カテゴリー: 地域

  • ゆるキャラ御三家

    “ゆるキャラ グランプリ” というコンテストが2010年から
    始まっていたのを知っていたか?
     
    「美人コンテストは女性差別だ」 と怒るお方がいらっしゃるので
    私も 「ゆるキャラコンテストは動物差別だ!」 と
    動物を可愛い順に保護している、どこぞの団体に媚を売りたかったが
    ゆるキャラの下地は、生き物だけじゃなかったので
    何をかばえば良いのか、目的を見失ってしまった。
     
    とりあえず美人コンテストは、女性差別ではなくブサイク差別! だと思うぞ。
    おめえらの論調で言うなら、「“女性” でひとくくりにしないでもらいたい!」
    そんで男性も割に、イケメンに限られる項目が多いぞ。
     
    しかも野菜やら名物やら景色やらを元に作られているご当地キャラも
    可愛さのみで、はかられるので
    見た目差別の被害者は、生き物どころか無機物にまで広がってるぞ。
     
    世界中が見た目で判断されているのだから
    そこに不幸や不運はあっても、差別はないわな。
    差別されないものなど存在しないのだから
    逆に言えば、皆、平等に差別されているわけだ。。
     
     
    で、私の考えるゆるキャラ御三家である。
     
    まず、金まみれ第1位 奈良のせんとくん!

     
      
    こいつは平城遷都1300年を記念して
    デザイナーに1千万円か2千万円を払って作らせたら
    “人が集まるところでするな”、という3大タブーの
    政治、宗教、野球 ← 何故かひとつだけショボい項目が
    の、“宗教” 部分に抵触しており
    しかも、奈良 = 鹿 という
    奈良人ウンザリ、宮島イライラ、“鹿” 児島ガックリのステロタイプな感覚で
    (宮島の鹿は、奈良より凶暴らしい)
    仏像の頭にツノなんかくっつけちゃって
    奈良の坊さんが怒る怒る、で一躍話題になったキャラである。
     
    ちなみに、この “平城遷都1300年祭” な
    何かいつもと変わらない雰囲気だったぞ。
    古都の人たちに流れる時間は悠大なんだろうなあ。
     
    このせんとくん、制作費に1千万円か2千万円
    そんで驚く事に、経済効果が200億円 ~ 1兆円だそうだ。
    この振り幅の広さは、あちこちで言われている事が違うんで
    めんどいから、約200億 ~ 1兆円 で良いかと。
    古都は、経理も鷹揚かも知れない。
     
    えーと、1兆円って何億円?
    ・・・・・・・・あ、1万億円ね。
    ごめん、せんとくんの経済効果は、200億 ~ 1000億円。
     
     
    次は、超過勤務No.1 熊本のくまもん!
     
    こいつを最初に見たのは、偶然通りかかったゲーセンの
    クレーンゲームの中に、山盛りの熊のストラップがあって
    気付いた瞬間、カドリードミニオンを思い出したら
    案の定、熊本のゆるキャラであった。
     
    カドリードミニオンとは、旧名くま牧場。
    熊本には熊がいないのに何で “熊本” なんだよ、と思うよな。
    くま牧場にいるからじゃないぞ。
    そんな事で県名が決まるかい!
    て言うか、くま牧場、廃藩置県時から営業しとるのかい。
     
    調べたところによると、県庁所在地が隈本 (くまもと) で
    かの加藤清正が、「隈じゃ男じゃない!」 と
    女性もいる隈本なのに、男らしいという気がする “熊” にした。
     
    と思っていたら、隈の字が畏れ (おそれ) が入ってて
    やっぱり城には畏れはいかんだろう、強そうな熊を
    ・・・どっちもどっちな由来だな・・・。
    とにかく、清正公の感覚ひとつで一生、“熊” 本なんだな。
     
    このくまもん、今ものすごく大活躍。
    ホテルの専用ルームにいたり
     
     
     
     
     
    夕張メロン熊に噛まれたり
     
     
     
    地元では観光客の接待だけじゃなく
    他県に握手会のドサ回りに出掛けたり
    旅行会社のCMに協力したり
    果ては子供たちが横断歩道を渡る時にも、つきそってあげて
    おめえ、実は何体いるんだ? という活躍ぶり。
     
    ちなみに、地元銀行の肥後銀行に口座を持つと
    通帳はくまもんだし、くまもんグッズが貰えるぞ。
     
    肥後銀行、九州以外じゃ東京と大阪の2店舗しかないぞ。
    東京は知らないけど、大阪支店の人はとても親切。
    まさか肥後銀行の人に優しくして貰える日が来るとは思わなかったよー。
    (熊本は地場産業が強く、肥後銀行なんか超エリートコースなので
     少々お強い雰囲気があるんだ)
     
     
    最後、命すら掛けるブラック業務N0.1 滋賀の彦にゃん!
     
     
     
    毎年12月になると、関西ローカルニュースでは
    各地の大掃除の話題になるけど
    その代表格が、奈良の大仏様と彦根城なのだ。
     
    奈良の大仏様も、はしごやロープで引っ張られたりして
    きっとこれは壮絶な押し付け合いがあるんだろうな、と涙するが
    それに勝るのが、彦根城の天守閣から命綱で吊るされて
    モップで瓦を拭いてそうで拭けていない彦にゃん。
     
    当たり前だ!
    胴にロープをつけても、あんな頭部だけデカい着ぐるみだと
    頭部が重くてグルリ1回転地上20m真っ逆さまだろ。
     
    最初に見た時に、あまりの彦にゃんのへっぴり腰に
    観てるこっちが、ヒイイイイイイイイイイッッッ となったぜ。
     
    中の人など入っていないだろうけど
    生命保険に入れない職種だよ、彦にゃん・・・。
     
    ネットで調べてみたけど、彦にゃんがはたきを持って
    天守閣で、おめえ、はたきの意味を知っとるのか、と
    はちくり回したくなるような、ナメた掃除映像しか見つからず
    ええっ? 瓦を拭くの? の、あのニュース映像は
    蜃気楼か何かだったのだろうか?
     
     
    さて、奇しくもキャラ御三家が、私周囲のものだけに限定されたのは
    しょうがないじゃないか!
    一個人に何をそんなに壮大なデータ集めを期待しとるんだ!
    という逆切れで〆させていただくとして
     
    私の次の注目株は、夕張メロン熊である。
     
    多分この、ゆるキャラ乱立の世において
    生き残る事自体が難しくなってきていると思うが
    その歴史の片隅に名を残してほしい、と願っている。
     
    いや、おめえ、どうひいき目に見ても
    中央を張るキャラじゃないと思うぞ。
     
    だが、そこが良い! 嬉しくない言われ方だろうがな。
     
     
     

    評価:

    ブロッコリー


    ¥ 198

    (2012-08-10)

    コメント:惜しい! メーカーが “ブッ殺リー” だったら完璧だったのにーーーっ。 このスリーブカードとやら、くまもんもあったよ。 きっと彦にゃんもせんとくんもあるに違いない。 昭和で言えば、野球カードのようなもんか?

  • 騒音のつらさ

    実は、ここ2年ぐらい、とても辛い。
    露悪趣味とも言えるぐらいに、いらん事までここに書いてきた私が
    それをする事も出来ないぐらいに、苦しんでいる。
     
    だけどリアルでは、「しょうがない」 の言葉ばかり。
    どこにも味方がいない。
    だから私はリアルでもネットでも口をつぐんだんだ。
     
     
    そのぐらい、しんどい騒音問題。
    それを何故、書こうと思ったか。
     
    それは管理人かいねに打ち明けた時に
    その辛さを理解して貰えたからである。
    今じゃないと、もう書けないかも知れない。
     
    騒音問題は、経験のある人じゃないとわからないほど
    他人の生活を、人生を壊すんだ。
    経験したからには、世の中に伝えたい。
     
     
    なお、この記事の内容は、全ての事は明かしていない。
    本筋に影響しないところでは、フェイクも入れている。
    それは私の都合が主だけど、相手のプライバシーもあるからだ。
    私は私の言い分を一方的に書くけど、嘘は書かない。
     
    コメント欄はオープンにしておくけど
    質問疑問には答えられないかも知れない。
    それどころか、返事も出来ないかも知れない。
     
    この記事に関して私が望んでいるのは、同意、同情、
    似たような話、経験談、
    そして騒音問題で私にとって有利な情報のみである。
    他は一切、聞きたくない。
     
     
    近所部屋の子供たちが騒ぐんだ。
    毎日毎日。
     
    私は聴力が弱い。
    普通の人の半分ぐらいしかない。
    でも重低音は振動として体に伝わるんだ。
     
     
    最初は、お互い様だから、と気にしないようにした。
    次に、子供なんだからしょうがない、と思いやった。
     
    だけど、毎日毎日響くんだ。
    ドスーンドスーンと飛び降りる音、タンタンとボールをつく音
    ドッタンドッタンと飛び跳ねる音
    そして一番耐えられない、ドドドドドと走り回る音。
     
    これが毎晩ひどい時には夕方から、短くとも数時間
    ひどい時には、深夜0時近くまで続く。
     
     
    一度出くわした時に、奥さんは
    「子供がいるのでうるさいでしょうけど、すみませんー。」
     
    その、当然といった言い方に
    私は言葉が、いや、声が出せなかった。
    かろうじて、お辞儀だけはしたけど顔がこわばっていたと思う。
     
     
    それから、耳の下が痛くなった。
    病院に行ったら、耳鼻科に行けと言われる。
    歯科に通院中だったんだけど、口も開けられない。
     
    歯科医が言うに、どうやらストレスで歯ぎしりが再発したらしい。
    その後、顎の関節部分まで痛くなり
    耳鼻科に行って、顎関節症と診断される。
     
    口が開けられないので歯の治療も困難になり、物が噛めなくなる。
    その積み重ねで食欲もなくなり、今は食道炎を起こしている。
     
    リラックスが出来ない日々の、続く緊張で
    ひどい肩凝りと頭痛で目の疲れも最大になる。
    眠りも浅くなり、うなされ、頭がモウロウとして考えが鈍ってくる。
     
     
    これらの原因は、すべて近所の騒音によるものだけど
    医師に相談したけど、それを私は証明できないそうだ。
    だから裁判も無理。
    何より、そういう費用もない。
     
    管理人にお願いをしたら、自分で言えと言われる。
    これはマンションの規則だから、管理側の仕事だろ。
    何故、私が規則違反を注意して近所と揉めなきゃいけない?
     
    文書で提出したり、理事会に掛け合ったら
    「子供だしねえ」
    「これから、もっとうるさくなるわよ」
    「文句を言われる側も被害者なんですよ」
    等、まるで2次被害のような目に遭う。
     
     
    管理人がみかねたのか、騒音家に注意してくれた。
    奥さんが 「夜の9時までは自由なんですよね?」 と噛み付いたので
    ご主人に言ったら、改善するよう努力する、と謝ってくれたそうだ。
     
    もう、管理人が動いてくれた事と
    そのご主人の言葉だけでも、救われる想いだったので
    出来る限り、我慢をしようと決心した。
     
    一応、それ以来、気をつけてくれてはいるけど
    しつけが出来ない母親のようである。
    と言うか、母親自体が、ドスドスバタンガタンとうるさいのだ。
     
     
    だけど、少しは静かになったので
    努力しようという気持ちはあるんだな、と自分に言い聞かせて耐えているけど
    1~2ヵ月で徐々にうるさくなり、また元の騒音家族に戻る。
     
    それを数ヶ月我慢して、精神的にもう無理だとなったら管理人に言ってもらう。
    またしばらくは静かになる、この繰り返し。
     
     
    私も近所の家を追い詰めているのかも知れない。
    今までに2度、対策をしてくれたから。
     
    1度目の防音マットか何かでは
    ちょっと音が静かになったけど、地響きは変わらず
    2度目ではかなり静かになったけど、振動はやはり気になる。
     
    この “振動” が問題で、録音機を借りて試してみたけど
    振動は録音されないんだ。
    耳栓も効かない。
     
     
    ここのマンションの防音構造は、かなりしっかりしているんだよ。
    本当に人が住んでるのか? というほど、生活音が聞こえない。
    音がするのは、椅子を倒した、とかの事故の時ぐらい。
    うるさい家は問題の騒音家だけ。
     
    たまに違う近所の中高生の子とオヤジが、ものすごい大喧嘩をし
    その時は、物は投げるわ、床は踏み鳴らすわ、壁は蹴るわ
    ハラハラするほどのバイオレンスなんだけど
    お互いに窓を開けていて、その状態で騒音家と同じぐらいのうるささなんだ。
     
    それで、騒音家の騒ぎがどれだけひどいのかがわかった。
    もしかしたら、トランポリンみたいな室内遊具があるのかもな。
    でも都会では一軒家でも、この一家の騒音はアウトだと思う。
    100坪単位の土地レベルの田舎じゃないと、近所迷惑。
     
     
    注意をして貰った時は、無音になるので
    静かに出来ないわけじゃないんだよな。
    子育ては大変だから、しつけがおろそかになる時もあるよね
    でも、他人の子供のために私が犠牲になるのか・・・。
     
    ある時、騒音家の玄関前で首を吊ろうかとまで思いかけたので
    これはヤバい、と慌てて医師に頼んで、抗うつ剤を処方してもらった。
    それで何とか、しのげた。
     
    今では、ちょっとした物音にも敏感に反応するようになってしまった。
    こういう事は、精神科医にかかるべきだろうけど
    行ける範囲にないし、何より医療費が圧迫してて
    これ以上、通院は増やせない。
     
     
    こういう時に対応できない理由は、いくつもある。
     
    ・ お金がない
    ・ 気力がない
    ・ 理解されないと、自分を否定された気分になるので言えない
    ・ あちこちに相談してダメで、可能性がゼロになるのが恐い
     
    その他、もろもろの事情。
    弁護士の無料相談も、相手次第だから恐い。
    ムリだ、どうしようも出来ない、と言われるのだけは避けたい。
    それを言われたら、私は生きていけない。
     
     
    でもでもだって、じゃなく、出来る範囲で戦ったけど
    他人事で、心無い事を言われる事が多いので
    自分を保つので、精一杯である。
     
    もし騒音家も苦しんでいるのなら、それでどうしようもないのなら
    苦しむ人は、なるべく少ない方が良いので
    自分が出来る限り我慢しよう、と思っている。
     
    なのに、ギャアギャア騒ぎながら外を歩く騒音家の子たちの声を聞くと
    心臓がキューーーーッとなるよ・・・。
     
     
    それでも私がやって行けるのは、ここがあるから。
    私は私の意地で、ここを続けている。
     
    何でもないように振舞って、大丈夫、と自分に言い聞かせる。
    それでも、たまにスサむのが申し訳ない。
     
    時々荒れた事を言ってるかも。
    それは元々の性格の悪さもあるけど
    ここんとこの私は、ちょっと不安定すぎるよな。
    皆、ごめんね。
     
     
    苦しい経験をした分、人の苦しみもわかりたい。
    得るものなく、ただ苦しみたくない。
     
    そうやって、私は皆に救われている。
     
     

    評価:

    橋本 典久

    新曜社


    ¥ 3,990

    (2012-05-25)

    コメント:こういう本のタイトルを見ただけで、胸が苦しくなるんで読めない・・・。 こうなる前に、知識を入れて対策をするべきだと助言するよ。 大丈夫、耐えられる、と過信していたら、気がついたら沈んでしまってたりするから。

  • 地元愛

    この前TVを点けたら、例のケンミンショーをやっていて
    また大阪関連の捏造がないか、と妙な義務感で観たんだが
    結局、私が観た途中からの内容には、大阪コーナーはなかった。
     
    ふと思ったのが、大阪ネタが尽きたら
    今度は埼玉とか千葉などをターゲットにするかも、って事。
    名古屋や福岡などかも知れないぞ。
     
    だからこの番組、観ていて
    ちょっと疲れる事もしばしばあるんだよな。
     
     
    郷土愛は、流浪の民の私には羨ましくもあるんだが
    度が過ぎると、辛いものがある。
     
    何より一番嫌なのは、そこで生まれてよその土地に行った事もないのに
    うちが一番、どこどこはこうこうだから嫌い、と言うヤツである。
     
    旅行に行ってイヤな思いをしたんで嫌い、っていうのは、アリだと思う。
    人の好き嫌いなんて、そんなもんだ。
    料理でも、最初に食ったのが不味かったんで、嫌い扱いする事はよくある。
    もし美味い飯屋で食っていたら、好きになっただろう。
     
    そんなんじゃなくて、よその地に出た事もないのに
    自分のところが一番だ、と断言するのは
    物知らずというか、頭が固すぎるというか
    吟遊詩人の私にとっては、すごく付き合いにくい人種なのだ。
     
    こういうヤツに限って、よそのアラ探しをしてはあざけるので
    話していて、その盲目さに本当にイラ立つ。
    どこの地でも良い部分も悪い部分も、併せ持つものなのに。
     
    一番じゃなくても、てか順位とか関係なしに
    ただ “好き” で良いじゃん。
    何でわざわざ、よそと比べて勝たなければならないんだ?
     
     
    そして私は田舎生まれなんだが、田舎ってそんなに恥じる事か? と
    不思議になる事が、よくある。
    私は田舎は大嫌いなんだが、恥とは思わない。
     
    田舎者だと笑われた事はないが
    てか、多分バカにされた事はあるんだろうけど
    回りくどく言われても、“私” には伝わらないし
    “田舎者” なんて、事実だからまったく気にならない。
    笑われても、へへ、面白いだろ? と逆に同調しちゃうよ。
     
     
    でも日常生活で、田舎だ都会だ一番だ、なんて言ってるヤツなんて
    滅多にいないので、皆、実際にはそんな事を考えて暮らしてはいないと思う。
     
    だからケンミンショーのあのテンションには違和感を感じ
    こういう方向のバラエティって、あんまり良くないんじゃないのかな
    と、不安になってくる。
     
    たかが数十、数百キロの距離で、差別化を図るより
    日本に生まれた事を感謝した方が良くないか?
    満足に食えない国もたくさんあるんだぞ。
     
     
    ・・・ああ、言論思想の自由がある日本だからこそ
    こういうお遊びも出来る、って事なのか!
     
    どうやら私の方が頭が固かったようだ・・・。
     
     
    そんで書いてて気付いたんだが、外国嫌いの日本万歳!の私も
    地元1番のヤツらと、同じ思想じゃないか!!!
     
    私は日本1番なんで、何で日本の中で、と思っていたよ。
    目クソが鼻クソを非難しているようなもんだった・・・。
    本当にすみませんでした。
     
     
    ついでに言い訳を山ほどするけど
    外国人を嫌いだ嫌いだ言うとんのは、政治面だけで
    個人的付き合いに政治は関係ない。
     
    その割り切りをビシッとしとかないと
    どこぞの移民大国のように、俺の常識が世界の常識、と
    あっちこっちで紛争に関わらなくちゃ気が済まなくなるだろ。
    自分は自分、人は人、国は国。
     
    でも日本にいるなら、“日本” を丸ごと大事にしてほしいよ。
    移民制度とかが整備されだしたら
    皆の大切な “地元” も、どうなるかわからんのだぞ。
     
     
    ちなみに私が田舎を嫌いな理由は、買い物好きだからなんだ。
    経済的余裕があるならば、毎日でも心斎橋に通いたい。
     
    でも、老後にお手伝いさんと運転手を常時雇える身分だったら
    海が見える田舎で、ゴールデンレトリーバー (もちろん世話係付き) と
    のんびりと暮らすのも良いな、と思う。
     
    そんな大富豪になっていないのなら
    このまま居心地の良い関西で、気ままに生きていきたいなあ。
     
    東京の便利さと、熊本の正しさも魅力なんだが
    付き合いの気楽さ、気候、自由さは関西が断トツで過ごしやすいんだよな。
     
     
     

    評価:

    帝国書院


    ¥ 2,625

    (2011-12-01)

    コメント:地図は1冊は良いのを持つべき。 そしてそれをトイレに置くんだ。 トイレで地図を見ると便秘が治る! これ、私の実体験。 頭も腸も良くなり、正に一石二鳥。 さあ、下剤代わりに地図をどうぞ。 副作用はウンチクをたれたくなる事だ。 座布団くれ!

  • 田舎者

     田舎者だから親切にしてもらえてラッキー、と
    私のように、おいしいとこだけ享受して
    後は他人事で流せる、という調子の良いヤツ以外には
    “田舎者” というのは、悪口に使われる。
     
    もちろん私自身も悪口でこの言葉を使う。
    おまえが言うな! の第一人者なわけだ。
     
    私は言われても平気さ。
    だって本当にド田舎で生まれ育ったし
    私に向けられて言われる “田舎者” の意味は
    なまりが取れない、とか、道を覚えないとか
    その他、風習の問題ぐらいでしかないからだ。
     
     
    何を持って、“田舎者” と評されるか。
     
    視野が狭いとか頑固とか、そりゃもう色んな意味合いがあるだろうけど
    その全部の根本に鎮座している一番の意味は、これに尽きると思う。
     
    自分と違う多様性を悪だと決め付けて認めない
     
     
    田舎は狭い社会で、人口も少ない。
    この中で円滑にやっていくには、大多数の足並みが揃う必要がある。
    海に毒薬10mlを流してもダメージは少ないけど
    村の井戸に、それを入れられたら即死だからだ。
     
    人口100人の村では、10人荒れ狂ったら戦場になりかねない。
    平和を維持するためには、出来る限りの調和が大切になる。
    田舎で保守を貫くのは、生活の知恵なのである。
     
     
    人口10万人の街で、10人ぐらいドグラがいても
    多くの人は、普段の生活に影響が少ない。
     
    よって、遠目に見ているだけならいいか、と寛容になり
    それを “受け入れられている” と捉えるせいか
    ドグラ濃度も薄まるようで、互いが余計に生きやすくなり
    多種多様が思い思いに混在できる下地が作られていく。
    (“例外” はいつどこにでもある、っちゅう事で。)
     
     
    このように、その地その地で暮らし方が違うわけだが
    “田舎者” が何故発生するか、と言うと
    郷に入っても郷に従えないヤツがいるからである。
     
    “都会人は冷たい” という言い分は
    田舎の気分で都会に行ったヤツのアテの外れを意味する。
    地域によって、“親切” の形は違うのだ。
    それが如実に表われるのが、“距離感”。
     
    街の規模で生き方が違うのを、知らないのはしょうがない。
    これから学んでいけば良いだけだ。
    だが、ここで都会批判をし始めるのが
    “田舎者” の称号の第一歩。
     
    田舎ではつちかった “皆こうだから” の価値観の押し付けに
    従えない者を容赦なく攻撃する。
     
    だが、こうやって都会で田舎者として生き通すヤツは、まだ骨がある。
    (いや、迷惑千万だがな)
     
    自分の故郷に逃げ帰った者は、都会批判を広め
    それを確かめもせずに鵜呑みにした人々によって
    「都会は冷たい」 という都市伝説が決定されるのである。
     
     
    群れから離れた場合に容赦ないのは田舎の方なのにな
    と思う私は、都会が好きなのだが
    よりグローバルな視野を持てた国宝級の今になると
     
    「日本自体が都会じゃねえ?」
     
    という気がするのだ。
    いや、これは日本一番! のひいき目抜きにして。
     
     
    戦後教育の成功により、「外国人全員が日本人より偉い」
    という思想を植えつけられた身として
    憧れの目で外国人を見ているわけだが
    ・・・何か、外国人ってアホウが多くねえ・・・?
     
    1ヵ月のバカンスとか、仕事より家族とか
    優雅で充実した人生をおくっていて、とても羨ましいんだが
    どうも、・・・・・・ 真・ゆとり ・・・・・・・・・・?
     
    もしかして、あの悪名高き “ゆとり教育” は
    日本を外国レベルまで落とすための努力だったんか?
     
    とか、映画やドラマを観て思うんだが
    これは水戸黄門を観て、「日本人って権威主義」 と思うのと
    何ら変わらない早計さかも知れないので、控えよう。
     
     
    見たくないものでも目に飛び込んでくる環境だと
    自分の持っているカードが、全世界共通で使えるものではない
    と、イヤでも実感させられる。
     
    それは、幅広い価値観を認められる柔軟さをもたらすが
    逆に意見を表に出せない自信のなさ、見て見ぬふり
    という欠点にも繋がる。
     
    自分自身の確立と、周囲との兼ね合い
    これが出来れば、天下無敵!
     
     

    評価:

    ブロッコリー


    ¥ 1,680

    (2012-08-08)

    コメント:熊本の人気ゆるキャラ “くまモン” を襲っていた熊、“夕張メロン熊”。 ホラー好きの私の心の琴線に触れて、激しくプッシュ! と言っても、スマホすら持っていない私には、この商品が何に使うものなのかわかってないというオチが。

  • 国名

    私は世界地図を国名まで明確に描ける!
    ただし、南太平洋とカリブ海の島々以外。
     
    と友人に自慢したが、実際に描いてみると
    思い出せない部分が多々あり、えらいな狼少年になってしもうた。
     
    まだ不十分なんかな、とショボくれて帰宅したが意外な事に気付く。
    トイレの中でなら完璧に描けるのだ!
    ただし、南太平洋とカリブ海の島々以外。
     
     
    私はトイレで地図を見る。
    その理由は、便秘解消法 08.9.26 に書いてある。
    これ、本当に効くんで、便秘に悩む人は試してみて欲しい。
     
    長年、地図を見てきたんで、マジで描けるのだ。
    ただし、南太平洋とカリブ海の島々以外。
    何で島々は覚えにくいんだろうな?
     
    トイレでしか地図を見ていないせいか
    トイレでしか地図を思い出せなくなるとは!
    ほんと、人生って奇跡に満ちてるよな。
     
     
    で、アフリカの国々を見ていて思ったんだけど
    “共和国” って付く国って、ロクでもねえ情勢な場合が多いよな。
    とか、暴言を思いつつ、ふと国名を調べてみたら
    アフリカってほとんどの国に “共和国” が付いてるんだよ!
     
    え? ええっ? アフリカ、ごめん!
    でもおめえんとこ、ほとんどの国で割とロクでもねえよな
    独裁だの内戦だの動乱続きで。
     
    とか、更に失言に失言を重ねつつ
    ついでに世界の国々の正式名を調べてみたら
    これまた、ほとんどの国に “共和国” が付いてて
    えええええええええええええっっっ?
     
     
    “共和国” とは英語で、“Republic” と書くようだ。
    アフリカ南部のジンバブエの正式国名は、“ジンバブエ共和国” で
    英語で書くと Republic of Zimbabwe。
     
    “共和国” の意味は、民主主義とどう違うんかよくわからん。
    “国政をトップが決めるんじゃなく政府が決める方式の国” かなあ?
    それなら、世界で一番多い国名は “共和国” で当然だよな。
     
    日本もそうだけど、天皇制なので
    厳然たるトップがいる、と世界的には見なされているわけだ。
    天皇は国の “象徴” という、あいまいな位置づけなので
    イギリスの “君臨すれども統治せず” とも違う。
     
    そこで日本の政治は、“民主主義” と言っているけど
    実際は資本主義の権化だと思う。
     
     
    ちなみに日本の正式国名は、“日本 (ニッポン)。
    英語で書くと、“Japan”。
     
    こういう単純な国名って、意外に少ない。
    インド! とか、ロシア! とか、カナダ! とか。
     
    あ、ごめんpart2。
    調べてみたら、結構あったわ。
     
    でも、“○○国” と付いてる国がほとんどだから
    単純な国名だと逆に、何で? と
    思ってしまうレベルの少なさには違いない。
     
     
    上で出たイギリスの正式国名は
    United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland
    えーと、“グレートブリテンと北アイルランドの王国の連合” かな。
     
    グレートブリテンって、あのイギリスの島の名前らしい。
    んで、“北アイルランド” ってのは
    わかりにくいけど、アイルランド島の北部分も英国領なんだよ。
     
    イギリスとアイルランドは隣同士の島で、昔っから覇権争いをしてきたんだ。
    で、アイルランドの北部分をイギリスが取ったんで
    今でもそれを取り戻そうと、紛争が起きている。
    イギリス国内で爆弾テロを起こす事で有名なIRAは
    Irish Republican Army “アイルランド共和軍”。
     
    この問題、プロテスタントとカトリックという
    宗教の違いによる確執が大きくて
    こういう宗教問題は、日本人の私には
    調べても調べても、あまり頭に入ってこない。
     
     
    あ、隣の国と言えば、驚いたのが韓国。
    北朝鮮は英語で Democratic People’s Republic of Korea
    “朝鮮民主主義人民共和国” だから
    Democratic は “民主主義”、People’s は “人民” であろう。
     
    その名前負けはどうでも良いんだが、問題の韓国。
    英語では、Republic of Korea。
    直訳すると、“朝鮮共和国”。
    “大韓民国” って、えらい大きな風呂敷を広げとるなあ。
     
     
    “合衆国” と付くのは、アメリカだけかと思ったら
    実はもうひとつあって、それは何とメキシコ!
     
    でもアメリカが、United States Of America なのに
    メキシコは、United Mexican States なんだよ。
    ほんっと英語、わかんねえよな。
     
     
    世界にひとつの国名と言ったら
    南米のボリビア多民族国、Plurinational State of Bolivia
    欧州のルクセンブルク大公国、Grand Duchy of Luxembourg
    南太平洋のサモア独立国、Independent State of Samoa
    アフリカ南東にある島のコモロ連合、Union des Comores
     
    そしてリビアの正式国名がものすごい。
    大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国
    英語では Socialist People’s Libyan Arab Great Jamahiriya
     
    “ジャマーヒリーヤ” って何かしら? と思ったら
    カダフィ大佐の中の少年の心が暴れて自作した言葉のようで
    “民衆が支配する共同国” みたいな意味らしい。ة
     
     
    さて、こっからグチグチグチグチ言うけど
    今回の記事は、友人の前でかかなくて良い恥をかいたあげくの
    地図見直しで、日常生活ではどうでも良い事を
    自分で勝手に疑問に思って調べたんで
    得意げにちょっとだけ披露するつもりが
    英語表記の写しに、ものすごく苦労させられ
    しかも国名を丹念に調べて回らねばいけなくなる、という
    自爆テロを起こしたのは、何のためなのかさっぱりわからない!
     
    絶対に写し間違い、国名見落とし、勘違い 等があると思うので
    気付いた人は、優しく指摘してくれないと泣く!
     
     

    評価:

    やのまん


    ¥ 5,424

    (2008-07-18)

    コメント:レビューにあるまじき単語、「これ欲しい!」。 素材はプラスチックらしい。 ちゃんと書いておけアマゾン。 直径15.2cmで2786円のもあり。 何で数字が全部ハンパなんだよ? 15cmの2785円、30cmの5425円は不可能だったのか?

  • アングリーオヤジ

    ACは私にケンカを売ってると思う。
    理由は、挨拶 11.2.10 を読めばわかる。
     
    挨拶とは、ご機嫌伺いなどではなく脅しである!
     
     
    さて、うちのマンションの “ゆかいななかまたち” は
    相変わらず私の挨拶を無視しやがる。
     
    挨拶をすればするほど、友達が減っていっておる。
    ACの言う事が大間違いなのは、これで証明された。
     
    ポポポポーンのCMの代わりに
    「おまえを見てるぞ~」「おまえを見てるぞ~」 と
    ババアたちが、くねり踊りながら
    たき火の周囲をグルグルと回るCMを流してほしい。
     
     挨拶は監視!  by あしゅ
     
     
    うちのマンションの “たのしいなかまたち” の中でも
    最悪なのが、挨拶を無視するどころか
    振り返ってまで睨む、というアングリーオヤジである。
     
    しかもな、1度じゃなく2度3度振り返って睨むんだよ。
    おそらく私の姿が見えなくなるまで。
    私はそんな他人をジロジロ見ないけど
    視野の端っこで何となくわかるじゃん。
     
    一体どこまで憎んでるんだよ?
    何をどうしたら、そこまで知らないヤツを憎めるんだよ?
    て言うか、ちゃんと前を見ながら歩かないと危ないぞ。
     
     
    部屋に入る場面は見た事がないんで
    どこの部屋の人かはわからないけど
    何度も会うので、近所の人であろう。
     
    最初はビックリし、何か悪い事でもしたのか
    うろたえたけど、いい加減慣れたんで
    このオヤジの普通の表情が、この憎悪顔だと思うようにした。
     
     
    ある日マンションへと帰っていたら、後ろを誰かが付いてくる。
    きっと同じマンションの人だな、と思ったけど
    エレベーター前の郵便受けで、郵便チェックをする時に
    その付いてきていた人が、ホールに入って来ないのを
    怪訝に思い、ちょっと用心したんだ。
     
    で、エレベーターに乗り込んだ時に
    チラッと見えたのが、件のアングリーオヤジであった。
     
    あ、あのオヤジ、私を避けてるな、と
    その時、やっと気付いた。
     
    いや、理由は知らんよ。
    あんだけ人をギロッと睨めるんだから
    人見知りってわけでもなさそうだしな。
     
     
    アングリーオヤジが気を抜いて
    エレベーター前へと来た時に見たのは
    満面の笑みでエレベーターの開くボタンを押し続けて
    オヤジを待っていた私の姿であった。
     
     
    こういう事をしちゃいかん、と思うんだ。
    危険な場合もあるからな。
     
    でも私は、いっつも激怒した顔で人を睨むそのオヤジが
    どう反応するか、どうしても見てみたかったんだ。
     
     
    オヤジは意表を突かれたらしく
    慌てて小走りでエレベーターに乗り込んだ。
    「あっ、すいません」 という言葉とともに。
     
    「何階ですか?」(同じ階なのはわかりきっている)
    「お先にどうぞ」(オヤジの方がドアの側に立っている) 
    と、当然なので言う必要もない事を
    さも、親切であるかのように、優しく言ってあげたよ。
    オヤジ、ものすごく動揺しつつ恐縮していた。
     
     
    ここで疑問なのが、その反応を見てわかったんだけど
    オヤジ、普通の人なんだよなあ。
    だったら何で、あんな態度をするんだ?
     
    マジで私、どっかで恨みを買ってるんかな、と悩んだが
    思い当たるフシがない。
    ま、思い当たったなら直すんで
    私には一生わからん事だろうな。
     
     
    アングリーオヤジの行動時間は、大体わかるんで
    偶然を装って、「良い天気ですね」 ぐらい言えるように
    仲良くなってやろうか、とも思ったけど
    世の中、マトモなヤツばかりではないので
    いらん事はすまい、と、待ち伏せをした事も反省した。
     
    好意的にしてしまったので
    私がアングリーオヤジに恋をしている
    と誤解されていたら、どうしよう。
     
     
    はっっっ!!!
    よく会うんで、私をストーカーだと思っていたとか???
     
     
    ・・・どうも、この ↑ 説がしっくりくるよな。
     
    そうか・・・、オヤジにねえ・・・。
    私、そこまで・・・
    いや、言いたくない。 自嘲な言葉など。
     
     
     

    評価:

    Japan Safety


    ¥ 3,450

    コメント:バッテリーは10~12時間持つそうな。 映っているのが実在している生き物なら良いけど・・・、とホラー好きの私は恐がるわけだが、万が一は “ほんとうにあった呪いのビデオ” に投稿したまえ。 採用されたら5万円ぐらい貰えるらしいぞ。(景気によって額が変わる)

  • ぼした祭の記事について

    2006年8月25日に書いた “ぼした祭” という記事は
    私のブログ記事の中でも、異色の反応を保っている。
     
    あの記事での、ぼした祭に関しての私の意見は
    「面白い」 という意見なのだ。
    “面白い”“興味深い” というのは
    私の性格上、最大の賛辞だと言っても差し支えない。
     
    それを 「悪意がある」「バカにしている」 と
    コメントを書かれる。
    違う、誤解だ、と言っても言っても
    そういうコメントも読まんと、怒りをぶつけてくる。
     
    こんなに褒めているのに、何で怒られるんだ?
    まあ、感じ方は人それぞれだからな・・・
    そう思って、私なりに誠意を持って対応してきた。
     
     
    ずっとこういう姿勢で、やってきたのだが
    いい加減、もうほんと何で? と思ったんで
    久しぶりに、記事を読み直してみた。
     
    ・・・確かに、あの記事は
    文章の合間合間に、ゲラゲラ ギャハハ などと入れながら読むと
    バカにしているようで、とても感じが悪い事に気付いた。
     
    いや、どんな文章でもそういう擬音を入れると
    満遍なく感じが悪くなるものであるが
    何の悪気もなく書いた自分の文章だから
    そうでもしないと、悪く取る事が出来なくてな。
     
    ましてやあの文章を書いたのが、この純心で上品なわたくしだと
    知らない人ならば、悪口だと誤解をされる可能性も大いにある。
     
    ・・・・・・・・・・・・・・
    はあ・・・、こういう時にひとりでやるのに限界を感じるんだよな。
    皆、面倒かけてすまないけど
    脳内でいちいち、「どこがやねん!」 とか突っ込みつつ読んでくれ。
     
     
    とにかく、あの文章では誤解されるかも知れない。
    皆、ごめんな。
     
     
    今まで気付かなかったんか、と問われると
    うん、マジでまったく気付かなかったよ。
    と言うか、ああいう言い方が通常状態の私なんだ。
     
    この4年で、読解力がレベルアップしたんか
    仏になりかけてるんか、わからんけど
    自分の荒さに気が付くなど
    随分と穏やかになったもんだ、とシミジミ己の成長を感じるよ。
     
    騒がせたあげくに、自分だけこうやって悦に入って
    おめえ一体どういうつもりだよ? と言いたいだろうけど
    これが私なんだよ、ほんとすいません。
     
     
    で、祭の記事自体を消す事も考えたけど
    そうすると、コメント欄も消滅してしまう。
    記事本文を改訂すると、意味が通じなくなるコメントも出てくる。
     
    あの記事のコメント欄では
    関係者の人やら何人も、きちんとした意見を書いていて
    それによって、祭の尊厳が守られている。
     
    だから、こうやってリンクを貼って
    別記事にしてお詫びをする事にしたのである。
     
    コメント欄のある記事の場合は
    書かれているコメントにも目を通してから
    自分の意見を書くのがマナーだし
    特にあの記事は、コメント欄で進化しているので
    私のくだらん記事より、むしろコメント欄を読んでもらいたい。
     
    それぐらい、色んな人の色んな想いが詰まっているから
    それを削除する事は、私には出来んのだ。
     
     
    改めて注釈しとくけど
    私があの記事を書いたのは、2006年。
    私の知ってるぼした祭は、更にその何十年も昔の話である。
    文章は頭の悪そうなチャラ男風味だが、実は私は老婆なので
    えらい昔の話である事には間違いない。
     
    “藤崎宮秋の大祭” がどんな祭なのかは、私は知らない。
    そっちは見た事がない。
    私が知ってるのは、“ぼした祭” だけである。
     
    あの記事に書かれている事は、私が実際に見聞きした事実である。
    皆の反応を見ると、多分今の祭は昔とはかなり違っているのだろうな。
    と言うか、別物だと思った方が良いのかも知れない。
     
     
    ぼした祭に対しての私のスタンスは、正直に言うと
    あの記事に書いたような事は面白いと思うのだけど
    熊本に住んでいた時は、生活上は迷惑だった。
    しかし、“伝統” をなくしてはいけない、という気持ちもあり
    中々複雑なものがある。
     
    実際に見た祭は強烈だったけど、それは私個人の感情であって
    馬をしばこうがさばこうが、悪い事ではないと思っている。
    祭って残酷な部分もあるし、それも意味がある事だという認識だ。
     
    ここで関係者の人のコメントを読んで
    真面目に取り組んでいるんだな、と単純に感心させられたけど
    それは私が熊本在住ではないので、他人事でいられるから。
     
    あそこまで音も規模も盛大な祭なら、嫌う住人もいてもおかしくない。
    そういう人たちとも共存しつつ
    伝統を守って、発展していけるように願っているよ。
     
    えらいキレイ事で締めてるけど
    他にどうせえと言うんだよ? という話である。
     
     
    念のために繰り返し言っておくが、私は熊本人ではない。
    母方が生粋の熊本人なので、その関係で熊本に住んでいたけど
    あの盆地気候と九州男児が合わなくて、熊本の事は大嫌いである。
     
    だけど熊本を離れて初めて
    熊本の良さというのを冷静に見る事が出来た。
    私にとっての熊本を例えるなら
    “尊敬しているけど同居はしたくない親” みたいな存在なんだ。
     
    熊本も私に住んでもらいたくないだろうから
    お互いの利害が一致した、良い関係だと思わんか?
    押し付けられた関西は、えらいなとばっちりだろうけど。
     
     
    熊本の最大の長所は、規律正しさにあると思う。
    言わば、軍人気質なのだ。
    これが熊本のものすごい個性で、武器だと思う。
     
    単独戦闘タイプの私は、その規律についていけずに落伍したわけだが
    熊本すげえな、と心の底から賞賛しているよ。
    ぜひ、この長所を全国に知ってもらいたい。
     
     
    よって私は、このブログで熊本の記事を数多く書いている。
    (いらん世話をせんでくれ、と言いたいだろうけど)
     
    カテゴリー 地域 にも、熊本の記事がいっぱいある。
    カテゴリー 飲食物 なんか、熊本バンザイ! の記事多数だ。
    寄ったついでに、読んでいってくれ。
     
     
    関連記事: ぼした祭 06.8.25
     
     
    ↓ 熊本の河内にある果物屋さんだ。
      河内みかんは日本一の美味いみかんだ! と断言する。
     
    【送料込み価格】熊本みかん|熊本河内産 おいしい蜜柑  3kg:(通称:塩みかん)

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    ↓  梨も美味い。
     
     梨の田尻園

  • 牛深ポンカン

    兄に河内みかんを送ってくれ、と頼んでいたら
    2月初めに牛深 (うしぶか) ポンカンを送ってきた。
     
    へ? と思ったけど、ありがとうの電話をすると、兄の言い訳が
    近所の八百屋 (はあ・・・) に、河内みかんを買いに行ったところ
    5kgのは送料より安かったんだと。
     
    みかんを10kgも食えないだろうし
    現物より送料の方が高いのが、どうしても許せないので
    もっと上等のが出るまで待とう、と思って
    翌週その八百屋を覗いてみたら、みかんがない。
     
    店員さんに訊くと、河内みかんはもう時期を越した、と。
    で、ポンカンならありますよ、と。
    私はポンカン好きなんで、10kgのなら送料より高いし
    誰かに分けれ、これを逃すともう後がない、という事だそうだ。
     
    とにかくお礼を言って、ポンカンを食ったら
    ものすごくイラッときた。
     
    牛深ポンカンよ、おめえもか!!!!!
     
     
    日頃お世話になっている友人知人に、それをお裾分けした。
    みかんは好きだけどポンカンは・・・、と言う人もいたが
    「甘いみかんが好きなら、お勧めだよ。」 と言うと
    とりあえず食ってくれた。
     
    と言うのも、私のお勧めには信頼を持たれているのだ。
    自分の好みと万人受けが違う自覚があるので
    「私は好みだけど、お勧めはしない」 と言うから
    その私が素直に勧めるのは、全部当たりなのだそうだ。
     
     
    さて、牛深ポンカンを食った人は必ず問う。
    「これ、いくら?」
    「10kgで2000円」 と答えると、絶句される。
     
    河内みかんの時もそうだったが
    「何でこんな美味しいのが宣伝されてないの?」 と問い詰められるのだ。
     
    熊本の人はいつもこれを食ってるので、これが普通で
    そんな特別な物だとは気付いていないんじゃないか? 私の予想だけど。
    と答えている。
     
    「・・・悔しい・・・。」 と言う人もいて、何かと思ったら
    「うちらが今まで美味い美味いと食ってたみかんは何だったのか!」
    と、怒っていた。
     
    決して威張って渡したわけじゃないし
    あげて美味かったのに怒られるのは、通常の感覚なら解せないだろうけど
    私にはその気持ちが、ある意味よくわかるので
    「ごめんね、南国は果物が美味いんだよ。
     関西は美味い食い物がたくさんあるじゃん、ひとつぐらい許してよ。」
    と、謝っておいた。
     
    河内みかんよ、牛深ポンカンよ、これは最高の賛辞じゃないか?
     
     
    熊本の人、関西のスーパーの人、見てたらどうか考えてくれ!
    熊本の河内みかん、植木スイカ、牛深ポンカン、日本一なんだよ!!!
     
    関西のスーパーで見かけた熊本の野菜果物は
    熊本きゅうり、熊本トマト、熊本スイカ、熊本みかん。
     
    きゅうりは普通なんで、あったら愛でなるべく買うようにしている。
    トマトは買わない。 正直言って不味い。
    野菜はどうしても東の高地に負ける。
     
     
    熊本は馬刺しをプッシュしてるが、確かに美味いが
    真に絶品なのはフルーツなんだよ!!!!!
     
    熊本スイカは、少々高値でもすぐ売り切れている。
    でも熊本みかんは、他産より100円高しかも少量なのに
    買って食ってたら、そんなに美味しくなかった。
    何をやってるんだよ、河内みかんーーーーー
    普通ので美味いのに、何でそれを持ってこないんだよ?
     
    ネットで河内みかんを検索してみたら “幻の” とかで売ってるし
    確かに幻っぽく無名なんだけど、微妙に高級なのばっかりだし
    そんな商売してんなよ。
     
    河内みかん、普通ので日本一なんだよ。
    宮崎のマンゴーみたいに、超高級品な売り方をしてちゃダメだ。
    そのままで今のままで、日本国民に広く愛される逸品なんだよ!
     
     
    熊本、意外な事にイチゴも美味かったんだと、わかった。
    関西に来て食ったイチゴ、どれもそれほどじゃないんだ。
     
    熊本で何気なく食ってたものが、実は美味い部類だったと
    よそに出て、始めて気付いたよ。
    熊本は普通のフルーツのアピールに、もっと力を入れるべきだ。
     
     
    私は関西に来てから、フルーツを買わなくなったよ・・・。
    こっちのスーパーで買うフルーツ、あまり美味しくないんだ。
    買ってまで食おうとは思えないんだよ。
     
    河内みかんとかは兄に頼めるけど、イチゴなどはさすがに頼めない。
    その河内みかんも、兄がいなくなったらどうするべきやら。
    兄なら、「わあい、ありがとうーーー!」 で済むけど
    親戚に頼んだら、お礼が必要だろ。
    5kg1000円弱の河内みかんに、お礼を3~5千円しなきゃならねえ。
     
     
    熊本、頼む!
    河内みかん、植木スイカ、牛深ポンカン、イチゴ
    熊本県民が普通に食ってる普通の値段の物を、日本中に浸透させてくれ。
     
    熊本産のこれらのフルーツは、日本一だ!!!!!
    もしかして、他のフルーツも熊本で作れば凄いかも知れん。
    県の振興にも、ものすごく貢献するはずだ。
     
    ほんと、私欲が中心ですまんが、それだけじゃなく
    熊本のためにもなるんで頼む!
     
     
    ↓ 熊本の果物のネットショップ
     
     まぼろしの果実.comヤフー店

  • 座布団

    ここで以前に書いたケンミンショーが、またやってくれた。
    年末に掃除をしつつ、何となくTVを点けていたのだが
    ふと気付くと、ケンミンショーの再放送をやっていた。
     
    どうも正月に放送をしたやつの再放送みたいなので
    約1年前の番組という事になり、やたら古い情報なのだが
    そこでも恒例の大阪コーナーをやっている。
     
     
    トランプゲームで、“ダウト” というのがあるだろ。
    何人かで手持ちのカードから、中央に伏せて置いていくのだが
    それをエースから順番に置いていくのだ。
     
    一人目が1を置いたら、2人目は2を置く。
    一応、「1」「2」 と自己申告をしなきゃならないのだが
    カードは伏せているから、本当にその数字を置いているかは怪しい。
    手持ちにそんなに都合の良いカードが揃っているとも言えんしな。
     
    そんで他のヤツが、そりゃウソだ、と判断したら
    「ダウト (それはウソだろ)」 と、言う。
    指摘通り間違った数字だったら
    ダウトされたヤツが、場のカードを全部引き取らなければならない。
    逆に数字が正しかったら、場のカードはダウト指摘したヤツが引き取る。
     
    こういうトランプゲームなのだが
    各々の想像通り、私はこの手の遊びがとてもヘタで嫌いなのだが
    この “ダウト”、大阪では “座布団” と言うのだそうだ。
     
     
    番組では、道行く大阪の人々にインタビューをしていて
    皆 「えー、“座布団” やろ。」「ダウト? 何それ」
    「“座布団” と言わないと、遊ぶ気ぃせえへん。」 などと答えている。
     
    加えてご丁寧に、道端で大阪人と他地方人でダウトをさせ
    大阪人が 「座布団!」 とコールすると
    他地方人が、「え?」「何?それ」 と笑うシーンまで撮っていた。
     
    そんで学者か何かの人が分析していて
    「どうも大阪人は、“ダウト” を “座布団” と
     聞き間違えたのが最初のようですね。」 とか言っていた。
     
    番組のゲストとして来ていた大阪出身の芸能人も
    「“座布団” が本当ですよ!」 と言い張り
    兵庫や京都や奈良の、周辺地域出身の芸能人も
    「うちでも “座布団” と言う!」 と同調していた。
     
     
    関西人はそれで他地方人たちに、良い笑いものにされていて
    私も ええーーーーーっ? と、ついつい笑ってしまったが
    いや、待て待て、なんせ “ケンミンショー” だし
    と、念のため、関西人に訊いてみた。
     
    「関西では “ダウト” の事を、“座布団” って言うんだって?」
     
    関西人はこの問いに、おめえは何を言うとんのじゃ? という表情で
    「何? そんなん聞いた事もないわ。
     ダウトはダウトやで。 座布団って何?」 と答えた。
     
    そこでケンミンショーの内容を教えたら
    “座布団” なんて言う人は見た事も聞いた事もない、と言う。
    じゃ、言わないのか? と、念押ししたら
    「当たり前やろ! ダウトを座布団なんて言うとったら
     そりゃバカにされるに決まっとるがな!!!」(注: 関西弁、当社比)
    と、もんのすげえ怒りだした。
     
    相手が本気で怒っているというのに
    そのセリフが私のツボにはまってしまい、耐えられずに大爆笑してしまった。
     
    あまりに私が、腹を抱えて大笑いするので
    怒っていた関西人も、「何がそんなにおかしいの?」 とか言いながら
    つられて笑ってしまっていて、それを見て何となく思った。
     
     
    ケンミンショーでの大阪コーナーに出る関西人は
    仕込みじゃなければ、“ネタ” として合わせてやっているんじゃないか?
    面白がってくれれば、笑ってくれればいいや、みたいな善意で。
     
    あのコーナーは私からしたら
    観て、関西人に確認して、ウソ大げさまぎらわしい とわかる度に
    何でそんな事を捏造するんだか、悪意としか思えず腹が立つんだが
    インタビューされてる通りすがりの大阪人たちは
    軽いノリのサービス精神でやってるのかも知れない。
     
     
    そりゃ笑いは笑いだけど、バカにされる系の笑いは良くないと思う。
    他の地域に妙な風に誤解されてたら、後々困った事になるかも知れんし。
     
    一応、私が目にした関西関連の捏造話は
    調べた後に、ここで訂正、擁護のいらん世話をするけど
    関西人、ムチャノリもほどほどにしてくれよ?
     
     
    今回の件については、私周囲の結論として
    ダウトを座布団と言うのは、大阪で一般的ではないようだ。
    ごく一部の地域の人は言ってるかも知れないけど
    番組でやってたような、“大阪の常識” ではないらしい。

  • 兄と水

    てか、水話題、前にも書いた気がして
    何度も同じ話をするトンチキババアではあるんだが
    今日は怒りにあふれているので、ボケてるわけではなーい!

    いつだったか、多分ここ1~2ヶ月以内の事だったと思うが
    熊本市の水は全部、井戸水を使っている、とTVで観た。
    (地下水、って意味かも知れんが、“井戸水” って言ってた。)

    熊本住み時代に、私はミネラルウォーターを1度も買った事がなかった。
    水道水が何の支障もなく飲めるからだ。
    それでも世間は、ミネラルウォーターの時代なんで
    一応ヤカンで沸騰させた水を飲んでいた。
    炊飯とか料理に使う水は、堂々の生水である。

    正直、ミネラルウォーターがある意味がわからなかった。
    もちろん熊本でも売られているんだ。

    ミネラルウォーターっちゅうのは、特別な栄養が入った水で
    皆サプリとして飲んでいるのかな、と思っていたんだ。
    すまん、これほどのアホウで、ほんとすいません。

    兄が熊本に帰ってきて以降、実家ではミネラルウォーター常備になった。
    色んな場所の、天然水だかミネラルウォーターだが知らんが
    あっちゃこっちゃの水を、あれこれ取り寄せている。

    それは兄の自由なんで良いんだけど
    私に利き酒ならぬ利き水をさせるんだよ、いちいち。
    水道水とミネラルウォーターを飲み比べさせるんだよ、いちいち。

    その度に、ソムリエ並の表現をせにゃ不機嫌になる兄に気を遣って
    もんのすげーーーーーーーーーー、頭をひねりにひねったもんだ。

    このブログを読んでるヤツなら、私の苦労がわかると思う。
    私って、感性が鈍く、言葉の種類も少なく、表現にも乏しいだろ。
    ああっ、いいから! 自覚してるんで慰めはいらんから。
    でも年寄りはそう言いながら、流されると怒り出すがな!

    私の構われたい願望はどうでも良い。
    話を正道に戻すと、この利き水、ほんと大変なんだよ。
    いや、水に限らず、食い物の評価って私にとっては無理難題なんだ。
    それを兄は、何の嫌がらせなんか、更生させようとしとんのか
    私にえれえ望むんだ。

    大体水ってさ、味をそんなに多彩に表現できるかあ?
    て言うか、ワインだって、ちょい甘ちょい辛普通 以外に
    どう言えっちゅうんじゃあ!
    (私的には酸味があまり好きじゃないので、ワインは嫌いなんだが、
     「酸っぱい」 などと言うと、ソムリエがすっ飛んできて
     兄曰くの “面白い” 事になるらしいので
     死んでも 「酸っぱい」 とは言えない。)

    つーか、東京に何年も住んでいた時も、平気で水道水を飲んでいたので
    そんな私に水を語る資格はない、と自分でも思うんだが
    この、キーを打つのもめんどくせえミネラルウォーター、
    ほとんどが、熊本の水道水と何ら変わらなかったぞ?

    それを誰にも言えずにいたが、一度だけ某どこぞのガンも治る水が
    あまりにも熊本の水道水に激似だったんで、我慢できずに言っちゃったが
    熊本市の水道水が井戸水だとTVで観て

    そら見た事かーーーーーっっっ!!!

    と、もんのすげえ自分の味覚に自信を持ったぜ。
    さすが私! 凄え! 駄菓子で鍛えた舌はただ者じゃなかった!

    1本2リットルだっけ? 最低100円以上するだろ
    何でそんなんに、そんな金を出さにゃいかんのだよ?
    しかも天下の熊本でだぞ?
    もう、アホかバカか贅沢ぬかすんじゃねえ、と3日3晩説教したいね!

    最初に、ちょい前にTVで観た、と書いたが
    何故、今頃になって激怒しとんのか、と言うと
    来週末に法事で帰省せにゃならんのだ。

    その打ち合わせの電話で、兄がえれえ渋ってなあ。
    どうやら私の寝る部屋がないらしい。

    いないヤツの部屋が物置になるのは、自然の摂理でしょうがない。
    だけど6LDKで寝る部屋がない、ってどういう事だよ?
    しかも納戸が2部屋あるんだぞ、押入れなんか9畳分あるんだぞ?
    外にも100人乗っても大丈夫な物置が大小4個あるんだぞ?

    うちの実家、マジでゴミ屋敷になってるんかよ!!!!!!!

    で、私の部屋には、何とミネラルウォーターの箱が山積みなんだと。
    熊本で水をそこまで通販してんじゃねえ!!!!!!!!!

    私だって、この財政圧迫の中、飛行機代払ってまで帰りたくねえよ。
    早い予約で割り引かれても、往復3万ちょい掛かるんだよ。

    新幹線? ああーーー? 誰に言っとんのじゃ?
    何時間もジッと座っとられるかい!
    腹ん中にギョウ虫がいるんじゃないか、と思うほど
    落ち着きがないんだよ、私は!

    (痩せてるのは寄生虫のせいか、と虫下し薬を飲んだ事まである。
     もちろん薬剤師には止められた。
     結果、痩せも落ち着きも何の変化もなし。
     正当な虫はいないようだが
     これで脳みそにウジが湧いてる確率が、益々高くなった事は確かだ。)

    だけど実家に置いてある荷物を、ちょっとでも持って来たいんだ。
    「買えば良いやー」 と、思って置いてきてたんだけど
    貧乏で、とても買えない事に気付いてな。

    結局は己の欲で怒ってるんだが
    帰る場所がない、ってのも、ほんと悲しいぞ。
    それにも増して、実家がゴミ屋敷なのは、もっと辛いぞ。

    ああ・・・帰るのが怖い・・・・・。