カテゴリー: ファッション

  • バッグ

    そろそろバッグを買いに行こうと思っている。
    去年末からダラダラ思っていたんだが
    何かと物入りで、先延ばし先延ばしにしていたのである。

    今激しく愛用しているのは、リュック2種類で
    どっちも、もう4年ぐらい使っている。
    もう1個、普通のバッグもあり、こっちは6年以上な気がする。

    他にも持ってるんだが、買う時に何をトチ狂っていたかと思えるほど
    自分のファッションに合わないので、
    1度も使う事がないまま、しまいこんでいる。
    バッグや靴ってこういう事がたまにあるんだよな・・・。
    ものすごくもったいないよ。

    先日ぷらちにブランドバッグの事を聞かれ
    散々ヴィトンなどの悪口を言ったが
    お勧めブランドを聞かれ、言葉に詰まった。
    私の好みは、ちょっと特殊だからである。

    バッグや靴は、ブランドは関係なく買ってるつもりだが
    購入後、ふと見ると思いがけないブランドで
    うわあ・・・と、いつも思うんだよな。

    白いリュックなんか、物運びにラクそう、と買ったが
    よく見たら全体に模様が淡くが浮き出ていて
    「えっっっ?」 と、凝視したら、ブランドロゴだった。

    気付かずに数年使用してたよ・・・。
    通りで、買う時にえれえ高いなとは思ったんだ。
    ブランゴロゴ模様って、一番嫌いなんだよーーーーー。

    でも、今まで気付かなかったんだから
    これからも気付かなかったフリをすればいいや、と
    自分を誤魔化して使っているさ。
    大雑把な性格は支障も多いが、こういう時にはありがたいもんだ。

    でも、それで持ってるバッグを全部チェックしてみたら
    見事に同じブランドだらけで、私、買い物中に何を見てるんやら
    と、我が事ながら呆れ返ったぜ。
    ぷらちに伝えたブランドは、その内の1個なのだ。

    でも、バッグではひとつだけ注目しているブランドがある。
    それはIBIZA (イビザ)。
    確か日本のブランドだと思うんだが
    ここのバッグの革がすげえ良いんだよ。

    ただ難点は、デザインがババ臭い。
    どうにかしてくれよ、と懇願したいが
    もしかしてこのブランドのターゲット層は、高齢の御婦人たちなのかも。

    それでも何とか、プレーンなタイプを探していくつか持ってるが
    値段もお高いので、あまり買えない。

    私はバッグや靴には、絶対に5万以上は出したくないのだ。
    ものすげえ消耗品じゃん。
    靴なんか、ヒールがすぐ側溝のフタにはまるし
    階段でガスッとか、段差にケリ入れてつま先がゴリッとか
    一瞬でパアになる事ってよくあるだろ?

    と言うか、そもそも私に革は向いてないと思う。
    皆どうしてるのかわからんのだ。
    バッグの革ってすぐ爪で傷が付かんかあ?

    冠婚葬祭用にケリーバッグを買ったが
    初めて使った途端、ガリッとやっちゃったぜ。
    一番目立つ表に斜めにビーーーッと線が入って
    見苦しいったらありゃしねえ。

    お手入れ用クリームでも消えなかったので
    実家のタンスのこやしになってしまっている。
    今後の冠婚葬祭は手ブラで行くしかねえ! ああああああ!

    革のバッグって、ちょっと持つ度に
    ガリッ 「ああっ!」 ガリッ 「ああっ!」 で
    開け閉めもままならず、なんて不便なんだろう、といつも思う。
    リュックも革だが、もう傷だらけだぞ。
    リュックだから、まあいいか、で使ってるけど。
    (ああ、ザツな性格ってほんと便利)

    イビザは時々お手入れ案内が来るので、修理に持って行ったら
    「これはどうにもできません」 と、気の毒そうに言われた。
    何てガサツなヤツなんだと思われたに違いない・・・。

    言っとくが、爪は最低限形が良く見える程度にしか伸ばしていないぞ。
    しかも薄くて弱いので、爪の方が割れる。
    でも、革にきっちり傷は付いている。
    どっちか一方にしてくれんかなあ。 踏んだり蹴ったりだよー。

    丁寧に大事に使っているつもりなのに
    一体、私の動作のどこが悪くてこうなるのか、さっぱりわからん。
    性格はザツだが、所作は美しい (はず) のに・・・。

    キレイな状態のまま、革のバッグを持ってる女性を見る度に
    使用のコツを聞きたくてしょうがねえ。

    よって次に買うバッグは、革じゃないのにしよう。
    何ていう生地なのかわからんが
    ほら、あの運動会とかで使うテント、あんな生地のやつ。
    あれなら爪ごときで傷んだりはしないだろう。

    とか決心してるが、実際に売り場に行ったら
    どう舞い上がるのか、自分でもわからんのが不安である。

  • 脳内時間

    人にはそれぞれ、自分の思う自分像が
    ある一定の時間で、脳内で止まっているという。
    その脳内永遠の自分像は、人生で一番良かった時代の自分らしい。

    わかりやすい例で言えば、ジュリアナ世代。
    80年代の、太眉 + 鮮やかなピンクローズの口紅に
    前髪トサカのワンレングスヘアと、ボディコンシャススーツ。
    これを今でも、要所要所に取り入れたおしゃれをするのだ。

    男性の場合は、女性の私には他人事なので
    なかなか思い浮かばないのだが、元ヤンキーかな。
    リーゼント風味を残したオールバックで、テラテラなポマード。
    スーツはダブルで、喜平チェーンに極太指輪。
    さすがに裏に鉄板は入ってないが、靴先はあくまで尖がり。
    (これはこれで、やくざの定番ファッションのような)

    そういや、バーコードハゲは
    頭髪が枯れてきたのに、自覚がない or 対策がわからないせいで
    若い頃からのセット法を変えないために
    あんな自主的人類識別コード装着みたいな髪型になっていると聞いた。

    つまり、自分の思う自分像と、他人から見た自分のズレの差が
    大きければ大きいほど、その人は珍妙な人種に映るというわけだ。

    これを知ってから、自分の脳内時間を現実と合わせようと決心した。
    20歳過ぎから、自分の年齢がとっさに出ないようになっているので
    さぞや脳内時間も狂いまくっている事だろう。

    そこで、まず自分の一番良かった時期がいつなのかを分析する。
    ・・・・・ない・・・・・。
    バカはいつでも幸せなのだ。

    脳みそに至っては、幼児時からほとんど変わってない気がする。
    これはもう、エマージェンシーランプが激しく点滅中じゃねえ?
    既に珍獣になってる恐れがある。

    人は人権的には、好きな言動をして、好きな格好をして良い。
    だが、それで本人は良かろうが、周囲が大迷惑なのだ。

    イベントなどの瞬間芸ならともかくも、四六時中
    精力ムンムンジジイやメルヘンババアのたわごとなど聞きたくねえし
    ウエスタンジジイやゴスロリババアを見たくねえだろう。

    崇高な私の、未来の自分像の希望としては
    若者が年を取る事に希望が持てるような年寄りになりたい。

    年齢不詳という言葉は、一見そうなりたいと思わせる魅力があるが
    そういうヤツは大抵が、摩訶不思議風味がトッピングされている。
    何ちゅうか、そう、“痛い” のだ。

    “いつまでも若い”など、悪魔のささやきも同然。
    ヨイヨイババアにはヨイヨイババアの良さが絶対にある!!

    ・・・と思う。
    まだそれが何なのか、よくわからんが・・・。

    ナイスバディの私には、とても難しい事だが
    とりあえず、“年相応” を目指す事にする。

    それには、自分の年齢を常に覚えておくのが第一歩!
    (初手からすげえハードルの低い目標で情けねえが)

    目指せ! 人々が安心して見ていられる老婦人な未来の自分!

  • 安い服屋

    (昨日のブログの続き?補足?なんだが)
    友人に付き合ったその服屋には、行った事はあるが
    部屋着を買いに行っただけで
    スウェット以外、チェックした事はなかった。

    が、普段何万も出して買ってたようなニットが、2000円台であり
    「何じゃ、こりゃああああああっっっ!!!!!」
    と、大ショックを受け、プルプルしてるところに
    「これをちょっと着てみて。」 と、友人がダウンを持ってきた。

    おめえの買い物だろ、自分で試着せえよ
    しかも、こっちは買ったコートを初めて着てるっちゅうに
    と、ムッとしつつも着る。 (ここらへんが私の妙な素直さ)

    そのダウンは、短い背中丈でフード付き。
    フチにファーがついてるし、真っ白で女の子っぽくって
    絶対に自分では手に取りもしないタイプ。

    ・・・・・これがまた似合うのだ・・・・・。

    「ああー、やっぱり何を着ても似合うねえ。」
    という褒め言葉に、ちょっと機嫌が直りかけたが
    値段を見ると4000円弱で、もお! もおおおお!!!

    「それ買ったら? 似合ってるよー。」
    ちょお待て、これが何十着も買える金を出して
    コートを買ったばかりなんだぞ、私は!!!
    しかもそのコートを着て、わけわからん感想を述べられてるんだぞ!
    と、怒りに再び震えたが、何をどこまでパニくってたんか
    「このデザインは、私は年齢的に無理。」 と
    余計に墓穴を掘るような言い訳をして突っ返した。

    脳みそがグラグラして、早々と帰ったさ。

    帰宅後、風呂に入りつつボンヤリ考えた。
    (もちろん手元はワシワシとマッサージ)

    昔は物の値段って、生地とか縫製である程度わかるもんだったが
    最近は見分けが付き難くなっている気がする。
    一体いつからこうなってたんだろう?

    そういや、プ○ダのバッグを見た時に
    「この素材でこの値段?」 と、驚いたっけ。
    ぼったくりは、あそこらへんのブランドが元凶なんじゃないか?

    今まで服を買う時は、直営ショップかデパートにしか行かず
    予算がない時は、メンズに行っていた。
    (同じブランドでも、メンズはレディスより安いのだ)

    世界が狭かったんか、安い服屋をよく知らなかったんだけど
    こんなに使える物が売ってるとは!
    「何万ぐらいするんだろう?」 と、買いあぐねていた
    カシミアのマフラーも、1000円!であったし・・・。

    ただ、どれも色がイマイチなんだよな。
    耐久性も悪そうな気がする。
    いや、それでもあの値段なら買いだろう。
    私、今まで、かなりのムダをしてたんかも
    ああ、考えるのも恐ろしい・・・・・。

    安い服を見ていると、自分が持ってる服とついつい比較をして
    脳みそ煮えたぎるは、落ち込むは、心神耗弱になってくるが
    今までのムダは悔やんでもしょうがない。
    今後は安い服屋を発掘するぞ!!!

    と、さっそくスーパーの服売り場に行ってみたさ。
    スーパーとかの服売り場での買い物の難点は
    すげえだだっ広いフロアの中の商品のほとんどが
    妙なデザインばかりで、逸品を探すのに時間が掛かるってとこ。

    利点は、店員さんが付きまとわないので
    思う存分、選びまくれるんだ。

    そんで、1500円!のニットを買った。
    私が持ってる何万もしたニットと
    見た目がほとんど変わらないのが、すげえムカつく!

    が、とても良い買い物をした気分で、嬉しくてしょうがねえ。
    1500円の服を着ても、私、格好良い! ほーっほほほ (絶好調)

    だよなあ、美人が100均の化粧品を持ってても、何も思わないよな。
    ナイスバディなら、安い服を着てても似合うんじゃないのか?
    いや、あえてそっちを着こなしてこそのナイスバディだろ!

    化粧品もそうだったし、物って値段じゃないんだなあ。
    貧乏かましてから、服もロクに買えねえと
    人生の覚悟をしてたんだけど、道は開けるもんだ。

    「持たざる者は幸いなり」 ってかー? グへへへへ (最好調)

    (コートの件を思い出すと、再び落ち込むがな・・・)

  • コート続報

    せっかくコートを買ったのに、寒くてしょうがないのに
    ひとり越冬な格好をして浮きたくないので
    周囲が寒いと言い出すまで、耐えに耐えていた私。

    とうとう、“関西で初雪” のニュースを目撃!
    高笑いをしつつ、そそくさとコートを着て出掛けた。
    友人の買い物に付き合うのさ。

    友人もさすがにコートを着ていたので、安心したのに
    私を見るなり、「必ず一歩先を行ってるよね。」 と言う。

    ええええええええええええええっっっ!!!

    「ヘン?」 「ヘンじゃないけど」
    「似合ってない?」 「似合ってるけど」
    「おかしい?」 「おかしくないけど」

    イライラしてきて、「けどけど」 って 「けど」 の後は!! 
    はっきり言えよ! と、怒ったら
    「アンダーワールドみたい」 と、わけわからん事を言う。

    映画だそうだが、私は観てないんだ。
    それに出てくる吸血鬼の女性のようだと言われる。
    「マトリックスみたいな感じか?」 と、聞くと
    「それとはちょっと違うイメージ。 アンダーワールド。」

    益々わけがわからなくなったあげくに
    新しいコートを着た喜びも、きれいさっぱり消えうせたわい。

    後日、友人に再び突っ込んで聞いた。
    「もしかして、“痛いババア” になってた?
     あのコートを選ぶべきじゃなかったかなあ?
     今後のためにも正直に教えて。」
    と、低姿勢でお伺いを立てると
    時期的に早いだけで、痛くはないし
    何よりああいうコートが似合う人ってあまりいないから
    良いと思うよ、という答が返ってきた。

    何かすげえ引っ掛かって納得できないけど、あまり追求すると
    友人も 「悪い事を言ったかも」 と、気にするだろうから
    これ以上はこの話題は出さないでおくしかない。

    そこで自力解明、と、ネットでアンダーワールドを調べてみた。
    あああああーーーーーーーーーー
    orn と打ちたいほど、すげえ納得。

    そうだよ、私はこういうファッションが好みなんだよ。
    本当なら、このコートに安全ピンやらチェーンをつけて
    金具ジャラジャラのブーツを履きたいぐらいさ。

    でもそれは年齢に関係なく、普通にきっついのでしない。
    が、知らず知らずに趣味が出てたんだなあ・・・。
    まさに “特殊な趣味の人” って丸わかりだ。

    実際、すんげえ似合うんだが
    そこいらのスーパーにいると浮くような感じ。
    それに夜見ると、霊と間違われそうな不気味さもある。
    冷静になって考えると、普段着には辛いんかも。

    「似合う人があまりいない」 じゃなく
    正しくは 「着ようとする人があまりいない」 だろう。
    友人、優しいーーーーー。

    かあちゃん、またやってしもうたかも・・・ と
    しばらく落ち込んだけど、いや、今も落ち込んでるけど
    買っちゃったものはしょうがねえよな。
    これをいかに普通に着るかに心血を注がねば。

    しかし、こんな大物を普通に着られるんだろうか?
    これ一枚で全身の印象を左右してしまうぞ?

    軽いので、風にバサバサなびきやすいから
    広がって悪目立ちしないように
    努力として、チミチミ裾を絞ってみた。(紐がついているのだ)
    丈も長すぎるのが敗因かも知れないけど、これはどうしうようもない。
    足が寒いんで、ロングのが欲しかったんだし。

    これにはロングブーツは、それこそ 「何者?」 だな。
    欲しかったんだが、買わない理由ができて儲けたぜ。 クスン

    しかし、ここまで後悔した買い物はかつてないぜ。
    今までも妙な格好をしてたと思うんだが
    (本当に妙だと自覚があるなら、はなからしないんで、予想として)
    人目を気にするようになったとは、私も立派な大人になったって事か?

    ああ、大人って制限厳しい。

    写真? ねえよ。 撮ったとしてもアップしねえよ。
    極貧の中、大枚はたいて買ったから
    絶対に5年は着続けるつもりなので、批判が恐いんだ。

    グチを垂れ流したかっただけだが
    それだけじゃ気が済まないので、要所要所で自賛しているのさ。
    真に受けて見たがるなよ?
     
     
    関連記事 : コートを買った! 06.11.7

  • コートを買った!

    コート購入のために、デパート内のブランドショップ巡りをした。

    目ぼしいお店で、ニットなどに寄り道しつつもコートを試着しまくる。
    が、全部いまいち保温性に不安がある。

    「あったかいですよ」 と、店員さんは皆口々に勧めるが
    九州人の私には、こんな生半可な保温素材じゃ凍えるんだよ!
    みたいな事を丁寧に伝えて、ショップを片っ端から放浪する。

    でもまあ、どんな服を着ても相変わらず似合うし
    こうなったらデザイン重視のにして、インナーで保温をするべきか・・・?
    と、5店目でAラインコートを試着したら、何と似合わない!!!

    え? え? 何で似合わないの? このわたくしにっっっ
    と、愕然としている隣で店員さんが 「お似合いですよー」 と言う。

    店員さんの言う事は、8割方お世辞だとはわかっているが
    そこは、店員さんが高飛車なはずのブランドなのに
    何でそんな見え透いたお世辞を言うんだよ。

    似合わない服出現にテンションが激しく低下し、フラフラとお店を出て
    どうしよう、今年はコートを買うのは辞めるか? と、弱気になり
    つい、値段が異様に高い上に奇抜なデザインで
    お手入れに手間が掛かりそうなので、いつもは敬遠していた
    某ショップ (説明長えよ) に吸い込まれてしまった。

    店員さんがすかさず 「何をお探しですか?」 と来る。
    何か疲れて、投げやりな気分になっていたので

    「予算が○万前後で、保温重視のコートを探しているんです。
     関西、とても寒いんです。
     でも今までデザイン重視のコートで済む環境にいたので
     コートの保温性とか、よくわからないんです。
     ダウンが良いのか、レザーが良いのか
     インナーでカバーすべきなのか、それすらわからないんです。
     とにかく、関西、寒いんですーーー。」

    と、とても頭の悪そうな説明をしてしまった。

    店員さん、何かウケたようで、えらく楽しそうに
    「ああー、それなら丁度良いのが入荷してますよー。」
    と、奥に案内してくれ、ダウンっぽいハーフコートを見せてくれた。

    中はダウンじゃなく、綿らしいが
    値段も予算内で、へえ、ここにこの値段でコートがあるんか
    と、意外だったが、どうも気に入らない。

    何かいまいち・・・と、あれこれ見ていると
    それの別バージョンで、良さげなロングコートがあるではないか。

    「これ、いくらですか?」 と聞いたら
    予算よりちょっとオーバーしている。
    このぐらいのオーバーなら、ゴリ押しすりゃ買える範囲なのに
    良心的なお勧めをやってるんだな、と、感心。

    そのコートを試着してみると、風変わりなデザインだが実に似合う!
    久々の一目惚れをしてしまった。

    しかし、決して安い買い物ではない。
    今の私には、数ヶ月食いのびられるレベルの値段なのだ。
    念には念を入れて購入を検討しなければ。

    デザイン的に5年着られるか、とか
    お手入れ法や、雨の日に着ていいか
    年齢的にオッケーか (とほほ) など、質問していると
    奥から店員さんがもうひとり出てきて、援護なのか、やたら褒めまくる。

    いや、コートは実際に似合っているんでいいんだが
    何と髪型まで褒めたくってくれるので
    おいおい、私なんかスタイルさえ褒めておけばいいラクな客なのに
    いらん部分にまで手を染めるなよ、と少々うんざりし
    「褒めすぎです。」 と、つい言ってしまった。

    マルチまがい商法か? と、疑いたくなるほど賞賛され、おだてられて
    買った後に、まるで花吹雪とともに送り出されるようにお店を出たが
    これで天狗になれない自分は、やっぱ小心者だと再認識・・・。
    まだまだ甘いんだな。

    諦めかけていたところに、満足できる物が手に入り
    とても有意義な買い物であったが
    あまりの賛美ぶりに、騙されてないか? と
    逆に不安になったのも否めない。

    ちゃんとしたブランドなんだけどなあ。
      
     
    関連記事 : コート続報 06.12.6

  • ジーンズを買った

    関西に来て、何を思いっくそ気を抜いてるんだか
    ジーンズばっかり履くようになってしまったわけだが
    洗濯を繰り返していたら、色がかなり薄くなってきたんで
    そろそろ新しいジーンズが欲しくなってきた。

    ジーンズにこだわりはないので、と言うか、詳しくないので
    そういう時は、デパートに直行。

    デパートのジーンズ専門ショップに来て、ひと回りしたが
    何が何だかさっぱりである。

    そこで、近くにいた店員さんをとっ捕まえ
    「今履いているようなストレートのシルエットので
     色を落としてない、何て言うんですか
     ケミカルウォッシュなし? で、クラッシュなし?
     よくわからないけど、とにかく濃い色の普通のが欲しいんです。」
    と、的を射ない要望だけ伝えて、初手から全任せをする。

    どこまでポヤンか、サイズもわからないので
    店員さんが、私の履いているジーンズの腰のとこを
    わざわざめくって確認してくれた。

    で、持ってきてくれたジーンズを履いたのだが、これがきっつい。
    店員さんに、苦しいよー、と訴えると
    「このサイズでいいんです。
     今までのが大きすぎるんですよ。」 と、ピシャリ。

    「じゃ、せめてストレッチ素材ので頼みますー」 と
    泣きついたら、えれえ細いヤツを持ってきた。
    スパッツのように、パッツンパッツンなのだ。
    これじゃ、尻も足もラインくっきりじゃん。
    ボディコンだろ、こりゃあ。

    この店員さん、自分もほっそりしているからか
    すんげえスリム信仰みたいなんがあるようで
    「ジーンズのシルエットは、流行があるけど
     今は比較的、色んな形がアリなんですよ。
     細いのを履ける人は履くべきだと思いますよ。」 と、力説する。

    メイクもネイルもばっちりの若い姉ちゃんに
    そう言われると、何かそういう気もしてくるが
    あまりに細いのも、貧弱でみっともないと思うんだよな。

    「ほら、ここなんか余ってシワが寄ってるでしょう?
     せっかくだからジャストサイズを履きましょうよ。」
    と、自信満々の店員さんを振り切って
    「でも、私の場合、年齢的にまずいでしょうーーー」
    と、実に不本意なセリフを言ってまで
    ワンサイズ大きめのジーンズにした。

    ここで自慢をイッパツ。
    「足が長いから、あまり裾直しはいらないですねえ」

    ほーっほっほっほほほほほ

    でも、今回の買い物では、そんなに褒められなかったので
    虚栄心を満足させてはもらえなかった。 チッ・・・。

    もっと、ふんぞり返って高笑いできるほど
    褒めて、褒めて、褒めてまくってくれよ。
    こっちはそれで、1か月は天狗になってられるんだよー。
    幸せも売ってくれよーーー!

    大体さ、今回の店員のお姉ちゃんは要求が厳しいんだよなあ。
    全身タイツ並みのフィットジーンズなんか、年齢制限があると思うぞ!

    買ったばかりのジーンズを履いて、デパートをウロついていて
    ジーンズを履いている女性をチェックしまくったのだが
    比率的に、ダボダボのを履いている女性の方が圧倒的に多い。

    売っているって事は、時代遅れではないという事だろうが
    定番のファッションでも、微妙に流行ってあるじゃん。

    これで良かったんだろうか・・・と、不安だぜ・・・。

  • 女性の露出の心理

    胸の谷間だの尻の割れ目だの足だの、丸出しな格好をしているくせに
    見ると怒る女性っているよな。
    「見られたくないなら隠せ!」 と、こっちが怒りたいぐらいだが
    実はあの心理は、ちょっと理解できる。

    あっ、私の場合は、露出した服は
    見られてナンボだと割り切って着るので
    ジロジロ見られても、全然オッケー。
    それどころか、「見らんか、おら!」 と、逆セクハラの勢いで着るさ。

    露出しているのに、見ると怒る女性の心理、これは2通りある。

    まず、1つ目。
    「私はこんなに巨乳だという事を認識しといて。
     でも、見ていいのは認識する時のその1回だけね。
     その見方も、私が不愉快にならないように
     私に気付かれずに控えめに見て、心の中で賞賛してね。
     そして、私に対する評価にプラスしといて。」

    はいはい、まったく何様なんだか。
    でも、この心理は大抵の女性が持ち合わせているものである。

    女性の外見に対する価値は、人類全部がよってたかって確立したもの。
    美しければ、それを誇って見せびらかす気持ちになって当然。
    でも、それは 「キレイな私」 と認識してほしいためで
    決して自分の安売りではない、というプライドもあるのである。

    次、2つ目。
     これから会う人にアピールしたいだけで
     途中の通りすがりのヤツのためじゃない。
     関係ないんだから、ジロジロ見ないで。

    これはわかりやすいだろ?
    冠婚葬祭やパーティー会場に行く時
    更衣室でゆっくり着替えられない演劇関係者、コスプレイヤー
    ビジュアル系バンドのライブにキメて行く時などの
    行き来の公共交通機関内は針のむしろ!

    いつ自分も、非日常な格好のまま、日常に飛び込むハメになるか
    わからんので、見て見ぬ優しさを持ってあげようね。
    谷出し割れ出し末端部位見せの、下着も同然の格好をしている娘さん方も
    もしかして何か事情があるのかも知れんので、そっとしとこう。

    とはいえ、胸ボーーーンな巨乳が谷間を見せていると
    どうしてもそこに目が行ってしまうよなあ。
    私は女なので、ジッと見てもあまり支障はなくてラッキーだが
    周囲の男性たちは、ほんと可哀想だぜ。
    おめえもそういう格好を好んでしてるんだろうから
    ケチくさい事言わんと、見るぐらい許してやれよ、と、言ってあげたい。

    私は足とか尻の性的ありがたみはよくわからんかったのだが
    この前コンビニ前で、女子中学生数人がヤンキー座りをしていて
    短い制服でガニマタ座りだったので、股間丸見え。

    それを見越してか、中に黒いブルマ (って今でもあるのか?)
    っぽいのを履いて予防してたんだが (私もどこまで確認しとる)
    その時にやっと “スカートの中” の価値がわかった。

    その女子中学生たちのヤンキー座りは、前方から見ると
    伝統的な便所の落書きみたいな状態になってて
    折り曲げたふくらはぎと太ももの肉が波打ち
    そこにピッチリの黒パンがくいこみ、○○○が浮き彫りで
    「あああっ、見せパンだとしても、それかなりヤバい!」 と
    突進して、パーンとモザイクを貼りたくなったぜ。

    いやあ、男性ならあれは有料でも見たかろうーーーーーー。
    私ですら、保存のボタンを押すね。

    今の若い者は恥を知らない

    これはもう若くはない誰もが思っている事だろうが
    自分たちの若い頃も、結構な恥知らずだったのを覚えてねえんか?
    それとも、実際にキチンとしてたんか?

    私はかなり恥知らずだったぞ。
    だらしなく座ってたし、風でスカートがめくれても気にしなかったし
    今の平均的 (極端なのは論外) な女子高生たちと
    スタイルは違えど、性質は似たようなものだった。

    恥ってのは知恵で、知恵がついてくると自尊心が出てきて
    徐々に自分の姿勢を正すようになってくるんだ。
    (人並み外れたアホウなせいか、今でもちょっと恥知らずだが)

    自分がこうだからか、20代前半ぐらいまでのヤツは
    アホウな生き物だと、甘い目で見る。
    早く人間になれればいいね、って感じ。

    でも、世の人間は私よりは利口な気がするので
    そう心配もないだろう、と、楽観視しとるぜ。

    さて、次はババアのパンツの価値の見直しに挑戦しようかなw

  • 指摘しろよ!

    美容院に行って、担当のおねえさんと
    自分の外見の過ちって自分じゃわからない、って話をした。

    ヘナの色がヘンかどうかを聞いたのが始まりで
    ヘナをしているお客さんは結構いるけど
    明らかにヘンな色になっている人もいるが、指摘できない。
    と、言いつつ、私には 「おかしい」 を連呼してくれたからだ。

    もうヘナ100%じゃなく、インディゴ配合にする。
    「真っ赤ですよ? 真紅ですよ?」 で、大ショック!
    叶美香の髪色をあざ笑えん立場に・・・。

    他にも 「顔色が悪い」 と言われ、「えええ?」 と、なった。
    「よく見てくださいよ、赤黒くないですか?」 と
    顔をドアップでよーーーく見せたら
    「ああ! 間近で見ると血色もわかるけど
     普通の対面距離だと、青白く見えるんですよ」
    と、言われ、すんげえ驚いた。

    この見え方の違いは何なんだ? と、しばしふたりで考え
    近眼なので、お手入れやメイクの時は
    鏡にへばりついてやってるせいだと判明。

    いやあ、目からウロコな事実だぜ。
    こういうのは、人から指摘されないと絶対にわからんって。

    私はお世辞は言わない。
    ってか、心にない事を言っても、嘘臭さ全開で
    余計にこっちの立場が危うくなるんで、いらん社交はせん。

    でも、特殊なジャンルのファッションとかじゃなく
    明らかにヘンな格好やメイクをしているのに
    指摘できない相手っているよな。

    特に女性のメイクは指摘しにくい。
    代表的なパターンが
    「眉、1本線!」 「アイライン太すぎ!」
    「チーク (ほお紅) がおてもやん!」

    見ちゃいけない、と思いつつ、どうしても目が行ってしまい
    それが良いと思ってるんだろうか? 家族は何も言わんのか?
    と、脳内でグルグル考えてしまい、やたら疲れたあげく
    「相手をこんなに気遣わせるなんて、とんでもねえ!」
    と、とんだ逆恨みをしてしまう。

    男性の場合は、髪型とか、香水のつけ過ぎが多い。
    妙な分け目をしてるヤツは、その感覚を聞いてみたくてしょうがない。
    香水のつけ過ぎは、おしゃれどころか逆に
    「おめえ、風呂に入らんヤツだろ」 と、疑うぞ。

    全身がすっとんきょうなら、電波風味って結論で分類ができるんだが
    他の部分はすげえマトモなのに
    何故か一箇所だけ、突拍子もない事をしてるヤツが一番戸惑う。
    これもある意味、“一点豪華主義” なんか?

    かく言うわたくしも、昔はとんでもない格好をしていた時期もある。
    パンクは行動範囲が激減したし
    スーパーロン毛の時は、オ○ムシスターズか貞子か、だし
    後年になっておかしさに気付いた時にゃ
    友人に 「指摘してくれよ!」 と、文句を言ったさ。
    (答はもちろん 「好きでやってたんでしょ」 で、ギャフン)

    怖いのは、その大間違いが現在進行中じゃないかという可能性。
    別に 「やってもたー」 な格好はしてないと思うが
    自分の “思う” ほどアテにならんものはねえ、と
    実感しまくってるので、不安特盛りである。

    それに、女性が相応に年を取るのは、すんげえ難しい気がする。
    どうしても、時間が過去のある部分で止まると思うんだ。
    これは悪あがきとかじゃなく
    自分が一番キレイな時代が脳に刻まれるんじゃないかなあ。

    私の場合、意外かもしれないが、美容面の老化は気にならないんで
    (健康面がすげえ切実で、シミシワは二の次)
    若作りはしてないつもりだが、万が一がやばい。

    痛いババアな将来だけは避けたいーーーっ。
    (自画自賛している時点で、ヒトとして充分にやばいだろうが)

    一応、回りのヤツに聞いてはみるが
    褒めるならまだしも 「あしゅららしい」 とか言われても
    それが良いのか悪いのか以前に、意味わからんっつーの!

    ほんと、人は本当に大事な事は指摘してくれない。
    人と接して、相手が自分の一点を凝視していたら、その部分を疑うべき。

    でも、思慮深いヤツは、見て見ぬフリが上手いんだろうなあ。
    そう思うと、やっぱり自分の判断する目を養うしかないよな。

    ・・・・・私の未来は暗い・・・・・

  • 下着 2

    厚顔無恥な私でも、何の関連性もないところでいきなり
    ナイスバディ自画自賛は不自然だと思っている。

    つーか、自然な自画自賛というものがあるのか
    いっちょ自画自賛をするために
    ×10ぐらい (質も量も) の恥をさらすのはアリなのか
    しかも、こんだけ力説してるのに
    誰も1個も信じてないのは、一体どういうことなのか

    書いてて時々、色んな部分を疑問に思うが
    そんな些細な事 (かあ?) に気が回るんなら
    元々自画自賛なんて脳裏にも浮かばんさ。

    という事で、自画自賛の絶好の話題
    下着の話の第2弾である。 当たって爆死せえ!

    女性に言うと、すんげえ驚かれるんだが
    私は高校生ぐらいまで、下着は
    オールかあちゃんが用意してくれていた。

    あのクソババアは、自分用には何とか産レースとか
    上等なもんを買うのに、私には名前を出すのもはばかられる
    あのメーカーや、このメーカーの綿パンとか買ってきやがる。
    それを、キレイさっぱり一切気にせずに履いてた私も
    女性としての第一歩すら踏み出さずに終わっていたかも。

    しかし、よくサイズがわかるよな、って感じだが
    サイズすら合っていなかった事が、ある日判明する。

    私には巨乳の友人がいて、それがまた見事な巨乳で
    通りすがりの男性の目や、職場や飲み会でのセクハラや
    邪魔になる、肩が凝る、服が似合わん、など
    それにまつわるイヤな思いを、常々聞いていたせいか
    胸が大きいというのは欠点ととらえている。
    (これは今だに思っている。 洗脳、なかなか解けねえもんだ)

    その巨乳の友人が、ブラを買いに行くと言う。
    男性は知らないだろうが、専門店でのブラ選びは
    係のおねえさんが、ナマ乳を測り、ブラをつけてくれるのだ。

    友人は毎度のEカップで、試着しつつ、ため息をつき
    私はそれを見て、ゲタゲタ他人事で笑っていたんだが
    係のおねえさんがこっちを睨み、言った。
    「あなたのブラ、サイズが合ってないんじゃないの?」

    私は別に支障はないし・・・と、あーだこーだ言い訳したが
    自分のサイズだけでも知っておくべき、と怒られ
    渋々計測してもらった。

    私は、かあちゃん発のBカップをつけていたのだが
    計測の結果、Dカップだと判明し
    今度は友人が、青ざめる私の隣で大爆笑。

    どう見ても、友人のEと私のDはケタが違うと思うんだが
    何で1個しか変わらんのだ?????

    ブラってのは、背中や腹から肉をギュウギュウ寄せ集めて
    カップの中に入れて、胸をつくるそうな。

    いや、私、胸いらないし、とあがくも
    「ちゃんとブラをつけてないと、将来タレるわよ!」 と
    怒られまくり、呆然とDカップブラを買って帰ったわけだが
    巨乳友人が 「そんなこったろうと思ってたわ」 と
    とても嬉しそうで、こいつはこれを見越して
    私を買い物に誘ったのだと気付いたさ。

    で、この私がキチンとブラをつけるはずもなく
    あのおねえさんの予言通りに、私の胸は小さくなっている。
    今はCかBなんじゃないのか?
    周囲に肉が見当たらないので、とても満遍なく
    脂肪が散っていったんだな、と解釈している。

    上段を書いてる途中で、あっ、自画自賛をする場面がない!
    と、気付いたが、書いてた時間を考えたら、書き直したくねえ。
    でも、今回も自画自賛はしたい。

    さて、どうしたもんか、と読み返して、かなりの時間悩んだが
    解決策が見つからず、敗戦色濃厚ー。

    “スリムなのに胸がある” ってのも
    今の時代は、E以上じゃないと胸があると言えんしなあ・・・。
    大体、私の好みは貧乳だし
    そういう意味では、自分の胸はこれでも、ちと大きい。
    中途半端な乳は、良い事は何ひとつないような気がする。

    ま、あまり贅沢を言ってると、自画自賛はできんよな。
    初手にクドクドと、何かに言い訳をしたのが敗因か・・・?

    とりあえず、今回は自爆、ってことでオチがついてめでたし!

  • 下着

    「あしゅらは勝負下着は持ってないと思うなー」

    このセリフをポト中に言われ、反論しようとしたが
    我ながら確証が持てず、言葉に詰まった。

    そんなはずはねえ、ちゃあことパンツ賭けポトをやってた時に
    買いに行ったはず! と、調べてみたが、ない。

    おかしい・・・あの時、私は何を買ったんだ?
    てか、何でそんな事実を見抜かれるんだよ???

    私は下着が嫌いなのだ。
    というか、体を締め付ける物すべてが嫌いである。

    そもそも、下着の必要性がまったくわからん。
    いらんのじゃないのか? いらんよな? と
    ノーパンで過ごした事もある。

    結果、やっぱいるわ、パンツ・・・・・。
    冷えるんかわからんが、異様にトイレが近くなるのだ。
    ちゃんと服は着てるのに、何でだろう???

    私の皮膚は、本人の性格と見事に反比例して、妙に敏感で
    セーターはもちろん、布地によってもすぐかぶれる。
    当然、レースもダメで、このレースなしの下着を探すのが大変である。

    かあちゃんは 「安物のレースを買うからよ」 と
    鼻で笑いつつ、平然と吐き捨ててくれたが
    たかがパンツいっちょに何万も出したくねえよ!

    こういう場合は、自己正当化に限る。
    「中身が最高なのに (ようするにナイスバディと言いたい)
     何で包装で勝負せにゃならんのだ?」

    この主張は、割に女性は納得してくれるのだが
    男性は、どうしても受け入れたくないらしい。

    元彼が干している私の下着を見て
    「これはナイだろうーーーーー」 と、あまりにも嘆くので
    「じゃ、下着でも何でも好みのやつを買ってこいよ。
     いくらでもコスプレしちゃるぞ」 と、言ったら
    後日、どっかからかカタログを持ってきて
    しかもそれが通販のニ○センで
    「これがいい」 と、折り曲げてたページを見たら
    下着のページではなく、避妊用具や 「愛のビデオ」 のとこで
    ド紫や豹柄や金色の、おまけに余計な穴があちこちに空いてたり
    布どころか、ほぼ紐だったりする下着だった日にゃ
    こりゃ、あかん、男の希望を通してたら、ズベタになってしまう
    と、青ざめたさ。

    その時は、「修道女のような下着を脱いだら凄かった
    というのも良くねえ?」 と、ロクでもねえ詭弁を振るったが
    何でこんなマニアックな説得をせにゃならんのやら・・・。
    しかも元彼、納得しなかったし。

    まったく、中身が良いのに一体何の文句があるんだよ
    贅沢なんだよ! と、心の底から思っている私だが
    いらんビデオとかを観てると
    おめえ、よくそんな体で人前で脱げるな、という
    女性が出ていて (白人女性に多いんだ、これが)
    それを男性たちはヒューヒューホーホー喜んでいるので
    女体という事が既に嬉しいんであって
    多少の造形の狂いなど、どうでもいい事なのかも知れない。

    だがそれを認めると、私の信じ込んでいる唯一の己の価値も揺らぐし
    いらん苦労 (かぶれ等) も、出費もせにゃならんので
    聞こえない聞こえない、超ー聞ーこーえーなーーーい!
    あーあーあーあー (耳をパコパコ塞いで歌っている)