カテゴリー: 自画自賛美容

  • ババアの眉

    眉には流行がある。
    メイクというのは、時勢に乗らないと
    途端に古臭い顔になってしまうので、流行は取り入れるべきだ。

    だが、ババアの眉をそのまま流行通りにするのは危険である。
    ババアの眉を流行に合わせるためには
    長さは、1~2mm単位でのみの調整
    太さは0.5mm程度の調整でどうにかするしかない。

    細い眉は、基本的に老け要素満載。
    どんなに細眉が流行っても、ある程度の太さは死守すべきである。

    眉の色は、明るすぎる茶色は絶対にNG。
    たとえ髪の色が金髪だったとしても
    (その時点でキテレツババア決定だが)
    眉色はダークっぽいブラウンにすべき。

    明るい茶眉は、何故かわからんがすげえ老けて見えるのだよ。
    海苔貼り付けにならない程度に
    グレーのニュアンスを感じる茶にするように。

    鉄則は、眉頭はとにかく自然にボカすって事。
    眉でくっきりラインを残していいのは眉山から眉尻までだけ。

    眉の角度と長さは、一番自由が利く部分なので
    それで流行に沿うといい。
    と言っても、老けない程度ってのが第一条件。

    ジジイはあちこちの毛が、どんどん長くなるようで
    風になびくフサフサ眉を誇っていたりする。

    女性も年を取るとそうなるのかはわからんが
    ロング眉毛になってもならなくても
    眉毛1本1本の長さは1cmは死守してほしい。

    眉を整える時に、眉毛コームで眉全体を持ち上げてハサミで切る
    眉毛カッターを使用する、これ絶対禁止。

    眉は、毛の短い部分と長い部分とあって
    長い部分は、そこだけ密集地帯になっているが
    これはマスカラなどで毛流れを分散させるべきなのだ。

    どうしても密集をどうにかしたい場合、間引くしかないが
    眉毛は抜くと生えてこなくなる種類の毛だそうだ。

    今、自分の作る眉の形が、未来永劫完璧だという自信があるか?
    そのひと抜きが、後悔の元になってる女性をよく見るぞ。

    眉は、「ここだけは私の今後の人生において
    (将来の皮膚のたるみを計算しても) 絶対にいらない!」
    と思える部分のみ、抜く事を許される。

    それでも、“抜き” にはデメリットが付きまとう。
    抜いていたら、その毛穴が色素沈着になった、とか
    内出血なのか、赤い点が消えなくなってしまった
    毛穴が陥没した、毛細血管が浮き出るようになってしまった
    など、よく聞くからである。

    これ全部、眉の話。
    体全部、毛を抜くとこういう危険性があると思うんだが
    眉は目立つから、より一層悩んでしまうんだろう。

    だから眉は出来る限り、ハサミで処理をしよう。
    間引きは、ピンセットなどで1本持ち上げて切り
    1本切ったら、全体をチェックするという
    心臓マヒでも起こしそうな勢いの真剣勝負でいけ!

    黄金法則は、「眉尻は眉頭より上の位置で終わらせる」 だ。
    これを守らないと、下がり眉になってしまう。

    何だか垢抜けない、と思ったら、眉を見直してみい。
    全部普通のメイクをした場合、一番目立つ部分だから
    メイクの出来が眉に左右されるといっても過言ではない。

    眉の形など、人それぞれの骨格によってベストが違うが
    自分の骨格って、わかるかあ?
    私はわからないから、とにかく鉄則だけは守っているよ。
    あと、ヘンな眉メイクの人を反面教師にしている。
    眉、ほんと難しいよ。

    流行は結構、ヘンとか老けは考えられてないものだから
    年を取ったら、自分にとって何が有益かの取捨選択が
    美の分かれ目になってくる。

    ババアは、頭に働く脳みそを詰めてないと
    中身カラッポ、外身ボロボロなど、シャレにならん。
    頭の良い女性ほど美しい、というのは、ババアのための言葉である。

  • ババアのファンデ選び

    ファンデーションを、肌のアラをカバーするものだと捉えると
    色選びで失敗する可能性が高くなるように思う。

    メイクは、キレイにならないと意味がないもので
    ファンデも肌色補正をすべきという話だが
    これは、若くて肌に大した難がない人か
    難があり過ぎて、厚塗りも辞さない人の場合のような気がする。

    何か微妙に顔色が悪い、とか、くすむ、とかで
    メイクテクも持っていない人は、ファンデに頼るべきではない。

    現実では、肌のアラより化粧の厚塗りの方が
    逆に人目を引いて悪目立ちをするからである。

    では、ファンデは何のために必要なのか?
    うーん・・・多分、“きちんと感” を出すためだと思う。

    女性の化粧は、年を取るごとに “社会性” を現す手段になる。
    若いのなら、とんでもないメイクをしてても “遊び” で許される。
    しかし、いい年をした女性がそうだと
    差別用語でしか表現できない印象を与えるし
    ノーメイクだと、女を捨てたか、エコババアにしか見えない。

    「年を取っても身だしなみに気を遣えるのは、人生が豊かな証拠だ」
    という幸せなイメージを相手に与える。

    ただでさえ年寄りは、老後問題や健康問題などで
    いるだけで周囲の人に不安感を与えやすいので
    人生の先輩として、安心感をかもしだす義務があると思うがな。

    では、年を取った女性のファンデはどういうのがいいのか?
    イキイキした幸福感を出すためには、肌が重要。
    だけど、シミシワたるみで、肌はものすごい事になっている。

    これはもう、しょうがない。
    隠しまくっても隠れるもんではないので
    必死こいてあがかない方が、まだ見てて辛くない。

    ババアの肌に必要なのは、ずばりハリ!
    ハリがなくてもあるように見せるために、ツヤが必要になるのだ。

    メイクというのは、照明の補助でもない限り
    余程の厚塗りをしないと、地の色が透けて見える。
    つまりメイクは傍目から見て、ちゃんと化粧品の色だとわかるのだ。

    もし完璧にカバーしたとしても
    その出来立ての美しさは長時間持たない。
    気温、体温の変化、汗や皮脂、表情の動きによって
    必ず肌の上にのせた化粧品は変化するのである。
    それは崩れと共に、“くすみ” となる。

    そこで化粧直しをしようと、肌の上に明るい色をのせても
    どす黒い顔の上に白っぽい化粧品がのってる、としか見えない。

    マットなファンデは、カバー力はあるが
    厚塗りに見えやすく、かえってシワも目立つ。
    そして白浮きしやすいのだ。

    わざとらしく見えがちなカバー力は、この際捨ててしまい
    表情が自然に輝くような透明感を追求すべきである。

    これを考慮すると、薄付きでちょい暗めの
    クリームファンデか、リキッドファンデが最適になる。

    パウダーファンデは厳禁だと断言する。
    試しに顔の左右にそれぞれ
    クリームファンデとパウダーファンデを塗って1日過ごしてみい。
    粉はヨレと浮きが激しいんだよ。

    クリームやリキッドでも、粉体が多いとヨレる。
    時間が経つと、シワにメリメリ入り込むのだ。

    実際ノーメイクの時は、シワはほとんどないんだが
    メイクをするとシワっぽくなってしまうのだ。
    これは絶対に粉のせいだと思う。

    粉体の多いファンデはマットになるから、いずれにしても
    薄付きツヤという、どっちの条件からも外れるのでアウト。

    手持ちのファンデがクリーム、リキッドタイプで
    マットだったら、保湿クリームか乳液、保湿用下地と
    使う都度に混ぜて調節してみてはどうだろう。
    美容液を1~2滴垂らすって方法もあるぞ。

    仕上げのお粉も、シワ部分には塗らないのが鉄則。
    ツヤが必要とは言っても、顔全体がそれだと
    ツヤツヤじゃなく、テラテラになる。
    まるで油ババアなので、顔の側面と小鼻の脇にはお粉を。

    ツヤは、額の中央と頬中央のみ。
    その部分だけ、メイクの最初に細かいパール入りの下地を塗り
    メイクの最後に、ツヤが出るクリームを薄く置く。

    わざわざ買いたくない or 専用のを持ってないなら
    パールラメなし無色の保湿用下地クリームで代用できる。

    ワセリンは紫外線がどうかと思うし
    オイルなら、紫外線カット効果のあるものもあるが
    (オリーブオイルやホホバオイルなど)
    オイルはメイク落としにも使うので
    メイクの崩れに不安があるから、どうかなあ。

    何故仕上げがパールなしかと言うと
    パールやラメはシワが逆に目立つからだ。
    ババアのツヤは、金属系キラキラではなく
    水分っぽいしっとり潤い系のツヤが理想である。

    最初のパール下地は、2段構えで念には念を、の意味で
    上にファンデを乗せるので、パールがそう浮き出ないってわけ。

    最後に、普段のお手入れはもちろん、メイク前の保湿もきっちりと。
    乾燥肌の人はやってるだろうが、皮脂が凄いという人は
    自分の油に惑わされて、落とすケアばかりしていて
    保湿がきちんと出来てなく、肌が薄くなってしまっている人も多い。

    皮脂崩れをするからと、パウダーファンデやお粉の
    粉体多用のメイクをしているのなら
    保湿重視のお手入れとメイク用品に変えてみると
    驚くほど、化粧持ちが良くなるぞ。

    これらの考えが、私のファンデ選びの基準になっているのだ。
    塗りのテクはともかくも、理論的にはアリだと思うが。

  • ローラ・メルシエのファンデ

    私が考えるババアのファンデの条件は、薄付きツヤあり。

    私の肌は、皮脂防止のケアを続けたせいで
    角質層が薄くなってしまった、キメのない肌である。

    キメがないので、ファンデが留まらず
    塗ってる最中から、肌の上を滑る。
    これはファンデだけじゃなく、コンシーラーも。

    リキッドタイプだと、叩き込んで何とか、という感じで
    パウダーファンデなら、ブラシで乗せるしかない。
    クリームファンデは乗っても、時間が経つとヨレてシワに入る。

    これが今までファンデを買っても
    結局は付けなくなって腐らせる最大の理由だった。

    お粉だけでは、見た目も肌の乾燥的にもキツくなってきたので
    本腰を入れてファンデ探しをしていたのだが
    年相応のブランドのファンデだと
    ツヤをうたってはいても、どうしても厚付き志向である。

    なかなか思うような使い心地のに出会えず
    薄付きの有名どころで、RMK、ルナソル、アルマーニあたりを
    狙ったが、どうも保湿に不安がある。
    そこで、ちょい前から話題のローラ・メルシエに目を付けた。

    「ティンテッド モイスチャライザー」 40ml ¥5250
    チューブ入りのクリームファンデである。
    これが、スポンジで塗っても筋にならず
    私のキメのない肌にもちゃんと定着するのだ。

    まず、ファンデ自体に粉体を感じさせず、透明感がある。
    似た感じの透明感に、ランコムのフォト何たらという
    リキッドファンデがあったが、こっちは筋になった。

    特筆すべきは、ヨレてシワに入り込むのが最小限。
    ヘタをすると、塗った直後にお粉を乗せようとした時点で
    シワに筋に溜まってしまっているファンデも多いのに
    このファンデは、時間が経ってもそれがほとんどないのだ。
    もちろんほんの少しはシワに溜まっているが、目立たない。

    これは多分、ファンデに含まれる色素みたいなものが
    それだけ少ないという事ではないだろうか。

    肌色の保湿クリームといった感じで
    ツヤもかなりあるが、カバー力はまったくない。
    何度もスポンジで叩いて重ね塗りをすれば、塗った感は出るが
    遠目に見た時の肌のイメージ操作ぐらいに考えておくべき。

    肌に合う色のファンデがなく白浮きする
    塗り方がヘタで厚塗りになり、崩れると汚くなりすぎる
    という理由で、ファンデが嫌いな人で
    いっそティント乳液 (肌色乳液) にしようか
    と悩んでいるなら、このファンデはお勧めである。

    ティント乳液は、粉体の粒子が粗く感じるのが多いけど
    このファンデなら、粒子うんぬんを感じさせないからだ。

    不安は、真夏の湿度や皮脂に耐えうるか、という点だが
    予想としては、きっと無理。
    崩れても汚顔にならない代わりに、すぐスッピンになるだろう。

    でも、これがこんだけ良いので
    ローラ・メルシエの夏用ファンデにも期待が持てると思うぞ。
    私は保湿力とツヤを手放したくないので
    下地やお粉で調整しつつ、これでやってみるつもり。

    それにこれ、保湿力からいっても、すぐ腐りそうなので
    ひと夏使わずの保存は厳しい気がする。
    秋~冬に最適で、私は買った時期が悪かったな。

    このファンデと一緒に買ったものもレポ。

    パールの発光作用によって肌をカバーする
    筆ペン式のコンシーラー
    「シークレット ブライトナー」 ¥4400

    YSLの 「ラディアントタッチ」 と似てるけど
    こっちは太刀魚のような輝きで、ちょっと固めの液。
    ラディアントタッチは2本使ったけど (インネンすまんが)
    匂いがゴミ臭いし、効果がいまいちわからなかったので止めた。

    こっちはちゃんと小鼻の脇にも引っ掛かるので、効果がわかる。
    ただ、塗りすぎるとサバ顔になる。

    ルースタイプのお粉
    「ルースセッティングパウダー」 ¥4725
    色はトランスルーセント、透明という意味だけど
    こう名付いてても、全然透明じゃないパウダーが多いのに
    これは色が出ないので、浮かずに、ヨレても目立たない。

    保湿力とキレイさは、ファンデで惑わされてるから、わからないが
    他のファンデの上に塗っても、多分主張はしないと思う。
    粒子の細かさは普通。

    ファンデ直後、お粉の前に塗るクリームタイプのチーク
    「クリームチークカラー」 ¥3150 色名コーラルキャニオン
    以前買って放置して腐らせたニナ・リッチと比べると
    すげえ自然でムラ付きが少ない。

    色の出は、割にしっかり濃い目に付き
    色持ちは時間経過でやっぱりくすむけど、パウダーチークよりマシ。
    ブラシ塗り推奨だけど、指塗りでまったく支障なし。

    塗ったらサラサラになるクリームチークが主流の中
    これは塗ってもシットリのままなので、保湿重視メイクには良い。

    そして、一番気に入ったのが、仕上げに塗るツヤ出しクリーム
    「シークレット フィニッシュ」 30ml ¥3465ぐらい?
    ワセリンっぽい質感のクリーム。

    全顔塗りは、寒い時の肌パリパリうろこ皮剥けを防止するし
    部分塗りだと、自然なツヤを出してくれる。
    メイクで疲れた肌のシワも目立たないよう予防してくれる。
    崩れが早いんじゃ、という不安も杞憂だった。

    化粧直しにも使えるらしいけど
    必ずメイクの最後に塗らないと、他の化粧品が乗らないそうだ。

    ベタつくので、真夏は不愉快かも知れないが
    下に塗った化粧品を崩さないので
    案外乾燥する日焼け止めのフォローに使えると思う。

    容量の割に使うのはごく少量で済むし、これまた腐れが心配なので
    鎖骨や肩、ヒジヒザ、腕足のラインなど
    体にも部分的に使って消費せんと、追っつかんぞ。

    何やかんや、ローラ・メルシエで嬉々として
    思わぬ散財をしてしまったが、ひとつ苦言を。

    ローラ・メルシエにはサンプルがないそうだが、何でだ?
    カウンターでの試し塗りだけでは誤算も多いのに
    何でサンプルを作らないわけ?

    今回は久々に買って良かったと、一片の曇りなく思える品揃いで
    商品自体には文句は1mmもないが
    それでもサンプルがないなど、ちょっとメーカーの姿勢を疑うわ。
    アレルギー持ちの人も多いってのに。

    自信があるのなら、なおさらサンプルが何の不都合になるんだ?
    私は今回の品はサンプルで試しても、必ず現品を買いに走ったぞ。
    今時サンプルがないなど、どんな大層な言い分をくっ付けても
    利益重視か、ケチ臭いとしか思えんわ。

    せっかく商品も良く、BAさんもナチュラルメイクで親切なのに
    肝心のメーカーがそれだと、かなりのマイナスイメージになる。
    現場の足を引っ張る経営をすな!!

    関連記事: 07.8.3 ローラ・メルシエ続報

  • ファンデーションの塗り方

    化粧品の知識はあるが、テクがない
    塗れば塗るほど汚くなる

    などの理由で、長年ファンデと決別していた私だが
    最近になって、ファンデの役割りとは
    シミひとつない美しい肌に見せるものではないのではないか?
    という根本的な疑問が湧きあがった。

    というのも、年を重ねると、どうしても肌がくすむのだ。
    もちろんこれも下地やコンシーラーやパウダーでどうにかなる。
    だが、そんな手間を掛けるより、ファンデで手順を減らした方が
    ラクじゃねえの? と、思い立ったのである。

    目が悪いから気付かなかったが
    ファンデを塗った肌は、遠目に見てこそ威力を発揮するようだ。
    塗ると塗らないとでは大違い! のような気がする。

    自信なさげに言ってるのは、目だけでなく
    頭まで悪いので、違いがよく見比べられないのだ。
    周囲の女性は、厚塗りかスッピンかテキトーのどれかだし
    良い指導者がいないんだよな。

    私の独学ほど、間違った方向に進むものはない
    と、長年の痛い目でわかっているので
    ファンデを買うとしたら、ここ! と決めていたブランドに
    大人しく行く事にした。

    土日の化粧品カウンターは混んでいるので平日に行く。
    何か、空き過ぎ。
    客、ほとんどいねえ。 どういうこったい?

    目当てのカウンターに行くと、BAさんが即行話しかけてきた。
    そりゃそうだよな。
    ガラガラのフロアをエスカレーターを降りた途端
    脇目も降らずにズカズカ直行だ。
    買う気満々なのが丸わかり過ぎだぜ。

    BAさんに事情を説明し、ファンデを選んでもらう事にした。
    カウンターでメイクをしてもらうのは
    凄く間が持たないので苦手なのだが、そうも言ってられない。
    それに、そのBAさん、凄くキレイなメイクなのだ。

    化粧品カウンターのお姉さんは、美人揃いなのだが
    自社製品の色味をアピールするという理由をさっ引いても
    とてつもない厚化粧の人が多く
    そういう人にメイクをして貰ったら
    自分も、どこの舞台? みたいな顔になりそうで恐いのである。
    今回のBAさんなら、普通のメイクをしてくれそうだ。

    とにかく、雑誌ではわかりにくい力加減や塗り方を学びたいので
    片手に手鏡を持ち、質問攻めにしつつメイクをして貰った。

    そこで判明したのが、・・・・・自分のザツさ・・・・・。

    いや、もうこれは、そうだろうなー、とは薄々感じてたんだ。
    私はメイクにはものすごく時間を掛けるのだが
    長時間ザツにやっても、丁寧には仕上がらないようだ。
    てか、ザツの積み重ねで、余計に汚くなるだけだ。

    ファンデの量は、顔半分でクリームファンデでパール粒大1個ぐらい。
    それをスポンジで、顔の側面から滑らせるように塗っていき
    顔の中央部分はスポンジに残った分を軽くなじませるだけ。

    つまり、パール1個分をスポンジに取り
    左の顔の側面を上から下に塗りおろしたら
    頬の中央まで内から外に塗り、額半分、口回り、あご。

    右半分を塗る時に、またパール1個分のファンデを取り
    同じ手順で塗り、最後に鼻とその周囲をなでる。

    自分では、その逆で、一番濃くしたい中央から広げていた。
    しかも指で塗った後に、スポンジで何度も叩いてなじませていた。

    何故顔中央を薄くするのかと疑問だったが
    カバーしたい部分は、コンシーラーを広域塗りするのだと。
    コンシーラーって、隠したい部分にピンポイントだと思ってたよ。

    まず、筆ペン式でパールの光でカバーするリキッドタイプの
    コンシーラーを塗り、その上にクリームタイプの
    伸びのいいコンシーラーを重ねるのだ。

    下まぶたの際ギリギリから、クマが出来る部分、シミ部分
    そして、ファンデがほとんど塗られていない
    鼻の脇から頬の中央部分、口角にそれを塗った。

    一見、厚塗りになりそうに思えるが、BAさんは
    塗る分量を 「え? それだけ?」 という少量にしていた。

    筆でスッスッとかすれ気味に斜めラインを引いていき
    それを指先でチョチョッと瞬間押さえてなじませるだけ。
    どう見ても、それで厚塗りには見えない。

    仕上げのパウダーも、パフに少量を揉み込み揉み込み揉み込み
    ファンデと同じ順番で、顔の側面から中央にポンポンで終わり。
    こっちはつぎ足しなしで、「それで付いてるの?」 ってほど。
    これで仕上がりの濃さは、自分のいつものメイクと変わらなかった。

    私の場合は、何でもドバーッと大量に塗り
    指先やスポンジでトントントントン叩きまくって
    余分な分をゴッソリ落とし、結果薄化粧になっていた。

    ものすんげえムダな量と時間な上に
    大量にのせたものを取りつつなじませる過程で
    ヨレたり、取り過ぎたり、調節が難しいわけだ。

    何でこういう方法でやってたんやら、自分でもよくわからん。
    ほんと、素人の勘違いの思い込みって、あらぬ方向に突っ走るよな。

    今回は、“正しい塗り方” を習いに行ったけど
    そこのブランドは、特殊な塗り方だと思う。
    他のブランドだと、また違った手順だからだ。

    分量は凄く勉強になったし
    この塗り方の違いでも、メイク法って割に何でもありかな、と思った。
    (また妙な方向に納得してるような)

    ファンデが噂に違わず、凄く薄付きで良かったので即購入。
    しばらく使って、後日レポートしよう。

  • 肌の乾燥 2

    さしたる考えもないのに、肌トラブルに落ち着かず
    日光を避けつつ、ノーメイクで近所の化粧品屋さんに出掛けた。

    保湿美容液を買うべきか・・・? と、迷ったのだ。
    デパートに行かないのは、デパートコスメで美容液だと
    最低8000円は出さないといけなくなるからだ。
    予算はどう転んでも、5000円しかない。

    コーセーのライスパワーエキス配合の美容液が良いんじゃないかと
    手に取ったら、えらくアルコール臭い。
    成分を見てみると、案の定、エタノールが上位にきている。

    こりゃあかんと周囲を見渡すと、何とコスメデコルテがある。
    アルビオンと同じ乳液先行システムのブランドで
    値段もとてもよく似てて、お高い。

    これが買えるなら苦労はせんわい、と
    憎々しげ & ものほしげに見ていたら、店員さんが寄ってきた。
    「何かお探しでしょうか?」

    おう、探してるとも! と、今の肌状態を切々と訴えたら
    店員さん、モイスチャーリポゾームを持ってきやがった。

    これは洗顔直後に塗る美容液で
    後から塗る化粧水やら美容液の吸収を良くする働きがある。
    言わば、“導入液” みたいなもの。

    多くのメーカーがこういうアイテムを出していて
    評判が良いのは確か、ソニア・リキエル、アウェイク
    そしてこの、コスメデコルテのモイスチャーリポゾーム。
    (コーセー系、導入液に強いんか?)

    前者2メーカーは、肌表面の不要な角質を取り除いて
    化粧品のしみ込みを良くしようとする仕組みなので
    モイスチャーリポゾームもそうかと思い
    「角質をいじくりたくないんです」 と、懸念したら
    これはそういう仕組みではないらしい。

    説明がよくわからなかったのだが
    リポゾームという多重構造の成分で、後から塗る化粧品の成分を
    肌内部にけん引する、みたいなもんだと思う。

    それは良い!

    でも、これ、万超えたはず・・・と、価格を聞くと
    ジャスト10000円。

    「無理ですーーーーー。
     ただでさえ、今月この肌トラブルでオタオタして
     コスメをあれこれ買いあさってしまったんで
     お金ないですーーーーー。」
    と泣きついたら、店員さん、「うんうん、わかる」 といった風情で
    コーセーのプレディア バイタルスピリッツという美容液を出した。
    初めて見たが、これも導入系だそうだ。
    値段が何と3800円ぐらい。

    とにかく、乾燥して化粧水も入りにくい肌には導入液という
    説得で、それを購入する事に決定。

    店員さん、リポゾームのサンプルもくれると言うので
    「いりません。
     もし気に入ったら買いたくなるでしょ。
     1万円は無理ですもん。」
    と断ったのに、帰って見たら袋に入っていた・・・。

    くそお、ワナかーーーーーーっ!
    と、封印したぜ。

    まだ使い始めたばかりなので、良し悪しはわからないが
    3000円台で結果が出たらありがてえよな。

    ちなみに、店員さんも私レベルに肌が荒れていた。
    やっぱり皆この時期は大変なんだ、と激しく仲間意識を持った。

    もちろん今回も肌の美しさは褒められたさ。
    でも何故か最近はそれが嬉しくない。
    地デジで、自分の肌はまだキレイな方なんだ、と発見したけど
    正直言って、“年齢の割には” で、誇る程でもねえのよな。

    先日、人生2度目のお肌の曲がり角を実感して
    何か気分的にガクーーーッときて
    少々の事じゃあ天狗になれなくなったのが悲しい・・・。

    何か舞い上がる材料はないか、模索し続けてる今日この頃。
    バイタルスピリッツの続報は、幸せ気分でしたいなあ。

    ああ・・・何か謙虚な自分がイヤ!

  • 乾燥肌

    帰省中に乾燥して、皮膚病の犬のようになってた私のツラの皮。
    いまや放っとくと、ウロコ? 半魚人? って有り様である。
    しかも乾燥し過ぎて痛くて痒いのだ。

    ザツな性格なので、無意識に掻いてるようで傷もできてしまった。
    この前、おでこをポリポリ掻いてたら
    目の前で何か白いものがハラハラと落ちてきて
    何かと思って鏡を見たら、めくれた皮だった。

    これが頭皮だったらフケなんだなあ・・・と
    ノンキに思える自分の性格が不安だよ。
    お手入れマニアなのに、こういう心境でいいんだろうか?
    今まで積み重ねてきたものが無に帰しているというに
    もちっと慌てるべきじゃねえのか?

    すべてをあっさり捨てられる性格なのか
    現実に目を向けたくなくて逃避してるかのどっちかだな。

    今まで乾燥というものに縁がなかったので
    乾燥向けお手入れには無関心だったのが敗因。

    元々の原因は、加湿器を使ってたら家が湿気で傷むので
    使わなくなったせいだと思う。
    思い通りの加湿器にめぐり合えないんだよなあ。

    でも世の中の女性は、職場とかの過酷な環境に晒されている人が
    多いと思うんだが、果たしてここまで乾燥するんだろうか?

    あまり塗ったくるのも良くないかも、と
    洗顔後に化粧水とクリームのみにしたら
    10分後ぐらいにパキパキ乾いてきて、表情が動かせなくなり
    しまいにゃ、まぶたがよく開かないほど突っ張るのだ。

    もうこれは塗ったくるしかねえよな。

    軽い化粧水 → 軽い美容液 → 濃い化粧水 →
    馬油 → 部分的に傷薬 → クリーム
    と、もう顔面でハエが捕まえられるんじゃないかと言うほど
    テラテラヌルヌルで過ごしている。

    ここまでしても、3時間後には
    表面はベタベタなのに、内部がピキピキという感じになってくるので
    もう1度、濃い化粧水 → 馬油 → クリーム を塗る。

    何か塗装しすぎて、痒いはベタつくは
    3時間おきに突っ張ってくるはで、イライラする!

    あーもう、一時的にアルビオンに戻そうかな、とも思うが
    財布も乾いているので、ちょっと無理。

    本当にヤバい時は、化粧品じゃ対応しきれないんだよな。
    化粧品は薬ではないから当たり前なんだが
    真に乾いた肌には、化粧水も入っていかねえよ!

    かと言って、ピーリング系とかやって角質をいじくるのも恐い。
    薄くなった角質層のせいで、潤いを保てなくなってるのに
    これ以上、薄肌にしたくねえよ。

    乾燥し過ぎているだけで、皮膚病ではないので
    この乾期を乗り越えれば良いだけなんだが
    今ここでヘンなお手入れをすると、後々弊害が出そうで
    やたらな冒険もできない。

    私って、普段は何の問題もない肌だったんだな
    と、在りし日の自分の肌のありがたみがつくづくわかるぜ。

    気候にもよると思うが、多分4月末まではこの調子だと思う。
    今は試行錯誤の真っ最中なので
    スーパーテクニックを発見できたら、ここで威張る。

    事後報告がなければ、気候に負けた女っちゅう事で
    当たらず触らずで流してもらいたい。

  • 美の混同

    友人と出かけてた時に、偶然に友人の会社の女の子と会った。
    その女の子は母親と一緒らしく、挨拶を交わす友人の後ろで
    にっこり微笑んで、お辞儀をしておいた。

    これが私にできる最良の愛想である。
    やたら口を開くとバカ丸出しで、友人を窮地に追い込みかねん。

    友人が翌日会社に行ったら、その女の子が私を美人だと褒めたらしい。
    私的には、そこで既に 「はあ?」 と思ったが
    まあ、お世辞でも言われたら、しこたま気分が良いもんだし
    友人の社内の人間関係もある事だし、と受け流したが
    話はそれだけでは終わらなかった。

    「昨日、○○さんと一緒にいた人
     すごい知的な美人だったんですよおー。
     一緒にいた母も 『育ちの良さそうな上品な人ね。
     いいとこのお嬢さんよね。』 と、感心してましたよー。」

    ここで、周囲の男性社員が 「ええー、僕も会いたいなあー」
    「紹介してくださいよー」 と、口々に言ってきたとな。

    ここで友人の 「どうする?」 の問いに固辞するのは当然だろう?
    「ゴディバのチョコかと思ったらカバヤだった」
    みたいな立場になりたくねえわ!!!

    普通のお世辞ならともかく、そこまで言うっておかしくねえ?
    いや、「本当に美人だからでしょ」 というフォローを
    聞きたくて謙遜してるわけじゃねえんだ。
    私の辞書に “謙虚” の文字はない。

    明らかに、この過剰賛辞はおかしいんだよ。
    「ああいう人を才色兼備って言う」 とまで言われてるんだぞ。
    単なる社交辞令にしては、様子がおかしい。

    これって、その女の子と友人の関係がおかしいって事だよな。
    それが何で、私にまで波及するんかはわからんが
    何か色々わけわからん心理か何かでもあるんだろう、と思い
    友人に気をつけるよう、注意をしたら
    「そんな人だとは思わなかった」 と、罵倒された・・・。

    私は人の褒め言葉を素直に受け取れない卑屈な人間なんだってさ。

    ちなみに、「私、決して印象が良いタイプじゃないだろ?」
    と、突っ込んだら、「正直言って、口を開くと最悪」 と、言われたさ。

    ほおらもう、そこからして実態は “上品” じゃないわけだ。
    それを何を調子こいとんのか、友人までもがその女の子に同調して
    社内でいらん風評を流して、ちっとは否定せえっつの。

    仲良しをひいき目に見る気持ちはわかるが
    上乗せばかりしてると、逆に相手のタメにはならんのだぞ。

    しかし、何故こういう事態になるんだろう?

    そういや、以前にも似たような事があった。
    元彼の同僚に会った後に、「すげえ可愛い」 と
    会社中に噂が広まり、彼氏の転職を心から願ったものだ。

    「にじみ出るものってあるじゃん」 という意見もあるが
    それはあくまで雰囲気で、造形美とはまた違うものである。
    混同してはいけない。

    形には黄金率というのがあって、完璧な形というのは真円だと思う。
    でも、ただ丸いだけの物を見てても面白くない。
    だからイビツな物に目が行く。

    人間の顔の作りというのも、こういうもんだと思う。
    完璧な美人より、多少の崩れがあった方が魅力を感じる。

    だが私は造形的には、その崩れを “欠点” だと位置づけている。
    そういう欠点は個性に繋がるし、憎むべきものでもないから
    好みとは別に、それを冷静に判別して何の支障がある?

    私の顔の作りは、“下の中” ぐらいだと、自分では分析していて
    時々出現する、私を美人だの可愛いだの言うヤツは
    マニアか、恋に目がくらんでいると判断する。
    その冷静さが卑屈なんか?

    どうせ、ツラ出しなしのネットだから
    すっとぼけて、美人ぶっても構わんのだが
    そういう虚構で満足できる性格なら
    はなからリアルでも良い人ぶっとるぜ。

    そもそも、ナイスバディの自画自賛をしまくっているのに
    これで微妙な顔までも自慢してたら
    全体の判定がユルい単なる勘違い女になるだろ!
    せっかく本当にナイスバディなのに、信憑性が薄まるじゃんよ。

    潔く、イマイチなとこはイマイチ、と認めつつ
    ピカイチな部分で天高く昇っとれば、それで平和なもんだ。

    とにかく時々ある、この錯覚には、ほんとに困っている。
    普通に会ってりゃ、“普通” でスルーしてもらえるものを
    ごく稀に、目にフィルターがかかったようなヤツがいて
    勘違いで言いふらかされるので、期待値がうなぎ上りで
    こっちには何の落ち度もないのに、一方的に絶望されるハメになる。

    どういうワナだよ、まったく!
    それとも人によって、物の見え方って違うんだろうか?

    どんどん見間違いして、褒めてもらうのは構わんよ。
    ただし、一生、2度と会わないで済むならなっ!!

    あああああああああ、行動範囲が狭まったーーーーー!

  • ブスの判断

    毎回、血管を切らしそうになるほど怒って
    ビューティコロシアムを観てたが、今回ふと気になった点があった。

    顔の作り自体は、ごくフツーな女性が時々出てきて
    これはとても書きたくないんだが
    中には、私とさほど変わらないレベルの顔も出てくる。

    そういう女性の 「ブス」 だ 「バケモノ」 だと言われる
    という体験談が不思議でしょうがない。
    私はそういう経験は1度もないからである。

    お決まりの “言われても聞いてない” 戦法が無意識発動してて
    陰では散々言われているのか? とも思うが
    それにしては、恋い焦がれられた経験もフツーにある。
    (妄想じゃねえぞ!
     これによって私にはロクでもねえ称号が付いたんだからな)

    ナイスバディだと、多少の顔の難は見逃してもらえるのか?
    とか、悶々と考えていたが、バカの考え休むに似たりなので
    疑問をそのまま友人知人に丸投げしてみた。

    皆さん、「ブスじゃないよ」 と、オトナの前置きをしてから
    (アンド 私に 「そういうお世辞はいいから!」 と、怒鳴られつつ)
    してくれた予想を総合して、何となく答がわかった。

    ようするに、ビューティコロシアムに出てくる女性たちは
    その陰気臭い考え方や、卑屈な態度が問題なのだ。
    それが目付きに出ているので、顔がブスに見えるのである。

    私のように、意味不明の自信満々な偉そうな態度だと
    見ている側も、“マトモ” な顔に錯覚する、とな。

    私の場合、オドオドしたところなど見た事がないし
    パニックを起こしても、あまりに堂々とオタオタするので
    周囲もそれに引きずられて、それが自然に受け入れられるのだそうだ。

    これは決して褒められてる種類じゃないと、薄々気付いてはいるが
    とりあえず、人は微妙なブスの判断は全体像でしているのがわかった。

    そういや、ちょい前に美人呼ばわりされて驚いた事があったが
    これと関係あるのかー。
    (何でブログに自慢記事を書かなかったのかというと
     私にも多少の羞恥心が残っている証拠であろう。
     ま、ついでだから明日でも書こうかな。)
    (残ってねえじゃん、羞恥心・・・)

    人は、考え方ひとつで幸せにも不幸にもなれる。
    このブス判断なんか、その良い証し。
    少々難があろうとも、気合いで乗り切れる。

    これ、キレイ事じゃねえぞ。
    内面はその人の外見に見事に出るからな。
    私の “人間は顔。 ただし作りじゃない” 説は、やっぱり大正解!

    ついでに “バカ最強” 説も、大正解。
    つまり自分に自信がないから、オドオドビクビクするんだろ?
    この自信が付きにくい頭の良いヤツより
    くだらん事ですぐ調子こくバカの方が生き易いって事だ。

    噛み合わせが悪いとか、健康的に支障が出る場合以外なら
    とりあえず、姿勢と目付きを直して
    軽い髪形に明るいメイクと服を着れば、すぐどうにかなる。

    自分に自信のないヤツは、周囲に黒色の物を持ってたらだめ。
    真っ白も冷たい感じを受けるのでだめ。
    暖かみを感じる色に心を落ち着かせてもらいつつ
    自分のものの考え方を振り返るべき。

    え? 私? 自信?
    昨日おとといはまったくなかったけど、今日はある。
    根拠はなし!!
    友人知人のお世辞で、気分良くなってるだけ。
    (私の天狗力はあいつらも共犯だよなー)

    根拠のある自我など、そう簡単に得られるもんではないし
    もし万が一、その根拠が崩れたらどうなるよ?
    取っ替えの利くものを常備しとくのが、人生のコツだぜ。 ほっほっほ

  • 芸能人の整形

    ネットを徘徊していると、芸能人の昔の写真を見かける事がある。
    女優やタレントなどのデビュー前の学生時代の写真を見ると
    現在の顔とは違う事も多々ある。

    女性はメイクでかなり変わるし
    昔の流行は今見ると、やぼったく感じるせいだ。
    だが、中には明らかに整形と思われる人も多い。

    整形に対する私の意見は
    噛み合わせなど、健康に支障が出るような場合以外は
    副作用や加齢のための後遺症など、技術的な点で不安があるし
    美は黄金率だけじゃない、という感覚も含め
    あまり好意的に捉えてはいない。

    しかし、ここで言いたいのはそういう事ではない。

    芸能人になる女性は、確かにデビュー前は難はあるが
    それが整形で絶世の美女になっている。
    ビューティコロシアムという番組で、素人女性が整形をするが
    大掛かりにやりまくって、やっと人並みである。

    ようするに、芸能人になるような女性は素が良い、って事。
    「整形美人」 だの、非難の言葉があるが
    整形して美人になってるんなら、整形前も充分に美人だったんだよ。
    これだけで賞賛に値すると思うぞ。

    だよなあ、もし私が整形で美人になろうとしたら
    それはもう “お直し” じゃなく、“改造” だもんなあ。
    人造人間、リアル仮面ライダーだ。
    ついでにミサイルでも出るようにせんと、何か損した気分になるぜ。

    それにしても、芸能事務所の人って
    「この娘のここを直したら、飛び抜けてキレイになる」 と
    わかってスカウトしてるって事じゃないか?

    その眼力が凄いよな!

  • クレンジング

    メイク落としの事である。
    石鹸や洗顔フォームなどの洗顔剤とは違う。

    洗顔剤は、汗、皮脂などの汚れを落とすもので
    日焼け止め、ファンデは落とせない。
    お粉も皮脂と混ざれば、ほぼクリームファンデになるらしいので
    洗顔剤より、クレンジングで落とす方が良いだろう。

    クレンジングの形状は
    オイル、クリーム、ミルク、リキッド、ジェルなどがある。

    オイルは肌の潤いまで奪い、乾燥しすぎて良くないと言われ
    肌のためには、ミルクタイプが推奨されているが
    最近、これに疑問を持ち始めた。

    何故かと言うと、ミルクはメイクの落ちが悪いのである。
    私は日焼け止めとお粉のみの、いわゆる “薄化粧” だが
    この日焼け止めが問題なのだ。

    日焼け止めというのは、汗や皮脂で落ちるようでは意味がない。
    なので、落ちにくい処方になっているものが多い。
    だから、メイクの濃さに関わらず、日焼け止めを塗っているのなら
    “しっかりメイク” と同じクレンジングをするべきである。

    「石鹸で落とせる」 と書いてある日焼け止めでも
    落ちないものが多いので、そういうのは薄化粧用クレンジングをしよう。

    どのタイプのクレンジングでも、鉄則は
    “クレンジングを顔に乗せている時間を短く” である。
    クレンジングついでにマッサージなど、もってのほか。
    この理由は、クレンジングの洗浄力が肌の刺激になるのと
    汚れをいつまでも肌の上でこねると、毛穴に詰まるから。
    オイルタイプは1分、その他は3分以内、が目安である。

    ここで問題になるのが、ミルクタイプのクレンジング。
    ミルクは、一度で落ちない場合、水を含ませたコットンで拭き取り
    もう一度、クレンジングを繰り返す、というのが本来の使用法。
    確かに乾燥はしないが、擦りすぎが気になる。

    3分 × 2 と、オイルの1分では、どっちが刺激になるのだろう?
    オイルの洗浄力の強さが問題になるのなら、クレンジング後に
    W洗顔 (石鹸洗顔)をしなくていい製品を選べばいいのではないか?
    特に私は、摩擦に弱い肌質なので、そこが気になっているのである。

    ついでに、オイルクレンジングのコツ。
    オイルタイプのクレンジング剤は、乳化作業が重要になってくる。

    オイルでメイクが浮き上がったら、手の平を水で濡らし
    オイルが白くなるまで肌の上でクルクル撫でるのである。
    これによって、油性水性のすべての汚れが浮き
    肌の上のオイルが水できれいに洗い流せるようになる。

    これをしないと、汚れが肌の上に残るので
    しっかりできるように、「濡れた肌でもオッケー」 の
    クレンジングでも、なるべく乾いた肌の状態で使用してほしい。

    この乳化というのは、水と油を混ぜる事。
    乳化剤の肌に対する刺激が取りざたされるが
    保湿乳液や保湿クリームは、既に乳化を終えた製品で
    クレンジング剤の乳化剤の刺激と同じように捉える必要はない。

    実はオイルタイプだけでなく、クリームやミルクタイプでも
    記述されていないのに乳化するものがある。
    ずっと肌の上でクルクルしていて、突然指がフッと軽くなる。
    これが乳化らしいのだ。

    乳化するタイプのクリームやミルクは、固い感触のものが多く
    指の滑りが悪く、また乳化するまでやたら時間が掛かる。
    知らずに乳化前に洗い流していたら
    汚れが落ちていない可能性もあるので、注意してほしい。

    汚れがきれいに落ちているかどうかは
    色素やパール、ラメ以外は判別がつかない。
    最も落ちにくいポリマーやシリコンは目に見えないからである。

    これは洗顔後の肌触り、質感、光沢
    その後の化粧水の沁み込み具合、それでわからなければ
    使用継続をしていての、毛穴の詰まりの状態などで判断するしかない。

    クレンジングの形状、W洗顔の有無など
    個々の肌質によって、最適なやり方が変わってくる。
    理想は、「肌を傷めずに汚れだけを落とす」 だけど
    正直、どんなにやっても落ちない汚れってあって
    それは諦める方が、まだ肌に良いような気がする。

    普通にやってて落ちないような化粧品は
    クレンジングを変えるより、その化粧品自体を使うのを止めるべきかも。