カテゴリー: 世情分析

  • JTの迷走

    TVでJTフーズの今、みたいな特集をやっていた。

    JTとは元々、日本専売公社という国営企業で
    塩とタバコを独占販売していたのだ。
    何で塩も? と思うが、それを独占する理由はわからない。

    で、よく覚えてないのだが、今のJTへと民営化し
    塩が自由販売となったような。

    国は今でもJTの株の多数を所有しているはずなので
    この会社を潰すようなマネはしない。
    塩の自由化の時に、利益の損失を埋めるために
    JTフーズを立ち上げる構想が出来ていたと推理する。

    そして、この新部門が軌道に乗ったら
    タバコ1箱1000円作戦に出る予定だったのではないだろうか。
    「諸外国ではそんなもん」 というキーワードは強いからな。

    ところが、今年の毒ギョウザ事件。
    食品部門が立ち直れない大打撃を受け
    こういう時にタバコの増税など、一応言ってはみるものの
    これを実現しようとは思ってはいない気がする。
    数年後のための布石にしとくのだろう。

    私は1日に2箱以上吸うヘビースモーカーだが
    1箱1000円なら、喫煙を止める。 てか、買うの無理。
    値上げをしようがしまいが、どっちでも良いぞ。
    タバコを吸えないと、健康になるだろうしな。

    番組では、JTフーズの営業の苦労を追っていた。
    それを見て、ダメだ、こりゃ、と思った。

    JTフーズの社員がどんなに苦労しようが
    同情する気は起こらないし、JTブランドを買う気にもなれない。
    その理由は、TVに出てた人も言っていたけど
    明確な改善策が見えてこないからである。

    そもそも原因も判明していないのに、改善もねえが
    そんな状態で、再起など出来るとでも思っている上層部がアホウだぜ。

    毒ギョウザ事件の真相は、表には出てこないだろう。
    永遠に闇の中のような気がする。
    だから、この状態でJTフーズが再起出来る方法は限られてくる。

    まず、中国から撤退、これが一番大事。
    次にパッケージをまったく違うものに替える。

    今、予算的にも大変だろうけど、ここをチャンスにせんでどうする。
    何を他のメーカーと同じような
    楽しげなパッケージのままにしているんだよ?
    他社の食品との差別化を図る、格好の機会だろうが。

    生まれ変わる態度の表明に加工国を替え、それを旗印にお詫び広告を打ち
    パッケージをシンプルでシックなデザインにする。

    冷凍物を買うヤツをアホ扱いしているような
    あんなセンス度外視のカラフルなパッケージは
    買う方は正直恥ずかしいんだよ。
    無印が何故浸透したのか、とか考えてみたらどうだ?
    中身はメイドインチャイナだと知ったので、あまり買わないが
    見た目は誠実そうなイメージがあるだろ。

    こういう事を模索しないのは、国が助けてくれるから
    と、思ってるからじゃないか?
    だったら国民の心情など考慮する必要もないか。
    いらん世話だったな。

    大体JT自体が、元お役所体質を引きずっているのか
    殿様商売に思える事があって、よく考えるとムカつく。
    値引きはしないは、サービスはないは、売りっ放しだろ。
    誰がタスポなんて作るかよ。
    個人情報をあんな会社に晒すのは恐すぎる。

    ちなみに、タバコの仕入れは全部現金取引だとさ。
    町のタバコ屋さんは、大金を持っていないとやっていけないのだ。
    タバコ販売許可の取得とかも、すげえグレーな話ばかりだし
    こういうタバコ関係の話は
    何となくハメられてる気分になるような内容のが多い。

  • 人生丸裸

    凶悪事件が起きる度に、こう思わんか?

    「もし自分が関係者だったら、どう報道されるんだろう?」

    容疑者の生い立ちから学生時代から、主義、趣味、思考まで
    ちょっとでもオタ風味のあるもの、特殊っぽいものは
    それが犯行の原因であるかのように晒されて
    いかに歪んだ性格であるかを、必死になって証明される。

    容疑者に限った事ではない。
    被害者側の立場でも、キャラが強烈だと注目をあびる。

    自分が考える、“有害” なものを排除したい “正義感” と
    “普通” とは違うから、犯罪を起こしたり
    事件に巻き込まれたりするんだ、と安心したい
    という心理が働くのかも知れない。

    この手の “悪役” には、ひと昔前はマンガが槍玉にあげられていたが
    最近、特に焦点を当てられる分野は
    アニメ、ゲーム、ネット、このあたりである。
    何か微妙に進化しているが、中途半端感があるのは否めない。
    選択範囲が大雑把すぎるんだよな。

    ニュースを見ていて、こういう心配をするのは
    人格的にとても怪しいものがある、とわかってはいても
    つい、自分の場合はどういうレッテルを貼られるのか
    あれこれ分析してしまう。

    卒業文集とか、引っ越し時の舞い上がりで全捨てしてしまったんで
    何を書いたかも忘れてしまっているが、覚えていたとしても
    過去の事は変えられないので、しょうがないとして
    問題は今現在の趣味系だ。

    部屋にある6~7種類のゲーム機、ダンボール2箱分のゲームソフト
    映画を録画したビデオテープ、とことんマイナーなロックCD
    化粧品名をビッシリ書いた手帳、工具箱に入ったメイク道具
    ボックスにいっぱいの化粧品群、妙に多い文房具類
    “ちょっと特殊” と言ったら、このへんぐらいか?

    あっ、PCのデータはヤバいよな。
    お気に入りに入っているサイトのジャンルは、人に知られたくねえし
    それに、このブログの存在も割れる。

    てかさ、こんぐらいのブツは、今時誰でも持っているだろう。
    面倒くさくなって、逆切れを始めるけど
    この程度の事にギャアギャア目くじら立てるって
    どんだけ世の中についていけてないんだよ? と、突っ込みたいわ。

    TVのコメンテーターとやらも、ネットをまるで裏社会みたいに言ってて
    こいつらPCをワープロぐらいにしか、認識していないんじゃねえの?
    と、その頭が固いゆえの無知さにウンザリさせられるぜ。

    こうやって考えていると、女性より男性の方が、色々と大変じゃねえ?
    と言うのも、世の大多数の男性たちは
    エロアイテムの隠し場所に苦労しているだろうから。
    母親とか奥さんとか、実に目ざといしな。

    手に負えないのは、“探す” んじゃなく
    “片付け掃除をしていて偶然見つけてくれる”、という善意。

    無神経な家族だったら、机の上にバーンと置きなおされて
    帰ってきて、ドッヒャー!
    その上、それについて一切話題にされない、という針のむしろだし
    ヘタすりゃ、無断で捨てられる場合もある。

    おまけにエロの存在自体を、マジで嫌悪している女性は
    直接、非難を口にする事は少ない傾向がある。
    口にする時は、本人を飛び抜かして他の誰かに “相談” する時で
    何かもう、どういう恥の上塗りなんだか。
    しかもエロのジャンルによっては、いきなり実家へ失踪されるし。

    しかしエロ容認の、自称さばけた女性というのも
    「気にしないって言ってるじゃないの」 と、公開性を求めて
    相当にウザいものがあると思う。

    度が過ぎると、観賞会を開催しなきゃならなくなり
    隣で妙に冷静に観賞され、重箱突付きなダメ出しまでされたら、
    それがAVの演出や、出演者にならまだしも
    その作品を選んだ自分の感性への批判なら、まさに立つ瀬がない!
    (実に上手い事を言った気分。 ほーっほっほっほ)

    第三者の余裕のある意見など、エロには不要。
    もう放っといてくれよ! と、さぞかし荒れ狂いたくなるであろう。

    って、また突拍子もない方向に話が飛んで
    何かもう、まとめる気すら起きないグダグダな展開になったが
    万が一の時のために、身辺整理をしとくべきか、諦めるか
    これって結構、切実な問題かも知れない。

  • モンスターと呼ばれる人々

    ちょい前にTVを点けていたら、こんな話が聞こえてきた。
    「最近、モンスターペアレントという言葉が使われている。
     これはいけない。
     相手も人間であるのに、“モンスター” と決め付け
     そこでシャットアウトしてしまう。
     それは相手の人格を否定しているのと同じ。」

    ふざけるなーーーーーっっっ! と、TVをブチ切ったので
    これを言ってたのが誰なのか、(また) 覚えていないが
    多分どっかの大学教授で、カスタマーサービスの第一人者だったと思う。

    まったく、第一人者が何ちゅう事を言い出してくれるんだよ。
    モンスターなどと言って “差別” せずに
    相手の言いたくなる気持ちも理解してあげるように努力をしないと
    何も進歩はしない、という事らしいんだが
    今までの世間の流れを見て、ものを言ってもらいたい。

    学習の格差をなくすためのゆとり教育で、レベル低下
    給食費滞納の生徒にも食わせるための、給食の質の低下
    加害者の人権保護のための、被害者無視
    その他、教育現場から小売業まで、ムチャクチャ言うヤツのために
    どんだけ普通の人々が我慢しなきゃならなくなったんだよ。

    正直、他人に迷惑をかけて平気なヤツは、社会にはいらない。
    このごく普通の願いが、人権の名の下に非人道的と言われるなんて
    そっちの方が間違っていると思わんか?

    (“普通” って何? と噛み付くアホウがよくいるが
     普通とは、その社会の常識を備えた “大多数”“一般的” の事だ。
     社会が悪なら、悪が “普通” になる。

     こんな当たり前の事に、心の警報がなるようじゃおかしいぞ。
     “普通” の人々は、社会を善で回るように保とうとしているのであって
     それは悪を抑えたいだけで、個性を排除する事ではない。

     この場合の善とは、普遍的なものでは個人個人の安全をさす。
     更に、その時代その時代に沿った協調性が加えられる。
     悪はそれを脅かす存在。)

    この教授は、“モンスター” と呼べばそれで終わり、みたいな
    風潮になる事を心配しているんだと思う。
    放置してたら、何も変わらないのもわかる。

    でも、今までそれで善良な人々が歩み寄ってきたからこそ
    今の不便で不公平な社会になったわけで
    何を言っても通じない人間もいる、というのを学んだだけだ。

    底辺に合わせても全体が落ちるだけで、決して底上げはされない。
    今後は放置せず容認せず、糾弾する方向で行くべきである。

    こういう全体思想に、過剰に危機感を抱く人もいるけど
    少数派であるはずのドグラが、常識的な人々の遠慮や親切心に付け込んで
    自分たちがあたかも平均値であるかのように変換しようとしている事の方が
    よっぽど危険な運動のように思えんか?

    一般市民のひとりでいたいのなら
    自分の事ばかりじゃなく、相手の事、社会の事を考えてくれ。

    数あるルールの中で、このたったひとつの事すら守れないヤツって
    お互いに日本語を喋ってるのに、会話が成り立たないんだよ。
    話せば話すほど、わけがわからなくなってくる。
    そりゃモンスターにも思えてくるぜ。

  • ブスは損をするのか?

    今回は “顔のつくり” だけに限定して考察する。
    とは言っても、どうしても内面は外見に反映されるので
    厳密に分ける事ができないのが難点である。

    08.3.12の記事、“振り返る” を書いて
    ふと思ったのが、「ブスって損なのか?」 である。

    自分的には、ブスによって損をした記憶がないのだが
    これは並外れた頭の悪さと感覚の鈍さのコンボが幸いしているので
    私の場合は一般例としては語れない。
    幸せになりたいヤツは、私の思考性を見習えばラクショーだが
    そういう花畑思想は、また次の機会にでもジックリと、ええジックリと。

    と言う事で、過去に私の見聞きした事をベースに考えるしかない。
    一個人の探索範囲など、たかが知れたもんだが
    これもまたひとつのケースなので、資料の一部にはなるだろう。

    まず知ってる女性を3グループに分ける。
    “美人”“可愛い”“ブス”。
    どのグループが良い目にあってた、あってるか、と言うと
    意外にもブスグループに属するヤツが断トツ1位である。

    「ブスなのに」 という枕詞が付くせいで
    些細な幸運を過大評価させられてるんじゃないか? と、用心したが
    良い目の内容も、美人とヒケを取らない濃度なのだ。

    また直球で暴投をするが、ブスに冷たい言動をすると
    人権的にマズいから、遠慮されてるのかという懸念もあるが
    “長い付き合い” では、ブスは美人を差し置いて
    間違いなく圧勝をおさめているのが、私の周囲の現実なので
    ここでもう答は、こう出てしまっている。

    “ブスは人生的スパンでは損をしていない場合が多い”

    じゃ美人はどうなのか? と問われると
    私の周囲の美人は、性格も良いヤツが多いけど
    「美人だけど」 と妬まれる場合があるので、苦労もあるようだ。
    (この妬むタイプ、女性より男性の方が多いのがビックリである。
     この話、長くなるので、また思い出した時にでも書く。)

    美人は色んな負の感情をぶつける対象にされやすいので
    性格が悪い方が得をすると思う。

    一番損をしているのが、可愛いグループ。
    このグループの性格は、極端に分かれている気がする。
    すげえ性格が良いのと、勘違いアイタタ系。

    で、損をするのが性格が良く可愛いタイプ。
    他の女性 (しかもブス) に彼氏を盗られるのも
    理不尽な扱いを受けるのも、ロクデナシに引っ掛かるのも
    見下されるのも、私の周辺ではほとんどがこのタイプだった。

    性格が良くて可愛いなど、最高なのに何で? と不思議だけど
    この結果は何となく納得いく気がする。

    内面が外見に出るというのが私の持論だが
    ブスでも美しく見える時があって
    それは大抵、そいつの鋭さが表に出た時である。
    美人は常にその尖った印象を持っている。

    可愛い系は、まん丸なのだ。
    その丸から1本でもトゲが出てれば良いのだが、良い人にはそれがない。
    どうやら毒がないとナメられやすいようだ。

    だからと言って、ブスよりは評価が高くてもおかしくないのだが
    結局、人はそれほど顔のつくりは気にしていないのかも知れない。

    ある程度の長さの時間で考えると
    一芸ブスが最強じゃないか? と、マジで思う今日この頃。

    ブスは長距離に強い!
    (今日の記事を、私の “自画自賛” だと受けとめられたら憤慨だな)

  • メタボ検診

    40歳以上の各種保健団体?加入の人に、メタボ検診が義務付けられた。
    どっからか書類みたいなものが送られてきて
    それを持って病院に行き健康診断を受け、書類を送り返す。

    で、メタボっぽい、と結果が出た人には
    担当者が半年ごとに電話や郵便で、健康改善の有無を追及するとか。

    生活習慣病になってからの、健康保健の利用料を減らすのを目的として
    未然に検査をさせて予防させよう、という腹づもりらしい。

    今の日本の成人の3人にひとり?が、メタボ予備軍だと言われているけど
    その膨大な数のメタボ予備軍に担当者が付くんか?
    それ、どんだけ費用が掛かるんだ?

    ニュースを見ていて、とても腹が立った。
    確かに自己管理を怠って、生活習慣病になり
    健康保健をガンガン使われたら、たまらないだろう。
    それよりは予防にお金を掛ける方が安上がりかも知れない。
    だけど、その前に行政で指導できる部分があると思う。

    たとえば外食産業。
    添加物やら農薬やらまで言うつもりはない。
    怒っているのは私怨に基づき、ただひとつだけ。

    一人前の量が多すぎ!!!!!!!!!!!!

    どっかの何かの番組で (すまん、詳細はまた失念)
    日本は食料自給率が低いのに、捨てる食料は1日何トンとかやってたけど
    これ、いかにも一般家庭が悪いかのように展開してたが
    飲食店の出す廃棄量の方が、何倍も多いんじゃないのか?

    このエコだのゴミ削減だのやってる時代に
    何で飲食店がメタボ製造業のままなんだよ?

    大昔の肉信仰をいまだに引きずって
    料理内容も、肉肉肉肉野菜肉野菜肉肉、だ。
    全然ヘルシーじゃねえ。

    おまけに味付けも濃く、量も大量。
    それを残すと、「もったいない」 って、アホウ!!!
    全部食ったら、健 康 が も っ た い な い わ!!!!!!

    ここらへんの意識を、まず何とか変えてもらいたい。
    量を半分に減らして、値段を3分の2にすればいいじゃん。
    少ない料理だと、客の居座る時間も減るんじゃねえ?
    客の回転数が上がれば、店にとっても損はないと思う。

    夜中のラーメン屋など、メタボ体型汁だくおやじが
    呑んだ後の一杯、などと、油まみれになってる姿をよく見かけるが
    あれ、いっそ法律で禁止した方が、保健代ははるかに浮くと思うぞ。
    それが出来ないだろうから、量を半分にせえ、って言ってるんだよ。

    チームマイナス半分、っちゅうのを作ってほしいぜ。
    世の中の多くのメタボ予備軍は、明らかに食い過ぎ。

  • 胸毛ポスター

    どこぞの裸祭のポスターがセクハラだと騒がれている。
    「女性が見て不愉快になる」 というのが理由らしいが
    これはウソだろーーーーーーーーー。

    確かにあれは、見て気持ちの良いものではないが
    そもそも男性の裸なぞ、女性は見たくもねえんだよ。
    ましてや、お手入れもシェイプアップもしていない
    一般人オヤジのダラけた裸なぞ、ほんとブラクラ同然なので
    どういう構図だろうが、あの類のポスターはやめてもらいたい。
    相撲だってグロにしか見えんのに。

    あのポスターは、男性の方が気持ち悪がっていると思う。
    しかし同じ男性だし、自分も似たり寄ったりのボディだし、で
    「女性が」 と理由を付けて、排除しようとしてるとしか思えない。

    見たくないのは、同じオヤジども、おめえたちだろ?
    女性たちは、男性の汚さなど見慣れているので
    目に入れないように脳を調整してるから、あのぐらい平気だぜ。
    道端でオープンザコートとか、しょっちゅうあるし
    それに比べたら、悪意がない分、まだマシだろ。

    て言うか、そういう事を女性のせいにするなよ。
    “セクハラ” という言葉を乱用すると
    フェミどもが益々付け上がって、すげえ細かい事を言い出して
    結局は自分の首を絞める事になるんだぞ。
    もっと他の当たり障りのない理由を付けろよ。

    しかし、見て愉快不愉快より、もっと深刻な問題があると思う。
    もしかして本当はそれを想定しての
    “セクハラ” 言い訳の、貼り拒否なのかも知れんが
    だったら余計に世間に祭を認知させて、大失敗だったな。

    その問題は何かと言うと、ゲイ。
    昔、本屋でゲイ雑誌を立ち読みしてて知ったんだが
    ゲイの中には、“男の祭” というジャンル萌えのヤツもいるらしい。

    1冊ほぼ丸々日本中の祭の画像で埋まっていて
    それは私が見ても、普通の祭の写真にしか見えないのだが
    「神輿を担ぐ腕の筋肉が ス・テ・キ はぁと」
    「ハッピの下から覗くお尻がキュート 星マーク」
    など、度肝を抜かれるコメントが付いていて
    ゲイの世界も奥が深い・・・ と、感銘を受けたものだ。

    しかも、たまたまその雑誌だけの傾向かも知れんが
    祭萌え写真のほとんど全部が、メタボで多毛な熊系男性ばかりを
    クローズアップしていたのである。

    これは、あのポスターはモロ、ツボだと思うんだが。
    全国から、「熊系メンズ祭Ver萌え~」 のゲイたちが殺到するぞ?
    個人の性嗜好は自由だが、予期せぬサイトや雑誌に
    想像も付かない目的で、自分の写真を載せられたらイヤじゃないか?
    そっちの方を心配した方が良いぞ。

    なお、写り・体型・毛量 と、三拍子揃っちゃって
    賛否の的になったあの男性が、TVのインタビューで嘆いていた。
    「親から貰ったものなのに・・・」 と。

    世間はそんなに甘くねえよ。
    女性なんか、メスを入れなきゃ解決しない部分 (顔の作り等) で
    すげえ冷徹に評価されてるんだぜ。
    ああもうそりゃあ、女性でいる事すら否定される勢いでさ。

    おめえのは毛だろ、剃れば済む話じゃねえか。
    そんで、そのポッチャリは病気の原因にもなるから痩せろ。
    嫌がられるのがわかったら、前向きに対応せえよ。
    自分ひとりでどうこう出来る事で泣き言を言うな!

    普段、女性の容姿についてランク付けしてるくせに
    自分が言われると被害者ヅラかよ!

    注: あの男性本人が、女性の容姿に文句を言ってたわけではなく
       そういう事実は一切ありません。
       ただ、日頃厳しいチェックを入れられてる身として
       ああいうなまっちょろい主張に、私がムカついただけの事。
       「男性は良いよなー」 というヒガミです。

  • 謝罪の意味

    これは日本人なら、持っている気持ちだと思っていたが
    自動車保険業の人から聞いた話によると
    「謝ったら、自分の非を認めた事になるので、過失割合で不利になる」
    と、事故を起こしても謝らない人が増えているらしい。

    そういう最初の対応のマズさが災いして
    モメんで良いとこでモメるケースが多いのだそうだ。
    過失割合は法が適用されるので、謝罪とは関係ないのにだ。

    だから、保険屋さんには常々
    「こっちがブチ当てたら、ちゃんと謝ってください。
     相手が 『どうしてくれるんだ?』 とインネンをつけてきたら
     『すべて保険代理人に任せますので。』 と言ってください。」
    と、くれぐれも自分の仕事 (交渉) の邪魔はしてくれるなよ
    みたいな感じ丸出しで、きつくお願い (?) されていた。

    この、“謝ったら、こっちが全面的に悪い” は
    アメリカから来た感覚である。
    アメリカは訴訟社会だというのが、クローズアップされすぎて
    ぶつかって謝ったら慰謝料、みたいな都市伝説がゴロゴロしている。

    日本でできたPL法も、そういう影響のひとつである。
    ネコをレンジでチンは、実際の出来事ではなかったが
    マックのコーヒーが熱くて、ヤケドして数千万の損害賠償は事実。
    こういうのを聞くと、“自己責任” ってマジで大事だと思うよな。

    謝罪というのは、自分の非を認め、反省の意を表す事だが
    これは “全部残らず自分が全面的に悪い” というのとは違う。
    日本では、トラブルをなるべく穏便に解決の方向に向かわせるための
    “最初の一歩” の儀式なのである。
    そして、当事者はその後も何度も何度も謝罪をしつつ
    事を進めていくという、節目にも用いられる作法なのである。

    だからといって、単なる手段と考えてはいけない。
    謝罪である限り当然、厳しい判断をされる。
    どういう個人基準であろうと、そこに誠意が感じられないと
    謝罪とは見なされないどころか、逆に “逃げ” だと非難までされる。

    その判断は何を基準にされているのかと言うと
    罪の重さや状況によって、多少の違いはあるが
    まずは謝罪するタイミングの早さに加え
    言葉、態度、表情、服装、髪型、おじぎの角度と時間、といった
    細部を総合した、全体の印象である。

    (この世間の判断基準が、細かいのか、あいまいなのか
     わかりにくいのが、謝罪側にとって最大の難関なのだ。
     この辺が日本人特有の、なあなあ文化だと思う。)

    もちろん、気持ちが最重要。
    謝罪の場合に求められる誠実さとは、状況のすべてを正直に説明して
    その上で自分の非を認める潔さ、これに尽きる。

    これらをすべてこなした上で
    どう対処していくのかを伝えるのだ。

    最近の謝罪会見の多さと、世間の反応を見ていると
    まさに、自分の立場と世の空気を読めるかどうかが
    許してもらえるかもらえないかの分かれ目だと言えるだろう。

    謝罪する側にも、色々と言い分はあるだろうが
    それを言っていたら、まず受け入れられないと気付くべきである。

  • 物価高騰

    あの時、湾岸戦争を支持したヤツら、反省せえ!
    あの結果が、現在の物価上昇の大きな原因のひとつなんだぞ!!

    いきなり上から目線で怒り満載状態だが、私には持論がある。
    それは、中東をいじくると物価が上がる! っての。
    根拠を聞かれてもよくわからん。 勘だ。

    中東と言えば、イスラエルとのバトルだったが
    これが起こる度に、世界経済が揺らいでいるような気がしていた。
    何故あいまいな意見かと言うと、タイムラグがあるからである。
    もしかして、中東戦争は物価を動かすためにやってるのか?
    とも思ったが、微妙な連動なのでよくわからないのだ。

    もちろん、産油国付近で戦争が起これば
    輸出に影響が出るのは、ごく当たり前の事である。
    戦争経費のために稼ぐ必要が出て、石油の値段が上がる上に
    輸送の際の危険性が増えると、保険の掛け金も上がったり
    関係者の賃金も上がるので、それが石油価格に反映される。

    問題は、産油国の情勢が常にあまり良くない事で
    それは石油に代わるエネルギーがないから
    欲をかいたトラブルの中心地になるのは当然ではあるが
    この新エネルギー、開発 “できない” のではなく
    “しない” のではないだろうか。

    企業が、まったく新しいシステムに全とっかえしなければ
    利用できないようなエネルギーを作り出しても
    その転換に費用が掛かり過ぎると、物価は下がらない。
    石油とほとんど同じような仕組みで、という縛りがあるので
    開発が困難になっているのだと思う。

    政府も企業関係者も、懸念しているフリをするだけで
    実はあまりにも面倒くさいので
    どうせ石油が枯渇するのは、自分の死んだ後の事だし
    その時の事は、その時のヤツがどうにかせえよ
    ぐらいにしか思ってないように見える。

    と言うか、石油って本当に枯渇するのか?
    よく考えたら、石油が枯渇したら地球が終るんじゃねえの?

    ここらへんの真実がわからないが
    本気で石油に代わるエネルギーを開発しよう、と思うのは
    産油国を潰そうという意図が出た場合しかないと思う。

    今開発されたのは、トウモロコシ原料の燃料だろう?
    これ、どこぞの貧困国救済の目的じゃん。
    あそこって、トウモロコシぐらいしかマトモに栽培できないんだろ?
    これが軌道に乗ったら、南北統合するんじゃねえ?

    こういう考えで物事を見てしまう私は
    邪推バリバリの汚れた人間かも知れない。

    しかしそれを承知した上であえて言うが、産油国には触るな!
    産油国の人々がどうあろうが、あそこにちょっかいを出すと
    世界中が飢えるハメになるぞ。

    自分ちの負債の穴埋めに、石油利権に手を出そうとしたバカ大国も
    予想外の現地人の感覚との差に手を焼いているだろ?
    大抵の産油国は、“先進国” の常識は通じない秘境なんだよ。

    会話が成り立たない相手と、深い関わりを持たないのが
    結果的にはお互いを尊重する事になる、と思うんだがなあ。

    世界平和ってのは、結局今のところは干渉し合わない事なんじゃないのか?

  • マニアのテリトリー

    自分のテリトリー外の世界に興味を持つ私は
    主に本屋さんで情報収集をする。
    どういう分野が流行っているのか
    雑誌を見れば、ある程度は把握できるからである。

    何故ネットでチェックしないのか、というと
    図書館の本にバイキンが付いている気がするのと同様で
    ネットでやたらなとこをクリックすると
    得体の知れないモノに感染する気がするのだ。

    この感覚は、電化製品が異音を発し始めた時に
    大爆発を起こすかも、と、近付けないのと同じ。

    無知な脳機能による誤認だというのは
    自分でも充分に理解しているが、習性はそうは修正できんよ。
    と、高度な韻を踏ん (だつもり) で、利口ぶってみる。

    普通の本屋さん、そこは売れ筋雑誌を重視する場所。
    その本屋さんで、最近勢力を伸ばしている分野がある。
    それは鉄道。

    マニアの代表的な分野なのに何で今頃? って感じだ。
    単に私が気付かなかっただけかも知れんけど
    広い鉄道コーナーができてて、雑誌が山積みだったのには驚いた。

    この鉄道マニアは、“鉄ちゃん” “鉄オタ” と呼ばれ
    私の乏しい知識の範囲で語ると
    “撮り鉄” (列車を写す専門)
    “盗り鉄” (列車の備品や駅備品を無断で収集する専門)
    “乗り鉄” (名車?に乗る専門)
    “時刻表鉄”(ダイヤが変わると大騒ぎ)
    “模型鉄” (Nゲージ収集など)
    と、細かく分野が分かれ、しかもそれらが相容れないという
    不思議な住み分けが成されている事で有名である。
    (この解説の真偽は自信なし)

    雑誌を読んでも、マニア用語ばかりでチンプンカンプンなんだが
    かなり金の掛かる趣味である事はよくわかる。
    趣味ってそういうもんなんだろうけど。

    とりあえず 「ほお」 と思って、雑誌をチェックするんだが
    ここで不思議なのが、明らかな “外部の人間” がいると
    そのコーナーは人が寄ってこないのである。

    レンタルビデオのAVコーナーに女性が入ると
    中にいた男性が全員速やかに出て行く現象が、ここでも起きる。

    先に立ち読みしている人がいるコーナーに近付くと
    ジロッと睨まれ、来るなバリアを張られる。

    これが解せないのだが、鉄オタってのは
    ある種の変質者と同等の意識でもあるのだろうか?

    邪魔したら悪いので、遠目に雑誌の表紙をチェックするのだが
    それでも割と敏感に気配を察して振り返るという
    鉄オタのデリケートさに、かくれんぼを強いられてほとほと困った。
    (てか、私の方が変質者風味だ)

    しょうがないので、他のマニア部門をチェックして回るんだが
    他の分野はそう排他的じゃないんだよな。

    ミリタリーとかエロとかホモまで、堂々としてるので
    もしかして鉄オタは限りなく、一般人に近い感覚の持ち主じゃないか?
    と、ふと思ったが、エロパソゲーコーナーのヤツらが
    鉄道コーナーと似たような反応を示したので、ちょっと揺らぐ。

    単なる好奇心でチョロチョロされると
    そりゃ、命を掛けてるヤツにゃは不愉快だろう、と思うので
    私の鉄道やエロパソゲーの知識は増えないままなのだ。

  • ゴミ規制

    私の住む地域は、どうもあまり質の良い方々ばかりじゃないらしい。
    そう思う目安のひとつが、ゴミ出しルール。
    ここらへん、実にアバウトなんだよ。

    一応、ゴミ分別表というのは配られてるけど
    それを読んでも、実にラクな最低限の分別になっている。
    当然、指定ゴミ袋などない。

    ゴミ袋はテキトーに用意できるし
    狭いキッチンでは、ゴミ箱スペースを確保できないので
    とても助かってるさ。
    私は常々、リサイクルやエコには疑問を持ってるし。
    できれば、このままであって欲しいと思う。
    もちろん最低限の分別はしている。

    そこで思うのは、ゴミ出しルールを細かく決めて
    何が変わるのか? っちゅう事。
    普段からちゃんとしているヤツは
    ルールがどう変わっても、引き続きちゃんとする。
    しかしモラルのないヤツは、どう言われようがしないと思う。

    外国人の多い地域は、道がゴミだらけだと聞いた事があるし
    渋谷も昔はキレイな道だったんだぞ。
    バカガキがウロつくようになって、ゴミだらけじゃん。

    スーパーやコンビニのゴミ箱に
    「家庭ゴミを捨てないでください」 という貼り紙をよく見かけて
    最初は意味がわからなかったんだが
    あれは分別が面倒臭いヤツの仕業だと推理する。

    買った肉を、スーパーの備え付けの袋に移しかえるのも
    自分ちで、プラスチックトレイの分別をしたくないからじゃねえ?
    ゴミになるであろう物は、買った時点で出来るだけ
    “外” で捨ててこよう、という目論みだろ?

    そういうヤツらが多い地域で、ゴミ出しを厳しくしたら
    道端とか公園、河川敷、山の中など
    あらゆるところに、こっそり投棄しに行くんじゃねえの?
    (そっちの方がよっぽど手間だと思うが)
    日常世界がゴミだらけになりそう・・・。

    そもそもゴミ出しの厳格化は、リサイクルだけが理由ではなく
    言われなくてもわかるような、常識的なゴミ出しをしないヤツがいるから
    ルール化しなくてはならなくなったのもあるだろう。
    燃えるゴミと燃えないゴミを混ぜて、ゴミ出し日じゃない日に出したり。

    いつでもドグラのあおりをくらって
    生き辛くなるのは、普通の人々なんだよな。

    ただ、ゴミ出しは回収当日の朝8時から、などと
    細かい時間指定は、やってはいけない。
    これ、マジでやってる地域があるそうだが
    今の時代、全員が同じ時間帯の生活をしているわけではない。
    ゴミ出し時間帯に仕事中の人はどうなるんだ?

    厳しすぎるのは、世のためにはならない。
    一体何が原因で荒れているのかを考えて対策をすれば
    常識的な人が幸せでいられる社会になるのに。