カテゴリー: 健康

  • 鼻詰まり

    マンガでのアホガキの表現は、鼻を垂らしたビジュアルが定番である。
    昔はこの描き方を 「自分で鼻水も拭けないアホ」 と
    解釈していたが、これは医学的根拠に基づいた写実主義だったのだ!

    いや、医学的に根拠があるかどうか、実は知らない。
    鼻が詰まると、脳の働きが鈍くなるのを
    ここ数年の花粉症で実感させられたから、誇張しているだけ。

    ボーッとして考えがまとまらず、大雑把にしか物事を見られない。
    漠然とした思考だと、妙に不安が生じ
    しかもその不安がどこから来ているのかすらわからないのである。
    普段の自分がいかに頭脳明晰だったかが、身に沁みてわかる。

    そして、鼻が詰まると眠くなる。
    おかげで安眠をむさぼれて、ある意味ラッキーなんだが
    多分これは、脳が働かないので、眠りにシフトしやすいのだ。

    不眠に悩むヤツで、あれこれ考えすぎる傾向の性格なら
    鼻を詰まらせてみるのも、ひとつの手だと思う。
    夜になったら鼻栓でもしてみたらどうだろう。 マジで。

    口呼吸は免疫低下に繋がるので悪いが
    睡眠障害はそれ以上に体に悪いから、差し引き0じゃないか?

    鼻詰まりでもいっちょ困るのが、味覚がおかしくなる事。
    私の料理はチャレンジャー方式なので、味は固定していない。
    何で判断しているかというと、毎日飲んでいる
    コーヒー牛乳のようなカフェオレでだ。

    普通のインスタントコーヒーで作るのだが
    体調が良い時は、本当のコーヒーと変わらない味に思える。
    だが、自分でわからない程度の体調の悪さでも
    もろインスタントの味になるのだ。
    何か余計な成分が入っているのか知らんが
    その、本当のコーヒーにはないいらん味が気になってくる。

    これはコーヒーだけじゃなく、牛乳でも起きる。
    普段は牛乳の味しかしないのだが
    余分な味に気付くと、体調が悪い証拠。

    この味覚の変化は、体調の良いバロメーターにはなっているのだが
    何故か手料理ではまったく気にならないので
    私の料理がいかに破壊兵器であるか、という疑惑も出てくる。

    鼻が詰まると、味がわからなくなると言うが
    元々惣菜や菓子は、私には充分に濃い味付けなので
    支障がないどころか、ちょうど良い味加減になるので
    そういう時には、好んで惣菜系にしている。

    もちろん、何かはわからん余分な味が気にはなるが
    市販の食い物はあれこれ添加されているだろうから
    そういうこったろう、と、軽く流している。

    ひとつ、提案したい。
    世の中には花粉症の人も大勢いるのだから
    入浴剤で “鼻詰まり用” ってのを作ったらどうだ?
    ハーブならユーカリあたりで対応できるだろう。
    風呂場は湿気が多いので、より効果的だと思うんだが。

    他に “咳用”“食欲不振用”“生理痛軽減用” など
    ハーブや薬草でどうにかなるんじゃないのか?
    まあ、体調が悪い時には風呂に入るなって話だろうが
    いつまでも皮膚と肩凝りばっかりじゃ、芸が足りんよ。

    メーカーさん、考えてみてください。
    企画のお礼は、入浴剤詰め合わせ1年分でどうだ?

  • 風邪をひいた

    今冬初の風邪だと思っていたが
    ただ微熱だけがダラダラ続くのも、立派な風邪だそうだ。
    (38度以上の高熱が出るのはインフルエンザだってさ)

    他の症状がなく微熱だけが続くのを “風邪気味”
    喉が痛いとか咳が出るなどを “風邪” と分類していたよ。

    私はすぐ微熱を出す虚弱体質で、冬なんかほぼ毎日だったんだが
    実は冬中、風邪を引きっぱなしだった、って事なんだなあ。

    そんで、首の周囲のリンパ腺が腫れやすく
    一度腫れたら3週間ぐらい毎日微熱の日々なのだ。

    そりゃもう体がきつくて、生きるのが辛くなるが
    どうするかと言うと、どうもしない。

    長年こういう状態にあって解脱したんだが
    これを解決しようとしてジタバタしても、どうにもならんどころか
    自分が不憫に思えてくるんだよ。
    そういう心境になったら、精神状態も悪くなる。
    ウツの第一歩は、「自分が可哀想」 と思う、ってのが私の目安。

    だから、もう放置プレイ。
    そういう体質なんだから、しょうがない、と割り切った。
    いちいち体の不調を相手にしてたらキリがねえ。
    体って甘やかすと、即座に付け上がるぞ。

    私は食が細いので、普段は間食でエネルギー補給をする。
    うーん、これ、とんでもない邪道なのであまり言いたくないが
    手っ取り早く、菓子系で太ろうと思ってるのさ。 ははは

    風邪を引くと食欲がなくなるとよく言うが
    私の場合、食事の意欲は落ちない。 腹も減る。
    ただ、腹が減っているのに、間食を受け付けなくなってしまう。

    これが本来の正しい姿であろうが
    少食だと、ほんと駄菓子も貴重な栄養なんだよな。
    何か、体力がゴッと落ちるのだ。

    体がきつい時の飯作りって、いつも以上に面倒くせえんで
    できるならインスタント系 (最悪だな) で済ませたいのに
    それだと喉を通らず、とてつもなく不便なんだけど
    結果的には、かえって良い事になってるんだろう。

    さて、風邪薬だが、“風邪” を治す薬はない。
    喉の痛みなどは、配合されている消炎鎮痛剤で緩和されるが
    微熱は解熱剤では下がらない。

    解熱剤というのは、38度を37度にはできるが
    37度を36度にはできない。
    高熱対応しかできないのだ。 (これは医師に確認したので確か)

    咳止めは総合感冒薬には配合されない。
    必ず別の咳止め専用薬が必要になる。
    咳止めっちゅうのは他の作用や、便秘になるなどの副作用が強いので
    風邪薬にホイホイ配合できないらしい。

    だから風邪薬は、「症状を緩和させる」 という気持ちで服用するべき。
    微熱だけの風邪の場合は、生活状態をしっかり保つ方向
    アロマとか、しょうが湯とかの民間療法とかに頼る方がいいと思うが
    放置してても、無茶さえしなければその内治る。

    無茶をしたい場合は、精神力が頼みの綱なので
    まさに己とのバトルだな。

    なんて、軽く書いているが、「風邪は万病の元」 と言う通り
    風邪を引いている時は、ステータスゲージが平均的に下がっている。
    他の病気を発症しやすい上に
    体のきつさで、そのサインを見落としやすい。
    過度にならない程度に、体を冷静に観察し、いたわってあげよう。

  • しもやけ

    この言葉、下ネタの親戚のようで、使うのもはばかられる。

    去年、右手の中指と薬指の第一関節と第二関節の間に
    出来物が出現し、「アレルギーのようですね」 と言われて
    塗り薬を貰ったり、飲み薬を貰ったりして治療してた。

    それがなかなか治らなくて、4月頃にやっと治り
    安心してたら、また出来てしまった。
    場所は数mmのズレはあるが、ほとんど同じ場所。

    主治医に 「また出来たーーー!」 と、泣きつき
    じっくり見られる事数十秒。

    「これは・・・しもやけのようなものですね!」

    あああ? しもやけーーーーーーー?
    私のビュリホーハンドにしもやけーーーーーーーー?

    「ほら、こうやって押さえると赤い点が見えるでしょう?
     これは血管が部分的に詰まって盛り上がってるんですよ。」

    と、いかにもわかった風な説明をしてくれたが
    おめえ、前の冬のあのアレルギー診断は一体何だったんだよ?
    意味のねえ投薬治療を延々しやがって・・・。

    でも確かに言われてみると、しもやけに似ている。
    東京にいた頃に、足の指がなった事があるんだが
    そりゃあもう、痛痒かった。

    しかし、冷えで血管が詰まるなど、指だからいいようなもんの
    それが脳内で起きたらどうすんだよ?
    私の末期は、寒いトイレで尻丸出しで脳血管ブッチか?

    そう想像して沈み込んでいたら、主治医が慰めてくれた。
    「でも、きちんと健康維持ができていると思いますよ。」

    あっ、そうなんだよ! ここんとこ肉攻めなんだよー。
    今、血液検査をしたら、きっと貧血は改善されてるぜ。

    と、大威張りしたかったが、年末貧窮で検査代が捻出できんので
    大人しく 「恐れ入ります」 ぐらい言おうとしたが
    心中で勢いがついていて、つい 「そうですかー?」
    デヘヘと笑ってしまい、主治医に苦笑された。

    やっぱ長年付き合っていると、どうしても地が出てしまう。
    最初はさぞや上品な女性に思われていただろうにのお。

    主治医曰く、足りない栄養や、病気ではない体調管理は
    サプリで補うのがいいそうだ。
    飲み合わせとか、いる成分いらない成分をアドバイスするから
    飲んでいるサプリや、飲みたいサプリの成分表を持ってきてくれ
    と、言われた。

    私にはしきりに “イチョウ葉” を勧めていた。
    血行不良にいいんだとさ。
    帰宅して、飲んでいる “冷え改善” のサプリの成分を見たら
    ちゃんとイチョウ葉が入っていた。 なるほどーーー。

    エクセレントフィンガーにしもやけなど作ってしまい
    「手袋をして、マッサージをせえ」 という指導を貰ったが
    それをしても、これ、冬中治らん気がするぞ。

    てか、冬にキーボードを打つ時は手袋をしてるし
    (夏は冬の間に穴が開いた手袋の、指先だけを切ってはめている。
     キーボードカバ-が爪で破れるんだよ。
     100均のを大量に使うんだけど、必ず人差し指だけ破れるんだ。
     指1本打法のなせるワザだな。)
    年中ハンドケアは怠らないのに、何故こうなるんやら・・・。

    どうした田舎の青っ鼻小僧な状態だよ?

  • 外来患者の生態

    1年以上も通院して、わかった事がある。

    まず、真にヤバいヤツは、待合室にはいないという事だ。
    普通の病人が、徒歩で上陸する突撃兵なら
    切羽詰った病人は、大陸間弾道ミサイルのようなもんだ。

    救急車でガーッと、いきなり診察室に攻め込み
    通常外来患者は延々と待たされる。

    この慣習を知って、背筋痛で待合室でうなってた自分をとても恥じた。
    今度からマジで身動きが取れない時は、救急車に乗るよ。
    タクシーの運転手さんも、すげえオロオロしてたし・・・。

    そして、“おばちゃん” という人種が最凶かと思っていたが
    真にマナーが悪いのは、オヤジだという真実が発覚した。

    先日、待合室で週刊朝日の雅子様ご報道を熟読していた時
    衣ズレの音でさえ聴こえそうに静まり返った中
    突然、私の斜め後ろのオヤジの携帯が鳴り始めた。

    多分、演歌の何かだと思うが
     ♪ッチャラリンリン ポコペコピンポン~♪
    という、聴かされた者すべてがヘタり込むような着メロだったのはいい。
    そういう音源もあるのか! と、驚かされたが、個人の自由である。

    病院内で、携帯をOFFにしてなかったのも、まあ執行猶予。
    人間なら、ついうっかり忘れる事も多々あるからだ。
    現に、最初は待合室にいる人々も、ピクリとも動じてなかった。

    何が罪かっちゅうと、斜め後ろだったので詳細に察知できたんだが

    1.年を取って、耳が遠くなってるのか
      携帯が鳴り始めても、咄嗟に自分のだと思わない
    2.反射神経が鈍ってるのか、数秒後にやっとゴソゴソし始めるが
      物忘れがひどくなってるのか、携帯のありかがわからない
    3.やっとやっと携帯を発見したのに
      対処よりも何よりも先に、誰からの着信かを確認したいらしく
      しかも目も悪くなってるのか、チェック作業にやたら時間が掛かる

    この間、脱力系着メロ、大音量で鳴りっ放し。

    雅子様のご病状を熱読中に、他人の着メロなどどうでもいいのだが
    あまりに延々鳴り続けるので、つい顔を上げたら
    前列に座っていた人たち全員が、こっちを振り返っていた。

    当事者オヤジ、まったく我関せず。
    見事なオンリーワンぶりだった。

    寒くなってくると、外来患者は風邪っ引きの巣窟になる。
    あっちこっちで、ゴホゴホケホケホと鳴き声が聴こえる。
    これはしょうがない。 気の毒な事だ。 養生してください。
    だが、時々ひどいのがいる。

    オヤジA 「ゲホゲホゲホ ウエッウエッウエッ」
    2ちゃんねらーかよっ!

    オヤジB 「ゴホンゴホン グェーッ ゲボーゲボー」
    オヤジC 「ゲボッ ボエーッボエーッ グボオオオ グボオオオ」
    おめえらの体内で一体何が起こってるんだよ!

    オヤジD 「ゴホゴホゴホ クワアアアアアアアッ ・・・・・」
    え・・・? (書きたくもないが)
    基本、「クワアアアアアッ」 の後は 「ペッ」 だろう!
    「・・・・・」 って静寂は何なんだよ!!
    (聞きたくもねえが) どう処理したんだよ!!!

    ジジイA 「ケホケホ・・・ シュコーシュコー シューーー・・・」
    おい! 銀河鉄道ノンストップになってるじゃねえか!
    心電計をつけてやれーーーーーーっ!!!!!

    信じられないだろう?
    自分でも書いてて、幻聴だったんじゃないかとオノレの耳を疑うぜ。

    風邪は同じに引いて、他の人種は普通に咳をしているのに
    何故、オヤジとジジイだけがこんな異音を発するんだ?

    おまけに最悪な事に、咳をする時もくしゃみをする時も
    手で押さえないヤツが多い。
    まさに、“出物腫れ物ところ構わず” 状態だ。

    午前中は激混みなので、なるべく夕方からの診察に行くのだが
    この時間帯は、仕事帰りの人々がほとんどである。

    今までに待合室で、「迷惑だな」 と思ったのは
    ほとんどが中年以上の男性だった。

    女性や、男性でも若いヤツは、ごくごく普通なのである。
    これらの人が、ちょっと人目を引く行動をしちゃったら
    (あっ、しまった)(失礼しました) みたいな雰囲気を出す。

    年齢的にも、会社で役職に就いているであろう、
    地位も責任もあるであろう男性たちが
    病院の待合室では、皆が眉をしかめるような迷惑な行動を
    “平気” でしているのが、不思議でしょうがない。

  • 内臓下垂

    以前の “葉しょうが” の醤油漬けで
    これは冷え性に良いかも、と
    普通のしょうがで (葉しょうがが売ってねえ) 醤油漬けをし
    朝晩ボリボリ食っていた。

    すんげえ辛いんだが、冷え性にかなり効く!

    減塩醤油にした方が良いんかな・・・とか考えるくせに
    キムチの素で漬けたキムチも、ここ数日食ってたら
    何か喉と胃が荒れてきた。

    冷え性が緩和されて、とても嬉しいんだが
    醤油漬け、続けるとまずいんかなあ?

    で、夕べツナパスタの作り方も知らんのに
    勘で初製作してみたら、食えん事はないが味が薄い。

    でもこれ以上どうやったらいいか、見当がつかなかったので
    別皿に用意していた、ドレッシングの掛かったサラダを
    パスタにブチ込み、結局サラスパにして食った。

    荒れたであろう胃には、ツナもドレッシングもキツく
    胸焼けでゲスゲスしてたが、レンタルビデオ屋に行く。
    呪いのビデオの途中巻が、もう2週間ぐらい空きっ放しなのだ。

    こらあ! 一体どこのバカマニアだよ?
    借りた途端観て、観た途端返せ!!
    ここらへんのクズ心霊ビデオは、私御用達なんだよ!

    ・・・今回もなかったので、手ブラで帰るのはプライドが許さず
    「悪霊箱」 と 「クロヅカ」 を借りる。

    途中、「トゥルーへの手紙」 も見つける。
    これは、ゴールデンレトリーバーが大量に出てくるが
    どうも “ラヴ & ピース” な内容っぽいので
    観らん! と決心してたが、パッケージのゴールデンの写真に
    クラッときて、フラフラと借りてしまう。

    これで今夜は、恐怖 & 号泣だ、などと、ウハウハしてたら
    何か吐き気がしてきた。

    いかん! 万が一こんな公衆の場で吐いたら
    ゲロ・テロリストになってしまう!! と、帰宅を急ぐ。

    ちょっと腹が痛いとか、気分が悪いとかの時って
    大した症状でもなくても、何でこう焦るんだろうな。
    んで、焦れば焦るほど、余計に具合が悪くなるんだ。

    そんで、具合悪い → 焦る → 余計に・・・
    の無限ループで、ドツボのパニック。
    普通にリラックスしてれば、じきに治るのにな・・・。

    結局、無事に帰宅したが、ビデオも観ずに寝込んだよ。
    今もゲフゲフ胸焼けが続いてて辛え。

    さて、夕べの一件で気付いたが、私は多分胃下垂だ!

    歩いてる時に、満腹で胃が下がったのがわかったもん。
    んで、歩く度に胃の中身が揺れるの。

    過去によく、飯を食うと気分が悪くなっていたが
    これが原因だったんかーーーーーー! と、すげえ納得。

    そういや、20歳ぐらいに、尿管結石になった時
    立つと、右の腎臓が左の腎臓より20cmぐらい下がって
    これを発見した老医師が勝ち誇っていたっけ。
    腎臓が下がっているんなら、胃も下がって不思議じゃねえよな。

    その老医師に 「内臓下垂など治らんよ」 と、言われたが
    結構、健康に悪影響ねえかあ?
    どうすりゃいいんだろう・・・?

    てか、今まで気付かない自分も見事だぜ。
    度重なる吐き気に、胃カメラまで飲んだのにーーー。

    まあ、対処法がわかるまで、飯の後はゴロゴロしてよう。
    と、ノンキに考えているが、まさかおおごとじゃないよなあ・・・。

  • 通院日記 3

    前回の血液検査の結果が出た。

    ・・・今までで最悪・・・。

    もう1年以上、肝臓の治療をしているが、何で良くならないんだ?
    というのが顔に出てたのか、担当医が慰め (?) てくれる。
    「病気ではないんですよ、弱ってるだけです。」

    私の場合は、飲酒などは関係ない症状だそうだ。
    フツーに飲酒もオッケーだと。

    じゃ、どういう事かと言えば、えーと、あんだけ教えられてなお
    相変わらず、左から右にほとんど忘れてしまっているわけだが
    肝臓や腎臓などの、ろ過仕様の循環器系は
    体の疲労がダイレクトに響く場所らしい。
    で、体の疲労は良い睡眠で取るんだと。

    ここで思い当たるフシがあった。
    私は高校時代あたりから、何かの呪いかのように
    睡眠が上手くできないのだ。
    ある種の睡眠障害だと思う。

    ここ数年は睡眠導入剤を取り入れて、入眠は何とかなってるが
    それでも “寝て疲れを取る” というのは出来てない気がする。
    夢もガンガン見るし、寝てる最中に暴れているようだし
    目覚めた後の方が、心身ともにグッタリなのだ。

    これを医師に言うと
    「ああー、眠れないというのは無駄に頭を使ってるんでしょうねー。」
    と、激しく図星な指摘をされ
    今まで、こいつはヤブだヤブだ、と思っていたが
    ここまで患者を掌握してるなんて
    もしかして名医じゃねえ? と、考えを改めさせられた。
    (単に私自身の人間性がわかりやすいだけだろうが)

    「とにかく、きちんと眠る事に専念してください」
    と忠告され、軽い睡眠導入剤も処方された。
    睡眠薬というのは、強いほど効くわけじゃないそうである。
    要は、合う合わない、だと。
    確かに、私にはあの有名なハルシオンは効きにくい。

    ここで豆知識だが (といっても、私の怪しい推理だが)
    ハルシオンが何故、飲料に混ぜるのに適しているか?

    ハルシオンはなあ・・・・・甘いんだよ!
    ボリボリ食ってもいいぐらい甘いんだ。 (食った事はないぞ)
    飲んだ時に、「なるほど!!!」 と、感動したさ。

    というか、こういうどーでもいいような事で
    「おおおおおお!」 とか、すげえ興奮するから眠れないんだろ。
    まったく、我ながらどんだけ精神年齢が低いんだと情けなくなる。

    一応、眠るための努力として、夜はなるべく静かに
    リラックスして過ごすように気遣っていたつもりだが
    よく考えると、ニュースを観ては激怒し
    雑誌を読んでは感嘆し、映画を観てはエキサイトしている。
    ニワトリレベルに落ち着きがない知能じゃん。

    物覚えが悪く、物忘れが激しいヤツにとっては
    世界は発見に満ちているよな。
    この脳みそをどうにかしたいわ・・・。

    書いてて落ち込んできたので
    待合室のオヤジの着メロ話や、むせ返るジジイの話は省略。

  • 体温と脂肪の関係

    「腹が減ると寒さが身に沁みる」
    これはことわざのように言われている事だが、実は事実なのだ。

    私の場合、空腹になると寒くて寒くてたまらなくなる。
    空腹は我慢できるのだが、この寒さは耐えがたい。
    真冬など、こたつに入ってストーブをガンガン点けてても
    歯がガチガチ言うほど、震えがくるのである。

    そして体が動かなくなる。
    これは多分、体温が低下して
    身体機能がストップするのではないだろうか。

    だから、飯の準備のタイミングを見誤ると三途の川を見る。
    腹は減るは、体は動かんは、餓死ラクショー! って感じなのだ。

    友人知人にリサーチしたところ、こういう症状があるヤツはいなかった。
    「体温低下で動かなくなるって爬虫類じゃねえの?」 と
    罵られただけで、何のデータも入って来ない。
    ほんと私の友人って、共感してくれるヤツがいねえ。

    美容雑誌のダイエット記事を読んでいた時に、ふと思った。
    もしかして、空腹で体温低下が実感できるのは
    私のエネルギー摂取量が生命維持にギリギリって事じゃないのか?

    人は生きている限り、エネルギーを必要とし
    摂取できないのなら、体内の脂肪を燃焼して生き延びる。
    私が空腹時に寒気を激しく感じるのは
    燃焼できる脂肪が少ないからじゃないのか?

    この説だと、私が太らない理由もつく。
    しかし、知人に痩せないヤツがいて
    そいつは本当に食事量が少ないのに、痩せないのだ。

    逆に私は、、栄養に気を配って、補助にサプリも飲んで
    太るために菓子類も目一杯食って
    これで 「栄養が足りない」 なんて、もうどうしようもねえよ。

    この個人差は何なんだ?
    もしかして、栄養の吸収率の差か?
    私は幼児時代に、治療するほどの栄養失調になったが
    その時に栄養の吸収率が悪い体質が出来上がったとか?

    腹の中に異生物でも飼ってるんじゃないかと疑うほど
    栄養をまともに摂取できてない気がしてたが
    この推理は案外当たっているかも、と思った。
    もしこれが正解なら、最強のダイエットは “食わずに運動” だ。

    これはちょっと絶望的な話だよなあ。
    太ってるヤツは、ちょっと食うとガンガン吸収され
    私なんかは食っても意味ねえ、まさにムダ飯喰らい。

    今のダイエットは、いかに脂肪を燃焼させるか、が主流だが
    その前の栄養吸収を阻害する、に着目した方が良くないか?
    すげえ健康に悪そうだが・・・。

  • 過剰出血

    首のリンパ腺を腫らして
    病院で採血とレントゲン撮影をする事になり
    まず、採血をされた。

    相変わらずここのは、ぶってえ針だなあ、とは思ったが
    太い針だと、刺す時の痛みも倍増するのと
    痕の内出血がひどいのが困るぐらいなので、この後の惨劇は予想できず。

    採血後は、アルコール綿をテープで止められ、出血が治まったら
    もらっておいた小さいテープを自分で貼るのである。

    採血後に、看護士さんが 「じゃ、今からレントゲンに案内します。」
    と言うので、ノコノコついていく。

    レントゲン技師さんに声を掛け、振り向いた看護士さんが
    「あああああっっっ!」 と叫ぶので、何事かとビビったら
    さっきの採血痕から血がボタボタ落ちている。
    多分、採血後にすぐウロウロしたので、余計に出血したのだろう。

    まさか採血があるとは思わず
    (「採血しましょうね」 の、担当医の言葉に
     「えっ、さっきお菓子を食べたんですけど大丈夫ですか?」
     と言ったら、大爆笑されたよ・・・。
     だって肝臓の数値も見るらしいから、血糖値が不安じゃん。
     
     通院を1年以上してて、こんなに笑われたのは初めてで
     これでとうとうバカ認定された・・・と、落ち込んだぜ。)

    白いニットカーディガンを着てきてしまったので
    これ、どうすんだよーーーーー! と、うろたえる私の目前で
    プロであるはずの看護士さんが、何故か必要以上に動揺してて
    ふたりして、その場で意味なくジタバタしてしまった。

    そこへレントゲン技師の兄ちゃんが顔を出したが
    「準備できましたー、どうぞ・・・ あっ、ごゆっくり・・・。」
    と、ドアをそそくさと閉めて引っ込んでくれた。

    ええええええええええ? ごゆっくり?????
    と、呆然としていたら、看護士さんが
    「○△@× (滑舌悪くなってて意味不明) を持ってきますーーー!」
    と、慌てふためいてどこかへ走り去った。

    その間、私はマイティッシュで流れ出る血を押さえる。
    で、戻ってきた看護士さんの手に握られてたのは、綿とテープで
    血だらけの綿の上に、それを重ね貼り・・・。
    ちょっと圧をかけたら、前綿の血まで噴き出すのはどうすんだ?

    ほんと、この後のレントゲン撮影には苦労させられたよ。
    服に血をつけないように、腕にハンカチをあててジワジワ脱ぎ着。
    ニットは妙な脱ぎ方をすると伸びるのにー。

    で、撮影後も、血が気になるので
    この寒い中、カーディガンの片袖を通せず
    半袖Tシャツで待合室で、ひとり挙手。

    いや、出血部分は心臓より上に、という原則に基づいてだが
    端からは、かなり不気味なヤツに見られたわ!!!

    というか、さすがの私も、想像以上の出血にはクラクラくるんだよ!
    何かもうグッタリだぜ。
    ああ・・・採血はレントゲンの後にしてほしかった・・・・・。

    いつもはひとりでパニックを起こして騒いでいるが
    今回は強力な仲間がいたので、より一層の惨状になり
    二次災害の悲惨さを垣間見た。

    いやあ、自分以上にパニくってるヤツを見たのは久々だったー。

  • 顔のけいれん

    右目の下が、ピクピクとけいれんするようになり
    ひどい時には、一日中ピクピクして、しまいにゃ痛くなってくる。

    この症状で思い浮かぶ病名といったら

    ・顔面けいれん = 神経性
    ・顔面マヒ = 神経性
    ・ヘルペス = ウィルス感染 o r 神経性
      (注: 全部思い込み)

    うーん、私なんか悩みでもあるんだろうか?

    こうやって書くと、アホウみたいに聞こえるが、真面目な疑問である。
    どうも私は、ストレスに気付かず
    体に変調を来たす習性があるようで、これは結構、切実な問題なのだ。

    ま、毎度の事だが、考えてストレスの所在がわかるぐらいなら
    最初から気付いてるというもんだ。

    でも、一応調べてみるか。
    と、ネットで検索をしたら
    何たら (忘れた) という病気があって
    それは脳の血管が詰まって、顔の神経を圧迫して
    顔のけいれんを起こすらしい。

    これだったら やべえ!

    私の血液は、すげえ薄い赤で、サラサラで
    とても詰まりそうにないんだが、実は薄赤色の汚れかも知れん。
    というか、血管が蜘蛛の糸のように細い恐れもある。

    やべえ、超やべえ!

    と、若者ぶって気を紛らわせつつ、いつもの病院に走った。

    これって、よくあると思うんだが
    たとえば、電化製品の調子が悪いので
    修理屋さんを呼んだ時に限って、真っ当に動きやがる罠。

    これと同じで、ほぼ連日けいれんしていたのに
    その日もけいれんしてたのに、病院に行った途端止まってしまった。
    ああああーーーーー、証拠消滅ーーーーー!

    帰ろうかとも思ったが、一応受診。

    私 「ここがけいれんして、痛いんですが・・・。」
    医 「ああ、それは目の疲れですねえ。」
    私 「脳の血管が詰まってたりとか・・・。」
    医 「それはないです!」
    私 「絶対ないですか?」
    医 「ないです。 安心していいです。」
    私 「じゃあ、精神的なものの可能性とかは?」
    医 「それもないです!」

    何か、やたら力強くキッパリと否定されたので
    どうしてそこまで断言できるのかと、不思議だったが
    とりあえず、目薬を貰って帰った。

    凄え! 凄えよ!
    言われた通りに目薬をさしていたら、3日で治った!
    主治医、2度目のグッジョブ!!!

    何科かもわからん、どうもいい加減っぽい医者だと思っていたんだが
    やっぱり1年も通院していたから、理解してくれてるんだなあ。

    よく、自己判断で貰った薬を加減したり
    ちょっと症状が改善したから、と通院を止めたりする患者がいるが
    私は真面目なので、担当医の言われた通りにキチンと治療する。
    その優良な患者ぶりが幸いしているのかも知れん。

    (肝臓という意外な部分に、わけのわからん支障が出たんで
     ビビって、より一層、生真面目に通院しているのもある。)

    とにかく、“目の疲れ” という事に搾って原因を究明したら
    どうやら私の目は、紫外線に弱くなっているらしい。

    帰省の飛行機の中で、ウキウキと窓から雲の海を眺めていたら
    急に目が痛くなって、どうしたんだ? と、慌てたし
    部屋の模様替えをして、窓に向かって座るようにしたら
    目がすごく疲れるようになって、一日カーテンを閉める
    陰気くさい生活状況になってしまったし
    外出で一歩外に出た途端、目が痛くなるので
    最近は、UVカットサングラスが手放せなくなったし。

    ・・・てか、ここまで状況証拠が揃っているのに
    何故、さっさと気付かないのか、一体どこまで鈍感なのか
    ほんと自分の感覚が信用できんわ。

    皆、目回りがけいれんしたら、目の疲れを疑うんだぞ。
    でも病気の場合もあるから、一応病院には行った方がいいかも。

    ところで、06年8月9日に書いた “下痢!” で
    「暑くなると、どうしても胃が疲れて下痢をする」
    と、結論付けたけど、その後様子を見て
    「エアコンで快適な温度にした部屋に
     一日いる場合は下痢をしない」 という事が判明した。

    熱気ムンムンの場所と、冷房の利いた部屋を行き来などの
    短時間での気温の激しい上下が、体の負担になるのか
    それとも、暑い事自体が胃の負担で
    エアコンは体に悪いと言われてるけど、胃にとってはラクなのか
    の、どっちかだと思うんだ。

    それ以来、暑いとこはとことん避けられる状態で
    スタバのフラペチーノを飲んでいるが、下痢にはなってない。

    「あっついから冷たい物がほしいー」 が、一番悪いみたいだぞ。

  • 下痢!

    ものすげえストレートに、えげつないタイトルだが
    この話は、我々素人にはむっちゃ役に立つぞ!

    相変わらず通院しているのだが
    肝臓が弱っているための通院治療なのに、担当医は
    肝臓は “か” の字も出さんと、投薬のみで放置。

    その代わりに、やたら腸、腸、と気にしてくれる。
    毎回、触診するし、もしや腸も悪いんか? と、不安になる。

    聞いてみたら、「いえ、腸の動きはとてもいいですよー」
    じゃ、何で? と、突っ込みたかったが
    医者との会話って、出会い系なみのポイント制なんだもん。
    長期通院だから、費用もバカにならんのよ。

    ま、医療点数稼ぎだろう、と、見て見ぬフリ。
    腸もそんなに安定してる方じゃないから
    プロに管理してもらってるんなら、安心だしな。

    と、優良患者ぶって、また診察に行った。
    「腸の調子はどうですか?」
    ・・・ひとこと目がこれで、いつも萎えるが
    今回は調子が悪いので、オッケー。

    「暑くなると、すぐおなかを壊すんです。
     食事量や水分量は、季節でそんなに変化はないのに
     どうしてでしょうか?」

    「ああ、それはですね、胃は気温の変化に敏感なんです。
     暑くなると、胃がどうしても弱るんですね。
     そこに冷たい物を入れると、消化不良を起こすんですよ。
     もちろん、腸に原因がある場合もありますが
     夏場の下痢は、腸ではなく胃が原因なんですよ。」

    ななななな何ですと??????

    目からウロコだった。
    腸ではなく、胃だったんか!!!

    そういや、王監督が胃の摘出手術をした時に
    どっかの医者が、説明をしていた。

    「栄養は小腸で吸収され、水分は大腸で吸収されるんです。
     胃はそれらを消化して、吸収されやすい状態にする役割りで
     乱暴に言えば、なくても大丈夫なんですよ。」

    という事は、胃が仕事をしないで、そのまま飲食物を腸に送った場合
    「ふざけんなよ、おめえ
     こんな固形物、俺らじゃ処理しきれねえよ」
    と、流してしまうんだな。

    なるほどー、胃かあ。

    「夏は必ず、胃が弱っていると見なして
     消化が良くて、ぬるい物を摂取するように」
    と、担当医が言っていた。

    体が温度的にしんどい事をすると、余計に胃も弱るんで
    そういう意味で、熱い物もダメだとさ。

    うーん、マイ担当医、久々にグッジョブ!
    とりあえず、スターバックスのフラペチーノはやめとくよー。