今日の記事は、いわば “速報” のようなもので
たった1度の目撃談なので、ネタがそんなになく
よって、短い報告になるのをお許しください。
しかもな、この話、実は去年の初秋の話で
報告するのを、すっかり忘れていた、という裏話付き・・・。
古い情報で、ほんとすみませんほんとすみません
訓練ジジイが訓練しているのを見たのは、何か月ぶりだったであろう?
全然見ないな、というのは、単に私のタイミングの問題で
訓練ジジイはずっと訓練をしてたのだと、わかった。
と言うのも、訓練内容が何か色々と変わっていたからである。
ああ、最初に言っておこう。
決して 進化はしておらん。
むしろ退化してるような気がするんだ。
訓練ジジイ、恋に狂って壊れてるんじゃなかろか。
あっ!!! 訓練ジジイがい・・・る・・・?
と、えらい尻すぼみな感動になってしまったのは
訓練ジジイが、いつもの訓練ジジイと違う人に見えたからである。
何だか、若返って余裕すら伺える、遊び心に満ちた訓練風景だったからである。
最初からこんなヤツだったら、私はここで観察記録の連載をしていない。
・・・・・いや、私が根本から間違っているのかも。
今までの記事の内容やコメント欄で
訓練ジジイ1と2の記述が、あいまいでごっちゃで
一体どっちがマッチョなのか、混乱しているからである。
現に私が今回目撃した訓練ジジイは、ガッシリ体型。
このイメージは、訓練ジジイ2のような気がするが
過去記事内では、訓練ジジイ1の方が年寄りだけど大柄、って書いてるよな。
だから、これは訓練ジジイ1のはず。
・・・・・・・・・・
ごめん、正直に言うけど、訓練ジジイ2の存在が怪しくなってきた。
訓練ジジイ2は、訓練ジジイ1のお肌の調子が良くて
10歳若く見えたのかも知れない。
でも、女性だったら、それはよくある話だけど
男性でもあるんかなあ?
訓練ジジイ2は体つきも縮んでいたけど
筋肉が引き締まった、とかいう圧縮仕様なんか?
ブログで全世界に、訓練ジジイの様子を中継している私が
己の報道責任について悩んでいたら
訓練ジジイ、その悩みをも吹き飛ばす訓練を始めた。
まずは、いつもの “取ってこい”。
これが “いつもの” ではなかった。
ボールが何たらガムになっていたのだ。
ほら、あの骨の形をした物体で
私も飼っていたアフガンハウンドにあげたんだけど
あれ、食い物?
アフガンさ、あれの特大を噛み削って、槍のようにするんだよ。
別に腹を壊さないんなら食っても良いんだけど
その後が、床がザラザラのベッタベタになるんで
こりゃたまらん、と、うちでは封印させてもらったよ。
長い説明ですまんが、その骨。
それを頭上にビシッと掲げるも、ジジイの肘が曲がっておる。
しかも頭上に掲げているのに、いきなり下手投げ。
えっらい余裕のある投げ方で、骨はポーンと弧を描いて飛んでいく。
犬は訓練ジジイを見ている。
訓練ジジイが、「取って来い!」 と叫ぶと
犬が、「ん?」 という態度を取る。
ん? じゃねえだろ、犬!
おめえ、明らかに指示待ちしてたよな?
普通の犬はその状態でGOが出たら、体が反応するんだよっ!
ジジイが骨を指差して、「取って来い」 と言うと
犬、ようやく骨に向かって、ものすごく遠回りに歩き出す。
うん、歩いている。
正確に言えば、トットットットッという犬の普通歩き。
その上、まるで骨と自分の間に落し穴でもあるかのように
大きく迂回しつつ、途中で訓練ジジイの方を振り向いたりしている。
・・・・・・熱心に訓練し続けてきて
最終的に2人とも、より一層ダラけててどうするよ?
慣れてきて油断してる、ってやつか?
訓練って、そういう気の緩みを防ぐためのものじゃねえの?
何か、こいつらダメだ・・・、と去ろうとしたら
訓練ジジイが犬に “待て” をかけた。
そして、犬から5mぐらい離れて
犬を中心に訓練ジジイがグルリと一周回る。
お、新しい訓練じゃん! と、思わず見入ると
ジジイ、360度周回したところで、「よし、来い!」。
犬、ジジイに向かって走る。
ジジイ、犬が目の前に来て立ち止まったら
片方の膝を出す。
犬、そこに前足を乗せて立つ。
??????????????????
これ、何の訓練?????
犬が前足を乗せて立ったら、それで終わりなんだよ。
この訓練?を、3回繰り返してて
犬、しまいにゃ飽きて、待つ間、勝手にふせたりしてたし。
ジジイの回転速度、ものすごく遅いんだよ。
太陽から見た土星レベルで。
私も見ててしんどかったよ。
ずっと立ちっぱなしで、腰にくるし。
こんな訓練、見た事がないんだが
ジジイ、誰かに騙されてるんじゃないだろうか?
あ、でも、あの膝を出すポーズ、フリスビー犬の膝ジャンプ台に似てる。
ジジイ、フリスビーでもしたいんかな。
だけどその第一歩が膝乗りから?
うわあ・・・気が長すぎる・・・。
まるで星飛馬の明子ねえちゃんのように、物陰から心配する私に
花形満はいつやってくるんだろうか?
そうこうしてたら、スポーツカー御曹司ではなく座敷犬老婦人がやってきた。
ジジイ、いきなり “取って来い” をする。
おめえら、まだまだ新鮮交際なんだな。
んで、ジジイ、おめえの見せ場はやっぱりそれかい。
私的には、“ついてこい” の方が格好良いと思うがな。
犬がちゃんと離れずに横についていたら、だがな。
座敷犬、ジジイに向かってキャンキャン吠える。
そして老婦人を振り切って、ジジイの元に駆け寄って
ジジイの足にまとわりつく。
老婦人には何様な態度なのに、ジジイの言う事はよく聞き
ジジイの犬の訓練を横取りして、自分が骨を取りに行ったりする座敷犬。
ここで興味深いのが
・ ジジイはどっちの犬にも平等に接する。
・ 老婦人は自分の犬にしか興味がなさそう。
・ 訓練ジジイの犬は、訓練ジジイしか見ない。
・ 老婦人の犬も、訓練ジジイしか見ない。
・ そして2匹の犬、お互いをガン無視。
この関係、何かものすごいものがねえ?
特に犬同士。
相手をまったく無視する、って
仲が良い悪い以上に、絶望的な間柄に思えるんだが
この2人と2匹の間で、えらいなドラマが始まってたんか!
ちなみに、ジジイと老婦人の雰囲気は、割にジジイが片思い的に見えるな。
老婦人、小悪魔。
ジジイ、やっぱりパシらされてたか・・・。
にしても、ジジイは犬にモテモテだとわかって
とても羨ましくなったよ。
ジジイの冒険のラスボスは、あの老婦人だな。
彼女はかなりの高LVじゃないと、倒せないとみたね。
倒してどうする。
短い報告でごめんね、と詫びつつ
どんだけ語るんだ、って話になっちゃったね、えへ。
あ、その後メガネっ子ジジイと激太り犬を2回目撃したけど
犬、ちょっとずつ痩せてきてるんだよ!
痩せるにつれて、快活に戻って来てるんで
散歩も楽しそうになってきてるみたいだ。
メガネっ子ジジイ、心を鬼にしてダイエットさせてるんかな。
こっちも陰から (見るだけの) 応援。
黒い国産高級車4ドアセダンに乗った財閥の次男、まだーーーっ?
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評価: TJMデザイン
コメント:メジャーって結構な必需品だよね。 私も4個持ってるよ。 で、何でこれにしたのかっちゅうと、とても軽いらしい。 持ち歩き用として。 中のテープは一応硬いやつっぽい。 けど、「よく曲がって便利」 なんだと。 よくわからんよな。 |