カテゴリー: 自画自賛美容

  • 美容の鉄則

    それは客観性である。
    特に、若作りは、客観性命!!

    ところが、これほど確かめにくいものもない。
    特に私は、画像認知が不得意なので
    自分では客観的なつもりでも、怪しいもんである。

    そこで、友人知人にチェックを頼むのだが
    関西のヤツらは揃いも揃って、おだてあげる事しかしやがらねえ。
    接点がないヤツらなのに、そういう態度は共通してるので
    関西は一丸となって、私をワナにハメようとしてるんじゃねえのか?
    と、疑いたくなるほどだ。

    まあこれは初手で、私の気性が荒いと
    ビビらせてしまったのが原因だろうが
    (『九州女は気が荒い』 と、なってしまっておる。
      九州の穏やかな女性、すまん)
    私の望む働きをせんなら、めったくそに言われた時と
    同じぐらい怒るぞ、こらあ!

    そう。 乙女心はデリケートなんで
    おかしい点は、オブラートにくるんで、なおかつ
    鈍い私の脳みそにもわかるように指摘せねばならない。
    ・・・言ってる私ですら、面倒くさくなってきたんで
    これを他人に望むのは酷だよなあ。

    ということで、周囲の反応で
    自分がヘンじゃないかをチェックする事にしているが
    これがまた難しいのである。
    まず、私は自分では気付かないのだが、なまっている。
    (どのぐらい、言語にうといかと言うと
     マシューTVのなまり禁止コーナーがあるだろ。
     方言ならヘンだとわかるのだが、言葉自体が標準語だと
     アクセントのおかしさは、聞いててまったくわからんのだ。
     「今の、どこがなまってるんだ???」 と、ビックリする。
     あの番組は私には理解できんので、イマイチ面白くない。)
    そのなまりで既に人目を引く。 しかも好奇の目で見られる。
    これじゃ私のなまりのせいか、格好のせいかがわからん!
    「両方ヘン」 と、ダブルパンチの可能性もあるじゃんー。

    関西に住んで何年か経ったんで
    私も多少は関西弁っぽくなってきてるんじゃなかろうか、と
    自分では思うんだが、まったく何の変化も微塵もないようで
    もうこれは一種の言語障害のような気がしてきている。
    てか、何かさすがに恥ずかしいぞ。
    ひきこもりたくなってきた・・・。

    それはともあれ、周囲の反応チェックは必須。
    今、通っている病院では、ババアには 「はい、脱いでー」
    とか言ってるが、私には 「ちょっと触ってもいいですか?」
    (この言い方も、どうだか) と、遠慮してくれるので
    よっしゃ、まだまだ許可なく触ると犯罪レベルだな!
    と、普通ならオッケーの印なんだが
    他の女性患者があまりにも高齢な方々ばかりなので
    これは素直に比較してると、誤差が激しいぞ。

    しかも、もしかして、いきなり手を出すと噛みつかれると
    思われてるんじゃないだろうか、という推測もでき
    自分の凶暴性も誤差を招きやすくて困る。

    このままじゃ、まかり間違えて、痛い若作りババアへと
    道を踏み外すかも知れんぞ。
    いや、もう片足踏み込んでるかも、ヒイイイイイッ。

    あーあ、どっかに、客観的に指導してくれて
    私が瞬間的にムカついて、暴力をふるっても
    動じない猛者はおらんかのお。

  • マルチ化粧品体験談

    以前に、マルチ販売の化粧品を使った事を書いたが
    今回はその詳細を書こう。
    昔、どっかで書いた記憶があるんだが、探せなかったし
    同じ事を何度も繰り返すのは、アホウの常なので、別に構わんだろ。

    最初にニュー○キン (以下NS) を知ったのは
    美容雑誌の 『愛用化粧品』 みたいな企画だった。
    雑誌は、ヘンな会社だと判明すると、以後その会社の商品は
    絶対に記事にはしなくなるが (広告は無節操に載せる)
    出始めの頃は、知らずに扱う事があるのだ。

    商品に興味を持ったが
    どこで購入できるのかがわからなかったので
    直接NSに電話をしたら、近所の会員を寄こすと言う。
    この会員の事を、NSではディストリビューターと呼ぶが
    イヤミで、ここでは親ネズと書く。

    親ネズがやってきて、商品購入の説明をされ
    単なる訪販かと思っていたのが、何とマルチで
    「これってマルチ販売ですよね?」 と、聞くと
    「マルチではなく、アメリカでは普通の販売法なのよ」 と
    マルチ会社のまさに定番な答が返ってきた。
    元々マルチは違法じゃないし、アメリカじゃ普通って、ウソだし。
    「私は商品に興味があるだけだから、何でもいいですよ」 と
    うざい説明もロクに聞かず、商品を売ってもらった。

    私が購入していた時のNSの商品価格は
    大手化粧品メーカーの中堅クラスの値段で、安いという印象。
    本屋さんで偶然、NS賛美の本を見つけ
    化粧品に配合されている成分リストも載っていたので
    購入してチェックしたが、品質は普通。
    何の支障もなく使用できた。

    この親ネズはNSの他にも、わけわからん漢方を扱い
    波動法なる物によるマッサージ器具を70万で買ってたり
    上昇志向も大概にせえよ、と言う感じだった。
    しかも公○式学習塾を開いていて、塾ってのも怪しいもんだな
    と、子供たちの親が気の毒に思えた。

    この親ネズがまた、上昇志向の割にルーズなのだ。
    化粧品を注文しても、届けるのが遅いし
    受注漏れとか多く、イライラさせられた。

    儲けたいなら、もちっときちんとしたら? と、言いたい
    私の気持ちを察したのか、ネズになる事を勧めてきた。
    「子ネズミになるんですか?」 という無神経な私の質問に
    「私の下というわけじゃないのよ」 と
    いくら聞いても理解できない説明に疲れ
    「結局いくら必要で、どういうメリットがあるんですか?」 と
    聞いて、8000円必要で、親ネズと同じ値段で
    (何割引か忘れたが) 商品が直接購入ができるとわかった。

    計算してみると、8000円はすぐに収支0になるし
    こんなルーズな親ネズの管理する
    どういう状況に置かれてるかわからん化粧品を買いたくないので
    子ネズミになる事にした。
    てか、割り引き一緒って、親ネズ、どんだけ商売がヘタなんやら。

    子ネズミになると、会社から毎月か隔月か、冊子が送られてくる。
    割り引き情報の他に、集会の様子や
    上クラスのディストリビューターの自慢話が載っていて
    合言葉は 「夢を叶えよう!」 「やればできる!」 で
    車を買っただの、家を買っただの、年収いくらだの
    結局おまえらの夢は金かい、な感じだった。
    雑誌広告のパワーストーンとか財布とかの
    購入者体験談と何ら変わりがないんだよな。

    購入をやめたのは、最初に代金を振り込み
    それが確認されてから、商品発送という面倒くささからだった。
    安いんで、使用を続けても良かったんだが
    あの冊子も萎えるし、そういう一味でいたくなかったんだよな。

    私の場合、親ネズが押しが弱かったので、何の催促もなく
    ちょっと面倒くさい通販と変わらなかったのが幸運だった。
    が、その押しが弱さが祟ったせいか
    親ネズは塾をたたんで行方不明になってしまった。
    できない事にあれこれ手を出すもんじゃないな。

    アム○ェイを使ったのは、友達が引っ掛かったからだ。
    20万の鍋まで買って、入れ込みかけてたが
    「知り合いに商売かけると、軽蔑されるぞ」 の、私の言葉で
    自分で使うのみに留めて、良かった良かった。

    で、商品をチェックしてみたかったので
    その友達に送ってもらって使用してみたのだが
    これまた何の変哲もない化粧品だった。
    しかし、こっちは質の割に値段が高く、割に合わないと感じた。
    友達も 「高くて続かない」 と、さっさとやめた。

    A○VNも使用してた時期があるけど
    送られてくるカタログには、NSと同じような会員談が載ってて
    その頃はまだガキで、意味がわからなかったが
    あそこもマルチみたいなものなんか?

    マルチじゃないが、しつこい電話勧誘でおなじみの
    ドモ○ルンリンクルも、きっちり使用済みである。
    再○館製薬のお膝元熊本に住んでいたので
    そこで働く友達がいたのだ。

    その友達は割り引きで買えるので、調達してもらったのだが
    使用感が重い! アンド、割り引きされてもバカ高い!
    そして、手順が面倒くさすぎて、マニアでもない限り無理だろ。
    高いベタつく化粧品を何品も重ねまくって
    貧乏油ババアまっしぐらじゃねえの?
    あれは死に前の乾ききったババア専用だな。
    「ドモを使うのを止めると肌が衰える」 っていう噂は
    過剰お手入れのせいで、肌の力が弱るからかも。

    友達も 「良いかも知れんけど続けられん」 と言って
    他のメーカーのを愛用していた。
    友達は受注専用ダイヤルのオペレーターだったが
    勧誘ダイヤルの方はすさまじかったらしい。
    でもさすがに女性社長ならではか、福利厚生は良く
    女性が働きやすい職場だったそうだ。

    でも、会社に銃弾が撃ち込まれたりと
    普通の会社じゃありえん事件が多発していて
    一体、何をしているんやら、と、キナ臭かった。
    ニュースを知っている熊本在住の女性は買わないんじゃないのか?

    先日も書いたが、「物は良い」 と言うヤツがいるが
    あれらが良いなら、資○堂でもカネ○ウでも充分に良い。
    冷静にチェックすると、物は普通だぞ。 フツー。
    普通以下もあるが、上記のメーカーは普通。
    でも、ひとつだけ覚えておいてほしい。

      商品は売り方も含めて価値付けられる

    確かにマルチはひとつの販売法で、違法ではない。
    (マルチとは、MLM。 マルチレベルマーケティングで
     連鎖取引販売の事。 マルチまがい商法も大抵はこれ。
     ネットワークビジネスと言うのも
     キレイっぽく言い方を変えているだけで、マルチと同じ。
     ねずみ講は無限連鎖講と言って、完全に違法なので
     この方式に商品を絡めて違法性を逃れた商売方法。)

    でも、強引な勧誘や、大量の在庫抱えによる破綻が後を絶たず
    それに対して、対策を講じない会社がマトモな会社か?
    末端の販売員であっても、会社の看板を背負っているんだぞ。
    商取引の責務を自覚していないと断言されて当然。
    そんな会社に関わるヤツは、何を言おうが無条件却下!

  • 普通の物を買え!

    TVや雑誌などにバンバン広告を打っているからといって
    マトモな企業かどうかは判断できないので
    時々、商取引トラブルとかのサイトを見て
    怪しい会社の名をチェックしているが
    実に美容関係の契約トラブルが多い。
    化粧品は、既存の成分を使えば利益が大きいし
    女性の美に対する欲はとめどないんで
    ヘンな商売の温床になりやすいようである。

    被害者の相談サイトを見ていて気付いたのだが
    引っ掛かるヤツは、似たようなメーカーを渡り歩く傾向にある。
    「以前アム○ェイを使っていたんですが
     ニュー○キンはどうですか?」 みたいに。
    あと多いのが 「売り方に問題はあるようですが
     品質が良ければ注意しながら買いたいんですが」 だ。

    私が結論を言おう。
    品質は普通!!!!! もしくは、普通以下。
    売り方に問題があるメーカーの商品を買う必要は何もない。

    何故、断言できるのかって?
    私はアム○ェイもニュー○キンも使った事があるからさ。
    もちろん商売などしなかったし、損もしなかった。
    純粋に、“そういう” メーカーの品質をチェックしたかったのだ。
    そこで得た結論は、値段と効果を考慮して
    普通に市販している物で充分、となった。
    これを 「すごく良い」 と言うヤツは
    欲に目がくらんでいるか、洗脳されているかだ。

    この手のメーカーを使う必要が何故ないのかと言うと
    強引な勧誘が問題だからである。
    マルチは違法ではない。
    なのに、何故、問題になるのかというと
    素人が手軽に商売をしようとすると
    売る能力もないのに、クラスアップのために大量の在庫を抱え込み
    負債が増え、それをさばこうと
    友人知人に売り込みをかけ、嫌われるからである。
    これがまた、売る本人は 「良い物だから」 と
    福をわけてるつもりになってるから、救いがない。

    マルチは、あなたの人格と人間関係を金に換える商売である。

    「物は良いから」 と、商品を買ってるだけでも
    そのメーカーに利益を与えてるんだから、同罪だぞ。
    (私も一時買ってたが)
    てか、何度も言うが、物、普通だから。

    マルチじゃなくても、売り方に問題のあるメーカーは多い。
    女性の悩みに付け込み、他のメーカーの商品を毒物のように言い
    うちのを使わない限り治らない、など、言語道断である。

    この手のメーカーが揃って言うのは
    「自然派成分」 「好転反応」
    ふ ざ け る な !!!!!!!!!!!!!

    自然な成分をそのまま入れた化粧品なんか
    危なくて使えないシロモノだぞ。
    天然原料から成分を抽出するには、必ず薬品を使うだろうが!
    どこらへんから “自然” なんだ?

    TVCMをしてて、「天然由来成分」 と、うたう
    薬事法違反で摘発された事がある、そこの某メーカー!
    私は天然由来じゃない物を見た事がないんだが?
    石油だって天然物だぞ?
    何であんな詐欺メーカーがデパートに入れるんだよ。
    デパートもいよいよ怪しくなってきたな・・・。

    「好転反応」 これ、医学的にない単語だから。
    漢方では言われるが、それも漢方医の元に限定だから。
    そこらのわけわからんメーカーの言う好転反応は
    単なるかぶれだから、すぐ使用中止をしてくれ、頼む。

    じゃあ、どこの商品が良いのか?
    普通の商取引をするところ。
    ヘンなメーカーは、大手メーカーを悪く言うが
    そうでもしないと差別化できずに売れないだけ。
    実に醜いセールストークである。
    あの 『買っては○けない』 って本も
    特定の製品を売ろうとしているだけだぞ。

    世の中、確かに安全性やら、問題がある。
    だが、その問題は、自然派メーカーにもあるんだぞ。
    よそだけ危ない、と言う、その神経が一番危ねえんだよ!

    関連して言うと、動物実験、一部だけ見りゃ残酷だよな。
    でもな、動物実験をしないと言うメーカーは
    先人たちが汚した手の恩恵を受けてないか?
    動物実験を過去に一度もしてない成分だけで物が作れるのか?

    そんで、薬も化粧品も、食品ですら限られる生活だよな。
    もちろん、戦争によって飛躍的に進歩した
    現代医療は一切受けられないよな?
    捕虜を使った人体実験の話もあるもんな。

    ああ、食うためなら殺してもいい、などと言うなよ?
    動物にとっては、殺戮される事には変わりがないんだからな。
    人間の勝手な都合で、あれはいいけど、これはダメなど
    殺される側にはまったく関係ねえぞ。

    脳内で自分だけを正当化して
    キレイな気持ちでいるヤツなんざ、生きる資格がない。
    自分が殺さなくても、誰かが殺してて
    それが人間の暮らしに必要なら、人類全員が同罪だろう。
    改革は大切だが、感謝と懺悔をなくしては
    犠牲になった生き物たちは浮かばれない。
    食い物を無駄にしないのと同じように、今の技術を無駄にせず
    必要がない殺戮をやめる方向に持って行くのが理想だ。
     (これは、セールスのために動物実験の問題を持ち出す
      ロクでもないメーカーへの罵倒なので、あしからず)

  • 肌には潤いが大事

    手作り化粧品マニアもいるが、私はそこまで行きたくはない。
    が、昨今の安物シフトで、化粧品自体に疑問を抱く今日この頃・・・。
    化学製品大好きなのに、エコババアに変身したらイヤだなあ。

    まず、潤いが足りないと感じる化粧品の対処法。
    これはずばり、薬局やドラッグストアなどで売っている
    グリセリン、ヒアルロン酸原液、コラーゲン原液を混ぜる。
    ヒアルロン酸やコラーゲンは、濃度は薄いが
    100円ショップにもあり、実際に使ってみたが、支障はなしだった。
    なお、ヒアルロン酸とコラーゲンのふたつを
    混ぜると凝固するらしいので、別個に使おう。

    ローションタイプなら、そのままビンに入れてOK。
    乳液タイプ、クリームタイプは小分けにして混ぜるのも良いが
    使う都度、手の平に出したクリームに1~2滴垂らして
    混ぜ混ぜして顔に塗るのが一番安全だと思う。
    シャンプーやリンス、トリートメント、洗顔剤と
    あらゆる化粧品に入れるツワモノもいる。

    基本的に混ぜ物をする場合は、衛生面を考えて慎重に。
    んで、早めに使い切るように。
    ヒアルロン酸、コラーゲンは、何の成分と混ぜても
    比較的、問題がない混ぜ要員として、重宝されているが
    肌内部に浸透しての効果は期待できない。
    肌表面に膜を張ってシットリさせるものと考えた方がいい。

    グリセリンも同じ感じだが、うっかり買うと
    化粧品として使用するには、大容量なので
    使い切れずに途方に暮れるそうだぞ。

    なお、100円ショップ以外のヒアルロン酸などは
    すんげえ値段が高いのが多い。 (15mlで1万超えとか)
    これに関しては、大手メーカー配合成分を安価で入手という
    情報をどっかで読んだが、忘れた。 すまん。
    あと、アロマオイルを混ぜる手もあるが
    そこまで首を突っ込んでると、キリがないので避けている。

    混ぜ物をしたくない場合は、塗った後にラップパックを15分。
    極端に言えば、1アイテムを塗る度に、これをすれば
    全部の化粧品が充分に浸透するのだが
    刺激が強くなる可能性もあるし、そんな事やっとられんわな。
    ただ、このラップパック、「これを効かせたい!」 と
    思う場合にするのは、絶大な効果がある。

    潤いが足りないと思われる化粧水は、能書きをよく読むように。
    ふきとり、トーニング、収れん、みたいな事を書いてある化粧水は
    潤い補給が目的ではない。
    アルコール (化粧品業界ではエタノールのこと) が入っている
    化粧品は、皮脂を必要以上に取るし、赤ら顔になるなどの
    刺激を及ぼすのでお勧めしない。

    「アルコールフリー」 と、書いてあるのではなく
    「ノンアルコール」 と書いているのが、アルコールなしの製品。
    この 「フリー」 というのは、詳しい内情はわからんが
    どうやら化粧品業界のマジックらしいので、気をつけよう。

    私から言わせれば、化粧水は保湿目的のやつ以外は必要なし。
    トーニング・収れんには、ほとんどアルコールが入っている。
    毛穴は一時的にしか閉じないので、メイク前の引き締めには
    保湿化粧水をコットンに含ませ、ラップにくるんで冷凍庫で
    凍らせておき、それでパッティングすればいい。

    本気で毛穴を小さくしたいのなら、効果があるのは
    意外にも保湿なのである。
    老化によるタルミで毛穴が大きくなるのはもちろん
    脂性肌の場合も、必要以上に皮脂を取るお手入れをして
    肌が危機を感じ、より一層、皮脂分泌をする、という
    悪循環に陥っている人が多いと聞く。

    それと同時に、角質取りのお手入れで角質層が薄くなり
    水分保持をできずに、それを乾燥と判断した皮膚が
    脂をガンガン出し、それが肌の上に残っている状態もある。
    肌のターンオーバーは28日間と言うのが通説だが
    実は、この倍の期間が掛かっているという説もある。

    メーカーは相変わらず 「余分な角質を取る」 とか言ってるが
    マニアの間では、もう角質を保護する動きになっている。
    何故なら、熱心にお手入れをしてきたお手入れマニアほど
    皮膚が薄く敏感になり、鼻の脇などに赤みが出ているからで
    このままメーカーの言う通りにやってたらマズい、と気付くのだ。
    もちろん私もその中のひとりだが、石鹸洗顔を一切しないとか
    極端に走りがちなマニアの動向を見つつ
    微調整をして、肌の立て直しをはかっているとこだ。

    今のところの結論として
    ・肌は保湿命。 角質を取る化粧品は使わない

    特に美白シリーズ、ニキビシリーズ、脂性肌用にこれが多い。
    角質を薄くしたら、トラブル倍増なだけだぞ。
    シミをどうにかしたいのなら、美白用は美容液かクリームだけ可。
    脂性肌やニキビは保湿で治ったという報告が多い。
    「余分な角質を取る」 や 「透明感を出す」
    「ターンオーバーを整える」 という言葉には注意。
    薬事法規制で、化粧品業界独特の言い回しというのがあって
    裏の裏の意図を読み取るという、高度な技術が必須である。

    どうもメーカーのやっていることと
    女性たちの現状に、かなりの温度差があるような気がするが
    これは何でなんだろう?
    私が言ってるような事を提唱しているメーカーは
    他のメーカーはすべて悪、みたいな宗教チックな感じで
    絶対に関わりたくないんだよな。
    もちっとサラリと、肌のためになってほしいぜ。

    大手メーカーに零細企業が対抗するには
    消費者の洗脳戦略が必要なのかも知れんが
    消費者に選ぶ自由を与えてなお、自社製品を買ってもらえる
    メーカーが優良だと言える。

    はあ・・・・・肌を健やかに保ちたいだけなのに
    勉強すればするほど、メーカーの事情ってのが目に付いて
    何か、純粋に楽しい状況じゃなくなってきてるぞーーー。

  • 価格と安全性の比較

    <前回までのあらすじ>
     実年齢は天文学的数字のナイスバディあしゅらは
     化粧品&お手入れマニアで、お金に糸目をつけないお手入れで
     美容部員に 「化け物・・・」 と、陰口を叩かれるほどの
     見た目の若さを誇っていた。
     ところが、離婚して貧乏になり、最後の砦だった甘い母が他界し
     相続を独り占めした兄は、米に熱中するトウヘンボク。
     (てか、何で米だけ! おかずは!!)
     シャレにならん生活苦 (米だけ最高級) の中
     美容に掛けられるお金があるはずもなく
     このまま腐り果てていくのかと危惧されたが、さすが天才あしゅら
     「金がないなら、頭を使え!」 と、貧乏美容道へと爆進し
     世の貧乏女性たちの救いの道を模索するのであった。

    まずは、私の勝手な化粧品の値段の区分。
     安物・・・・・~1999円
     中堅・・・・・2000円~6999円
     高級・・・・・7000円~
    アイテムにもよるが、金額重視でいくので、上のを基準値とする。

    以前はオール高級、たまに中堅を使用していたが
    今はオール安物にシフトしている真っ最中である。
    まだ買い置きをしていた高級、中堅アイテムが数個ある状態。

    シフトするに当たり、今まではメーカーの技術力に依存していたが
    独自の研究が必要になり、あれこれと調査している中で
    推測&発見した事情を書く。

    化粧品成分の大まかな流れとしては
     ・新成分は大抵、高級化粧品に配合される。
     ・数年経ち、“新”成分ではなくなったら
       中堅→安物 の順に配合されるようになる。

    化粧品による肌荒れなどの被害が結構あるのを知っているか?
    ほとんどのメーカーは、フォローをきっちりしている。
    これは大昔に、化粧品使用による黒皮症被害の裁判をうたれたのが
    教訓となって、メーカーは副作用のケアには必死なのである。
    今でも、化粧品によるトラブルは後を絶たない。

    成分チェックなどで、調べ回っていた時に、ふと気付いた。
    高級化粧品のリニューアル・新製品発売は
    研究開発が完成した新成分配合のためがほとんどなのだが
    中堅と安物のリニューアル・新製品発売は
    既存成分配合だけでなく、既存成分“除去”があるのだ。

    これを発見して考えた。
    高級化粧品の高額な値段は、成分の研究開発費の回収のため。
    売れて多く製造するほど、原料の値段も下がるのは当然。
    中堅・安物が存在するのは、「需要があるから」 なのだが
    化粧品に必要な材料のコストを下げるためでもあるのではないか。
    つまり、新成分をガンガン開発する状況を作るためには
    既存の成分のみで利益をあげられる商品販売が不可欠である。
    それが、中堅・安物化粧品の役割である。

    で、中堅・安物のリニューアルだが
    高級化粧品の新成分は、「使い続けた結果」 のデータが少ない。
    現に新成分配合によってのトラブルは多いらしい。
    そのフォローに掛かる費用を、安物商品によって掛けたくはない。
    場合によっては、皮膚科通院代までメーカーが持つんだし。

    極論かも知れんが、成分は
    高級→中堅→安物 と、おろす度に、危険度が高いものが
    淘汰されていってるのではないのか?
    ようするに、高級化粧品は消費者が実験台。
    安全性の面で一番確実なのは安物ではないのだろうか。

    この推測は、色んなブランドを持つ大手メーカー限定の話で
    安物しかないメーカーは、母体がどこのメーカーかによって違う。
    覆面ブランドというのが、実は沢山あり
    マニアックな事を言うと、メーカー独特の個性ってのがあって
    容器や製品のラインナップで、どこが母体かは大体の目安がつく。
    こういう覆面ブランドの場合も、大手メーカーの法則に当てはまるが
    独自の理論の元に展開する、自然派メーカーやドクターズコスメは
    製造工場が、どこの大手メーカーと一緒かで判断するしかない。
    「A工場で使用しているB成分は、Cという原料が元だから
     その工場を使っている大手メーカーと、独自メーカーに
     配合されているB成分は同じもの」 と、いう風に。
    メーカーが違っても、製造過程が一緒っていう製品もあるそうだぞ。
    (これをマニア間では 「同じ釜の製品」 と呼ぶ。 ・・・か?)

    結論として、大手メーカーの化粧品は安物推奨。
    ただ、唯一の高級化粧品の利点と言えば
    香料が天然で、匂いの良さが格段に違うのである。
    安物は合成香料が多く、これはアレルゲンになりえるが
    無香料にするために、あれこれ加工するのも危険度は一緒なので
    香料と色素には注意して選べば問題ないだろう。
    てか、値段的にそう贅沢も言えんだろう。

    今回、化粧品の安全性について書いたのは
    安物を使うにあたって一番の心配が、この安全性だったからだ。
    調べて出たのが、まったく逆の結果で驚いたわい。
    (結論づけるのは、まだ早いが)

    肝心の効果に関しては、今のところ、そう違いはない。
    (匂いがちょっと・・・だが)
    使用感が極端に悪いものもないが、物足りない部分は
    手間を掛ければ、コストパフォーマンスは
    高級品を使用するより、段違いに上である。
    (この “手間” は、また後日。
     ひとことで言えば、「素直にそのまま使うな」 って事だ。
     混ぜる、暖める、冷やす、などの工夫によって
     化粧品のパワーは増幅する。・・・が、やりすぎに注意!)

    正味な話、安物に移行してから、今までの化粧品代が
    「金返せ!」 的気分になっている事は否めない。
    ただし、私は研究・工夫をしているんで
    漫然と安物を義務のように使っているヤツとは効き目が違うがな。

    人も化粧品もコキ使わにゃ! ほっほっほ

  • 意識の尊重

    私は見た目磨きに余念がないが
    そういうのに興味がないヤツも多い。
    そういうヤツに私がギャアギャア言うかというと
    意外だろうが、何も言わない。

    これは見捨ててるわけでも
    知ったこっちゃないと思ってるわけでもなく
    そいつのスタイルを尊重しているのだ。
    人間、外見だが、外見だけじゃロクな外見にならん。
    外見をまったく気にせんヤツでも
    個性が出て魅力的なヤツは沢山いるもんだ。

    と、いうのは理想論。
    実際の話は、興味がない事を力説されても
    うっとうしいだけだろ、ってこと。
    私の場合がそうだから、よくわかるが
    興味のないこと、苦手なことは
    どんなに真剣に聞いても、脳に記録されんもんだ。
    ましてや、お手入れは、せにゃ死ぬわけでもねえし
    言わば、人生のオプションみたいなもんだから
    本人がしたくなった時、疑問がある時に聞いてくりゃ
    アドバイスするというスタンスが丁度良い。

    ネットでギャアギャア言うのは
    読みたくなけりゃ読まない選択ができるからで
    目の前で同じ事をやられた日にゃ
    二度と会いたくなくなるだろうよ。

    今まさに、美容まったく興味なし
    化粧品は全部100円ショップで買っている
    という関西人の友人がいる。
    100円ショップには、日本撤退するブランドとかが
    パッケージを変えて出回ったりするので
    案外、質は悪くない、と思うので、それもアリだ。
    だが、その友人、時々片目だけアイシャドウが
    取れてたりするので、やっぱ持ちは悪いんか?とも思う。

    その友人、「そんな化粧なら、しない方がマシ」と
    顔見知りのおばさんに言われたそうだ。
    それはひどい。
    確かにキレイなメイクとは言えないだろうが
    美容に興味がないのに、身だしなみとして
    ちゃんとメイクをするのは、すんげえ偉いぞ。

    私なんか、お手入れには熱心で、決してさぼらないのに
    メイクだきゃ、やたら面倒くせえので
    よく、サングラスで威嚇しておる。
    それで社会的にまかり通っているんかはわからんが
    苦情を言ってこられた事はない。
    ま、日頃のお手入れのたまものand
    売られたケンカは高値で買い取る姿勢のお陰であろう。

    やっぱり、「おら、何か文句あっか?」みたいな
    オーラを出してりゃ、誰も近寄りもせんって。
    ほら、人間、外見が大事だよなあ、うんうん。
    (何か方向性が微妙に違うが)