カテゴリー: ヘアケア

  • 髪の分け目

    髪型はちょくちょく変えても、髪の分け目は変わらない場合が多い。
    それは、自然に髪が分かれる位置ってのがあって
    多分つむじの位置で、どっちに流れるかが決まるんだろうが
    それが髪全体の “クセ” になってるからだと思う。

    この髪の分かれ目を軽視してたら、大変な事になるぞ!

    男女ともに、髪の分け目からハゲてくるのは
    カツラのCMで、もうおなじみだと思うが
    何故そういう悲劇になるのかはわかるか?

    とか言ってて、私も医学的根拠に基づいた知識は皆無なんだが
    ひとつには紫外線の影響があるらしい。
    ご存知、紫外線には細胞を破壊する威力がある。
    髪の分け目の頭皮に、余計に紫外線が当たって
    他の部分よりダメージを受けてしまい
    それで毛根がヘタるのは、充分にありえる事である。

    これが分け目ハゲの一番の要因かも知れない。
    が、私にはもういっちょ心当たりがある。
    それは、毛根に掛かるテンション、これ、ものすごい圧だと思うぞ。
    これに気付いたのは、私の頭髪が太くて硬いせいだ。

    ヘナ後にいつも頭皮が、ズキズキといった感じで痛く
    ヘナが合わないんだろうか? と、不安だった。
    しかし、それ以外には支障がないので、気付かないフリをしていた。
    (ここらへんが、私のユルユルなとこだが)

    ある朝、いつものように寝癖満載で起きたら、すげえ頭皮が痛い。
    ほんと、いってえーーーーーーー! って感じで痛い。
    これが脳みそだったら、脳腫瘍とかを妄想して大騒ぎだが
    頭の皮が痛いのがわけわからんので、辛いけどなかった事にした。

    数週間後、TVで薄毛のCMを見て、未来に不安を感じ
    とりあえず分け目を逆にして、1日を過ごす。
    夜のシャンプーで、また頭皮に激痛が!

    この3つをちょくちょく繰り返し、やっとこの頭皮の痛みは
    髪の分け目を変えた事によって、髪の毛根部分が痛いんだ、と気付いた。

    寝癖など大昔からしょっちゅうなってるのに
    何故今になって痛くなるのか、と推理したら
    ヘナによって髪のハリやコシが出て
    より元気一杯になってるせいじゃないか? という結論になった。
    草が踏み倒されるより木が倒れる方が、地面に衝撃的だろ?

    これに気付いてから、家では分け目を必ず逆にしている。
    あの痛みはただごとじゃねえよ。
    髪の流れで、かなりの力が毛根に掛かってるって事だ。
    そりゃハゲるのも無理はない。

    必ず同じようなとこで髪が分かれるというヤツ、注意した方がいいぞ。
    髪の流れって、ヘアスタイルで付く場合もある。
    私が貞子ヘアだった頃、家ではずっと左耳のところでまとめてて
    ショートにした時に、左耳のとこだけ髪にクセがあると言われたから。

    そこ、元々はないクセだったんだよ。
    結んでたゴムの根元の部分に、余計に力が掛かってたんで
    そこだけ毛根の向きが変わったか、皮膚自体がヨレたか、だ。
    この人工クセは、4年ぐらい掛かってやっと取れたぜ。

    髪を分ける事が既に、毛根に余計な力を与えてしまうと思うが
    それが常に一定方向というのは、もっと悪いと思う。
    外気や紫外線にさらされ続けてる部分が偏るのは
    髪や毛根のヘンな老化をうながす事になりかねない。

    将来泣かないためにも、家では分け目を変えるぐらい
    してあげた方が良いと思うぞ。

  • ヘナ続報 6

    最近は、ほどほどにヘナをしてるので
    剛毛に歯止めが掛かって、ありがたいのだが
    毛染めというと、気になるのが色味と色落ちである。

    ヘナは色の選択の幅が狭いのがデメリット。
    カレー粉 (!) を入れたり、紅茶で溶いたりしても
    もちろん劇的には変化はない。

    (いらんものを混ぜるな、と言われそうだが
     ヘナ愛用者はこういう混ぜ物がデフォなんだってば。)

    ま、ザツな性格なので、あれこれ混ぜるのは面倒くさいし
    一番色が入りやすいのは、ヘナ100%をした数日後に
    アムラ、シカカイ、インディゴなどの藍色の天然染料をする事だと
    ヘナサイトで見かけたので、それをやってみる事にした。

    いつもは、ヘナとインディゴが最初からミックスされているのを
    使っているのだが、久々にヘナ100%をする。

    ああ・・・・・、相変わらずヘナ100%だと、髪が朱金・・・・・。
    何でこういう発色になるのかわからんが、まるでマッチ棒だぜ。

    こんな色じゃ恥ずかし過ぎるので
    2日後にはインディゴ100%をせざるを得ない。

    インディゴ100%は初めてだが、使い方はヘナと同じで
    お湯で溶いて、シャンプー後の髪に塗布して
    ラップで密封して、40分から2時間放置し、洗い流す。

    洗い流した後の、あまりのゴワ付きときしみにビビる。
    髪が爆発しそうで不安だったが、乾くと普通。
    どうも、2日前のヘナで緩和されているようだ。
    インディゴにヘナが必須な理由がわかった。

    発色の良さは、確かに別々にやった方が良いとは思うけど
    結構微妙な範ちゅうで、手間を掛けたほどの結果は出ない。

    色落ちは、ミックスタイプだと徐々にその色が薄くなるのだが
    別個にした場合は、まずインディゴの色が落ちる。
    つまり、だんだんヘナの赤が浮き出てくるのである。

    期待したほどの違いもないので、別々にするのも面倒で
    次は別売りのヘナとインディゴを混ぜて使ってみた。

    最初から混ぜて売られているのも、成分を見ると
    割り合いはわからないけど、他に混ぜ物もないので
    同じようなものだろう、と考えたのである。

    しかし実際に混ぜようとすると、実に混ざりにくい。
    色ムラは出なかったが、手触りが悪い。
    しかも落ち方は、混ぜて使ったのに、別々にした時と同じで
    インディゴの色が早く落ち、ヘナの赤が残る。

    最初から混ぜてあるものなら
    こういう落ち方はしないのに、何でなんだろう?
    特殊な混ぜ方でもしているのだろうか?

    わかったのは、わざわざ別々にしたくないのなら
    最初からインディゴ配合のヘナを買った方が良いって事。
    そしてインディゴのみでは、ツヤも出ないし髪がゴワつく。
    ヘナはどうしても必要。

    髪に塗布している時間は、色の発色を考えるなら
    ヘナもインディゴも2時間以上になると、いくらおいても変わらない。
    何時間も塗布して放置は、ヘナのトリートメント効果を期待する時
    だけで、それもあまり大きな違いはないような気がする。

    今まで、天然は染まりにくそうで、4時間放置とかやってたけど
    普通の毛染めと同じような手間だけで、オッケーだったわけだ。
    合成毛染めと違うのは、時間をきっちり守らなくても傷まない
    ってとこで、大雑把な性格のヤツには向いているだろう。

    何か、どんどんやり方がザツになってるけど
    仕上がりは丁寧にやってた時と、まったく変わらないので
    “天然” のメリットって、このアバウトさにもあるんかな
    と、新しい発見をした気分でいる。

    それと、もういっちょ発見。
    ヘナ、完全には色落ちをしないようだぞ。
    ある程度まで色落ちしたら、定着してるようだ。

    退色の仕方が私の場合は、ヘナ + インディゴで
    ブラウン → 朱金 → 灰金 という、何か妙な色になっていく。
    で、灰金色で生え変わるまで定着しているようだ。

    普通のカラーリングをした事がないので、比べようがないが
    毛染めってこういうものなんかな?

    この情報はちょっと怪しいんで、完璧に観察してみたいが
    そうすると数本あって見苦しい白髪も放置になるので、無理。
    期間を空けるのは、やっぱ最長1ヶ月が限界だなあ。
    4週目を過ぎたら色のムラが気になって、ソワソワしてくるぞ。

  • ヘナ続報 5

    ヘナを使い始めてから、2年目。
    トリートメント効果もあって、毎日使っても良いというので
    平均2週間に1度のペースでやっていた。

    ヘナ続報4に書いたように、髪が固くなり
    首に刺さるまでに、超合金化!
    美容師のねえちゃんにも
    「見た目はツヤツヤなのに、触ると固くて驚く」
    まで言われ、ちょっと悩みの種になってしまっていた。

    髪を抜いて凝視すると、ものすげえコーティングをされているんだよ。
    本来の髪の周囲にマニキュアを塗ったように。
    爪でしごくと、その膜が剥がれるんだ。
    ヘナ、ヘアマニキュアと同じレベルで膜を作るようだ。

    ヘアマニキュアや枝毛補修剤に使われるシリコンは
    髪を1本1本覆って、ツヤを出し、手触りを良くするものだが
    それが剥げ落ちる時に、キューテイクルも道連れにするので
    結局は髪が傷む、というシロモノである。

    こんなにコーティングされているのなら
    それがヘナでも行なわれても、おかしくない気がする。
    どうしたもんかな、と、思案をしてたら
    何の呪いか、大風邪を引き、1ヶ月ヘナが出来ない状態になった。

    いや、風邪っ引き中でも、ヘナをしても良いんだが
    私の場合どうも体を冷やすようで、真冬とか体調を崩すのだ。

    断ヘナをして髪が普通に戻ってきたので、白髪部分で観察をしてみると
    色は徐々に薄くはなるが、3週間以上経つと白髪っぽく感じてくる。
    でも根元以外は、えらく色素の薄い茶髪、といった感じ。

    その時の手触りは、以前の普通の状態。
    首にも顔にも刺さらない。
    手触りは柔らかくなってきたが、ツヤはなくなる。
    髪のコーティングも取れている。

    その後、風邪が落ち着き、恐る恐るヘナをしてみたら
    1発で色が入りツヤツヤになったけど、固さは感じない。

    ようするにヘナは、頻繁にやってると髪に蓄積されるようだ。
    間を3週間以上空けたら、必要以上に固くなる事もない。
    私はヘナを、トリートメント扱いをしていたので
    しょっちゅうやってたのが、ものすげえ重ね塗りになってたわけ。

    これらの事を総合すると、ヘナとは天然のヘアマニキュアだと思う。
    トリートメント効果をしきりに謳ってはいるが
    そこまで言うほどの物ではないと思う。
    100%天然で、ヘアマニキュアが出来るというのは利点だが
    髪の健康的には、「合成よりは傷まない」 程度ではないだろうか。

    ツヤはヘアマニキュアの比ではないほど、ヘナが勝るし
    合成染料がイヤで使い始めたけど
    ヘナの代わりになる天然染料も見つけてないので
    このまま使い続けるつもりではあるが
    “天然” を過信したらいけないと、よーくわかったよ。

    今後はせめて3週間以上、間を空けてからするようにする。
    色の持ちがギリギリどうかな、というのは
    ちょっとあれこれ試してみる。

    フニャ髪でコシが欲しい人は、ヘナ重ね塗りは良いと思うが
    それをやってると、パーマはまずかかりにくいだろうな。

    頭部の経皮吸収の強さは、体中でトップらしいので
    私はどうしても頭部には害の少ないものを使いたいから
    天然染料のヘナなのだが、冷静に観察していると
    いくら天然でも、100%髪に良いというわけではないと思う。

    ヘアマニキュアと同じ作用なのが、とても気になるが
    今のところ、キューティクルを持って行かれている気配はないし
    これも、単なる私の言い掛かりかも知れん。

    まあ何にしても一長一短で完璧なものはない、っちゅう事だな。

  • ヘナ続報 4

    剛毛になってしまってる。

    元から “太い固い多い” の、それが毛の事でも毛でなくとも
    世のほとんどの男性が羨望するような3拍子だったわけだが
    最近はそれが激しくパワーアップしてくれている。

    何ちゅうか・・・
    普通の髪が柳なら、私のは竹?
    普通の髪がアフリカのサバンナなら、私のはアマゾンの密林?

    もう、根元からピーーーと直立してて
    地球の重力、まるで効果なし。

    朝起きると、マンガのキャラのように逆毛が立ってて
    素でこういう状態ってあるんだーーー、と驚かされる。
    しかもそれが1日続く。
    これがパンクをやってた頃なら
    ジェルもスプレーも必要なかったというに・・・。

    ウスラハゲにはさぞ羨ましい事だろうが
    これはこれで、ものすげえ支障がある。

    まず、不意の来客で恥ずかしい。
    さっきも宅配の兄ちゃんがシゲシゲと見つめてくれたが
    コスプレイヤーか何かだと勘違いされたかも。

    出掛けるのにも、すげえ時間が掛かる。
    髪を寝せるのに、手でギュウギュウ圧を掛けまくり
    30分ぐらいしないと寝てくれない。
    押さえるのも疲れるので、ヘルメットでもかぶっていたいぜ。
    それでも、「寝癖が付いてるよ」 と、注意されるんだよなあ。

    ここまで剛毛だと、体中毛まみれに見られそうですんげえイヤ。
    普通、頭髪だけボウボウってありえんじゃん。
    マジでワキ毛も数本しか生えない体毛の薄い、恵まれた体質なのに
    剛髪のせいで、背毛ヤケツ毛まで生えてそうとか思われるなんて
    女性として、最悪の悲劇だろうー。

    ワックスでも使ってセットすりゃいいと思われるだろうが
    髪って、ダイレクトに成分が反映されるから
    合成成分を使うと、すぐ痛むんだよな。

    顔のお手入れには化学物質を塗ったくっているが
    髪は死んだ細胞だろ?
    皮膚は再生されるが、髪は死体損壊のように
    取り返しが付かないからイヤなんだよ。

    でも、これを考えると、髪が天然化粧品でド健康になったんだから
    本当は顔の肌も天然が良いんかも・・・。
    だけど、そこまでエコババアしたくねえし
    化粧品大好きだし、ああ、ジレンマ・・・。

    こうなった原因はわかっている。
    ヘナである。

    ヘナ100%を使っていた時は、逆に髪が落ち着き
    寝癖も付かず、ヘアピンもスルッと落ちていた。
    だが、ヘナ100%だと、色素の薄い私の髪は真っ赤になる。

    普通、剛毛なら真っ黒が基本設定じゃん。
    剛毛で天然茶髪って見た事あるか? ねえだろ。
    普通の剛毛なら真っ黒で、ヘナの色素も発色せず
    そのままヘナ100%を使えたのに、何て間の悪い髪質なんだよ!

    で、インディゴ、アムラ、シカカイなどの
    天然染料配合のヘナを使い始めたんだが
    どうもそのヘナ以外のハーブの配合量で変わるみたいなんだ。

    今まではそうヘナ100%と違いは感じなかったのに
    今使っているグリーンノートってメーカーの
    一番濃い “ブラウン” ってやつ、これが原因。
    今じゃ、10cm以上ある巨大ヘアピンも跳ね返す弾力だぞ。

    これさ、逆に考えると、髪にコシがないヤツは
    これらの染料を使えばいいんじゃないのか?

    何か、これらの染料を使用するハーブ洗髪って方法もあるみたいだし
    ねこっ毛とかには向いていると思うぞ。

    私の場合、グリーンノートのブラウンを
    1回50gずつ、2~3週間に一度のペースで使って
    2回目で 「あれ?」
    3回目で 「えええ?」 となったんで、即効性もある。

    毛染め効果があるのに、髪も頭皮もバリバリ健康になるし
    何ら悩みのない髪でも、やる価値はあると思うぞ。

    ただし、天然とは言えアレルギーも考えられるので
    過信せずにパッチテストをやってな。

    ヘナには健康被害の説もあるけど
    たとえそれが実際にあっても、合成染料よりはマシ。
    髪の染料の被害は、化学薬品大好きの私でもビビるほどだし。

    あああー、グリーンノート
    あと1袋、買い置きがあって途方に暮れてるんだよなあ。
    ヘナ100%に混ぜて使うかなあ。

    こういう手製混ぜ系って、ガサツな私には手に余るぜ・・・。

    関連記事: カテゴリー自画自賛美容 ヘナ続報1~3

  • ヘナ続報3

    相変わらずヘナを実践している。

    先日、グリーンノートというメーカーの
    一番濃いブラウンヘナを試してみた。
    これはヘナベースに、天然染料のインディゴとアムラを配合。

    私の天然まだら茶髪が、見事に黒くなった!!!
    もう、嬉しくて嬉しくてー。

      <ヘナについての今までのまとめ>
    ・値段はどこも100g1000円ぐらい。
    ・ヘナはそりゃもうツヤツヤ天使の輪になるが
     実際の手触りは固くキシキシ。
     (これは私が石鹸シャンプーを使用しているせいかも)
    ・ヘナ100%は、地毛色によっては昔の赤チンの発色になる。
    ・オイルや卵など、混ぜ物が可
    ・お湯で溶いたら、数十分~数時間寝かせなくてはならない。
    ・匂いは強烈。

      <インディゴ、アムラ (天然染料) 配合ヘナについて>
    ・インディゴやアムラ配合だと、普通の茶色になれる。
    ・値段はどこも100g1500円ぐらい。
    ・ヘナ100%より、髪の手触りは悪くなる。
    ・混ぜ物をしても良いかが、まだわからない。
    ・お湯で溶いたら、すぐ髪に塗布しなければならない。
    ・ヘナ100%より、匂いはまだマシ。

      <ヘナ使用時の洗髪剤の色落ちの違い>
    普通に市販されているシャンプーの洗浄成分は
    硫酸系、アミノ酸系、石鹸系。
    (他の特殊洗浄成分は使ったことがないので省く)

    ヘナの色落ちが激しい順番は
    石鹸系 > 硫酸系 > アミノ酸系

    ただし石鹸系を使用しても、色落ちは洗髪2回目ぐらいで止まる。
    (これは、洗髪時の泡の色で判断)

    ヘナの退色は、3週間~1か月。
    これは、どの系統のシャンプーを使っても
    不思議に違いがないように思われる。

    ヘナは面倒と思われるかも知れないが
    染色前に洗髪は、合成毛染め剤でも同じだし
    ヘナの製品によっては、洗髪効果のあるタイプもあるので
    事前洗髪、後洗髪をせずに済み、逆にラクである。

    塗布後の放置時間は、「2時間ほど。 長ければ良い」 と
    アバウトなので、これも気を遣わなくていい。

    たんぱく質が含まれていない物は染まらないので
    床に落としても支障はないし、浴室に着色しないのでいい。
    (タオルや服やじゅうたんに落ちたのも、洗えば落ちた)

    私の場合、手足や顔についても何故か染まらなかった。
    美容院でヘアマニキュアをした時に
    頬に付いた時は、1週間ぐらい落ちなかったのに。
    (除光液で落とそうとして、かぶれたよ・・・)

    ヘナ100%の朱金色で、一時くじけそうになったが
    インディゴやアムラ配合のヘナを、使い続けようと決心。
    これだと、ちゃんと黒めの髪色になってくれる。

    それに、何よりもこのツヤは、ほんと捨てがたい。
    元々直毛で、寝グセに割と苦労してたんだけど
    髪がストンと落ちてるって感じで、その悩みもなくなった。

    ただ、髪質の見た目は重いと感じる。
    黒くてツヤツヤ、ってのは、ゴキブリを連想させるし。

    難点はただひとつ。
    不器用だと、隅々まできっちり染められない。
    お湯で溶いたヘナは、ウグイス色の泥そのものなんだよ。

    これはヘナを大量に使う事でカバーできるけど
    大量の泥を頭に塗ったくってみい、そりゃあ重いんだぞー。

    ま、王冠をかぶっている、と脳内変換すりゃオッケーだがな。

    ヘナの使用レポートは、カテゴリーの “美容” にあるので
    そこも参考にしてください。

  • ヘナ続報 2

    今まではシカカイやインディゴ配合のヘナを試したが
    先日、純粋ヘナ100%を使ってみた。
    臭いや感触に違いは感じない。
    製品によって、臭いの強弱は多少あるようである。

    洗い流して、鏡を見て驚愕!!!!!

    髪の色素の薄い部分が金赤になっているのだ。
    キラキラ光る朱肉色とでも言うか・・・。
    白髪は完全な金色に染まっている。

    “色素の薄い” とは、私は栄養が足りんのか
    全体的にまだらに茶髪なのだが
    ヤンキーが剃りこみをする前髪の部分が
    特に黄色くて、そこにヘナ色がバッチリ入ってしまった。

    ヘナを使っといて、こう言うのも何なんだが
    赤系の髪色は、とても下品だと思う。
    地毛の茶色も黄色っぽかったから、まだ我慢できたわけで
    今やキラキラ輝くヨードチンキ色 (水銀入り) なんて・・・。

    激しく動揺をしたが、どうにかするには染めるしかない。
    合成染料を使いたくないからのヘナなのにーーー。

    遊びに来た友人に、率直な感想を聞いたら
    「わざとやってるように見えておしゃれ」 だと。
    そういうおしゃれ感覚なヤツだと、人に思われたくねえよ。

    で、どうしたか?
    なるべく鏡を見ないようにしとる。

    だって、ヘナ100%はメーカー違いのがあと2箱あるんだぜ?
    しかも1箱3回分で、2~3週間おきにやっとるから
    少なくとも、3ヶ月はこの色なんだぞ。
    逃避しとらんと、やっとられんだろうがあ!

    いいんだよ、自分で見えないんなら、存在せんも同然だろ。
    叶美香なんか、あんな妙な髪色にするために
    わざわざ、どっか外国に行って調合してもらってるらしいし
    あの髪色に比べたら、私の朱赤髪なんて日本の伝統色だぜ。
    (このように、何事も無理に正当化が可能)

    ここで冷静に分析報告。
    今回の朱金色の発色は、私の地毛の髪色が原因だと思われる。
    ネット上の報告では、日光の下で微かにオレンジっぽい? って感じ
    という報告が多数なので、私のようなケースはマレ。

    逆に言うと、髪の色素を抜いたり、黄色系に染めてた人は
    私のようになる可能性もある。
    朱金が好みなら、問題はまったくなし。

    シカカイやインディゴ配合のヘナだと、色味はあまり出ない。
    白髪は茶オレンジっぽくなる。
    が、染まり方も弱い感じである。
    今のところ、ヘナ100%が一番激しく発色した。

    あ、染まり方の一番の特徴は、数日したら色が変わる事。
    シカカイ、インディゴ配合のヘナは、染めたての時より
    数日後の方が、色がはっきりしてきた。
    ヘナ100%は、まだわからない。
    見ないようにしてるし・・・。

    色落ちは、ヘアマニキュアと比べると
    ない、と言っていいと思う。

    少なくとも、3週間あけても色落ちはなかったけど
    髪のツヤは、少し落ちた? いや落ちてない? レベル。

    パーマをかけるなら、3週間あけてからじゃないと
    かかりにくい、と言われているけど
    この分じゃ、3週間では足りないと思う。

    トリートメント効果は、ものすごくある。
    ネット中など、髪をクリップで留めているのだが
    最近、そのクリップが滑り落ちてくるようになった。

    手触りの変化はまったく感じられないのだが
    髪がツルツルになって、クリップを引っ掛けられなくなったようである。
    こんな経験はかつて味わった事がなく、とても感動している。

    見た目のツヤは、ヘアマニキュアより強い。
    ビニールコーティングされたみたいな感じ。
    トリートメントとしては、むちゃお勧めである。

    とにかく、あれこれ試そうと、6メーカー7種類を順に使用していて
    今、3メーカー目だが、商品の品質、使用感覚に違いはほぼない。
    値段もヘナ100%だと、全部同じ。
    シカカイ、インディゴ、他ハーブが入ると、値段が少し高くなる。

    とりあえず在庫を全部使い切ってから、どれかひとつに絞るつもりだが
    私の場合、シカカイ、インデイゴ配合を愛用しそうな気がする。

    さて、またヘナをしよう。
    100%ヘナを続けると、髪色はどうなる事やら・・・・・?

  • ヘナ続報

    今、ヘナをしとる。
    ヘナを始めて4回目である。
    人前には出られん姿である。 誰も来んでくれよーーー。

    ここでもう一度、ヘナの詳しい説明を。

    ヘナはインドの天然100%の植物性染料で
    インドでは皮膚疾患の治療にも使われるそうな。
    ヘナを使う理由はただひとつ、「人体に害がない」。
    (もちろん植物にアレルギーを持つヤツには、すんげえ害)

    日本でヘナとして売られてる物の中には
    合成染料が混ざっている場合もあり
    それだと面倒くせえヘナをわざわざ使う意味がないので注意。
    ヘナの色は見た目が抹茶色で
    染まった後は赤オレンジ色の1色のみしかない。
    ヘナと銘打って色幅の多い商品は要チェック。
    黒くするための天然染料はインディゴ、シカカイなどで
    それが混ざってるのなら安心である。

     <ヘナ使用法>
    1.ヘナを40~50度のお湯で3~4倍に溶く。
    2.1を15分~8時間おく。
      (ヘナの色素は溶いて8時間後がピークという説もある)
    3.シャンプーだけをする。 リンス系はしちゃダメ。
    4.ヘナを塗りたくる。 (ビニール手袋必須)
    5.ラップを頭に巻く。
    6.30分~一晩おく。
    7.シャンプーリンスをする。

    おく時間や、溶くお湯の量に幅があるのは
    商品差とか、個人差があるためである。

    ヘナをする頻度は、色落ちを考えるなら3週間でいいが
    トリートメントとしてや、色出しを強くしたいのなら
    1~2週間おきが一般的。
    中には毎日する人もいる。

    1の溶き具合の目安は、たれてこない程度のペースト状。
    100gでショートヘアだと3回分ぐらい。

    2のヘナペーストを寝かせる時間も、最低1時間ぐらいで
    8時間はどうかなと思うが、なめらかになるらしい。

    3のヘナ前シャンプーに関しては
    整髪料をつけているなら必須だが、汚れてないなら省く人も多い。
    ただ、ヘナ前に髪は濡らしておいた方がなじみがいい。

    ヘナは、溶くと泥のようになって
    髪に塗っている間に、乾いた部分がボロボロ落ちてくるので
    土壁を塗るように、手早く思い切りよく塗りたくるべし。

    ラップを巻く理由は、塗ったヘナを乾かさないためと
    浸透を良くするためである。
    熱を加えると更に浸透が良くなる。
    頭にホカロンを乗せる人もいるが (低温やけど注意)
    私はストーブ前でうずくまっている。 (引火に注意)

    塗って放置する時間にも幅がある。
    色は2時間以降は、ほとんど染まり方に変化はないが
    ヘナは元々、トリートメントとして優秀なので
    おけばおくほど、髪がツヤツヤになるらしい。
    塗ったまま寝て、翌朝シャンプーをする人も多い。

    ヘナの問題点は、とにかく臭い!
    何ちゅうか、新品の畳と緑茶と、何かの薬草が混ざった匂い。
    愛用者は、この匂いを消すためと、色の調節のために
    ヘナにあれこれ混ぜ物をして工夫を凝らしているようである。

    色調節に、シカカイ、インディゴ、鉄剤、紅茶
    臭い消しに、各種エッセンシャルオイル、ハーブ
    バニラなどの食用エッセンス
    トリートメント効果用に、卵、ヨーグルト、ハチミツ

    この混ぜ物を工夫するってのが
    愛用者の楽しみのひとつでもあるらしい。
    私も、赤みを抑えられるという噂を聞き、カレー粉を混ぜてみた。

    ・・・・・自分から日本人じゃない匂いがするーーーーー!

    ヘナをした髪は、濡れるとヘナ臭がする。
    ヘナだけでも臭いのに、カレー臭が!
    無味無臭を誇っていたナイスバディの私なのに
    自分からカレー臭が! (加齢臭じゃねえぞ)
    何て事をしちゃったんだ、と、後悔しきりで
    外出もはばかられて、思わず引きこもろうかと思ったぞ。
    混ぜる前に一瞬でもいいから、ちと考えてくれ、私の脳!

    このヘナ臭、濡れないと臭いはしないとは言え
    夏場の汗をかく時期には、ちょっと不安である。

    ヘナの染まり方は、合成染料には劣るが
    傷んだ髪や明るい色の髪には、思ったよりも発色する。
    黒髪だと、光が当たった時になんとなく赤い? みたいに
    なるらしいが、ほとんどわからない程度らしい。
    白髪は赤っぽい金髪か茶髪に染まると思う。

    ヘナを使っている髪は、健康になるだけじゃなく
    髪に入り込んだヘナがブロックするのか
    パーマやカラーリングがかかりにくくなるらしい。
    特に縮毛矯正をしている人は、矯正剤の効果が出ないそうだ。

    ヘナの価格は、私がハンズで買いあさったのは (5種類)
    全部、100gで1500円ぐらいだった。
    100gだと、ショートで3回はできるが
    混ぜ物をするなら、もっとヘナの分量は減らせる。

    ヘナ愛用者には共通点がある。
    それは、テキトーなやり方。
    天然物なので、きっちりと量らなくても、そう支障がないし
    どういう風にやっても、結果が平均的に出るので
    実に大らかにいい加減にヘナをやっていて
    その気楽さが長続きの秘訣である。

    私は合成・添加物大好きなヤツだが
    毛染め剤だけは身体的被害に不安を感じる。
    それに、白髪を染めて髪がボロボロになるのは
    本末転倒のような気がする。
    傷んだ髪は、すんげえ不潔っぽく見えるからで
    清潔感は年を取るにつれ重要になってくるからである。

    ヘナは色幅がないのと臭いが欠点だが、それでもお勧めしたい。
    毛染め剤とか、ロクなもんじゃねえぞ
    私は美容界のアスベストだと位置づけてるぜ。

  • ヘナ

    HENNAとHENAと、どっちが正しいつづりか知らんが
    “ヘナ” と読み、インドの天然染料である。
    毛染め用の天然染料は、他はインディゴしか知らない。
    インディゴはジーンズ染めにも使うアレで
    紺色が出るので、黒く染めたい時はインディゴ
    茶色にしたい時はヘナを使うらしい。

    髪用の合成染料剤は、そりゃあ悪者で
    使うと健康に害を及ぼしますよー、と、証明されている。
    私がカラーリングをしないのは、地毛が茶色なのと
    髪が傷むせいなのだが、この “害” が引っ掛かっているからだ。

    しかし、何の苦労をしとるのか一向にわからんが
    ここ数ヶ月で、いきなり白髪が出てくるようになってしまった。
    このまま白髪を育てて、天然メッシュにしてもいいんだが
    絶対に希望の場所に生えてくれないと思うので
    毛染めをしようとヘナを取り寄せた。

    このヘナ、インドの女性は3日ぐらい塗りっ放しにするそうな。
    でも日本人は、天然ゆえに合わずにかぶれる事も多く
    日本女性の髪質によってはオレンジになる恐れもあるらしい。
    うーん・・・オレンジ色の頭になったら悲惨だが
    そうなった場合は 「みかんちゃん」 とでも呼んでもらおう
    と、勝負を掛けた。

    まず、このくそ寒い中、洗髪だけをして風呂から出る。
    ヘナの粉を2~3倍の湯 (温度は40~50度) で溶く。
    この2~3倍がよくわからず、お湯を足しつつ
    割り箸でコネコネするが、これ、緑の泥にしか見えんぞ?

    ジャリジャリ混ぜている内に
    何か気が立ってきたので、さっさとハケで髪に塗る。
    近所には毛染め用のハケがなかったので
    しょうがなく、塗装用の安いハケを買い
    それをハサミで適当な幅と厚みに切ったんだが
    この段階で既に失敗への道を歩いている気がせんでもない。

    溶いたヘナにハケを突っ込んだ途端
    ハケが泥団子になってしまったが、とりあえず頭に乗せる。
    ベタベタ乗せていって、途中で己の頭が泥団子になっている事を
    憂慮し、慌てて目の粗いブラシを取りにいき
    ブラッシングをしようと、頭にブラシを突っ込んだら
    泥が固まってしまっていて、ブラシも抜けない。

    これ、どうするんだよーーーーー、と
    思わず救急車を呼びたくなったさ。

    説明書を読むと
    「乾かないように、霧吹きで水を吹きかけつつ
     ラップで巻いて30~60分置いてください」 とある。
    塗る前から乾いてたような・・・。
    敗因は、お湯の温度がすぐ冷めたのと
    溶かすお湯の量が少なすぎた事のようだ。

    にっちもさっちも行かないので、頭にブラシを突っ込んだまま
    時既に遅しだろうが、一応ラップを巻いた。

    そのまま30~60分放置なんだが
    これじゃ、ちゃんと染まらないだろうし
    運良く染まっても、確実にムラ染めになるだろうし
    オレンジのムラ染めなんか、微妙に違うタイガースじゃねえか?

    どうしようかどうしようか、と
    クシ差しラップ泥団子頭でアタフタ悩むが
    頭がやたら重い上に臭い。
    何度も何度も時計を見、30分が経った時に
    あーーーーーー、もう限界! と、風呂場に駆け込んだ。
    が、何と湯船にお湯を張り忘れていた!!!!!!

    うっそーーーーーーーん、風邪引くじゃねえかあ!
    と、この上なく慌てふためき、天に見放された気分になり
    洗面所でしばらく死んでいたが
    そんな事をしてる間に、湯を溜めるべきだと、やっと気付き
    湯張りスイッチを押す。

    そっから、お湯が溜まるまでが長い長い。
    うちのは、お湯を溜めてるとシャワーが出ないのだ。

    やっとお湯が溜まったので、即、風呂場に飛び込み
    カチカチに固まった泥を流すのに
    毛はブチブチ抜けるし、肝心のブラシは取れないし
    私は一体、何をしてるんだ?
    世の人々がフツーに使っている染料で
    何でここまで苦労せにゃならんのだ?
    私のせいか? 私がアホなのか?
    と、シャワーヘッド片手に、ものすげえ苦悩したぜ。

    結果は、ほとんど染まってなかった。
    白髪が気持ち黄ばんだだけで、余計に悪いわ!!

    毛染めに関しては、単なる失敗(?)という事で流せるのだが
    染めてる間、何か暴れたんだか、よく覚えてないが
    背中が初期の頃のように痛くなってしまった。
    せっかく前日に診察した時に、お医者さんから
    「この調子だと、完治しますね、良かったですねえ」
    と、祝辞を貰って、すんげえ嬉しかったのに・・・。

    鎮痛剤を飲んで、湿布を貼って、2日間寝込んださ。

  • 安全なシャンプー

     注:原文中の “リンス” は、便宜上
     トリートメントやヘアパックの意も含む表記です。
     
    脱毛、薄毛がシャンプーリンスに含まれる成分のせいだと読んだ。
    私はあまり自然派嗜好ではないんだが
    そういう気色の悪い事を聞かされたら、やっぱり気になるので
    あれこれ調べてみたら、疑わしさ満載。

    私のシャンプー遍歴は
    熊本にいる時は、金に糸目をつけないサロン系や
    ヘア専門メーカーの高額なやつを使用していた。

    貧乏になってからは、市販のシャンプーを使ったが
    最初は安くて良い! と、感動したが
    使用していく内に、特別な支障はないが
    髪がザラザラになっていく事に気付き
    どうしたもんかと、ネットで調べたら
    上記の説が浮上してきたのである。

    これはちゃんとした臨床結果が出ているわけではない。
    研究している学者もいて、データがあるのは
    ・毛染め剤を常用すると、奇形児出産の確立が上昇
    ・生理中に洗髪をすると子宮筋腫発症率が上昇
    私が見つけたのは、このふたつだけである。

    で、こっからは “説”。
    ・頭皮は他の皮膚に比べ、成分が吸収されやすい部分
    ・頭皮から吸収された成分は子宮に蓄積される
    ・ほとんどのシャンプーに含まれる硫酸系洗浄成分は
      頭皮に刺激が強すぎて、薄毛、脱毛の原因になる
    ・ほとんどの化粧品に含まれるポリマーは、使用感が良くなるが
      頭皮の毛穴から入り込み、針状の形になり、血管内に残り
      脳梗塞、心筋梗塞の原因になりえる。
      近年、若年層の急死が増えてるのは、そのせいかも。
      第二のアスベストかも知れない。
    ・リンスによく含まれるシリコンは、髪の手触りを良くするので
      一時的にキレイになったように見えるが
      剥がれ落ちる時に、髪の細胞を一緒に剥がすので
      結果的に髪は傷む。

    この中のいくつが正しいのかはわからんが
    物議をかもしてるものには関わりたくないので
    とりあえず頭皮関係の化粧品は安全なものを使おうと思った。

    条件は、安全で安価。
    このふたつに絞って調べると、当てはまるのが2つあった。
     アミノ酸系シャンプー
     石鹸系シャンプー
    スーパーで売ってるのと変わらない値段のもある。

    まず、アミノ酸系シャンプー。
    これはしっとり洗える。 髪のきしみもない。
    ただし、この系統のリンスはほとんどが潤いが物足りない。
    でもアミノ酸系シャンプーを泡立てて
    頭に乗せておけばおくほど、しっとりするので
    シャンプーとリンスの役割りが逆転するという
    奇妙な使用法になってしまう。
    よって、リンスは付けてすぐ流すだけでいい。

    洗浄力は弱いので、脂っぽい頭皮の人には向かない事もある。
    流しても流しても、ヌルヌル感が残るので
    それがキライな人にも不向きだろう。
    しかし、とにかく髪や頭皮には優しく、刺激まったくなし。
    匂いは香料なしだと、粉ミルクっぽい。

    石鹸系シャンプー。
    これはアミノ酸系の対極をいく。
    流す時に、髪がきしんで痛い。
    無理に指を突っ込むと、髪がブチブチ抜けるので
    シャワーの水圧を利用して泡を流すしかない。
    洗い上がりはサッパリスッキリ。

    石鹸系シャンプーは、どうしても石鹸成分が残る。
    洗い上がりがギシギシするのはそのせいである。
    そこで主成分がクエン酸の専用リンスで
    残った石鹸成分を中和させ、脂肪分に変化させて
    洗い流す作業が必須となる。

    とにかく、シャンプーをしつこく洗い流し
    次に洗面器にお湯を張り、専用リンスを適量入れ
    その中に頭を突っ込んで、よくもむ。
    その後、シャワーで洗い流す。

    洗い上がりはリンスの量によって、いかようにも調節できる。
    不思議なのが、リンスが少ないと頭皮がベタつくのだ。
    この調節が上手くいくと、サラサラの髪になる。

    細い傷みやすい毛質とか、ロングの人は
    リンスの後に天然オイル (オリーブ油、椿油、ホホバ油など)
    を、薄く髪になじませればいい。
    匂いは香料が入ってない場合、油くさい。

    アミノ酸系シャンプーは、とにかく害がない、に尽きるが
    石鹸系シャンプーは、髪と頭皮のリセット効果が期待できる。
    巷の噂によると、数ヶ月我慢して使い続ければ
    今まで蓄積されたものが取れ、本来の美しい髪が蘇るとか。
    確かにそう言われても納得できる魅力がある。
    でも、使い心地は覚悟しておくべし。
    マジでギシギシギュッギュで、最初は驚く。

    私の今のところの感触では
    普段はアミノ酸系シャンプーを使い
    週1~2回、石鹸系シャンプーを使うという方法なら
    万人に合うと思う。

    私的には、石鹸系だけを使い続けてみたいが
    あれこれネットで買っちゃったもんで
    そっちも試さにゃならんのが惜しい!

    何を買えばいいのかわからない人に
    シャンプー鑑定サイトを張ろうかと思ったけど
    今見たら販売を始めてやんの。 調子こいちゃってるのお。
    手先になりたくないので、私が選んだ安心シャンプーのリストを。
    まだ全部は試してないから、使い心地は書かない。

    モルトベーネ 「ピュアナチュラル シャンプーしっとり」
           「ピュアナチュラル トリートメント しっとり」
                 180ml ¥1000

    ちふれ 「MC-Ⅱ アミノシャンプー」
    味の素 「ジーノ プリセイブ アミノシャンプー」
                 300ml ¥1500

    カピトリーノ 「NRヘアソープ ハーブ」
                 200ml ¥1200

    山之内製薬 「ミノン ヘアシャンプー」

    牛乳石鹸 「カウブランド無添加シリーズ」
           シャンプー 200ml ¥525
           トリートメント 180g ¥735
          「セレブティーペアダメージケアシャンプー」
                 600ml ¥1600

    ケラノブ 「サロンワークシャンプー」
                 300ml ¥1500

    イズミヤ 「無添加シャンプー」 「無添加リンス」

    ロッシ 「ヘアパック」 300g ¥498
    カミツヤ 「コンディショナー」 1リットル ¥1449

    (毛染め)
    カピトリーノ 「CLヘアパウダー」 50g×2 ¥1500

    まだあるが、比較的入手しやすい物だけをリストアップした。
    注意はシャンプーが安全でもリンスは違う、とかある事だな。
    ネットで検索すれば、すぐ出るはず。
    値段はショップによって上下します。

    ちなみに、私が今使っている石鹸系シャンプーは
    薬師堂のソンバーユシリーズの馬油シャンプーとリンス。
    400mlで¥1800ぐらいで購入した。

    ハゲへの恐怖がある人は参考にしてください。

    (追記)
    なお、使い続けた経過など、たまに書いていて
    意見がコロッと変わったりもしてるので、ここだけを鵜呑みにせず
    “自画自賛美容” の項目でチェックしてみてください。
     
     

  • 髪が伸びて

    ここ数年の私の髪型は、極端な前下がりショートボブだったが
    今、髪を伸ばしている。
    ・・・と言うのはウソで、背中痛の最中に美容院で
    何時間も座っとられんので、不精伸びになっとるのが事実。

    この前下がりボブ (潜伏のメニューページにある絵の髪型) は
    冷たく見えて、気に入っていたんだが、さすがに飽きた。
    かと言って、したい髪型もないので途方に暮れているとこである。

    化学大好きの私だが、パーマやカラーリングは
    さすがの私でも、安全性への不安があるので、したくない。
    特にカラーリングは、第二のアスベストクラスの害が懸念されるのだ。
    ヘアマニキュアなら良いだろう、と、やっていたが
    どうやらこれもヤバいらしい。
    白髪が増えてきたらどうすりゃいいんやら・・・。

    何が害になるかっちゅうと、ポリマーという成分らしい。
    これが体内に入り込み、針のような形になり
    血管を破るという説を聞き、すべてを諦めた。
    だって、ポリマー、あらゆる化粧品に入っているんだぞ。
    そりゃあ、入ってない化粧品はあるだろうが
    そんなんにこだわってたら、選択の幅がないも同然。
    生活していく上で、ポリマー絶ちは無理。

    でも、カラーリングは皇室の方々には
    「健康に害を及ぼすから」 の理由で禁止事項になっていると聞き
    何かイヤな気分がするので、できるだけやめとこう。
    ま、これは噂の域を出ない話だが
    カラーリングが子宮に及ぼす悪影響を研究したデータを
    どこかで読んだので、そんなん知ったらやりたくねえわな。
    コロッと死ぬならいいが、病気になって苦しむとかイヤだしなあ。

    黒髪に憧れてやってたヘアマニキュアも、さすがに剥げてきて
    髪が元の茶髪に戻ってしまった。
    染めた場合は、時間が経つと、逆プリン状態になるのさ。
    天然茶髪って、染めずに済んで羨ましい、と思うかも知れんが
    人口茶髪とはワケが違うんだぞ。
    自分で染めて失敗したかのように、ムラがあるんだぞ。
    しかも前髪あたりは金へのグラデーションになってて
    「どういうセンス?」 と、思われそうで
    道行く人全員に 「これ、天然だから」 と、言い訳したくなるんだぞ!

    私の友人に、私よりも茶色い髪の子がいて
    そいつも、天然茶髪をとても気にしていた。
    そいつは茶髪が流行り始めた時に、ガッツポーズをしたそうな。
    私から言わせりゃ、そいつは金に近いが
    ムラがほとんどない茶髪なんで、私よりまだマシ。
    おまけに、そいつは細い柔らかい少ない髪質で茶髪。
    素材と色がマッチしていて、ある意味、自然。
    私は、太い固い多い、ときたら当然、真っ黒なはずなのに
    何故か茶色・・・。 透明なコンクリートのように違和感がある。

    さて、パーマをかけたくないなら
    カットで変化をつけにゃならんのだが
    段をつけると、髪が肌に当たると赤くなる。
    特にカミソリでカットをされたら
    尖った毛先で肌に赤いプツプツが出るんで
    美容院でも、絶対にカミソリはやめて、とお願いしている。

    こんな条件ビッシリで、どういう髪型ができるんか
    自分でもさっぱりわからん。
    今までの髪型がベストだったんだが、ワンパターンだし
    ロングにするとお手入れが大変だし
    何より、ロング=貞子orオウムシスターズの悪夢再びでイヤ!

    とりあえず今のところ、背中痛で美容院にはまだ行けないので
    不精伸びを 「ナチュラル、ナチュラル」 と、自分を偽りつつ
    将来をどうしようか模索中である。
    美容にゃ気合いが入る私も、この髪質にだきゃあ、手こずらされる。
    ヘア部門は私にとって鬼門なのだ。
    自賛できるとこが何ひとつないのもムカつく!!!

    あ、枝毛が1本もないとこは自慢になるかも知れんが
    パーマもカラーリングもせず、ドライヤーも封印してたら
    傷んでなくて当然なんで、そんなことぐらいで満足は得られん!

    余談だが、頭髪が剛毛で多いなら
    体毛もそうあってしかるべきだと思わんか?
    ところが私の場合、体毛は薄いのだ。
    こういうカミングアウトレベルの話をベラベラ喋って
    私の評判が果たしてどうなるのかが不安だが
    腋毛もほとんど生えないんだよ。
    これは一体、どういう事なんだろうなあ???