カテゴリー: 男女関連力説

  • ナンパ

    「顔のつくりはとりあえず置いといて
     一生の内、1回でも “色気” っちゅうもんを
     ひねり出してみてえぜ。」
     
    これが残り寿命の短いババアのセリフとは、とても思えんが
    知人にこう嘆いたら
    「あら、色気なんて簡単に出せるじゃない。」
    と、事もなげに言われた。
     
    それらしいメイクや格好をして、それらしい仕草をすれば
    すぐに男が寄ってくるわよ、と。
     
     
    違う!
    色気はそういうもんじゃない!
     
    こう、カッチリした隙のない衣服の下の肌はどんな触り心地か
    その落ち着いた表情をグチャグチャに乱してやりてえ、とか
    思わんのか? と、つい我を忘れて力説したら
    「あなた、そんな事を考えてるの?」 と、驚かれた。
     
    嫌がる婦女子を見るのは、私の好みのシチュエーションだけど
    安心したまえ、2次元じゃないと眼中にないから、と言い訳したら
    「うわあ、ドン引きするわあー。」 と、言われた・・・。
     
     
    こういう性癖は、定番中の定番だと思っていたんだけど
    世間とのズレに愕然とさせられたよ。
    そうか、世の中にはびこる露出の多い服は
    あれは色気を出そうとしてたのか!
     
     
    まあ、私の色気の定義なんか、どうでも良いけど
    知人の言葉の 「すぐに男が寄ってくるわよ」 の部分が
    とても気になったので、「今でもナンパされるの?」 と訊いてみた。
    とても失礼な質問だけど、その知人もババアになりかけなんでな。
     
    すると、されると言う。
    「えっ、どこで?」 とビックリこいたら (重ね重ね失礼)
    飲み屋でだと答える。
     
    酒が嫌いな私は、絶対に行かない場所なので
    何が何でも飲み屋じゃないとダメなんか、訊いたら
    飲み屋以外で、知らない人と話す機会のある場所ってどこよ
    と、逆に訊き返されたので、病院の待合室とか・・・
    と答えたら、ハッとかヘッとかいう、あいまいな発音の失笑をされた。
     
    どうやら私の人生は、色恋沙汰に縁のない
    ハード・モードに設定されているようだ。
     
     
    にしても、えっらい世の中、簡単になっとるのお。
    酒飲みが嫌いなのに、酒を飲む場所に来る人とは知り合いたくねえよな
    と絶望感に襲われかけた時に、ふと思い出した。
     
    そう言えば、私も若い頃は毎晩のように飲み屋に行っていた。
    バカ兄のせいで、大人は毎晩飲酒せねばならん、と思い込んでいたのだ。
     
    だが、そこで声を掛けられた事などないよな。
    顔は残念だが、このナイスバディーなら
    簡単な出会いは可能だったはず!
    と、当事一緒に飲む事が多かった友人に訊いてみた。
     
     
    ・・・酔わない女の本気飲みに、声を掛ける隙はないそうな・・・。
    しかも友人がいくらセクシーな格好をしても
    横にいる私がパンクファッションなんで
    (青メッシュ髪おっ立て、真っ黒口紅、鋲つき腕輪)
    それで寄って来る男なんて逆に怖いわ! と、怒られた。
     
    えーーー、友達なら注意してよー、と責めたら
    アホウな私には言ってもムダだから、言わなかったそうな。
    どうやら性格的にも、色恋沙汰から程遠い仕様のようだ・・・。
     
     
    件の知人に、「ナンパされると腹が立たない?」 と訊いたら
    「若い頃はそうだったけど、この歳になると嬉しいわよ。」
    と言われ、ものすごく同意して
    「そうだよね! 痴漢に遭っても
     触ってくれてありがとう! って思うもんね!」
    と言ったら、あなた、そこまで・・・ と哀れまれた。
     
    うん、確かにこういうババアを触りに来る痴漢なんて
    どんだけの変質者なんだ? という話だから、恐いけど
    あっちで怒られ、こっちで嘆かれ。
     
     
    女性ホルモンひねり出しのために、エロマンガを乱読して
    ようやく、ちょっと出てきたかな? という性欲も
    ムツゴロウさんの驚愕逸話で、きれいさっぱり失せた事だし
    なるべく恋愛話は避けるようにしとこう・・・。
     
    (ムツゴロウさんの驚愕逸話とは。
     オス犬の性欲処理をしてあげている、という話で
     記憶から消し去りたいんで、詳しい説明はしたくない。
     何か、TV番組でやってたらしいぞ。)
     
     
     

    評価:

    カナディアンクラブ 40度 700ml 1本【1回のご注文で12本まで】


    ¥ 1,116

    コメント:あああああ、今までバーボンだと思っていたんだけど、“カナディアンウィスキー” なんだってよー。 ライ麦やトウモロコシが原料の、軽くて飲みやすくて翌日に残らない酒。 ちなみにバーボンはケンタッキー州のトウモロコシ酒の総称だとさ。

  • エロマンガ (R-20)

    私を上品で知的な淑女だと思っていてくださるあなた、
     
     今 日 は 帰 れ !
     読 ま ず に 閉 じ ろ !
     
     
    < 前回までのあらすじ >
     
    別に連載してたわけでもないんだけど
    このド腐れババアは、何を色気づいてるんだ?
    と、あらぬ誤解を受けないように、状況を説明させてっ!
     
    色気づいては、いない。
    この世に生まれいずってから、私が色気づいた事は1~2回で
    それも不発、意味なし、色気出せず、という有り様なので
    私に色気は、・・・多分 ( ← 悪あがき) ない・・・。
     
     
    色気がなくても、ナイスバディーなんで一向に構わんかったのだが
    ネジ1本自分で作れないのに、地面から石油がバシャバシャ出る
    というような、世界の資源の不条理さのように
    私にふんだんに埋蔵されていた女性ホルモンが
    (何だか、わかりにくい例えだけど、要するに
     使えんくせに持っている、無用の長物、的なアレよアレ。)
    とうとう枯渇してきたようで
    更年期の症状に苦しむようになり、エロの世界に助けを求めたわけだ。
     
    それが、好みのエロマンガが、なかなかなくて
    何故か情報も、まったく集まらず
    豆乳でイソフラボン・ドーピング出来るようだから
    エロマンガはもう良いや、と諦めたのである。
     
     
    ちなみに、何故エロ “マンガ” か、っちゅうと
    男は2次元に限る! という性癖からである。
    だけどこれが、腐女子でも貴腐人でもないんだなあ。
    単なる潔癖症。
     
    だって、写真とか映像、生々しいじゃん
    そんで汚らしい。
    はっきり言うと、セックスって汚い行為だと思う!
     
    これを自分でせにゃならんのか?
    と想像すると、ゲンナリするんだよ・・・。
    だから私のエロは、キレイめのマンガで白馬の王子様で。
    念のために言っとくけど、馬の王子じゃなく馬に乗ってる王子の方ね。
     
     
    これが、探せども探せどもないんだよ。
    “ティーンズ・ラブ” も見つけたけど
    昔のエログロ男性誌で鍛えられた私にはヌルいんだ。
     
    噂のティーンズ・ラブがこれなら
    もう私向けエロはないだろうな、と諦めた。
     
    という事で、エロマンガの事はすったり忘れていた。
    けど、とある事を調べにゃならず、本屋さんに行ったんだ。
     
    いらん、言うとる時にあっさり見つかるとは
    これも不条理のひとつなんかのお?
     
    いきなりエロマンガ雑誌らしきものが目に入ったんだ。
    コロコロコミック (今でもあるか?) みたいな
    小さな雑誌だったんで、見つけられなかったんだな。
     
     
    へえ、この大きさのマンガ雑誌って、女性誌にもあるんだ
    ・・・・・・・と、ふとその向こうに目をやると
    ほら、雑誌って棚に立てるにしても置くにしても
    表紙が全部見えるように寝せられてるじゃん。
     
    その棚の一番下に、本を立てて置くスペースがあったんだな。
    背表紙しか見えないけど、オトナの恋愛だの書いてある。
     
    その本もマンガ? と手に取るとビニールで中は見えないけど
    どうもマンガで、しかもエロありっぽい!
     
     
    いやあーーー、私、ほんと目が腐れてるわ!
    あんだけ女性誌コーナーをウロウロしときながら
    この最下層のスペースに気付かないとは。
     
    何か色々とあったけど、とりあえず1冊買って帰ったさ。
    ヒャッホーーー! 昇~竜~拳っ! 昇~竜~拳っ! (ハシャいでいる)
    良いオトナがバカみたいだと思うだろうけど
    嬉しい時の脳内・昇竜拳、気持ちはわかるだろ?
     
     
    海は死~にま~すか? 山は死~にま~すか?
     
     
    どうやら、私が思うエロは少数派のようだ。
    と言うか、女性向けに女性が描いてるのに
    私には何故か納得できないんだよ。
     
    ねーよ、こんなん男性の願望だろうよ
    と昔あざ笑った話が、女性エロマンガ誌でも展開されているのである。
    となると、私の方が特殊性癖なんだろうか・・・?
     
    ここらへんの問題は、掘り下げたいけど
    埋もれさせておいた方が良いような気がする。
    だって今更、更生しても使い道がねえじゃん。
     
    て言うか、正直エロにはもう飽きた・・・。
    エロを探そうとする気力が起きんのだ。
    そういうヒマがあったら、ゲームでもしときたいよ。
     
     
    いいか、まだ若いヤツ、よく聞いておけ。
    性欲がないのって、上品イメージがあるけど
    適度に欲を維持しておかないと
    歳を取った後に、ゴゴッゴゴッと老けていくぞ。
    何故だかわからんけど、とにかくそうなんだって。
     
    個性とか個人差とか言うから、どんなんでも生きていけるけど
    実は何でも人並み、平均的には持っているようにしとくべきだぞ。
    凸や凹は、自分が苦労する可能性がある。
    平均値の中で光る個性を目指せ。
     
     
    それはともかくな、いいものを見つけちゃったんだよー。
    雑誌の出会い系の広告を、隅々まで読んでいたら
    その画像の1枚に、私にソックリなんがいたんだ!
     
    目に黒線が入ってるんで、余計に自分に思える。
    いや、乳の形が私じゃないんで、他人だけどな。
     
    私は自分の事を、ドブサイク、ドブサイクと思っていたけど
    目線を入れれば、エロ広告に出られるレベルなんだ、と
    ちょっと嬉しかった。
     
    友人に見せたら、「全然似てない (顔)」 と言われたんだけど
    私の目には、私ソックリに見える。
    これはどういう事だろう???
     
     
     

    評価:

    満天社


    ¥ 1,021

    コメント:“バイブレーター” で検索を掛けたら、普通のマッサージのしか出ない。 と思ったら皆、普通のマッサージ器を活用してるっぽい。 意表を突かれたよ! で、これは本当のマッサージ用。 指にはめてツボ押しとか電動歯ブラシになるんで、便利ものかも。 エロ関係なしに。

  • ときめきはいらない

    お勧めされた恋愛マンガは結局、挫折した。
    (関連記事: ティーンズ・ラブ 11.5.23 コメント欄
    でも試そうとしたのは、無駄ではなかった。
    私が恋愛体質じゃない理由がわかったから。
     
    少女マンガを勧めてくれて、ありがとう。
    今更ながら、自分の一面を直視できたよ。
     
     
    ここに来てくれている、やりたい盛りの男性が
    ここにはエロを期待していない、と言い放ってくれた。
     
    やりたい盛りの男性にそう言われるほど、ここの湿度は低い。
    もう、カラッカラのカッピカピ。
    やりたい盛りの男性もいるというのに
    エロいっちょ披露できん程、私の恋愛濃度は低い。
     
    やりたい盛り、やりたい盛りって
    その男性が何歳か知りもせずに、決め付けてるだけだけど
    男性って12歳ぐらいから71歳ぐらいまでは、やりたい盛りだよな?
    (私周囲基準)
     
     
    とにかく、私は恋愛が得意じゃないんだ。
    そういう私に恋愛スイッチが入るじゃん。
    そこで初めて、相手を意識し始めるんだけど
    そっからが地獄なんだよーーー。
     
    普通のノーマルな付き合いってさ、デートを重ねるわけだろ。
    茶ぁ飲んだり、飯食ったり、酒飲んだり、
    ドライブ行ったり、行楽に行ったり。
     
    んで、そういう工程の合間合間に
    ジワジワと接近遭遇せにゃならんのだろ?
     
    ああああああああああああああああああああっっっ!!!!!
     
     
    緊張すると、吐き気がしたり、腹が痛くなったりしねえ?
    どんな映画でも、たとえ推理物でも
    あらかじめあらすじを知っておかないと、安心して楽しめない私に
    付き合い始めのドキドキが耐えられるわけがねえじゃん。
     
    見つめられると、緊張してイライラしてくるし
    手を握られたら、緊張して汗ダラダラだし
    そういうのを想像するだけで、何か吐き気がしてくるんだよ。
     
    なあ、私たち付き合ってるんだろ?
    だったら、いずれセックスもするんだろ?
    だったらもう、とっとと済ませとこうよ!!!
     
     
    ・・・これを言うと、ほとんどの女性からはビッチ扱いをされ
    男性からは、萎える、手軽な女、と罵倒され
    人間としての偏差値を、ものすごく下げられるけど
    おめえら、あの、隣で隙を伺うオーラバトルが、よくできるよな。
     
    “それが恋愛の醍醐味” とか言うけど
    緊張すると、飯が食えなくなるし
    腸にガスが溜まりやすくなるけど
    気軽に屁もコケん時期なんで、我慢で腹がキリキリ痛くなるんだ。
     
    痩せるわ、腹痛にさいなまれるわで
    こっちは心のドキドキが、ダイレクトに健康被害に繋がるんだよ!
     
     
    だから恋愛でドキドキしたいのなら
    物陰でひとりで思う存分やってから、私に告白してくれ。
    大丈夫、そういう “想い” に気付く私じゃねえから。
    じゃないと、違う意味でドキドキさせかねん。
     
    プレステなんか、窓を開けて頭上に掲げるまでいったし
    パソコンとか、時々キーボードで滅多打ちしたくなるし
    携帯も叩き付ける寸前までいったんだから
    あまり追い詰めると、自爆装置を作動させてしまうぞーーーっ。
     
     
    私は純情なんじゃなく、プレッシャーに弱いんだ。
    恋愛に限らず、“人が自分にする期待” ってつらいじゃん。
     
    そんなん、一緒にする事じゃないのかも知れんけど
    私にそういう緊張感は無理! と気付いたよ。
    と言うか、いらん過去を思い出してブルーになったさ。
     
     
    恋愛マンガで、指が触れて頬を赤らめる等
    読んでいるこっちにまで、その緊張が移って
    胃が悪くなるんだよー。
     
    のたうち回って、読破は無理だった・・・。
    映画とかでは、ひたすら冷徹に流し見するけど
    2次元だと、つい感情移入してしまうんで
    自分のこの弱点に気付けたんだなあ。
     
    やっぱり人の助言なしに、自分を見直す事は難しいよな。
    少女恋愛マンガとか、自分じゃ絶対に手に取らないもんな。
     
     
    ・・・えーと、何も1mmも解決していないけど
    意外な部分で、すっごくタメになったんで
    ほんと皆には感謝だ、ありがとうー。
     
     

    評価:

    小林製薬


    ¥ 1,534

    (2007-04-16)

    コメント:色恋沙汰を諦めたそこのあなた、はい、ドーピング! 豆乳を飲み飽きたそこのあなたにも、豆腐はもう腹いっぱいなそこのあなたにも、レッツ・ドーピング! 努力などせずとも結果を出せば良いのよ、ふふふ。

  • 平等な恋愛

    人生相談 23 結婚を待たせる彼氏 のコメントを読んでて、ふと思った。
    “平等な関係” を望む人が多いんかな、と。
     
    私が見聞きした中で、平等なバランスの夫婦やカップルは皆無だった。
    (この見分け方、九州じゃ難しい。
     表面上は男性が威張るからである。)
     
    お互いが同じだけ依存 or 自立していて
    同じだけ相手を尊重して、同じだけ我慢している、
    これ、1個も例がない。
    他人なんだから当たり前だよな。
     
    理想を語っているのではなく、現実に “平等” を願う人は
    現在の境遇に不満があるんじゃないだろうか。
    ある程度満足しているのなら、権利の主張はしないからである。
     
    しかし人間関係に、平等はないと思う。
    別に差別をしているからではなく
    “違い” によるズレを容認しているからである。
     
    これはすべての人間関係に思っているけど
    今回は恋愛関係だけに焦点を当てて語る。
     
     
    男女関係での黄金バランスは
    どちらかに30度ぐらい秤の針が傾いている状態。
    きっちり同重量だと、逆に収まりが悪いように感じる。
     
    その理由は、お互いが別人格だからである。
    他人が2人以上集まって、補い合うためには
    個々に能力や役割りの差があるために、リーダーが必要になる。
     
    性格や考え方の違いがないと、伸びしろも少ないのである。
    1 + 1 (同個性2人) より
    1 + 2 (別個性同士) の方が、答も大きいだろ。
     
    そしてこの場合、2ある方が余計に頑張るのが効率的であり
    頑張った2が威張るのも当然なのだ。
    もちろん1側が頑張る場合は1が威張れば良い。
     
    数式で例えるのは、結婚式の退屈なお偉いさんスピーチのようで
    嫌いなんだが、上手い説明が見つからんのだ。
     
     
    まあ私はこういう考えなので、平等はどうでも良い。
    上の立場も下の立場も、両方経験したけど
    断然ラクなのは下の立場である。
     
    私は常に仕える方を望むのだが、いつも相手が不満を持つ。
    基本性格が何様気質なのと
    後ろを付いていくだけなのに
    必ず何かしらの迷惑を掛けてしまうからであろう。
     
    そんな私の決めゼリフが
    「悪気はないんだ。」 になるのも必然の流れ。
     
    皆、この言葉を言うヤツは、本当に悪気がない。
    だけど悪気があった方が、まだマシなんだよ。
    無意識の結果なのに、悪意を感じさせるなど
    頭か運がものすごく悪い、疫病神のようなものだからだ。
     
     
    いつものように話を逸らしたが
    恋愛において、平等なバランスはない。
    これはもう、絶対的な真理、とまで断言しよう。
     
    離婚で 「性格の不一致」 と、よく言う。
    この意訳は、“相手に合わせる事をしたくない” だが
    その原因が、能力と立ち位置を間違えた事にある場合も多いんだよな。
    性別は上下を決める材料にならないのに。
     
     
    上は威張って良い、と書いたけど
    それはご褒美であって、別に上の位置が偉いわけではない。
    この勘違いも、バランスを崩す要因になる。
     
    そして意外な事に、性格の強さも上下とは関係ない。
    引っ張る系能力と突き上げる系能力、と言えば良いのか
    攻めと守り、どっちも大事、って言うのか
    あっ、SMは実は女王様の方が重労働、みたいなものかな。
     
    これで察して納得せえ!
    ここは読む側の能力が重要になるブログだ!
     
     
    上に立つ者は、責任を持て。
    下にいる者は、忠誠を持て。
    自分の立場と役割りを自覚して、相手に合わせて踊れ。
     
    これが法則だと思う。
    私は失敗こいたけど、皆は頑張れ。

  • 男の裸

    何のCMだったか、女の子が男の子のはだけた胸だっけ?
    それを見て恥らう、というのをやっていたが
    私から言わせれば、その女の子はとてつもないドスケベだ。
     
    男の子の裸を、しかも胸だけを見て
    何を想像したら恥ずかしいんだよ?
    おめえ、その歳で裸を見てセックスを想像しとんのか?
    と、泣くまで問い詰めたいのは、ババア根性だろうか。
     
     
    女性は、男性の裸を見ても何も感じない、が大多数だと思う。
    男性ストリップバーとかに行った時には
    その場のノリでキャアキャア言うだろうけど
    男性の裸に価値はない、と断言する。
     
    女性にとって意味があるのは、好きな男性の裸だけだ
    と、砂漠性欲の私は言い張りたい。
     
     
    でもこう思っているのは、立ち枯れな私だけではないはず。
    中学の時に、男子の裸を見て反応する女子はほとんどいなかった。
     
    唯一、「いやーん」 とか言ってた女子がいたが
    男子の裸を見て何がいやんなのか訊いたら
    「サービスよ。」 と、とても計算高い答が返ってきた。
     
    これはこれで、アリだと納得させられたよ。
    男子とて、自分の裸に価値ゼロだなんて
    いちいち言われたくはないわな。
    ボディビルにハマる男性も多いんで
    無反応というのは、やはり虚しいものであろう。
     
     
    まあ、広い肩幅とかにキュンとくるのは理解できないでもない。
    私的には、手のキレイな男性にはピクッとくる。
     
    ・・・が、これは自分の手がキレイなので
    ライバル視しているだけかも知れない。
    えーと、広い肩幅・・・、私も結構肩幅があるんだ。
    後はどこだっけ?
     
    まあ、私が怒とうのナイスバディなので
    他人の裸体には何の要望もせんだけさ。
    愛しい人の体なら、良いな、と思える部分ってのも
    どこかしら出てくるんだろう。
    でもそれを見て恥らうってのは、ありえないけどな。
     
     
    逆に問うよ。
    男性の裸を見て、何が恥ずかしいんだ?
    性器丸出しでも恥ずかしくはないだろ
    うわ、きったない、としか思わない。
    差別じゃないぞ、女性の性器も同様に思うから。
     
    (性器、何であんなにグロなんだろうな?
     何かの踏み絵か?
     あれを喜ぶ選ばれし人間のみが、恩恵を受けられるんか?)
     
    女性は視覚による性的興奮は、あまり発達していない。
    単なる裸体からは、性的興奮は起こりにくい。
    だから男性の裸を見て恥らう女性はビッチだ、と私は認定している。
     
    裸は、見られたら恥ずかしいだけだ。
    見せられても恥ずかしくはない。
     
    あ、裸で歩いている女性を見たら、恥ずかしいと感じるかも。
    でもその “恥ずかしい” の意味は、哀れみである。
    「いやーん」 ではない。
     
     
    この意見は、機会があるたびに人に訊いているのだけど
    今のところ、異論は聞いた事がない。
     
    そりゃ、「裸を見て反応するとビッチ」 とか言ってるヤツに
    「いや、反応するわよ」 とは反論しにくいだろう。
    けど自分のこの感覚が普通なのか、とても不安なのだ。
    私は保守派だから、性も伝統的じゃないとイヤ。
    どうも想像力が足らんのかな、と自問自答している。
     
    ・・・・・・あ!!!!!
    もしかして想像力が発揮されるのが、“得意分野” という事か?
    だったら性は私の苦手分野なんで、想像力に乏しいのは当然。
    よって、それに関して偉そうにビッチとか言うな、って話になるよな。
     
    だけど苦手なだけに、真の多数意見が知りたいんだよなあ。

  • 枯れゆく女

    元々性欲がない方ではあったが
    ここんとこ輪をかけて、そういう気になれない。
    何か、性欲がゼロなのである。

    年齢的なものかと言えば、そうではないと思う。
    周囲の人々は、いたって元気だからである。
    同年代は言うまでもなく、年上の方々も
    男女ともに、いくつになっても現役! という感じである。
    そんな周囲の様子を垣間見ていると、まるで自分が
    肉食動物の群れに囲まれる、立ち枯れた老木のような気にすらなる。

    この、性欲がなくなるタイプというのは、どういう傾向にあるのか
    文字通り他人事ではないので、じっくり考えてみた。

    私的には、同年代前後と年上は
    どうも両親を連想する年代になってきたからのような気がする。
    かと言って、年下ならどうかと問うても
    鏡を見れば、自分自身も充分にその親の残像の範囲になっていて
    とにかく親の性など、考えたくもないので
    「はしたない」 と、心にブレーキが掛かるようである。
    これは親を聖域に置いていた子供特有の心理であろう。

    これプラス、重大な問題がある。
    「元々性欲がない」、この理由である。
    特殊嗜好に加えても良いだろうけど
    そこまでではないので、気にしていなかったのだが
    多分、私は “リアル” に萌えにくいのである。

    映画などでも、恋愛場面にはうんざりするので
    どうやら2次元萌えの種族に入るのかも知れない。
    多分ジャンルはマンガだな。

    しかし、萌えたくてマンガを読んでいたわけではないので
    萌え経験も数少なく、まさか自分の性欲が2次元由来だとは想像もせず
    ドライな生活が続き、更に悪い事に最近ではマンガを読む気力も衰え
    結果、性欲がゼロ事態に陥ってるのだと分析。

    そこで同じ轍を踏まないよう、注意を喚起したい。
    広く浅くテキトーに、色々な趣味嗜好をかじっているタイプで
    現実の恋愛に興味が薄いようなヤツは
    自分の性欲がどこで起こるのかを、しっかり把握しとけ。
    そんでその方法を手放すな。

    性欲というのは、生きるエネルギーに繋がる。
    私なぞ、最近は執着というものをしなくなって
    生き仏かと思うぐらい、欲が薄れてきているのだ。

    これが何故良くないのかっちゅうと
    色んな事柄を、全受け入れ態勢になってしまうと
    自分の生き死にまで、どうでも良くなるからである。
    うちの父親が、隠居後にこうなっていた。

    それはそれで、宗教家なら本望かも知れない。
    だけど世俗に生きているのなら、最期まであがいてこそ
    生きて死ぬ甲斐があるというもの。

    それに世俗で生き仏になるなど、周囲の人間に対しての
    “想い” がまったく感じられず、非人道的行いに等しいと思う。
    最後の最後まで人と交流するには、適度な性欲も必要なのだ。

    枯れを放置していた自分を深く戒め
    今後は色狂いババアを目指そうと、反省中である。

    2次元萌えだけでもやっかいなのに
    それに親離れしていないのがトッピングされてる自分に
    色気道が残されているのか、はなはだ疑問だが
    とりあえず何かマンガを発掘しに、本屋に行ってくる。
    (ここでもう既に何か違っているような気がせんでもないが)

  • 猥談

    ボーッとTVを眺めていたら、こんな話をしていた。
    女性に猥談を話すのは、それを聞いて女性が恥らったりする
    反応が楽しいからだそうだ。
    それを聞いて、痴漢と変わらんじゃん・・・
    と、思ったと同時に、長年の謎が解けた。

    若い頃から気配りな人である私は、いらん知識だけは豊富だったので
    オヤジどもに猥談をされたら、かぶせにかぶせて話を広げてあげるのに
    何故かオヤジどもは、その後説教を始めるのだった。

    「最近の若い子は」「ご両親が悲しむよ」 等。
    え? 猥談がしたかったんじゃないの?
    てか、そのご両親とやらの大事な娘にエロ話を仕掛けたのは誰だよ?
    って感じだろ?

    こういうオヤジ心がさっぱりわからなかったけど、やっとわかった。
    何だ、あいつら女性が恥ずかしがるのを期待してたんか。

    それ、裸コートの露出狂と同じだから!
    そういう心構えを持ってたくせに、よくも説教なんかたれられたよな。
    猥談に偏見のなかった私だが、このもんのすげえ怒りをどうしてくれる。
    今後私に猥談をしてくる男性には、容赦ない迎撃をしたるわ。

    猥談野郎の意図がわかると、それに対する反応で
    女性の性質も何となくわかる気がする。
    この場合の性質とは、痴漢に遭った時の対応。
    痴漢は犯罪だけど、猥談はセクハラだと思われなければ微妙なので
    一概には言えないだろうけど、傾向的には共通点があると思う。

    猥談をされて、お付き合いで無理に笑って流す女性は
    多分、痴漢に遭っても泣き寝入りをするタイプではないだろうか。
    一言釘を刺す女性は、痴漢を睨んでやめさせる。
    イヤな顔を隠さない女性は、捕まえて警察に突き出す。

    これ、結構当たってると思わんか?
    ちなみに私は、少々じゃ気付かないけど、気付いたら
    え? 痴漢? 誰?誰? どんな顔? という反応だな。
    ものすごく機嫌が悪い時は、踏んだり刺したり折ったりするけど
    そういう心境の私には、犬も近寄らないので
    幸いにも、人に危害を加えた経験はまだない。

    もう猥談をされるような属性にはないと思うのだが
    世の中、守備範囲の広いヤツはいるようで
    気を抜いていると、付け込まれて驚かされるので
    女性は何歳になっても用心はしといた方が良い。

    しかし、この歳になるまで、そういう男性心理に気付かなかったとは
    人生、いくらわかったようでも知らない事って多いんだな
    と、ある意味、感動すら覚える。

    と言うか、あまりに幼稚すぎて気付かなかったよ。
    ちょっと男性不審になるぜ。 恥を知ってもらいたいぞ。

    猥談は、しかるべき場所でしかるべき相手にだけしてもらいたい。
    そういうのが人間関係の円滑さを生む、とか言うけれど
    猥談で生まれる和気などいらんわ。
    こっちが忙しくしてる時に限って、そういう話をしてきやがるが
    空気が読めんのは私じゃなくておめえらだよ!

    話を合わせよう、という善意を踏みにじられてた気分になり
    えれえ昔の話だけど、ほんと今更ながらにイライラするぜ。

  • 恋心

    愛と恋は似ているけど、確実に異なるこの2つの違いは
    愛は与えるもので、恋は望むもの。

    なので、より広域的でいくつも持てるのが愛で
    恋は、私の場合は一緒にいる限定1人のみに感じるものである。

    “一緒にいる” を、わざわざ付けたのは
    私の恋心にとっては、それが絶対的条件だからだ。

    恋はいつか冷める、というのが定説であり
    一般的に、という意味では、それを肯定しているが
    私の恋心は、一緒にいる限り冷めない。
    “一緒に” とは、「私の心の中に」 とかいうメルヘンではなく
    夢もへったくれもない、物理的距離である。
    よって、私の恋心には遠距離など無理。
    側にいないと、さっさと冷めてしまう。

    私の恋は、何よりも物理的距離が大事で
    逆に言えば、それさえ守ればテンションが下がらずに恋される
    という安心感を保証する。
    それはそれで、とてもうっとうしいだろうが
    数日留守をした程度で、すぐ冷められるんで
    恋愛相手としては結構やっかいな人種だと我ながら思う。

    つまり私の恋心は、はっきり言うと “執着”。
    そこまで自分を貶さなくても、と思われるかも知れんが
    執着だろうが何だろうが、恋と同じ態度ならどっちでも良いんじゃないか?

    こうやって冷静に分析してるからこそ、あまりダダはこねないし
    ストーカーにもならずに済んでいる。
    恋は苦手だが愛を知っているので、人生的には何の問題もない。
    て言うか、イヤなら私の恋愛スイッチを入れんでくれ。
    そしたら絶対に無事だから。

    では、いつか冷めるであろう恋は、どうすれば良いのか。
    恋をして結婚しても、冷めたからと言って離婚してたらキリがない。
    恋も分類上は愛科に入るので、変化させれば良いのだ。
    現に多くの夫婦はそうやって一緒に生きている。

    夫婦と言っても実際は、まごう事なき他人なので
    真の家族になるには、特別な感情が必要になる。
    それは尊敬。

    相手を大切にするには、人権などの道徳では心が付いていかない。
    尊敬できなければ、尊重も続かないのである。
    “尊敬” とか言われると、偉大な感情に思えるだろうけど
    日常の尊敬は、感謝できるか、これ1個に尽きる気がする。

    色んなものを省いて、無謀な簡略化をしているようだが
    要するに、見下している相手に感謝はしない、って事。
    人生、そう難しく考えない方が、スムーズに進むもんさ。

    結局、人間、最後は人格

    尊敬されるような人格じゃないと
    恋人としても家族としても、上手くやっていけない。
    うーん、私のファミリーライフ終わった・・・、ってのが結論か!

    書いてて、ふと思ったが、血って凄いなあ。
    他人が家族になるには、色んな条件が必要になってくるけど
    血の繋がりがあれば、どんなヤツでも捨てられない家族だもんな。

    私はあまり “血の繋がり” は重視しておらず
    子供が欲しくても出来ないなら養子で良いじゃん、って考えだが
    現実には、いたるところで感じる、この血の繋がりの強さ。

    こんな強力な結びつきだと、悪い方に転がった時が恐ろしいぜ。
    我が親戚一同の皆々様、本当に申し訳ございません。

    何でこんな記事を書いたかっちゅうと
    安全地帯 (名前忘れた) と石原真理子の結婚のニュースをTVで観て。

    石原真理子のブログのポエムっぷりに感動して
    私もたまにはポエマーになりたくて書いたら
    思いがけずに、こんな殺伐とした方向になってしもうた、というわけさ。
    はあ、やれやれ・・・。

  • 彼氏彼女の作り方

    今頃になって何を? 良い情報は出し惜しみかよ、と怒られそうだが
    おとといの人生相談の自分の回答が、どうもしっくりこなかったところに
    コメントで褒められて、おだてられて木のとっぺんに登った豚のごとく
    過去の恋愛関係の記憶を掘り出してて、ある事実に気付いたんだよー。
    もう、獲れたてホヤホヤ。

    ほんと、何で今まで気付かなかったか不思議でならないが
    恋愛ジャンルに関しては、苦手意識で深く考えなかったんだろうな。
    でも、今後恋人が欲しいヤツの有効な手段になると思うんで
    隠遁した私の代わりに、頑張って活かしてくれ。

     <ケース1>
    友人の恋人を奪うヤツっているだろ。
    私の周囲でも、クラス内とか仲間内で
    盗った盗られたで大モメする事が度々あった。

    その時の盗り主の、そうなってしまった “事情” とやらが
    こぞって 「相談にのってもらってて、つい・・・」 だった。

     <ケース2>
    恋人がとぎれないタイプのヤツがいるが
    私の知ってるそういうヤツの多くは、現恋人と別れた理由が
    「他に好きな人ができた」 だった。

    そんでそいつは別れてすぐ、その “別の好きな人” と
    付き合い始めるんで、永遠にロスタイムがないんだ。

    ケース2は、恋人と2股の浮気の結果だと思っていたんで
    1と2を別個に分類していたんだが、これを繋げて考えると
    もしかしてケース2では、恋人と上手くいかなくなった相談を
    他の異性にしていて恋愛感情が芽生えた、というパターンが
    多いんじゃないか? という推測が浮かび上がるんだ。
    うがった見方をすれば、現恋人に嫌気が差してきたら
    目ぼしい相手に “相談” を持ちかけて、乗り換えてるのかも。

    つまり、恋人関係になれる手段として
    相談ってのは、とても効果的なんじゃないかと!

    相談ってさ、やり方によっては
    女性の場合は弱々しい自分をアピールして、男性の保護心をそそれるし
    男性は、不遇な境遇で可哀想、と女性の母性本能をくすぐる。
    どっちも 「自分が支えてあげないと」 と、なるんじゃねえ?

    で、何度も相談にのってもらってると、接触の機会も増えて
    頼られているという自尊心や、秘密の共有による一体感から
    愛情が芽生える確率が上がるんじゃないだろうか。

    ただし、これが通用しない人種もいる。
    私の場合、相談はグチや世間話とは違い
    本当にヒントが欲しい時にするものだと思っているから
    全力で答え答えられ、を望んでいるので
    そんな切羽詰まった真っ最中に、愛だ恋だなどの余裕などない。

    こんな性格が災いした出来事がある。
    「進路で悩んでいる」 というヤツがうちに来た事があった。

    こっちがあれこれ提案進言しても、煮え切らない態度で
    こいつは相談に来てるのに、何で人の話を考慮しようとしないんだ?
    私の言う事が的外れで、まったく参考にならないからか?
    と、激しく悩んで、自分の不甲斐なさを責めたりしていたけど
    ほとほと疲れ果てたんで、「もう帰って」 と言った。

    夜の9時頃来て、既に夜中の1時過ぎになってたんだよ。
    真面目にあれこれディスカッションしてるのなら
    何時間だろうが付き合うんだけど
    あーとかうーとかしか反応せず、ロクに考えてないそぶりのヤツと
    これ以上話し合ってもムダに思えたんでな。

    すると数日後に、そいつの友人から
    「おまえ、あいつをフッたんだって?」 と言われた。
    「何? それ。 私ちゃんと相談にのったよ?」 と答えたけど
    内心では、はあ? 私、あんだけ真剣に考えたのに
    そこまで文句を言われるなんて、とショックだった。
    フラれた = つまらん答しか言われなかった
    って意味だと解釈して、落ち込んださ。

    だけどこれ、上の説から考えると
    そいつの反応も、友人のわけわからんからかいも
    すべて説明がつくんだよな。
    そいつは相談を口実に、モーションをかけに来たんじゃないのか?

    通りで肝心の進路については上の空だったわけだ。
    こっちは相手のそんな思惑には気付かず
    相談内容のみを重視して、あげくがイライラして
    「真面目に考えてんの?」「自分の事だろ?」 と
    終いにゃ、かなり厳しく叱咤してしまったんだよな・・・。
    あれで、こいつはダメだ、と見切られたんかどうなんだか。

    母性が微塵もないのが敗因かも知れんけど
    相談で恋愛スイッチを入れるなんて、高度な技術は持ってねえんだよ。
    ほんと、ストレートに来てくれたら
    こっちも考えんでもなかったのに、と口惜しや。
    今頃になって気付いたって遅すぎるがな!!!

    しかし相手を見て作戦を練れよ。
    本当に好きなら、相手をよく見るはずだし
    私はそういう性格だとわかるはずだろ。
    答が出た今でも改めて、私の厚意が裏切られた気分で腹が立つぜ。

    恋愛の駆け引きって、時に相手の好意を利用する場合もあるよな。
    だから気に食わないんだ。

    と、私特有の恨み言は別にして
    相談、取っ掛かりにはものすごく良い方法だと思う。
    相手の親切を無にしない程度に、取り入れてみたらどうだ?

  • 執着

    春風亭小朝と離婚した林家三平の娘、泰葉が
    小朝に脅迫メールを送ったりして、騒動を起こしている。
    世間的には、これは小朝に未練があるから、と思うだろうけど
    私が思うに、そういう心理ではないような印象を受けた。

    泰葉は、結婚していた期間を 「ムダだった」 と思いそうなのを
    何としても打ち消したいんじゃないのかな、という気がするのだ。

    今までの結婚生活は何だったの?
    離婚する場合、男女関係なくこの気持ちは一瞬生じると思う。
    そう思いたくないからこそ、離婚を思い止まる人もいるだろう。

    思い悩んで引きずる人も多いだろうから
    離婚も結婚も、安易にするべきではない。
    ・・・と言える資格は、私にだけはまったくないがな。

    加えて、泰葉は元々執着が強いタイプに見える。
    これは欲しいものが手に入らなかったり、失ったりして
    その辛い思いがトラウマになっているからだと思う。

    父、三平の早世、女という性別で落語界に関われないなど
    一番欲しかった物を絶対に手中に出来ないので
    代用に音楽と、落語家の夫を持ったのだが
    多分それでは穴は埋められなかったのだろう。
    その空虚さが、執着心を生み出してしまったんじゃないか。

    今、泰葉は元夫の小朝に執着しているように見えるけど
    小朝に執着しているのではなく、去ろうとしている事に執着しているのだ。
    自分から離婚を言い出したくせに、と突っ込みたくなるだろうが
    代用できなかったものでも、“失うもの” に変化したら
    追いたくてしょうがなくなるのが、泰葉の執着心だと思う。

    それにまた、小朝は執着心がある人を刺激するタイプじゃないんだろうか。
    優しいようでいて結局、最後には自分の思い通りに事を進めるし
    ダメだとわかるとスッパリ切って見向きもしない、と予想。

    執着が強い人は、自分が他に強く惹かれるものが現れるまでは
    相手をしてくれ、というムシの良い気持ちでいるので
    そういう態度は、何でそんなに割り切れるの? と
    とても酷い事をされている気分になるはず。

    相手が先に自分に心無い事をしたから、やり返した
    というのが、泰葉の言い分だと思う。

    たまたま泰葉の終結会見?を観ただけで、詳しい事はわからないので
    的外れな意見かも知れないけど
    あの会見を観た限りでは、私の感想はこれだ。

    片方がおかしい時は、もう片方もおかしくなるもので
    夫婦間の事は、他人には決してわからないけど
    大抵は五分五分でどっちが悪い、とかないと思う。