カテゴリー: 歴史

  • 祝・紀子様ご懐妊

    やったな、宮内庁グッジョブ!
    皇室典範改正を強行されそうだったからピキピキしてたよ。
    産まれるのは男子だろうから、これで当分は安泰だ。
    (紀子様なら男子が産まれるまで頑張ってくれるだろうが)

    実は私は皇室にさほど興味はない。
    国体維持の機関だと認識しているだけだ。
    だが、この祝・ご懐妊を記念して、ちったあ勉強しようと検索してみた。

    自分の無知さに驚いたよ。
    これは今回に限った事じゃないが、そりゃあ驚いた。

      注:最初に断っておくが、私のことだから
        勘違い、忘却、テキトー覚えが多々あるだろう、いや、ある!
        なので、鵜呑みにせずに自分で調べれ。
        あと、敬称、敬語、私の語学力じゃ無理。
        不敬の気持ちはないが、無礼はすまん。

    まず、天皇というのは、神主の総代表みたいなもんなんだな。
    日本全体の神事を執り行うそうな。
    ローマ法王がキリスト教の神の代理人なら
    天皇は八百万の神の代理人なわけだ。

    この解釈は間違いかも知れんが
    権力では、各国の国王や大統領よりローマ法王が上の立場で
    天皇はローマ法王と同等、もしくは上とされるそうな。

    これもドビックリ!
    他国の王族と同列扱いしてたよ、すまん。

    次に、重要な立場なので、主流の皇族に何かあった場合のために
    傍流として、旧宮家が男系を維持して待機しているんだと。

    宮家というのは、戦前は16個あったそうだが
    敗戦後、GHQの命令で昭和天皇の兄弟宮家以外の宮家は
    降下 (皇籍剥奪) させられた。

    が、今の天皇家も6代前から主流になったわけで
    本来の系譜からは、かなり遠い血縁だそうで
    昭和天皇は元の血統の宮家に継承権を戻したがっていたそうだ。

    だから、万が一の時に備えて代わりをおくのは当然で
    今回それが何故いきなり皇室典範改正になるのかわからんと
    有識者は言っているみたいである。

    ちなみに、皇室典範を考える会の有識者たちは
    今上天皇は 「政治家が集めた方々でしょう?」 と仰っている。

    この旧宮家の方々のインタビューもちらっと読んだが
    「私たちは宮家に何かあった場合のため
     男系を維持していますし、そのための教育もされております。」
    と、頼もしい心構えを持っている。

    他の宮家が天皇家について、たとえ話を語っていた。
    「法隆寺が何故あのように敬われる (ここウロ覚え) かというと
     世界最古の現存する木造建築物だからです。
     これを今の時代から見たら、不合理だの時代に合わないなどと
     コンクリートに建て替えたら意味があるでしょうか。」
     
    ほお、なるほど、と感心させられた。
    上手いこと言うなあ。

    他にも色々あったが、何か今思い出せない。
    脳のどこかに入ってるとは思うんだが、探せんので
    後は各自調べるように。 ここ、試験に出るから。 (ベタなギャグで)

    今回のご懐妊騒ぎで私が推理したくなったのは
    今後の浩宮様夫婦の動きである。

    でも、長くなるので明日にする。

    続く。

  • 女性天皇

    日本というのは、島国で独特の歴史文化があるのに
    実は、それを大事にしようという感覚はあまりない。
    新しいものを取り入れる事をちゅうちょしない。
    良く言えば、日本人は世界で最も変化を恐れない民族なのかも知れん。

    欧米諸国の歴史文化に対する尊敬は
    我々日本人が考えてる以上に強い。
    “歴史” という物の重みが、日本人には信じられんぐらいに
    重要視されているのだ。
    世界遺産とか日本じゃ 「ああ、大事にせにゃねー」 ぐらいだが
    現地の住民の財産や生活を侵害しても守る! という意気込みで
    あいつら本気でやっとるぞ。

    この感覚の違いからも、王族の意味の違いがわかる。
    欧米には 「歴史ある名家は歴史ある物を所有する」 という
    考えがある。 歴史ある物とは、美術品や宝石、家具など。
    王族というのは、その国の歴史の重さの象徴である。
    「歴史ある国は、歴史ある家系を排出している」 だ。
    アメリカですら、歴史を重ねるにつれ象徴を必要とし
    もどき王族としてケネディ家を語るほど王族を欲している。

    私はこれを一番に考えて、皇室の存在をとらえている。
    つまり、皇室は国家機関。
    小国のアジア人が欧米とわたりあうのに欠かせない武器と見なす。
    核武装と同じぐらいの威力を持つ武器である。

    日本が敗戦した後に、皇室が残されたのは
    移民の国アメリカでさえ、歴史を潰す罪を恐れたせいである。
    日本は世界最古の万世一系の王族の持ち主なのだ。
    それが日本を欧米の植民地支配から救ったと考える。
    欧米に対して、これ以上の切り札はない。

    上に書いた “世界最古の万世一系” だが
    皇室の歴史は正しくはない。 神の直系でも万世一系でもない。
    だが、それは世界が容認しているのだ。
    これを言い張らずして、どうやって武器の威力を増す?
    もうひとつ、威力絶大なスキルがある。
    それは “世界唯一の途切れていない男系王族”。
    これが今、審議の的になっているが
    上記の考えでいけば、これを途切れさせてはならない。

    男系というのは、Y遺伝子が残っているかで決まるらしい。
    女性にはY遺伝子がないそうだ。
    今、皇位継承者は1位が浩宮殿下、2位が秋篠宮殿下
    3位が三笠宮殿下である。
    浩宮殿下と秋篠宮殿下は、確か6歳しか離れていない。
    この御三方にどう頑張ってもらっても、男系維持は難しい。
    愛子様を天皇にして、宮家から婿を取るしかない。
    これに依存はないが、その後、男子を天皇にしないと
    男系王族のスキルは消えてしまう。
    女性天皇は暫定的処置で、女性に皇位継承権を与えるべきではない。

    私は皇室に人権はないと考えている。
    皇室は特殊機関、皇族の方々を民間人と同じ目線で語る必要はない。
    民間人の人権を皇族に当てはめる意味はない、って意味だ。
    男女平等という民間の考えで継承権を与えてはならない。
    大体、皇室が国家機関でなければ
    この時代にこんな差別階級は必要がないからである。
    極論を言えば、皇室の存在自体、差別のシステムだ。
    しかし、世界の中の日本を考える時、どうしても皇室は必要。
    この皇室を最大の威力を備えて所有しておくのは
    国家政策として当然。

    そもそも国は何故、国民に皇室事情を考える隙を与えたのか?
    国家の最終武器の事は、政府が密かに企んでくれよ!
    陰で体外受精でも体外出産でも何でもして
    とにかく男子誕生の事実を作り上げればいいじゃないか。
    開かれた皇室など必要ない。
    一般人には手の届かない雲上人として敬わせるべきだ。
    国民がひたすら尊敬してこそ、堂々と世界に誇れるのに
    内部事情まで開いたら、イギリスの二の舞になる。
    イギリスは白人だから、あんな王族でもまだ権威を保っていられるが
    アジア人が同じ事をして、世界に同じ権威は保てんぞ。

    皇室を道具としてしか論ぜず、鬼のような事を書いたが
    私の個人的感情としては、皇室に好意を持っている。
    昭和天皇の崩御は泣けた。
    皇室の方々は大変だなあ、と、同情する。
    雅子様が体調を崩すのはよくわかるし
    かばった浩宮様、えらい! と、思う。
    だが、国益を考えると、話はまったく変わるって事だ。

    敬称、敬語に不備があったかも知れないのは
    不敬ではなく無知ゆえであり、深くお詫び申し上げます。