カテゴリー: TV・映画・本・DVD

  • ドラマのチラ観

    風邪を引いた。
    いるよな、休み明けに具合を悪くして来るヤツ。
    言っとくが、私が風邪を引いたのは、多分金曜日。
    お陰で土日は掃除も出来んと、みっちり寝込んだわい。
    こういう突発的事故があるから、年末の予定進行は油断が出来ん。

    と言う事で、今日は (も) 頭が回らないので
    数ヶ月前の出来事でもダラダラと書く。
    ま、くだらん話の時ほどイキイキしてるんだがな。

    スーパーのレジに並んでいると、真後ろから男性の声がした。
    「そうなんだよー、イーグルさんが辞めちゃってさー!」

    この “イーグルさん” に、聞き覚えがあったので
    脳内記録をうーんうーんと検索して、思い出したのがドラマ。

    チャンネルを替えるのが面倒くさい時ってないか?
    何かしてて今観たい番組がなくて、その後に同じチャンネルで
    観たいのがあるから、ただTVを点けてるだけ、って時。

    その時は確かコスメのパッケージを磨いていたはず。
    どんだけヒマなんだよ? と、罵倒されそうだが
    アイシャドウやらのパッケージってな、すんげえ指紋が付くんだよ。
    YSLの口紅19番なんか、どうやっても私には似合わない血豆色で
    どんだけ流行に踊ってんだよ? といったメイクボックスのこやしで
    10年間放置してたら、指紋跡がサビっぽくなって消えなかったんだぜ。
    コスメ容器はたまに磨かないと、とんでもない汚物になるぞ。

    ダラけているんで、話題がいつも以上に逸れまくってすまんが
    とにかく今思い出すとその時は、10時からのニュース前の
    ダラけチャンネル固定をやってて
    そこで、“イーグルさん” のドラマをチラ観したと思う。

    ドラマの詳しい内容は覚えていないんだけど
    その時に 「今のホストの源氏名は戦闘機みてえだな」 と
    その “イーグルさん” という名前だけが印象に残っていたのだ。

    そして今、そんな微かな記憶を呼び起こさせるヤツが後ろにいる。
    私が化粧品磨きをしつつ、気のない目撃をしてた同時間に
    こいつは同じTVドラマを観てたんかー。
    しかもこの夕方の殺気だったスーパーレジの長蛇の列の中
    友人に電話で報告せにゃならんほど、あのドラマの内容が
    こいつにとっては重要案件になっとるんか。

    そう思ったら、そいつを見たくて見たくてしょうがなくなったけど
    真後ろにいるので、さりげない振り返りは無理。
    レジ進め~レジ進め~と念を送りつつ、ソワソワ好機を待った。

    いよいよ私の番になり、レジ台に向かって立った時に
    何気なくを装って、真後ろの男性の方を見た。

    ・・・・・ものすごい予想の範囲内も内だった・・・・・。
    チャラ男とかいう芸人がいるじゃん、あれをそのまま縮めた形。
    透かし入れ過ぎの盛りロン毛白金髪に日焼け乾燥肌。
    あっ、勝手に妙な期待をしてどうもすいません、と反省したほど
    会話の内容そのままのチャラっぷりで、何の裏切りもなかった。

    しかし彼のカゴの中に入っていたものは、ポテチと箱チョコ2個。
    それを見た瞬間、こいつ偉いじゃん、と思う。

    たとえそれが、一般家庭の奥様方が時間に追われて
    ささくれ立った気持ちで買い物をする夕飯前の混雑時で
    そんな時に、カゴ一杯の食材を抱えてる奥様集団の長い列に
    駄菓子をたった3個持って並ぶ、空気の読めなさであろうと
    コンビニで買うよりスーパーの方が安いと知る堅実さに、心を打たれた。

    よし、そんなおめえがそこまで言うんだから
    私もそのドラマを真面目に観てみるよ、と誓った。

    で、公約通りに観た。
    ドラマって何でああ、物事を厄介な方に混乱する方に
    あえて持っていくんだろうな・・・。

    そうしないと、何の “ドラマ” にもならないんだろうが
    短気な私は、画面に向かっての指導入れまくりでほとほと疲れるんだ。
    怒られるのはイヤだろうけど、怒る側も辛いんだよ?

    どういう律儀さを発揮してるんか、その後も2週観て
    もう良いよね? と、観るのを止めたのに
    最終回も “点けたままチラ観” をしてしまった。

    チャラ男の呪いかと不安に思って、TV欄を確認したら
    その曜日って、観たい番組がない空白の日で
    報道ステーションでも観るか、チャンネルを替えるのめんどい
    となったら、そのドラマを観てしまう罠だったのだ。

    すべての事件は仕組まれている・・・
    と、ミステリー風味な気分になった。
    はいはい、ヒマ人ヒマ人。

  • 求・デスメタル!

    1年中で、一番テンションが上がるのって冬だと思う。

    コタツをついに入れたんだ。
    もう、死ぬまでこっから出たくない! と、激しい欲望にまみれている。

    真冬に外はすんげえ寒いのに、部屋の中で暖房を利かせて
    コタツに入って鍋を突付く時、こんなにヌクヌクで良いんだろうか?
    私、世界中で一番恵まれてねえ? と、やたら気分が高揚する。

    ここんとこの冬は、節約のために暖房を抑えめにしているので
    常に寒く、世界一の幸せ者とは自称できない有り様だけど
    それでも夜布団に入るとヌクヌクで
    ヒャッホーーー!!! と、布団に潜ってグルグル回ったりと
    アホウな事を毎日やってしまう。
    寝る前だというに、こんなに興奮してどうするんだ、って感じで
    お陰で冬は寝付きが悪く、結局不幸? って話である。

    どうも私的には、「寒いのにヌクヌク」 が
    エキサイティング入力のキーワードのようだ。

    しかし基本、私はむっちゃテンションが低い。
    冬は上記のように、わけわからん事でテンションが上がるが
    普段はホラーとか心霊を観て、テンションを上げている。

    何ちゅうイヤなテンションの上げ方だ? っちゅう突っ込みは置いといて
    その他、音楽もテンション上げに有効だろ。
    で、だ。

    ここんとこ好んで聴いてるのが、洋楽盤デスメタルなんだけど
    これが中々現物が入手できんのだ。
    海外物を聴き始めたのが、ここ数年の事で
    更にメタル系に走ってるのは、ここ数ヶ月なんだよ。
    よって、そこらへんの情報がまったくわからん。

    そういう無知な状態で、CD現物買いの賭けは
    ジャンルがジャンルだけに、ちょっと勇気が出ない。

    そこでとりあえずネットでデスメタルで検索して
    見つけたバンド名で視聴できるとこを探して
    いっちょいっちょ視聴して、良さげなバンドをメモって
    そのバンドのアルバムをDLできるとこを探して・・・
    とやっとるが、これがすんげえ手間で、しかも見つからない!

    何? デスメタルって幻属性?

    探し方がドヘタなのは認めるけど、もう疲れたよ・・・。
    洋楽配信してて、ウェブマネーが使えて
    “デスメタル” という項目で視聴・購入できるサイトはないかなあ。

  • 祝・金メダル

    オリンピックとか世界大会とか、観ないようにしている。
    何故かっちゅうと、気のせいかも知れんが
    私が応援していると、必ず負けるからである。

    昨日も鉄板の柔道を観ていたのだが
    日本人選手が不本意な負け方をして、激怒でTVをブチ切ったさ。
    後でニュースで観たら、ママでも金も銅メダルに終っていたので
    私が観ようが観まいが、何の関係もない話になったが。

    何より柔道を観ていて腹が立つのが、他国の選手の服装の乱れである。
    要するに、途中で柔道着をきちんと整えろ! と言いたいのだ。
    柔道がJUDOになってから、レスリング似になり
    本来の柔道の精神が失われているように思える。
    とか柔道をやった事もねえヤツが偉そうな事を書くが、書くのはタダだし。

    柔道は日本のお家芸だったのだが
    もうそういう時代ではないのかも知れない。
    柔の道は、世界に羽ばたいてJUDOと変身したのであろう。

    などとまとめないと、ほんっっっと腹が立ってしょうがねえんだよ!
    だけどその不振の中、必ず金メダルを取るのもさすがである。
    国民が勝手な期待をして、多大な重圧に耐えて
    ほんと大変な苦労があるだろうな、と思う。
    選手の皆様、お疲れ様でした。
    どうもありがとう。

    重圧と言えば、水泳の北島康介選手。
    彼を見るたびに、トイレの男子マークを思い出し
    名前も誰なんだか、 “北島康介山” と間違えていて
    そんだけ余裕のある選手だと思い込み、こっちも余裕に構えていたが
    100m平泳ぎで金メダルを取った時の涙を見て
    どんなに完璧でも安心など微塵もできないんだ、と改めて感じた。

    大丈夫大丈夫と言うので、真に受けていたが
    一体どれだけのプレッシャーがのしかかっていたんやら。
    競泳後のインタビューを見て、もらい泣きをしてしもうたよ。
    昼間っから独居老人がすすり泣くなど
    もし人に見られたら、えれえなドン底人生に思われるじゃねえか。

    北島選手、本当におめでとうございます。

    世界レベルだろうが、一般レベルだろうが
    スポーツだろうが、他の様々な事だろうが
    期待に対するプレッシャーというものは、人生につきものである。

    しかし、たまにプレッシャーを感じないタイプもいて
    そういうヤツは、一体どういう神経なのかと分析すると
    ・ 空気を読めない
    ・ 物事を軽く考えている
    この2つの共通点があるように思える。

    空気を読めないのは、頭が悪いせいなのでしょうがないが
    物事を軽く考えているのは、無責任とはちょっと違って
    まさか自分が期待されているなど、ゆめゆめ思っていないからなのだ。

    こういう感覚の持ち主は、大抵周囲から
    「出来て当たり前」 か、「出来るわけがない」 の
    両極端などっちかの評価をされているので
    ひねくれなければ、自己評価が低く逆に無欲になる。

    それが吉と出るか凶と出るかは、ある程度までは良い線いくが
    高レベルの競い合いになると、余程の天才でもない限り無力となるので
    やはり、一流の選手にプレッシャーを感じる心は必要不可欠なのだろう。

    毎回のオリンピックでは、報道の加熱もあって
    選手たちが苦しそうで気の毒にすら思えるが、いらん世話なのだろう。
    凡人は思い切り応援だけしとけ、って事だな。

  • 結局、ROCK

    何故、人は 「どんな音楽を聴いているの?」 と、問うのか。

    私的には、今まで音楽の趣味が合うヤツがいたためしがないので
    初手から諦めているから、他人がどんな音楽を聴いているのかなど
    まったく関心がない。

    と言うか、音楽の話などしたくもない。
    絶対に私がバカにされる立場に陥るからだYO!!!!!

    でもこれを訊かれた時は、しょうがないので
    手持ちのCDの中で、一番知名度があると思われるバンド名を言う。

    それがセックスピストルズなのだが、実は最近まで
    シド・ヴィシャスがボーカルだと思っていたぐらい
    “ただ、持ってるだけ” のCDである。

    まあ基本的にどのバンドも、曲を聴くだけで
    メンバーの名前や顔など興味がないし、曲名も覚えていないし
    ヘタをするとバンド名もあいまいな事もある。

    果たしてこういう態度で良いのか、時々自分でも不安になるが
    何か支障が出た時に考える事にしないと
    人格に問題アリのタイプは、反省もキリがねえしな。

    では、本当は何を聴いているのかというと
    バカだと認定されそうで、リアルでは絶対に公言できない程なので
    カミングアウト前にちょっと、いや、かなりの言い訳をさせてくれ。

    昔の日本のインディーズには、好みのバンドが多かった。
    しかしロックバンドは年を取ってくると、パワーが落ちる。
    バラードとかに逃げるのだ。
    てか、それ以前に消えていくバンドの方が多いが・・・。

    そこで新しいバンドを発掘しようとするが
    こっちも年を取るにつれ人生経験も上積みされて、スレてきているので
    夢と希望に溢れた歌詞だと、とてつもなく生ヌルく感じる。

    ♪おまえを一生守る♪ など、歌われても
    隣で無職の旦那が、屁をこきながら競馬新聞を読んでいるし
    ♪私たちが世界を変えなきゃ♪ とか言われても
    携帯で 「ぅそ~、まじぁりぇねぇって~」 しか喋らない
    つけまつげとカラーコンタクトに依存しているビッチ娘と
    ポテチを割り箸で食いつつ、一日中キーボードを叩く息子がかよ? だし
    住民税の取り立ては厳しいし、バターは売ってないし
    大人の悩みは、より切羽詰ってんだよ!
    バカモノな若者のたわごとなんか聴いちゃいられねえんだよ!

    と、なるのさ。
    (言っておくが、上の話は理解しやすいようにと心掛けた親切な仮説だ。)
    そこで歌詞を捨てて、洋楽に走るわけだ。

    私が今、主に聴いてるのは、デスメタル。
    いや、往生際が悪いが、ここでもちょっと待ってください。
    “ブサイクは奇抜系に走る” という伝統を踏襲しているわけではないぞ。
    映画の挿入歌で追っていったら、自然にそうなっただけだ。
    ほら、私、ホラー好きじゃん。 (お、韻を踏んでる!)
    アクション系映画にラップが多いように、ホラー系はデスメタルなんだよ。

    このデスメタルも、聴いてると
    ♪おまえ死ね! てめえも死ね! 貴様も死ね!♪
    みたいな、最強に頭の悪い歌詞を叫んでいるような気がせんでもないが
    英語がわからないから、まあいいか、で済ませている。

    注:この類の音楽は、聴いているととても攻撃的になる気がする。
      私は元々そういう性格なので、影響はないのだが
      若者にとっては、とても教育に悪いと思うので
      お勧めはしないどころか、全力で止める。

    確か数年前に、「やっぱり知的なオトナはクラシックよね」
    と、そっち方面に移行しようとしていた記憶が微かにあるが
    気が付くと、より一層のハード系に向かっているので
    一体いつになったら落ち着くのか、自分でも目星が立たず動揺している。

    “ジジイは死ぬまで性欲旺盛” の都市伝説も
    あながち間違いではないのかも知れない。

  • 字幕か吹き替えか

    私は断然、吹き替え派である。
    いや、“派” というより、切羽詰って吹き替え希望枠。
    何故なら、字幕を目で追っていると、背景が見られないからだ。

    私の焦点はちょっとズレてて、登場人物ではなく
    その後ろを注視するクセがある。
    これは昔かららしく、美術の先生に
    「おまえ、見るとこ、おかしくないか?」 などと注意されたものだ。
    ようするに、よそ見ばっかりしてるヤツだというわけか。

    この見方は、出演者の顔を覚えにくいとか
    肝心の場面を見逃すなど、デメリットも多いが利点もある。
    コメディ映画で、たまにする後方での些細なギャグとか
    心霊写真の霊の場所とか。
    (心霊系は、「ここですよ」 と円で囲まれてても
     何も見えない場合が多いんだが)

    ま、こんな利点など、負け惜しみもいいとこなのは認める。
    なるべく中央を見るように心掛けてはいるんだよ。

    てか、私の観たい映画は、ほんと字幕のみってものが多い。
    毎月何本の映画が配給されるのかわからんが、えれえ多い数なはず。
    DVDにするのに、ホラー系は真っ先に手抜きをされるのもわかる。

    字幕だと、音が小さくても良いので
    ご近所の皆様に、妙な悲鳴を聞かせずに済むのは
    私の人格評価的にも、ひじょーーーーーに助かりはする。

    しかし最悪なのは、私の好んで観る映画が
    何十分もそれに集中するに値しない、という現実。

    何かをしながらじゃないと、退屈な内容なのだ。
    新作料金で借りて、必死こいて観ると
    お金も人生も、すんげえムダ使いした気分になることを保証できるほど。

    字幕だと、話の筋がわからなくなる恐れがあるので
    画面に釘付けになってないと、いつ何時何が起こるかわからん。
    これが吹き替えだと、画面はチラ観で充分。

    何をとことんナメた見方をしとんのか、と思われそうだが
    それもホラーの醍醐味だぞ。
    日常の事をしながら、画面を見るとヒイーーー! なんて
    ものすごく緩急のある楽しい生活だと思わんか?

    余談だが、英語の偏差値が40台の私には
    英語を聞いていても、宇宙語に聞こえてサッパリなんだが
    字幕を読んでいると、ボキャブラリーが少ない事に気付く。

    「それはお気の毒に」 も 「ごめんなさい」 も、Sorry。
    他にも何かあったけど、何せ偏差値40台だもんで覚えていない。

    これは、和訳をしている人の工夫だと思うんだけど
    洋画はセリフ自体を少ない言い回しでやってるのかな、という気もする。
    日本語の 「どうも」 とかと同じかな。

    こんだけ英語を耳にして、覚えたのがSorryの使い方ぐらいという
    えれえ情けない私にだけは、決して言われたくはないだろうが

    英語を理解できると、映画はもっと楽めると思う。

  • お笑い

    私はハプニング的な笑いが好きなので
    普段お笑い番組を観ていても、あまり笑わない。
    特に新喜劇など、無表情で凝視して気持ち悪がられるほどだ。

    ところが夕べのお笑い番組で、何とかいうコンビの最初のひとことが
    ツボにハマってしまい、涙を流して爆笑した。

    先生 「おまえ、何をしてたんだ、言え!」
    生徒 「タバコを吸ってたんだよ!」
    先生 「何? タマ、こすってたんか!!!」
    生徒 「こすってねえよ!」

    この瞬間に、私の脳裏に走馬灯のようにストーリーが展開する。
    先生に呼び出された母親が
    「えっ、うちの子がタマこすってたんですか!
     あんた・・・昔はそんな子じゃなかったのに (すすり泣き)」
    「こすってねえから!」

    帰宅した父親に母親が報告。
    「あなた・・・今日、学校に呼び出されて
     ○太 (仮名) が、タマこすってたんだって・・・」
    「○太! おまえ、何てことをしてくれたんだ!」
    「だから、こすってねえよ!」

    ご近所の奥様方が
    「ねえねえ、奥さん、あそこの子、タマこすってたんですってよ」
    「んまーーーーーっ! うちの子と遊ばないように言っとかなきゃ」

    学校のクラスメイトたちは
    「○太が停学になった理由知ってる?
     体育館の裏でタマこすってたんだってさ。」
    「うっそーーーーーー、マジありえねえーーーーーーっ」

    ○太、もう一生立ち直れねえよな。
    まだ “タバコを吸ってた” と知れ渡る方が、尊厳を保てるってもんだ。

    結局、最初の掛け合いを聞いた瞬間に
    脳内劇場で、ひとりで転げ回って笑ってたので
    このコンビの以降のコントは、まったく観られなかったが
    こいつらより私の方が、絶対に面白い事を考えてた自信があるね
    と、見逃したムカつきを相殺した。

    しかし最近、ほんと脳の働きが鈍くなって
    いつボケるか、いつボケるか、と不安とのバトルな日々だったけど
    私、やれば、こんなに素早く思考展開できるんじゃん。

    だが、「タマこすってた」 という、まさかの下品ネタに反応したなんて
    自分で自分をののしってあげたいぜ・・・。

    お笑い芸人というと、決めゼリフ?を持っているが
    それが芸を面白くなくしていると思う。

    エドはるみの真の面白さは、ババアの減らず口コントであり
    「グ-」 に重点を置いているのが、もったいなくてしょうがない。
    焼肉屋の方の田村も、「チャ~」 がない、素の時の方が
    よっぽど面白くて、最初同一人物だとわからなかった。

    インパクトを与えて存在を示すには、あの決めゼリフも効果的だろうが
    顔が売れてきたら、余分でしかなくなると思う。

    まあ、私の笑いのツボがズレてるんだろう。
    なんせ、「タマこすった」 でハイテンションだしな。

  • 悪質クレーマー番組

    夕べTVで、悪質クレーマーの特集をやっていた。
    途中からTVを点けたんだが、その時にやってたのが
    “クレームを糧にする” 飲食チェーン店。

    客のクレームを 「財産だ」 と言う姿勢は
    立派なのだが、社員が凄かった。
    上の地位にいる人の、部下に対する言葉遣いが悪すぎる。
    「何やってるんだよ!」「~じゃねえんかよ!」「~だろうがあ!」
    などと怒鳴るのである。

    これが20歳前後の若造だったり
    ガラの悪い見た目のヤツだったら納得なんだが
    スーツ姿の中年男性が、仕事上であんな怒鳴り方をするのを初めて見た。
    どこの企業でも、内部ではそういう事もあるのかも知れんが
    それをTVに映るのがわかっててやるってのは
    会社のイメージ的にどうなんだ?

    会議で、クレームを言われた場合の対応をシミュレーションするのだが
    その時の受け答えや、詫びる言葉に違和感を感じた理由がよくわかった。

    口汚い言葉遣いで怒る上司を筆頭に、普段から丁寧に喋ってないから
    客に対しての敬語が、借り物の服のように不自然になるんだろう。
    謝る目的も、客の気持ちになっているわけではなく
    とにかくその場を収めたいだけなので
    マニュアル通りの対応になっているのだと思う。

    まあ、いちいち客の言う小さい事に構っていたらキリがないのだろうが
    だったら、ああいう番組にああいう名目で出るべきではなかったろうに。
    “良い話” なはずなのに、どうにも印象が悪かった。

    もうひとつ、すごく反感を持ったのが
    クリーニングチェーン店の悪質クレーム客。

    この場合は、客が悪質前提なんだが
    普段のまともなクレームに対しての店側の対応が映らないので
    この店が、文句を言う客を最初からクレーマー扱いするように見えた。

    社長の言葉にもムカついた。
    スーツが縮んだという客に 「15~6年前の服でねえ」。

    私の持ってる服は、半分以上が15年以上前の服だよ!
    ヘタすると、20年前のもゴロゴロあるぞ。
    全部、ほとんど劣化もなく、普通に着られるさ。

    スーツの客は、騙し目的だったようだが
    私がこのクリーニング店に行って、もし何かトラブルがあったら
    「15年前の服だし」 と言われるんか?

    て言うか、クリーニングってほんとトラブルが多いよな。
    私も服の装飾なんかを破損されたりが、何度かあったよ。
    これは言っても元には戻らないだろうな、という事は泣き寝入りしたさ。

    こういう客が良い客なんか?
    すげえ高いけど丁寧な店に乗り換えたぞ?
    文句を言わない客は、客である事をやめるんじゃないのか?

    今は貧乏なんで、ビクビクしながら普通のクリーニング店に出してるから
    マジで質問したいが、普通のクリーニングってちゃんとやってるんか?
    過去の経験から、すげえ信用できないんだけど
    丁寧に服を扱ってたら、やっていけないシステムなんか?

    高いクリーニング代を出せないなら
    安い服を買うしかない、という結論が出そうになってるけど
    正直、安い服は作りがモロかった・・・。
    これでザツなクリーニング店に出したら
    1シーズンで使いものにならなくなる気がする。
    貧乏ゆえの悪循環に陥ってる気分にさせられる番組だったよ。

    観なきゃ良かった・・・・・。

  • レンタルビデオ屋でパニパニショック!

    去年の12月の出来事なんだが
    事の起こりは、レンタルビデオに挿入されている映画紹介。

    この映画宣伝ってのは、その本体の映画の配給会社や
    内容によって決められていると思う。
    ホラーを借りたら、予告もホラー系ばかりだから。

    たまに唐突な浮いた映画予告もあるけど
    大抵は借りたタイトルに沿った内容の映画予告が入っている。
    予告だけで、ああ・・・この映画は失敗だったかも
    と予想でき、またそれが当たっている事が多い。
    (と言うか、私の借りる映画はほぼ9割がジャンクなんだが)

    で、何の映画のビデオか忘れたけど
    見事に私好みの映画の宣伝が詰まったのがあって
    それを見ながら5本ほどメモして
    それを持って、レンタルビデオ屋さんに行った。

    全部初耳のマイナーなタイトルなので、まったく見つからず
    近くにいた店員さんに、サラッと質問だけするつもりだった。
    ほんと、「○○というビデオ、どこらへんにありますか?」 程度に。

    すると店員さんが、私の持っていたメモ紙をスッと取り
    「ちょっとお待ちくださいね」 と、どっかに行ってしまった。

    他人に見せる事を想定して書いてなかったので
    蛍光パープルの紙に、汚い字で殴り書きのあげく
    「定番ゾンビ系」「割に血ドバーのような」「なければいらね」
    とか、見られたくない自分だけの秘密注釈まで書いてあり
    更に裏面には、「お茶漬けの素 豆腐 長ネギ・・・」 と
    際立って貧乏臭い買い物メモまで書いてあるのにーーーーーー!

    店員さんの予想外の行動に激しく動揺し
    しばらくその場に立ち尽くしていたけど
    中々戻ってこないので、どうなってるのかと
    ソロソロとカウンターの方に移動していたら
    ダーッと横を走り去った店員さんの手に、蛍光パープルの紙が!!!!!

    私の紙を持って行った店員さんは男性だったのに
    それを持っていたのは、何故か女性店員さん。
    え? え? と、振り返ったけど、既に謎の店員さんの姿はなく
    ウロウロ探し回っていたら、棚の向こうから叫び声が聞こえてきた。

    「スプラッタのとこにないーーー?」「ないですー」
    また、他方面からは
    「ああー、あのタイトル、絶対に見た覚えがあるんだけど」
    「結構古いやつじゃなかったですかね」「あるって!」
    など、やまびこのように聞こえてくる事に気付いた。
    で、店員さんが通路を走り回る姿を目撃し
    その数、少なく見積もっても男女入り混じって5人はいる。

    ちょ、待てよー、カウンターにお客さん並んでなかったっけ?
    決してヒマなはずはないだろー、と、カウンターを遠くから覗くと
    案の定、お客さんは並んでいた。

    うわ、そりゃ私は観たいけど、こんなくだらん映画のために
    店員総動員で探してくれなくてもーーーーー
    と、愕然としていると、男性の店員さんが走り寄ってきて
    「見つかりにくいので、もうちょっとお時間よろしいですか?」
    と、早口でまくしたて、その勢いに押されて
    「は・・・はい・・・」 と、とっさに肯定してしまい
    時間がないのは私じゃなく、おめえらの方じゃねえのか?
    いいんか? こんな客を並ばせといて、と我に返って
    言おうとしたけど、店員さんは疾風のように走り去って行った。

    どうしたらいいかわからず、アワアワと棚の方に近寄ったら
    終いにゃ、「呪いの○○ありましたーーー」 とか
    通路のあちこちから、通行人には聞かれたくないタイトル名を
    叫ぶ声が聞こえて、マジでクラッと目まいがーーーーーーーーーー。

    いやあああああああああああ
    ほんと恥ずかしいからやめてーーーーーーーー
    もう良いですーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

    と、中止命令を出したかったけど
    走り回る店員さんズを追っていると
    その恥ずかしいタイトルの映画を観たがってるのが
    この一見上品で知的でナイスバディな私だと、全客に丸わかりなわけで
    自分を守るべきか、公共の秩序を守るべきか
    激パニックを起こして、脳内が真っ白になって
    カウンターと棚の間を白熊のように行ったり来たりして
    今思えば、その姿で既に私が “惨劇の○○” だの
    “××の悪霊” だのを借りたがってるのは明白であっただろう。

    その騒ぎは30分以上続き、5本中3本しか見つからなかったが
    そこまでして観たいやつでもなかったっちゅうか
    実際に観ても、やっぱりどう考えても
    私のかいた恥に見合う内容じゃなかったっちゅうか。

    今までにも何度かビデオのありかを尋ねた事はあるけど
    今回のような騒動に発展した事はなかった。
    店内のPCで在庫チェックをすれば、すぐわかるだろうに
    何であんな有り様になったんだろう?
    不思議でしょうがない。 何かの接待キャンペーンだったのか?

    確かに私はホラーファンを公言してはいるが
    実際に借りている映画のタイトルまで言いたくはない。
    聞いたら、万人がヒくと思うから。

    この前の呪いの写メールの時もそうだったが
    店は借りる側の名誉も考慮してくれよー。
    私だって最低限の羞恥心は持ってるんだよーーーーーー。

    当分あの店には近寄れない・・・。

    借りてて、いつも疑問に思うけど
    こういうホラーや心霊系と、エロ系と
    一般的にはどっちが、より恥ずかしいんだろう?

    ここで書くのは、恥ずかしいとは思わないけれど
    リアル現場では、借りる度返す度ににキョドってるんだよな。

    普通の映画の中に1~2本混じってるんならいいけど
    全部それ! っていうのは、すげえ勇気がいるんだぞ。
    私のレンタルデータは凄い事になっているだろうなあ
    と、カウンターで毎回、背中にイヤな汗がにじんでくるんだ。

  • ジュセリーノ

    予知能力があるブラジルの教師だそうだ。

    彼は、夢で未来に起こる事を予知し
    それを各国政府や大使館に、手紙で警告している。
    その際に、事前に予知していたという証明のために
    予知夢を書いた文書を、公正証書にするという、念の入れようである。

    こういう話は大好きな私だが、彼には文句を言いたい。
    「人々を救いたいため」 に、各国政府に警告をしている、と言うが
    一国の政府が、予言という根拠で国民に指示を出せると思うか?

    テロなら極秘に警戒態勢は取れても、自然災害はどうするんだよ?
    「そこらへん、大地震が来るかも知れないから避難するように」
    と言って、来なかったり、来ても日にちがズレているだけでも
    民衆にどんだけの損害が出ると思う?
    その責任は、警報を出した政府が取らなきゃいけないんだぞ。
    予知というもののために、国がそんな賭けに出られるかよ。

    公正証書にするのもいいけど
    今はインターネットで世界中に伝えられる時代なんだから
    それで一般民衆に呼びかける方が、人を救えると思うがな。

    リアルタイムでアップしていけば、予知したという証明にもなるし
    その記事を読んで、信じて避難して助かるかも知れないだろ。
    個人個人に、自己責任において行動させるべきだと思う。

    もうやってるのかも知れないけど、ネットで検索しても
    本人の “日本語ページ” は見つからなかったので
    日本人にとっては、やってないのも同然だろう。

    彼の言ってる事はともかくも、やってる事に不信感を持つ。

    ちなみに、大阪に2009年? 2010年? 大地震がきて
    10万人が亡くなるそうな。
    この話、最近TVに出る時は、まったくしなくなったが
    何でだ? この予言は生きてるのか?
    て言うか、私あと1~2年の命になるってわけ?

  • 祝・F1総合優勝

    予選は観てなかったんだが
    フェラーリチーム優勝の結果は
    すべてスタート時のポジションと連携が物を言ったと思う。

    えっ? あれ、いいの? と言うようなブロックスタート。
    あれによって、フェラーリの1・2フィニッシュは決まったも同然だった。

    それに比べ、マクラーレンチームの不甲斐なさ。
    アロンソはとっさの判断で、ハミルトンを出し抜くのに成功したが
    その後のタイムが伸びず精彩を欠く (それでも3位入賞)。

    ハミルトンは、スタート時からの追い上げでコースアウトし
    その時にマフラーから白煙が上がったように見えたので
    マシンが調子悪いんじゃないかと思っていたが
    案の定、途中でギアがチェンジできず、大きく後退。

    それでも、一時は18位ぐらいだったのが
    追い上げて追い上げて、7位にまで復活したのは凄い。
    もしハミルトンのマシンが通常通りだったら
    フェラーリチーム2台と互角に張り合えただろう。
    そのバトルが観られなかったのが残念。

    そもそもハミルトンは、ここぞという時に運が悪いタイプに見えるが
    それでも、ああいう状況で “マシンの調子が悪い” など
    整備として、絶対にありえねえ。
    最後の最後だぜ? ここでポカをしたら1年間ムダになるじゃんよ。

    何か、今シーズンのマクラーレンが強かったのは不正のお陰
    としか思えないような結果を残してしまった。

    アロンソはどっかに移籍するらしいが (ルノー?)
    その方が良いだろうな、とは誰もが思うであろう。

    今回、ハミルトンが後方順位を走り
    それをカメラがちょこちょこ追いかけてたので
    上位常連以外のチームのマシンの走りも観る事ができ、実に面白かった。

    ストレートラインで追い抜かれるなど
    そりゃどうやっても勝てんわな、と納得させられるほど
    ホンダとか、想像以上に遅かったんで、ガックリ。
    正直ここまでマシンの差があるとは思わなかった。

    そういや、フェラーリの市販車は手作りだそうだが
    イタリアの干物みたいな頑固ジジイが、握力のない震える手で
    「うるさい! わしはまだまだ現役じゃ!」 と怒鳴り散らしつつ
    ひとりでコツコツとネジを締めてるイメージが、どうしても浮かび
    (あくまでも私の脳内イメージだからな)
    そんな車、逆に恐ええええええええええ、と思う。

    そういう妖怪ジジイと張り合わんでいいから
    もう、日本車はエコと正確性だけを追求してもらいたい
    と、今回のレースを観ながら落胆していたさ。

    中嶋悟の息子が、F1デビューを果たしたが
    コーナーで軽ーく、しかも強引に琢磨を抜いた時に
    琢磨はどう感じただろう。
    何か琢磨のダメさを露呈してしまった一件だった。

    中嶋の息子は、ピットインでクルーを2人はねてしまったが
    彼には、ピットインする度にクルーが減っていく
    という伝説を、ぜひ残してもらいたい。
    残りのクルーも包帯だらけ、とか。

    しかしレース中の事故は、たとえ人を殺しても罪にならない
    という話だが、これ本当に本当なのだろうか?
    業務上過失の手続きぐらいはあるんじゃないのか?
    そんな治外法権はありえないと思うんだがなあ。

    とりあえず、フェラーリジジイ、おめでとう! (何の関係が?)