カテゴリー: 自画自賛美容

  • インナードライ

    私の肌質は、元は水分正常、油分多めのオイリー肌だったのだが
    油分抑えのお手入れをする内に
    水分少なめ、油分多めのインナードライ肌になってしまった。

    これは、肌の部分によって状態が分かれる混合肌とは違う。
    肌内部は乾燥していて、肌表面に脂が浮き出るのが
    インナードライ肌である。

    脂浮きが気になるので、保湿をおろそかにしがちで陥る肌質。
    その解決策としては、角質を取るお手入れを一切やめ
    化粧水を大量に与えて、クリームで蓋をする、という方法がある。

    朝は石鹸を使わず、水のみで顔を流すだけ
    化粧水でしつこくパッティングし、クリームを塗る。
    夜のメイク落としは、ミルククレンジングのみで石鹸を使わず
    その後、化粧水でコットンパックをし、クリーム。

    ここで疑問が起きるよな。
    まず、ミルクタイプのクレンジングは、メイクが落ちにくい。
    しかも、朝も夜も石鹸を使わずに汚れが落ちるのか?

    とりあえずやってみたが、もちろんさっぱり感はなく
    それどころか、肌が髪の毛に触れるだけで赤いプツプツができるほど
    敏感になってしまった。

    これは多分、落としきれていない皮脂で
    皮膚が過敏になっているんじゃないか、と判断。
    そこで、朝は水のみ、夜の洗顔を石鹸で
    メイクをした時は、洗い流せてW洗顔がいらないタイプのにした。
    これで過敏さは治まった。

    次は、蓋の役目のクリーム。
    最初はオリーブオイルを使っていたが、これ、私の場合は乾燥するのだ。
    肌の上にはオイルがヌルヌル乗っているけど
    内側はパリパリ、って感触。
    美味い天ぷらやフライのようなもんだ。

    クリームもあれこれ試したが
    共通して、オイルはヌルヌル、クリームはベタベタ、って感じなので
    これは好みや満足感で選ぶしかないだろう。

    あーだこーだ買ってたが、何か途中で消費がバカらしくなって
    皮膚科で貰ったザーネ、ニベア、アノンコーワクリームにした。

    ザーネはニキビができる。
    ニベアは良いんだが、大量に塗ると毛穴が詰まる。
    アノンは不思議なぐらいベタベタしないんだけど
    使い続けていると赤いブツブツができる。

    この反応は、私の肌質と、多分つけ過ぎによるものだと思う。
    ごく微量なら、すごく良いと思う。
    特にニベアは、某高額クリームと成分や使い心地がそっくりらしいし。

      <ドゥ○メールの成分>
     水、ミネラルオイル、褐藻エキス、ワセリン、水添ポリイソブテン
     マイクロクリスタリンワックス、ラノリンアルコール
     ライム果汁、パラフィン、エタノール、硫酸Mg,オレイン酸デジル
     ジステアリン酸Al、オクチルドデカノール、香料、クエン酸
     ステアリン酸Mg、パンテノール、安息香酸Na
     水添野菜油、シアノコバラミン、カロチン

      <ドゥ○メールにしか入っていない成分>
     褐藻エキス、ライム果汁、エタノール、水添野菜油
     パンテノール、シアノコバラミン、カロチン

      <ニベアにしか入ってない成分>
     ホホバ油、スクワラン、シクロメチコン

    特筆すべきは、この安物クリームたちを使い始めて
    脂浮きがものすごく減ったという事!
    脂は油で押さえ込め、ってのは本当だった!!!

    そして、皮脂による酸化や炎症が減ったせいか
    赤黒くなってた顔色が、白くなってきている。

    (これでどこが美肌なんだよ? と、思われそうだが
     毛穴の凹凸や、シワがないんだよ。)

    もういっちょ疑問なのは、化粧水の存在。
    いくら与えても、または省いても、変化がない。

    もしかして、化粧水、いらないんじゃねえの?

    この疑念がどうしても拭えないので
    今度は、馬油 → 水スプレー → 安物クリーム
    というお手入れ法にしてみる。

    成分の事を考えだすと、やっとられんのだが
    あれこれと悩みつつ、試行錯誤をしていると
    本当は肌にとって、化粧品って良くないのかも・・・
    という疑惑が、どうしても出てきてしまう。

    お手入れという行為が、楽しくてしょうがなくて
    ずっとあれこれ化粧品を使っていきたいんだけど
    それが肌をいじめているとしたら、本末転倒だよな。

    この疑問はまだ答が出ていないが
    万が一、お手入れという快楽を取るか、肌の健康を取るか
    みたいな結論になったらヤだなあ。

  • エビータのファンデ

    普段はファンデーションを塗らず
    日焼け止め + 下地クリーム + 粉 だけで、メイクしていた私だが
    ここへきて、ファンデーションも必要じゃないのか、と迷い始めた。

    いや、実は最近、肌の美しさに自信がなくなってきたのである。
    色ムラやくすみが気になり始めてなあ・・・。

    私のファンデに対する要望は
    ツヤと透明感が出る薄付きのクリームかリキッドタイプ。
    ファンデってのは、長く保存が利かないので
    いつもほとんど使わずに腐らせていた。
    だから、腐らせ前提で安い事。 3000円以下だな。

    この条件に合うファンデを検索していたら
    一部で話題になっているものを見つけた。
    カネボウのエビータというブランドのクリームファンデである。
    ツヤツヤな仕上がりらしい。

    エビータ・・・?
    確か50代ターゲットのブランドじゃなかったか?
    でも、ババア向けはしっとりタイプなはず
    だからツヤが出るんかな。

    と、ちょっと怪しかったが、2100円らしいので
    スーパーに行くついでに、モール内のお店に寄ってみた。

    カネボウのエビータは、セルフ販売コスメである。
    販売のおねえさんを相手にしなくていいから、気軽に買え
    人件費が掛からないから安い、ってのが利点。

    エビータコーナーでクリームファンデを探すが
    パウダーファンデとリキッドファンデしかない。
    あれ??? と、動揺していたら
    「何かお探しですか?」 と、店員さんがやってきた。
    見ると胸にカネボウの札をつけている。

    セルフなのに何で? と、驚いたが、ここぞとばかりに聞くと
    エビータには、パウダーとリキッドしかファンデはないと言う。
    ネット情報、いい加減じゃねえか!
    でも、面倒だし試しに買ってみよう。

    「これをください」 と、店員さんに言うと
    「何故それを?」 と、聞かれた。 50代用だもんな。
    「評判が良いので、ぜひ使ってみたいんです。」 と言うと
    店員さん、「そうなんですか?」 と、意外そうな顔をした。

    店員さんのその反応と、指がめり込みそうなすごい厚塗りの化粧顔に
    一抹の不安を感じたが、ものは試しだし、2100円だし
    と、自分を説得する。

    帰りに 「このサンプルも使ってみてくださいね」 と
    渡されたスキンケアのサンプルセットは
    やはりババア向けブランドで、もしかして
    「こいつ、若作りしてるけど、実はババアかも?」
    などと思われたんじゃないだろうか?
    と、とてつもなくガックリさせられた。

    帰宅してすぐ、買ったファンデを使ってみた。
    以前、腐らせたランコムのリキッドファンデぐらいしか
    比較できる材料がないので、それで言うが
    ツヤなし、透明感なし、厚塗りな仕上がりになった。
    あの店員さんの化粧顔と同じだ・・・・・。

    ファンデの伸びも固めなので、全顔に塗るのなら
    下地クリーム5 : エビータファンデ1 の割り合いで混ぜて
    やっと自然になるって感じ。

    これを薄付きでツヤが出るって言うヤツは
    普段どんなファンデを使っているんだろう?
    と、思わずにはいられない。

    目の下から頬にかけてだけ、薄く薄く指で塗って
    その後、ブ厚いスポンジで叩き込めば
    仮面舞踏会にはならずに済むので、そうしている。

    ツヤが欲しければ、ファンデを塗った上から
    パール入りの下地クリームを微量重ねると良い。

    室生寺で汗をダラダラかいたのに、崩れなかったので
    これは、マットで密着力が高いタイプだと思う。

    粉体が多く配合されているようで、透明感がないので
    色選びは一段暗い色にしないと、白浮きすると思う。
    しっとりさはよくわからないが、乾燥はしない。
    量や塗り方の気をつければ、毛穴落ちもない。
    少々の色ムラやシミは、コンシーラーなしで隠れる。

    多分、多くの高年齢用ファンデは、こういう仕様だと思う。
    叔母が使っていたクレ・ド・ポーのクリームファンデも
    母が使っていたゲランのパウダーファンデも
    見た目が似たような質感になっていたからだ。

    私は今までノーファンデだったので、厚塗りに感じた。
    過去にどういうファンデを使っていたかによるけど
    値段の割には、充分に優秀だと思う。

    これが腐ったら、今度は1000円台の薄付きを探そうっと。
    買った直後から既に、ポンプから出てきた液は
    銀色の粒子が分離してたので、腐るのが一段と早そうなんだ。

    注: 物によっては、こういう風に分離しやすいので
       クリームやリキッドのファンデは、まず手の平に出して
       練って練って練って使うように。
       腐っているかどうかは、匂いで判断しよう。
       不安ならメーカーに問い合わせるべし。

  • 化粧品の説明書

    海外化粧品を輸入して使っていると
    フランス語が少しわかるようになる。
    (しょせん、英語の偏差値40のヤツの言う事だ。
     過剰な期待はすな)

    というのも、ほとんどの海外販売化粧品の説明書に
    日本語は書いてないからである。

    あらゆる言語で説明書きがあるのに
    日本語だけがないのは不思議だったが
    その理由は、日本人には専用ロットが用意されているからである。

    主要海外ブランドの日本販売製品は、ほとんど日本の工場で生産される。
    それは厳しい日本の薬事法のせいでもある。

    だがそれ以上に、日本人の几帳面さ・正確さ・清潔好きが
    商品生産に大きな影響を与えていると思われる。

    日本人感覚は、製品の基準に厳しい。
    同じシ○ネルの化粧品でも、日本で販売されているのと
    外国で販売されているのとでは、製品の出来に大きな差がある。

    外国販売のは、容器がちゃちい、作りがザツ。
    容器の境目に隙間があったりする。
    これを日本で売ったら、シ○ネルの価値が下がるってシロモノ。

    そして、日本人は、実に真面目にお手入れをし、メイクをする。
    これが日本が、世界一の化粧品購入大国になっている理由である。

    海外在住経験者に聞くと、外国人は実に大らからしい。
    詳細は、また別の機会に書くとして
    毎日入浴する女性と、週1しかしない女性とでは
    おのずと使用する化粧品の量は変わってくる。

    しかも、外国人はナチュラル好き。
    メイクどころか、お手入れ用品を塗ったくる事にもズボラらしい。
    毎日必死こいてお手入れしまくっている私など
    化合物扱いをされかねない。

    日本人女性ひとりが購入する化粧品の量は
    外国人女性の数十人分ぐらいに匹敵するんじゃないだろうか?
    こんな巨大な市場を、メーカーが放っておくはずがない。
    わざわざ日本基準の別製品を生産しても、充分に元が取れる。

    関係ない方向に話がいったが、私がバイリンガルって話に戻そう。
    フランスの化粧品には、2種類の表示がある。
    フランス語と英語である。

    それを長年見ていると、両者の違いや類似点に気付く。

     (注: 偏差値40の独学には、つづりの間違いが絶対にあるので
         突っ込むのはいいが、真に受けて覚えないように)

    例えば、LIPは、仏語でLEVRES (レーヴル)。
    ROUGE (ルージュ) というのも
    元は “赤” って意味で、これらは口紅の意味で使われる。

    EYEは仏語でYUEX (ユー)。
    美容語で肌色を表すTINT (ティント) は
    仏語では、多分つづりはTANT (タン)。

    HYDROってのは、仏ではイドラとかイドロとか言って
    英で言うところの、AQUAみたいなもので、和では水分の意味。

    今、手元に説明書が残ってないので
    他にも面白い例があったのを、全忘れで一切説明できなく
    何のためにこの記事を書くのか、自分でも途方に暮れている。

    が、このように、英語と仏語ではつづりの微妙な類似点があって
    欧米人が 「○ヶ国語を喋れる」 など
    「俺は熊本弁と青森弁を喋れる」 程度の違いだろ、と思った。
    (偏差値40のひがみ)

    輸入化粧品の説明書に日本語記述がない時に
    とりあえず、英語で何とか読もう、と探す。

    ところが、1ページ1ヶ国語で、何ヶ国語もの表示が並んでいて
    どれが英語なのかすら、わからないのだ。

    アラビア語は、とりあえずさっさと候補外に認定できる。
    アルファベットに余計な点や、文字上の横線があるのも、英語ではない。

    でも、それ以外のどれが英語だよ??? と、なる事が多い。

    そういう時に、ふと目に付いたのが中国語。
    読める漢字をピックアップしていけばいい!

    ・・・・・しかし、これが大間違いだった。
    どう探しても、使用量や、注意点などが見当たらず
    「これを塗るだけで、途端に絶世の美女に変身よ!」 みたいな
    ジャロ大激怒の誇大売り文句の羅列にしか読めないのである。

    試しに、日本で買ったデ○オールの、塗るだけで痩せるボディジェルの
    説明書の日本語表記と、と中国語表記を見比べてみた。

    日本語は薬事法を守って 「お肌にハリを出します。」 だけで
    痩せる化粧品じゃねえんかよ! と、肩透かしのような
    控えめすぎる表記だったが
    中国語のは 「脂肪溶解!」 「肥排出!」 のような文字が。

    他の説明書でも、「肝斑瞬間消滅 (シミ取り美容液)」
    「顔面薔薇色光輝 (肌色補正メイク下地クリーム)」 みたいな
    どこまで大きく出る? という雰囲気ムンムン。
    (これらも説明書がないので、あやふやな記憶が元)
    頼もしいんだが、ありえねえよ。

    中国女性って怒りが激しそうだが、この通りにならなくても
    「ウソつくな!」 と、暴れないんだろうか?

    今は、滅多に海外販売の化粧品を買わないので
    (容器の汚さにウンザリなのと、中身への信頼度がなくなったから)
    説明書がどうなってるのかはわからない。
    日本販売の外国ブランドの説明書も薄くなってしまった。

    てか、今、ニベアに移行しようとしてるんだよ、マジで。
    使用中の化粧品がカラになったら、ニベアを試してみるぜ。

  • 香水探し

    犬猿の仲だった、飼い犬アフガンハウンドと
    (という事は、私が猿か!)
    唯一、気が合ったのは、香りの趣味であった。

    私の場合、外見のみだとスズランや百合などの
    単品フローラル系が好みだろう、と、誤解される。
    まったく、どんだけ清楚に見られてるんやら、困ったものである。

    私の性格を知ってるヤツには
    「シトラスやグリーンの、あっさり爽やか系が好みかと思った」
    と、よく言われるので、過去にプレゼントされた香水は
    ほとんどがルームコロン、もしくはトイレの芳香剤になっている。
    (今、サラッと恩知らずな事を告白した気がする)

    私の好みの香りは、ムスクなどの動物系や、白檀などの宗教系。
    今では珍しい、重い香りなのである。
    簡単に言えば、大抵の香水のラストノートで香る類の匂い。

    シトラスやフルーツの香りが嫌いなのだが
    今のほぼ全部の香水のトップノートに、これらが使われている。
    最初から重苦しい匂いの香水は、今の新製品ではほとんどない。

    最初の頃は、ゲランの夜間飛行を使っていたが
    これもトップは爽やかなのが不満で、あれこれ物色していて
    ここで役立ったのが、アフガンハウンドだった。

    嗅覚というのは、体調によってまったく変わってくる。
    香水を試す場合に、この微妙な体調が問題になるのだが
    鈍なので、自分の体調がどうなのかがわからない。

    そこで、香水のサンプルを貰い、アフガンに嗅がせるのである。
    嫌いな匂いだった場合、ブシュブシュくしゃみをしながら逃げる。
    好きな匂いの時は、シンナー吸引者のように
    いつまでも鼻をくっつけて、スーハーやっている。

    ただし、どんだけ我がままなんか
    嫌いな香りを嗅がせた途端、逃げ出し
    「ちょ、待て、もう1個あるんじゃあ!」 と
    タックルして嗅がせるも、既に機嫌が悪くなってて
    ヘタすると、そっからバトル勃発したりして
    一度に1種類しか鑑定してもらえない事も多々あり
    効率はひどく悪かった。
    仲もより一層、険悪になるし・・・。

    しかし、アフガンが好む匂いは、必ず私の好みなので
    こいつを利用して、定番の香りを3つ見つけられたのである。

    この利き香水? は、アフガン固有の技だったようで
    ゴールデンレトリーバーの方は、私が何をしても
    初手から被害者ヅラでフリーズしてくれていたので
    まったく役には立たなかった。

    ちなみに、私の定番の香り3つとは。

    まず、Y.S.Lの “Y (イグレッグ)”
    GUCCIの “No.3”

    上の2つは好きだが、私の清純なイメージには合わないと思うので
    外出用に、柔らかいフローラルブーケ系の
    ポーラの “コンペフレグランス 1994”。

    ポーラは、世界の調合士を集めて
    香水のコンテストをやってた時期があって
    1994年の題は、“ファム・ファタル (運命の女)” だった。

    この香りは、知る人ぞ知る (早く言えばまったくの無名) 香りで
    デパートのポーラカウンターでも、取り寄せないと買えない。

    ものすごく良い香りで、誰も付けてないので
    本当は、自分だけの秘密にしておきたかったのだが
    あまりにも誰ひとり知らないので (でも褒められるぞ)
    売れずに廃番になるのが恐いから、ここに書いたのである。
    でも、もう既に売ってないかも・・・。
    どこを探しても、画像すらないし。

    かろうじて、イグレッグとNo.3は、まだ細々と売られているが
    正直、時代遅れの香りだし、私のお上品なキャラとは合わないので
    家の中のみでしか使えない。

    他に探そうとは思っているが、今売られている香水には
    まず私の好みはない、と断言できるので
    いまいち探索の旅に出る気がしないのである。

    今回は、いたるところにさりげなく自賛を散りばめられて
    とても気分良く書けた。
    楽しい週末が迎えられそうだ。

  • ボディケア

    ナイスバディは唯一、親のDNAに感謝すべきもので
    自分の努力でなったわけじゃないから、放置してても良いんだが
    美しいものはお手入れも楽しい!
    という心理から、ボディケアにも力を入れている私である。

    美人なんか、さぞやお手入れやメイクが楽しかろう、と思う。
    私は目が悪いので、そこらへんはクリアしててラッキー!
    ま、愛を込めまくって見れば、何でも可愛く見えるもんよ。

    うっとりと自分の体に酔いしれて、お手入れを楽しくしてたら
    ナイスバディの上に、モチ肌にもなってて
    まさに無敵のビュリホーバディになったわけだが

    夏の暑さにヤられた自画自賛は、このぐらいでよろしいでしょうか?

    さて、入浴中のビューティバトルは次回においといて
    今回は風呂上りのボディケアの経験談。

    市販のボディケア品は、使う部分によって細かく分けられている。
    全身用はもちろん、バスト用、脚用、ケツ用、ヒジヒザかかと用。
    これに加えて、脂肪分解や保湿、美白、ムダ毛を薄くする用、等々
    と、効果別にも揃っている。

    胸にはバスト用、ヒジヒザには美白用
    肉が付きやすいと言われてる部分には、スリミング用
    かかとには強力保湿用、他は通常保湿用
    と、5種類は常備して、塗りまくっていたわけだが
    これに掛かる金額がハンパではない。

    ボディ用は、上質な香りを塗りたかったので
    1個5000~7000円のを使っていた。
    あれこれ比較したかったので、同じ製品をリピートした事はない。

    これを長年続けていたのだが
    貧困になって、使用コスメを見直す必要に迫られ
    ちょっと脳みそを使ってみた。

    まず値段だが、私は家の中では香水を使うので
    そんなに切羽詰って、上質な香りとやらにこだわる必要はない。
    よって、安物でオッケー。

    次に使用数。
    実際5種類を使うのは、フタの開け閉めだけで面倒なほどである。
    それは好きでしてるので、いいんだが
    本当にこれだけ用意する必要があるのか?
    ちゃんと効果が出てるのか?

    これが、NOっぽいんだよな・・・。

    特にスリミング用は、予防のために使っていたんだが
    私の最小限の脂肪にも、はっきり言って効果がない。
    バスト用も、使ってて何の変化もなし。
    (いや、別に乳をどうしたいわけでもないんだが)

    色んなブランドの色んな製品を使用したけど
    違いは、香りや塗り心地と保湿力ぐらいのものだった。

    余裕があるなら、効果を夢見て使い続けてもいいけど
    そんなんやっとる状況でもない。
    シビアに考えて、今後は皮膚のタルミに重点を置くべきである。

    よって、スリミングじゃなくリフティング
    もしくは、徹底した保湿が必要である。

    よし、バスト用と、高級なのを1個にしよう、と
    SK-○の1万円のを使ってみた。

    もう、これがまた 「???」 なのだ・・・・・。
    1万円という値段が、多大な期待をトッピングさせるせいか
    こんな可もなく不可もないものを
    しかも、腕や脚ごときに1万円、と、腹まで立ってくる。

    これじゃ3000円ぐらいので良いんじゃないのか?
    と、安物にシフトしたら、余計にムカついた。
    今までの値段は何なんだよ? って感じである。

    とことん調子に乗って、数百円のニベアにして絶望感を味わったさ。
    SK-○より良いんだよ・・・・・。

    何? 長年使い続けると差が出るんか?
    数百円と1万円で、そんな賭けをできるかよ。

    今は2000円以下限定で、自然派ボディコスメを試しているが
    自然の香りって臭えよな。
    香りはある程度、調合されてた方がマイルドだ。
    それに無添加にこだわったやつって、どうしても使用感も悪い。

    オーストラリアのアロマボディクリームなんか
    肌に塗った後に、しばらくしてこすると
    消しゴムのカスみたいなモロモロが出るんだぜ。
    何でここまで、なじまねえんだよ。

    バスト用も値段を下げて、ずっと使っているが
    何でここまで乳に変化がねえんだよ?
    しつこく、「どうしたいわけでもないけど」 と
    言い訳がましい前置きを付けて言うが
    ボーン! とか、キュッ! とか、パ-ン! とか
    何か色々変わりようもあるだろ。

    ああもう、乳用も外すか・・・・・?

    ボディ用化粧品は、保湿以外の効果は・・・ないに等しい。
    悲しい事だが、これが今のところの結論である。

    とは言っても、保湿がすべての基本なので
    ボディ用化粧品は必要である。

    スリミング用は、ものすげえ大量に塗れば効くらしいが
    そんな実験は、栄養不足の貧乏人な私には無理。
    大富豪のデブに頼め!

    化粧品は世界中に星の数ほどあるのでr
    まだまだ、あれこれコスメ遍歴を重ねるつもりだが
    今のところ、価格的に割に合うのは、ニベアである。

    顔のお手入れで迷いが出た時に
    ニベアを思いついたのは、この経験からなのだ。

    他の高級ブランドに、ほんと問い詰めたいよ。
    何でこういう感想になるんだよ?
    各ブランド別、値段別に、もちっと明確な違いを出してくれよ
    化粧品全部に期待できなくなるだろ!!

  • 日焼け止め

    UVカット剤とも言う。
    UVとは、ウルトラバイオレット、紫外線の事だ。

    地上に降り注ぎ、人体に害を及ぼす紫外線は2種類。
    A波は、皮膚内部に侵入し、細胞を破壊する。
    B波は、皮膚表面を焼けど状態にする。

    どっちも皮膚ガンの原因であり
    活性酸素の発生、シミ、シワ、乾燥、毛穴肥大、と
    美容上のすべてのトラブルの元になる。

    これを防ぐのが、日焼け止め。

    UV-Aのカット効果は、PAで、+の3段階で表示される。
    PA+ ・・・・・・ 効果がある
    PA++ ・・・・・ かなり効果がある
    PA+++ ・・・・ ひじょうに効果がある

    もう、おめえはどうした逃げ腰な表示なんだ?
    と、追い回したいほど、あいまいな表示だ。

    UV-Bのカット効果は、SPFで
    最大数値は、SPF50+。
    これ以上の数値は、日常生活では必要ない上に
    逆に成分による刺激の方が、肌に悪いからだ。

    この表示の基準は、世界的に統一されてはいない。
    足並みを揃えている国、団体はあるが
    (日本は、日本化粧品何とか会?みたいなとこが決めている)
    実際にその効果があるかどうかは、素人には判別できない。

    SPFの場合は、塗って20分後に日焼けを始める = 1 で
    SPF10なら、10×20=200で
    塗ってから、3時間20分は日焼けをしない。

    ・・・と、思うだろ?
    これが違うんだよな。

    まず、メーカーの実験の段階での塗る量は
    20c㎡ に、500円玉1個分で (この数字、記憶に自信なし)
    これでSPFを設定していると聞いた事がある。

    これを実生活でやると、すんげえ厚塗りになる。

    次に、何度調べてもよくわからんのだが
    何となくボンヤリとわかる範囲で説明すると
    日焼け止めってのは塗ってる間、日焼けをする危険性を減らすだけで
    紫外線を100%遮断はしてくれない、みたいな。

    SPF20より、SPF30の方が
    その一瞬で、紫外線をカットしてくれる確立が1.5倍ってわけ。

    な? よくわからんだろ?
    上のSPFの “20分何たら” って基準を
    何故持ち出すのかがわからんほど、意味が違うんだよーーー。

    ここらへんを、うっすら踏まえて日焼け止めを選ぶべきだが
    紫外線カット成分ってのは、温度や湿度、酸化で変質しやすく
    塗ってても、開封して保存してても
    紫外線カット効果がすぐ、なくなるので

    1.信頼できるメーカーの
    2.新しく買ったのを (特に開封後の長期保存はNG)
    3.大量に塗り
    4.2時間置きに塗りなおし
    5.汗をかいたり、こすったり、濡らした場合はすぐ塗りなおし
    6.後は日傘、防止、長袖、UVカットサングラスで
      物理的に防御をして、日陰を選んで移動する

    ここまでして、完璧な紫外線対策なのである。
    ・・・普通の生活のためには、ある程度の諦めも必要だよな・・・。

    ちょろっと成分の話。
    紫外線カット剤には、散乱剤と吸収剤がある。

    散乱剤は、早く言えばアルミ板みたいなんを皮膚に貼り付け
    紫外線をはね返して、皮膚を守る。
    欠点は、塗り心地が悪く、白浮きしやすい事。
    ほら、なんせ、チタンとか亜鉛などの金属だから。

    吸収剤は、紫外線を吸収して、化学反応を起こして
    熱エネルギーに変えるという、驚きの仕組み。

    日焼け止めを塗って太陽にあたり、肌表面が熱く感じた事がないか?
    その時が、吸収剤が変身してる真っ最中なのだ。

    この吸収剤自体が刺激になる人や
    変身時の発熱で、肌に刺激を受ける人もいるので
    敏感肌用には、吸収剤不使用の日焼け止めも多い。

    そんな一部では悪者扱いの吸収剤を、何故配合するかっちゅうと
    散乱剤成分と違って、使用感がいいのだ。

    散乱剤だけでSPF30だと、バカ殿になるけど
    吸収剤とあわせて、SPF30に調整した場合
    厚化粧おばさんクラスにまで抑えられる、って感じかな。

    今はかなり進化して、散乱剤も徐々に自然な塗り心地になってるから
    吸収剤がイヤな人は、不使用の日焼け止めを選べばいい。
    「紫外線吸収剤不使用」 って、誇示してるから、すぐわかる。

    最後に日焼け止めの落とし方。

    あくまでも目安だが、SPF15以上なら石鹸では落ちないらしい。
    特に “ウォータープルーフ” って書いてあるのは手強い。
    必ず、メイク落とし用のクレンジング剤を使ってほしい。
    顔でも体でも、塗った部分全部!

    それでも落ちないものもあって、そういう日焼け止めには
    専用クレンジングってのが、一緒に売ってるはず。

    敏感肌やベビー用は、「石鹸で落ちます」 と書いてある。
    が、落ちないものが多い!!!!!

    すんげえ固い泡で、何度もしつこく洗えば落ちるんだろうが
    クレンジングを使った方が、まだラクで肌にも良いわい!
    素直に最初から、クレンジング剤を使ってほしい。
    体には安物でいいから。

    日焼け止めが落ちたかな? という目安は
    まず、肌のキメをジーーーーーッと凝視する。
    腕とか、よく見ると3角形になるように線が入っているだろ?
    その線に白いものが残ってないかを見るのだ。

    あとは、手触りや光沢、質感でヘンだと思ったら
    肌をに水をかけて、そのはじき方を見る。
    日焼け止めを塗っていない部分と、はじき方が違うのなら
    日焼け止めが肌に残っている証拠。

    もちっと丁寧にクレンジングをするようにしよう。
    肌に小さい円を描くように、クルクルゆっくりと優しくなでる。

    クレンジングは濡れた皮膚では、必ず落とす機能が低下するから
    「濡れた肌でもオッケー」 と、書いてあっても
    絶対に乾いた肌に使え! 濡らすな!!
    メーカー、デカく出るな!

    で、クレンジングの後は、むちゃ泡立てた石鹸で
    クレンジング剤を洗い流す。

    石鹸洗いがいらないクレンジングもあるので
    どうしても面倒くさいのなら、それを使うのも手。
    サッパリした洗い上がりのものは、まず存在しないけどな。

    肌に汚れを残すと、ブツブツやボロボロやニキビや
    皮膚病の原因にもなるので、あまり軽く考えちゃダメだぞ。
    かと言って、洗い過ぎも悪いので
    そこは自分の肌の様子を見つつ、だな。

    日焼け止めってのは、能書きにどう書いていようが
    これだけ落ちにくいものなのだ。
    こんなに能書きがウソな化粧品もねえよ、ってぐらい。

    いまや、紫外線カットは美容の域を出て
    健康維持のテリトリーにいる。
    女性だけの問題ではなく、男性や乳幼児にも必要な予防である。

    そこの他人事にしている男子供ども、ちゃんとせえよ?

  • 化粧品は本当に必要か?

    これは基礎化粧品 (お手入れ用化粧品) 限定の疑問。

    この疑問を最初に持ったのは、ラップパックをしていた時である。
    コットンを化粧水でビッショリ濡らし
    肌に貼って数分置くのを、コットンパックと言う。

    貼っておいたコットンは、保湿成分の濃度にもよるが
    10分20分でパサパサに乾く。
    乾く時に、肌にある水分まで奪っていくので
    コットンパックは3~5分だけ、というのが
    美容界での常識である。

    「じゃ、蒸発させなきゃいいじゃん」
    と思うのは、ごく当たり前の発想だよな。

    コットンパックに消費する化粧水の量は相当なもので
    いくら金があっても足りねえよ。
    それに、肌の潤いにとって理想的な状況は
    3分に1度、霧吹きで水をかけるような環境だと。

    そこで、コットンの化粧水を蒸発させないよう
    ラップで覆う事にした。

    これが、何時間経っても乾かないのだ。
    化粧水って、まったく肌にしみ込まねえんじゃねえのか?

    風呂とかプールとかに入ると、指先がシワシワになる。
    指先の角質層が水を吸い込んで膨張するからだ。
    顔や体の肌がそうならないのは、指先に比べて
    角質層が薄いせいである。
    (ちなみに、シワシワのまま放っておくのを
     ひんぱんに繰り返すと、アカギレやヒビ割れを起こす)

    肌にとって一番大切なのは、水分と言われているが
    つまり、角質層までしか水分は浸透せず
    しかも角質層が薄い部分には
    微量の水分しか抱え込めないのではないのか?
    コットンパック、この理論でいくと意味ねえよな。

    最近では、水分を与えても効果はなく
    肌内部に元からある水分じゃないと意味がない
    という理論も出されている。

    だったら、肌のお手入れは
    洗浄とクリームによる保護のみで良いんじゃないのか?

    本音を言うと、あらゆる化粧品を試してきたが
    「しみこんだ」 「効いた」 という
    実感が得られたものは、ひとつもない。
    「肌の上に乗っかっている」 って感じがするだけだ。
    (塗った途端、肌がツルツルスベスベになるやつは
     ポリマーやシリコンで、擬似効果を出してるだけ)

    お手入れを一切やめる (石鹸も使わないで水で洗うだけ)
    というサイトもあって、そこの掲示板に
    実行している人のレポートが日々載せられている。

    それを読むと、1年ぐらいで肌が改善された人もいるが
    毛穴に脂や角栓が詰まって、どうしようもなくなる人もいる。
    賛否両論で、まだ結論は出ていない。

    だけど、これを実践してみる勇気はない。
    お手入れというのは、今日明日で結果が出るのではなく
    数年後、数十年後に出るものなのだ。
    一時的に改善されても、未来はわからない。

    これはどの方法を取っても言える事だろう。
    しかし、ここ数年とはいえ、熱心にお手入れしてきた私の肌は
    してないヤツより、明らかにキレイである。
    これを一体どう判断すればいいのか?

    化粧品の効果は、乱暴に言えばプラシーボ効果が大きい。
     1.化粧品に対する期待感 ・・・・・・・ 20%
     2.化粧品を信じる心 ・・・・・・・・・ 30%
     3.お手入れをしている時の満足感 ・・・ 40%
     4.成分の働き ・・・・・・・・・・・・ 10%

    大まかに言うと、化粧品が効く仕組みはこんなものだ。

    化粧品に含まれる成分は、薬よりはるかに弱いので
    延々と使い続けないと、効き目を感じる事はないはず。

    でも、確かに効く場合がある。
    これは、1~3で、心理状態が良い方向に働き
    自分で自分の免疫や修復力を上げたためと思われる。

    (ようするに私は単純なので、人一倍お手入れが効いて
     美肌を保てただけかも)

    アロマテラピーによる即効性は実証されているので
    これに期待するのなら、アロマの勉強が必要になってくるが
    高い化粧品を買うのも、ひとつの手。
    (香料の良さだけは、安い化粧品には望めないものだから)

    化粧品の効果に対する疑問
    肌をどこまで構っていいのか? という不安
    これらが最近の私のお手入れ課題になっている。

    カルーセル麻紀が留置所に入っていた時に
    ニベアしか使う事ができずにいたら
    「高価な化粧品を使っている普段よりツルスベなのよ」
    と、言っていた。

    「そりゃあんた、普段の生活が不規則だったからじゃねえのか?」
    と、当時は心の中で突っ込んだが
    今になって、あの言葉に妙に引っ掛かる。

    ・・・・・ニベア、いってみるか・・・・・?

  • 容姿の衰え

    禁断の免許証写真を撮ってから、少々落ち込んでいる。
    心霊写真に勝る祟り能力だな、これは。

    なんだか、自分の容色がゴッと落ちた気がするのだ。
    ああ、もう “元女” かも・・・と、クヨクヨしている。

    私でさえ、こういう事で悩むんだから
    芸能人など、老化にどれだけ神経をすり減らしているんだろう?

    常日頃、友人知人に 「お手入れせんと後で泣くぞ」
    「私を見習え」 と、言いまくっていた手前
    弱音を吐けるわけがない。 ・・・普通の神経なら。
    しかし、そこを軽ーーーくすっ飛ばせるのが私。

    「最近、自分の見栄えに自信がなくなってきたー」 と
    あんた、あんだけ言ってて、どのツラ下げて? な
    手の平返しなセリフで泣きついた。

    さぞや罵倒されるだろうと思っていたんだが、皆
    「そんな事ない。 まだまだいけるって」
    「全然大丈夫だよ、若いって」 と、慰めに走るのだ。

    この慈悲深さがまた悲しくて
    「はあ・・・ 『まだまだ』 とか、『若い』 とか
     言われるのって、ババアの証拠なんだよな・・・」
    と、嘆いたら、すんげえ怒られた。
    「顔がどうあれ (ひでえーーーーーううう・・・) 
     そのスタイルを保ってるんだから、まだマシと思いなさいよ!」

    「やれやれ、女って体重でしか判断せんのよなあ」
    と、言ったのが、えれえな地雷原だったらしく
    「勝手に悩んどれ!」 と、ガチャ切りされた。
    こりゃ、後の詫び入れが大変だ・・・。

    そもそも、こういう悩みを相談する場合は
    「そうよねー」 みたいな共有感を求めるのが
    女たちの暗黙の掟なのだが
    私の場合、そんな傷の舐め合いは意味を成さない。

    「おめえ、とにかくこの落ち込みを、全力で何とかせえ」
    と、望むので、周囲にとても迷惑がられている。

    実はこの衰えの原因は、何となくわかっているのだ。
    最近、ときめいていないせいだ!
    ただでさえ少ない女性ホルモンが、乾ききった心のせいで
    秒速でゴゴッゴゴッと減っているような気がするーーーーー。

    いや、ときめきはあるんだ。
    しかし、それはハシビロコウだの、蛍光ペンだの
    生き物ならまだしも、無機物までラインナップされていて
    初手からヘンなプログラムでもされてるんじゃないか? と。

    こんなこっちゃいかん、何とか人間の男を、と願うが
    自分の恋愛スイッチがどこにあるのかがわからんので
    こりゃもう、どうしようもねえだろう。

    と、悶々と悩んでいたんだが、よーく考えると
    元々恋愛体質じゃなかったのに、美肌を維持できてたんだから
    ときめきだの、あまり関係ないんじゃないかあ?

    あ、何か 「上手くいかないのは全部ブサイクなせい」 と
    整形をする女性みたいな思考に陥ってたかも。
    (この例えも、似て非だが)

    こんなんでグダグダ悩んでるヒマがあったら
    美容法に脳みそを使った方が建設的だぜ。
    と、パソコンTVのメイク講座を観た。

    ら、すんげえ衝撃を受けた!!!!!

    女性同士でも、メイク姿をじっくり見る機会はあまりないのだ。
    何か失礼だろ? 準備中を凝視するってさ。

    その番組は、素人女性がメイクをして
    プロが直すという企画なのだが
    素人女性と言っても読者モデルで、半プロである。

    その彼女らのメイク動作ってのが
    ザーーーッ、ゴシゴシ、チャッチャッ、といった感じで
    見ていられないほど、ザツに肌を扱うのである。
    で、かなりの厚塗りで、ボカシもテキトー。

    プロも見てて、「意外な性格がでますよねえ」 と、言ってるので
    私の性格ってのは、慎重で丁寧で真面目なわけだ。
    だって私、彼女らと同じ手順を5倍ぐらい時間掛けるもん。
    メイク時間、1時間掛かるぜ?

    常々 「メイク時間10分」 とか言ってる女性を
    不思議に思っていたのだが、謎はすべて解けた!

    おめえら、ザツ過ぎ!
    そんな乱暴にやってたら、肌にも悪いって。

    とは言え、自分の問題点も判明した。
    私は、肌になじませようと、何度もぼかしすぎて
    せっかく塗ったメイク料を、逆にふき取っていたわけだ。

    ああ・・・、丁寧さが裏目に出てしまってた・・・。
    石橋を叩いて壊すって、まさにこの事。
    ショックで、しばらく倒れこんで起き上がれなかったぜ・・・。

    人生、落とし穴がいっぱいだが
    いちいちそれにハマって、しかも気付かんなんて
    ほんっっっと、私、どんだけ気の毒な人なんだよーーーーー!!!

  • マルチ化粧品にハマる心理

    マルチ商法の得意分野は、健康食品と化粧品。
    その理由は、「思い込みで効果がどうにでもなる」 からである。

    いや、ほんとこうなんだよ、美容ってのは。
    まともな商売をしているメーカーでも
    使用者をいかに “心理的に” 満足させるか、を重視して
    容器や香料、広告戦略を研究しているんだから。

    マルチ化粧品の勧誘をする人は大抵、こう言う。
    仕組みを理解していない場合 → 「うちはマルチではない」
    仕組みを理解している場合 → 「マルチは違法ではない」

    マルチとは、MLM (マルチレベルマーケティング) で
    元々は、まだ流通システムが確立していない時代に
    アメリカの広大な土地に散在する消費者のために
    発達した営業法だと言われている。

    この歴史があるために、マルチ商法の合法性が通り
    今では 「MLMとマルチとは違う」、などの意見もあり
    “マルチまがい商法” という言葉までできた。

    しかし、無理な勧誘に繋がるシステムは
    立派に法に問えるのである。

    勧誘を断りたい場合は、これを伝え
    「私は今、無理な勧誘を受けていると感じます。」
    と、はっきり言うのが良い。

    では、マルチ化粧品にハマる心理。

    マルチ販売の勧誘は、洗脳が基本。 宗教みたいなものだ。
    よってたかって説得し、その気にさせる。
    そのムチャクチャな話を信じ込むヤツが、ハマるのである。

    化粧品の場合は、早く言えば無知なヤツほどハマる。
    お手入れに無頓着だという証拠。
    だから力説されると鵜呑みにして、そのまま思い込む。

    マルチ化粧品を勧誘する場合に、よく使われる理論がある。
    資○堂などの国内大手化粧品を例に出して
    1.「原価数円の物を、何千円で売っている」
    2.「利益優先で、体に悪い物がいっぱい入っている」

    まず1、ケンカを売っとんのか?
    最初に誰が言い出したか知らんが
    化粧品の原価と販売価格の差に怒る愚か者、逆に問うぞ。

    「おめえの飲んでいるミネラルウォーターの原価はいくらだ?」

    答、0円。
    水が湧いている場所全部を、企業が所有している場合や
    自治体による徴収がある以外、誰でも湧き水はタダで汲める。

    1円も掛けずに、六甲に行っておいしい水を汲む事ができるか?
    できねえよな。 交通費、容器代が掛かる。

    化粧品の場合は、先駆者は成分の研究開発費が掛かる。
    特許を取ったとしても、独占できるのは5年 (だったはず)。
    5年後には、他の企業が自由に使えるのだ。
    当然、研究開発をしていないから、もっと安くで配合できる。

    それプラス、歴史。
    その会社が顧客を得るためには、研究開発と共に
    さまざまな対応、販売員教育、広告戦略を積み重ねてきている。
    ブランドの真の価値、価格は、信用なのである。

    これらすべてに、人の手が掛かっている。
    人の手が掛かれば掛かるほど、値段も高くなるのは当たり前。

    つまり、“ほとんどの消費行為は、人件費を払う事” なのだ。
    これがわからない内は、1円も出すな、大バカ者!!

    2なんか、もう憤死させるつもりか、って感じ。

    どこよりも利益優先はおめえの会社だろ。
    契約金や入会金など、大手化粧品会社は取らんぞ。

    “体に悪いもの” と言うけど
    これを言い始めたら、化粧品は使えない。
    皮膚科の塗り薬も、石油由来のワセリンが基材なのでダメだな。

    大手化粧品メーカーは売れている分、データが豊富に集まり
    購入者を人体実験に使っているようなものである。
    歴史の浅い新参メーカーより、よっぽど安心だろう。

    てか、「安全性」 とか言って、他社を非難している会社ほど
    成分表を見ると、ロクでもねえ物が入ってるんだよな。

    化粧品の価格と品質の話になると、えれえ長くなるので割愛する。
    (目の前でのうのうと言うなら、何時間でも説教しちゃるぞ)

    ただひとつだけ断言する。

    他社を非難して自社を勧めるメーカーに、まともなとこはない!

    マルチ化粧品にはまるヤツは
    たとえ、そのメーカーの商品を使うのをやめても
    また似たようなメーカーを渡り歩く事が多い。

    マルチ化粧品会社ってのは
    どこも同じような売り文句を唱えるからなのだろう。
    よほど根強く洗脳されているんだろうな。
    “普通” の化粧品に戻れないみたいだ。

    「私は商品を購入するだけだから」
    というのは、何の言い訳にもならない。
    商品を買うだけで、マルチに加担している事になるんだぞ。
    (買った事がある私も同罪です、すいません。
     詳細は、下にリンクがありますので、そこを。)

    「製品は良いから」
    これは、その製品が自分の肌に合うだけの話で
    普通に販売されている製品で、同じように合うものは必ずある。

    はっきり言う。
    市販されている化粧品で、突出した物などない。
    どれも一長一短。

    ただし、ぼったくりは確かにある。
    が、本人がそれで満足し
    被害者が出てない場合は、おめでたいだけ。

    マルチは、販売方法のせいで被害者が必ずいるから
    関わらないようにしてください、って事。

    化粧品に限らず、妙な売り方をする製品を
    わざわざ買う必要はまったくない。

    多数のメーカーから自由に選べる状態で買ってほしい。

    関連記事
    カテゴリー 「事件・犯罪」 の “ねずみ講とマルチ商法の違い”
    カテゴリー 「自画自賛美容」 の “マルチ化粧品体験談”

  • 化粧品を買う場所

    化粧品は色んな場所で売っている。
    デパート、化粧品専門店、ドラッグストア、スーパー、通販etc。
    どこで買うかは、目的によって変わってくる。

    デパートで買う意味は
    デパート専門ブランドがほしい
    より詳しい説明がほしい、丁寧な対応をされたい
    トラブル時の迅速な処理を望む
    ホコリをかぶった商品を買いたくない、など。
    デメリットは定価オンリーってとこ。

    ロフトやハンズ、ソニープラザなどで買う場合は
    ドクターズコスメや自然派コスメや
    マイナーメーカーなども含め
    色んな商品を手に取って、思う存分検討したい時にぴったり。

    化粧品専門店や個人商店では、そのメーカーを使い続け
    ひとりの担当美容部員と長く付き合いたい場合。

    ドラッグストアやスーパーは、気軽に買いたい時。
    ただし店によっては、保存状態が悪い。

    通販は、接客されるのが面倒だったり
    家にいながらに、ゆっくり商品を選びたい時だったり
    知る人ぞ知る、みたいなメーカーの商品が目的の場合。

    ネットショップは、使用経験者の感想を読めたり
    真の売れ筋商品を知る事ができたり
    店舗販売が少ない幻wの逸品を探せたりできる。

    安く買いたいなら、ネットの安売りサイトが一番。
    ただし、これにはデメリットも多い。

    海外ブランド物は、ほとんどが海外からの輸入商品。
    日本処方の物と、成分、色味が違う。
    日本で認可されていない成分も配合されている。

    たとえ日本で店舗販売をしている商品でも
    ネットや個人輸入で買って、万が一トラブルが起きた場合
    対応してくれないブランドがほとんど。

    日本ブランドの化粧品のネット安売りは
    そういう意味ではまだ安心、と言いたいが
    実はニセモノが出回っている。

    箱や容器は本物でも、中身が別物なんだと。
    容器もニセって場合も多いと聞く。
    日本ブランドって、海外の化粧品の世界では
    最高級の信用を得ているんだってさ。

    ネットはネットでも、オークションは絶対にお勧めしない。
    素人の持ってた化粧品など、衛生面でとても不安。

    今は、マルチまがい商法の化粧品の在庫をさばくために
    会員がオークションなどで売っているようだが
    化粧水など、水で薄めて利益を増やす事もあるらしい。

    私はネットでの化粧品買いはするけど
    安売りサイトもオークションも利用しないので
    伝聞の情報しかないが、これがまたトラブル話が多い。
    不安材料があるのなら、避けた方が賢明だと思うがな。

    店舗で安いのは、何といってもドラッグストア。
    (店舗売りの外国ブランド安売りは
     個人輸入、独自輸入物だから
     ネットの安売りと同じデメリットがある)

    しかし、安売りの理由の多くは
    同メーカーの売れ筋商品の抱き合わせ卸しだが
    (売れすぎて納入が不足しているゲームソフトと
     売れないソフトを無理矢理セットで売るアレ)
    「長期間売れなかったから」 ってのもあるから注意。

    ただ、どこで買うにも、選ぶ際に注意してほしいのは、ライト。
    「は?」 とか、思われたかもだが
    照明が直に当たって、温かくなっている商品も多いのだ。

    化粧品は 「直射日光を避け、常温、または冷暗所」
    での保存が鉄則。
    販売促進キャンペーンのディスプレイで
    スポットライトをガンガン当ててるなぞ
    たとえ太陽光じゃなくとも、充分にヤバいぞ。

    私のように、何をツラに塗りたくっても大丈夫な鉄板肌でも
    衛生面だけには、とても気遣う。
    おめえらコレラや赤痢に勝てる自信あるか?

    (全然関係ない菌の名を出して、まったく説得力をなくす
     という墓穴を掘ったわけだが) 自分でズサンな管理をして
    腐らせる分には、自業自得で納得もいくだろう?

    でも、ただでさえ配送で熱気にまみれてるだろうに
    その上に更に、店舗で熱射やホコリをかぶり
    一晩で白髪になったマリー・アントワネットのような
    (この話はウソだってさ)
    ヨレヨレの化粧品を買いたくはないだろう。

    とりあえず、化粧品を買う時は
    回転の良い店で買う事だけは、お勧めする。