カテゴリー: 事件・犯罪

  • ボートピープル

    生活保護の不正受給のニュースを観て、思い出した。
    今、熊本にボートピープルは来ているんかな?
    私が住んでいた頃は、しょっちゅう天草に中国からの難民が漂着していた。
     
    その人らは、小さい木の船に何十人もすし詰めにされて
    夏場なんか、何人も船倉で圧死や蒸し死にしていたらしい。
     
    そういう事もあって、最初は同情されていたんだけれど
    蛇頭と言われる中国人マフィアが手引きをして
    日本上陸をした人々が犯罪組織の一員になったり
    上陸してすぐ、地元の民家に泥棒に入って
    金品や衣類、食料を盗んだり
    歩いている人を強盗したりするので
    世間の目もどんどん厳しくなっていった。
     
     
    熊本市内では、一時期よく検問が行なわれ
    何かと思ったら、漂着した人捜索だった。
     
    TVのローカルニュースでも、よく取り上げられていて
    北九州あたりから、迎えの車が来るので
    主要道路で検問をする、との事だった。
     
     
    海辺の住人にインタビューしている映像もあって
    インタビュアーが、何故ボートピープルだとわかるのか?
    と訊いたら、答が 「臭いから」 だ。
     
    確かに狭い船に、何日もギュウギュウ詰めになるのだから
    いくら民家に忍び込んで、服だけ盗って着替えても
    風呂に入らなければ、臭いもするであろう。
     
    にしても、そういう映像をよくTVで流したものだ。
    今なら絶対にカットされるよな。
     
    ちなみに、答えていた地元のじいさんは
    「○m離れてても臭う」「皮膚も垢だらけ」 と
    ほどほどにしとけ、と思うほど念入りに解説していた。
     
     
    長崎、福岡などにも、中国から一斉に難民が押し寄せた時があって
    それからは、熊本ではコンスタントに毎年何隻も
    難民を乗せた船が漂着していたので
    しまいには報道すら、されなくなっていた。
     
    検問はあったので、ああ、また着いたんだな と
    図り知る事が出来た。
     
     
    この話を関西の人にすると
    「またまた、嘘でしょうー?」 みたいな反応をされる。
    今はどうだか知らないけど
    私がいた当時の熊本では、本当に起きていた事なのに。
     
    日本海側の、「海から男たちが来て人をさらう」 という話も
    実際に住んでいない人が聞いたら
    「またまたー、何の怪談?」 となるのであろう。
     
    拉致問題も、最初はそうやって相手にされなかったのかな
    と、ふと思った。
     
     
    だがしかし、関西にとっては他人事ではないのだよ
    熊本のボートピープルの問題は。
     
    熊本に上陸して、上手く迎えに拾われた人々は
    関西に潜伏する、という噂だからだ。
    そんで働いてマフィアに借金を返したら
    祖国の家族に送金を始めるのだろう。
     
    大阪が生活保護支給率で、全国No.1だというのは
    こういうボートピープルが、申請しているからかもな。
     
    こう言ったら、関西の人は青ざめる。
    どんな僻地で起ころうが、日本全国に無関係ではいられないよなあ。
     
     

    評価:

    Japan Health Dummy Brand


    ¥ 1,250

    (2003-06-30)

    コメント:汗や体臭予防にNo.1の実力を誇るアルム石。 石タイプは濡らして使うんだけど、使用後に拭かないと溶け出して容器の底がベタつく、と聞いた事があるんだ。 これならシートタイプなので汚れないし、出先でも手軽に使えるよな。

  • 監視カメラ

    公共の場でのカメラの設置に、「人権侵害だ」 と
    反対をする人々がいるらしいが
    どういう人の権利を侵害するのかが、さっぱりわからない。
    監視カメラをつけられて困るのは、犯罪者だけじゃないのか?
     
    公共の場に、プライバシーなどない!
    誰が見るとも限らない場所での
    アンアンやチュッチュやイチャイチャ
    引いては化粧だの、お着替えだのをやってるヤツは
    他人にジーッと見られても怒る権利なし!
     
    見られるのがイヤなら、隠れてせえ
    見せられるこっちも迷惑なんだよ!
    しかるべき場所では、しかるべき態度でいろ。
    T・P・O! T・P・O!
     
     
    最近、カップルの露出プレイに連続遭遇してるので
    私怨で話が逸れまくったが
     
    私の場合、極端に言えば家を警察に盗撮されていても支障はない。
    ヘンな事をしていないからである。
     
    と言うか、家にいる時は動かない。
    PC前にいるか、TVゲームや映画を観ているか
    1ヵ所で、ほぼ固まっているのである。
    特に真冬だと、着膨れた布ダルマが置いてあると思われる事だろう。
     
    ひとりごとも言わないので、うちの盗聴も盗撮も
    まるで静止画像を観ているごとく、つまらないものになる。
    寝転んで尻を掻いて屁をこくぐらいは、やっているが
    そんな事は誰でもやっとるはずだから、笑われる筋合いはない!
     
     
    恒例の余談だが、うちに数日滞在した友人が
    「大抵、一緒に生活をすると、何か秘密がわかるもんだけど
     あなたは何もないよね、驚くわー。」
    と言って、その言葉にこっちが驚いた。
     
    その “秘密” ってのは何なのか、問いつめても
    言えない事を秘密って言う、とか何とかはぐらかされた。
     
    いまだに謎なんだが、誰か推察できるヤツは教えてくれ。
    私の想像力では、改造銃制作、家庭内麻薬工場
    家の中ではいつもオムツスタイル、ぐらいしか浮かばないんだが
    そんなヤツが巷にゴロゴロしてるとは思えないんだよなあ。
     
     
    そもそも監視カメラは、捜査の手掛かりとしては弱いと思う。
    と言うのは、画像をいつまで保存しておくか、によるからだ。
    今はテープじゃなくディスクやHDD?なんで、場所は取らないが
    それでも管轄下のあらゆる場所の記録の保存は難しいだろう。
    せいぜい取っておいて1ヶ月が限度じゃないんだろうか。
     
    だから短期間で解決する事故などの証拠としては有効だが
    監視カメラの最大の効力は、やはり “抑止力” だろう。
    自分の痕跡が記録されているとなると、ヘンな事をしにくい。
     
    普通に暮らしている一般市民には、公共の場での監視カメラは
    とても安心できる存在なのに、反対する理由は何なのだろう?
    考えられるのは、その記録を扱う人間のモラルだが
    それを言っていたら、銀行に金を預ける事も出来なくなる。
    そっちの方がダイレクトに被害が及ぶぜ。
    警察の管轄下におけば問題はない、と信じるしかないと思う。
     
     
    田舎では、一挙手一投足が、近隣住人の目で監視され
    それが光通信より早く、村全体に広まるので
    監視カメラはいらないとも思われるが
    都会に監視カメラが溢れると、犯罪者は田舎に流れるようになる。
     
    それに何より田舎 (と言うか、山 だが) には
    都合の悪いもの、特に死体を捨てに来る人が多いんだよ。
     
    福岡の美容師バラバラ殺人、あの犯人が捕まったのは
    当時、熊本の村に宗教施設ができて
    力強い熊本の警察が、Nシステムをワシワシつけたお陰。
    他のとこの警察だったら、それこそ人権だの宗教の自由だの言うだろう。
     
    その警察の、守備強化呪文重ねがけ厳重監視地域に
    素人がノコノコ死体を捨てに来たもんだから
    死体発見場所から記録を追尾されて
    おたくのとこから死体を捨てに来とっごたるですばいたー、と
    福岡に言って、犯人逮捕、となったのだ。(だったはず)
     
    その後熊本県警は、その功績に調子こいて
    いたるところの道にNシステムをつけまくっとった。
    関西に来て、Nシステム少ないなあ、と思ったぐらい。
    熊本県警の操作能力はどうか知らんけど
    この強硬な思想と態度は、私には頼もしく感じる。
     
     
    監視カメラがあったら、手掛かりも見つかっただろうに
    と思える事件も多いので、ぜひ街中につけて欲しい。
     
    うちの周囲も数mおきに頼む。
    何かの芸術のような、“叫ぶ人”“暴れる人” が
    よく出没するんで、ほんと恐いんだ。
     
     
    ・・・とか、自分の意見を言ってるけどな
    ひとつ不安要因が生まれたんだ。
     
    それはな、前まであれほど “監視” に否定的だったTV番組で
    監視カメラ推しの特集をしてたんだよー。
     
    TV、ほんっと信用ならないんで、ちょっと不安。
    何か罠?
     
     
     

    評価:

    プラネックス


    ¥ 5,498

    (2010-10-15)

    コメント:iPhone対応で簡単な操作で済むもの、と割に真面目に探した1品。 監視カメラって、1万円以下でゴロゴロあるんだな。 うちにも1台、とか思ったけど、生きてるもの以外が映るのが恐いので、映像系はパス1、画像系もパス2、音声系でパス3! 詰んだ!

  • 災害報道

    地震発生から2週間。
    TVはもう “いつも通り” になってるな。
    ワイドショーとニュースぐらいしか
    被災地の話題をやってない。
     
    ニュースに合わせて動けないんで
    民法は交替で、一日中どっかの局でニュースをやってほしい。
     
    これは以前から思っていた事なんだけど
    この非常事態にすら各局、横並び編成で
    日本のTVに対して、激しく失望させられたぞ!
     
     
    被災者のところに図々しく入って行って
    精神的に負担を掛ける、と非難もある災害報道だけど
    私は必要だと思っている。
     
    何故なら阪神淡路の時には、あまりTVを観ていなかったので
    何の教訓も得てなく、災害に対して備えなかったからである。
     
    阪神淡路の時は、何故TVを観ていないのかわからない。
    その頃は熊本で結婚していたのに、どうしてだろう?
    多分あまりTVでやってなかったんじゃないか?
     
     
    今回の東日本大震災は、土日ずっとTVに釘付けだった。
    観ていて号泣させられたよ。
    自分がここまで感情を揺さぶられるなど
    驚きとともに、苦痛が強かった。
     
    それでもTVを消さなかった理由は
    日本で起きている事実を、しっかり受け止めなくてはいけない
    と、同じ日本国民でも被災していない身として
    苦労を共有しようとしたんだ。
     
     
    やはり被災者の辛さは、真にはわからない。
    だけど見ると見ないとでは、大違いなんだよ。
     
    読む < 聞く < 見る <<すげえ壁<< 経験する
    私の場合は、この順番で
    自分の中での認識の度合いが変わってくるんだ。
     
    出来なくても、理解しようとする事は
    誰にとっても決してムダではない、と信じている。
     
     
    ところが被災者側にとって、報道陣、とてもうっとうしいらしい。
    高飛車で遠慮がなく、神経を逆撫でする事を訊いてくる。
    しかも、ヤラセもやってる、という話まである。
     
    報道は、誰にとっても必要なのに
    邪魔にならないよう、人心に配慮するのは出来ないんだろうか?
     
    あ、それを言ったら
    「おめえのブログも配慮は出来んだろうが」 と言われるよな。
     
    ・・・・・・・・・・・・
    えええーーー、マスコミと同列に語られてもーーー!
    (ものすごく頭の悪い言い逃れ)
     
     
    この災害報道は、私は続けてほしいと願っているけど
    正直、日本のマスコミってバカじゃなかろか
    とTVを観ていて、よく思う。
    しょっちゅう思う。
     
    人には、くだらん、わかりきった質問をして
    自分では感情的に物を言う。
    アナウンサーの思想は必要ない。
    カメラはもっと全体を写してくれ。
     
    観ている私たちが、自分の脳みそで
    判断する機会を与える事に専念してくれ!
     
     
    でもさ、いっちょ良い利用法を思い付いたんだよ。
    何かあると、真っ先に駆けつけるのがマスコミじゃん。
     
    そいつらに物資を持って行く義務を課せばどうだろう?
    とりあえず、持てるだけ持って行け、と。
    あ、でもそれをさせると、恩着せがましくなるか・・・。
     
    うーん、マスコミ、割に手に負えん機関かも。
     
     
    報道を続けろ、と言ってるけど
    私は政府発表や報道を、あまり信用してはいない。
    今回の原発事故の事で、その疑いに確信が持てた。
     
    枝野官房長官だったっけ? 1号機爆発後の公式発表で
    「放射能はそんなに漏れてはいません。」
     
    “そんなに”
     
    つまり、大量には漏れていないだけで
    放射能漏れはある、という事なんだな
    と判断したけど、それで正解だった。
     
    ウソはついてはいないけど、正確に言ってもいない。
    政府発表や報道はこういう風に聞くんだな、と学んだよ。
     
     
     
    あ、ついでにここで伝言。
    東北、関東、中部の皆、私は何も言わないけど
    それは気を遣っているからなんだ。
     
    こういう時に、されたい態度なんて千差万別だろ。
    どういう言葉がNGとか、きっと当人にもわからんだろう。
    だから私は、いらん傷を付けんためにも
    こっちからは何も言わないんだよ。
     
    だけど想っているからな。
    何かあったら、言ってこい。
    まだボケてねえから忘れたりしてないし
    歳を取って温厚になっとるんで、多少の我がままは聞いちゃるぞ。
     
    ただし、私、結構な役立たずなんで
    そこはほんとすいません、だがな。
     
     
    ↑ こういうのさ、従姉妹が言ってたけど
    「風呂屋のたわごと」 だってさ。
    そのこころは、「湯だけ。(ゆうだけ = 言うだけ)」
     
    ・・・お後がよろくしくないようで。

  • 被災していない人たちへ

    この記事は、被災していない人の災害マニュアル 11.3.15
    を、私の解釈で訳したものである。
     
    いや、私、長文が頭に入らないんだよ。
    だから私の復習用だ。
     
     
    1.金銭援助をする場合
     
    よくわからんとこに募金せん方が良いぞ。
    大阪でもあったんだよ、グリーン何たらという募金詐欺。
    私も実際によく見かけてたんだけど
    若者に募金を呼びかけるバイトをさせて
    集めた金が、“収入”。
     
    大々的に募金をするには、警察や役所の事前許可がいるけど
    個人的に空き缶をおいて、等の “お願い” には
    許可はいらないらしいんで、誰でも出来るらしい。
    だから募金をするなら、コンビニとか役場で
    身元が確かなところにした方が良いぞ。
     
    私は、私のなけなしの金が
    私以上に恵まれた人の懐に入るのはイヤなんで
    出来るだけマージンを取らないところで募金したいしな。
     
    でも普段からボランティア活動をするには
    それこそ運用資金とか必要になるだろうから
    ボランティア団体の “手数料” も
    しょうがない事ではあるんだよな。
     
     
    2.物を送る場合
     
    もう、はっきり言って、物 は 送 る な !
     
    今の日本では物資がなくなる事は、ほぼない。
    なくなるのは、関係ないアホウが
    マスコミが煽る恐怖を真に受けて、買いだめをするせいだ。
     
    そういうアホウには、そいつの身に何かあった時に
    自給自足を頑張ってもらうとして
    支援は出来るだけ金でしよう。
     
    “きん” じゃないぞ、“かね” だ。
    金属を送ってどうする、ばかもの。
    いや、ゴールドでも良いけどな
    だったら換金までしてあげろよ。
     
    何でかっちゅうと、しょせんこの世は金! だからだ。
    金さえあれば、被災者側は “買える”。
     
    あれが足りない、これが足りない、と
    何回も人に “お願い” しなくて済む。
    好き勝手に、その時に必要な物を買えるのだ。
     
    何か、善意もクソもねえ事を言ってるけど
    結局は、それが一番助かるんだよ、日本ではな。
     
    これも必要だよな、あれが喜ばれるかな、と
    貰った人の笑顔を想像しながら、物をダンボールに詰める権利は
    母親にしかない、と思いたまえ。
    何その差別。 これが現実さ、ふははははは。
     
     
    3.情報収集、発信
     
    これはひとことで済むよな。
     
    ア ホ ウ の 伝 言 ゲ ー ム は 止 め ろ
     
    「て言うか、今このブログを書いてる事自体、罪かも?
     私もしかして将来は地獄直行かも?」
    こういう私利私欲のために、私にしては
    むっちゃくちゃ言葉を選んでいる今週の記事だけど
    日本のTV、何? あれ。
     
    欲しい情報を、中立で流さないどころか
    買いしめの場面などを、しきりに映すもんで
    被災していない地域の人々まで
    差し当たって、いらない物を買いに走るじゃないか。
     
    私もすんげえ不安になったよ。
    私が買いしめに走らないのはなあ
    買 い し め る 金 が な い か ら だ !
     
    ・・・これで、普段の備えもしていない言い訳になったか?
    しまったなあ、ポリタンクぐらいは持っておくべきだった・・・。
    ・・・・・・・・・・・・・
    あ、今すんげえ真理が浮かんだぞ!
     
    私には水の入ったポリタンクを持てる腕力がない。
    だからポリタンクがあっても、意味がない。
    おお! 買えなくて正解だ!
    ムダ金を放出せずに済んだ。 ありがとう、売り切れの神よ!!!
     
     
    4.安否確認
     
    これには、私は信念がある。
    被災地に安否確認をしない。
     
    安否確認は、親兄弟配偶者が優先だと言いたい。
    友人知人は、しばらく我慢せえ。
     
    これを常識にしたいから
    被災地の人は、落ち着いたら必ず友人知人に自分から連絡をする
    という約束事を作ってもらいたい。
     
    被災時の連絡は、被災者から出来るように
    通信回線を空けておくようにすべきである。
     
     
    5.ボランティア活動
     
    技術や特殊知識がない人は、手も口も出さずに金だけ出せ。
    それが一番の助けだ。
     
    自ら行って活動したい人は、色々な資格を取って
    ボランティア団体か自衛隊に入れ。
    もう、これに尽きると思う。
     
    何の特殊能力もない凡人なのに、何かあった時に
    役立つヒーローに変身できるベルトなんてねえよ。
    日頃から地味に積み重ねをするべきだな。
     
    あとな、ボランティア、そこまで感謝されないぞ。
    ボランティアは人ではなく、仕事をこなすロボットだ。
    そういう気持ちでしないと、裏切られた気分になると思う。
     
     
    6.無力感、罪悪感
     
    どこかで大変な目に遭っている人々がいるのを知ると
    自分はどうすれば良いのか、何が出来るのか、悩んでしまうよな。
    それどころか、飯を食うのにも罪悪感が出たりする。
    私もそういうところがある。
     
    これも客観的に言うと、とてもうっとうしい。
    他人事扱いで、楽しく祭でもやる、とかいうのは論外だが
    自分に出来る支援をしたら、通常の生活を
    ちょっとだけ気を引き締めて、やれば良いと思う。
     
    大事なのは、思いやりと戦いを学ぶ事である。
    この両極端のふたつの事だけど
    助け合うには、この両方の心が必要なんだと思う。
     
    自分だったらどうするか?
    常にこれを念頭に、判断をすれば
    よっぽどのド腐れ外道じゃない限り
    そこまで間違う事はないよ、私たちは。
     
     
    押さえておくのは、こんなところかな。
    うーん、同じような事を言っていても
    鬼のような私が言うと、ここまで邪悪になるもんかな。
     
    募金先や伝言サービスは、まともなサイトを見れ。

  • 被災していない人の災害マニュアル

    この記事は、mixiの以下の記事からの転載です。
     
    “被災外” 支援者マニュアル(石武丈嗣作製。)完成版パート1
      
    “被災外” 支援者マニュアル(石武丈嗣作製。)完成版パート2
     
    携帯はこちら
      
      
    “拡散自由” という事なので
    コメント欄に、転載の許可をお願いしてきましたが
    もし苦情が来た場合は、速やかに訂正または削除をしますので
    その際は、どうかご了承をお願いいたします。
     
    なお、改行と句読点、空白等を
    このブログの幅に合わせて直した事を、お許しください。
     
     
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     
     
    このマニュアルは東北地方太平洋沖地震にて、
    被災していない地域にお住まいで、
    “援助” したい言われる方々に当てて書かれたマニュアルです。
     
     
    1、金銭援助。
     
    このmixiでも、金銭援助を行っておりますが、
    重要なことは “なるべく大手機関や公共援助” を利用しましょう。
    既に “援助詐欺” が出回っているようで、 やはりこのような時、
    大手で金銭援助をするのが、妥当な行動とも言えるかもしれません。
     
    注意するべき点は、
     
    ・海外の募金サイトを利用しない。
     
    日本では日本赤十字など
    今まで実績もある信頼できる募金団体がありますので、
    こちらを利用するようにしてください。
     
    ・信頼性の低い募金サイトのURLを
     ツイッターやブログなどで、ネットに公開しないでください。
     
    過剰な情報公開は“害”を及ぼします。それの良い例が、
    詐欺サイトのURLであった場合
    その行為に加担してしまう危険性があるということです。
     
    ・信用出来ないURLをクリックしない。
     
    知らない人のブログに募金のサイトへのリンクが貼ってあっても
    怪しいリンクはクリックしないようにしてください。
    短縮URLになっている場合はさらにご注意ください。
     
     
    信用できるかと思う義援金受付先は 以下に示しておきます。
     
    mixi援助:http://mixi.jp/release_info.pl?mode=item&id=1284
     
    yahooボランティア:http://volunteer.yahoo.co.jp/donation/detail/1630001/index.html
    募金元・日本赤十字社です。
     
    goo:http://special.goo.ne.jp/donation_earthquake/
    募金元・各都道府県が設置する災害対策本部です。
     
     
    2、物質的援助。
     
    重要なことは “なんでもかんでも送らない” ということです。
    前例に倣って紹介しましょう。
     
    新潟中越地震があった際。
    最も厄介な災害は地震による“自然災害”と
    援助者の方々からの無節操な“人災”でした。
    簡単に説明するならば、こうです。
     
     
    中越地震が起こった当時。
    援助者の方々から、多くの物質が届いて良かったものの、
    それらを区分けし、仕分けるために
    被害者の方々が “徹夜” で仕分けしていたことは、
    日本の報道では、そう言う肝心なところを伝えていないために、
    あまり知られてはいません。
     
    もちろん、送られてきたものには “生もの” もありましたので、
    それらは “生ごみ” として捨てられていた現状があります。
     
    これでは、どっちが “災害を起こしている” のか
    わかったものではありません。
    まさにこれこそ “二重苦の嫌がらせ” と言われても
    おかしくない現状でした。
     
    何度も言いますが、 そう言うことがあったのにも関わらず、
    日本の報道はそれを伝えませんが、
    せっかくの支援物資を届けても、
    それによって新たな災害を出させるようなことは止めましょう。
     
     
    そこで重要なのは、“各個人” つまり、
    物資を送る前に “仕分け” しましょう。
    例えば、ダンボールを1つ用意いたします。
    そこに “1つのものしか入れない” ようにするわけです。

    つまり、 ダンボールに大きい紙を張るなり、 直接書くなりして、
    “水” と書けば “水しか入れない” ようにしましょう。
    “食べもの” と書けば “食べ物” だけです。
    “乳児用ミルク” と書けば “ミルク” だけ。
    さらに着るものであれば、 さらに仕分けるのもよしです。
    例えば、“ウエスト○○cm~○○cmの女性用服” と言った感じです。
     
    重要なのは、“貰った側がどのようにしたら、貰ったら嬉しいのか?
    助かるのか?” を考えましょう。
    マーケティングの基本であり、
    我がコーチングの基本の知識と実践でもあります。
     
     
    細々とした注意を言うとすれば、
    “ダンボールの重さ” には気をつけましょう。
    男性では持てるけど、女性では無理。
    これでは意味がありません。
     
    なるべく軽く。そして、誰でも持ち運べるようにが基本です。
    持ちやすくするために取っ手をつける段ボールであれば
    きっとなお良しでしょうし、
    そのような取っ手をカッターなどでつけるのも良いかもしれません。
     
    また、お金を直接送るのは、 止めた方が良いかもしれません。
    封筒に入れたとしても、分かりづらいので、
    このような場合は、やはり “振り込み” を利用しましょう。
     
     
    さて、ここで参考になるかもしれませんので、
    「震災がつなぐ全国ネットワーク」 の方々が出している冊子の方に、
    載っている、仕分け票を書いておきましょう。
     
     
    食糧: 【喜ばれるもの】
     
    ・ 飲料水。
    ・ カップめん。
    ・ お湯だけでつくれるレトルト食品。
    ・ 乳児用粉ミルク。
    ・ 哺乳瓶。
     
    【困られるもの】
     
    ・ 生もの全般 (魚、肉)。
    ・ アイス。
    ・ 電子レンジを使う調理品。
    ・ 賞味期限切れの食品。(当たり前です)
     
     
    衛生用品: 【喜ばれるもの】
     
    ・ おむつ。
    ・ 生理用品。
    ・ 歯磨き関連。
    ・ 石鹸。
    ・ タオル。
    ・ トイレットペーパー。
    ・ ウェットティッシュ。
    ・ 水を使わないシャンプー。
     
     
    衣類関係: 【喜ばれるもの】
     
    ・ “新品” の衣類、肌着。
    ・ マスク。
    ・ 使い捨てカイロ。
     
    【困るもの】
     
    ・ “古着!” (案外知られていませんが、ゴミになるだけです。)
     
     
    医薬品関係: 【“困る” もの】
     
    ・ “医薬品全般”
    (当たり前のことだと思っているのですが、送っても誰も使えません。
    なぜなら、医薬品というのは、医師や薬剤師の方々がいなければ、
    使って良いという許可が下りず、配ることすらできないからです)
     
     
    その他: 【困るもの】
     
    ・ 装飾品や芸術品。
    ・ その他、家で集めた品 (バザーセールに出すわけではありません。)
     
     
    などなどです。
     
    : それから送る際は、 “自衛隊”の方々を頼ってください。
    : 彼らは現与党政府の方々より、ずっと優秀です。
    : そんな彼らとの連絡口は、
    : “各県の県庁”が窓口となっておりますので、
    : 物資が揃いましたら、 “県庁”に行って渡して下さい。
     
    追記:2011年。3月12日。20時40分現在。
     
    調べてみて確認したところ。 今は被害が出ている県庁各地が、
    個人の物資受け取りを拒否しているそうです。
    今、受け取るのはいろいろと困るとのことです。
    すみませんが、今は待機願います。
    連絡が遅れ、申し訳ありません。
    ただ、仕分けの方法と注意点は同じですので、このまま残しておきます。
     
     
    その際の注意点は、 今述べた通りのものを送り、
    “仕分ける” ということです。
    それから出来れば、“地震支援物資在中” というようなことを書き、
    外側からでもわかりやすくしておくと なお良しかと思います。
     
     
    3、情報提供。
     
    私の中では当たり前のことですが、 “ムダな情報発信” は止めましょう。
    簡単に言えば、“人を不安がらせる情報発信 ”や
    “過剰過ぎる情報発信” です。
    これらの情報にも “仕分け” は重要です。
     
    本来、各個人がしっかり考え、判別し、 情報発信を行えば、
    詐欺業者がのさばることも無く、
    間違った情報も流れることも無かったはずです。
    “過剰な情報発信は 【害】” です。
     
     
    日頃の日本の報道は、こういうことをやり過ぎているために
    ネガティブなものを余計に各個人に引き寄せている部分もありますので、
    各個人の“情報発信”もしっかり“仕分ける”ことが大切です。
     
    簡単に言うならば、 被災者の方々が欲しい情報や
    安否確認をしたい方への情報などを
    “的確・適切、そして必要に応じて送る” ということです。
    無駄に情報を流し過ぎては、 彼らが “混乱” するだけです。
     
    なぜなら、 人はインプットの情報が多いと、
    “何をするべきか?” “どうやったら良いのか?”
    “何が正しいのか?” “何が大切なのか?”
    ということが判別する前に、
    情報が次から次へと大波のように来るわけですから、
    “軽いパニック状態” になり、
    “結局、何も出来ない” ということになりがちです。
     
    そして、そのようなパニック状態になった場合、
    “ネガティブな思考”が余計に“加速化”します。
     
    混乱による“恐怖”は
    恐怖の理由が本人にもわからないにも関わらず、 恐怖を煽ってしまいます。
    そのために、 情報の“取捨選択”はもちろんのこと、
    “情報発信” もなんでもかんでも伝えるようなことは、お避け下さい。
    “伝える必要があることのみ伝えましょう”
     
    また、伝える方法は、
    電話やメールがやられている状態ですので、 どれかで伝えてきましょう。
     
     
    ・災害用伝言ダイヤル「171」。
     
    ◆被災者の方
     
    1.伝言ダイヤル「171」を押す。
    2.自宅の電話番号を押す。
    3.伝言を録音する。
     
    ◆安否を確認したい方
     
    1.伝言ダイヤル「171」を押す。
    2.安否を確認したい方の電話番号を押す。
    3.録音された伝言を再生する。
     
     
    ・伝言板サービスの利用。
     
    ▼NTTドコモのiモード災害用伝言板サービス→
     
    http://www.nttdocomo.co.jp/info/notice/page/110311_01_m.html
     
    伝言板にメッセージ登録が可能なのは青森県、秋田県、宮城県、山形県、福島県
    PCからメッセージを確認する場合はhttp://dengon.docomo.ne.jp/top.cgi
     
    ▼KDDIの災害用伝言板サービスEZWEBトップメニューかauoneトップから災害用伝言板へ
     
    安否情報の確認はhttp://dengon.ezweb.ne.jp/
     
    ▼ソフトバンクモバイルの災害伝言板→
     
    http://mb.softbank.jp/mb/information/dengon/index.html
     
    ケータイの災害用伝言板メニューかMySoftbankからアクセス安否情報の確認は
     
    http://dengon.softbank.ne.jp/
     
     
    ▼NTT東日本→
    http://www.ntt-east.co
     
    ▼ウィルコムの災害用伝言板→
     
    http://www.willcom-inc.com/ja/dengon/index.html
     
    ウィルコム端末からのアクセスはhttp://dengon.clubh.ne.jp/
     
    他社携帯やPCからのアクセスはhttp://dengon.willcom-inc.com/
     
    ▼イー・モバイルの災害用伝言板→
     
    http://emobile.jp/service/option1.html#saigai
     
    アクセスは、ブックマーク(お気に入り)→EMnetサービス→災害用伝言板→災害用伝言板トップページ
     
    安否確認はhttp://dengon.emnet.ne.jp/
     
     
    ・ツイッターの利用。
     
    ツイッター:https://twitter.com/
     
    注意:ツイッターの場合もつぶやきすぎると、
    過剰にシステムに負荷がかかりますので、
    こちらも節度を持って情報を “取捨選択” して発言してくださいませ。
     
    発言とは “大きな責任” を伴うのです。
    これは日常生活においても忘れてはなりません。
     
     
    ・mixiやフェイスブックなどのSNSサービスの利用。
     
    ・スカイプなどのネット電話。
     
    スカイプ:http://www.skype.com/intl/ja/get-skype/
     
     
    どのような方法にせよ、 皆様の情報が“人を救う”こともあれば、
    “殺すこともある” ということを、“必ず忘れないでください”
    間違った情報を流せば、 “人は破滅する危険性” があるのです。
    “情報を仕分ける” ことも大切です。
     
     
    4、献血活動。
     
    我々の血液を “提供” するという方法があります。
    しかし、これにも “注意点” があります。
    重要なことは “血液は生もの” である。 という考え方です。
     
    2の物質提供の時にも書きましたが、
    “下手に生もの” を送ると大変なことになります。
    なぜなら “腐ります” からね。
     
    体外で血液は数日しか保たず、
    使用期限が過ぎれば “破棄される” ということは
    覚えておいて欲しいことの1つでもあります。
     
    つまり最も大切なことは、“交通網が復活するまで待つこと”
    これが最も大切なことです。
     
    “届けられなければ意味がありません”
     
    特に献血の場合、連続で血を抜くわけにはいかず、
    1回の献血でいえば、当分いけなくなるので、注意が必要です。
     
    “スピードよりも【確実】を”
     
    これは本業の機械工の考えです。
    プロの機械工は、 “第1に安全を。
    第2に確実を。 第3にスピードとコストを”
    という考え方で動きます。
     
    まずは安全を確保し、そして “確実な手段” で動くこと。
    スピードなど2の次です。
    確実に届かなければ “意味がありません”
     
    そのためには、“献血は交通機関が回復してから” の方が良いということです。
    参考にして頂けましたら幸いです。
     
    おそらく、今日も交通機関は回復していないでしょうから、
    少々、待たれる方が良いかもしれません。
     
    それから、献血先はいろいろとありますが、
    一番確実なのは “赤十字血液センター” を利用して下さい。
    各都道府県に1か所ずつあります。
    一覧はこちらに乗っけておきます。
     
    http://www.kenketsu.com/jp/j200c.html
     
     
    5、節電作業。
     
    これは東日本の方々限定ですが、
    節電に協力してほしいということが挙げられます。

    今回、集めた情報は各差があるでしょうが、“3日~1週間以上” は
    完全復旧が見込めなくなる可能性があるとのことです。
     
    簡単に言えば、電力が足らず、被災地域が完全に停電してしまうと
    可能性があるということですね。
    ですので、 東日本の方々は “最低でも1週間” は
    “節電” に協力してほしいと、
    電力会社の方々が言われていらっしゃいます。
     
     
    さて、それでは 『節電ということは電気を消せばいいんだな?』
    と思っている方は、少しお待ちを。
    節電の際に“最も重要”なことは、
    “瞬間的な電気使用量を抑えること” です。
    これが“最も大切”です。
     
    簡単に書けば、こういうようになります。
    『電力消費のピークを抑える。』 ということになります。
     
    例えば。 今の季節。寒いからと言って、 エアコンを地域で一斉に使うと、
    瞬間的な電力は一気に増します。
    そこで、エアコンではなく、 電気毛布やアンカを使うことで、
    “電力を一時的に低下” させることが出来ます。
     
    なぜなら、エアコンは使うワット数は1000W程。
    それに対し、電気毛布やアンカは60W程です。
    見ての通り15倍以上の差があります。
    ただ、電気を消すよりも効果的と言えます。
     
    また、このような方法もあります。
    “電気消費の分散” という方法です。
     
    これも具体例で言えば、炊飯器が良い例でしょうか?
    炊飯器は炊飯をする。
    つまり、炊き込むときに最も電力を消費します。
    その後の保温はそれ程、“電力を消費しません”
     
    ですので、炊き込みは夕方よりも前にやっておいて、
    ご飯の時まで、ずっと保温にするという手もあります。
    そして、ご飯時には、 他の料理を調理したり、
    電子レンジを使うわけです。
    これだけでも、多少の違いは出ます。
     
     
    それから、先ほどのエアコンでもそうですが、
    エアコンの “設定温度” を1度下げるだけでも、
    “電力消費量は下がります”
     
    具体的に言えば、1度下げることで、
    “10%は消費電力を抑えられる” そうです。
     
    また、誰にでもできそうなことは、
    “待機電力” を下げることです。
     
    待機電力とは、コンセントに接続された家電製品が、
    電源の切れている状態 (待機時) で消費する電力のことです。
     
    つまり、テレビでも電源が着いていない状態でも、
    “コンセントが刺さっていれば電力消費する” わけです。
     
    実は言うと、家庭の消費電力全体の7%以上を占めています。
    特に消費電力が大きいのは、テレビ、オーディオ、パソコン、
    エアコン、DVDレコーダー、ビデオデッキなどです。
    使わない時はできるだけコンセントを抜いておくことをお勧めいたします。
    こういうことをしながら、電力を少しずつ節電していきましょう。
     
     
    6、直接のボランティア活動。
     
    直接のボランティア活動をされたいという方も
    いらっしゃるかと思いましたが、
    正直なところ “今は止めてください”
     
    現地の復興は専門の方々、つまり自衛隊や警察官の方々に
    “今は” お任せ致しましょう。
    (3月12日現在17時現在。)
    どうしてかといえば、現地に行こうとしても障害だらけだからです。
     
    1にそこまでたどり着く手立てが少ないこと。
    2に食料は自分で調達する必要があること。
    3に今も余震や津波の危険性があること。
    4に原発が暴走していること。
     
    今一般人が行っても、“迷惑” になる可能性の方が高いです。
    むしろ “被害者” になる危険性の方が高いものです。
     
    そのために、歯痒いかもしれませんが、
    今は “待ってください”
    少し落ち着き、情報が見えるまで辛抱をお願いいたします。
     
    こう言う時に大切なことは、
    “勇敢なこと” ではなく、“慎重であること” です。
     
    勇敢であったとしても、無作為に適当に行動しては、
    周りとしても “有難迷惑” のことが良くあります。
    その点、しっかりとわきまえましょう。
     
     
    さて、最後に。
    これはコーチの観点からの皆様への意見ですが、
    心的外傷後ストレス障害。
    つまり、PTSDには気をつけてくださいませ。
     
    “被災者ではなく助けようとしている援助者の方々への注意点” です。
     
    「大変な人達がいるのに自分は何も出来ない。」
    「彼らのために何も出来なかった。」

    と悩まれて、PTSDになる方が案外、大勢いらっしゃいます。
    そういう方々に、覚えて欲しい言葉があります。
    私の自論書の1つの言葉ですが、
    『人間1人の力は “微力” だが、決して “無力” ではない。
    1人では微力でも、大きな人数が集まれば “非常に強い力” になる。』
     
    このことは忘れないでください。
     
     
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
     
    以上、mixiからの転載です。
    とても有益な情報を、ありがとうございました。

  • 東北太平洋沖地震

    2011年月11日 午後2時46分
    観測最大のマグニチュード9.0の地震が起きた。
     
     
    被災者の方々に、心からの祈りを捧げます。
     
     
    なお、ネット接続も携帯メールも控えたのは
    回線の混雑の原因にならないよう、との私なりの配慮です。
     
    こういう時、ほんと心配だけど
    親兄弟配偶者以外の人は、安否確認を我慢すべきだと思うんだ。
    毎回毎回、回線がパンクして現場で困ってる人がたくさんいる。
    どんなに心配でも、友人知人は信じて待とうぜ。
     
    管理人ぷらちッからは、今日メールがきた。
    無事だそうで、本当に本当に良かった・・・。
     
    他の東日本の人たち、
    ここに立ち寄ってくれる人、ポト時代の人
    もし出来れば、無事かどうかここに書いてくれ。
     
     
    この週末は、日本国民全員が絶望を味わったと思う。
    私も金曜の夜から引きこもって、TVに釘付けだった。
     
    こんなに動揺した事はないかも。
    正直、体調が悪い。
     
     
    私に何が出来るか、それをしこたま考えたけど
    今のところ募金と節約、それしか思い浮かばない。
     
    これから、何の物資が不足するかもわからないんで
    離れてる地域の人たちも、あらゆるものに節約を心掛けてくれないか?
    東日本で足りない分は、西日本から持って行くべきだろ。
    こういう事を言うのは、あおりになりかねないけど。
     
    でもな、過剰な買いだめとかしても無意味だぞ。
    もし買いだめてても、自分とこの地域で何かあったら
    それを皆で分け合って使わなくちゃいけないんだからな。
     
     
    そして被災者の人たちは、今はただただ呆然、混乱、だろうけど
    今後、日が経つにつれて、冷静な不安がこみ上げてくる気がする。
    逆に1ヵ月後、2ヵ月後の方が辛いかも知れない。
     
    だから、今だけじゃなく本当に復興できるまで
    気を抜かずに、助け合っていこう。
     
    被災者の方々の悲しみは、計り知れないけど
    日本全体の問題として捉えていかなければならないと思う。
    何事も被災者優先で考えていこう。
     
     
    このブログをどうしようか、と随分悩んだ。
    こういう時に、こういう事をやっとっていいのか
    じゃあ私に何が出来るんだよ?
     
    理想的なのは、思いやりにあふれた内容で
    皆の心が温まって、ちょっと笑えて元気が出る記事を
     
    書 け た ら 何 の 問 題 も ね え だ ろ !
     
    ムチャ言うなよ、そんな事が出来たら
    私は今頃ノーベル平和賞を取ってるよ!
    (いまだにノーベル委員会にケンカを売っとんのか・・・。)
     
    かと言って、休むのもどうかと思うんだよなあ。
    だって、ここでしか連絡が付かない人もたくさんいるから。
    メールをくれた人、心配かけてすまんだった。
    そして、ありがとう。
     
    よって、(猫かぶりにも限度があるんで)
    ちょっとだけ穏やかで、多少は言葉を選んで
    雑談でもしようか、と思っているよ。
     
     
    でも小説 “亡き人” は、あと数話で終わるけど
    すまん、凍結させてくれ。
     
    あれは、私なりの死生観を書こうとした話なんだ。
    今回の災害で、もう一度自分の感覚を見直したい。
     
    どれだけの月日が掛かるかわからんけど
    自分の考えが固まったら、絶対に続きを書くから。
    だから小説の方は、単なる娯楽の黒雪姫続編を書き始めるよ。
     
     
    このブログの当分の方針を、とりあえず言ってみたけど
    こんなもんでどうかな?
     
    正直、どうしたら良いかわからないんだ。
    続けろ、ちょっと休め、いつも通りで良い、自重せえ
    そして、“亡き人” をちゃんと終わらせろ、等
    意見を匿名偽名無記名で良いから、聞かせてほしい。
    それで、もう一度どうするか考えるから。
     
     
    なお、東日本の人で一瞬でも私と話した事がある人は
    ぜひ安否をここのコメント欄で教えてくれ。
    関東、東北だけじゃなく、長野や北陸の人たちも。
    て言うか、私関係なくここを安否確認の場にして良いから。
     
    そして私に、ここに出来る事があったら言ってくれ。
     
     
    ツイッターとか、有益な情報がない場合は
    まだあまり使わない方が良いんかな?
    携帯メールも、まだ控えるべきだよな?

  • 挨拶

    周囲に誰が住んでいるのか、まったく知らない。
    それは私が、人の名前と顔を覚えられないせいもあるけど
    近所付き合いがない都会の集合住宅ならではである。
     
    そんな中でも、敷地内で会った人には
    必ず挨拶をするようにしている。
     
    おはようございます こんにちは こんばんは
    仏頂面の私には、微笑むのは中々難しいけど
    相手に聞こえるように、大声で挨拶をする。
     
    大抵の人は、ちょっと驚きつつも
    挨拶を返してくれるのだけど、たまに無視をされる。
     
    そんなヤツは、シャイな若者だけかと思いきや
    イイ歳をしたサラリーマン風の人が
    返事をしない事も多いので
    おめえ、それで会社でやっていけとんのか
    社会はどうなっとんのか、とちょっと恐ろしい。
     
    多分、賃貸とか一生住むわけじゃないんで
    近所など、どうでも良いんだろうけど
    危険な場所が増えたら、それだけ住居地の選択肢も減るんだぞ。
     
    賃貸集合住宅が建つのを、地元住民が反対する理由が
    まさにそこだと、いくつになったらわかるんだ?
    いっつも無視しやがるオヤジよお。
    他のヤツと区別が付かんが、多分おめえ同一人物だろ?
     
     
    昨日も無視をされて、ヘコんで帰ってきた。
    まあ、相手は中高生男子だったので
    挨拶なんて、というお年頃だとは思うんだけど
    挨拶をしても無視をされると
    自分が存在していないんじゃないか
    という気分にさせられる。
     
    孤独ババアには、たまらない仕打ちである。
    特に私は精神的に弱いので
    どんだけだよ? というぐらいにヘコむ。
     
    だけど、挨拶は止めないぞ!
     
     
    私が挨拶をするのには、訳がある。
    ド田舎者の私から言わせれば、都会は人目がない!
     
    はあ? こんだけ人がいて?
    うん。
    雑踏の中、おめえを見るヤツがいるか?
    この人の群れの中、おめえの動向を気にするヤツがいるか?
     
    たとえ今この交差点で、私が泣き叫んでも
    誰も声を掛けてはくれないであろう。
    それが都会の優しいベールなのだ。
    だから私は都会が大好きなのだ。
     
    だけど自分の住居内、となると話は違う。
    他人お構いなし、の無法地帯になってほしくない。
     
    良い意味でも悪い意味でも、近くに他人が存在してるんだよ
    という事を忘れさせないために、私は挨拶をするのである。
     
     
    私も “町内会” とか、うざい派だけど
    すまん事を言うけど、関西に来て初めて
    ご近所の目、ほんっと大事だな! とわかったよ。
     
    かと言って、何事が起きてる時は注意もしにくい。
    ドグラって逆切れするじゃん。
    年寄りには、その一撃で寝たきり、とかあるんで
    恐くて注意できんのだよ。

    だから何事も、起きる前に牽制する。
    起きにくいよう起きないように、もっていく。
    今の時代は、これが大事だと思うんだ。
     
     
    挨拶ババアなど、うざかろう。
    だけど、それを 「うざい」 などと思うヤツは
    犯罪者予備軍だと決め付けさせてもらうぜ。
    “どうでもいい” って態度だろうけど
    それが、逃げ隠れしたいように見える場合もあるんだ。
     
    そんなヤツは、私の目の黒い内は好き勝手させない!
    とか言いながら、次の瞬間には人の顔を忘れるんだが
    私は私の住居の周囲を、なるべく安全に保ちたいんで
    おはようおはよう叫んでいるわけだ。
     
     
    挨拶、軽視してないか?
    にっこり笑ってこんにちは、ってのは
    付き合いではなく、監視のし合いだと思え。
     
    歳を取ると、こういう事に聡くなるんだよな。
    これも人生の経験値だと思う。
     
    実録 年寄りは観察する!

  • ファッションと危険

    ババアになって、ようやくわかった真理。
     
     おしゃれは危険を伴う
     
    コメントで、「口の開いたバッグは危険だ」
    という注意喚起を、海外育ちの人からもらった。
    それを読んで、目からウロコだった。
     
     
    ポリスメールを受信してわかる事は
    ひったくりと痴漢がものすごく多い事。
    空き巣も多いけど、それは予想の範囲内だった。
     
    驚くのは、ひったくりと痴漢。
    うちの近所でも、すんげえ多発している。
     
    (以前に書いた記事 ポリスメール 10.12.27 の後
     私の設定ミスか、書式が変わったんか知らんけど
     ちゃんと私にも有用な情報を受信できるようになったんだ。
     警察の人、どうもありがとうーーー。)
     
     
    バッグは出来れば、体にフィットするように
    斜め掛けや背負うといった着用で
    口がきっちり閉まるものを、と言うのは
    防犯上でも言われている。
     
    でも、デザインで選びたいよな、バッグ。
    斜め掛けがアホみたいな状況もあるし
    リュックは移動には良いけど
    合わないファッションもあるし。
     
    だけど現に、大勢がひったくられてるんだよな。
    鉄道系情報はポリスメールでは来ないけど
    この分じゃきっと電車内でのスリも、思うよりも多いぜ。
    口の開いたバッグ、良いカモだろう。
     
     
    服も、やっぱり露出過剰なのって
    男性の性欲をあおるのが現状だと思うんだ。
     
    中にはピッシリ隙のない格好にムラムラ
    とかいう人もいるだろうけど
    今回は、そういう人は少数派って事で頼む。
     
    だったらどういう服が安全なんだ? となるから
    大多数のデフォ欲情状況を前提に言わせてくれ。
     
     
    男性の性欲ってさ、女性にはよくわからんだろ。
    私もよくわからんけどさ
    100人いて、99人は踏み止まれるけど
    必ず1人は、ブレーキが利かないヤツがいるんだと思う。
     
    それが1000人中1人なのか、50人中1人なのか
    割り合いはわからないけど、絶対に存在するんだろう。
    父親や夫や彼氏はそれを心配して、小うるせえ事を言うんだろうな。
     
     
    そんでもし、コトが起きても
    命に別状がなければ、事件にすらならない。
    つまり泣き寝入りである。
     
    ポリスメールは、一応警察が取り上げたものだから
    事件として認識してもらったものであって
    それは氷山の一角だと思っておいた方が良い気がする。
    だから、自分が被害者になる確率は
    想像以上に高い、と思って間違いない。
     
     
    女性は、好きな格好をして好きなバッグを持てば良い。
    誰でもそうする権利があるからな。
    だけど、権利あるところには義務も発生するんだぞ。
    自分の身は自分で守るんだ。
     
    要は、裸同然で歩きたいから
    その分、きっちりガードはしますよ、と
    気合を入れろ、っちゅう話だ。
     
     
    ・・・いやな、痴漢とかの狙いって、よくわからんだろ。
    どんなに防御しても、家に忍び込まれたら終わりだし
    正直、どうすりゃ正解なのかがわからんのだ。
     
    だけど裸同然だと、危険度が上がると思う。
    美人も危険度が上がる。
    大人しそうな人も危険度が上がる。
    ナイスバディも危険度が上がる。
     
    地域によっても道によっても時間帯によっても
    危険度は常に基本設定値がある。
     
    その設定値を読み取って
    危険度の高い時間帯に動くのなら
    服装で危険度を下げる、といった風に
    総合危険度を、なるべく上げないようにしよう
    これしかないんじゃないか?
     
    露出を上げたら、男性と一緒に行動するとか
    美人はマスクで、大人しそうなら派手な服装にする。
    ナイスバディは案外隠しようがないんで
    私のように顔をブサイクする、と。
     
    ああ・・・、でも、マスク萌えとかいるらしいんだよー。
    もうこうなりゃ、そういうヤツらが犯罪者にならないように
    祈祷でもするしかねえよな。
     
     
    とにかく女性が考えるべきなのは
    危険度の計算と、回避法の工夫。
    そして言いたくはないけど・・・、何かあった時の覚悟。
     
    したい事をしたいのなら、相応の心構えも必要になる。
    ある日突然、残酷な現実に出遭う事もあるのだから。
     
     
     
    と、真面目に警告しながら、こういうアフィリを貼るから
    説得力がなくなるんだと、いい加減思い知るべきかも知れない。
     
     

    評価:

    バンダイ


    ¥ 5,775

    (2010-11-20)

    コメント:何の因果かマッポの手先! 知ってる人はかなりの老齢。 忍び寄る影に向かって、放て、怒りのサイドシュート! ほとんどの武器は銃刀法違反になるので、苦しまぎれにこれをお勧め。 ヨーヨーしながら歩くババアには誰も近付かんだろ、という事でひとつ何とぞ。

  • ポリスメール

    って知ってるか?
    各警察署かどっかが出している、地域の不審者情報メールだ。
     
    私はか弱い女性で、しかも純粋で穢れがなくて
    要するにド田舎者なので、都会の荒波がとっても恐い。
    よって防御のひとつとして、このメールを受信し始めた。
     
     
    ・・・それがな、さすが関西、と言うべきか否か
    登録した途端、私の携帯がかつてないほど鳴る鳴る。
    ヘタをすると、数週間、誰からもメールが来ない事も
    ザラだった私の受信ボックスが埋まる埋まる。
    2日に1度は充電しないといけなくなったんだよ。
     
    ・・・何か、やたら寂しい人生を
    カミングアウトしとるようだが
    な? 最期はホームレスで路上死
    って不安がってるの、大げさじゃないだろ?
     
    納得したら、温かい目で見守ってくれ!
    (悪い子の皆ー
     こういう態度でいると、ロクな老後を迎えませんよー?)
     
     
    で、そのポリスメールに何が書いてあるかっちゅうと
    ・・・・・・不審者情報だ。
     
    だから最初から不審者情報だと言っとるだろうが!
    受け取っておきながら、何でこういう変態の事件ばかりなんだろう?
    もっと指名手配犯とか・・・、とか思ってんじゃねえよ、私!
     
    ふ・し・ん・しゃ・じょ・う・ほ・う
    不審者情報メ-ルなんだよ!
     
     
    これに気付いたのが、つい今しがたである。
    どういうメールかを皆様方に説明してさしあげてる、たった今!
     
    なるほど・・・、そうだったんか・・・
    通りで、幼女が被害者の痴漢情報ばかり来ると思ってたよ。
     
    この地域の犯罪に、私1mmも関係ないじゃん
    ここいらへん、ロリ変態ばかりじゃん
    私、むっちゃ安全じゃん
    さっきまで、そう思っておりましたとも。
     
     
    はあ・・・、ポリスメール、登録解除しようかなあ。
    でも、振り込め詐欺情報も1件だけあったんだよな。
    だけど、これも関係ないんだよな。
     
    「俺、俺」 という電話には、必ず 「俺じゃわからん!」
    と激怒して、友人どころか彼氏まで失くしてたからな。
     
     
    なあ、関西ポリス、幼女を付け狙う変態の情報も大事だが
    ちょっと変態の立場になって考えてみい。
     
    この情報メールだけで、妄想できてハアハアじゃねえ?
    このメール、犯罪防止効果より
    助長してる方が大きい気がするんだが。
     
    とか、変質者の巣窟であるこのブログで言うのはマズいかも知れん。
    まさか犯罪ほう助にはならんよな?
    皆、妄想はしても良いけど、実現はすなよ。
    ほんと、ここから変質者として巣立ってくれるなよ。
     
     
    にしても、こんだけ変質者が多いとは・・・。
    でも、まったく別地域で起きてるけど
    犯人が同一人物だと思われる案件も何個かあるんだよな。
     
    うん、関係ないと言う割には
    犯人像とかプロファイルしとるわけだが。
    はいはい、逃避逃避。
     
     
    恐いのが、最初は割に離れた地域の情報ばかり来てたんだけど
    何か発生場所が、どんどんうちの近所へと近付いている事。
     
    これ、わざとじゃないよな?
    ちゃんと発生時系列順に送信してるんだよな?
    メリーさんじゃないよな?
     
     
    (解説しよう!
     “メリーさん” とは、都市伝説のひとつで
     携帯に着信orメールが入り
     「私メリーさん、今○○にいるの。」 を繰り返す。
     メリーさんのいる場所が、どんどん自分と近くなり
     最後には、「私メリーさん、今あなたの後ろにいるの。」
     キャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ )
     
     
    あれ? チャイムが。
    こんな時間に誰だろう?
     
    うわ止め何をす
     
     
    痴漢、強盗は、帰宅時の被害が多いらしいんだけど
    ポケットの中で、家の鍵を握り締めて
    エレベーターやドア前で、周囲を見回して鍵を開けるんだぞ。
     
     

    評価:

    既製品


    ¥ 490

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    コメント:本当はナイフやナックルのキーホルダーを勧めたいけど、持ち歩くのは銃刀法に触れるんで、これはどうかな? 斧部分、5.5cm! (やる気満々)

  • 職務質問

    警察関係を見るとドキッとするヤツ
    おめえは絶対に後ろめたい事をしている!
    何故ならば、私がそうだったからだ。
     
     
    元彼のドレスアップカーに同乗していた時は
    遠くに赤色灯を確認したら、即脇道に逃げていた。
    “整備不良” という切符を切られるからである。
     
    そういう、いかにも怪しい態度を取っていると、逆に目立つのか
    何度も何度も追い回されては、職務質問をされていて
    ドライブをしていても、いつもビクビクさせられ
    真っ当に生きてきた私が、何でこんなに警察に怯えにゃならんのか
    こんなチャラい車に乗ってるこいつのせいで・・・
    と、内心怒りを抱いていたもんだった。
     
     
    愛車・レビンに乗るようになってからも、このビクビクは続いた。
    パッと見はわかりにくいけど、足回りを固めていたからである。
    言っとくが、暴走族とか走り屋とかじゃないぞ。
    私はひとりで夜中に峠を走るのが好きだったんだ。
     
    パトカーを見ると、「このショックとサスは車検通ったっけ?」
    「タイヤはどうだったっけ?」 と、オドオドし
    かなりの挙動不審者的反応を示していた。
     
    車検は車検屋さんに丸投げだったので、誰にも何も注意されず
    どこまでが許されるのかを知らなかったんだが
    今になってよく考えると、替えた部分は全アウトだったと思う。
     
     
    ドノーマルのセリカにしてからは、何の咎もないので
    警察に対しても、逆に 「かかってこんかい!」 と
    挑発的な気分で車を乗り回していた。
    ちょっとした逆恨みである。
     
    要するに、人間、ロクでもねえ事をやってて、足を洗ったとしても
    その後数年間はドグラ気分が抜けない、ってこった。
     
    セリカでノーマルっちゅうのが、若い衆にはありえん話だろうけど
    周囲に 「2ドアなんて」 と、車の形状からして全否定されていると
    どんどん車なんて、どうでも良くなってくるんだ。
     
    何のためにセリカを選んだのか、
    ここの時期はほんと無意味なマイ車歴だった。
     
     
    ローバーになると、何を疲れ果てたんか
    ノーマルどころか、制限時速までキッチリ守るようになった。
     
    警察を見ると、「お勤めお疲れ様です、ガンガン取り締まってね。」
    と、心の中でエールを送るまでになった。
    己がドグラだった過去を棚に上げた、
    かなりイヤな大人の出来上がりである。
     
     
    職質と言えば、東京にいた頃は週に1度は遭っていた。
    夜遅くに、駅から自転車で帰る時である。
    毎回毎回、どこに住んでるの名前は生年月日は自転車の登録は
    と、同じ事を聞かれ、自宅への道のりの結構な障害になっていた。
     
    あまりに度々警察にとめられるので、どんだけ自分が怪しく見えてるんか
    こんなん親が知ったら首を吊られかねん、と逆に質問してみた。
    しょっちゅうとめられるんですけど、私何か不審ですか? と。
     
    そしたら、そこら一帯は高級住宅地で
    某政治家だの有名人だのが多数居住している場所なんだと。
     
    だからここは東京で一番警備が厳しく安全なんですよ
    と威張りに回られたので、そうなんですか、すごいですね、と同調したら
    そのお巡りさん、あそこは○○邸、あそこには誰々が住んでる、と
    いらん観光案内を始めて、当時は個人情報保護法はなかったが
    防犯的には、とても危険な言動じゃないか? と思った。
    が、とにかく媚へつらっておいた。
     
     
    ご近所事情もわかったので、そういう事なら早めに帰宅しよう、ではなく
    遅くなったらタクシーで帰ろう、になったのは
    我ながらロクデナシだったな、とシミジミ思う。
     
    東京の住まいは兄が用意したもので、ボロアパートだったけど
    渋谷まで激近かったので、兄貴やるじゃん! 程度に感謝してたのだが
    兄の妹を心配する気持ちだったわけだ。
     
    とか、キレイにまとめたかったが
    兄のアパ-トは中目黒だったんで、単に飲み屋街に近いって事で
    選んだ場所だったのかも知れない。
     
     
    話がかなり逸れたが、私が警察を恐れたのは
    車をいじくってた数年間のみである。
    趣味だろうが、国家権力を敵に回すような、いたらん事はせんに限るな。
     
    私もいまや警察を見たら、「何?何?」 と野次馬になっている。
    善良な一般市民ヅラをできるのは、ものすごい開放感がある。
     
    職務質問とか、孤独ババアには人と話せるありがたい機会なんで
    インタビューと勘違いしている勢いで
    「何でも訊いて! 何でも喋るから!」 と、待ち構えているが
    善良に生きていると、警官には見向きもされない。
    警官、やっぱプロだと思う。
     
     
    東京ん時の職質の日々は何だよ? と、問われたら
    あの時の私は若かったからだ! と答えさせてもらおう。

    ・・・いや、警官もたまには初々しい娘さんと話したかろう? と。