TVでJTフーズの今、みたいな特集をやっていた。
JTとは元々、日本専売公社という国営企業で
塩とタバコを独占販売していたのだ。
何で塩も? と思うが、それを独占する理由はわからない。
で、よく覚えてないのだが、今のJTへと民営化し
塩が自由販売となったような。
国は今でもJTの株の多数を所有しているはずなので
この会社を潰すようなマネはしない。
塩の自由化の時に、利益の損失を埋めるために
JTフーズを立ち上げる構想が出来ていたと推理する。
そして、この新部門が軌道に乗ったら
タバコ1箱1000円作戦に出る予定だったのではないだろうか。
「諸外国ではそんなもん」 というキーワードは強いからな。
ところが、今年の毒ギョウザ事件。
食品部門が立ち直れない大打撃を受け
こういう時にタバコの増税など、一応言ってはみるものの
これを実現しようとは思ってはいない気がする。
数年後のための布石にしとくのだろう。
私は1日に2箱以上吸うヘビースモーカーだが
1箱1000円なら、喫煙を止める。 てか、買うの無理。
値上げをしようがしまいが、どっちでも良いぞ。
タバコを吸えないと、健康になるだろうしな。
番組では、JTフーズの営業の苦労を追っていた。
それを見て、ダメだ、こりゃ、と思った。
JTフーズの社員がどんなに苦労しようが
同情する気は起こらないし、JTブランドを買う気にもなれない。
その理由は、TVに出てた人も言っていたけど
明確な改善策が見えてこないからである。
そもそも原因も判明していないのに、改善もねえが
そんな状態で、再起など出来るとでも思っている上層部がアホウだぜ。
毒ギョウザ事件の真相は、表には出てこないだろう。
永遠に闇の中のような気がする。
だから、この状態でJTフーズが再起出来る方法は限られてくる。
まず、中国から撤退、これが一番大事。
次にパッケージをまったく違うものに替える。
今、予算的にも大変だろうけど、ここをチャンスにせんでどうする。
何を他のメーカーと同じような
楽しげなパッケージのままにしているんだよ?
他社の食品との差別化を図る、格好の機会だろうが。
生まれ変わる態度の表明に加工国を替え、それを旗印にお詫び広告を打ち
パッケージをシンプルでシックなデザインにする。
冷凍物を買うヤツをアホ扱いしているような
あんなセンス度外視のカラフルなパッケージは
買う方は正直恥ずかしいんだよ。
無印が何故浸透したのか、とか考えてみたらどうだ?
中身はメイドインチャイナだと知ったので、あまり買わないが
見た目は誠実そうなイメージがあるだろ。
こういう事を模索しないのは、国が助けてくれるから
と、思ってるからじゃないか?
だったら国民の心情など考慮する必要もないか。
いらん世話だったな。
大体JT自体が、元お役所体質を引きずっているのか
殿様商売に思える事があって、よく考えるとムカつく。
値引きはしないは、サービスはないは、売りっ放しだろ。
誰がタスポなんて作るかよ。
個人情報をあんな会社に晒すのは恐すぎる。
ちなみに、タバコの仕入れは全部現金取引だとさ。
町のタバコ屋さんは、大金を持っていないとやっていけないのだ。
タバコ販売許可の取得とかも、すげえグレーな話ばかりだし
こういうタバコ関係の話は
何となくハメられてる気分になるような内容のが多い。