カテゴリー: 飲食物

  • チンゲン菜

    チンゲン菜の料理法を書いといてくれよーーー!

    実はまた兄から野菜が届いて、チンゲン菜が入ってて
    それに 「チソゲソ菜」 と、手書きで書いてあって
    “ちそげそ菜” って何なんだよ、おまえは2○ゃんねらーかと!

    検索して、和風スープとおひたしみたいなんにして
    割に食えたが、チンゲン菜自体はよくわからん味だった。
    レタスの変形みたいな感じ?
    これって多分、中華料理によく入ってるんだろうが
    中華料理、好きじゃないんで食った記憶がなかったんだよな。

    しかしさ、検索してメモって料理するんだが
    材料は書いても、分量を一切書いてないのが私装備。

    料理を始めて、初めてそれに気付き
    再びPCを立ち上げるヒマもなく
    また、再検索をしても、そのページにたどり着く自信もなく
    しょうがないので見切り発車で、酒ドバーしょう油ドバーで
    適当にも程がある作り方をするけど
    それで食える料理ができるのが凄いよな。

    私って、実は味付けの天才だろうか? と、勘違いしそうになるが
    その前に、オノレの味覚が愚才の可能性が限りなくあるので
    天狗になれないのが悲しい。

    今回の野菜セットで、見ず知らずの物体は
    もう1個、“葉しょうが” ってのがあった。

    根っこは普通のしょうがに見えるんだが
    わざわざ “葉” と命名されてるし
    仰々しく茎が付いているんで
    「これは普通のしょうがではない!」 と感じ、調べてみたら
    食う場所は普通のしょうがと一緒で、茎はいらんらしい。
    何の威嚇だよ、茎!

    味噌をつけてガリガリ食え、と、書いてあったが
    どういう味噌かがわからんので、少量をチンゲン菜とあえて
    残りをしょうゆ漬けにした。
    (どっちもちゃんとレシピにあった)
    1~2日後に食えるらしい。

    ところが、チンゲン菜と一緒におひたしにした葉しょうがは
    普通のしょうがと何ら変わらん辛さで、食えず。
    しょうゆ漬けにしたやつ、本当にボリボリ食えるんかよ?

    “葉” しょうがの差別化の意味が、皆目わからん・・・。

    送られてくる野菜セットには
    必ず 「何じゃこりゃあああああ!」 という野菜が入ってるが
    検索して料理して食ってみると、意外にイケるんで
    スーパーで知らん食材を必ず買う、って
    ひとりキャンペーンをするのも、世界が広がって楽しいかも。

  • 続・野菜のプレゼント

    先日ブログに書いた通りに
    兄から送られてきた野菜は、きっちり食った。

    小松菜と水菜は、ベーコンと一緒に炒めようと
    バジルソースを買ってきて、イタリア風味にした。

    ドドド田舎で生まれ育った、真の田舎者のくせに
    何故か途中で、虫が大嫌いになってな
    それも年を取るごとに、更にその嫌いが増大するんだよ。

    だから、土とか草木なんか恐いんだ。
    色んな虫が隠れていそうで・・・。

    あああ、自然なんか大嫌いだああああああっっっ

    こういう私が、葉っぱものを料理せにゃならなくなった。
    しかも、虫の思うツボの無農薬!
    洗ってる最中、すげえ恐怖だったぜ。

    昔、わざわざ阿蘇まで走って、とうもろこしを買ってきたのに
    その中に、白いちっこいイモ虫みたいなんがいて
    悲鳴と同時に、キッチンから飛び出し
    震えながら泣きべそかきつつ、慌てて母親に電話し
    「片道2時間の距離で助けを求めらても!
     虫ぐらい、さっさと殺しなさい!」
    と、殺戮命令含みの激しい説教をくらった。

    その後、居間でTVを見たりして、己をごまかそうとしたが
    どうにもこうにもキッチンの様子が気になって気になって
    2時間後ぐらいに、ようやく意を決して覗いてみたら
    2匹ウニウニ這い出してきていたあああああああああっっっ!

    もう、「ひいいいいいいいいいいいいいい」 って勢いで
    新聞紙やらでグルグル巻きにして (途中、記憶欠落)
    ゴミ袋に全放り込み、即行ゴミ捨て場に時間外投棄したぜ。

    その後、捕りもらした虫がどっかで生息している気がして
    ビクビク過ごす日々が数日続いたさ。

    と、こういう恐怖の体験を思い出しつつ
    気合いのみで料理した。

    ま、味は美味かった。
    白米にはまったく合わない味だったが・・・。
    こりゃスパゲティにでもかけるべきだったかな。

    でな、何が悪かったんか、腹を壊しただよーーー。

    洗いきれずに虫が入ってたりするんじゃないか? とビビり
    あまりにも緊張して食ったせいなんだろうか?

    野菜は根系で頼む。
    葉系は心の健康に悪い!

  • 野菜のプレゼント

    兄から米とともに、野菜が送られてきた。

    理由はわかっている。
    この前の電話で、兄がどこぞの島に旅行に行ったという
    豪勢な話を聞いて 「私は食うにも困ってるのにーーー」 と
    つい嘆いてしまったせいだ。

    兄、すまん、単に私の甲斐性がないだけなのに・・・。

    で、宅配が届いて、ちょっと笑った。
    「野菜かい!」

    うん、確かに野菜は食えて、ありがてえ。
    でも何となく、意表を付かれた気分なのは何故だろう?

    しかも、千葉産。 何で関東???

    とにかく、せっかくの栄養のプレゼントだ。
    きっちり食い倒して、体力を付けねば。

    しかし、箱の中には何束もの葉っぱが入っていて
    ひとつだけ 「小松菜」 という表示がされている以外は
    他のは何の野菜なのかすらわからない。

    同封されていたリストには
    「水菜」 「モロヘイヤ」 「ルッコラ」 「小松菜」 とある。
    実は私は “葉もの” は、よく知らないのである。
    てか、恐いのだ。
    ワザワザした葉っぱって、虫がいそうじゃん。

    どうやって食うんだ?
    いや、それよりもまず、この小松菜表示以外のどれがどれなんだ?

    ネットでひとつひとつ検索していく。
    これが多分、モロヘイヤだよな?

    食い方も調べ、小松菜と水菜はベーコン炒めにして
    モロヘイヤはシメジと一緒にスープ、ルッコラはサラダでいこう
    と、決定し、とりあえずベーコンとシメジがないので
    ルッコラだけ食う事にした。

    が、ここで問題がもう1個発生。
    ネットの写真で、ルッコラと水菜の区別が付きにくいのである。

    表示されている小松菜と、特徴的なモロヘイヤはわかった。
    残りのこの2つ、どっちがルッコラなんだろう?
    水菜もルッコラも、生で食えるみたいだし
    どっちに転んでもオッケーか?

    てか、もう正直に告白すると
    大量の葉っぱの側に、これ以上いたくないのだ。
    特に無農薬とか書いてあるやつなんか
    今にも虫が飛び出してきそうで、すんげえ恐怖。

    思い切って片方をワシャワシャ洗いまくって、サラダで食ったが
    これが水菜なのかルッコラなのかは、判別しないまま。
    何かほうれんそうっぽい苦味があった。

    と、ここまで書いて、不安になってもう1回検索してみた。

    ・・・・・・・・あれ・・・・・・?・・・・・・・・

    あああああ、何かモロヘイヤも全然特徴的じゃねえーーーーー!
    今日の画像じゃ、全部どれも区別が付かねえのは何で???

    昨日はどこのサイトを見たんだっけ?
    何と勘違いしてたんだ?
    私はどれを生で食ったんだ?
    残りのは炒めて良いのか? 汁にするのはどれだ?

    でも、腹も壊してないし、サラダは成功でいいよな?
    このまま突っ走っていいものか・・・。

    何かもう、どこまで物知らずなんだ、と、情けなくなってくる。

    だって飯屋とかで料理を出されても
    「何だ? これ」 と、思いつつも、ただ食うだけじゃん。
    ルッコラとか、皆どうやって知るんだよ???

    沖縄に嫁にいった友人ちに行ってた時に
    友人が姑に 「味噌汁に入れろ」 と、葉っぱを貰ってきて
    言う通りにして食ったら、実に珍妙な味で
    ふたりして残してしまった。

    数日後、マーケットでそれがサラダ菜だと気付き
    ふたりで唖然と顔を見合わせたものだ。

    無知な私はともかくも、料理上手で常識的な友人も
    味噌汁という単語が出た時点で
    その葉自身を見極める思考が停止していたと思われる。

    飯って、こういう事ねえかあ?
    「え? この地方ってこれをこう食うの?」 みたいな。
    野菜なんて、産地で色形も微妙に違うし。

    すげえ自己批判の渦に飲み込まれそうだが
    わけわからん正当化をしつつ、意地でも全部こなしちゃるぜ!

    追伸:モロヘイヤ、吸い物にしたんだがマズかった・・・。
       葉っぱが糸を引いていたが、それがモロヘイヤなんだよな?

  • パン

    何はなくとも白米命! だからではないが
    私は焼いてないパンは食べられない。

    いや、パンは元々焼いてある物で
    焼いてないパンはイースト菌発酵中の生地だろ
    という突っ込みは一切受け付けん。

    ようするに、冷たいパンが嫌いなのだ。
    何でかわからんが、焼かずに食ったら胸焼けがする。

    だから、菓子パンでも必ず焼いて食う。
    アンパンももちろん焼く。
    メロンパンも当然焼く。

    カレーパンやジャムパンやカスタードパンなど
    そのまま焼けないやつは、アルミホイルでびっちり包んで
    トースターで5分ぐらい温めまくる。

    この妙な習性のせいで、菓子パンの選択肢が
    ひじょーーーに狭められて困るが
    何か “菓子パン” って単語が不愉快なので
    元々あまり食わないのが幸いだ。

    大体 “菓子パン” って、何なんだ?
    菓子か? パンか? どういう地位にいるんだ?

    パンなら主食だろ。
    あんな甘かったり辛かったりする
    自己主張の激しい食物をおかずと共に食えるか?

    菓子なら、あんだけ腹にたまる物を一体いつ食うんだよ?
    おやつにしても食い過ぎだろ。

    飯時のコンビニで、牛乳と菓子パンを買うヤツを見て
    「え? それ飯?」 と、思いつつ
    おにぎりを握り締めている自分も目クソ鼻クソなのか?

    こんだけ私を悩ます事自体、許せない存在だよな、菓子パン。

    パンは米や麺と同じ主食、という感覚なので
    焼きそばパンは理解できなかったが
    関西人はお好み焼きとご飯というセットらしいので
    (ほんと、この食い方も理解できんが)
    これもアリかな、と、オトナな心で薄々思い始めた。
    もちろん、焼きそばパンは食った事はない。

    もっと厳密に言えば、おかずがある場合
    食パンやロールパンも却下。
    甘すぎるだろ、こいつら。
    朝飯にパンとコーヒー紅茶ってのは
    よっぽど胃腸絶好調か、気分的に無敵の時だけだ。

    主食として君臨するパンは、フランスパンである。
    (スペインのパンとか、ユダヤのベーグルパンだとか
     インドのナンとか、何か色んな国の色んなパンがあって
     甘くないのもあるようだが、割とパンを軽視しているので
     わざわざ手に入りにくいものを支持しようとは思わん。)

    で、パンは焼いたら素で食う。
    何か塗る場合は、バター! バター! バター!
    マーガリンは容赦なく油扱いしちゃる。

    1個、入手しにくいパンの塗りアイテムで
    ついうっかり好きになってしもうたやつがあって
    それはニンニクチーズみたいなもので
    米をほとんど食わない非国民の兄が買ってきた物なのだ。

    これがまたカリカリに焼いたフランスパンに合って美味え!
    (ただし、朝っぱらからは食えんクドさ)
    って、メーカーとか全然覚えてないので
    こんな役立たずの情報を書いても、誰も歓迎はせんよな。

    私にしては大絶賛のフランスパンだが、ひとつ欠点がある。
    皮?は鋼鉄のごとく固く、中はふっくら、ってのが鉄則だが
    ボンヤリ食ってると、たまにこの外側の皮?が
    口内にグサッっとくる時がある。

    皿うどん (固い焼きそば) のパリパリ麺が
    喉に刺さったりするのと一緒の原理だな。

    おめえ、食い物のくせに、何、凶器と化してるんだよ!
    と、イラッとさせられる。

    シチューの時は、絶対にフランスパンだが
    あれ1本はデカすぎるし、日持ちがしないので
    十字マークの丸いパンか、ラグビーボール型のパンも
    似たような味で代用できる。

    どっちにしても、パンはあまり食わないので
    甘くないなら良し、と、ユルユル設定で生きていけるさ。

     余談だが、“私” を時々打ち損じて
     “綿塩” と出るが、綿塩って何だよ?
     そんな物体、この地球上にあるんか?
     おめえも菓子パンと同じ分類の箱に入れられたいんか?

     私のPCなら、そんぐらい察して
     気を利かせた変換をせえよ!
     (何かイヤな事でもあったんか、私?)

  • あられ

    上の画像は、私の大大大好物の駄菓子である。

    商品名は あられ (分類は揚菓子)
    製造は 味屋製菓合資会社
    住所と電話番号は書いていいんかな?

    いつまでも準備中のHPは → ここ

    これが何故か熊本にしかない。
    しかも熊本でも、どこにでもあるシロモノではないのだ。

    味は・・・えーと、麩を焼いて塩をふったような?
    よくわからんので、材料名を書いておく。

     小麦粉 米粉 植物油 食塩
     調味料 (アミノ酸 等) 甘味料 (ステビア) 黒ごま

    最後の黒ごまは、ほとんど入っていない。
    1袋に1粒入っていたらビックリするほどレア。
    入っていなくても味に変化はない。
    (というか、実際に入ってねえだろ!
     今回は3袋食って1粒もなかったぞ)

    それに塩がまったく付いてない欠けらと
    塊で付いている欠けらと、すげえムラになっているザツな作り。

    サイズは 27cm×18cm の袋で55g。
    小袋もあり、それは3分の1ぐらいの大きさ。

    値段は・・・・・いくらだったっけ?
    小袋が30円だったから、大袋は100円しないと思う。

    何故このようなチャチい駄菓子をプッシュするのか?
    それは美味いからである。

    マジ、美味え!!!

    関西のヤツに 「ちょっと食ってみい、まあ、いいから」
    と、いいじゃんいいじゃんと、無理矢理食わせてみたら
    「美味しい!! 何でこっちに売ってないの?」 と、驚いていた。

    単なる塩味なのに、ここまで感動されるのは
    包装も菓子自体も、安っぽくって
    とても美味そうには見えないのが勝因のひとつだと思う。
    (台無しな分析・・・)

    できるなら箱買いしたいが、生意気に
    賞味期限が2~3ヶ月なので、とても食い切れない。
    これぞ “幻の銘菓” !

    熊本に行く機会があったら、ぜひ探してみてほしい。
    売ってる可能性があるのは
    そこいらのコンビニかスーパーあたり。
    (特にエブリワンというコンビニが確立高し)

  • 白いカレー続報

    白いカレーの残り半分を作ってみた。
    比較のために、材料は前回と同じ。

    1箱の指示量は、水は750ccで
    仕上げの時に牛乳を300cc入れて5分煮る。
    使うルーが半分なので
    前回は400cc弱の水と150ccの牛乳だったが
    今回は牛乳抜きという事で、約500ccの水のみ。

    結果は・・・・・うめえ!!!!!!!!!!!

    牛乳を使ってない分、前回より辛かったが
    辛さに塩味がなく、スパイシー。

    乳臭さがないか、じっくり味わったが
    この白は何の白色なんだ? と、疑うほど、乳製品の味がしない。

    何でこれに牛乳を入れろと言うのかが理解できん。
    入れんと別物のように美味いぞ。

    今度からうちのカレーはこれにする。
    でも、これに他の普通のルーを混ぜるとどうなるんだろう。

    それに不安がひとつ。
    味がしないとは言え、乳成分が入ってるんだろ?
    それって翌日とか食えるんか?
    このルー、量が多いんで、半分でさえ一日じゃ食い切らんのだが。

    ともかく前回、営業妨害のように文句を言ったが
    ぜひ皆、食ってみてくれ。
    “白” に意味はない。 普通のカレーだ。
    ただし、牛乳抜きが大原則!

    ついでにギョウザの話。
    (何でカタカナかと解説すると、変換を押すとこうなるだけ。
     面倒なので、そのまま使っている。 深い意味はないのだ。)

    ギョウザはお店では食うけど、自宅では作った事はなかった。
    結婚して、ギョウザにチャレンジしてみようと
    料理本通りにマジメに作ったのだが
    出来上がりは、具が何か苦臭い?感じで不味うーーー。

    さんざん文句をたれてくれた当事の夫に
    「じゃ、おめえが作ってみい」 と、後日作らせたところ
    それも似たような不味さ。

    何かの材料が不味いと思われるが (最有力容疑者はごま油)
    地道に研究すりゃいいものを、ブチ切れて邪道に走るのが私。
    以来、私製ギョウザは、ギョウザじゃないものになる。

    その “私製ギョウザ” の作り方。

    1.牛ミンチ肉 (ここで既にギョウザじゃない) をゴマ油で炒める
    2.具を加えて更に炒める
    3.そこにしょう油orソース、酒をたらし、炒め混ぜる。
    4.これをギョウザの皮で包む
    5.油で揚げる

    もう、具に濃い味がついているので、食う時のタレは必要ない。

    さて、これはギョウザだろうか?
    「ギョウザの皮で包めば何でもギョウザだろ」
    という強引な解釈での成果だが、食ってビックリ、だな。

    春巻きの時も、作り方どころか食った事すらないので
    わけわからず、かといって調べるのも面倒くさいので
    この手法で押し通した。 (じゃ、作るなっての)
    多分シュウマイもこの姿勢でいくような気がする。

    元々、中華料理はあまり食わないので作れない。
    出来上がりの写真でも見れば、想像で近いものは作れる自信はあるが
    味までは想像できないので、それは別物になるだろう。
    ただでさえ中華の調味料はよくわからんので
    (豆板醤って、あれ何? どんな味?)
    “中華料理の形をした洋食” になるのは間違いなしだな。

  • 料理

    夕べは肉じゃがを食った。
    いつもしょう油を入れすぎて辛くなってしまうので
    今回は、しょう油控えめしょう油控えめ、と
    激しく強迫観念に囚われて作ったおかげで
    とても薄くて気色の悪いあいまいな味になってしまった。

    和食はしょう油加減がとても難しい。
    ・・・てか、味見をすりゃ済む話だが
    味見だけで満腹になったりするし
    後で食うのに味見をしてたら、味に飽きてしまうだろ。
    だから私の料理は味見なしの出たとこ勝負なギャンブルである。

    このやり方でも洋風は美味いので
    外国人、やっぱザッパだよな。

    肉じゃがと言えば
    男性が付き合いたての彼女に望む料理NO.1だが
    私はそれを望まれた事がない。

    いや、厳密に言えば、彼氏に料理そのものを望まれた事がないのである。
    何故かわからんが、全員、私は料理ができないと決め付けてくれる。

    彼氏どころか、友人知人もそうで
    私が料理をすると聞いた友人が
    「見栄を張らなくていいから」 と、言い
    それが私の逆鱗に触れ
    「当たり前の事に何の見栄を張る必要がある!」 と、激怒し
    周囲にどうどうと止められる一幕もあった。

    両親も親戚縁者も同じ感覚で
    もう全国民総動員でデフォとしか思えない。

    料理ができない、といえば、よくTV番組で
    女の子に料理をさせるとかいう企画をやってて
    米を洗剤で洗うようなバカ女が出てくるが
    こいつらと同じように見られてるのかよ、と
    心底はらわたが煮えくりかえる。

    いや、実際私も食材全部を洗剤で洗いたいぜ?
    すんげえ気持ちはわかるよ、何か汚いっぽいもんな
    肉とか魚とかヌルヌルして気持ち悪いし。
    だが、私はしない! (威張れる事だろうか・・・?)

    私にとって料理とは、特別な事じゃなく
    ちゃんとした生活をしていく上での手段のひとつである。
    これを 「できない」 などと思われるのは
    私がまともな生活をおくっていないと
    言われているのと同じに聞こえて、すんげえ不本意なのだ。

    実際に、男性でも女性でも 「料理? できない」 と言うヤツは
    キチンとした生活ができてない、ひとりじゃ自己管理もできないヤツ
    と、私は評価する。

    何で料理ができない女に見られるんだろうか?
    聞いてみるが、「イメージ?」 ぐらいの答しか返ってこない。

    親しい友人でも言えないほどの
    何か重大な欠陥が私にあるんだろうか、と、一瞬悩みかけたりしたが
    よく考えると、料理ができないわけじゃなし
    いや、極端に言えば、そういう目で見られるのなら
    本当に料理ができなくてもいいわけで
    何の問題もないと気付いたんで、気にはしないようにした。

    ・・・でもやっぱり、ちょっと引っ掛かる・・・。

    この、料理ができないイメージ、
    能無し扱いされて (主に親族たちに) 悲しい経験も多いが
    役立つ面もあるのだ。

    勝手に諦めてくれてた彼氏に
    ちゃっちゃっちゃと料理を作ってあげると、必要以上に感動される。
    多少失敗こいても、通常以上の評価を貰える。
    トロトロ喋るので、トロいと思われる私が
    テキパキと料理をする姿は、後光に輝くようですらある。(言いすぎ)

    結果、「こいつ、実はしっかりしたヤツじゃん」 となる。

    冷静に観察すれば、料理もザツな手抜きだし、失敗も多いし、と
    決してそうでもないんだが、意外性で一発逆転ができるのである。

    うーん、これもやっぱりプラスマイナス0なんか?
    と、納得せんでもないんだが
    やっぱり、TV番組の料理ができんヤツを見ていると
    イラッとさせられて、精神の健康に悪い。

    そもそも私は、本当はできる事を
    「多分できない」 と思われてる場合が多いんだよな。
    何でここまで印象が悪いんやら。

    ああっ、こういう事を深追いしてると落ち込むーーーーーっ!

  • 白いカレー

    白いカレーの作成報告。

    とにかく、初めて使うルーなので
    能書きに書いてある通りに、ただひたすら忠実に作った。
    具は、何が合うのか見当も付かんので
    牛ブロック肉、たまねぎ、マッシュルーム
    ピーマン、アスパラ、と、最小限に抑える。

    味は、塩辛さがなくてオッケーだった。
    (カレーに塩辛さは邪道だと思うんだが
     そういうカレールーが多いんだよな。)

    辛いのは苦手な私が丁度良いと感じる辛さなので
    辛口好みのヤツは、かなり物足りないだろうから
    食う時にカイエンヌペッパーなどで調整する必要があると思う。

    全体的に、白い色が気色悪い以外に問題はない。
    アスパラとピーマンのせいでグリーンっぽくなったのは、私のせい。
    これは、カレーと目を合わせずに食えばクリアー。

    ところが、ひとつ重大な難点が。
    「仕上げに牛乳を入れて5分煮込む」 とあったんだが
    この 「仕上げの牛乳」 のせいで生臭さが鼻に付いて
    それが何と言うか、乳臭い? いや、うーん、ちと違うかな?
    牛肉と牛乳は同じ生物から出現しているのに合わないかも
    って感じて、お互いを貶めあってくれて、とても不愉快だった。

    とにかく、何かわからんが生臭いの!

    もし作るんなら、牛乳抜きを勧めるぞ。
    味自体は美味いから、一度作ってみい。

    カレールーの量が多くて、内部パッケージも2つに分かれている。
    この半分だけ使用しても、ひとりなら3食は持つ。
    だから、半分は牛乳入り、もう半分は牛乳抜きってのが良いかも。
    (牛乳を入れたら、翌日まで持ち越すと危ないので当日中に食うべし)

    カレーってのは “栄養食” って位置付けなので
    普通に作る時は、ありとあらゆる野菜を
    みじん切りにしてブチ込むのが私の作り方である。
    カレースパイス、強烈に濃いから少々の味は消してくれるし。

    ただ、じゃがいもを入れると、何かヘンに甘く?なるんで
    じゃがいもを入れたい時は、別鍋で茹でて食う時に入れている。

    以前は、切った野菜をいちいち炒めていたんだが
    それをすると、鍋に火を点ける前に2時間ぐらい掛かるんで
    今は切った端から鍋に直行させている。
    (が、それでも1時間は掛かる。)
    味は別に変わらんので、炒める意味がよくわからん。

    それをローリエの葉とともにしこたま煮込んで
    ガーガーかき混ぜていると (アク取り? 何それ?)
    全部の具が解けて、何が入っているのかわからんくなる。

    ローリエの葉は煮込み過ぎると苦味が出るので、取り出し
    そこにカレールーを入れ、とろ火で20~30分煮込み
    火を止めて2時間ほど放置、つまり寝かせるわけだ。

    カレーに限らず、煮込み料理のキモは
    この “寝かせ” にあると思う。
    何でかはわからんが、一旦加熱をやめ
    数時間放置する事で、味がグッと良くなる。
    (これ、私の感覚であって、正解かはわからん)

    だから、煮込み料理はすんげえ時間が掛かるのだ。
    これで失敗こいたら、鍋一杯のカレーを前に浪費した時間を悔やみ
    ほんと立ち直れないが、幸いにもそこまで大した失敗はしてないのは
    ひとえにカレースパイスの強引さによるものであろう。

    でも、中学生の時に、カレーでひどい目に遭った事がある。
    両親が家を空けるので、友人たちが泊まりに来てくれて
    ひとりが夕飯にカレーを作ってくれたのだ。

    その友人は家でもちゃんと料理を手伝うヤツなのに
    「あれ? トロミが出ない??? あれ? あれ?」 とか
    必要以上に慌てやがって、片栗粉をガンガン入れやがったのである。

    その時は包丁も握った事がないボケナスだった私なので
    カレーというのはそういうものだと素直に受け止め
    できたカレーは 「うーん??????」 という味だったが
    それでもなお、家で作るカレーというのはこういうもんだと
    素直過ぎるほどに受け止めて、真面目に食った。
    (うちのかあちゃんがカレーを作らないのは過去記事でわかるよな?)

    その晩、客間で皆で布団を並べて寝ている時に
    熟睡していたはずなのに、急に吐き気をもよおし
    飛び起きたはいいが、動く事もできず
    お客さま用布団にゲロゲロ吐いてしまった。

    とても苦しかった。 マジ、死ぬかと思った。
    次の日は寝込んださ。
    帰ってきたかあちゃんは、「ちょっと外出したら・・・」 と
    この惨事に呆れていた。

    具合が悪くなったのは、何故か私ひとりだったが
    もちろん暗黙の上で、カレーを作った友人のせいになった。

    その後 “殺人カレーを作る女” として
    事あるごとにイジメてあげたが
    和歌山ヒソ混入カレー事件のせいで
    このフレーズは二度と言えんハメになった。

  • 味の形

    味には形があると思う。
    甘いのは丸い形、辛いのは尖ったいがぐりのような形で
    しょっぱいのは、辛いのの更に細くなったトゲ少な目の形。

    「これは普通の○○と違うのよ」 とか
    食わされる飯で、感想を求められると
    「うーん、普通のより、ちょっと尖ってるけど丸い感じ」 とか答えて
    かあちゃんは 「この子は一体何なのかしら?」
    叔母は 「もう放っときましょうよ」 とか、疎外してくれ
    ひでえーーー! と、悲しくなったものだ。

    だが、兄は 「“尖った” ねえ。 どの成分を言ってるのかな」
    と、真面目に考えてくれて、ありがたかったが
    すげえ追求するのが、ちょっとうっとうしい。

    的確に説明できるなら、最初からそう言ってるって。

    この自分なりの表現で、自分でも長年わからなかった形がある。
    平べったいのと、四角いのである。

    確かに、平べったい味だ、四角い味だと感じるんだが
    それがどういう種類の味かがわからない。

    平べったいのは、兄の淹れたコーヒーで判明する。
    平べったい=酸味がある、だったのだ。

    酸っぱいに対する形は、槍状に感じるが
    嫌いな味なので、ほとんど食わない。
    せいぜい、酸味がある、程度の物を偶然食う、みたいな環境である。

    兄がコーヒーを 「どうだ?」 と、聞いた時に
    「うーん、平べったい味がしていまいち・・・」 と答えたら
    「これは酸味が強いからなあ」 と、言ったので
    あっっっ! と、気付いたのだ。

    四角いという形が、どんな味を示すのか?
    刺身を食った時などに、よく思う。

    これは行儀の悪さが教えてくれた。
    アイスクリームを食おうと、スプーンをくわえて
    冷凍庫から取り出したはいいが、カップの蓋が開きにくく
    うりゃあ! と、気合いで開けたら
    勢い余って、飲み物が入ったコップをなぎ倒し
    怒りとともに、慌てて拭いている間中
    スプーン、くわえっ放し。

    その時に、ああああああああああああああ! と、気付いた。
    四角いってのは、金属風味なのだ。
    それが何故、刺身とかに当てはまるのかはわからん。
    ヘンなブレンドティーでも、たまにある。

    味を形に見なすというのは、ちょっと聞くと
    ワインのテイスティングのようだが
    (あの、『モンマルトルに舞い落ちる枯れ葉のような乾いた香ばしさ』
     とか、何なんだよ、あれ。
     あれが許されて、何で私が迫害されるんだ?)

    実際に聞くと、「こいつ、頭足りんのじゃないか?」 と
    思われるのも無理ないほど、我ながらアホっぽいので
    なるべく言わないようにはしていて
    脳内で、「何かイガイガしてて、平べったい・・・」 とか
    密かにつぶやいている。

    私だって、人にアホ扱いはされたくないのだ。

    でも、思った事をマッハで口に出す大バカモノなので
    ついうっかり、言ってしまう事も多い。

    「うわ、ホコリ臭え!」 とか、主に批判的感想を。

    この、“ホコリの臭い” の食い物とは一体何なのか?
    えれえ悲惨な食い物に思えるが、ちゃんとした和食に多いのだ。
    それだけに、言ってしまった時の周囲からの非難の視線が痛い。

    これも、己のずさんさが教えてくれた。
    風邪気味で、テキトーにおじやでも作ろうと
    ダシ用のコンブを洗わずにブチ込んだら
    見事にホコリ臭い食い物になったのである。
    ただでさえ具合が悪いのに、食った途端ブーーー! だった。

    正体はコンブ (のゴミ?) であったと思われる。

    しかし、私の手抜き料理ならまだしも
    立派な料亭とかでも、ホコリ臭い料理がたまにあるのは何故だ?

      コンブの話で脱線するが
      以前、実家からコンブが送られてきて
      私はそれをバキバキ折って、ビニールに入れていた。
      後日それが、利尻産の最高級だった事が判明。
      私のコンブに対する仕打ちをとても言えなかったわい。
     
      今は普通のコンブをマーケットで買ってるが
      やはりコンブにも美味い不味いがあるようで
      たかが海草のくせに生意気だと思う。
      あんなもん、風呂場で言えばカビみたいな位置付けだろー。

    このような、味に対するわけわからん表現は
    私の味覚がおかしいのか、私の頭がおかしいのか?
    多分そのふたつが、絶妙なバランスを保ってなせる技だろう。

    ところで、味覚ってたまに変化せんか?

    長年、飲んでいたミネラルウォーターの味が変わったんだ。
    何で、この “私” にそれがわかるかっちゅうと
    その水、安いからダースで定期購買していたんだが
    いらんことに、健康にいい温泉水とかで
    えれえ不味かったんだよ。
    それがいきなり普通の味になっちゃったんだ。

    去年の夏に大水害が起こった場所の水なんで
    もしかして、何かの事情で水道水を詰め始めたか?
    とかいう不信感もあるんだが
    自分の味覚には、もっと絶大の不信感があるので言えない。

    安いし、支障なく飲めるからいいんだけど
    うーん・・・何か釈然とせん・・・。

  • 牛肉の進化

    兄から予期せぬクール便が届き
    中には北海道牛のドデカいステーキ肉。

    おおおっ、ようやくおかずを送る道を覚えたか!
    と、感動したが、この突然の牛肉プレゼントの意味がわからん。
    すぐ兄に電話をしたら、「今、空港」 。

    えええええええええええええええっ
    こいつ、とうとう放浪再開か!
    とすると、この牛肉は別れの杯?

    脳内をグラグラさせてたら
    友人の親が急死したので、葬儀のための上京だった。

    で、牛肉は、デパ地下に行った時に見かけて美味そうかな、と
    ただそんだけだったらしい。

    ほお、一応私は妹として気に掛けてもらってたんか、と
    割に感激したんだが、この前
    実家の土地建物の権利移動の書類が役場から送られてきたんだよな。
    ということは、これはすんげえ高い肉なわけだ。

    不動産、動産を米と水 (たまに牛肉) に変えられてる私・・・。
    ほんと、安上がりな女で、男にとっては女神だよな、ほほほ。

    で、牛肉を食ってみた。
    塩コショウのみで、オリーブオイルで焼くだけ。
    これじゃしないと、本当の味がわからないのだ。

    食った感想は、「オーストラリア牛???」 。

    しかし、デパ地下で和牛で売ってるなら、日本製なはず。
    でも、味は和牛の味じゃない。
    これはどういうことだ?

    しばし考えて、ふと気付いた。

    牛肉の味が変わった、と最初に感じたのは10数年前。
    もしかして、和牛の味自体が全体的に変わったんじゃねえの?

    肉の味を変える要因は?
    それはエサだろう。
    多分、10~20年前ぐらいに
    牛のエサの世界に、変革が起きたんじゃないのか?

    和牛の味とは、元々淡白であっさりした味であった。
    オーストラリアの牛肉は、和牛に味の素をかけた味。
    アメリカのは、それプラス、かすかに薬品臭。

    本来の和牛の味では、脂身が美味くないのだ。
    霜降りを基準にしたら、もう少しコクのある味をつけないと
    って事なんじゃないのか?

    などと、推理してみた。
    これが正解だったら、味の変化は
    私以外の消費者にとっては進化だな。

    うーん・・・・・・
    とうもろこしは甘くみずみずしくなり
    駄菓子は添加物を削減し、牛肉は味の素味になった。
    私の好みは、ことごとく消えていってる。 ううう

    ここで注釈。
    私はしきりに、味の素味の素と連呼している。
    メロンは味の素とマヨネーズをかけたキュウリだとか
    羽衣あられは、味の素をかけたせんべいだとか。

    周囲の人々が、「味覚がおかしいんじゃないか?」 と言う中
    (母が 「何故こんな安物食いになってしまったの?」 と嘆き
     叔母が 「みっともない」 と、怒る中)
    兄が考え込んで、そして言った。

    「もしかして、おまえの言う “味の素の味” というのは
     味の素に含まれている、○○ (何か忘れた)
     の事じゃないのか?」

    と問われても、私にはその “何とか” が
    何なのかがわからんので、何とも答えようがないのだが
    (早口言葉のような文だな)
    とにかく、味の素の味がするんだってーーー!

    と、このように、私自身はお話にならないが
    分析する兄からしたら、無知なだけで
    あながち的外れでもないらしい。

    私は、ある特定の味と、味の素の味を混同しているようである。
    よって、私が一緒だと騒いだら
    その両者には何らかの共通点があると思って
    差し支えは、“そう” ない、とのこと。

    この話を聞いて、だよねーーー、と喜んでた私の隣で
    母は 「動物みたいでイヤだわ」 と、嫌い
    叔母は 「面倒くさい子ね」 と、呆れてくれた。
    この姉妹は・・・・・・・。