奏し始める。
    途端に王子が人々に取り囲まれた。
     
    「さすが王子さま、よくぞ王さまを看病してくださった。」
    「鉱山も見つかったし、国も着実に発展しているのは
     すべて王子さまのお陰。」
    「仲睦まじいお妃さまと、お世継ぎにも恵まれて
     我が王国は、これで安泰ですな。」
     
     
    王子がチヤホヤされている間に
    王がパイを食べている黒雪に近付いた。
    「踊っていただけるかな?」
     
    「あ、はい、喜んで。」
    慌ててワインをガブ飲みして、パイを無理に飲み込んだ後
    王の手を黒雪は取った。
     
     
    「して、今回の探索では何か見つかったかな?」
    「いえ・・・、残念ながら収穫なしでしたわ。」
    「そうか、まあ、そういう時もある。」
    「申し訳ございません・・・。」
     
    と言うか、今回はあんたを正気に戻すのにおおごとだったのよ!
    ただでさえ魔物退治で大変なのに、いらん仕事を増やさないでよ!
    ニッコリ微笑んでステップを踏みながら、黒雪が脳内罵倒をする。
     
     
    「あらまあ、珍しい、王さまと黒雪さまが踊ってらっしゃるわ。」
    「王さま、何だか少しりりしくおなりになったわねえ。」
     
    ご婦人方のヒソヒソ話に、王子が振り向くと
    王と黒雪の流れるようなダンスが目に入った。
     
    黒雪はダンスが苦手で、王子はいつも足を踏まれているのだが
    パーティー好きで、踊り慣れしている王は
    そんな黒雪を上手くリードしている。
     
     
    ・・・私はダメかも知れない・・・。
     
    王子は、にこやかに話の輪に加わっているフリをしながらも
    内心では動揺していた。
     
    望んでいた、人々の賞賛を手にしても
    それだけじゃ満足できない・・・。
     
    いや、私がほしいものはそんなものではなかった。
    奥さまと一緒にいられれば、それで良かったはずだったのに
    いつの間にか、それ以上を望んでしまっている。
    何という欲深さなのか・・・。
     
     
    王が言った。
    「どうやら王子は疲れているようだ。
     癒してやってくれ。」
     
    王にお辞儀をした後に、黒雪が王子を探すが
    会場のどこにも王子の姿がない。
     
    「ネオトス、王子はどこ?」
    「少し休むとおっしゃって、お部屋に戻られました。」
     
     
    私に何も言わずに?
     
    黒雪はテーブルの上のワインの瓶を手に取り、会場を後にした。
     
     
     続く 
     
     
    関連記事 : 黒雪伝説・王の乱 23 11.10.7 
           黒雪伝説・王の乱 25 11.10.14 
           
           黒雪伝説・王の乱 1 11.8.4 
           
           カテゴリー 小説・黒雪姫シリーズ 
           
           小説・目次