2010.2.10 の記事で、女のバトルの説明をしたが
今年に入ってから、その様相がちょっと変わってきた。
魔女たちからのバトル要請が増えたのだ。
魔女とは、実年齢はババアなんだが
見た目年齢がものすごく若い女性を言う。
TVに出るような魔女は、素直に見た目が若い。
40歳でも、え? 28歳? って感じ。
対して、そこらにいる魔女は年齢不詳。
パッと見、若そうに見えるけど
結構、歳いってるよね? と勘ぐってしまう。
これがプロと素人の違いである。
まず、素人魔女は遠目からでもすぐわかる。
キレイな色の服を着て、ヒールの高いパンプス
マメに美容院に行っているんだろう、とわかる髪。
多くの魔女が、こういう感じで
これは若い女性にもよくあるスタイルなんだけど
魔女は何ちゅうか、これが何故か派手に感じるのだ。
何が違うんだろう、と熟考してみたけど
気合い?
とにかく、素人魔女はギラギラしているのだ。
よって、えらい遠くからでも
あ、魔女だ、とわかるのである。
いつも魔女は、キャットウォーク。
「私を見て! この若さを称えて!」 と歩いているので
ほおほお、と見ている。
目が合うと、「あなたも私を目指しなさいね」 と
勝ち誇られて面倒くさいけど
ババアは美の維持は、意地による部分も大きいので
と、ラッパー並の韻を踏んだ気になりつつ
お互い様だと思って、存分に見てあげていた。
見られて何ぼなんだよな、美容もドレスアップカーも。
うっとうしいかも知れんけど、付き合ってあげれ。
とか、助け合いの精神で、こっちが見る側だったのが
いつからか、睨まれるようになった。
え? 最近の魔女は見たら怒るんか? と思ったが
怒っている目ではない。
もんのすごーーーく、厳しく吟味する目なのだ。
ちょ待て、え? 私、魔女の射程内に入ったの?
いつから同類に? と、とても戸惑う。
よおく考えてみれ。
いくら “若い” と褒められようが
素人魔女は、しょせんババアの若作り。
同類扱い、ほんっと嬉しくねえんだ。
てか、素人魔女のファッション方向性は
私の好みとかなり違う。
通常の女のバトルは、似た属性同士で繰り広げられるのに
魔女バトルは、条件が “年齢層” のみのようだ。
なので、逆に最近はノーメイクに
Tシャツ、ジーンズで出歩いているよ。
「あら? 何かしら?
ちょっとそこまでなので (都会に家がありますの)
ラフなスタイルでごめんなさいね。
(これっぽっちも気負っていませんのよ)」
表情でこれを相手に伝える。
これが私の必殺技だ!
化粧栄えせんツラ構えなんで
ドレスアップ、メイクアップは逆に不利。
私のこの、スレンダーという枠におさまりきれないナイスバディと
お手入れマニアの、当然の結果である
すっぴん美肌を武器にせんでどうする。
ものすごく卑怯な手だが、どんな手段を使ってでも勝ちに行くぞ!
だって魔女バトルって、通常の女性バトルの
「お互いに頑張りましょうね」 というエールが感じられないんだ。
同胞としての情けなど無用、ってフィールドっぽい。
そんなバトルにゃあ、負けたくないだろ。
叩き落とされる前に蹴落としてやるぜ!
という事になると、純粋にツラ構えじゃ絶対に負けるんで
マジで顔は捨てて、全身の雰囲気美人 という
あいまいな勝負に持ち込んでいるが
結構、勝率は良い気がする。
が、その戦歴は誇れない・・・。
バトルメンバーの質の点で。
もんのすごいババアとの争いになっとるんだよ。
結構ファイナル・ステージっぽい。
寿命的な意味で。
何で急激に戦士の層が変わるんだか
この1年で私、どんだけ老けたんか
ほんと魔女バトルは、色々と苦痛で
最近はそれらしき姿を見ると、避けるようになってきたさ。
カテゴリー: ファッション
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魔女バトル
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女のバトル
おしゃれを志している女性なら皆、経験があると思うけど
道行く女性同士の一瞬のバトルっていうのがある。
相手の頭から足元まで、サッとチェックするのだ。
んで、最後に目をジッと見て、火花を散らしてすれ違う。
これは男性の色視線とも、おばさんのぶしつけな観察とも違う。
まるで面接のような、シビアな値踏みなのである。
そこに勝敗はあるけど、同時に同志のようなエールも確かに存在する。
だからこのバトルは、そう悪い事でもないと思う。
さて、私はご存知の通り、女性らしさから逸脱した人材で
こういうチェックバトルには縁がない、と思われるだろうが
いやいや、そんな事はない。
たまに女性っぽい格好をした時には、挑戦される事もあるのだ。
もちろんスタイルの良さと態度のデカさでは、追随を許さないのだが
顔と持ち物の値段で全敗しているので
総合的にはトントンかな、と思っている。
私はあまり人を見ないので、いつもは仕掛けられる側なんだが
電車の中とか、人を待ってる時とかは
ヒマを持て余し、道行く女性を観察したりしているので
その時の私の目は、挑戦者の眼差しになっているかも知れない。
だが関西に来て、益々女性らしさが失われている私なので
もうバトルからは強制引退させられた気分でいた。
ところが、ここのところ “そういう” 視線を感じるのだ。
いつもと同じ服装なので、一体どういう事かと考えたら
例のロングブーツを履いている時に
同じようにロングブーツを履いた女性から見られるのである。
ブーツ、バトルアイテムだったんか! と、驚愕したが
また女性の土俵に上げてもらって、嬉しい気もしていた。
久々の現役表明?
とか思っていたら、友人から指摘を受ける。
「春日になってるよ。」
春日の意味が最初わからず、何? と訊いたら
お笑いの春日の事だった。
ロングブーツは、久しぶりの高いヒールなんで
ハイヒール用の重心の置き方を忘れてしもうて
前につんのめると見苦しいので、かかとに重心を置いて歩いているのだ。
真っ直ぐ立っているつもりだったが、やたら胸を張っていたらしい。
あんなマウンテンゴリラのような歩き方はしてない!
と思うのだが、確かに姿勢、特に胸元の処理が出来ていない気がする。
どや顔で歩いているように思われているんだろうか?
この歩き方に関しては、どうにか改良するとして
あの視線は、「何だ? こいつ」 だったのかも知れない。
いや、確かに値踏み視線をされていたと思うんだが
判定は、・・・想像したくもねえ。
高いヒール、足の妙なとこが筋肉痛になるし背中も痛い。
こんなにもコツを忘れるとは、予想外だった。
健康的にはあまり良くないハイヒールだが、女性の必須アイテムだと思う。
現役でいたいのならな。
何となく、ちょっと女性っぽい服とか買おうかな、とか思っちゃってるし
メイクにも気合いが入っているし、良い傾向?
今度から買う靴の条件には、ハイヒールって項目も入れとこうっと。
いつまでこのテンションが続くかわからんが
靴一足で、こんだけ気持ちが切り替わるんだから
あまり似合わなくとも、ロングブーツ、良い買い物だったかも。
と、今日もどや顔の春日歩きで闊歩しとるのさ。 -
ロングブーツ
夢を見た。
梅田でサイハイブーツを買っている夢。
サーモンピンクのニットに、ライダースジャケット
超ショートパンツに、そのサイハイブーツを履く。
一瞬、この年でこんな格好をしても良いものだろうか、と
ちゅうちょしたが、あまりにも似合っていたんで
そのまま電車に乗ろうとした。
そしたら電車カードに残高がなく、財布を見たら小銭しかない。
その小銭を全部チャージしたら、2000円ちょいになった。
駅構内をガッコンガッコン歩いてて (厚底ハイヒールブーツなんで)
あれ? お金を全部カードに入れたけど
明日からの生活をどないせえっちゅうんだろう、と
えらくボンヤリした事を考えていたら
ホームへの階段がなく、何とはしごで下りなきゃならない。
こ、この厚底ハイヒールブーツで???
と、すんげえビビりながらはしごを下りている最中に目が覚めた。
起きてから、私そんなにブーツが欲しいんだろうか、と、しばし考えた。
と言うか上の夢って、恥はねえは金はねえは危険だはで
やたら不吉くせえ夢で、そこを心配せえ、っちゅう話だが
己の心からの訴えらしきものに逆らえず、また靴屋に行ってしもうた。
そしたら悪い事に、セール中。
前の記事で、自称ババアにニーハイサイハイはダメ! とか書いたんで
とりあえずは、つつましくロングブーツを試着してみる。
そしたらな、入らないんだよーーー!
何かそこの店のブーツって、SMLでサイズが分かれているんだ。
ブーツってそういうもんか?
そんで、ちょっと厚手の靴下を履いていたせいもあると思うんだが
Lでも入らないんだ、かかとが。
入るのって、LL以上なんだよ。
パンプスなら23.5cm、その他なら24cmで、そう大足でもないのに。
ちょ、この基準、何人サイズ? とか思いながらも
妙に勢いが付いて、次々に試着をしていってしまい
ブーツを棚に戻す時に、ザツな事をしたつもりはないんだが
隣のブーツについ当たってしまい
なんと、その棚に並んでいるブーツたちが
まさにドミノのように、パタパタと順序良く倒れていってな。
しかもその棚の前にいた数人の客、それを見た途端
全員スーッとよそに消えていったんだ!!!
えええええっ、信じらんねえ! 私なら多少なりとも助けるぞ?
と、混雑した店内の一角に、ひとり取り残されて
自業自得と諸行無常を嘆きつつ、1個1個ブーツを立て直したよ・・・。
今、書いてて思ったんだが、そういや店員、どうしてたんだろう?
誰ひとり救いの手を差し伸べてくれず
ひとりで10数足のブーツを並べ直して、結構な時間が掛かったんだが。
で、勢い余って買ってしまったよ、ロングブーツ・・・。
“買う体勢” になってしまう、っちゅうのは恐いのお。
それでも自分の信念として、これはアリだろうか? と
店内でものすごく自問自答して、迷いに迷っていたんだが
私よりご年配な女性が買ってたんで、アリか? アリなんだな? と
その背中に問いかけつつ、それでも遠慮があって
ごくシンプルなデザインの黒、という無難なやつを
本当なら、バックルやチェーンがジャラジャラ付いたやつが好みなんだが
そんな私欲を抑えに抑えて、ノーマルで無難なやつを。
でもヒールは高いのを選んだ。
熊本では運転するから、ヒールありは履けなかったんだ。
(運転用靴への履き替えも邪魔くさいんで)
それを履くと、何だかやたらデカいババアになってしもうとるが
とにかくヒールありが履きたいので、しょうがない。
ちなみに値段は・・・、えーといくらだったっけ? 6~7000円?
どうしても1万円以上は出したくなかったんだ。
と言うのも、意外だったんだが、何かパッとしないんだ。
おお、すげえ! とは、ならねえんだよ。
試着の時は、ストレートのジーンズをブーツインして見たんで
スリムジーンズだったらイケる、と判断したんだが
それでも、どうも足元がモタついて見える。
どうやら私の美しい足をブーツで隠すのが敗因っぽい。
ともあれ、知人にフテえ事を言うてしもうたんで
すいませんでした、言うほど似合いませんでした、と素直に詫びたら
ええ? すごく似合ってるよ、と慰められた。
確かにフツーには似合うけど、目を見張るほどじゃないんで
私的にはガックリの結果だったんだ。
こんだけナイスバディを自慢している身としては
すごい! カッコ良い! レベルの似合い方じゃないと、立つ瀬がない。
ほんと、心の底からの叫びとして、そう力説したかったが
謝罪に行っといて自画自賛をするのも、とてつもねえロクデナシなんで
お口に厳重に蓋をして、しおらしくしといた。
ああ・・・、とうとうナイスバディ神話も崩落しかけているのか?
と、ものすごく落ち込んだ買い物だった。
ふくらはぎが温いんで履くけどな。
あっ、そうそう。
もひとつ意外だったのが、ブーツでも足先は冷えるんだよ。
冷え性だからだろうか?
足先の保温は、ブーツも普通の革靴も変わらないみたいだ。
んで、意外っちゅうか、計算外だったのが脱ぐ苦労!
履くのは、立ったまますんなりと履けるんだが
帰ってきて脱ごうとすると、足がムクんでるのか中々脱げない。
うちの玄関と廊下はほとんど段差がないので
1日中履いていた時など、廊下を転げ回って
うーーーーーーーーーーー、おりゃあ! と、ブーツを抜いているよ。
もう、自分でも、何をやっとるんだ、と情けない格好でさ・・・。
玄関用椅子の存在価値が、ようやく理解できたぜ。
もちろん、そんな物を置くスペースはないが。
しかし足がムクむなど、まったく実感がなかったんだが
結構ムクんでいるもんなんだな、とビックリしたぜ。
ちなみに、懸案だった収納場所だが
やはりトール物は置く場所に困り、寝室に置いている・・・。 -
ニーハイブーツ
通常、流行ものには興味がない、元パンク崩れの私だが
おととしからの流行は、かなり気になっている。
ライダースジャケットや、ニーハイブーツ、サイハイブーツなんか
私のためにある! と言っても過言じゃない、など明らかに過言なんだが
とにかく私好みなんだ。
(ニーハイブーツは膝上丈のロングブーツ
サイハイブーツは太ももまでカバーするロングブーツ)
しかし私には大きな障害がある。
それは年齢。
この年でそんなロックテイストなファッションをするのは
アメリカンチョッパーに乗るマニアおやじ並にキツいんじゃなかろうか。
知人とそう話していたら、「全然いけるよー。」 と言う。
これは他人事の無責任な相づちじゃないか? と疑っていたら
その知人は既にライダースジャケットを買っていた。
そこで、その気になって靴屋をウロついたんだが
ニーハイブーツを見た瞬間、思った。
これを家のどこに置けと?
うちの靴箱は、もう靴が入りきらず、靴棚の上にも箱が積み重ねてある始末。
こんなトールな物体を置くスペースなどない。
それに思ったよりは軽かったが、欲しいデザインの靴底は厚く
ガッコンガッコン鳴らさずに歩くのは難しそう。
そんで、膝上まで全部一体化させているので
ヨロケたりしたら、絶対に足首をグキッとイわすと思う。
何かやっぱり足腰の衰えたババアには、無理な仕様のような気がする。
と言う事で、諦めて帰宅した。
試着もしなかった、と、後日知人に言ったら
履いてみるだけ履いたら良かったのに、と嘆かれたので
だって履いたら最後、むっちゃくちゃ似合って
買わなきゃ気が済まなくなるじゃん、と正直に答えた。
知人に、そこまで言うか、みたいに呆れられたので
じゃあ、似合わんと思うか? いや似合うと思う
だろー? 冷静な分析だよ。 と、更に追い討ちを掛けて
買い物が出来なかったウサを晴らした。
人間性と引き換えに。
いや、正直、ババアにはニーハイ、サイハイは見た目に厳しいと思う。
ライダースも無理だと思う。
似合えば良い、ってもんじゃないと思う。
「何者?」 と思われたくないなら、避けるべきだと思う。
関西は自由な街なので、皆、調子こいて好きな格好をしているが
ニーハイサイハイライダースのババア着用は、調子こき過ぎだと思う。
足元を全部皮でカバー出来たら、防寒にすごくありがたいんだが
ババアの足元は、ハーフブーツまでだな。
ブーティー (サンダルみたいにつま先が開いているブーツ)は
見た目にはオッケーだが、冬場に裸足は健康的にタブーだしな。
ほんとババアになると、ファッションが限られてくる。
人は好きな格好をして良い、と思うんだが
“先駆者” にはなりたくないので、私は諦めるよ。
今年の冬は暖冬っぽいので、あの “アンダーワールド” は
出さなくて済みそうで、ちょっとホッとしている。
これも着たら、めちゃくちゃ似合ってしまって
店員さんのお世辞攻撃にも後押しされて、買っちゃったんだよな・・・。
ほんと似合うんだよ、客観的に見ても。
でも、どことなく異様なんだよーーー。
これが、年齢の壁だと思うんだ。
しかも私の場合、ババアにはきついハード系ファッションがムダに似合うんで
試着したら最後、その気になっちゃって危ないんだよな。
靴屋は今年の冬は、私にとっては鬼門だ。
避けて通らねば!
ちなみに、防寒を真剣に考えていて
もしかしたら登山用とか凄いんじゃないか? と、ちょっと調べてみたら
スキーとかのスポーツ用のジャンパーとか、えらい良い機能が付いていた。
しかし、やたら値段もよろしい。
でも最後には、ババアの防寒はこういう系統に頼るべきなんだろうな
と、あれこれ探していたら
安くて防寒対策バッチリのファッションを見つけた。
野外作業用防寒着・・・。
ババアに作業服、アリだろうか? -
経済大国と流行
日本が現実的にどんだけの経済大国か、今はもう怪しいもんだが
GNPだのGDPだのBCGだのTBZだの
そういう常識的な内容をまったく抜きにして、私の勘のみで話をする。妙な映画は観るくせに、芸能事情にはとんと乏しい私だが
日本人スターと他のアジア人スターを見分ける事が結構出来る。
それには、肌の質感が一番わかりやすい。同じ黄色人種でも、日本人は透明感があるのである。
これは褒めているわけではない。
他のアジア人の方が、色が白く均一な肌色だからである。
何ちゅうか日本人の肌色は、色白でも皮膚が薄い感じなんだな。ここでわかるのが、白は透明感がない色だという事。
そういや、絵の下塗りに白をベタ塗りする事もあるよな。まあ、これは美容に血道を上げる私の余談なんだが
これだけでも結構、見分けが付くぞ。そして次からが本題なんだが、見分ける第一は垢抜け。
どうも日本人の方が、垢抜けているのである。何か書いてて、差別的だ、と取られる不安もちょっとあるんだけど
これは決して、他アジア人をバカにしているわけではない。
ここから、今日のタイトルが絡んでくるのだ。大抵の芸能人は、大なり小なり “お直し” をしている気がするんだけど
同じ美容整形外科医のとこですると、似たよう顔になるのはしょうがないが
違うところでやっても、これまた似たような顔になる。
いわば、“その時の顔” になるのである。
美容整形にも流行があるのである。その時の最先端の技術を使うから、というせいもあるんだろうが
“時代の顔” というのが、明らかに設定されている気がするのである。
それは、誰に、何によって決められるのかは、定かではないんだが
一番わかりやすいのが、ファッションショーである。衣服と言うのは、多種にわたる業種から成り立っている。
生地の原料、染料、デザイン、問屋、マスコミ、他もろもろ。生地の材料は農産物も多いので、天候も関係してくるし
デザインは1個だけで、はい終わり、じゃなく
何種も何種もデザインし、その中の1個が決まっても
今度は何だっけ? 型紙をおこす?時にも何度も試作を重ねて
それを布で仮縫い?する段階でも、試作を繰り返すらしい。ファッション業界は、大げさに言えば数年後の事を
今やってるような、そんな感じだと思うんだ。
土壇場になって 「やっぱ流行違いましたー」 とかなったら、たまらんから
流行はあらかじめ決められているんだと思う。
もちろん世の動きによって、多少の軌道修正はあるだろうけど
何年も前から、○年はこの路線で行きますよー、みたいな感じで。誰がこれを決めてるのかはわからんけど
売られている服は、流行と流行じゃないのと分かれていて
衣服業界は、大まかに二分されているようで
比較的、値段が高いのが流行の本筋を先導している気がする。そして、これに合わせて化粧品業界もマスコミも動いているんで
服飾業界ってのは、ものすごく大きな産業だと言える。
こんな儲け話を、個々のデザイナーのその時の感性のみで
左右できるはずがない、と思うのだ。
その証拠に流行って何故か各ブランド、足並みが揃っているし。で、経済大国だが、この服飾業界に絡めるのが経済大国。
服など、衣食住と言えども、最後の項目だろ?
食が安定して住が整って、なおかつ余力が出来てこその “衣” じゃん。そんでそこに “流行” などという、余裕のある遊びを入れられるなど
どんだけ豊かなんだよ? と思わんか?
現にズッポリ貧乏にはまっている私なんか
なるべく流行に左右されない型の服ばかりを選んでいるし
何年も同じ服を大事に着ているんだぞ。よって、大多数の国民が流行を追える国が、経済大国!
これが私思考で出た答である。んで、“垢抜け” な。
流行を長年追ってこれた国って、慣れ感があるんだよ。
何というか、こなれてる?
どんなんが来ても、着こなせるっちゅうか。日本と他のアジアでは、流行を追ってきた歴史の長さが違う。
だから、そこで自然に違和感の有無が発生するんだと思う。
流行の最先端にいるであろう芸能人でも
日本人と他アジア人と見分けが付くのは、そこだと思うんだ。どだ? 今日は全部のキーワードをきっちりまとめられただろ
私の記事にしては、これはとても珍しい事である。
ミラクル!!! -
部屋着
家の中では思いっきり気を抜いている。
体を締め付けるのが苦手なので、本当は全裸でいたいんだが
それは悪の所業にも等しいだろう、という倫理観から自重。
実はやってみた事もあるんだが、素っ裸で過ごせるなど
並の神経ではやっとられん事がわかり、諦めた。こういう言い訳を錦の御旗とし、私の部屋着は最悪である。
どんだけかと言うと、アポなしで来た人に謝られるレベル。
友人知人、親戚、目上の人、仕事関係、宅配、訪問販売
全員の初めて来た時の一言目が、「あっ、すいません」 という詫び。
アポありでもアポなしでも、同じ格好なのだが
「突然来た自分が悪い」 と、瞬時に思われるらしい。
私ほど、何もしていないのに人から謝られているヤツはいないであろう。過去の彼氏もひとりを除いて、全員が
「もうちょっと家でもどうにかしてほしい」 と、懇願していた。
(その除かれたひとりとは、パンクファッション時代の彼で
当時の外出時の私は化け物も同然だったので
逆に家でのフツーの姿に安らいでいたようだ。)まあ、ユルユル部屋着じゃ、私のナイスバディも拝めないもんな。
外で気取っている女性ほど、家の中ではギャップが激しく
家族はゲンナリする、というお約束ってあると思う。
(このお約束では、外での私の勇姿を知らない宅配の人が
謝る理由が付かないが。)私はスウェットを着ても普通よりは格好良い、と自画自賛してるんだが
周囲の反応を見てると、どうやらえれえな勘違いかも知れん。
しかし、どんなに豪勢なもんでも毎日食うと飽きるし
私のナイスバディは、外出時のみの恩恵と思ってもらいたい。・・・こういう事を言ってるから、余計に怒られるんだろうが
どこぞの抑圧された夫が、妻にだらしなさを怒られ
「俺はどこで気を抜けば良いんだー!」 と、切れるように
あまり突っ込まれると、逆切れも辞さない構えである。そんなに凄いのか! と、引かれそうだが、そんな事はない。
夏場はタンクトップに短パン
冬場はスウェット上下にフリースのジャンパー
もちろん無地で地味目な色。
いたって普通だろ?ただ、普通じゃない心当たりが2個ある。
ひとつ目は、破れるまで服を捨てない性格。
皆、服ってどんだけ着るんだ?
布って中々破れないと思わんかあ?破れないくせにすぐ毛玉ができて、とてもみすぼらしくなるけど
上下スウェットとか、あの範囲の広さに毛玉取り機は面倒くせえ。
そんなんやっとられるかい、で放置なのだ。破れたら、さすがに諦めて雑巾用に切り刻むが
ヘタをすると、破れ部分によっては見なかった事にもするので
そういうケチ臭さが、哀れさを漂わせているのかも知れない。
が、見た目が悲惨でも、まだ着られる服を捨てる覚悟が出来ずにいる。もういっちょが、関西に来てからの冬の寒さの厳しさ。
モコモコの靴下に、履き古した靴下を切ったレッグウォーマー
かあちゃんが送ってくれた、ターバンだかネックウォーマーだか
わからんパイル生地の輪っかを首に巻き
真冬は更に、腰巻きだのストールほっかむりだの手袋だのを追加するので
正に 「家屋内でどういうつもりだ?」 なファッション。とても温いが、この格好の欠点は、チャイムが鳴ったら
その内の何枚を脱いで出らなきゃならないんだろう? という面倒。
謝られないためには、早変わりの術をマスターせねばなるまい。ああ、そう言えば、更に思い当たるのが髪型だ。
剛毛多毛なんで寝癖が治まらず、立ちまくった髪になっているが
あまり毛根にテンションを与えたくないから
家の中での私の頭髪は、とても自然体な方向性を謳歌している。
これが他人から見たら、尋常じゃないんかも。と、せいぜいこのぐらいなんだが、何がそんなに異常なんやら。
多くの世の女性たちは、外ではキレイにしているけど
一歩家に帰ると、同じような格好をしていると思うぞ。
外出着にすげえ金が掛かるのに
部屋着までとっかえひっかえする余裕はなくねえか?と、力説しているけど、正直なところ
他の女性たちは家でどんな格好をしているのか、よくわからない。
もしかしたら、本当に私は飛びぬけて 「すいません」 な系統なのかも
などと、すぐ弱気になるところが、唯我独尊にはまだまだ遠い。てか、今は外でもジャージ姿で普通に歩いてるだろ。
ハリウッド女優たちが、そのファッションの諸悪の根源だけろうけど
ああいうおしゃれ系じゃなく、毛玉ビッシリのスウェット上下を
コンビニやドンキでよく見かける。一歩外に出ると、得体の知れないバイキンがウジャウジャいて
それが衣服に付く、と思い込んでいるので
私的に部屋着と外出着は、きっちり分けないと安心できないんだが
毛玉スウェット族は、帰ってそのまま布団で寝るんだろうか。 -
ブラジャー
最近、男性にブラを着ける人が増えていると、TVでやっていた。
その個人的嗜好には何の文句もないが
あんな苦しいものを好んで着けるその感覚が賛同できない。ブラってのはな、周囲の贅肉をギュウギュウかき集めて
カップの中に入れて、乳だと言い張る仕組みなんだよ。
そんで、形の良い胸に見せかけるために
ワイヤーやら伸縮性のある生地やらで
集めた肉を寄せまくって上げまくって、美乳だと言い張るんだ。これを続けていると、本当に周囲の贅肉が乳に統合され形も良くなり
しないと、乳はタレてしまう、というのが下着メーカーの言い分なんだが
私は元々美乳なので、その効果がさっぱりわからない。
最近は重力に負けつつあるが、それもいたしかたがない、と
ナイスバディナイスバディ自称している割には、乳に興味が薄い。
て言うか、もう正直、乳、うぜえ。
私は乳にありがたみを感じない世代なんだ。そもそも、体を締め付けられるのが大の苦手で
パンツなんかゴムを伸ばして履くようにしてるほどなのに
(ああ・・・、ここでちょっとグチ。
パンツのゴム、なかなか伸びないよなー。
スウェットのゴムも伸ばしたいんだけど、これまた伸びない。
ゴムを抜いてヒモだけだと、腰骨に引っ掛かりにくく落ちるし
どれもこれも何で “適度” にならねえんだよっ!)
ブラなんか、私にとっては拘束帯も同然だぜ。特にあのワイヤーがな、肋骨に当たって痛いんだ。
逆に乳肉を散らしてクッションにしたいぐらいだぜ。
そんで、どれもこれもレースをふんだんに付けやがって
私はレースにかぶれるんだよ!!と、母親に嘆いた事があって、その時の母親の答が
「安物のレースだからよ。 イタリアのを試してみなさい。」 だと。
ああああああああああっ?
着けたくもねえ乳当てに何万円も掛けろってか!
と、煮えくり返ったが、それを言うと日頃の私の女性としての
美意識からほじくられて説教されそうだったので、沈黙で耐え忍んだ。スポーツブラは、頭からかぶる方式や
背中でクロスさせる肩ヒモなどが気に食わず
乳をかきむしりつつ、レースのブラを着けていたが
何やら、“Tシャツブラ” っちゅうのが出ているらしい。
だよなー、薄着になる夏場にカジュアルな服装の場合
レースビラビラのブラが透けて見えたら、アンバランスだよな。よし、私は年中この味もそっけもないブラをはめるぞ、と
買う前の調査に入った途端、“敏感肌用ブラ” というのを発見。
何と、喜ばしい事にレースもワイヤーもなし。
だよなーーーーーー、こんだけアレルギーが蔓延してる世界で
レースやワイヤーの圧が苦手な女性は、結構いるはずだって。喜び舞い上がって早速注文したわけだが、届いた現物を見ると
中身がビュリホーなら包装はどうでもいいんだよ!
と、自信満々のさすがの私でも、ここまで堕ちていいものか
と戸惑うレベルの、見まごう事なき完璧なババブラ。返品しようかとグラグラしたが、選んだのは自分の責任だし
とりあえず、かぶれがひどくなった時用にとっとくか
と思い、そう心が決まったのでちょっと着けてみた。これがもう、何ちゅうか、すんげえラク!!!!!!!!
やべえ、もうこれ以外着けられないかも、と思うほどラク!救いようのないババデザインだと思っていたのも
鏡で見てみると、本体が良いのでそんなに嘆かわしくもない。
ワイヤーなしなのに、意外に乳の整い方も大丈夫。
良い物を買ったと、とても満ち足りた気分である。と、こんな記事を書いておいて、いきなり矛盾する説教をたれるが
通販でブラを買うなど、するべきじゃない。
サイズの測り方は明記されているけど
メーカーによって、基準って微妙に違う気がするし
生地とか設計で、適応サイズがかなり変わってくると思うからだ。現に今回買ったブラは、いつもと着けてるのと同じサイズを頼んだが
圧迫しない作りのせいで、ちょっと大きめだった。
お陰で、いつもはガポッとはめるだけなのに
乳を丁寧にカップに入れる作業をせねばならんくなった。てか、私の場合どこまでザツに着けてたんだ、という話だがな。
-
バッグが重い
私の外出時の荷物は、ポケットに財布のみか、バッグ、の両極端である。
ノーメイクの時は、ポケットにリップクリームとハンカチ財布で良いが
メイクをしている時は、化粧直しのためにもバッグが必須。大都市圏内での移動は、ドアtoドアの田舎とは違い
家 → 駅 → 目的地 と、やたら歩くので
荷物が重いと、ものすごく辛い。なので、以前は小ぶりのリュックを背負っていて、とてもラクだったが
お高いブランド品とは言え、リュックは淑女としてどうなのか?
と、疑問を持ち、肩に掛けられるタイプのバッグにした。バッグって何でこんなに重いんだろうな・・・。
何も入ってなくても、革自体が重いんだよな。
世の女性たちは、よくこんな重いものを持ってられるよなあ。とにかく軽量化を図り、持ち歩く物を減らそうとはしてるが
ぜんっぜん軽くならない。
持ち歩く物を減らすのは、これが限界だぜ。
皆どんな物を持ち歩いているんだ?一体私のどこがいけないの? という気持ちで
私のバッグの中身を書き出してみる。・ 折りたたみ式の財布 (9cm × 9cm)
・ 免許証
・ 家の鍵
・ ボールペン
・ サングラス (ケース入り)
・ 常備薬 (ケース入り)
・ カードファイル (メンバーズカードなど)
・ マスク
・ タバコ & ライター & 携帯灰皿
・ ハンカチ
・ ティッシュ
・ ミンティア・ コットン2枚、ミニスポンジ1個、ミニパフ1枚、綿棒2本
(全部まとめてジップロック袋に入れてる)
・ 携帯用フェイスブラシ 1本
・ 脂とり紙
・ ミニボトル入りUV乳液 (手を洗った時用)
・ 折りたたみ式ミニブラシ
・ ミニ鏡
・ 香水のアトマイザー 1個
・ フェイスパウダー 1個
・ アイブロウペンシル 1本
・ 色付きリップクリーム 1本
・ リップ下地 1本
・ リキッドタイプの口紅 1本な? メイクをしてたら、この道具は最低限ってわかるだろ?
いらんもん、1個もねえよな?
パウダーなんか、持ち歩くためだけに
すげえ小さいチャチいのを買ったし。これにあの重石のような重量の携帯が加わると、重てえ重てえ。
更に待機時間が長い事が予測される場合は、DSまで参加するんだぜ。
そうなると、重い上にバッグがパンパンで見苦しいったらない。書き出してみて再認識したけど、荷物、最小限だよなあ。
私には外せんものばかりだ。
この重さは不変って事か・・・。 -
ラスタ帽
しょっちゅう嘆いてるけど、髪がな、硬くて太くて多いんだよー。
湿気にはビクともしないのは良いんだけど
寝グセ直しに濡らしても、微動だにしないんだよー。美容師のねえちゃん曰く、“ショートには辛い髪質” らしいが
セミもロングも、うっとうしい! と思う性格なんだ。
できるなら丸刈りにしたいぐらいだが、それは社会的地位方面でアウト。だから出掛ける前には、ピンやヘアバンドで
1時間ぐらい押さえておかないといけないんだが
毛根にむちゃくちゃテンションが掛かってるし
ヘタすると、おかしな流れに形を付けちゃったりして
この頑固な髪質には、ほとほと困らされていた。何より一番問題なのは、急な外出。
去年、紫外線カット目的で帽子を買った時に
帽子が似合わなくなってるのに気付いたので
なるべく帽子関係は避けておこう、と決心したのだが
既に地毛が着ぐるみ状態なので、どっちもどっちじゃねえのか?似合わない、と言っても、私の美意識のランクからであって
似合うものなんか、天女レベルの似合い方だし
そう全部に高望みをせんでもいいだろ、と自画自賛して
自己暗示で発奮しつつ、デパートに行った。
この気合い自体が何かもう、負けてる、って感じなんだがな。客観性のなさで恥を掻きたくないので
まず、売り場のおねえさんをひっ捕まえた。
「寝グセ隠しに、ニット帽が欲しいんですが
どれが “おかしくない” ですか?」
と、自己暗示に掛かりきってない情けなさ。で、あれこれとディスカッションしつつ、何個も何個も試着して
おねえさん一押しの帽子を買った。そんだけ細心の注意を払って選んだのに
友人知人たちの感想は、「レゲエ?」 ・・・・・・。
うっっっ・・・、とショックを受け
「おかしい?」 と聞くと、「あなたなら良いんじゃない?」 だ。もーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
あんだけ諸事項を確認して買ったのにーーーーー!この、「あなたなら良い」 という言葉は
一見、“本人の個性に合ってる” という褒め言葉のようだが
評価した側のイメージに大きく左右されるのだ。
“個性” という表現など、同情票が大部分なんだよっ!言ってる側は知人友人なので、おおむね好意的に見てくれてるだろうが
性格など知りえない通りすがりの人々からは
「変わってる」 などと思われる恐れが大である。だからいつも買い物時にチェックする事項は
・ おかしくないか
・ 年齢的に大丈夫か
・ 周囲から浮かないか
・ 普通の人に見えるか
という、訊くのも恥ずかしいこれらの言葉が並ぶ。もう、ほんと帽子系は私には鬼門だ。
ラスタ帽を買ったつもりはなかったんだが
ネットで調べてみると、確かに私の買ったのはラスタ風味の形。
ラスタ帽って、ロングドレッドの収納用で
長いニット帽だと思い込んでいたんだが、今は色々あるんだなあ。まあ、ここは関西だし、寝グセよりもマシなので
万が一の時はかぶろう・・・。 -
ピアスの穴
私のピアス歴史は、穴の化膿との戦いだった。
金属アレルギーはないと思うんだけど
私の場合は、銀のをすると一発でグジュグジュになってしまっていた。
銀の方が好みのデザインが多いのに。中には18金でも、かぶれるのがあったりして
ピアス選びは、ほんと当たり外れがデカかった。(金属アレルギーってのは、銀の加工や金メッキとかにも使われる
ニッケルによって起こる場合が多いらしい。
純銀や純金は、アレルギーの原因にはならないんだと。)あまりにムダ打ちが多いので
アレルギー防御用のコーティング剤も使ってみたが
(アクセサリーに塗って、金属アレルギーを防ぐ液)
すぐ剥げるのか、1~2回使ったら効き目がなくなるんで
こまめに塗らなければならないし、それをしてると
ピアス自体がすごく汚くなるので、いまいち役に立たなかった。
(マニキュアを落とさず塗り重ね、を想像してくれ。 あんな感じ。)ピアスの材質だけが、化膿の原因ではなく
テキトーにピアスを付けてたら
穴の途中で先端がガリッ、とかも、よくあった。私の耳たぶが、割にブ厚いせいもあるんだろうが
ピアス穴、カーブしてんじゃねえの? と
穴10個を開けてくれた看護士友人の腕に
大いなる疑惑を持ってしまってたわ。そのせいで、ピアスの装着や取り外しは
鏡を凝視しながら、ゆっくり丁寧にしなければならず
病院や美容院で、気軽に 「ちょっと外してください」 と
言われるのがすんげえめんどくて
アンド 人の苦労も知らんと、と、ムカついて
“右耳のみ” という、選択の失敗もあったんで
ピアスとはきれいさっぱり、おさらばしたのであった。んで、これ、あまりに汚い話なんで公言できず
潜伏にも詳しく書けなかったのだが、カミングアウト。
(てか、今回のブログは、潜伏の記事の補足だな)もう、ずーーーーーーーっとピアスをしていないので
当然てっきり普通、穴も全部ふさがったと思って放置していた。
耳たぶなんか、見もしなかったさ。ところが、例の穴10個の看護士友人が
「“昔はピアスをしてたけど、今は落ち着いたんでしない” という
ピアス穴を持つ男性の耳に、無理矢理ピアスを突っ込んだら
(しかも自分が付けてたピアスを外し、消毒もせず)
ブチッといったけど通った、まだ穴が生きてた!!!」
という、どんだけ鬼畜なんだ? という報告をしてくれたのである。そこで、もしかして私の穴も・・・? と、不安になって
鏡2個を駆使して、チェックしてみた。そしたら、ピアス穴が黒い点になっていて
何だこりゃ??? と、耳たぶを押してみたら
鼻に出来るような角栓みたいなんが、ニュルッと!!!!!恐る恐るピアスを入れてみたら、まだ穴が通ってるだけじゃなく
入れたピアスによって、穴の長さほどの汚れの棒が
押し出されて出てきたわ!!!!!!!!!!!!!もう、ガーーーーーーーーーーン! ほんとガーーーーーーン!
ショックでしばらく、うずくまったよ。
私、何て不潔なんだ!!!!!どうやら、角質やホコリなどが詰まっていたらしい。
黒く見えたのは、酸化しちゃってたからだ。見た目も、まんま顔にできる角栓と同じで
まるっきり、顔の毛穴と同じ汚れ方をするんだなあ
と、ちょっとした発見をした気分だった。穴・・・、相変わらず3個生きてて、1個は途中までだった。
(この4個目の存在は、妙な場所なんで
ピアスを付けてた頃も放置してたのに
まだあがいてたんかい! と、驚いたぜ)
何ちゅう生存率の高さなんだよ。ゲイ御用達な右耳のみのピアス穴など
とっとと閉じてもらいたかったんだが
もう、この3個は永遠に閉じない気がする。耳の周囲は、ちゃんとお風呂で洗ってたんだけど
それだけじゃ、ピアスの穴の中まではムリって事なんだよな。
だから今は、ピアス穴専用の洗浄剤を買って、時々掃除をしてる。ちなみに、このピアス穴洗浄剤、糸みたいなコヨリと洗浄液のセットで
コヨリは便利だけど、洗浄液が何かきっつい。
まだマキロンの方が安全じゃねえ? って感じで
ちょっと刺激が強いのでお勧めはしないが、一応書いとく。(株)ワンダーワークスのピアフロスって商品。
値段・・・すまん、忘れた。
大雑把すぎるが、多分1500円以上はしなかったと思う。
大きめのスーパーのコスメ売り場で見つけた記憶がある。ミント成分とローズ成分の2種があって
ミントはしみそうだったので、ローズにしたんだが
何がローズなんだか、な匂いであるのは間違いない。ピアス穴の化膿は、繰り返すヤツは繰り返すようである。
私の知人なんか、一日中ピアス穴から膿が
ポッタンポッタン肩にたれて
服が何着かダメになった、と嘆いていた。おいおい、そこまでなってて服の心配かい! と突っ込みたかったが
化膿は完全放置で自然治癒させたとさ。
とんだツワモノもいるもんだ。ピアスをやめたのに、ピアス穴と縁が切れないなんて思いもせず
ほんと、とほほな過去を引きずってる気分だ。右の耳たぶの長さも、依然として気になるし
こりゃ左にも穴を開けて、左にだけピアスを付けて
左右の長さのバランスを取るべきか?しかし、どうせ以前と同じ苦労をするだろう事は
容易に想像できるので、その面倒くささにちゅうちょしている。すんげえ足手まといなピアス穴だーーーーーーーーーーっっっ。
耳でさえ、こんなにしつこくて大変だってのに
これがヘソだの舌だのだったら、どんだけ気を遣う事やら。穴はどこの穴でも、大事にしなくちゃいけないとよくわかったよ。
(最後の最後に下ネタかよ!)