プロから言わせると、「素人は恐い」 らしい。
何を知ってて、何を知らないかがわからず、とても教えにくいし
プロが想像も付かない方向へ、突っ走ってくれるんだとさ。
これは私もわかる。
プロじゃあないが、私はお手入れマニアなので
時々無頓着な人のお手入れを聞いて
ひいいいいいいいいいいいっっっ! と
ムンクさせられる事もある。
すりおろしたキュウリでパックをするとか
顔を粗塩でマッサージするとか
・・・亀の子ダワシってのもいたんだよ・・・。
もう、他人事とは言え、すがりついて
「お願い、やめて!!」 と、懇願したぜ。
これと同じ恐怖を、私も与えてるんかな、と思うと
本当に申し訳なく思う。 マジで。
私も過去に、様々な分野の人を叫ばせてきたが
ここんとこ一番多いのが、PCのトラブルである。
(いや、ほとんどは、“PC” のトラブルじゃなく
“私” のトラブルらしいんだがな)
つい最近あった話。
(多分、読んでてもよくわからんと思うが、それはしょうがない。
だって書いてる私自身がわかってねえんだもん。)
歴史に関しては、まず正確さを重視しなくては、と
立派な責任感を背負い、ネットで調べ物をするので
普段は見ない、あらゆるサイトを見なくてはならない。
が、何かわからん現象がよく起こる。
そこで、PCに詳しい知人に相談をした。
「普通のサイトはHPビルダーで作ってるじゃん。
でも中にはエクセル? ワード? 何かわからんけど
それで打って、そのまま載せてるとこがあってさ
そういうサイトを開くと、何か質問ウィンドウが出るんだよ。
英語だから読めないけど、アップデートみたいなん?
それ、どうすべきと思う?」
知人、しばらく無言の後
「言ってる事がまったくわからないんですが・・・」
「えーとね、頭がAで、最後がX。 そういうソフトない?」
「○○ (忘れた) ですか?」
「覚えてない。 一回キャンセル押したら
そのサイトじゃ、もう出てこなくなったし
どこのサイトに行けば出るのかもわからんのよ」
「○○だったら、アップデートして良いんじゃないですかねえ。
今、私、忙しいんで見てあげられないんですよ。」
「わかった。 アップデートしてみる。」
「入っているソフトは、プログラムのとこで開いて
アップデートができますからね。」
「うん。 (内心、え? そうなんだ!!! と、驚愕)」
というやり取りの後、プログラムを開いて
Aで始まるソフトをアップデートした。
(・・・した、と思うんだが
いじくったら、そのソフトが消えてしもうた)
その後、調べ物続行のため、サイトに再び行ったら
まったく表示されなくなってしまっていた。
ああーーー? と、ムカつきつつ
再び知人に詳細 (← ・・・) を説明するが、通じず
何かえれえ仕事が忙しそうなのに
夜遅くにほんと申し訳なかったんだが、親切にも見てくれた。
でも、登場から既にとてもイラ立っているようで
「まず、エクセルでできてるって、あんたが言い張ってる
サイトはどこですか?」 と、やたら恐い。
「えーと、ここ・・・」 と、オドオド見せたら
「これは×× (忘れた) で、エクセルじゃありません!」
(注: 以下の○とか△とかは、正式名を覚えてないので代用ね)
何を細かい事を・・・・・
まったく、理系はファジーを許さねえんだよな、と
腹の底で逆切れしつつ、大人しく説明を聞く。
「××のページが表示されないのなら
△△ですね。 ○○のソフトは関係ないですよ。
あしゅらさん、一体何をやらかしたんですか?」
「Aで始まるのが、ここらへんにあったんで、それを開いて
UPDATE何とか?、ってのを、探して実行して
四角枠に、点線の内枠が付いてるとこを
クリックして行ったら、なくなった。」
「・・・・・・・・」
知人は私無視で、無言で何かをしばらく調べていたが
「GO BACKをしましょう」 と、言われ
「あ、それ、まずい、今日の作業消えたら困る。」 と、答えたら
「あのですね、確かに△△をアップデートしてるんですが
英語版をしてるんですよ、日本語版があるのに。」
ええーーー? それ、私のせいかあ?
「アンインストールできないの?」
「できますよ、できますけどね、手間が倍になりますよね?」
と、やってくれはしたが、えれえグチグチと言われた。
「Aで始まってXで終わるって言ってたけど
そもそも、このソフトはXで終わってないですよね?」
「でも、問題はこのソフトなんだろ?」
「そうですよ」
「じゃ、結局は正解してるんじゃーん。
Aで始まるってのも合ってたわけじゃん。
そんだけでも当たってたのは凄くねえ?」
「凄くないですよ、Aで始まるソフトなんていくつもあります。」
「大体さ、私の言ってる事って、微妙に当たってねえ?
このページをエクセルって言うのも、言われてみりゃ
知らないヤツにはそう見えるって、わかるだろ?
プロなら、そこを想像して聞けよ」
「エクセルがどんなソフトか知ってるんですか?」
「下に行って左にこう直角に曲がった矢印が出るやつ」
「・・・ああ・・・そうですか・・・」
この後、何故か無言で睨まれたので
私もムッときて睨み返し、しばらく沈黙が続いた。
「何か気になっても、もう自己判断でしないでくださいね。
人に余計な手間を掛けさせる事になるんですからね!」
と、今回の事は、すべて私が悪いとなったようなんだが
私、普通にやっただけだと思わんかあ?
その知人はPCに詳しいので、何かあったら頼るヤツで
私的には、専用サポート係だと思っているのだが
本人は迷惑みたいである。
しかし、PCいじりが好きだし
特に私のPCは性能が良く、“PCが可哀想” らしいし
何より、私の訴えを放置していたら
倍々プッシュで面倒ごとがデカくなって
結局、自分にその巨大なしわ寄せがくるのを痛感してるそうなので
(こういう事を本人に、ブチブチ小出しに言うのは
ほんっっっと、失礼だと思うんだが)
ブーブー文句を言いつつも、尻拭いをしてくれる。
マジで感謝はしているのだが
何か最初から私に対して、妙な投げ出し感があって
(見下したように、冷徹にネチネチ言うし)
とても感じが悪いので、あまり聞きたくないのだ。
数日後に、「パソコンTVが観られん!」 と、再び騒ぎ出し
またまたご足労をお掛けしてしまったのだが
「これこそ、Aで始まってXで終わるソフトですねえ」
と、前回の事を根に持ってるんか知らんが
何かよくわからん事を、すんげえイヤミっぽく言われたさ。
また私が原因とでも言いたいんかよ!
本当に、私は何も触ってないぞ?
で、この後、勧められたウィルス駆除ソフトのURLを
「どう思う?」 と、送る。
結果は、掲示板に書いた通り。
:ノートンを買ったばかりで、
:それも何故ノートンかっちゅうと、
:あんたが “システムワークス” の機能を
:何が何でも欲しがったせいで、
:なのに何でまた新ソフトを、しかも英語のを、
:自分だけでどうにかできる自信があるんですかい、
:重いぐらい何ですかい、
:私にゃあんたのトラブルが重いんですが
:簡単に訳すると、こういう内容の怒声が返送されてきた・・・
てか、私だって世話になりっ放しではない。
そいつが知らない事とか聞いてきたら、きちんと教えている。
イスラエルとアラブの関係とか、コーザノストラとか
今の若い者は、世情をよく知らんのだよな
何か、“ババアの知恵袋” 状態になってて不愉快。
私の説明は丁寧で親切で、ちゃんと気持ちよく伝わるのに
そいつのPCの説明になると (教え方が悪いとは言わんが)
会話がまったく成り立たねえのが難点である。
うーん・・・、単に気が合わないだけなんだろうか???
とにかく、理系ってのは、ほんと扱いが難しいよな。
親切で、丁寧で、わかりやすく、笑顔を絶やさず
いつでも即行、駆けつけて来てくれる
ボランティア専属サポート係、いねえかのお・・・。