カテゴリー: 単なる日記

  • メールの激しい応酬

    今日はかなり落ち着かない。

    携帯は持ってるくせに、メール使用を設定してない友人が
    「アドレスを持ったー。 メールくれ。」 と、言ってきたのだ。

    こっちはCMで見た “白いカレー” とやらの誘惑に負けて
    作り始めたはいいが、色はクリームシチューなのに
    カレー臭いという、あまりの意外性にドキドキしとる真っ最中。

    とりあえず、こっちはグダグダな状況なので
    「おめえ、何で今までメール設定してなかったんだよ。
     どういうこったい!」
    と、八つ当たりのメールを送っておいた。

    さすが私のダチ。
    きっつい突っ込みはサラリと流して
    「この前ねー」 と、全然関係ない話題を送って寄こす。

    友 「Aが飲んでて電話してきて
       久しぶりにBが帰省したって代わったのよ。
       Bとなんか話題ねえって ><」
       
    私 「飲み会の席から電話される心境がやっとわかったか。

       で、もちろん情報収集に励んだんだろうな?」
      
    友 「Bに興味ないもん。」

    私 「ほおー、Bは切って捨てるわけだな、了解!」

    友 「切ってるわけじゃないよー;;。
       卒業して会ってないし・・・。
       それよりね、Aが再婚するってよ。 しかもフィリピン人らしい。
       あいまいにしか言わないから 『皆に言っていい?』 って
       聞いたら 『4月1日に言え』 って・・・。
       本当だろうか?」
       
    私 「田舎ならありえるんじゃねえの?
       てか、あいまいにしか言わないのなら
       今、バーとかに通ってくどいてる最中なんじゃねえ?
       A的には、脈あり、って事かも。」
       
    友 「じゃ、Aは経過待ちって事で。」

    私 「Bに加えてAも放置、了解!」

    友 「放置じゃないって・・・、あくまで様子見って事で。
       でね、・・・・・・・・・・・」
       

    鍋の異様な白い物体をかき回しつつ
    こいつは一体いつまでメールを続けるつもりなんだ、と思ったが
    何事もやり始めは楽しいもんだし、と、珍しく温かい気持ちになってたが
    メールで打つには、ややこしい内容などを、次々に繰り出してきやがる。

    友 「毛染め、どうしてる?」

    私 「ヘナってインドの粉があってなあ」
       (ああ・・・携帯メールじゃ面倒くせえ・・・)

    友 「へえ、やってみようかなー。
       じゃ、化粧品どうしてる?
       この前○○を勧められたんだけど」
       
    私 「おめえは・・・・・・・・・
       以前、私がそこのを1年使って
       肌がボロボロになったのを忘れたかああああっ!
       おめえも 『やめた方がよくない?』 って言ってたよなあ?」
       
    友 「ところでさ、ローズヒップ石鹸というのを買ったんだけど
       ・・・・・・・・・・・・・・・・」

    ・・・・・・・・・・・もお・・・・・・・・・・
    こいつは、突っ込み流し&話ブッタ切りかよ!

    これ、現在進行中である。

    鍋の火をとめて、寝かせているところで
    カレーは作るのに、むっちゃ時間が掛かるわけで
    つまり、もう5時間ぐらいやりとりしてるぞ?

    おめえ、いい加減に晩飯の買い物にでも行け!

    さて・・・白いカレー、食うのが恐ええええええええええ!

  • 隣家の怪

    隣に空き地がある。
    ある日、その端っこに人が立っていて
    一段下に立っている民家を見ていた。

    その人は、業者みたいな営業マンっぽい男性だった。
    上着が作業服で、下にワイシャツとネクタイ
    スラックスに革靴だったので、そう感じたのだ。

    空き地は、オヤジ、もしくはその息子と思われるヤツが
    時々草刈りに来ている。
    多分、土地の持ち主だと思う。

    そう思う理由は、軽トラで来るのだが、自家用だし
    電動草刈り機を使っているが、段取り手際が悪く
    一日仕事で刈っているので、専門業者には見えないこと。

    でも、軽トラと電動草刈り機を所有しているので、農業従事者だと思う。
    違うなら、他に土地を1~2ヵ所所有しているのではないか。
    1箇所だけ、もしくは何ヵ所も所有しているのなら
    素人なら業者に委託するだろうし、と、勝手に推察している。

    で、その土地に立っていたのは、草刈り親子ではなく
    見知らぬヤツだった。

    そいつが見ていたのは
    その土地の高さに1階の屋根が来る立地の、2階建ての一軒家。
    空き地側は家の裏手にあたり、玄関は反対側にあるつくりで
    割にキレイな和風チックの家である。

    何をしているんだろう? と、思ったが、数日後に気付いた。
    その男性が見ていた家の、1階部分の瓦が割れているのである。

    足跡のように、何枚も割れていて
    それは2階の窓へと続いていた。

    一瞬、あいつが泥棒に入ったのか? と、思ったが
    そんな騒ぎが起きた様子はない。
    窓は普通のサッシだが、何も破損の跡もない。

    瓦の割れの修理を見積もりに来た業者なら納得なんだが
    そいつを見かけた時に、既に瓦が割れていたのなら
    怪訝に思って見ていた私が、こんな目立つ破損に気付かないわけがない。

    こういう謎が大好きな私なので
    どういうことだろう? と、しばらく瓦を見ていたが、ふと気付いた。

    瓦は、窓の下が一番深く割れているのである。
    これは、空き地から窓に行ったのではなく
    窓から瓦の上に飛び降り、屋根を渡って空き地に飛び移ったという事。

    普通の焼き瓦は、素人がヘタに乗ると、すぐ割れる。
    にしても、あれだけ歩く度に割っているなら
    よほどの肥満か、底の固い靴を履いていたんじゃないのか?

    しかし、その家の住人が、それをする理由がわからない。
    その窓は、私が知る限り、一度も開けた事がなく
    しばらくは空き家かと思っていたほどである。

    アンテナ取り付けだの、壁補修だの
    不良息子or娘 (いるとしたらだが) の夜遊び抜け道だの
    あらゆる可能性を考えてみたが
    納得できる答が見つかっていない。

    これは普通に考えて、空き巣だよなあ?
    玄関から入って、2階窓から脱出としか思えない。

    不思議なのは、私がその割れを見つけたのが、1月あたり。
    いまだに瓦はそのまま。
    うちから視認できるだけで23枚割れている。
    小さいヒビなら、もっとあるかも。

    住人は普通に生活しているようだ。
    瓦の割れに気付いてないのか?

    瓦に破損があると、そこから雨露ダダ入りで
    すげえ家が傷むんだぞ。
    ヒビの1本からでも、水分がジワジワと内部に入り込み
    カビたり、柱や壁、家全体を腐らせる。

    建築では、何より、まず一番に重視せねばならんのは
    水をいかにブロックするかという事なのだ。
    水も湿気も家には大敵!!!!!
    だから瓦とトイは、家にとってすんげえ大切な最前線バリアなのだ。

    まさに今、大雨なんで、見ててハラハラしてるぜ・・・。

  • 最近イライラした事

    新品のコロコロを100均で買ってきた。
    それをじゅうたんでコロコロコロコロコロコロコロコロ
    おかしい・・・全然取れねえ・・・と、よく見たら
    一番上のカバーを剥がして使うんじゃねえか、これ。

    何だよ、おめえ、早く言えよ!
    と、コロコロに向けて憎悪を放ったが
    一番ムカつくのは、それに気付かない自分!
    ああ、イライラするーーーーーーーっ!!

    で、気を取り直して再びコロコロコロコロ
    シートを剥がそうと、継ぎ目を探すが・・・ない。
    どこだよーーーーー、と、爪でコリコリさぐりまくり
    やっと、それらしき部分を発見。

    これ、どっち向きに剥がれるんだよ
    ああっ、破れたっ、しかも切り取り線がねえ。

    コロコロは剥がし目が命じゃねえんかよ!
    一枚ロールならカムテープでいいんだぞ?
    おめえ、ちっとは役目を果たせよ
    100円だからって甘えてねえかあ?

    でも一番ムカつくのは、たかが100均の無機物ごときに
    ここまでエキサイトして説教たれる自分。
    何か不幸でもあったんかよ?
    ああ、イライラするーーーーーーっ!!

    民主党の党首交代には、まったく興味がないが
    一応、時事っちゅう事でチェックのために
    管と小沢の演説にチャンネルを合わせた。

    しばらく管の演説を聴いていたが
    国民全員の生活格差をなくして、皆が幸せに、みたいな事を
    具体的政策も言わずに、理想論ばかりを言う。

    アホか! それができるなら世界中でやっとるわ!
    こいつは四国巡礼をしてから、宗教にでも目覚めたんか?
    政治は現実性が命なんだよ!
    理想を語りたいなら、吟遊詩人にでもなっとれや!
    呆れて、途中でネットで化粧品チェックを始めた。

    しばらくネットに熱中してて、ふとTV画面を見ると
    まだ話しとる!!!!!!!

    管寄りのヤツでも、この弁論を聴いたら
    小沢に票を入れるんじゃねえの? と、イライラしたが
    案の定、新党首は小沢になっとった。
    当たり前じゃあっっっ!

    夜、静まり返った闇の中、不気味な音が聞こえてくるようになった。
    チリン・・・チリン・・・
    多分、新しく越して来たヤツが風鈴を下げてる。

    最初に気付いたのは、2月の寒い真っ最中の夜で
    口裂け女が来たかと、激しく動揺したぜ。
    (うちの地方じゃ、鈴の音とともに現れると噂になっていた)

    てか、真冬に風鈴なんか、やめんかあ! 寒々しいわ!
    と、イラッとしたが、昨今の春一番の強風の中
    風鈴もチリチリチリチリ、フル回転である。

    その部屋に火炎瓶を投げ込みたくなる衝動を責められるか?
    あああ、イライラするーーーーーーーーっ!!

    「ダーククロニクル」 で、まだやるべき事が残ってはいるが
    ちょっとラスボスに行ってみようか、と、行ったら
    ついうっかり、倒してしまった。

    クリア後は、おまけダンジョンで遊べるので
    クリアデータと、直前データを残して
    メモリーカードの空きを確保しようと
    ちょろっとセーブデータをいじくったら
    直前データを消してしまったあああああああああっ!!!

    しかも、クリア後は、やり残しのあるダンジョンに入れねえ!
    どーすんだよ、これーーーーーーーーーーーーー
    と、のた打ち回っても、消えたデータは戻らない。
    イライラする・・・っちゅうか、もう放心状態・・・。

    書いてみると、年中イライラしているようだが
    直後にコロッと忘れるので、実に穏やかな生活である。

    だが、一瞬で激昂して、一瞬で忘れる瞬発力にあふれた
    かなり起伏の激しい一日であるのは間違いない。

    私のすべてを受け入れてくれる (八つ当たりオッケーな)
    大型犬を飼いたいーーーーーー。

  • ネットで度々話題に上る関西の神社がある。
    「気持ち悪い」 という理由で、心霊スポットになっているようだ。
    中には 「あそこにはもう神様はいなく、動物霊が入り込んでいる」
    とまで力説するヤツもいて、不思議に思っていた。

    神社というのは、聖域みたいな清々しく荘厳な雰囲気なので
    それに畏怖を感じての 「恐い」 という感覚はわかるのだが
    そういう評価には聞こえないのだ。

    その神社はすげえデカく、観光名所にもなっているし
    行事もしょっちゅうやっていて
    神主たちが神事を行っているので
    そういう場所に悪霊が入り込む余地があるんだろうか?

    私は霊感ゼロなので、心霊スポットも気付かず素通りするようなザッパだが
    君子危うきに近寄らず、という格言を守って
    人がヤバいというような場所には、あえて行く事はしない。

    だが、その神社方面に行く機会があったので
    ちょろっと検証してみた。

    ひと目見て、すぐ謎は解けた。
    神社の敷地内は、すげえ広く森があるのだ。

    木々が生い茂り、鬱蒼としてて
    こりゃ首吊り死体のいっちょもあっても不思議じゃないな、と思わせる。

    大都会の真ん中に、こんな場所があったらビビるかもだが
    「都会人、ヌルいな」 と内心高笑いさせてもらったぜ。

    だって私の生まれ育った場所はもう、住居自体が秘境だったんだぞ。
    村自体が山の一部で、街灯なんかないし
    夜はまさに漆黒の闇で、星がキレイとか言ってらんねえ。
    上を見て歩いてると、どっかに転げ落ちるわい。

    近所の古い神社なんか、直径2mぐらいの杉の木が
    ズオーッズオーッと山全体を覆っていて
    初詣とか、昼も薄暗いその木の間を
    これまた古いボロボロの石段を3百段近く登らされ
    ちょっとした登山もいいとこだった。

    しかも石段の脇にゃ無縁仏っぽい墓石が立ってたりして
    何で新年早々、こんな肝試しみたいな事をせにゃならんのか
    この村は、何かの秘密儀式の舞台じゃねえんかよ、と
    子供心にとても恐かったもんさ。

    そんな呪われた地 (?) で、幼少を過ごさせられた私には
    大都会の森ぐらいは、屁でもねえ。

    とりあえず、何か霊気でもあるんかと探ってみたが
    鈍な私には、そういうのがあったとしても、わかるわけがねえ、と
    途中で気付いて、諦めた。

    てか、行っても私にだけは何もわからん、と
    何で最初から気付かんのやら・・・。
    私のバカアホマヌケ!

  • 兄の不思議

    兄は相変わらず今回もヘンだった。

    まず、門を開けたら庭が草ボウボウで、まるで空き家状態。
    「雑草も植物だ」 という慈愛の念で
    植物伸び放題な楽園になっていた。

    朝になると、庭のテーブルにエサを巻く。
    去年はスズメが5~6羽つつくだけののどかな光景だったが
    今や、ネズミ算式に増えたようで
    直径60cmぐらいの丸テーブルから
    こぼれ落ちそうに、数十羽のスズメがうじゃうじゃたかり
    激しい争奪戦と化していた。

    その混乱を見て、あまりの数の多さにゾッとしている私に
    「夕方も集まってくるんだよな」 と、兄が嘆くので
    「夕方もやりゃいいじゃん」 と、言うと
    「鳥のエサは高いんだぞ!
     わざわざネットで取ってるんだぞ!」 と、怒る。

    ・・・ペットじゃあるまいに、そこまでして何故エサをやる・・・。

    ちなみに、スズメは1羽たりとも、兄になついてはいない。
    ちょっとでも庭に顔を出そうもんなら、全員即座に逃げ惑う。
    何か、ほんとーーーに銭捨てって感じ。

    最近の夜の兄の習慣は、米の選別である。
    テーブルの上にチラシを引き、翌朝炊く米をそこに広げ
    一粒一粒チェックしているのである。

    あまり兄に干渉はすまい、と決意していた私だが
    さすがにそれを延々3時間もやられていたら、不安感が芽生える。
    「何をしているの?」 と、つい聞いてしまった。

    「ネット懸賞で米が当たったんだけど、クズ米が混じっているんだ。
     これをこのまま炊くとベチャッとするからな。」 だと。
    「ほら、こんなに混じっているんだぞ。」 と
    見せてくれたクズ米とやらは、単に半分に欠けていたりする米だった。

    こんなん、私だったら気にもせん。
    というか、ワシワシといでて砕いてる気がするぞ。

    こういう生活の些細な部分を、丁寧に丁寧にこなしていて
    こいつは生きる事がさぞ楽しいだろうな、と
    ちょっと羨ましくなった。

    今回の帰省で、私は大失敗をした。
    洗濯をして乾燥機にかけたが、いまいち乾きが悪いパンツを
    コタツの中に入れて、それを忘れてきてしまったのだ。

    しかも、悲しくなるような防寒デカパン。
    今年の九州は寒いと思ったんだよおおおおおおおーーーーーー!
    あまりにあまりなので、干すのも恥ずかしく
    コタツで隠れて乾かそうとしたのにーーーーーー。

    兄がそれを発見したら何と思うやら・・・・・。

  • 叔母からの電話

    叔母から 「無事に帰った?」 と、電話があった。
    この叔母は親戚一族の中でも、説教の特攻隊長なのだが
    怒る人ほど、こうやって気に掛けてくれる。
    「ありがたい」 以外に言葉が出ない。

    一周忌の会食は、私の説教部屋と化したが
    その説教の一部で、私の格好についても言及された。

    「もっと小奇麗にしなさい」 と、言われ
    高価な喪服を着ていた私は驚き
    「えっ、私、小汚いですか?」 と、ついつい聞き返してしまった。

    よく聞けば、私がノーメイクだった事に対する説教で
    「二十歳すぎたら絶対にお化粧をしなくちゃダメ!」 だそうだ。

    そういうものなんか? と、周囲を見回すと
    皆、化粧はしているが、ノーメイクの私よりきれいな肌の人はいない。
    化粧の意味がないような・・・と、こっから自画自賛に走りたいが
    「お化粧して汚くなっても、しなきゃダメ!」
    と、一体、私の何に対するダメ出しなのか
    勘ぐりたくなるようなお小言をいただいたので
    この状況でどうやって自慢を盛り込むのかが難しいところだ。

    母方一族は、美男美女揃いで
    私は残念すぎる事に、父方似なのだ。

    「美人は年を取ったら衰えが激しいけど
     普通の顔なら維持できるのよ」 と、叔母が言う。
    「こういう子は70歳になっても80歳になっても
     ツルツルの肌なのよねー」 と、従姉妹が言う。

    もう、ほんっと、何を言いたいのか
    それはフォローなんか、罵倒なんか
    美人たちに言われてるから、腹も立たんと納得するが
    遠まわしに何かを言われてるようで
    余計に深読みしてしまうが、それが深読みなのかもわからんぞ!

    シミシワだらけの美人と、ツルピカ肌のブサイクと
    どっちが良いんだろう、と、考えたが
    どっちもどっちのような気がするし
    無理矢理、自賛にチャレンジするも、なんかもう大失敗。

    「すみません、親戚だけの集まりだと思ってナメて来ました。」
    と、非を認めて素直に謝ったというのに
    「ナメちゃダメ!」 と、更にグレードアップして怒られた。

    「口紅もつけないなんて、だらしがない。」
    と言われ、なるほど、これが社会性か、と、わかったので
    次からの集まりは、フルメイクで行こうかとも思うが
    それはそれで激しく突っ込まれそうなので、口紅だけにしとこう。

    フルメイクでの非難単語なんて 「バケモノ」 以外になく
    それを言われた日にゃ、女を捨てたくなるわい。

    そういや、これで思い出した話があるが
    私はメイクにものすごく時間が掛かる。
    決して動作がドンくさくはないと思うんだが
    「どれを使おうか」 とか、悩みつつメイクするせいか
    ゆうに1時間は掛かる。

    迎えに来た友人一同を待たせて、フルメイクをして
    「お待たせー」 と、出ていったら
    「まだ化粧しとらんのか!」 と、怒られ
    その時のショックと言ったら
    1番違いで大当たりを逃した宝くじを手にしたのと同じぐらい
    ひとり虚無感にうちひしがれたもんだ・・・。

    一体何が問題なのかすらわからんが、どうやら
    私は他人の顔だけじゃなく、自分の顔もよく見とらんようだ。
    自分のモンタージュとか、絶対に作れんと断言できる。
    肌はじっくり見てるんだがなあ。

    叔母の電話は、説教&心配だった。
    私がポヤンポヤンしているので、心配でしょうがないらしい。

    「宗教とかやってないでしょうね?」 と、聞かれ
    「宗教も覚せい剤も犯罪も風俗もやってない」 と
    こんなごく普通の事を、何故わざわざ弁明せにゃならんのか。

    「新聞に載るような事はしないでちょうだいよ」 と
    すんげえ念押しをされて、電話を切られた。
    こういう内容で1時間ぐらい電話される私って
    人からどう見られているのか、むちゃ不安になった。

    アホの看板を背負って歩いているんだろうか・・・・・?

  • 帰省のストレス

    帰省がイヤでイヤで、すんげえストレスで体調悪っ。

    今朝方は久しぶりに追いかけられる夢まで見た。
    関西に来て、ほとんど見てなかったのに
    夢ってほんと自分の状態が丸わかりだなあ。

    夢は、ダウンタウンの浜田に追いかけられるという内容。
    「凶暴だとは思っていたけど、マジ凶暴なんだーーー」
    と、ヒイヒイ言いながら逃げたぜ。
    すんげえ恐怖だった。

    途中で警官に助けを求めるも
    「20億あるから2億やる」 の、浜田の言葉に買収されて
    一緒になって追う側に回りやがった。

    そこで、どっかの民家に逃げ込み
    浜田がそこの住人?をくびり殺している間に、2階に逃げる。
    2階の部屋に石油ストーブがあり
    その灯油をバケツに入れ、ドアが開いたら
    点いたストーブの上に落ちるようにセッティングして
    窓から出ようとサッシを開けると、下に軽ワゴンがあった。

    ワゴンの屋根にクッションになるように毛布を落とすも
    地面に落ちてしまい、階段を上る足音は聞こえるし
    綿布団を体に巻き、背中からワゴンの屋根に落ちた。

    一瞬、「ワゴンで逃げるか?」 と、考えたが
    いや、警官が寝返ってるから、車じゃ足が付く、と、走って逃げる。

    道路を走っていると、温泉ホテルみたいな建物が見えた。
    玄関前の観光案内地図を見ると、崖の洞窟を利用しているホテルで
    「あああああああ、ドン詰まりの方向に来ちゃったよーーー」
    と、絶体絶命な気分に陥る。

    これは、上階から敵を突き落とすしか
    助かる道はないんじゃないか、と、焦る。

    ロビーには浴衣姿の客が大勢いて
    宴会がいくつか予約されてるようだ。
    看板を見ると、「歓迎 ○○消防署御一行」 と、記入がある。

    こいつら消防士か?
    警官を敵に回していて、消防署的にはどうなんだろう?

    と、関係性を悩んでいるところで目が覚めた。

    相変わらず、暴力的に逃げてるよなあ、と
    自分を頼もしく思わんでもなかったが、ふと思った。

    果たして、追うヤツが悪者なのか?

    自分のやってる事を思い返すと
    見知らぬ民家になだれ込んで、放火して逃走だぞ。
    たとえ私が被害者だったとしても
    そりゃ、いかんだろうーーーーーーー。
    緊急避難の域を越えてて有罪だわい。

    何か自分がすごい悪党に思えて、ちょっと沈んだが
    よく考えると、夢の中の私って見事な判断力と行動力だよな。
    現実のボーッとしてる私だったら、あんなに慌てて逃げている時に
    発火させるワナを仕掛けるだの
    布団を巻いて飛び降りるだの、絶対に考え付かない気がする。

    もしや、私のどっかに
    とても冷静で的確な人格が眠ってるんかもと、思った。
    自賛したいが、やってる事が何か卑怯っぽいので
    手放しじゃ喜べんのが本音・・・・・。

  • 謹賀新年

    お正月は忙しかった。
    年末の風邪も治り、初詣にも行った。

    ・・・・・・風邪を引いとるヤツが初詣に来るなーーーっ!!

    どこの誰のともわからん風邪菌をうつされて
    関節が痛え痛え。

    おかげで、TVゲームをするしかなく
    「チュウリップ」 も立派にクリアできて
    次のゲームにまで手を出せて、まったく目出度いぜ。

    私が病床でゲームクリアに忙しくしとるというに
    「おめでとうー!」 のメールが来るわ来るわ。
    誰ひとりとして覚えとらんようだが
    私は喪中だ!

    しかも親戚からも年賀状がきた。
    ・・・おめえら、夫婦で葬式に来てただろうがあ!

    ま、そういう風習は一切気にしない私だが
    イビリの良いネタを見逃す私でもない。
    ひとりの漏れもなく丁寧にキイキイ暴れてやったら
    返ってきた反応が見事に全員同じだった。

    「新年早々、絶好調だね」

    おめえら、他に言う事ねえんかい!
    親戚やら中学の友人やらネット友人やら
    バラバラな関係だが、打ち合わせでもしとるんかい!
    どうやら私は、今年も満遍なく相変わらずらしい。

    ところで、ひとつ気付いたんだが
    風邪の時にゲームをすると
    風邪で体が痛いんか、肩凝りで痛いんか、わからんくなるぞ。
    ビデオを観てても、ずっとコタツでフリーズしているので
    これまた体がバキバキになる。
    どうせ体が痛い事には変わりがないので、気にせんが
    治りは明らかに悪い気がする。 (当たり前じゃあ!)

    さて、新年の抱負は・・・・・・ない。
    あっ、あったあった 「肝臓を治す!」
    ああ・・・辛気臭え・・・。

    なんかさ、お酒とか嫌いなんだが
    いざ飲んだらダメだとなると、逆に飲みたくなるのが不思議だ。
    やっちゃダメだと言われると、妙にしたくならんかあ?
    回っている扇風機に指を突っ込むとか
    煮えたぎった油に水を入れるとか
    ダメだダメだと思いつつもウズウズするよなー。

  • メリークリスマス

    クリスマスに私は何をしているか・・・。
    もれなく風邪を引いとるわい。

    リハビリに行ったら、そこのおやじが
    「風邪引いたーーー」 とか、ヘックションやってたんで
    やばいなあ、と思っていたが、案の定うつった・・・。

    で、よせばいいのに、何を考えてるのか美容院にも行く。
    半年以上、髪を切れなくて、イライラしてたが
    とうとうブチッときて、突進したんだな。

    久々に会った美容師のねえちゃんが
    「寝込んでたのに、何でこんなに髪がキレイになってんの?
     ツヤツヤ柔らかくなって、健康になってるから乾かない」
    と、言ってドライヤー片手にイライラしとった。
    これは多分、シャンプーリンスのお陰だ。
    他に何ひとつ健康的な事はしてねえもん。
    硫酸系洗浄成分のシャンプーとノンシリコンのリンスに
    変えただけでこうなるとは・・・。
    あなどれん!!!!!!!
    自然派系のシャンプーリンスは使用感がイマイチで
    うんざりしてたんだが、プロが髪の変化を褒めるんだから
    これは凄いかも。
    案外、エコマニアの 「○○って成分は危険」 とかいう
    ヒステリックな忠告も本当なんかもなあ、と思った出来事だった。

    美容院の帰りに、レンタルビデオ屋さんに行って
    ホラーや心霊ビデオを大量に借りる。
    やっぱクリスマスはオカルトだろうーーー。

    もう、心霊物は、ほんと嘘くせえんだが
    “全力で騙される!” を身上に観るのが鉄則。
    たとえば、霊スポットで霊能者が霊視するやつ、
    「ある事件が原因で霊が出る」 とか言ってても
    その “事件” を決してネットで調べてはいけない。

    ないから!
    ほんと、ないから!

    そういう作りの娯楽ものだという姿勢で観ようね。
    ・・・と、ついググってしもうたアホウが申しております。

    さて、今からゾンビ物を観ようっと。
    やっぱ洋物行事の夜は洋物ホラーだぜ。

  • 冬の楽しみ

    冬というのは、一年中で一番幸せを感じる季節である。
    暖かいというのは、ダイレクトに幸福と結びつく。
    外は寒いのに、家の中はぬくぬく
    これに勝る幸福感があるだろうか。
    あらかじめホットカーペットで暖めておいた布団に
    入った時なんか、もう幸せで幸せで
    興奮して布団の中でグルグル回って眠れない。
    こんな事にここまで幸せを感じるなんて
    私の前世は野ざらしの電柱だったんじゃないだろうか。

    冬の私は、よく窓辺に仁王立ちして外を眺める。
    寒そうに歩く人々を見ながら
    「ぐはは、凍えろ凍えろ、愚民ども」 と
    ひとり恐怖政治ごっこをするのが楽しくてしょうがない。

    これが、自分が外を歩くとなると、それはもう地獄!
    私はドライアイの逆の涙目で
    何故か寒い中を歩くと涙が出てくる。
    これは、まるでシクシク泣きながら歩く女で
    周囲はさぞ恐いものがあるだろう、と思う。
    普通は鼻水とか出らんかあ?
    寒くて辛い上に、恥までかくので割に合わん。

    ところで、窓辺で下界を見ていて気付いた。
    近所の高校生が、よくマラソンをさせられているのだが
    オヤジの女子高生好きもロリの範ちゅうに入らんかあ?

    中には大人っぽい子もいるのだが
    平均的にまだまだガキっぽく見えるんだよな。
    メイクをしたら、また別か
    ああ、だからマンバメイクとか流行ったんかな
    と、何となく納得した。