カテゴリー: TV・映画・本・DVD

  • セコムのCM

    衝撃的なCMを見た。

    中年サラリーマン風の男性が、一軒家の庭にいる。
    普段はボールを握ってたり、サンダルを臭ってたりして
    ブラブラと庭をウロつき、地面にゴロゴロ寝ている。

    宅配がチャイムを鳴らすと、庭の生垣越しに
    「誰? 誰? 誰? 誰?」 と叫ぶ。
    郵便屋さんが来ると、庭の隅で怯えながら
    「誰? 誰? 誰? 誰?」

    雨が降る日は、家の軒下で膝を抱え、ブルブル震えている。
    それでもブロック塀の向こうに、歩行者の差した傘が見えると
    「誰? 誰? 誰? 誰?」。

    時には隣の家で飼われている犬と一緒になって
    「誰? 誰? 誰? 誰?」

    そんなある日、ふと男性の鼻先にシャボン玉が飛んできた。
    生垣の隙間から、女の子がシャボン玉を吹いている。
    男性は、舞い飛ぶシャボン玉と一緒に楽しそうに踊る。

    寝ている男性の頭を、女の子が優しく撫でる。
    女の子は男性に手を振りながら、ランドセルを背負って走り去る。

    これ、番犬を擬人化したセキュリティのCMだったのだ。
    それがわかって、そのアイディアに感動した。

    だけど、このCMを見ている時に
    何とも言えない悲しみで、思わず涙が出そうになった。
    男性が実は犬だった、とわかって新たに悲しかった。

    その理由のひとつは、庭で飼われている犬の悲哀を感じたからだ。
    私は犬は家の中で飼うべきだと思っている。
    庭で飼うのと家の中で飼うのとは、同じ犬でもまったく別物になる。

    犬と言えば、必ず外飼いだったが、家の中で飼って初めて
    犬ってこんなに表現豊かな生き物だったんだ!
    と、気付いたからである。
    あの生き物は、外で飼って良い動物ではない。
    (家の中で政権争いを繰り広げているのもどうかと思うが)

    私は庭で飼われている犬を見ると、「可哀想に」 と思う。
    犬だけでなく、飼い主に対しても。
    色々と事情があるだろうから、私が口を出す問題じゃないが
    庭飼いでは、犬の良さは本当に知る事は出来ないだろうから。

    私の悲しみのもうひとつの理由は
    この男性が気が狂った人に見えたからである。

    気が狂っている人は、本人は幸せだろうと思う。
    気の毒に思うのは、普通の世界に生きている (と思い込んでいる)
    自分の感覚に当てはめて考えるからで
    それが必ずしも正解ではない事もわかっている。

    でも、自分とは違う世界に生きている人を見ると
    とてつもなく悲しくならんか?
    これは同情とかではなく、もっと他の
    よくわからない絶望感みたいなものだと思う。
    わかりあえないんだな、みたいな共有部分の少なさ、と言うか。

    相手からしたら、いらん世話! な話ではあるが
    正直な気持ちである。
    この場合の正直さは、何の免罪符にもならんがな。

    これを書いてて、ちょっと検索してみたらそのCMがあった。
    興味がある人は見てみてくれ。

    セコムCMのページ ← の番犬編のとこ。

  • 心霊番組

    ここ数年、TVで心霊関係の番組がほとんどない。
    私が気付かないだけかも知れんが
    それにしても、“お盆特集” みたいなんもないし
    何でここまで心霊番組が激減したのか、何かあったのか・・・。

    代わりに、占いと霊視を融合したようなものが流行っている。
    心霊好きなら、こういうのも好きだと思われるだろうが
    私は恐怖が好きなだけで、占いに興味はない。

    そりゃ、あのカンロクあるご婦人に
    「あんた、死ぬよ」 と言われる以上の恐怖はないだろうが
    他人が怒られてるのを見てても、何も楽しくないのである。
    ましてや、それが占いでだろ?

    それに、元ピアノ占いをやってたヤツが、いきなりオーラなど
    うさんくさい事この上ないぜ。
    (私は人の名前と顔を覚えないので、この記憶は怪しい。
     でも、あのどこまでも太り続ける男性は、何度か見た覚えがある。
     最初の頃はピアノ占い、その後自宅で霊視をしていたと思う。)

    こんな嘆かわしい心霊状況の中、たまーーーーーーーに
    TVで心霊番組があると、必死こいてチェックに走る。
    楽しむのではない。 チェックだ。

    何故なら、たまにしかやらない心霊番組で
    つまらん子供騙しをしたら、益々需要が減る危険性があるからである。
    一発必中の勢いで、気合いを入れて作ってもらいたい。

    よって、ロコツな合成禁止。
    (霊の顔がオードリー・ヘップバーンだった事もあるぞ。
     アホか! 元画像は厳選せえ!!)
    やり過ぎなありえん憑依も禁止。
    (泡を吹くなど、スカトロも同然で最悪。)
    故有名人の呼び出し霊視も禁止。
    (過去にマリリン・モンローなどを降臨させた霊媒師がいたが
     さすがの私も、失笑しか出来なかったよ・・・。)

    オーブなど、もってのほかである。
    ないものをあるある言うのは、心霊のお約束だが
    見てて楽しいものにしてくれよ。
    あんなん、単なる浮遊ゴミだろ。
    うちの掃除してない汚実家に行けば、なんぼでも見られるわ!

    これらのチェック事項を踏まえて
    最近やってた心霊番組に挑んだ。

    ・・・・・ほぼ、やってやがる・・・・・。

    故有名人の呼び出しこそなかったが
    過去にやってた事を踏襲しただけの、進歩のない内容だった。
    これだったら、まだ心霊ビデオの方が新しい事をやっとるよ。
    TV業界は勉強しとらんのか?

    しかも内容、1個もドキドキせず。
    パチンコ貞子のCMの方が、よっぽど恐いって。

    こんなんなら、一般の視聴者には受け入れられないだろう。
    今後も心霊番組が増える事はなさそうである。

    てか、増やす気もないのかもな。
    恐いものが好きなヤツって、案外少ないのかも知れん。

  • 呪われたケータイ写真

    すんません。
    相変わらずの心霊シリーズだ。
    にしても、“ケータイ” なのか。 “ケイタイ” じゃなく。
    てか、“携帯” じゃダメなのか?

    心霊写真シリーズとかあるから
    携帯写真も出るだろうと思っていたが、やっぱり出た。

    携帯写真の場合、それにメールが絡んできて
    送られてきたメールの写真が日に日に変わる、とか
    トッピングが豊富なのが目新しい。

    このシリーズの1と2では
    自分の携帯に、自分のアドレスから
    10日後の日付で、心霊写真みたいなのが送られてきて
    それを受け取ると、その送信時 (10日後) に死ぬ
    という話をやっていた。

    話自体は、2本にまたがってやる必要1個もなしのグダグダな流れで
    登場人物が行方不明という、デロデロな終わり方をしていて
    それはまあ、こういうシリーズのお約束なのでいいのだが
    (「いいんか!」 と、突っ込まれそうだが
     心霊物を観る時には、このぐらいの寛容さを心に持って
     ユルく観なければ、ほんと何もかもを損した気分になるぞお?)
    ひとつ、大きな疑問が発生してしまった。

    このDVDでは、いかにも真っ当ぶって
    自分からの10日後の日付での送受信が、人為的に可能か?
    の検証をしていたが、その答が何か納得できない。

     自分の携帯の日付を10日進める。
       ↓
     10日後に日付を設定した自分の携帯で
      重い画像を自分宛に送信する。
       ↓
     送信が終わったら、受信する前に携帯の日付を戻す。
     (重い画像は、受信に時間が掛かるので間に合う。)
       ↓
     正しい日付の携帯で、10日後のメールを受信

    こういうやり方だったが、これは本当に出来るのか?

    メールってのは、携帯から携帯に直行ではなく
    携帯 → センター → 携帯 だと聞いたんで
    センターを経由する時点で、正しい日付に直されてないか?

    そんで、10日後に設定し直した携帯を
    何でメール受信前に正しい日付に戻す必要があるんだ?

    自分の携帯でやってみればいい、と言われるだろうが
    そういう呪われそうな検証をしたくねえんだよなあ・・・。
    (もう、すっかりここらへんが常人の感覚ではない)

    誰か正解を教えてください。

  • F1 ハンガリー戦

    私はF1への興味は薄い。
    知識も常識程度ぐらいにしかない。
    でも今回のハンガリー戦は、予選から観た。
    その理由は、アロンソのハミルトンに対する嫌がらせ。

    最初から、アロンソのハミルトンに対する態度は
    嫌い! って雰囲気がありありで
    それが才能に対するものか、人種的なものかわからなかったんだが
    あそこまでロコツな妨害をされちゃ、観ずにはいられないだろう。

    アロンソは前回、マッサと (だったっけ?)
    「おまえがバカだ」「いいや、おまえの方がバカだ」
    みたいなガキの口論をしていて、レース内容はともかく
    どっちかっちゅうと、アロンソのがバカっぽい印象を受けたんだが
    こんなに香ばしいヤツだとは思わなかった。

    セナやミハエル (ミハイル?) ・シューマッハなども
    数々の “レース上での行き違い、やりすぎ” (妨害とも言う) を
    やっていたらしく、F1ではそういうのはよくある話らしいんだが
    アロンソがひと味違うのは、それがセコ過ぎる、ってとこ。

    ハミルトンに足を引っ掛けた、だのの噂が絶えず
    それが全部、“トゥシューズに画びょう” レベルなのだ。
    この噂が真実じゃないにしても、流れる内容から考えて
    周囲のアロンソへの評価が推して量れるというもんだ。

    で、私はアロンソは興味深く見守っていきたいが
    (どうも日本嫌いのようだから、富士には来なくていいぞ。)
    ハミルトンは、ひと目見た時から嫌いである。

    ハミルトンには、“女性が嫌う女性” の匂いがプンプン漂う。
    これは女性ならわかるだろうが
    「○○ちゃんに蛾を退治してもらったの。 強くて羨ましい~~~。
     私なんて、ハエにもパニくったりして困っちゃう~。」
    というように、男性の前で他の女性を褒めるフリをして
    実は自分を持ち上げる、という狡猾なタイプである。

    男性はこういうタイプには、コロッと騙され
    「か弱いんだね、俺が守ってあげるよ」 など、たわけているが
    ウソ付け! おめえ、ゴキブリも平気で叩き殺すだろう!
    と、実態を知っている周囲の女性は、内心ムカつく。

    しかしいくら真実であってもそれを言うと、惑わされている男性には
    か弱い女性をねたんでのチクリ、と取られかねないので
    グッと我慢するしかない、という、やっかいなタイプ。

    私はズルい女性は嫌いではないのだが
    他人を貶しめて自分を良く見せる、というやり方が嫌いなので
    こういうタイプの女性には関わりたくなく
    自分のザ・ヤバ・センサーに設定しているのである。

    ハミルトンを見た瞬間、(男性ではあるが) このセンサーが
    ビンビンきたので、多分あいつはアロンソを
    “クリーンで誠実で真面目な俺様の格好の引き立て役”
    という位置付けにしているだろう、と信じている。

    今回、ハミルトンも師匠であるロン・デニスの指示に従わず
    アロンソとダブルで怒らせたようだが
    こういう場合、必ず陰にいるのが親である。

    他人が才能を発掘し育てて、弟子が一流になると
    ほとんどの親がしゃしゃり出てくる。
    合言葉は 「俺の子供だ」 で、マネージメントなどをやりたがり
    ひどい時は、恩知らずな独立までさせる。

    「あなたがここまで来たのは、師のお陰じゃなくあなたの才能なのよ」
    「やっぱり最後に信用できるのは、血の繋がった身内だけよ」 など
    子供を洗脳させる術に長けている。

    そういう親を持った場合、ほとんどが道半ばで挫折させられるが
    ハミルトンは、足かせ親に負けない狡猾さを持っていると思うので
    今後の方向性が楽しみである。

    ところで、フィジケラが左近への走行妨害で
    ペナルティをくらっていたが、左近、ビリ出発のリタイア・・・。
    ほんと、あらゆるファンに申し訳ない感想だが
    フィジケラもザコに構って何をしてるんだろ? って感じだぜ。

    F1って、色んな思惑が渦巻いているところのようだ。
    今までは何となく、たまたまチャンネルが合ってただけだが
    ちょっと凝視してみようという気になった。

  • ビリーズキャンプ強制入隊

    頭痛が続いてて、みたいな世間話で
    「原因はわかってるの?」 の問いに
    「さあーーー、運動不足ですかねー」 みたいに流しておいた。

    すると数日後に、DVDみたいなんを渡され
    「私はもう使わないし、返すのはいつでもいいから。」
    と言われ、何かと思ったら、あのビリーズブートキャンプ!!!

    てか、今これを? 今? これを??????

    と、手にした瞬間、呆然とした。
    私、うつむくだけで頭にタライが連続投下されるぐらい
    激しい頭痛に襲われて、苦しんでるんだけど
    そんな時にこれをせにゃならんのか??????

    しかし、そんな非難は出来ない。
    貸してくれた人は、年配のご老人なのだ。
    人生の大先輩に反抗なんて出来ないよー。

    そんな人が何でビリーを持ってるのかというと
    スポーツ好きなので、こういう運動グッズ系が大好きなのだそうだ。
    確かに年の割にマッチョで、私より体力ありそう。
    この人の毎日の散歩は、私の登山 (しかも遭難) レベルって感じ。

    でも、そういう人が続かなかったビリーを
    私がやれるんか? と、より一層不安になったが
    単に飽きただけで、今は他のエクササイズをやってるらしい。
    とりあえず表面上だけで感謝して、持ち帰った。

    いくら運動をしようと決心したとしても
    きつそうなビリーなど、まるで選択肢にはなかったんだが
    今や、予約で順番待ちのコレ (証言:某ショップ店員) が
    こんな流れで入手できるとはっっっ!

    という、希少お宝ゲットみたいな感動もあり
    巷で噂のあの 「ハイキック! ハイキック!」 を
    ちょっと観てみたくて、セットしてみた。

    あれ? 思ったより押し付けがましくないローテンション。
    この黒糖麩菓子、時々とても女っぽい仕草をして
    どうしてもゲイに見えるのは、名誉毀損だろうか?

    て言うか、ビリー、腹が出てるじゃん。
    こんだけ動いてあの腹とは、ものすげえ暴飲暴食してるんだろうなあ
    だからアメリカ人は・・・。

    致命的な事に、ビリーを観ているより後ろを観ている方が楽しい。
    最後列には、腹筋の弱い女性や
    薄ら笑いの首の座ってない男性がいるし
    2列目には、あんたいつの時代のアメリカン? みたいな髪型の
    やたら並びの良い、主張し過ぎな白い歯の白人男性がいる。

    特に目立ったのが、4枚目のビリーの真後ろの軍隊ヘアーの白人男性。
    せっかく白人に生まれて、人生の半分は勝ったも同然なのに
    固太りな圧縮体型に、オドオドして鈍くさそうで惜しい!
    こいつのあだ名は絶対に、“岩石” だと予言。

    とか、いらんとこばかりに目が行って
    止めときゃいいのに、4枚全部をダラダラと観てしまい
    オノレには、まるで使い道のないアダルトビデオを
    強制的に観させられた時と、同じような気分になる。

    ひとつ疑問だったのが、後ろの白人ねえちゃん2人が
    1・2・3枚目は何ら変わりないのに
    4枚目になって、急にキレイになっていた事だ。
    (特に向かって右の、ユマ・サーマン似の女性。
     ビリーが来日時に連れてきた女性だと思う。)
    1・2・3枚目と4枚目の間に、彼女らに何があったんだ?????

    今、DVDは、PCスピーカーの前でホコリをかぶっているが
    頭痛が取れたら、やってみようと思っている。

    同年代がこれを貸してくれたら、「おめえ、バカか?」 と
    もんのすげえ罵倒をするところだが
    お年寄りの思いやりは、的外れでもムゲには出来ねえよ。

    何か観てて、あの通りにしなくても (出来そうにもないが)
    要所要所のポイントを押さえれば、タメになりそうだし。

    とりあえず、おめえも私の頭痛が治るのを祈ってくれ
    と、ビリーズDVDの上に積もったホコリを
    ウェーブワイパーで掃っている日々である。

  • 映倫

    「ツォツィ」 という映画がある。
    南アフリカ共和国のツォツィという黒人少年が
    車を盗んだら、後部座席に乳児が乗っていて
    その乳児を放置できなかったツォツィが
    乳児との交流の中で更正する、という話だと思う。

    この映画がR-15指定なのはおかしいと
    配給元が映倫にかけあったが、却下された。

    映倫とは、映像倫理管理委員会だと思う。
    自主規制組織で、ゲームとか映画とかVシネマとか分かれてて
    日本では1社だけじゃなかったような・・・。
    自主規制という事なので、違反しても罰則はないはず。

    規制はRとPGとあって
    Rは、その後に続く数字未満の年齢は入場禁止
    PGは、その後に続く数字未満の年齢は、親と同伴なら入場可。
    PG-12、R-15、R-18 があったと思う。
    (「はず」「と思う」 を連呼してるのは、よく覚えてないからだ)

    上の 「ツォツィ」 の件に関して
    「犯罪を更正する内容だし、現状の南アフリカの状態がわかるので
     子供にも勉強になる。 R-15指定にすべきではない。」
    という意見があるらしい。

    私は規制して良いと思う。
    私がその年齢の頃は、ちょっとした事で衝撃を受けていたからだ。
    特にエロ系、グロ系、恐怖系、残酷系、悲惨系。
    今じゃ考えられないほど純粋だったって感じ。

    人より脳の動きが緩慢な私を例に挙げるのは
    不適切かも知れんが、私レベルのバカってゴロゴロいるだろ。

    今のお子さん方は、昔の田舎バカガキより耐性が強いだろうが
    規制というのは、大人に向けているものだと思う。
    「こういうのをやたらに見せるのは、ちょっと考えてくださいよ」
    と、大人に呼びかけているだけだ。

    大人は、子供ならではの心の繊細さを忘れている場合が多いから
    こうやって注意を促す事が、社会で子供を育てるという事になる。

    どうせいくら規制しても、かいくぐる方法はいくらでもある。
    規制されるほど見たくなるものだしな。

    それでも願う。
    キレイな幸せなものだけ見せてあげる時期、
    モラルや思いやりを教えてあげる時期、
    子供には、こういう限定された時期が必要だと思う。

    現実は、これは不可能で
    日常に普通に目にする出来事でさえ、子供は深く傷付く。
    だからこそ、わざわざ映画でそういうものを見せる必要はない。

    「ツォツィ」 は、犯罪更正の話かも知れんが
    あれはアパルトヘイトが根源だろう。
    その説明を始めれば、ヨーロッパの歴史や政治から解説せにゃならんぞ。
    それは15歳以上になってからじゃダメなんか?

    12歳、15歳、18歳、というのは、実に的を射た設定だ。
    人格が定まっていない子供には
    政治や宗教などの思想を与えるべきではない。
    そういうのは、自分で学ぶべき事である。
    子供のすり込み力をナメるなよ、と言いたい。

    規制、大賛成。
    本当に見たけりゃ、どんな事をしてでも見るヤツは見る。

    規制は、見たくないヤツに見ないように予防させるのと
    「こういうのは、割に反社会っぽいですよ」
    と、自覚を植えつけるためのものだからだ。

    ちなみに、映画で規制反対を言う時の常套句が “芸術”。
    「どこが?」 と思うような物が多く
    芸術とは凡人には理解できないものなのかも知れない。

    ただし、エロを芸術だと感じる風潮は日本にはない。
    映画など、ガンガンボカしまくってもらいたい。

    「ドッグヴィル」 の続編、「マンダレイ」 では
    男女ともにモロ出し部分が一部あって、その衝撃で
    「うへえ・・・」 という印象しか残ってないぞ。
    このシリーズ、ただでさえ後味悪いイヤな話なのに。

  • TVCM 2

    ソフトバンクのCMは、何であんな反感を買うのばかりなんだ?
    以前の、友達同士なら無料通話のCMで
    「電話するね」
    「私、ソフトバンクじゃないし・・・ごめん」
    「いいよ、○○ちゃんのせいじゃないし」
    ってのがあって、イジメ現場としか思えず、不愉快だったが
    ホワイトプランの回も
    「何言ってんだ? ホワイト」 「ホワイトーーーーー」
    って、またイジメてやがる。

    何でこの時期に、あえてああいう誤解を招く表現をするかなあ。
    今は犬の井戸端会議になってるが
    犬でイメージ回復をしようという魂胆に見えて
    犬好きの私でも、そそられない。

    BMWのCMもひどい。
    カラスが道にクルミを置いて、踏んで割ってもらおうと画策する。
    それをBMWは紙一重で避けるのである。

    確かに異物を踏むのは、タイヤにとって悪い。
    操作性の良さを表現したかったのだろうが
    運転手の最後の “ニヤリ” が、あまりにも腹黒い!
    カラスが気の毒にすら思えるCMだ。

    そして、♪アヒルンルン 僕たちは一生一緒さ の、保険のCM。
    だんだんあのアヒルがヒモ男に思えてきた。

    洗濯物干しをチマチマ手伝っていたり、買い物について行ったり
    それが何だか、タダ飯食いの役立たずって感じに思えるのは
    私が穢れきってる心の持ち主なわけ?

    今一番気に入ってるCMは
    どこだったか・・・確か清酒か何かのメーカーだったと思うが
    スカウトマンらしき人物が、ビジュアル系バンドをやっているであろう
    格好良い若者を誘うシーンである。

    そのスカウトマンは、若者を演歌歌手として売り出したいようで
    ♪ ズン・ズンズン・ズンドコー と、7:3分けの髪型で歌い
    おばさんファンに囲まれてもみくちゃにされるシーンを空想し
    若者は 「どうする?」 と、切羽詰って酒をあおるのだ。
    このCM、氷川きよしはどう思ったんだろう。

    最近、地味に良い感じのCMを流しているのはJTだよな。
    何が良いってのは、よくわからんけど
    キューピーのセンスの良さに通じる世界観がある。

    音楽が毎回良いのは、i- Pod。
    さすが、音楽関係のCM。
    ラップは好きではないけど、「お」 と思うもんな。
    画像がもうちょっと格好良いなら言う事なしなんだが。

    ま、ムカつこうが、好感持とうが
    記憶に残るCMは、それだけで成功と言えるんかも。

    でも、オロナミンC、どのバージョンも中途半端に面白くないぞ!
    あんなんしかできないのなら、もう笑いに走るのはやめたらどうだ?
    見る度に、冷たい風が吹いて寒いんだよ!
    こういうCMが一番辛い。

  • マトリックス

    1作目はレンタルして観たが、2と3はTV放映で観た。
    ・・・と、思う。
    この前TVで “レボリューションズ” を観たが
    これと1の間に、もいっちょ何かあるよな? と、思ったからだ。

    好きな人には申し訳ないが
    これって、面白いようでいて面白くないよな。
    キアヌとアクションは格好良いが
    日本のマンガにいくらでも、もっといい設定の話がある。

    これを言ったら、「映画とマンガを比べるなんて」 と
    鼻で笑われ、とてもムカついたので
    「じゃ、おめえは絵画と写真を比べるのかよ?」 と、言い返した。

    これ、後でよーく思い返すと
    私の論理の展開、まったくわけわからん。
    何の反論にもなってないどころか、相手の意見を肯定してるじゃん。

    通りで相手は目を白黒させてたわけだ。
    「え? え?」 と、混乱させちゃったんだな、すまん。
    あーあ、私もここまで堕ちたか・・・と、落ち込んださ。
    マトリックス、憎し! (はなはだしい八つ当たり)

    一番不満なのは、キアヌの相手役の女性。
    キレイなんだが、ギスギスして色気をまったく感じない。

    気の強そうな美人ってのは、とても魅力があるが
    この女性は、気の強さは感じさせないのに
    何というか・・・、ああ! 雰囲気に険があるっての?
    (私には、ジョディ・フォスターも同じイメージだ)
    そういう雰囲気の女性との恋愛状況などどうでもいい。

    大体どんな映画でも男女が出てれば、すぐ恋愛話になって
    おいおい、地球の滅亡の危機に色恋沙汰も大概にせえよ、とか
    いつも思う、潤いのない感性が悪いのかも知れんが
    恋愛エピソード系がなくてもいい内容の話ってあるんじゃね?

    死ぬか生きるかの時に、性! って、ほんと元気がいいもんだ。

    しかも相手役があれだと、イチャイチャを見るのもうんざりで
    女性が死ぬシーンの長い能書きたれに
    「わかったから、もうちゃっちゃと死ね」 と思ったのは鬼だろうか。

    マトリックスに出る女性、全員 “女” を感じさせないんで
    無理に愛だ恋だをせんでほしい。

    マトリックスの話を簡単に言えば
    人類はプログラミングされた仮想世界で夢を見ているだけで
    目覚めた者が真実を知って反乱を起こす、といった話である。

    色々不公平や不条理があったようだが
    そんなもん、普通に生きててもある。
    何で謀反を起こすのかがわからない。
    知らなくてもいい、知る事の叶わない真実ってあると思うけど
    お得意の “知る権利” ってやつだろうか?

    レール結構。 バシバシ引いてほしいぐらいだぜ。
    不都合な事は全部プログラムのせいにできてラッキーじゃん。
    私なら起きた途端、二度寝する!

    1の時から女優に激しい不満があったんで
    それが全部に飛び火してしまい、反抗的になりつつ観てたが
    途中でそういう自分に何となく嫌気が差し
    本なんかを読んで逃避していたんで
    レボリューションズのあらすじはよくわからない。

    ふと画面を見ると、スミスとのバトルが始まり
    ついつい 「スミス頑張れ!」 と、思った自分をまた悲しむ。

    スミスが負けた時に時計を見たら11時で
    おい、あと30分近く何をするんだよ! と、驚いたら
    時計の方が間違っていて、もっとビックリ。

    マトリックス4、今劇場公開中だっけ?
    TVでやるなら観るかも知れない、って位置付けだな。

  • 品格

    土曜に6時間ぶっ通しで、“品格” について考察していた。
    「品格とは何か?」 というのがテーマだったんだが
    6時間もせにゃならん、というとこに、日本の未来を憂えさせられた。

    私の考える品格とは、誇りを持つ事により生まれ
    誇りは、恥を知る事から学ぶ、っていったとこ。

    この、“恥” やら “誇り” にも
    色んな方向の色んな形のがあって
    それこそ、“人それぞれ” なのだが
    すべてに共通するのは “周囲の事も考える” てのが
    絶対的条件だと思う。

    これもやたらあいまいな意見だけど
    正解が存在するのなら、丸暗記しときゃいいわけで
    あれこれ考えを巡らせる必要もないもんな。

    こういう事を考えていると、どうしても
    「自分はどうなのか?」 という疑問が出てくるわけだが
    そんな疑問は、日常的な上っ面のみを考えるだけに留めるべきだ。

    突っ込んで己を振り返ると
    その内に 「自分の生きている意味は」 とか
    途方もない自己批判が始まってしまうからである。

    そもそも、何かあったらすぐ、「自分は大丈夫か?」 などと
    考えるヤツは、普段も割かし真っ当に生きているので
    それでいいんじゃないかな、と、思う。

    本当に考えなきゃならないのは、問題を他人事として流すヤツなのに
    そんなヤツに限って、どんな提議をしても馬耳東風なので
    こういう番組の目的は果たせないという悪循環。

    かくいう私はどうなのか? と、問われたら
    この記事の筆がまったく進まないという状況で、推して測るべき。

    今、ちょっと心身ともに調子が悪いのに
    何でこんなテーマで書き出しちゃったかなー
    と、激しく後悔している真っ最中。
    ものすげえ自傷行為をしてしまったぜ。

    しかも実はこの番組、途中で飽きて
    「実録・心霊写真何とか」 っちゅう
    実に品のないレンタルビデオを観ちゃったので
    何をどう言おうが、私の品格もロクでもねえ、で決定だな。

  • シンクロ水泳

    ・・・・・スポーツに対して
    さすがの私にも、かつてないレベルでロクでもねえ
    史上最低のコメントを書くので、R18指定させてもらう。

    シンクロナイズドスイミングは
    (どこに・を付けていいのかわからん種目名だ。
     シンクロナイズ・ド・スイミング か? 貴族かよ?
     シンクロナイズド・スイミング かなあ。)
    キレイなお姉さんたちが、見た目のキレイさとはうらはらの
    すんげえハードな体力を使う、水中ダンスである。

    バレエやソシアルダンスなどを観るのが好きなので
    これも当然チェックをするのだが、どうにも観てて落ち着かない。

    ハイレグの水着で、水面から足だけ出して
    ガニ股を開いたり、大股おっ広げをするのが
    どうしても受け付けないのである。

    他の競技のように、タイツをはいたりしていないので
    どうしてるんだろう? 本当にどうしてるんだろう? と!!!

    あの水着は何があってもズレないのか?
    あんなに激しい動きで、事故はないのか?
    それとも何かガードでもしているんか?

    (延々と書いていたら、ものすげえ下品になって
     こっちが放送事故を起こしそうになったので
     削除 & 自粛 + 自己嫌悪・・・・・)

    おまけに選手のスタイルが、プリンプリンのムチムチで
    その肉感に、色気をムンムン感じ
    特に立っている時の、お尻なんか生々しくて
    おおおおおおおおおおおっっっ!!!!!
    と、ひとりで脳内エキサイティング。

    これは男性には、違う意味で
    需要がある競技じゃないかと思うんだが
    皆、純粋にスポーツとして観る事ができてるんだろうか?

    私なんか、選手の下半身にばかり目が行って
    そっちのミスじゃなく、あっちのミスがあるんじゃないかと
    ヒヤヒヤドキドキで、心臓に悪い事この上ない。

    しかも神聖なスポーツを、いくら心配してるとは言え
    “そういう” 方向にばかり、気がいく自分にも
    すんげえすんげえ罪悪感。

    だから私は、あえて観ないようにしてたんだが
    先日の大会は、日本が健闘すると噂だったので
    ついつい観てしまい、また自己批判な気分になってしもうた。

    ウォーターボーイで話題になった、高校生男子のシンクロを観ると
    女性選手がどれだけ凄いかわかる。
    ちょっとやそっとの練習じゃ、ああは泳げないんだよな。
    ものすごく大変な競技だ。

    なのに私は、いたらん心配で観る事ができん・・・・・。