カテゴリー: 自画自賛美容

  • Dr.ハウシュカ

    ドイツのメーカーで、私が初めて使ったオーガニックコスメである。

    使ったのは、トライアルフェイスセット ¥2100
    入っていた容量の後の ( ) 内は、通常品の容量と価格。
     フェイスウォッシュクリーム 10ml  (50ml ¥2520)
     クレンジングミルク     10ml (145ml ¥4200)
     フェイスコンディショナー  10ml (100ml ¥4200)
     モイスチャーミルク      5ml  (30ml ¥3255)
     ローズデイクリーム      5ml  (30ml ¥4200)
     リバイタルパッククリーム   5ml  (30ml ¥5565)

    買ったはいいが、帰ってみて開けたら、説明書が入ってなく
    しかも箱の裏書きは英語和訳表示のくせに
    アイテムにはドイツ語で商品名が書いてある。
    このアイテム名、英語とドイツ語だと微妙な方向性で違うのな。
    ROSENはROSEだとわかるが、MILKがMICHだとは。

    ローションだけは形状ですぐわかるが、他は同じチューブ容器で
    どれがどれかすらわからなく、容量で照らし合わせ
    これとこれが洗顔とミルクで・・・とやってたが
    アイテムの使用順序、モイスチャーミルクの存在や
    パックの使用方法など、まったくわからないので
    結局ネットで調べなきゃならず、何でこんなに不親切なのか、と
    この時点でかなりテンションが下がったぜ。

    使ったのがちょい前なので、忘れてる部分もあり
    洗顔クリームなど、泡立つタイプだったかすらも覚えていない。

    クレンジングミルクは、落ちは弱め。
    私の肌が苦手とするアルコールが入っていて
    刺激を感じたので、印象深かった。

    フェイスコンディショナーは化粧水。
    使い心地は、バラの香りが天然すぎて微妙な上に
    アルコールがキツめで、しかも潤わなかった記憶がある。

    モイスチャーミルクとローズデイクリームは、昼用保湿クリーム。
    どっちもかなりのベタ付きがある。
    しかし少なくとも、肌表面だけベタついて、肌内部がカラッカラ
    という状態にはならなかったので、保湿力はあると思う。
    でも、ローズデイクリームから香りを取ればモイスチャーミルク
    と思うほど、この2つの違いがわからなかった。

    パックは、塗って10~15分ほどおき、拭き取るタイプ。
    この手のアイテムの価値が私にはわからないので、感想なし。

    注: 5mlや10mlの使用なので
       アイテムの真の効果までは、なかなか実感できないぞ。
       ミニサイズ使用は、あくまでアレルギーが出ないかを見るもので
       現品継続使用とは、使う意味も効果の出方も違うからな。

    このメーカーには、独自の理念というものがあり
    ホリスティック療法や、リズム製法を掲げているんだが
    何度読んでも頭に入らないので、言及は避ける。
    何に私の脳内バリア機能が働いてるんだか・・・。

    お手入れシステムは、夜は油分を肌に与えないで休ませろ、という事で
    クレンジングミルクでメイクを落とし、洗顔クリームで洗い
    化粧水で終わりにしてね、と言う。

    ええっ、あんなアルコールのキツいものだけで?
    と、ビビるので、私はこのメーカーをライン使いは無理。。
    でも、薬っぽいパッケージや、どっかで見たハウシュカ博士の威厳やら
    何か心惹かれるメーカーなので、単品買いはするつもり。

    Dr.ハウシュカの化粧品は、バラの香りが基本のようだ。
    初くっせーーーーーーーーー! を体験した、記念コスメ。
    あれこれオーガニックメーカーを試した今では
    他のとこのコスメよりは弱い香りじゃないか? と思える。
    少なくとも、一発でバラとわかったんだし。

    と、偉そうに書いてて、不安になって調べてみたら
    バラの香りなど、どこにも書いてない・・・。

    あれーーーーーーーーーーーー?

    でも、モイスチャーミルク以外は、全部
    ローズデイクリームの匂いがしてた記憶があるんだよー。
    アイテムを使った瞬間、バラだ & くっせーーーと思ったし。

    うーむ・・・
    とりあえず、“私がバラだと思うような匂い” だと解釈してくれ。

    ちなみに、ここの日焼け止めは 「焼ける!」 って噂だぞ。

  • オーガニックコスメ

    ノンポリマ-の基礎化粧品を探すと、どうしてもこれに行き着く。
    そこまで自然じゃなくていいんだが
    合成と天然の混ざり具合が丁度いいのがなかなか見つからず
    詳しく調べるのも面倒くせえので
    もうハナから、“オーガニックコスメ” で探す事にした。

    オーガニックコスメの利点は
    スターターキットというミニサイズのセットが売られている事だ。
    1品1品がミニサイズだから、1000~2000円で買える。
    匂いや使い心地などを、気楽に試して回れるのだ。

    だからオーガニックコスメを探し始めて
    既に6~7種類のメーカーを試してみる事が出来た。

    まず、一番最初に思った事は

    くっせーーーーー! とにかく、くっせーーーーー!!!

    風情もへったくれもなくてほんとすまんが、これに尽きるんだよ・・・。
    “オーガニック” と銘打ってるからには、植物中心なんだが
    植物って、元々そんなに穏やかな匂いじゃねえよな。
    バラの香りの成分なんて、う○こと同じって話も聞くし。
    いや、ほんと下劣ですまん。

    ま、このザツな私には、花々やハーブの高貴な香りも
    そこいらの野っ原の匂いも、区別が付かんのだろうよ。

    で、次に思ったのが 「化粧水、水?」

    どのメーカーの化粧水も、水と変わらん使い心地。
    しっとりなどしないどころか、ただ塗っただけでは肌に入らない。
    単なる臭い、いや、匂いの付いた水。

    その代わりクリーム類が、どこのメーカもベタベタ。
    そりゃもう、塗った途端テラテラのベッタベタ。
    もんのすげえ個性的なバランス配備のアイテムだ。

    クリームのベタ付きは、ニキビにならないので良いとして
    化粧水はあまりにも意味がわからんので
    日本風のヘチマとかにしてみようと思っている。

    まだ途中経過の報告なのに、悪口ばかり書いてるが
    オーガニックコスメには、すんげえ利点が1個あるんだよ。

    洗顔で、塗ったものを完全に洗い流せるんだ!!!!!

    「わけわからん」 と思うだろ?
    私もオーガニックを使ってみるまで、気付かなかった事なんだ。

    肌の調子ってさ、朝の洗顔直後の肌の手触りで判断するじゃん。
    洗い流した後に、ツルツルとかスベスベになってたら
    「おっ、今日はお肌の調子が良い」 って思わんか?

    それがオーガニックの場合、手触りが良くないんだよ。
    ツルツルもスベスベもなく、かと言ってザラザラでもカサカサでもない。
    でも、肌の調子が悪いわけじゃなく、スッキリしている。
    そしてその顔の手触りは、体の皮膚と似ているんだ。

    もしかして、今までの化粧品は全部洗い流せていなかったんじゃないか?
    シリコンやポリマーは石鹸じゃ落ちない、という話があるけど
    それは本当なんじゃないか? と。

    いわゆる “合成化粧品” をずっと使ってきたんで気付かなかったけど
    自分の “素” の肌って、これなんじゃないか? と、思ったんだ。

    これが正解だったら、塗ったものをいつでも完全に落とせるわけで
    今後 “何かが肌に残る” という状態には、もう戻りたくないかも。

    おそるべき長所があったな・・・、と、ワナに掛かった気分。
    オーガニックって、何気に値段が高いんで
    “辞められない” など、自分に規制が出来たら困るんだよな。

    なるべくシンプルな成分で、安いものを探していくつもりだが
    どうもよく見てみると、偽天然成分メーカーもあるみたいなので
    いちいち成分を調べたりしなくちゃいけないし
    オーガニックコスメは平均的に、決して使い心地が良い物じゃないので
    少しでも自分の好みの物を探し回らなくちゃいけないし
    何か、迷宮に足を踏み入れちゃった気分。

    とにかく、くせーくせー言いながら、その匂いもクセになりつつ
    (ほんと、この臭さが快感になるのが不思議)
    しばらくオーガニックを使ってみる予定。

    あっ、“オーガニック” とか、“天然” って
    決して “刺激ゼロ” とか “害がない” ってわけじゃなく
    人によっては、かえって肌に負担になる場合もあるらしいので
    盲信せずに、冷静に選ぶべきだぞ。

    自然って、ある意味、人間の最大の敵になりうるしな。

  • お香

    芳香剤で匂いが続くやつに当たったためしがないので
    部屋の香り付けには、気に入らない香水を使う。

    巷の流行りは爽やか系で、私の人格も申し分なく爽やかなので
    贈り物にはシトラスやグリーン系の香水をよく貰う。
    ところが清楚な外見とは裏腹で、私の好みは重い系。
    よって、そういう香水はカーテンに振り掛けてルームコロンとして使う。

    しかし、いつも香水が余ってるわけじゃないので、お香をたまに買う。
    煙が出るのがネックだが、スモーカーにそういう事を言う資格はなし。

    アロマキャンドルでも構わないんだけど
    どうも西洋の魔術のイメージがあって
    同じ宗教儀式なら、仏事の方を選ぼうかな、とお香派である。

    アロマキャンドルには、もういっちょイヤな思い出がある。
    台風直撃で電気がストップした時に、うちにはロウソクがなかった。
    あるのはクリスマスコフレかなんかで入ってたアロマキャンドルのみ。

    当然それに火を灯す。
    外は豪雨と暴風、締め切った家の中は真夏なので熱気が充満。
    そういう、いつも以上に香りが強く漂う環境の中
    アロマキャンドルの炎の熱と、ムンムンの匂いで
    必要以上に心が弱りきったんで、それがトラウマになっているのだ。

    と言う事で、やっぱり何か焚くならお香なのだが
    このお香は当たり外れの幅がデカいのだ。

    色んなメーカーがあるが、特にひどかったのがインドのやつ。
    “何たらハーブ” と銘打ってるのに、まんま野焼きの匂いで
    しかも煙がものすごく、ムセてムセて、這いずって窓を開けに行った。

    その後も、日本から見て、左とか下の方面メイドのお香は
    もう二度と買うまい、という目に遭って
    メイドインジャパンのだけに絞った。

    もちろん、日本製でも質の悪いものもあるけど
    とっておきのメーカーがあるんだ。

    そう、お香のNo.1は、日本香堂である!
    何と言っても、煙さが少ない。
    銘打ってる香りがちゃんと匂うのが素晴らしい。

    この違いは何なんだろう? と不思議だったが
    お香を燃やした後の灰を触ってみると
    他のメーカーに比べて、キメ細かくシットリしているのだ。

    多分、お香の良し悪しは、この “練り” にあると思う。
    いらんカサ増しをせんと、必要な物だけで作っている気がするんだが
    まず、線香に必要な物が何かわからんので、この説はきっと大失敗。

    でもとにかく、お香で迷ったら日本香堂を選べば間違いなし。
    あっ、メーカーの漢字、間違ってるかも。
    今持ってるお香のパッケージには、ローマ字表記しかないんだ。
    NIPPON KODO ね。

    とか褒め称えて、直後に貶すけど
    今うちにあるお香な、日本香堂の “白檀” なんだけど
    これ、そのまんま神社仏閣の匂いなんだよーーー。

    そりゃそれが白檀の匂いなんだろうけど
    一般家庭で使うんだから、もちっと変化球で行ってほしかったぜ。
    もう、うちん中、仏事現在進行中な匂い。
    髪にも付いちゃって、出先でも自分ひとり宗教臭えーーーーーー!

    白檀とかムスクとかの重厚な香りが好きなんだけど
    一歩間違えたら、宗教ババアやケモノババアに思われそうなんで
    香水も今度からフローラル系にしよう、と決心させられたわい。

  • 何故キレイになれないのか?

    例外はあれども、世の中の常として
    美人はより美しく華やぎ続け、ブスはよりくすんでいく。
    美肌は益々輝いていき、汚肌は益々ボロボロになる。
    まったく不条理と言わざるを得ない。

    何故こういう身も蓋もない結果が待ち受けているのか
    時々ボンヤリと考えていたのだが
    もしかして美容というのは、掛け算じゃないか? と思い当たった。

    掛け算にマイナスが入ったら、必ず結果がマイナスになる。
    肌荒れを悩む気持ちでお手入れをする。
    肌荒れの悩み × お手入れ = 効果が見られない
     マイナス  × プラス  = マイナス というわけ。

    お手入れや化粧品の意味そのものを、最近考えているのだが
    ガッツリお手入れをしている人ほど、やはり美しく見える。
    皮膚の構造などをちょっと調べると、これはありえないのだが
    現実には反対の事例が数多く見られるわけだ。

    これはどういう事か、激しく謎だったんだが
    すげえ基本に立ち返ったら、理由がわかったような気がした。
    “化粧品は医薬品ではなく、お手入れは治療ではない”
    答は、こんな単純な事。

    つまり、美容というのは、ほぼ気合いでできているわけだ。
    美人が鏡を見ると、美しい自分に癒される。
    肌のコンディションが良いと、気持ちも高揚する。
    そして何より、お手入れが好きだと、ドーパミンが出る!

    私の場合は、よく言われる食事や恋愛ではドーパミンは出にくいようだ。
    お手入れをしている時、化粧品をいじくっている時が快感を得られる。
    この脳内麻薬のおかげで、比較的肌が安定しているのかも知れない。

    逆に、自分の顔や肌を見たくない、という気持ちだと
    陰気臭い顔が鏡に映って、より一層ブサイクに見える。
    ここがイヤ、あそこがイヤ、と思いながらする日々のお手入れは
    ストレスの元にもなるので、肌に良いわけがない。

    大抵の場合、肌をこうしたい、ああしたいという望みを持って
    お手入れをするものだが、その願いを悩みにしたらいけない。

    鏡を見つつ、「あー、何でこんなにブツブツが・・・」 とか
    マイナスの気持ちを持ってはいけない。
    これ、実際しようとすると、すんげえ難しい事だが
    美容にマイナスの念を持ち込んだら、良い結果は出にくいと確信できる。

    だから、お手入れは喜びとともにするべきである。
    鏡の前にいる時だけは、勘違いをしてウットリせえ。
    視神経をマヒさせてでも、自分を美しく見間違える事に専念しろ。

    これが無理なら、とにかく気合で押すべし。
    鼻息荒く、心の中でオラオラ叫びながらのお手入れは
    いつもより肌が潤う気がするし、満足感もひとしおだぞ。

    何かもう、変態呼ばわりされそうな持論だが
    女性の美は、人には見せられない儀式の上に成り立っているものさ。
    秘密の数だけ、美しくなれると信じる事が大事。

    美しくなりたけりゃ、まず自分を騙せ!

  • ババアのファンデの落とし穴

    ファンデにとっては、ババアの毛穴こそ落とし穴なんだが
    今回はそういうムカつく話ではない。

    厚塗り熟年女性が多い原因は、もしかして
    ファンデの進化についていけてないからではないか?
    と、自分の化粧法の荒さも照らし合わせて、疑ってみた。

    私の記憶では、昔は確かファンデはクリームタイプばかりだった。
    そこでアメリカのマックスファクターが、映画の撮影のために
    崩れにくいケーキタイプのファンデーションを開発したのだ。
    このケーキタイプは、水で濡らしたスポンジでファンデを塗るのだが
    ファンデ表面が堅くて、ゴシゴシこすらないとスポンジに取れないほど。

    そして80年代だったと思うが
    世界初のパウダーファンデを開発したのは、コーセーで
    その後の資生堂の 「メイク23秒」 のCMで
    パウダーファンデが一般に広まった・・・ような?
    ここらへん記憶があいまいなので、正確ではない。

    ケーキタイプは、スポンジを水で濡らすので
    その手間と衛生面 (濡れたスポンジを持ち歩くと菌の温床になる) で
    不便だったのを、水なしで塗れるというところが大ヒットした。

    しかしこの時代のパウダーファンデも、今のと比べたら堅かった。
    と言うか、他のタイプのファンデ全般も堅くノビが悪かった。
    クリームでもリキッドでも。
    理由は当然のごとく、技術が発達していなかったからだが
    とにかく昔は、一生懸命に塗らないと
    伸びない乗らないファンデばかりだったのである。

    私はメイクを覚えたての頃は、若くてピチピチしてたとともに
    ギトギトしてたので、ケーキタイプを愛用していたが
    やはり水使用が面倒になり、パウダータイプを試したけど
    当時のパウダーファンデは、伸びが悪い上に崩れやすく
    メリットを見出せなかったので、ほとんど使わず
    若くてピチピチなのに、クリームタイプに移行した。
    同じ伸びの悪さでも、指で塗った方がまだムラにならなかったからだ。

    だからパウダーファンデは、サンプルぐらいでしか縁がなく
    いまだに塗り方のコツがわからないのだが
    現在のパウダーファンデは、昔とは別物だという事はよくわかる。

    保湿成分もたっぷりで、リキッドやクリームとそう変わらないレベルだし
    何よりプレスが柔らかく、肌の上での伸びも良い。
    つまり、昔の要領でファンデをスポンジに取ってたらゴッソリとつき
    それを顔に乗せたら、当然のごとく厚塗りになる。

    よく見かける厚塗り熟女は、ほとんどがパウダーファンデである。
    そりゃあもう、パッと見ただけでわかる。
    ファンデが容器からそのまま顔に移動されてるだけだから。
    プロには、どこのメーカーの何番かもわかるんじゃねえ?

    人間、慣れとクセはなかなか抜けないもので
    30代以降になったら、いくら保湿面で進化してても
    パウダーファンデは禁忌の品。
    そう忠告しても、慣れない形状の物には手を出しにくいし
    ましてやラクな方法から、面倒な方法には変えたくはない。
    この調子で、現在の化粧品を昔のやり方で使っているのであろう。

    1度カウンターに行って、メイクをしてもらえばいいと思うが
    ヘアメイクさんにメイクをしてもらってる女優でさえ
    プロの仕上げ後に、自分で重ね塗りをしてしまう人がいると聞くから
    年を取ると、助言は受け付けなくなってしまう場合もあるようだ。

    私は元来ザツな性格なので、気をつけてても
    肌を荒く扱ってしまうクセが抜けずに困っていて
    ついついファンデも一生懸命に塗ってしまう。

    今のファンデは、一生懸命に塗ると逆に効果が発揮されないので
    軽くテキトーに扱うのがコツである。

    これは化粧品全般に言える事で
    アイシャドウもチークも口紅も、昔とは違い
    伸びも乗りも持ちも質感も、段違いに良くなっているし
    そのアイテムの持つ意味も変わってきているので
    常に勉強をしないと、時代に取り残されてしまう。

    こういう姿勢は、あらゆる事に関して当てはまるが
    脳みそは広げて見せて歩けるわけではないので
    赤の他人には、思考の劣化は気付かれにくい。

    でも隠せない顔が古臭かったら、自ら「頭固いんです」 と
    言って回っているようなものだから、大恥だぞ。
    お互い、精進しようぜ。

  • オイルフリー美容の結果

    そろそろ使ってきたオイルフリー化粧品を使い切るので、〆の感想。
    1年近く使ってきたけど、割と特徴はあった。

    私が使用したのは、合成ポリマーガッツリの安物メーカー。
    乾燥しないどころか、ベタベタの使用感。
    でも同じベタベタの仕上がりでも、純オイルを塗った時は
    いくらその前に化粧水や美容液で保湿していようと
    外側だけベタついて、内側がゴワゴワしているような感触があるが
    オイルフリーのは内側も潤ってる感じがある。

    メイクをした後も、潤ってる感覚が長続きするし
    乾燥によるちりめんジワも出にくいので
    ポリマー、やっぱ美容には不可欠かも、と思わせる効果がある。

    ただ、しょっちゅう白ニキビが出る。
    角栓とは違う、薄皮1枚下に膿が出た、みたいなニキビ。
    痛みはないけれど、潰すと白い汁が出る。
    こういうニキビは初めてできたので、ポリマーのせいだと思う。
    ここまでポリマーガッツリの基礎化粧品を使った事はなかったし
    それで初めて見る変化が起きたのだから、因果関係は明白だろう。

    オイルフリー化粧品のメリットと言えば
    “酸化しない” だそうだが、その実感はない。
    油焼けかと疑ってた顔の赤みも変わらない。

    しかし、長時間顔を洗わなくてもベタつきがほとんどない。
    何故か自分の脂も抑えられているようである。
    触ると確かに、シトベタって肌触りだが
    ぬるま湯で洗うだけで、それがなくなる。
    泡洗顔をしない美容法にはうってつけだろう。

    できた白ニキビも、ぬるま湯で洗うだけにして
    お手入れもせず半日放置したら、すぐ枯れる。
    合成ポリマーはクレンジングでもなかなか落ちないと聞いたので
    この結果は違うんじゃないか? とも思うんだが
    配合されているポリマーの種類と量にもよるのかも知れない。

    肌の改善は別になし。 改善も悪化もなし。
    高い化粧品を使っていた時と同じ。
    いや、使用感はそれ以上かも。

    私的には、お手入れして長時間たった後の、イライラするベタつきや
    肌の内側がゴワゴワしてくる感じがないので、気に入ってるのだが
    白ニキビと、成分による不安があるので、多分もう使わないと思う。
    同じオイルフリーでも、海草の成分を使用しているのとかもあるから
    次にまた使うなら、そっちのメーカーを選ぶだろうな。

    今後は、極端から極端に走って
    しばらくオーガニックコスメを試してみる。

    天然、安全、とか言うけど、何が自分にとって害になるかわからんし
    やる前から、“ほどほど” が一番良いんじゃないか?
    と、思わんでもないので、あまり期待はしていない。

    化粧品ってのは、夢と希望を胸にキイキイ使用しないと効果半減なのに
    今や、「本当に必要なのか?」 レベルで
    沈着冷静に考えている自分がいて、とても悲しい。

    私、何かを捨てかけてねえかあ?
    今そういう情熱を捨てると、汚ババにまっしぐらだぞ
    踏みとどまれ、私!!!

  • ババアのアイシャドウ

    アイメイクほど、若い頃と変えなければならない部分はない。
    年を取ると、目尻が下がってくるからである。

    これは、決してタレ目になるのではない。
    上まぶたがたるんで、目、特に目尻にかぶさってくるのである。
    タレ目なんて可愛いもんじゃねえのよ。

    こうなると、アイラインもシャドウの位置形も変える必要がある。
    無理にラインやシャドウで目尻を上げて見せようとしても
    逆にタレまぶたを強調してしまうからである。

    まず、アイメイクベースは必須アイテム。
    まぶたのくすみ黒ずみが出てきてくるので
    それを明るく見せるのには、アイシャドウにパールは欠かせない。

    しかし、パール入りはシワを目立たせるという短所があるし
    現にパールなしよりも乾燥しやすい。
    それをフォローするためのアイメイク専用下地が必要になるのだ。

    アイシャドウの発色を良くして、目元を明るく保つし
    持ちを良くする機能や、保湿効果は
    時間が経ってシワにアイシャドウがめり込む危険を減らしてくれる。

    このアイテムばかりは、他ので代用はしてほしくない。
    クリームタイプのアイシャドウなどに
    美容液やクリームを混ぜるという裏技もあるにはあるが。

    アイシャドウは、ギラギラのパールやラメは
    見事にシワを目立たせるので避ける。
    使いたい場合は目の際にポイント的に、面積を減らす方が無難。

    まぶた全体に塗るニュートラルな色のアイシャドウは
    繊細パールで濁りのない色を選ぶべきである。
    濃い複雑な色味のものは、アイラインに重ねて締め色として遊ぶ。

    濁りがなくても、意外にパステルカラーは浮く場合が多いので
    そういう時は、ペールピンクならサーモンピンクやベージュピンク
    ペールグリーンはうぐいす色、みたいに
    彩度を落とすために、ベージュなどのフェイスカラーと
    混ぜて色味調節をしてから使ってみるのも手である。

    パール入りの明るいシャドウをまぶた全体に、と書いたが
    若い頃は、まぶた = 目の幅 だったけど
    ババアはまぶたの方が横長いので
    あくまで、“目” の幅以内に塗るように。

    目の幅よりちょい内側が一番濃くなるようにして
    本当の目の幅のはじっこは、グラデで自然に消えゆくように。
    これを注意していないと、ハレ目の幅広顔に見えてしまう。

    アイラインと締め色シャドウも同じ。
    “目” の幅を逸脱しないように。
    そしていくら目尻を上げるように塗っても
    老婆の魔女状態になるだけで、むちゃくちゃ恐い。
    気持ち目尻の方が太いかな? ぐらいに入れ、自然にボカすように。

    眉下を白く光らせるのは、骨格をはっきりさせる目的だが
    これはしない方が無難のような気がする。
    眉と目の幅を広く見せるだけだからだ。
    これって、外人用の古臭いメイクテクだと思う。

    眉下に限らず、ハイライトというのは
    彫りの浅い東洋人には危険だと思う。
    ちょっとの狂いで、平面デカ顔になる恐れがあるから
    和顔なら、影+光をごく少量ずつで調整すべき。
    こういう立体感出しは、色白は特に注意。

    ただ、年を取ると、まぶたの肉が眼球回りの骨に沿って
    落ちくぼんできて、それがものすごく老けて見える原因になる。

    こういう事態になったら、アイメイクで “まぶた” と
    言われる部分の一番外側を、塗ったアイシャドウを
    地肌になじませるように、ハイライトをぼかすのは必要になってくる。

    くぼんだ部分、くすんだ部分には光をぼかし込むのだ。
    これなら、余程ギラついた色でも使わない限り、自然に仕上がる。
    上まぶたのこのくぼみカバーハイライトだけは
    少々パールきつめでも許される部分である。

    ハイライトの色味は、純白はなじまない。 基本はベージュ。
    肌色によって、黄み寄りか赤み寄りか青み寄りか分かれるが
    いずれにしても、思ったより地味な色が威力を発揮してくれる。

    ババアのメイクは、とにかく全部ほどほどに。
    各パ-ツのラインを丁寧にして、たるんだ印象を引き締めて見せ
    だらしなさや不潔っぽさをなくす、が原則。

    「気になる欠点部分から目を逸らすために
     アイメイクにポイントをおいて視線を逸らす」
    と、よく言われるけど、あれ嘘だから!!!

    街中ですれ違う他人に対しては、それもアリだろうが
    一番気になるのは、付き合いのある人に対してじゃねえ?
    そういう場合は、満遍なく顔全部を見られる時間があるよな。
    当然、強調してる部分と見られたくない部分と、両方目が行くさ。

    こっちの画策なんか見透かされるだけだから
    どうにも出来ない欠点を悩むよりは
    開き直って気にしない方が、幸せだと思うぞ。

    と、身も蓋もない精神論になるわけかい!

  • 肌防御

    寒い!
    家から出るのが辛くてたまらんぐらい、寒い!
    それどころか、廊下に出るのも辛い。
    つーか、コタツから出たくねえ。
    誰だよ? 今冬は暖冬だなんて言ってたヤツはーーーっ。

    こんな厳しい寒さだが、加湿器のおかげか
    肌はまだ乾燥モードに入っていない。
    通常なら2月下旬あたりから、晴れの日が続いたらヤバいんで
    その時期になって、加湿器の実力を量る事にしよう。

    さて、顔の肌は綱渡り状態だが、私のかかとはしっとりスベスベである。
    お手入れは、入浴中にハチミツと粗塩を混ぜた手作りスクラブで
    5回クルクルとマッサージして
    風呂上りに安物の全身用ボディクリームを塗るだけ。
    冷え性なので、寝る時以外は靴下を履いている。

    たったこれだけのお手入れで、何故この美を保っているんだ?
    と、靴下を脱いだ時に、ふと疑問に思った。
    コタツの中に突っ込んでりゃ、乾燥するだろうに。
    現に裸足でコタツに入ってたら、即行乾燥する。

    これは、靴下が乾燥を防御してるんじゃないんだろうか?
    しかし薄い靴下を履く時期の方が、かかとが乾燥する。
    という事は、ブ厚い生地が防御力が高いわけだ。

    そう考えたら、顔にも何かカバーを、となるのは自然な流れだよな。
    家の中にいる時だけ、顔カバーをしたいものだ。

    そこでラップを試してみたが、顔が痒くなってくる。
    あまりにも密着させるのも悪いようだ。
    袋に穴を開けて、頭からかぶる事も考えたが
    通気性や安全性を考えると、布に限定される。

    布・・・ストッキングはどうだろう? と、やってみたが
    もう、やるまでもなく、しかもやってから後悔するほどの強盗ヅラに。
    家の中とは言え、これは人間としての尊厳が保てないので大却下!

    じゃあ、不透明なタイツは? と、かぶったら
    ストッキングもそうだが、かなり圧迫されるので
    顔のいずれかにシワが寄るのが、まずい。
    シワがいらんとこに製造されてしまう。

    てか、宅配とか来る度に、かぶっている物を取らにゃならんだろ。
    ストッキングやタイツで、速やかにそれが出来るとは思えない。
    慌てて取ろうと、ジタバタしてパニくり
    髪ボサボサのゼイゼイで玄関ドアを開けて
    一体何事がこの家の中で? とか、来客に思われそうで恐い。

    そういや、北国ではニットの目出しフルマスクがあるらしい。
    あれはどうだろう?

    ・・・・いや、毛糸はまずい。
    この前、外出先のトイレで、自分の両頬に
    ドラエモンのヒゲのようなラインが2本ずつ入っていて
    これは一体何なんだ????? と、仰天したが
    電車内でしていたマスクの跡だった。

    これが取れない取れない。
    もう、どうしようかと恥ずかしかったよーーーーーー。
     教訓: ババアのマスクは、帰宅までエンドレス装着が鉄の掟!

    これがニットのかぶりものだったら
    顔中に表編みだの、裏編みだのの模様が付いて、まるで半漁人だぜ。
    しかもなかなか取れないんだから、自由自在の外出は無理。

    これらの試行錯誤を総合すると、顔カバーには
    編み目のない、摩擦や刺激の少ない布に限定される。
    綿やシルクあたりか?

    そんなん、売ってねえよな。
    それ以前に、こんな事を考えるヤツはいねえよな。
    これは手作りしかないんだが、えれえ気合いの入ったKKKじゃねえ?

    これが美容に効くのか? という根本的な問題より何より
    布をかぶって座っている姿を想像しただけで
    自分の存在意義が不可解に思えてくるんだが
    そこらへんの気持ちの切り替えはどうしろと?

    私もこの寒い週末に、何を逃避しとったんだろうなあ・・・・・?

  • ファンデの厚塗り法

    以前にも書いたけど、ナチュラルメイク = 薄化粧 ではない。
    ナチュラルメイクとは、地味で色味や質感が主張しない
    顔の中にある色系統 (黒、白、赤、茶、ベージュ) だけを使って
    いかにも 「素肌がキレイで、ほとんど塗ってませんよ」
    と、見せかけるメイクである。

    この、“素肌” のキレイさを出すためには
    肌のアラを全部、しかも自然に隠す必要がある。
    そりゃもう、あらゆるアイテムを塗りに塗り重ねるので
    真のナチュラルメイクは、ものすごい厚塗りなのである。

    なのに厚く見えない理由は、使うアイテム数の多さにある。
    ひとつのアイテムだけだと、いくら薄く塗り重ねても
    何度も塗っていたら、結局厚く塗ったのと同じ事。

    色や質感や役割りが違うアイテムだからこそ、重ね塗りをしても
    ひとつひとつのアイテムの量が少なければ、薄く感じるのだ。

    下地分野には、乾燥防止、紫外線防止、色ムラ補正の部分用と全体用
    皮脂防止、毛穴カバー、シワカバー、シミカバー、などなど。

    このラインナップを見ると、ファンデってほんと
    最後の仕上げって感じで、期待されてないんだなと感じる。

    ファンデの本来の役割りは、この塗りたくった下地群の上に
    薄くベールをかけて工作の痕跡をボカす、というとこにある。
    写真に紗をかけるようなもの。
    だから、プロ用のスポンジがブ厚いのを見てもわかるように
    ファンデを塗る時に、力はいらない。

    私なんかガサツだから、スポンジの厚さに対抗して
    つい、ワシワシと握力腕力フルスロットルしてしまうが
    これをすると、下に塗ったものが全部ヨレてしまう。
    たとえ下地が日焼け止めクリームのみでも、きっちりヨレてくれる。
    ついでに下に塗ったものを、ほぼぬぐい取っている。
    角質までこすり落とすハメになっている場合もある。

    これでは意味がないどころか、人災なので
    ファンデは優雅に羽のようにつけるよう、心掛けている。

    (塗り方の方向は、プロが全員違う事を言ってるので
     どれが正しいかはわからない。
     血流やリンパの流れ、筋肉、と色々理由もあるようなので
     自分に合う方法を探すのが大変である。)

    だけどファンデだけで、最大にカバーを持たせる方法もある。
    今回は、ファンデの厚塗り法。

    普通は、下地の後にファンデで
    リキッドやクリームファンデなら、その後お粉をかけて終わり
    パウダーファンデなら、そこで終わる。
    しかし、これ以外にもファンデの塗り重ね法というのがある。

    まずは巷で流行っている “セレブ塗り”。
    リキッドやクリームファンデに、更にパウダーファンデを重ねる方法。

    この方法は、最初ソフィーナが提唱していた。
    ソフィーナでは、仕上げのお粉の代わりに
    パウダーファンデを使うという案。

    しかしソフィーナのように、それ専用に作られていないファンデだと
    リキッドやクリームの上にパウダーファンデを重ね塗りするのは
    ノビが悪く、厚ぼったくなってしまう。

    そこでセレブ塗りでは、リキッドやクリームファンデの後に
    お粉 → パウダーファンデ → お粉 と
    粉を2回かけるのである。 (最後の粉は好みで。)
    これでパウダーファンデが、引っ掛からずに塗れる。

    これ、意外に厚く見えないのである。
    お粉でボカしているからだと思う。
    崩れにくくもあるけど、崩れた時に直すのが大変らしい。

    大昔に流行ったのが、“セメント固め”。
    カバーマークというアザ隠しに力を入れているメーカーの方法が
    崩れにくいという利点があったので、一般に広まった。

    クリームファンデを塗る。
    お粉をトンカツの衣の小麦粉のように、真っ白になるまで
    顔全体にブ厚くのせ、1分ぐらい待つ。
    その後ブラシでほとんどの粉を払い落とし
    エビアンやアベンヌなどの、細かい霧状の水スプレーを
    顔全体に満遍なく、したたり落ちるほどにふきかけ
    ティッシュで水分を抑える。

    この、粉 → 払い落とし → 水スプレー → 拭き取り を
    数度繰り返す場合もあり、より崩れにくくなるらしい。

    確かに崩れにくいが、とても乾燥するので
    真夏やオイリー肌向きの方法だと言える。

    この方法は、今でも一部のオイリー肌の間で行なわれていて
    セレブ塗りとこれを組み合わせる、というツワモノもいるらしい。

    正直、老化の目立つ肌は、この塗り方でもやはり完璧カバーはできない。
    極端にメイク崩れをしやすい肌にも、合わない。
    ある程度、素肌のキレイさがないと
    これらの方法だけで済ませるには、無理があるのだ。

    では何故、これらの方法を書いたかと言うと
    今日だけはどうしても、シミ1つない肌に見せたい! という状況の時に
    それが短時間決戦なら、こういう方法もあるよ、と。
    コンシーラーやコントロールカラーでカバーしまくった後に
    更にファンデの厚塗り、という2段構えである。

    もし、するつもりなら、事前の予行演習は絶対にしとけ。
    そんで、いつもと違うメイクをすると、ほとんどの場合失敗こくから
    もう1度落としてやり直せる、時間の余裕も持っとくべきだな。

  • ゲルマニウムローラー

    老化の坂道を縦回転に転げ落ちている身としては
    鏡を見ては、色んな迷いが生じる日々である。

    化粧品だけじゃ、どうもおっつかないような予感がヒシヒシで
    こりゃ、切った貼った (注射を) ぶっ刺した、をするしかないのか?
    とか、思わんでもないが、そこまでする価値はない面構えなので
    顔筋運動系を頑張るしかないのだが
    深夜の魔のTVショッピングを眺めていて
    ゲルマニウムローラーっちゅうのが、心の琴線に触れた。

    TVで観ても、ネットで調べても、良い事ばかり並べ立ててるが
    どういう仕組みで良いのかが、さっぱりわからないし
    値段も2~3万円と、棒っきれに投資するには勇気が必要である。

    でも、激しく気になる!
    こうやって人は宗教にハマるんだろうなあ、というほど
    よくわからない妄執が取り付いて離れない。
    何か逃避してるんだろうとは自覚がある。

    で、とりあえず、現物をチェックしに行った。
    すげえ偶然なんか、ゲルマニウム美顔器特設コーナーが出来てて
    専門の中年の女性店員さんまでいた。
    客は私ひとり。

    こういう場合、すげえ説明の嵐に巻き込まれるんだが
    ものすごーーーーーく熱心に、そりゃもう鬼気迫って聞いていたんだが
    やっぱり意味がわからない。

    私の目的は、肌のタルミ阻止1点で
    それが老化のすべての根本だと思っている。
    厳密に言えば、タルミにもさまざまな原因があるのだが
    それらをすべて一挙に改善する、万能法はない。

    シミだのシワだの乾燥だの毛穴だのターンオーバーだのは
    他の化粧品や方法で取り組むから、今はいらねえんだよ!
    てか、シワと毛穴はタルミの結果だろ。
    とにかくタルミを阻止する機能が欲しいんだよ!

    と、店員さんを説得したくなったが
    どんだけタルんでいるんかい! と思われそうなんで、グッとこらえ
    「で、このローラーはどういう仕組みでタルミが改善されるんですか?」
    と訊いたら、マッサージ効果だそうだ。

    「ゲルマニウムはどういう効果があるんですか?」 は
    「血行促進」 だと。
    ちなみに、金やプラチナは活性酸素の発生防止。

    ここで腹は決まった。
    もう少し考えてみます系の大人の断り方をして
    1000円代の顔痩せ用ローラーを買って帰った。

    ゲルマニウムがなくても、マッサージで血流は良くなるし
    活性酸素防止効果は、化粧品で補える。
    ようするにリンパの流れを良くすりゃいいんだろ。
    ローラーの利点は、手動マッサージより手軽なだけじゃないのか?

    この意見は間違ってるかも知れんが
    買うに値する説得力がないのが敗因だと思うぞ。
    ローラー、えれえ重かったし
    円柱じゃないので、角が逆に刺激を与えそうで不安。

    今、朝晩のお手入れの時に、この安物ローラーをコロコロしている。
    顔痩せが目的ではないので、ローラーの片方だけで
    リンパの流れに沿って軽く転がしているだけ。
    手でするなら、摩擦防止のクリームがいるので
    そういう点では、すごくラクで続けられると思う。

    これにもゲルマニウムが入っていると書いてあったので
    今ではゲルマニウムの存在自体が、すげえうさんくさく感じる。
    ゲルマニウム入浴剤はすげえ温まるけど
    グッズになると途端に意味がわからなくなるのはどうしてだろうな?

    顔コロコロで、何か変化が現れたらレポする。
    今、2週間目ぐらいだが、何となく肌がベタつくぞ・・・。
    これは皮脂分泌が良くなってる、とでも言いたいのか?
    真冬なのに、ありがたいこって。
    欲しいのは水系の潤いで、脂じゃねえんだがな。


     
     
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