カテゴリー: ファッション

  • 年寄りのファッション

    歳を取るとな、何を着て良いのかわからなくなるんだよ・・・。
    人は、そんなに他人を見てはいないんだけど
    私のようなナイスバディーは、美魔女や男性から見られる事が多くて
    そんで、ロコツにガックリされて、どうもすいませんどうもすいませんと

    何で私が謝らなきゃならないんじゃあ!

    と思わんでもないんだけど、とにかくガックリ感が 申し訳なさすぎて
    心の中でつい謝ってしまうんだ。
    ババアのナイスバディーほど、意味のねえもんもない、と知ってるんでな。

     

    考えてみると、好きなものを着られる年齢なんてないんだよ。
    若い頃は、パンクファッションで怒られ
    モノトーンで若さに似合わないと文句を言われ
    パンツスタイルで女の子らしくせえと懇願され。

    流行に沿った、皆がしている格好をすりゃ良いんだろうけど
    私的には、シンプルでメンスライクな感じが好きで
    そういう格好をしてると、いつの時代も浮いてる気がしてかなわんわ。

     

    そういうヘンな趣味じゃなくても 歳を取る毎に
    何が一番、自分の年代にしっくりくるのか
    さっっっぱりわからなくなってくる。

    30代までは良いよ、割と自由。
    でも40代以降になると、常に高価なコンサバしか選択肢がなくなる。
    それが好みじゃない、もしくは経済的余裕がない場合は
    もう、逆切れしつつの服選び人生になってくるんだ。
    好きなものを着てて何が悪い! ってな。

    それが悪いのが、誤解を招きやすいナイスバディー。
    街の華になれるわけでもないナイスバディーババアは
    なるべく目立たぬようにしたいんだけど
    デニムにTシャツだけでも、悪目立ちをするんだ・・・。

     

    最近つくづく服選びに疲れて、キャベツ片手に スーパーに来てるご婦人方をボンヤリ眺めてたら
    老婦人たち、私とそんなに変わらない格好をしてる人も多いんだよ!

    ええっ、何が違うの? もちろんナイスバディーもだけど、と思いつつ分析した結果
    ・・・・・姿勢・・・・・
    あと、何というか、気を遣ってなさ?

     

    要するに、年寄りが目立たなくするには
    どうでもいい服を着て、小さくなって歩く事なんだ。

    姿勢は平均身長より高いと、猫背にも程があるんで隠せないし
    て言うか、猫背、骨に悪いんで逆に気を付けてるんだし
    考えないファッション、好みがはっきりしてる私には無理!

    これは私は一生、悪目立ちだな・・・、と覚悟したよ。
    カートに両肘ついて、ブラブラ徘徊なんて出来ねえよ。

     

    あとさ、30代以降の女性に多いんだけど
    ベージュを着るのは、やめた方が良いぞ。
    パステルが似合わなくなる年齢だろうけど
    似合う柔らかくキレイな色味、絶対にあるから!

    ベージュって決まると上品だけど、多くのベージュはボヤける。
    無難なようでいて、実は純白や黒より難しい色だと思うんだ。
    ファッション誌のベージュも時々失敗こいてるぐらいだぞ。

    しかもベージュの恐いところは
    失敗してなくても成功じゃなければ、すごく老けて見える事!
    若い女性でもベージュを着て残念な事がよくあるんで
    ベージュだきゃあ、定番色から外してくれ。

    すごく危険な色だぞ、ベージュ!!!

     

    ところで最近の日本の服って、小さくなってる?
    メンズやセレクトショップばかり覗いてたんだけど
    通りがかったショップのセールで、アウターを買ったら袖が短かったよー。
    肩もちょっときついな、とは思っていたんだよなあ。

    こんな事初めてだよ。
    そういうデザイン、と思うにしては中途半端な袖丈で
    買ったからには着るけど、おかしくないかすっげえ不安。

    気付いたの、着続けて3か月後だったがな。
    うちの買い換えた壁掛け時計も、半年経ったぐらいで
    温度計と湿度計が付いているのに気付いたぐらいだし
    私の目、フシ穴過ぎる!!!

     

    このザツな性格で、まだ助かってるのかも知れない。
    大事にしようかな、このボケ・・・。

     

     

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    殺伐系の部屋な私は、こういうシンプルなのが好み。
    26cmの小さめサイズも良い。
    大きいと見るたびにビックリするんだよーーー。

  • ヒートインナーの重ね着

    おおい、新年早々タメになる記事を書くなんて
    正月休みの間に私に一体何が・・・?
     
    と言うほどでもない情報だし、もう2月なんだけどさ
    ほら、タグとかチクチク皮膚に刺激があるじゃん。
    だから、よっぽどな高級ブランド以外は ←←←
    タグも洗濯指示のも、全部外して着てるんだよー。
     
    なので、自分が持ってる温い系インナーが
    “ヒート” は付いてた名前なのは覚えているけど
    マトモなのかパチモンなのかわからない、というわけだ。
     
     
    で、そのヒートを買い替えたんだよ。
    というのも前冬に着てたのは、乳首が痒くなるんだ。
     
    ヒートな、年々進化しとるぞ。
    一昨年より去年の方が、確実に暖かい!
     
    ・・・これが私の昨年末の風邪の原因になるとは・・・。
     
     
    新ヒートを着て寝てたら、むっちゃ寝汗をかくんだよー。
    悪夢でも見たのかストレスか、と無視してたら
    とうとう風邪を引いちゃってさ。
     
    これは新ヒートのせいかな、と疑って
    旧ヒートを着て寝たら、寝汗なしで済んだので
    私の年末の風邪は新ヒート由来に決定!
     
    これだけなら記事にもせんと、ツイッターやコメント欄で
    グチグチ言うに留めておくんだけど
    良い経験をしたので、これは皆に教えて
    感謝されて崇められて奉られて、お供えでもしてもらわにゃ!
    と、ここに記す目論見。
     
     
    旧ヒートを着て寝るようになってから、私のインナー着替えは
    外出時は外出用の丸ネック旧ヒート、家の中ではハイネック新ヒート
    寝る前にハイネック旧ヒートに着替え、朝起きてまたヒート着替え
    という、私的にはとても面倒くせえ、お着替えリカちゃん状態である。
    それが全部、“ヒート” というアホくささ。
    しかも乳首が痒くなる旧ヒートも出張っちゃってるしさ。
     
    で、風邪を引いたので、1日家で養生しようかな
    という時に、面倒だったので、旧ヒートの上に新ヒートを重ね着したんだよ。
    そしたら真冬なのに、暖房も入れてないのに暑くて!
     
    こりゃ汗をかいたら次は熱が出る、と思ったんで
    即座に旧ヒートを脱いださ。 乳首大事。
     
     
    ヒートって重ね着すると、ヘタな上着より暖かい。
    マフラー1枚が薄い服1枚に匹敵するけど
    ヒート重ね着は、フリース上着より暖かいぞ!!!
    おそらくこれは半纏 (はんてん) 級じゃないかと思う。
     
    よく考えたら、何でも重ね着は暖かいものだけど
    これほど効果がある重ね着は初めてだったよー。
    寒い冬に着膨れしないで済むだけでも、私にはありがたい。
    フリースですら、動きにくくて肩凝りするけど
    ヒートはその問題もないんだ。
     
    皆、これ知ってたか?
    知らなかったら私に感謝し
    知ってたんなら早よ言え、バカモノ。
     
     
    ヒートインナーが発売されてからというもの
    ズボン下っちゅうの? パッチって言うの? それとも、ももひき?
    それも外用と家用と揃えて、暖かいのは良いんだけど
    トイレが邪魔くせえんもが難点だよな。
     
    上の着衣と下の着衣を、ミルフィーユのように重ねて防寒しとるもんで
    トイレに入って、
    上げて下げて上げて下げて上げて下げて上げて下げて
    用を足したら、また
    上げて下げて上げて下げて上げて下げて上げて下げて。
     
    特にババアは頻尿だもんで、トイレがすっげー面倒くせえ!
     
     
    あ、そう言えば、実話系レディースコミックスに
    近所との揉め事みたいな特集のがあって
    その広告が 「YOU 頻尿をバラしちゃえよ」 みたいな
    何かそんなあおりが書いてあって驚いたよ。
     
    頻尿って恥ずかしい事なんか?
    出産や老化で、誰でもなる可能性があるもんだろ。
    そんなんを笑いものにするのはどうかな、と
    トイレに通いまくりつつ、この記事を書いてるさ。
     
    頻尿、恥ずかしくねえけど、面倒くせえええええええええええ!!!
     
     
    頻尿頻尿、何を連呼しとるんだろうな。
    昔、私がピッチピチの娘さんだった頃
    老婦人が何度もトイレに立って、「年を取ると近くなって」 と
    申し訳なさそうに言ってるのを聞いて
    行っとけ行っとけ、膀胱炎になるともっと大変だぞ
    と、心の中でエールを送った事を思い出したよ。
     
    膀胱炎の辛さを思い知ってるんで
    関連記事: ボーコレン 11.12.22
    それに比べればトイレが近いぐらい、屁でもねえよな。
     
     
    ・・・・・・・・・えーと
    ヒートインナーの話題だったんだけど
     
    何故にこうなる???
     
     
     

  • 巻きスカート

    冬はババアの味方。
    老けて見える原因No.1の、顔のタルんだ下半分をマスクで隠せば
    結構な若作りファッションが出来る!
     
    ああ、でも寒さで頻尿になるから、外出は面倒だな。
     
    結論: もう死ね
     
     
    私はパンツ、ファッション用語で言うところのズボン派である。
    スカートは冠婚葬祭以外では、はかない。
    形は美しいんだが、細すぎるんだよ、足が。
    バカモノ! 別に今そこまで不幸じゃないぞ!
     
    そんな私が、巻きスカートを買ってみた。
    と言うのも、スパッツを買ったは良いが
    気恥ずかしくてはけないからだ。
    バカモノ! レギンスもトレンカもババアが着ればスパッツ!!!
     
     
    そしてババアは物を捨てられない生き物。
    ただでさえ私は、“実用品” 主義。
    使えないものが家の中にあるなど、貧乏人の風上にもおけない。
     
    このスパッツな、ステテコにも流用出来ないような
    タルミ寄せデザインなんだよー。
    どうにか活用できないか、と考えあぐねていたけど
    1枚ではこうとするから、気恥ずかしいんであって
    腰巻きでもすりゃ大丈夫だろ、と思ったのだ。
     
    980円のスパッツを活かすために1980円の投資をする
    これぞ、Theバカの作戦!
     
     
    で、はいてみたんだが、これがどうも似合わない。
    なーんか、モッサリしてるんだよ。
     
    人に、どうかい? と聞くと、必ず 「可愛い」 と言われる。
    と言う事は、似合ってないという事だ。
    だって私は可愛いタイプではない。
    ブサイクなので、“格好良い” を目指しているのだ。
     
    ああ・・・、でもブルテリアだって可愛いと思われるもんな。
    あっ、今ものすげえ自爆をした気分!
     
    とにかく可愛いかどうかじゃなく、すっげースタイルが良く見えるかどうか
    それが私にとっては大事なのだ。
     “すっげー” じゃないと、着る意味がないから!
     
    良いじゃん、ひとつぐらい自信満々でも!!!
    他に何ひとつ褒められた人間じゃねえんだからよお。
     
     
    それなのに、腰巻きにスパッツが似合わない・・・。
    足の形は相変わらず良いのに何で?
    試しに足首を掴んでみたら、数年前までは指が回って付いたのに
    それが数mm隙間が空いている。
     
    これが太ったゆえならまあ良いのだけど
    ものすごく厳しく観察してみたら
    どうもタルんで、足首に肉が落ちてきたようなのだ。
     
    & 道行くレギンス女性を見ると、生地にシワがよっていない。
    こ れ か !
    細い足の弱点、発見!!!
     
    そんで昔はストッキングとかのシワが気にならなかったんで
    年老いて、微妙に全体的にタルんできてるんだろう。
     
    ああ・・・、ナイスバディー、年齢に敗北・・・。
    ガックリ・・・。
     
     
    ところで話は変わるが、レギンスは股見せオッケー?
    1枚ではくからオッケーだと思うんだが、この感覚に自信がない。
    というのも、私はパンチラを気にしない女だからだ。
     
    学生ん頃も、制服のスカートが風に舞い上がって
    皆がキャアキャア言う中、私ひとり平然としていたさ。
     
    だって陰部を隠すためのパンツだろ?
    それが見えて、何で 「キャア!」 だよ?
    だったら、そのパンツを隠すためのスカートも
    見られたら 「キャア!」 になっていくんじゃねえんか?
     
     
    ああ、わかってる。
    年老いてから、そこらへんの羞恥心が理解できたさ。
     
    チャック閉め忘れとかは、確かに恥ずかしい。
    でも、風で舞い上がる構造の服でのパンチラは事故だろ。
    ミニスカは、当然 「私の体を見て!」 という気概だよな?
     
    うん、今はもうわかってる。
    男性の性欲は、女性とは違う事を理解してる。
    だからパンチラはしちゃなんねえ、と思うようになった。
     
     
    “恥ずかしい” とは、正直思えてないんだが
    とりあえず、いやあん と隠しておくよ。
     
    ただでさえババアなんで、喜ばれるどころか
    相手の胃の動きに変調をきたしかねないしな。
    (スパッツがアウトだったんで、とことん卑屈になっている。)
     
    では、レギンスの股見えはどうだろう???
     
     
    これ、人に訊いたら、男性は恥ずかしいという意見で
    女性は気にしないという意見だった。
    サンプルが2つだけだけどな。
     
    多分、レギンスをズボンと捉えるか、タイツ系と捉えるかの違いかな?
    私はもうレギンス自体が似合わないので、全恥だと思っている。
    ああ・・・、老いるとタブーが増えていくうううううう (号泣)
     
     
    ちなみに、マスクで顔を隠していたんで
    ババアだと知らない人々が、足を見て行く事に
    違う意味での楽しさを味わってしまった。
     
    でもそれは、あまりにも卑怯すぎてバチが当たりそうなので
    私はもう一生、冠婚葬祭系の義務スカート以外ははきません!
     
    ナイスバディーにも限界あり、だと認めます。
    私の取り得、割に全滅・・・。
     
     
     

    評価:

    mont-bell(モンベル)


    ¥ 5,200

    (2011-09-16)

    コメント:私がものすごく似合わないのは、何かこういう感じのスカート。 これにレギンス、ナイスバディーには良いと思ったのに。 ・・・ナイスバディーじゃなくなった、という意見は、自分でも思ってるから、わざわざ言わなくていい!

  • 色の見え方

    どっかで記事に書いた気もするけど
    “色” の見え方って、人それぞれのような気がする。
     
    “人” どころか、右目と左目でも違う。
    私は左目が赤みがかって見えるのだ。
    緑内障の目薬を点し始めてから、それが顕著になってきた。
     
     
    ところで皆、思った事はないだろうか?
     
    老人は何故あんなヘンな色の服を着るのか?
     
    服だけじゃなく、靴、バッグにいたるまで
    こんな色どこで売ってるの? という色柄をまとっているよな。
    常々この疑問を抱いてきた私は、若い頃は
    「きっと美術の授業とかなかった世代なんだな」 と解釈していた。
     
    が、その色盲世代のご近所年齢になった今
    私もヘンな色の服を着ていないか、とても不安である。
     
     
    というのも、小学生の時に色盲検査で引っ掛かり
    (理由は私があの図をパズルと勘違いし、解いたせい)
    その後も色彩学教師に、「おまえは色盲か!」 と怒鳴られ
    緑内障の目薬で視野が赤みがかっている、という
    四方八方隙なしの腐れ色彩感覚に陥っている気がするのである。
     
    しかもここにきて、“暗い色は老けて見える” という
    ファッション界の常識が本当だった! と思い知り
    黒灰茶紺の世界から、一気にパステルカラーへと飛び出そうという
    無謀なチャレンジも、やってる真っ最中なのだ。
     
    ババアになってわかったのは、ババアは好みとかじゃなく
    この色にせざるを得ない “事情” っつーのがある、事。
     
    ほら、よく見る全身ピンクのババア、
    あの人は、無意識か意識的にかはわからないけど
    女性ホルモンを色の心理効果で補おうとしているんだよ。
    私も裕福になりたいんで、全身黄金色にしようかと思うもん。(大仏か!)
     
     
    それにな、眼科医に 「視野が赤い」 と訴えたら
    「おかしいですねえ、歳を取ると普通は黄ばんで見え始めるんですけどねえ。」
    と、眼科医からいらん情報をもらったんだよ
    これを聞いた途端、世界が黄色く見え始めた私の自己暗示ブラボー!
     
    えーと、眼球のどこかが黄ばむんだと。
    言われてみれば、ディオールも “老化による皮膚細胞の黄ばみ”
    に着目した美白理論を展開しとったし
    白い布も経年劣化で黄ばむし
    人間、歳を取ると世界が黄色くなっていくのかも知れない。
     
     
    こういう悲しい老化項目を客観的に検証するのが
    何でも報告の恥知らずな私の役目だが、今回は残念ながら
    目薬で視野真っ赤で、“一般的” な観察は無理。
    人に 「黄色くねえ?」 とか訊いても
    徐々に徐々にと黄ばんでいくだろうから、自覚も難しいと思う。
     
    よって、世界の黄ばみは謎のままだが
    あの青緑はジジババたちには、プラス黄色で
    エメラルドグリーンに見えているのかも知れない。
     
     
    残る問題は、小さな細かいヘンな柄物。
    (何か、いきなり出現した新たな項目だが
     “色柄” と言うだけあって、“色” ときたら次は “柄” だろ。)
    よくおばあさま世代が、そういう模様を選んでいるが
    それこそ、どこで買うの? である。
     
    これは解決した。
    スーパーの婦人服売り場に行けば、普通に売ってた。
     
    ただ解せないのが、しまむらとかでも
    おばあさま世代は、黒っぽい細かい柄物を探し出しているので
    「それしか売っていないから買う」 という消極的なものではなく
    「それが着たい!」 という情熱のようだ。
     
    ・・・何故、歳を取ると黒細かい柄に走るのか・・・?
     
     
    もしかして、色だけじゃなく形の見え方も違うとか?
    あの黒地に小さい小花模様ぎっしり、とか
    ペペペペイズリー? と動揺して解釈せにゃならん幾何学的な模様とか
    老人3D・EYEで見たら、ものすごい美しい柄なのかも!
     
    緑内障の上に、近視乱視も入った邪眼な私には
    この検証も出来るかどうかわからない。
     
     
    て言うか、何でこういう事に興味を持ったのかっちゅうと
    くれようとするじゃん、年寄りって。
    「これ、買ったんだけど、いる?」 って。
     
    それが、ものすごく貰って困る色柄が多いんだよ。
    (レースとかフリルとかの女性らしい服をくれる叔母は確信犯)
    だけど大抵が私には入らないんで、難を逃れている。
     
    私、華奢なんで細いと思われがちだけど、肩幅が広いんだよ。
    乳もあるし、Mなんて着たらパッツンパッツンだぜ。
     
    足が長いんじゃなく、座高が低い
    頭が小さいんじゃなく、肩幅が広い
    ウエストがくびれてるんじゃなく、肉が前にしかついてない
    こういう私マジックで奇跡のナイスバディーなんだよ、実は。
    ほーほほほほほ
     
     
    途中から、“色の見え方” にはまったく関係ない内容になっていた事に
    お気付きいただけだろうか・・・。(呪いのビデオ風に)
     
    要するに、ジジババのファッションの何もかもが
    “私たちの知らない世界” なのである。
    ヘンな色にヘンな模様、あのすべてが理解できない。
     
    でもそれが、“見え方が違う” としたら
    何だか、ものすごくロマンを感じないか?
     
    同じ星に住んで同じ種類の生き物なのに、見えている世界が違う
    しかも、もしかしたら歳を取れば、自分もそうなる可能性がある
    としたら、何だかワクワクしねえ?
     
    最近の私は、ファッション誌より
    近所のおばあさまたちに注目している。
     
     
     

    評価:

    株式会社 半田屋商店


    ¥ 15,999

    コメント:すっげー高価だよな。 教材用だからか? 私がやったのは、何枚もの紙に模様が描かれてたやつだけど、模様の配置で微妙にわかるんで、まるでパズルだったよ。 昔の検査は杜撰だったんかもなー。

  • 服の値段

    この前、某店に行ったらさ、服の安売りをしてて
    私、何故かバーゲンに行き当たらないんで
    喜んでチェックしてたんだよ。
     
    そしたら値札に “300” って書いてあって
    これは何の数字だろう??? と、しばらく悩んだんだ。
     
    私、長文を書くくせに長文が読めない、とかタワケてるだろ?
    実は算数も出来ないんだよ。
     
    特にパッと見た数字の単位、千・万・10万といったのがわからなくて
    そんな私が結婚時代に経理をさせられて
    電卓の数字が出るところの上部に “10万” と貼っていたら
    元夫に 「おまえはバカか!」 と、ものすごく怒られて
    “バカか?” じゃなくて、“バカ” なのに
    こいつは何を今更怒っているんだろう? と不思議だったのは
    私の戸籍にバツマークが付く由来。
     
     
    そんな恥ずかしい過去はどうでも良いとして
    値札をパッと見て、いくらだ! ってのが瞬時にわからず
    「1・・・、10・・・」 と数えている内に
    店員さんに、「それ、良いお色でしょうー?」 とか
    捕獲されるのも日常茶飯事である。
     
    あ、そういう時にどう逃げるかを伝授しとこうな。
    恥をかなぐり捨てろ!
     
    「これ、おいくらですかー?
     1・・・、10・・・、ええーーー、○円ー?
     すっごく良いけど、余裕がないのですみませんー。」
     
    私、関西に来てこれを言えるようになったよ。
    だって本当に貧乏になったんで、言わざるを得ない。
    それを置いといても、見込みの薄いヤツに時間を取られるなんて
    店員さんが気の毒だろ。
     
     
    そんな私のお財布事情もどうでも良いとして
    上の “300”、どうしても意味がわからず
    店員さんに訊きに行ったさ。
     
    実はそのパート3?4?
    とにかく、またいたらんカミングアウトだけど
    私、消費税の計算が出来ないんだよーーー。
     
    今、0.5%だっけ?
    値段を半分にして、その10分の1、という計算で良いんだよね?
    (これがバカの考え方である。
     お陰で私は、理解している事を人に教えるのは上手いぞ。)
    もし、この “300” が消費税だとしたら6000円?
     
    と、その札を凝視しつつ考えたさ。
    さあ、どっから言い訳をすれば良い?
     
     
    「すみませんー。 この服、おいくらですか?」
    と訊いたら、店員さん、値札を見て 「300円です。」
     
    そのまんまじゃん!!!
     
    思わず、「え? 何でそんな安いんですか?」 と訊いたよ。
    そしたら 「売れ残りなんですよー。」
    他人事とは思えずに、即買いしたさ・・・。
     
    でもさ、他人事じゃないのなら、この服も絶対にいたらんはず。
    ちょっと動いたらすぐ寝込む私のように
    1~2回着たらボロボロになるかも。
    と言うか、要ドライクリーニング素材なんだけど
    クリーニング代の方が高いはず。
     
     
    知人が言うには、「何でそういう事で悩むの?」。
    300円なんだから、数回着て捨てれば良いでしょ、って。
     
    私にはそれが出来ないんだ。
    お金には無頓着だけど物には執着するという、頭が悪い性格なので
    一度、自分ちに迎え入れた物は、大事にするんだよ。
    値段じゃないんだ。
     
    この300円の服も、安いから買ったわけじゃなく
    良いと思えたから買ったんだ。
    その証拠に、他にも300~500円の服があったけど、それは買わず。
     
     
    この服がすぐボロけたら悲しい・・・。
    そう悩み苦しむ私は、よっぽどなヒマ人なんだけど
    とりあえず長年の夢だった、「これ、いくらに見える?」 をして回ったよ!
    そう、関西人のお家芸、安さ自慢。
     
    結果、5000~6000円となった。
    安いもの探しがヘタな私だから、あなどられたのもあるだろうけど
    “300円” は服の値段じゃねえよな。
     
     
    にしても、今の服って価格破壊もいいとこだよな。
    私、裕福時代もファッションにはお金を掛けなかったんだけど
    それでも1着2~3万円のを着てて、それがアホみたいだ。
     
    ブランド好きだったんだけど
    今は全身、しまむらユニクロイオン、と
    中身も合わせて、私、2万円ぐらいの値段じゃないだろうか?
    臓器、売るほど健康じゃないし。
     
    “私” の値段、服の話になると、いつも言ってるよな。
    割に値段が下がらないのは、意地かもな。
     
    まだ7000円ぐらいで売れるはず、と信じてる!
     
     
     

    評価:

    XTRA


    ¥ 500

    コメント:ごめん、史上最低のレビューをするけど、これ何? “300円” で検索したら、これがデカい態度でトップに出てきたんだよ。 このブツブツも気持ち悪いけど、そんな堂々と来られたら貼らないわけにいかねえだろ。 で、おめえ、何?

  • 白い靴

    赤い靴なら、良いじいさんかひいじいさんに連れられて行くが
    (念のための注釈 : 本当の歌詞は “異人さん”)
    今日は “お迎え” と言えば鎌かつぎ骸骨が来るババアの、白い靴の話。
     
     
    ナイスバディーの私は、もちろん足も美しい。
    横幅も狭く、外反母趾もなし。
     
    私の足に合わないのは靴の方が悪いのよ!
    と、アントワネット以上の高飛車さで靴をデザインのみで選んでいた。
     
    さて、ここで残念なお知らせが。
    ババアになると、もれなく足が痛くなる!
     
    今まで履いてた靴たちが、前触れなく痛くなる。
    家を出た時は平気でも、歩いている内に痛くなる。
    何故か平気な日もある。
     
    ・・・何で老婆の靴が横幅が広く、靴底が厚いブサイクデザインか
    よくわかったよ・・・。
    あれは “足に負担がない”、これに一点特化した機能だったんだな!
     
     
    そこで、昔まだちょっとは動く気力があった時代に買った
    黒いウォーキングシューズの出動出番が増えた。
    これだと、ほんとラクなんだ。
     
    そもそも、避暑地にご静養にいらっしゃってる深窓の令嬢風味な私の
    足の皮が硬いわけがないもんな。
    そりゃ痛くもなるよな。
     
    ツラの皮だけは厚いがな。
    いっそ顔に靴を履きたいよな。
    ドやかましいわ!
     
     
    という感じで、最近の私は歳に甘えて
    ラクな、そのウォーキング靴ばかりを履いている有り様である。
     
    他の手持ちはファッションブランドの、デザイン重視のとかばかりなんだよ。
    大事に履いているんで、20年前に買ったのすら現役さ。
    でもそいつら、格好良い代わりに足にとても厳しいんだ。
    中敷きとか試してみたけど、虚弱足をフォローしきれねえ。
     
     
    んで、重さも気になり始めた。
    ババアの足に、ファッショナブルな鉄下駄は無理!
     
    だったら、“運動靴” というのを買えば良いんじゃないか?
    黒はあるので今度は白!
    と思いつくのは、自然な流れ。
    よって最近は、白い運動靴探しの旅に出ているんだ。
     
     
    私の靴の好みはさ、細身のデザインなのだ。
    そういう形が足に悪い、とはわかっているんだけど
    運動靴の形、モサッとしてるよな。
    んで、高いの!
     
    たまに、お、これ良いな、と思ったら2万超えで
    自分の見る目の確かさを思い知ったさ。
     
    だけど私の経済力は貧の一字なので、好みじゃないジャンルには
    なるべくなら、お金を掛けたくない気持ち、わかるよな?
    運動靴だから、3千円台で考えてたんだけど
    ほんとナメててすいませんでしたーーーっ!
    運動靴、高い! すっげえ高い!! 良さ気なやつほど高い!!!
     
     
    人に訊いて回ったら、どこどこの何とかシリーズ?が割に細身かも
    とか、絶対に覚えられないメーカー名やブランド名を言われまくり
    しかも人それぞれにこだわりがあって
    運動靴の世界も奥が深いんだな・・・。
     
    ニュースを観てたら、オリンピックのボクシングの試合があって
    ボクシンズシューズなら柔らかいかも
    あっ、F1のドライビングシューズも軽そう
    と思ったけど、幅広く売られてないのは余計に高いよな。
    てか、靴底薄そうだからダメだな。
     
     
    最初は気軽に、「3千円台で」 とか考えていた
    自分の好みとはかけ離れたデザインの運動靴。
     
    足の健康を重視して、諭吉発射をするべきか?
    それとも、好みのデザインに会えるまで旅を続けるべきか?
     
    3千円だろうが万超えだろうが、値段に関係なく
    買ったものは大事にするんで、10年は余裕で持つ。
    だから出来れば、好きなのを買いたい。
    けど、運動靴は好みのがほぼない。
     
    何より、クールエレガント意味不明ババアを目指しているのに
    “運動靴” って、どうだろうか?
     
     
    ズラリ並んだ靴たちを前に、色々と考えすぎて混乱して
    フラリ入った靴屋さんから、ヨロヨロと手ブラで出る日々なんだ。
     
    皆なら、どうする?
     
     
     

    評価:


    ¥ 4,800

    コメント:パンクファッションをしてた数十年前に、こういうのを履いていたよ。 女性でもメンズライクなファッションなら、意外と幅広く合わせられるデザインだけど、ババアの脚力では無理だな。 軍系靴はむっちゃ重いぞ。

  • パンティーはエロ用語です!

    だって私の周囲で、「パンティー」 と言う女性、いないもん。
    皆、「パンツ」 なんだ。
     
    “パンティー” という単語を聞くのは、時折男性が
    「何て言うの? その、女性の下着、パ、パンチー?」
    とか説明に困っている状況しかない。 (注: 老人間の会話)
     
    下着屋さんでは、“ショーツ” とか “アンダー” とか
    ものすごく統一感がないので、もう投げやりに
    “パンツ” と言っている女性が多いと思う。
     
    この “パンツ” も、ファッション用語で “ズボン” 系の事を言うんで
    区別に困る事がよくある。
    どっちも同じく股ぐら付近に着ける衣類だし
    もう、どう表現したら良いのやら!
     
     
    ちなみに、ファッション用語だけど、替わり過ぎじゃねえ?
    この話、もう何回目かも忘れたけど
    怒っても怒っても怒り足りないよ!
     
    “スパッツ” が “レギンス” に変身したのは記憶した。
    そしたら今度は何だ?
    ロシアの民謡みたいな名前になってねえ?
     
    嫌! 調べたくない。
    どうせ一生懸命に覚えても、来年あたりにはまた替わってるんだろ?
    私の脳は、ものすんごい低容量なんだよっ!
     
    私が若い頃は、こんなに用語が氾濫してたかなあ?
    少なくとも移り変わりは、もっとゆっくりだったような。
     
     
    あ、もういっちょ脱線させて。
    靴な、大きめか小さめで迷ったら、絶対に大きめを選ぶんだぞ!
     
    靴屋さんは、「革靴は伸びる」 と言うけど
    伸 び ま せ ん !
     
    これをこの前、言い返したら
    「本革の靴の話ですよ?」 と言われた。
     
    ・・・・・・・・・・・・・・
    このクソ女性の店員さんめ!
    私の時代は、靴は本革が主流だったんだよ!
    合皮なんて技術が出回ったのは
    長年生きてる妖怪ババアからしたら、つい最近さ。
    若い頃の私の靴の素材は、布以外はほとんど本革だったんだよっ。
     
     
    あのな、靴は、特に革靴はきちんとお手入れをしても
    伸びて足にフィットした時には傷んでるんだよ。
    そういう靴は、古臭い雰囲気になる。
    大事に履いていたら、そうなるまでに時間が掛かるんで余計に。
     
    シューストレッチャーとか、するぐらいなら
    最初から、自分の足に合わせて靴を選ぶべき。
    むっちゃ手間だぞ、靴の管理。
     
    だから、靴は大きめを選ぶべし!
     
    いやな、「本革ですよ?」 の言い方が、バカにしたような言い方で
    久々にデパートで嫌な思いをしたんだ。
     
    小さめサイズしか置いていない時の店員さんの、「革は伸びる」 は
    信用しない方が良い! というのが、私の経験からの忠告だぜ。
     
     
    さあ、より一層ピリピリした空気の方向に話が行ってるけど
    ギャアギャア言って気が晴れたんで、帰って来ただよ。 ただいまー。
     
    “パンティー” を何故に “エロ用語” と断定するのか?
    それは、“パンティー” という言葉が消えないからだ。
     
    んで、よーく考えて発音してみると
    “パンティー” という音の構成が、とても卑猥だと気付くだろ?
    a + n + e + i だぞ。
    しかも最後は伸ばすんだぞ、「いい~」 って。
     
    これは、ネットでエロサイトを回ってて
    世間では死語になりつつすらある “パンティー” が
    エロ関連ではやたら使われてる事から、推測したんだ。
     
    つまり当の女性たちは使わないのに、生き残ってる単語は
    男性が目的あって使うためだと!!!!!! (怒涛の ! 連打)
     
     
    どうだ?
    このコナンもビックリの推理は。
     
    ・・・ふっふっふ
    実はな、この根拠の一切ない、私の感覚のみの意見を
    世論にまで高めるために、
     
    もう既に私の周囲の男性たちを洗脳し始めてるんだよ。
     
    邪気のない素直な表情で
    「え? パンティーはエロ用語ですよー? やだあ」 って。
     
     
    「よー?」 のとこの “?” が、信憑性をかもしだすコツな。
    何故に句点で終わるところを、あえて語尾を疑問形にするかというと
     
    「○○ですよー。」 の後に
    「そんなの常識だから、当然わかってますよね?」 が隠れているのだっっっ。
     
    常識だからこそ、そこまで確認しないであげる思いやり!
    それをイントネーションで表現するために疑問形にする、ちょっとした親切!
     
    その空気を感じ取って、人は騙されるのである。
    あえて言わずに思い込ませる
    これぞ、必殺・文豪詐欺!!!!!!
     
    何をエキサイトしてるんだろうな、私。
     
     
    たまには自分で呼び名を決めたい、ババアの野望っ!
     
     
     

    評価:

    mico


    ¥ 1,650

    コメント:ほれ、“パンティー” で検索すると、こういのがトップに並ぶ並ぶ。 にしても、これは “下着” の意味を成してねえよな。 でも、あくまで “下着” じゃないとダメなんだよな? ヒモ巻いときゃ良いわけじゃねえんだよな? 気難しいのお。

  • ババアと有効距離

    老化報告 12.7.5 で、敗北宣言をした私は
    やさぐれの真っ最中で、服などどうでも良い心境にまで落ちていたが
    まさか裸で徘徊するわけにもいかないし
    時は、年に一度の夏のバーゲン。
     
    ババアで貧乏でブサイクで頭が気の毒で性格が悪いので
    バーゲンでしか良い服を買えないのも、しょうがねえよな
    と、とことん反抗的な気分で、デパートに行ったさ。
     
     
    私がデパートが好きなのはな
    短距離間内に多くの店があるからなのと
    ヘンな店員さんがいないからだ!
     
    特にデパートのショップは、とことんチヤホヤしてくれるので
    気持ちアゲ目的で、毎日でも入り浸っていたいのだが
    財力がハンパなく、I have no money なので
    夏冬のバーゲン時だけ出没する、貧乏神化になっておるんだ。
     
     
    ここでまたひとつ、心が地面にメリ込む話をしよう。
    大抵のデパートでは、女性のファッション売り場が3~5階あるのだが
    年齢が上がると、適応売り場も上の階へと上がっていく。
    階が上がるにつれ、服の値段も上がっていく。
     
    この国では、ババアは裕福前提!!!
     
    私なんか、もうファッションフロア最上階の住人なので
    冗談抜きで、バーゲンしかも50%OFFの時しか
    買いに行けないのだよ・・・。
     
     
    と言う事で、初手からファッションフロア最上階に直行した私。
    グルリと全体を回って、良さげなサマーニットを見つけた。
     
    接客に来てくれた店員さんの年齢や服を見て
    うん、私はここで服を買って良い、と確信。
     
    「何かお探しですか?」「ええ、半そでニットを」
    ここまでは通常のやり取りなのだが、こっからが転落。
    「贈り物ですか?」「? いえ、自分用ですが。」
     
    あー、これ半そでじゃないんですねえ とか言いつつ
    服を広げて見ている私の横で、店員さんが何か言いたげ。
     
    「これ、どうですか?」 と、体に服をあてて訊くと
    「とてもお似合いだとは思いますが、入りますかね?」
    え? とプチパニくり、「入らないですかね?」 と質問に質問で応えると
    「ここは小さいサイズの売り場なので、お客様には入らないかと。」
     
    そこでハッと気付く。
    その店員さんを見おろしている事に。
    店員さん、ものすごく小さいのである。
     
    「あー、それは失礼いたしましたー。」 と謝ると
    店員さんは、普通のサイズ売り場まで案内してくれたさ。
     
     
    ・・・ここで終わらないのが私。
    他のショップで、「これ、良いですねー」 と服を広げていたら
    「はい、とてもお似合いですが、ここは大きいサイズなので・・・。」
     
    これ、ネタじゃなくマジで。
    服はゆったり着たいので、LやLLを着ているから大丈夫だろと思ったが
    専門的?な大きいサイズの売り場だったらしい。
     
    ここでも、ほんとすいませんほんとすいません、と
    “普通” のサイズのところに連行されて
    ほんと、ボケ老人の迷子誘導のようで情けなかったぜ。
     
     
    皆、今はサイズで売り場が分かれているデパートもあるみたいだぞ。
    ・・・いや、昔からあるのかも知れないけど
    昔は買うブランドを決めてたんで、気付かなかったんだ。
     
    気付いた今でも、デパートでは物欲に目の色が変わるので
    周囲が見えていないで、また同じ過ちを繰り返すのが私だがな。
     
    好きなブランドのことごとくが、年齢に合わなくなって
    知らなかった上層ブランドの名前を覚える記憶力も低下したので
    漂流買いになってしまい、無差別購入をしているのだが
    ブランドに頼れない上に微妙な年齢って、難しい!!!
     
     
    ・・・ここまでが前置きだったら怒る?
    今回はやたらボケを連発したので
    ここで報告しないと何のために恥をかいたのか
     
    いや、ブログを書くために恥をかいてるわけじゃないぞ!
     
     
    でな、ナイスバディーの私は、大抵の服は似合うんだよ。
    首から下だけ見ればな。
     
    顔のつくり、ファッションと大いに関係あるよな・・・。
    貧相な顔だと、フリル系やフェミニン系が似合わねえ似合わねえ。
    好みが軍服系だから良いけどさ。
     
    そんな私が試着をしたら、全似合いお買い上げ決定なのは当たり前。
    そこで必ず数着は着てみる。
    一番似合うのを店員さんに選んでもらえば、間違いない。
     
     
    今回は、ババア入門で卑屈になっていたので
    店員さんに、「私、○歳なんですが、これ、許されますかねえ」 と
    ほんとすいませんほんとすいません的に弱腰に。
     
    すると店員さん、「お客様、実年齢より見た目年齢で考えるべきですよ。」
    その見た目年齢がアウトコースになったから、終わったんじゃん!
    と、イライラしつつも、試着して鏡の前に立つと
     
    あれ? 私、すっげえイケてる?
     
     
    ここで注意を。
    服屋さんの鏡はちょい縦長に映るので、誰でもステキに見える。
    つまり私なら、もんのすげええええええ格好良く見えるのだよ。
    そこを差っ引いて、落ち着いて考えねばならんのだ。
     
    ここらへんは、いつもとても冷静に見るのだが
    今回も、いつもと変わらずお似合いで格好良い。
     
    どういう事だろう??? と、しばし鏡の前で悩む。
    店員さんに3着の中から選んでもらったのは、一番若々しい服。
     
    帰宅して洗面所の鏡の前で着ると、似合ってるけどババア。
    それを着て、スーパーのガラスに映ってるのを見ると、すんげえ格好良い。
     
    もうわかったな?
     
    歳を取ったら、通用する距離が遠くなるのだ!!!
     
    20代なら、友人との30cm距離でも大丈夫。
    30代なら、1mは間隔を取りたい。
    歳を重ねる毎に、その距離が伸びて
    今の私は、3mあれば何とかまだ “女の土俵” に立っていられるようだ。
    うん、多分まだ3mでイケるはず。 いや、4か・・・?
     
     
    若い頃は、唇! 目! と小さいパーツで勝負できてたものが
    乳! 尻! と、アピール部分が大きくなり
    歳を取ると、どんどんマクロの世界になっていって
    「全体的雰囲気で何となく見て!!!」 になるのだな。
     
    つまり、ババアはトータルファッションに命を懸けるべし!
    髪も肌も服も靴もバッグも、全身で捉える必要があるのだ。
     
    そうか、女性は誰しも、この時に向けて経験を積んでいくんだな・・・。
    ババア・人体グローバル化、ヒイイイイイイイッッッ
     
     
    鏡と5cm距離で皮膚を見つめて、肌の手入れをして
    毛穴隠しに奔走してたんだから、早くこれに気付くべきだったのに
    途中で “お手入れしないお手入れ” とかに行ってたもんで
    そのまま、ミクロの世界に漂っていたんだよなあ。
     
    時々外の鏡でふいに自分を見て、おお! 格好良い! とか
    自画自賛している割には、そこまで気にしてないっつーか
    ザツな性格だもんで、その時に調子に乗るだけで終わって
    深く掘り下げなかったのが、私のクソバカ野郎なとこだよなあ・・・。
     
     
    皆、もう気付いてるかも知れないが
    年齢とともに、自分のアピール面積を広く考えて
    大事な人とは距離を取って接するようにな。
    性交渉は暗闇の中のみでだぞ。
     
    ババアは遠目で勝負!
     
     

    評価:

    金曜日


    ¥ 1,050

    (2005-04)

    コメント:この類の本は、自分の意見を構成していく過程で出会うひとつの説、として捉えるべきだと思うんだ。 人生にソースはない。イカリじゃないぞ。 自分が経験してきた事をベースに、勘で選択していくしかないんだ。 そのために色んな事を見聞きし続けようぜ。

  • ブラキャミ

    体を締め付けられるのが大嫌いなので
    いつも裸でいたいんだが、それは色んな万が一がある。
     
    ・ 地震がくる
    ・ 火事になる
    ・ 来客がある
    ・ 電線工事の人と目が合う
    ・ 老齢による突発的な気絶
    ・ 単刀直入に死
     
    そんで、裸は冷える。
    どんだけ空調を整えても、裸は冷える。
    真夏でも腹を出すと冷えるだろ?
     
    人間、本来なら全身毛むくじゃらだったんじゃないかと思うんだ。
    皮膚を出すと体調に響くだろ
    布で覆われてないと、生きるのが無理っぽくねえ?
     
     
    で、ブラとか特に嫌いなんで
    ここのコメント欄で教えてもらったブラのついたキャミを買ってみた。
     
    ・・・・・・・苦しい・・・・・・・・・・
     
    これじゃ、ブラと変わらんだろうーーー。
    いや、ブラより苦しい。
    腹回りに、いらんシェイプ機能がついてる気がする。
     
    “気がする” と言ってるのは
    現にそういうボディースーツ機能のあるブラキャミも売ってて
    そういうのを避けて買ったのに
    それでも締め付けられてるのが、不可解だからである。
     
    て言うか、普通の衣服自体、締め付けてる気分なんだよー
    どこの狼に育てられたババアなんだよ? 私・・・。
     
     
    んでな、サイズがザックリとS、M、L、LLとあったんだけど
    スレンダー系ナイスバディーなら、Mで良いよな
    ブラサイズ、確かCカップだったから。
     
    とか、冷静に判断したのに、横乳はみ出しは何ですかー?
    うわ、私もとうとう脇下にブラ段差が出来るババアに?
    と、ものすごく落胆したけど、普通のブラじゃならない。
     
     
    もう、何から何まで不思議満載な気分で
    横肉・背肉をカップに押し込んだら、胸に谷間が!
     
    それは悪い事じゃないだろう、だって?
    ばかもの!!!
     
    ババアの谷間は、どの部分であろうと使い道なし!
     
    目のやり場に本気で困るシロモノなんだよ
    ある年齢を越えたご婦人の肉の谷間は
    念のために繰り返すけど、ど・の・部・分・で・あ・ろ・う・と。
    はっきり言って、ババアの露出系やる気は迷惑!
     
    異論は受け付けるけど、私の目の前じゃ露出すな。
    私なんていっそ、棺おけコスプレをしたいぐらいだよ。
     
    ナイスバディーの私がこう言ってるのに
    「私は気にしないわ」 とか露出するヤツは
    潔く、私に罵倒されてくれ。
     
     
    で、MでダメならLにすれば良いじゃない!
    と、アントワネット気分で、Lを買ってみたんだよ。
    違うメーカーだったのがアダになったのか
     
    Mより苦しい・・・・・
     
    て言うかさ、私のブラは敏感肌用のノンワイヤーなんで
    アンダーバストの締め付けも、それ程ないんだよ。
    ただ、着けて動いてると、ちょっと下乳はみ出が不安になるんだ。
    ブラは、ワイヤーで乳の下をしっかりホールドするものなのかもな。
    でもワイヤー、肋骨が痛いんだよーーー。
     
     
    という理由なのか、ブラキャミも乳下が痛いんだよ。
    ワイヤーなしなのに。
    そんで痒くなる。 MのもLのも。
     
    街中で胸に手を突っ込んで、ボリボリ掻きたくなる。
    実際、誰も見てない瞬間に密かに掻いておる。
    が、誰も見てない時ってないから、多分誰かに目撃されてる。
     
     大 恥
     
     
    さて、おめえもそろそろノーブラで良くねえ?
    と真っ先に槍玉にあげられそうな、リアルババアな私であるが
    どうも私は、もちっとブラをしてた方が良いようだ。
    寄せて上げなけりゃ目立たないだろうし。
     
    と、そこらへんは謙虚になっておった。
    しかし私の家姿は最悪。
    宅配がピンポンきて、ま、いいか、と気を抜いて出たら
    宅配の兄ちゃん、一度も私の顔を見なかった。
    目が乳に釘付け。
     
    ばかもの! 乳出しで出たわけじゃないぞ
    いくら何でも服は着とるわ。
     
    が、薄い布地のみでは隠せないブツ、それが乳首。
    私的には、乳首はどうでも良いんだけど
    エロ本とか見てると、乳首ものすごく大事っぽいんだ。
     
    え、その法則、ババアにも適用されるの?
    と、驚いたけど、どうやら適用してくれやがる人種はいるらしい。
    うーむ、その課題を忘れていた。
     
    ちなみに、民間人は誰も知りたくもない情報だろうけど
    巨乳好きは、どうも乳輪も大きいのが好きみたいだぞ。
    スイカ大の乳に、皿のような乳輪の絵が
    ネットの片隅では、はびこっておるんだ。
     
    そんなところに行こうものなら
    もう、うちのウイルスチェックソフトが怒る怒る。
    どうやら、うちのソフトは貧乳好みらしい。
    いや、きっとそういう問題ではないな。
     
     
    ニプレスもヌーブラも、かぶれる報告を聞くし
    やっぱり、やる気のないババアの乳首はブラキャミで隠すべきか?
    それとも、もう乳固定はせんで良いから
    タンクトップにパッドだけ付いたのを買うか?
    いや、それは女性リタイア宣言も同然か?
     
    ここにきて今更な迷いをいちいちするのは、乙女の名残り?
     
     

    評価:

    UNKOWN


    ¥ 2,300

    コメント:これを装着すると、腹肉やら背肉が渦を巻くように胸に集まるんだってよ! もう一度言うけど、肉が渦を巻くかのように乳に集まるんだってよ! このキャミの下で肉が一体どんな事に!!!!! 買ってみたい衝動に駆られるけど、これ絶対に苦しいと思う。 何せ肉がサイクロン!

  • ピアス

    潜伏の “ピアス” に書いたように
    私の耳は、片方だけピアス穴が開いている。
    それも “ゲイ” の証しとか言われる右耳に。
     
    その穴を潰そうと思ったんだ。
    ゲイの人の感覚は、よくわからないけど
    排他的な考えの人もいるだろうから
    ゲイじゃないのに、ゲイ面するような紛らわしい事は
    失礼にあたるかも知れないじゃん。
     
     
    それにピアス、風呂に入る時や美容院での脱着が
    とても面倒くさいんだよ。
     
    私さ、ガサツ系だという期待を裏切らず、とても不器用なんだ。
    細かい手先仕事が、苦でしょうがない。
    ザツにすると、ピアス穴ってすぐ傷が入って膿むしな。
     
     
    ちょっと話を逸らすけどさ
    風呂に入る時に、アクセサリーをしたままの人っているじゃん。
    泳ぐ時や水仕事時とかも。
    特に結婚指輪は、はめっぱなしの人が多いようだ。
     
    それが私には解せなくてな。
    そんなん着けっ放しにしてて、カブレんのか?
    水に触れると、余計に皮膚に負担が掛からんか?
    それを着けてる部分、洗いにくくないか?
    水分や塩素やその他の成分に弱い金属ってあるんじゃないか?
     
    てか、アクセ自体、うっとうしくないか?
     
     
    さあて、上の1行でこの記事が台無しになってしもうたが
    私はアクセサリーが嫌いなんだよ。
    てか、何にも誰にも触られたくないんだ。
     
    彼氏とか手を繋ぎたがるけど
    内心、「歩きにくい」 とか思っていたほどだ。
     
    ・・・すみません、ウソです。
    「歩きにくい!」 と言い捨てて、手を振り払っておりました。
    こういう態度だと、もちろんバンバンフラれます。
     
     
    それが、最近ようやくジュエリーボックスを開けた。
    そう、かあちゃんが死んで形見として貰った
    あの宝石たちが入った箱である。
     
    パンドラボックスのような存在になっていて
    押入れの奥深くに埋蔵されていたんだが
    何故それを開ける事になったのか?
     
    時計 (11.8.3) の記事を書いたら、電池漏れの忠告をされて
    時計屋さんに持っていくために、封印を解いたのさ。
     
     
    んで、そこでいらん事を思いついて、やってしまうのが私。
     
    皆、家の鍵ってどうしてる?
    私はキーホルダーに着けて、ポケットにブリ込んでるよ。
    だってもし出先でバッグを、失くすor盗られる等して
    その中に家の鍵まで入れてたら、何もかも失うじゃん。
     
    それがな、出先のスーパーのトイレで、全身が映る鏡をふと見たら
    パンツのポケットに、キーホルダーの形が浮いてて
    これは見苦しい! と。
     
    ・・・家で眠ってる、あのアクセ類の中に
    キーホルダー代わりになるものがあるよな
    使わずに封印しとくより、使って壊した方が
    アクセたちも浮かばれるよな
    どうせ微妙な値段のものたちばかりなんだし。
     
     
    というわけだ。
    でも、ひとつ誤算があって、アクセ、何であんなに重いんだ?
    枷 (かせ) かよ?
    よくこんな重いブツを身に着けてられるな
    女性たち、案外怪力なんか? バッグも重いし。
     
    なので、ロングネックレスに鍵を着けて
    首からぶらさげてみた。
    物忘れの激しい徘徊老人のような気分になったんで
    ついでに住所カードも下げてみようかな。 (ヤケ)
     
    そしたら、首にチラリと見えたんか
    私がアクセをしてるなど初めてだったんで
    知人に、どうしたのか訊かれた。
    説明したら
     
    ・・・・・・罵倒された・・・・・・・・
     
     
    安物とは言え、それでも10万20万のものを
    キーホルダーに使うなんて非常識だと。
     
    でもさ、歴史的価値のあるものじゃないんだから
    使ってナンボだと思わんかあ?
    だけど知人たちは、そうは思わないらしい。
    物には物にふさわしい使い方をせよ、と。
     
    その正論に、ものすごく叩きのめされたんだけど
    そうでもしないと、アクセ、使わないよ・・・。
     
     
    えらい説明が長くなったが
    そう、ここまでがすべて前置きだ。
     
    もう私も息切れが激しいんで、本題はさっさとスッ飛ばすけど
    キーホルダー選びで開けたジュエリーボックスの中に
    ピアスたちも眠っていて、それがキレイでさ。
     
    10年以上、放置したのにピアスの穴、塞がらなかったんだ。
    多分この先も塞がらないと思う。
    ピアスは面倒だけど、しないと穴に汚れが溜まるんで
    どうせなら穴が丸出しより、ピアスを着けるべきかも。
     
    ちなみに穴は3つ残ってる。 
    それがまた、目立つんだ。
    これ、どうしようか・・・?
     
    あ、左耳に穴を開ける事は絶対にしないんで
    穴は今後も右耳だけ、っちゅう前提で。
     
     
    えらい長い文章なのに、質問はたった2つ。
     
    1.アクセをキーホルダーにするの、どう思う?
     
    2.右耳のみピアスって、ゲイの証しなわけ?
     
    3.だとして、ゲイではないしババアだけど
      右耳にピアスをしてて良いと思う?
      ゲイの人に気を悪くされない?
      摩擦感情とかないかなあ?
      
      
    あれ?
    何故か質問が3つになったけど、まあいいや。
    意見があったら、聞かせてほしい。
     
     
     

    評価:

    サンスター文具


    ¥ 490

    コメント:何で “穴” で探して、このかどまる3にたどり着いたんか知りたいヤツは、後で体育館裏に来い、じっくり体に教え込んでやる。 ええい、そういう事はどうでも良い! これ、欲しくねえ? きっと試し切りをしきりにして飽きて放置だろうけど、これ、所持したくねえ? 何�