私の肌質は、元は水分正常、油分多めのオイリー肌だったのだが
油分抑えのお手入れをする内に
水分少なめ、油分多めのインナードライ肌になってしまった。
これは、肌の部分によって状態が分かれる混合肌とは違う。
肌内部は乾燥していて、肌表面に脂が浮き出るのが
インナードライ肌である。
脂浮きが気になるので、保湿をおろそかにしがちで陥る肌質。
その解決策としては、角質を取るお手入れを一切やめ
化粧水を大量に与えて、クリームで蓋をする、という方法がある。
朝は石鹸を使わず、水のみで顔を流すだけ
化粧水でしつこくパッティングし、クリームを塗る。
夜のメイク落としは、ミルククレンジングのみで石鹸を使わず
その後、化粧水でコットンパックをし、クリーム。
ここで疑問が起きるよな。
まず、ミルクタイプのクレンジングは、メイクが落ちにくい。
しかも、朝も夜も石鹸を使わずに汚れが落ちるのか?
とりあえずやってみたが、もちろんさっぱり感はなく
それどころか、肌が髪の毛に触れるだけで赤いプツプツができるほど
敏感になってしまった。
これは多分、落としきれていない皮脂で
皮膚が過敏になっているんじゃないか、と判断。
そこで、朝は水のみ、夜の洗顔を石鹸で
メイクをした時は、洗い流せてW洗顔がいらないタイプのにした。
これで過敏さは治まった。
次は、蓋の役目のクリーム。
最初はオリーブオイルを使っていたが、これ、私の場合は乾燥するのだ。
肌の上にはオイルがヌルヌル乗っているけど
内側はパリパリ、って感触。
美味い天ぷらやフライのようなもんだ。
クリームもあれこれ試したが
共通して、オイルはヌルヌル、クリームはベタベタ、って感じなので
これは好みや満足感で選ぶしかないだろう。
あーだこーだ買ってたが、何か途中で消費がバカらしくなって
皮膚科で貰ったザーネ、ニベア、アノンコーワクリームにした。
ザーネはニキビができる。
ニベアは良いんだが、大量に塗ると毛穴が詰まる。
アノンは不思議なぐらいベタベタしないんだけど
使い続けていると赤いブツブツができる。
この反応は、私の肌質と、多分つけ過ぎによるものだと思う。
ごく微量なら、すごく良いと思う。
特にニベアは、某高額クリームと成分や使い心地がそっくりらしいし。
<ドゥ○メールの成分>
水、ミネラルオイル、褐藻エキス、ワセリン、水添ポリイソブテン
マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール
ライム果汁、パラフィン、エタノール、硫酸Mg,オレイン酸デジル
ジステアリン酸Al、オクチルドデカノール、香料、クエン酸
ステアリン酸Mg、パンテノール、安息香酸Na
水添野菜油、シアノコバラミン、カロチン
<ドゥ○メールにしか入っていない成分>
褐藻エキス、ライム果汁、エタノール、水添野菜油
パンテノール、シアノコバラミン、カロチン
<ニベアにしか入ってない成分>
ホホバ油、スクワラン、シクロメチコン
特筆すべきは、この安物クリームたちを使い始めて
脂浮きがものすごく減ったという事!
脂は油で押さえ込め、ってのは本当だった!!!
そして、皮脂による酸化や炎症が減ったせいか
赤黒くなってた顔色が、白くなってきている。
(これでどこが美肌なんだよ? と、思われそうだが
毛穴の凹凸や、シワがないんだよ。)
もういっちょ疑問なのは、化粧水の存在。
いくら与えても、または省いても、変化がない。
もしかして、化粧水、いらないんじゃねえの?
この疑念がどうしても拭えないので
今度は、馬油 → 水スプレー → 安物クリーム
というお手入れ法にしてみる。
成分の事を考えだすと、やっとられんのだが
あれこれと悩みつつ、試行錯誤をしていると
本当は肌にとって、化粧品って良くないのかも・・・
という疑惑が、どうしても出てきてしまう。
お手入れという行為が、楽しくてしょうがなくて
ずっとあれこれ化粧品を使っていきたいんだけど
それが肌をいじめているとしたら、本末転倒だよな。
この疑問はまだ答が出ていないが
万が一、お手入れという快楽を取るか、肌の健康を取るか
みたいな結論になったらヤだなあ。