映画を観ていると、靴文化の違いに驚く。
シャワーを浴びて、床を裸足でベタベタ歩き、ベッドに入る。
夜中に目覚めて、裸足でキッチンに行き水を飲み、またベッドに戻る。
おいおい、そこは普段靴で歩いているんじゃないか? と、ゾッとする。
かと思えば、靴のままベッドに乗る。
この前の映画は、CTに入るにも靴を履いたままで
そこまでかい!!! と、驚愕した。
ある日本人が、日本をよく知らない白人を家に招いたところ
家に上がるのに靴を脱がなければいけない、と言われ
「人前で靴を脱ぐなど、なんて失礼なんだ!」 と
激怒されたという話を聞いた事があり
おめえの足は人前に出せないほど無礼なんかい
と、逆方向に憤りを感じたんだが、これ割に正解かも。
映画で観る限り、かなり汚い足をしているような気がするぞ。
一日中、靴を履いている事自体、ものすげえ臭いだろうし
欧米人の生活そのものが、清潔観念が少なく見えるのは
私だけじゃなく、日本人なら誰でも感じるはずだ。
日本式家屋とは違うので、家の中でも靴は必須だろうが
せめて通気性の良い家専用サンダルを履いてくれんかな、と願う。
いらん世話だろうが、観ててウゲッとくるんだよなあ。
掃除とかどうしてるんだろう? と、気になって気になって
セットの隅々に目が行って、肝心の映画の内容に集中できないのだ。
私が神経質なだけかも知れんが
持ち家経験のある女性なら、この気持ちは理解できるだろう?
家のすべてを自分が管理せにゃならんのだぞ。
家というのは、買う時のローンだけじゃなく
メンテも必要で、その値段もケタ違いである。
管理によって、家の寿命も変わってくるし
ちょっと気を抜くと、汚屋敷まっしぐらなので
毎日どっかしら掃除をしていなきゃならない。
そういう苦労をしてるんで、他の家人が家を汚すような真似をすると
ヒイイイイイイイイイイイイッッッ と、なる。
すげえ細かい事を言うが、足の裏ってのは結構分泌物が多いんだ。
たとえ家の中でも、裸足で歩かれると床が汚れるんだよ。
で、スリッパを履くべき場所を裸足で歩いて
裸足でいるべき場所にそのまま戻ると
どっちの場所も汚れて、すんげえ困る。
私は家の玄関、廊下などフローリングの場所は
ワックスをかけまくって、ワックス厚み1mmにしていたが
この1mmというのは、どんだけ厚いかも経験者ならわかるはず。
本来ワックスというのは、かけ直す時に剥離剤で剥がなければならない。
それがキレイに保つコツなのらしいが
犬がいたので、爪で床を傷つけないよう、あえて重ね塗りをし
結果、傷が付いた部分の補修やらで、余計に手間が掛かっていた。
そんな私の涙と汗の結晶を裸足でベタベタ歩くなど、もってのほか!
と、家人と犬には厳しく指導していたのであるが
そこに電気工事の人が来て、スリッパを勧めたら
「おかまいなく」 と、遠慮して裸足で上がりやがった!
安全靴を脱いで、靴下を脱いで、あえての裸足で!!!!!
もう、もう、えええええええええええええっ? だ。
いいか? よそんちに行って、スリッパを履く理由は
おめえの足が汚れないためじゃなく
そこんちの床をおめえの足で汚さないためだ。
スリッパはいくらでも替えが利くが、床はおおごとなんだよ!
特にワックスを掛けた床には、水分は厳禁なので
気軽に拭けないんだよ!!!!!
ああ・・・・・思い出して、ついエキサイトしてしまったけど
本題は何だったっけ?
何か自分の苦労話に意識が行ってしまって
外人の靴など、どうでもよくなってきたなあ。
とにかく、あの経験以来、私はワックスは掛けない。
フローリングよりもクッションフロアを断固支持する。
今はクッションフロア用ワックスもあるけど
ヘタに手を出すと後が面倒なんで、床は水で拭ける状態にしとくぜ。
ちなみにな、フローリングとよく言うけど
本当にフローリングの床など、滅多にないんだとよ。
普通は合板、フローリングは本当の板張りだと習ったが
ここらへんの記憶はあいまいで、断言は出来ない。
専門家にやたらフローリングと言うと、恥をかく場合もあるらしいとさ。
畳もそうで、・・・と、ここまで本題からズレたら
マジもんの集中力のないアホウだとバレるから
この手の話は、また今度思い出した時にでも。